2008年11月29日

【名門】アジアチャンピオン達の残留争い

本日J1の33節9試合の内の6試合が行われました。自分個人的には最終戦だけではなく残り2試合の段階から、別の試合結果を知ってから試合をする事で有利不利が生じるべきでは無いと思っているので、同日同時刻で試合を行うべきだと思っています。

そんな事はさておき、鹿島が引き分けていたら名古屋、川崎との三つ巴の最終戦だったのですが、ロスタイムの決勝ゴールで、大勢は決した感じです。それと引き換えに、直接降格圏からほぼ脱出成功まであと数十秒だった磐田は、同じく負けた東京Vと千葉とともにJ1残留をかけて最終戦を迎える事となりました。

明日試合を残している京都(勝点40)、大宮(39)、新潟(39)にも結果次第で入替戦に廻る16位の可能性が残っていますが、直接降格の可能性は千葉(35)、東京V(37)、磐田(37)のいずれかとなりました。去年なら16位となり入替戦でJ2に落た広島の勝点(32)を上回る勝点での残留争いを演じているこの3チーム、実はかつてACLが始まる前にアジアの頂点に立った経験の有るチームなのです。

去年浦和が、今年はG大阪がチャンピオンとなったACLが2002-2003に始まるまでは、各国のリーグチャンピオンのみによるアジアチャンピオンズカップが行われていました。この大会に初めて優勝した日本勢が千葉の前身の古河電工で、日本人ヨーロッパリーグプロ1号の奥寺が国内復帰した86-87のシーズンに頂点に立ちました。その翌年には東京Vの前身読売クラブがラモス、松木、都並、武田等を擁して日本勢2連覇を達成し、98-99年に中山、名波、藤田等全盛期の磐田が日本勢3チーム目のアジアチャンピオンとなりました。実はアジアチャンピオンズカップを制した日本のクラブはこの3チームしかありません(21回中韓国勢6回、UEFA転籍前のイスラエルとイランが3回ずつ、サウジとタイが2回ずつ、中国、カタールが1回ずつです)。ちなみに同時に行われていたアジアカップウイナーズカップででは12回の大会の内、日産自動車(横浜マリノス時代も含め2回)、横浜フリューゲルス、平塚ベルマーレ(現湘南ベルマーレ)、清水エスパルスの4チームが5回チャンピオンとなっています(日本勢凄いぞと思うかもしれませんが、サウジ勢は6回優勝しました。残りの1回はイラン)。

恐らく過去の栄光だけを見たらこんな贅沢な1部リーグ残留争いはアジアでは他には無いと思いますが、これを凄いと思うのか残念と思うのかは人それぞれでしょう。でも少なくとも元アジアチャンピオンの内最低1チーム、もしかしたら2チームが来年度J2でプレーをする事になるのです(東京Vは既に去年J2でプレーしていますが…)。そしてその結末は泣いても笑っても1週間後に出ます。さてどうなりますか…?

posted by erito23 |21:20 | Jリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年11月25日

【道半ば】週末のニュースから100年構想を思う

先週末は国内の各リーグ戦で、決着へ向けての戦いが行われました。J1では鹿島が2連覇へ向けて1歩前進、残留(降格?)争いの残りの1+1もほぼ3チームに絞られた感じです。J2は山形・仙台がともに足踏みしましたが、それぞれ2・3位を確定させるのは時間の問題でしょう。JFLでも準会員が2~4位を占める事が確定し、岡山と鳥取の中国勢のどちらかが最終戦で最後の1つを手に入れることになります。

そのJFLへの切符をかけて行われている全国地域サッカーリーグ決勝大会の1次リーグもこの3連休に行われ、決勝リーグに進む4チームが決定しました。上記の通り今年はJFLからJ2へ3チームが昇格しそうなので、JFL最下位との入替えをどうするかにはよりますが、この4チーム中最低3チーム場合によっては4チームが来年度のJFLでプレーすることになりそうです。

