2006年09月13日
前回はオシムの海外移籍選手に対する狙いを考えてみた。
今回は国内選手=Jリーグの選手について考えてみたい。
オシムの代表選手選考基準は非常にわかりやすい。
・第1基準
守備的な選手はJリーグ最小失点の浦和中心。
坪井、闘莉王、鈴木、長谷部、山岸。
・第2基準
攻撃的選手はゴールランキング、アシストランキング上位者。
佐藤寿、我那覇、巻、遠藤、小林、サントス。
・第3基準
調子の良いチームの若手年代の代表選手。
伊野波、梅崎、西川、(過去には青野)。
・第4基準
実績のある選手
川口、加地、駒野。
ここまでで17人である。
それ以外の選手はオシム好みの選手といえるかもしれない。
・第5基準の選手
阿部、中村、羽生、二川、田中隼、田中達。
第5基準の選手は非常に興味深いが今回はJリーグの話ということで別の機会に・・・。
間違いなくオシムはJリーグのレベルアップを考えている。
第1基準、第2基準、第3基準はJリーグを意識した選考である。
これで14人と全代表メンバーの半分以上である。
上位チームから選出された選手を加えると3分の2以上の選手がJリーグで結果を出している選手になるのではないか。
オシムは選考しながらこう訴えている。
代表に選ばれたい守備的選手はチームの失点を減らせ。
代表に選ばれたい攻撃的選手は得点に絡む仕事をしろ。
代表に選ばれたければ試合で勝て。
Jリーグで結果を出せ!
実際にJリーグの選手はそのメッセージに気づいているだろう。
今までとは違うなと・・・。
オシムからのメッセージは発せられた。
あとはJリーガーがどのような意識で日々を過ごすかだ。
どのくらいの選手の意識が変わるだろうか。
もし選手の意識の変わってくれば『オシムの狙い通り』と言えるのだろう。
そして、オシムはドイツ組の意識変革も狙っているはずなのだ。
posted by f00tball |00:05 |
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2006年09月09日
オシムは当分海外移籍選手を代表に召集しないらしい。
この方法論についての主な批判としては
(1)代表は常に最強であるべきだ。
(2)海外へ行く選手が減る。
(3)代表チームのコミュニケーションがとれない。
がある。
この批判の妥当性から、オシムの狙いを考えてみた。
よく代表監督は個人の強化はできないと言う意見がある。
確かにほとんど選手を拘束する時間が限られる代表監督、
個人技術を上げるには限界があるはずである。
(いわゆる『魔法使い』なら別だが・・・)
でも個人の強化の邪魔をしないことはできるはずだ。
今考えると、ジーコ時代は海外選手の成長を邪魔しすぎた。
チームでレギュラーの選手ならまだ良い。
クラブの試合で結果を出し続ければレギュラーを維持できるだろう。
そして個人としての力を向上できるかもしれない。
しかしクラブチームで控えの選手はどうだろう。
頻繁に日本代表に呼ばれてクラブチームを離れることが良くある。
日本代表に呼ばれるたびにコンディションに問題が出る。
そんな選手がクラブチームでレギュラーを奪えることができのだろうか?
そんな選手をレギュラーに選出するクラブの監督がいるだろうか?
答えは『NO』である。
ここで批判について再び考えてみる。
(1)代表は常に最強であるべきだ。
当たり前に聞こえるが、これは間違っていると思う。
最強であるべきポイントがあるはずだ。
個人的には日本の場合、アジア杯とW杯で最強チームであれば良いと思う。
(2)海外へ行く選手が減る。
海外でレギュラーになれない選手は、Jリーグに戻って力をつけなおした方が良いと思う。
準レギュラーにもなれないようなチームにいる利点はない。
だが、海外移籍選手は以前よりレギュラーをとりやすい環境にあるはずだ。
チャンスだと思うならどんどん移籍すべきだ。
W杯の時に海外でレギュラーの選手は、代表でもレギュラーになっている可能性はかなり高いはずだ。
(3)代表チームのコミュニケーションがとれない。
現在のスケジュールで上げるコミュニケーションにどれだけの意味があるだろうか?
チームでレギュラーをとる以上に大事なコミュニケーションは得られない。
きっとスケジュールに余裕のあるときにオシムは海外選手を呼ぶのではないだろうか。
オシムの考えでは、現在の日本の状況では海外移籍選手については
その選手のレギュラー奪取による能力アップを優先し、
・その選手の必然性がない試合では呼ばない。
・厳しいスケジュールの試合はできるだけ呼ばない。
ということが重要だと考えているのではないか。
目の前の成績ばかり考える監督には、なかなかできないことだが。
posted by f00tball |17:07 |
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