この全国地域サッカーリーグ決勝大会からJFLへの階段は、かなり狭く厳しい物となっています。JFLに上がるには全国各地域リーグで優勝するか(運が良ければ2位でも)全国社会人サッカー選手権大会で上位に入り、なおかつ3日連続で行われる1次リーグで1位になり、決勝リーグで少なくても2位以上(その年のJFLの状況によって変わります)に入らなければなりません。これはほとんどトーナメントと同じ状況と言わざるを得ません。毎年有力と言われているチームがこの狭き門を突破できずに涙をのんでいます。どんな国でも複数のリーグから単独のリーグへの昇格は狭き門となるのでしょうしそこを勝ち上がれずして上位のリーグで戦うなと言う考えももちろんですが、やはり9地域から直接1つのリーグへと言うのは、狭すぎるのではないでしょうか?本当は地域リーグ→東・西日本リーグ→全国リーグくらいのステップアップが望ましいのでしょうが、今のところJ2の下にプロアマ混合のJFLが有る状態は変わりそうもないので、仕方がないことなのでしょうか?

これもJ1を頂点とする正しいピラミッド型への過渡期と考えるのか、日本サッカー界の硬直した制度の問題ととらえるのか、意見の分かれるところです。

更に残念なニュースがありました。なでしこリーグで今年限りでの休部が決まったTASAKI。受け入れ先が決まれば来シーズンは2部から再スタートを切れることになっていましたが、結局期限までに受け入れ先が決まらず、事実上チームが消滅することになりました。今日の朝日新聞にスキーのトップ選手が所属企業のスキー部の廃部や規模縮小等で協議を続けるのでさえ困難になっているとの記事が掲載されていましたが、その企業の業績や時々の経済状況に翻弄される、旧態依然とした従来からの企業丸抱えスポーツ文化の弊害がでた感じです。昨今の経済事情から受け入れ先が決まらなかったのは致し方ないのでしょうが、残念です。特に噂で受け入れ先候補に挙がっていたJリーグの神戸には、どのような事情が有ったのかは分りませんが、手を差し伸べてもらいたかったです。ホームページを見る限り神戸は女子のトップチームを抱えていないようですし、選手強化にお金をかけるとも聞いています。お金をかけて強いチームに育てるのもちろん大事ですが、Jリーグ入りをめざし岡山から移転してきて、地元出身のオーナーが熱心にチーム強化をはかっている神戸が、元々神戸の女子チームから発展して来て消えようとしている女子チームを救う事で、地元に愛されるチームに育て上げられる良いチャンスだったと思うのですが…!

Jリーグは100年かけた壮大なプロジェクトを掲げていますが、やはりまだ15年。サッカー文化が済み済みまで根付くには、まだまだ時間がかかりそうです。

posted by erito23 |08:49 | Jリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年11月20日

【展望-4】ワールドカップ最終予選 日本対カタールを終えて

現地時間の11/19に行われたワールドカップ最終予選のカタール戦は、日本が3-0で勝ってグループ2位を確保しました。この試合で敗れると最悪4位転落も有り得た試合でしたが、終わってみれば快勝でした。やはり日本代表は戦前に悲観的に見られた試合で良い試合をし、逆に楽観的に見られていた試合で苦戦するチームのようです。

いつものように選評には触れず、今後の展開を考えてみます。

まずは順位表。
1位 オーストラリア 勝点9
2位 日本 勝点7
3位 カタール 勝点4
4位 バーレーン 勝点1
5位 ウズベキスタン 勝点1
カタールのみ4試合、残りの4カ国は3試合を消化しての成績です。したがって日本は次の試合結果にかかわらず、2位で折り返すことになります。

その次の試合ですが、2/11にホームにいよいよオーストラリアを迎えます。日本としてはここで勝点3をあげてオーストラリアをたたき首位に立つとともに、3位のチームとの勝点差を6にして折り返しておきたいところです。カタール戦と同じようなゲームを日本ができれば、十分に勝機はあります。また短かったうえシュートシーンばかりなのではっきりとはわかりませんが、バーレーン戦のVTRを見た限りでは、オーストラリアのDFがバーレーンの選手にスピードで振り切られるシーンが何度かあったようです。主力選手が何名も欠場したとも聞いていますが、これまで攻撃面ばかりがクローズアップされているオーストラリアですが、入念なスカウティングで守備面の弱点を見つけてほしいものです。理想はG大阪のアデレード戦での早いパス回しでしょうか…?ひとつ懸念されるのが、試合があるのが2/11と言う事。日本はシーズンオフ。通常なら温かい九州や沖縄でキャンプをスタートし始めたころです。果たして選手のコンディションが上がるのか?オーストラリアの主力選手のほとんどが所属するヨーロッパがシーズン真っ盛りでクリスマスオフの急用が明けて数試合こなしてきた頃なだけに(逆に寒さの中での連戦で怪我も有り得ますが)、コンディションの良し悪しで苦戦することだけは何としても避けたいところです。

引き分けでも良しとしましょう。ただ負けると依然2位をキープするものの今後の展開が苦しくなります。特に同日に行われるバーレーン対ウズベキスタンの結果次第では、どちらかのチームに2位への希望を目覚めさせてしまい兼ねないので避けたいところ。特に2月と3月に1試合ずつ戦った後、6月に3連戦(ウズベク(A)→カタール(H)→オーストラリア(A)が控えているだけに、その前にある程度2位以内確保にめどを付けておきたいところです。最終戦がオーストラリアのアウェーと言う事で懸念を示す方も多くいますが、オーストラリアが今後大崩れするとは思えないので最終戦前に南アフリカ行を決めている可能性が高く、そんなに厳しい試合にはならないのではと思っています。もちろん日本にもその時点で2位以内を決めている可能性も、両チームにとっての消化試合になっている可能性も十分にあります。その為にも2/11は必ず勝点を挙げてもらいたいものです。

そしてベストの展開はバーレーンとウズベキスタンが引き分けに終わることです。そうなると両国とも勝点2となり、現実的な狙いは勝点4のカタールを捕えて3位に入る事に切り替えざるを得なくなります。そうなると理想的なのですが…!

もうひとつのグループでは韓国がサウジをアウェーで下し、勝点7で1歩抜け出しました。イランは最下位UAEとアウェーで引分け勝点5の2位。サウジは4位に転落しましたが、3位の北朝鮮と勝点4で並んでいます。ここはUAEを除く4カ国のいずれにもチャンスがあり目の離せない状態が最後まで続きそうです。この4カ国のうちいずれかが脱落し、いずれかがプレーオフに回ってきます。そう考えると日本は絶対に2位以内に入っておかないと、南アフリカへの道がかなり厳しくなります。

最後に気になった点を1つだけ。今回のカタール遠征には25名が選ばれ帯同しました。しかしベンチ入りできたのは18名。7名がカタールまで行きながらユニフォーム姿にもなれずスタンド観戦を強いられました(人選については書きたい事がありますが別の機会に)。指揮官の余裕の無さが大量召集に結び付いたのでしょうが、この7名は別の意味での疲労感と焦燥感を抱えたまま帰ってくることになります。ぜひこの7名の選手達へのケアを怠らず、モチベーションの低下を招かないでもらいたいものです。

posted by erito23 |10:15 | サッカー日本代表 | コメント(1) | トラックバック(5)
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2008年11月19日

【決戦】ワールドカップ最終予選カタール戦

今日の深夜(正確には11/20早朝)、ワールドカップ最終予選のカタール戦が行われます。日本にとってはグループ2位以内を確実なものにする為には、ぜひ勝点3が欲しい試合となります。まずはここまでの日本とグループAのこれまでを振り返ってみます。

まずは9月のアウェーでバーレーンとの第1戦では、バーレーンを残り5分まで圧倒したものの自らのミスで追い上げられながら逃げ切り、3-2での勝星スタート。第2節はお休みで迎えた10月のホーム初戦のウズベキスタン戦で、それまで2連敗で後のないウズべキスタンに引導を渡すはずが先制点を奪われる苦しい展開。前半のうちに同点には追い付き後半は攻め続けたものの、勝ち越し点を奪えず引き分け11年振りにホームで勝点を落とす結果となりました。

その間グループ内の他の国々は、オーストラリアがアウェーのウズベキスタン・ホームのカタールに連勝し勝点6で首位を行き、カタールはホームで格上と見られたウズベキスタンを下した後逆にバーレーンとホームで引分け、オーストラリアにアウェーで敗れ日本と同じ勝点4。初戦アウェーでカタールに敗れた後ホームでもオーストラリアに敗れたウズベキスタンは、日本とのアウェーに引分け厳しいながらも2位以内の可能性を残す勝点1。バーレーンは初戦で終わっていたはずが、日本のおかげで気持の良い(?)負け方をしたので後を引かなかったのか直後のアウェーのカタール戦に引分け、今日中東の地を苦手とするオーストラリアに一泡吹かすことができれば、前回のワールドカップ予選の再現を狙える位置に残っています。

第1戦が終わった時点では、もしかしたら年内で日本とオーストラリアの勝ち抜けがほぼ決まり、残りの3カ国はプレーオフへ進める3位狙いに徹する展開になるのでは、とすら思っていただけに、バーレーン戦で喫した2失点と、ウズベキスタン戦で見せた無気力(のよう)な日本の戦いぶりが混戦を招いてしまったかのようです。もしやここにきてカタールまでに夢を与えてしまうような展開にはして欲しくないものです。

今日の2試合の結果9パターンとその場合の順位を見ると、

パターン1:日本=勝・オーストラリア=勝
 1位=オーストラリア(9)・2位=日本(7)・3位=カタール(4)・4位=バーレーンorウズベキスタン(1)
パターン2:日本=勝・オーストラリア=分
 1位=オーストラリア(7)・2位=日本(7)・3位=カタール(4)・4位=バーレーン(2)5位=ウズベキスタン(1)
パターン3:日本=勝・バーレーン=勝
 1位=日本(7)・2位=オーストラリア(6)・3位=カタールorバーレーン(4)5位=ウズベキスタン(1)
パターン4:日本=分・オーストラリア=勝
 1位=オーストラリア(9)・2位=日本(5)・3位=カタール(5)・4位=バーレーンorウズベキスタン(1)
パターン5:日本=分・オーストラリア=分
 1位=オーストラリア(7)・2位=日本(5)・3位=カタール(5)・4位=バーレーン(2)5位=ウズベキスタン(1)
パターン6:日本=分・バーレーン=勝
 1位=オーストラリア(6)・2位=日本(5)・3位=カタール(5)・4位バーレーン(4)5位=ウズベキスタン(1)
パターン7:日本=負・オーストラリア=勝
 1位=オーストラリア(9)・2位=カタール(7)・3位=日本(4)・4位=バーレーンorウズベキスタン(1)
パターン8:日本=負・オーストラリア=分
 1位=オーストラリア(7)・2位=カタール(7)・3位=日本(4)・4位=バーレーン(2)5位=ウズベキスタン(1)
パターン9:日本=負・バーレーン=勝
 1位=カタール(7)・2位=オーストラリア(6)・3位=日本orバーレーン(4)5位=ウズベキスタン(1)

こう見ると日本が勝ってオーストラリアが負けた場合のみ首位に立ちますが、最悪4位に転落する可能性も有ります。理想は、パターン1か2、パターン3は唯一日本が首位に立つパターンですが、バーレーンが勢い付きオーストラリアが次の日本戦に全力で臨んでくることを考えると微妙。パターン4~5は悪くないと言ったところでしょうか?日本はカタールと同じ勝点4で並んでいるとは言え(得失点差で日本が2位)、消化試合数が一致しない大会方式では現時点の勝点も大事ですが、ここまでどれだけ勝点を失ったかが一つの目安になってきます。カタールはここまで3試合で-5、日本は2試合で-2です。つまり1試合少なくまだ負けていない分、日本はカタールより有利な状況にあります。もし今日引分けたとしても、悲観する必要はないでしょう。とは言えパターン6はグループの混戦化を招き、1つ番狂わせが起こると自力ではどうにもならなくなるケースもあり得るので避けたいところ。日本負けのパターンは見たくもないですが同じ負けるのなら、パターン7でターゲットをカタールだけにしておきたいところです。

今晩は眠い目を擦りながらの観戦となりますが、明日寝不足でもすっきり仕事ができる様な良い結果を期待するばかりです。

posted by erito23 |13:28 | サッカー日本代表 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年11月16日

【矛盾】天皇杯ベストメンバー問題

 昨日天皇杯5回戦の7試合が行われました。このうちJ2のチームが2試合で勝利し、現在のJ1上位2チームも敗れる結果となりましたが、天皇杯優勝チームにACLへの出場権が与えられる事が、特にJ1の中位以下のチームのモチベーション上昇につながっているのでしょうか? 

 その一方で、11/19にカタールで行われるワールドカップ最終予選の為、日本代表に選出された選手のうち15名が昨日の天皇杯には出場できませんでした。以下が勝敗別の所属日本代表選手です。
5回戦勝利チーム(6名)
横浜M(なし)、名古屋(玉田)、清水(高木・岡崎)柏(なし)、FC東京(今野・長友)、広島(佐藤)、鳥栖(なし)
5回戦敗退チーム(9名)
浦和(都築、闘莉王、阿部、田中達)、大宮(なし)、鹿島(内田)、京都(なし)、新潟(なし)、川崎(川島、寺田、中村憲)、神戸(大久保)

 ここで日本代表選手の不在が昨日の試合結果にどう影響を与えたかは検証しませんが、天皇杯と言えばここ2週間ほどベストメンバー問題がスポーツ紙等で取りざたされていました。ナビスコカップ決勝の為に天皇杯の日程がずれてスケジュールがタイトになった大分と千葉が、直前のJリーグの試合からメンバーの大半を入れ替えて試合に臨み、ともに敗退しました。これに対し日本サッカー協会(以下JFA)が、天皇杯の権威を著しく傷つけたとコメント。一時は来年度の両チームの天皇杯へのシード権剥奪とまで取りざたされました。結果的には両チームへの処分はされないとの事ですが、昨日の試合を見ていて何か変だとは思いませんでしたか…?

 上記の通り、昨日は日本代表のスケジュールを優先するために、JFAの言う日本一を決める権威のある大会に15名もの日本のトップクラスの選手が参加できなかったのです。それらのチームは恐らくベストメンバーを組みたくても組めなかった事でしょう。これはベストメンバー問題にはならないのでしょうか…?

 実際にはワールドカップ予選が有る事を知りながら天皇杯の試合を組んだか、或いは日程を変更できなかった(自分は今回はこちらの方にこそ問題が有ると思っていますが…)担当者や、日本代表選手を選出した岡田監督に対し、天皇杯の権威を傷つけたからと処分が下される事はないと思いますが、ここに今回のベストメンバー問題への矛盾を感じてしまいます。その天皇杯5回戦の前日に大分への処分なしを決定し千葉は間違いと認めたところに、JFAの焦りが見えてしまいました。

 また今回G大阪がACL決勝に出場した関係で天皇杯の試合が延期されましたが、その為にG大阪とその対戦相手の磐田は、日本代表のスケジュールに影響される事なく、その時点のベストメンバーで試合をする事ができます。JFAは天皇杯を日本一を決める大会と称し、優勝チームにACLの切符を与えて権威づけしているのですから、このような不公平もあってはならないと思います。結局JFAは、自ら天皇杯の権威ではなく自分自身への権威を傷つけてしまいました。

 今回これを機に、Jリーグの開催時期と合わせ天皇杯の開催時期を検討することになりそうですが(自分はその事自体には賛成なのですが…)、まずは現時点の問題点等をきちんと洗い出し、良い方向へ向かうように話し合ってほしいと思います。

posted by erito23 |13:07 | サッカー全般 | コメント(2) | トラックバック(1)
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2008年11月11日

【夏~春制】Jリーグのシーズン移行問題

 Jリーグのシーズン移行問題が色々と取りざたされています。これに関しては以前、天皇杯に関する記事で触れていますのでもしよければ読んでみてください。

 JFAの犬飼会長が、ヨーロッパの主要リーグに合わせた秋開催・翌春終幕のシーズンへの移行を強く求めていて、各方面でこの件で協議等が行われているようです。

 日本のサッカーも今では春から始まり元旦の天皇杯で終わるシーズンが定着していますが、Jリーグが始まる前のJSLの数シーズンは秋~春のシーズンで行われていました。あの頃は観客数も少なく、底冷えのする国立競技場や西が丘、大宮、駒場等で毛布持参で観戦したものでした(人が少ないと風通しが良すぎたような気がします…笑)。そう言えばその頃は学生たちとのシーズン違いの問題はどうしていたのでしょうか…?

 仮に会長の考えを犬飼案とすると、9月に開幕し翌年の5月頃に終わる秋~春制を考えているようです。これに関して考えられる問題は、積雪地帯の冬の開催と練習場所の確保、学校制度とのシーズ違いの問題、集客が望める夏休み時期の開催が無くなる事での集客数への影響等が挙げられています。

 常々思っていたのですが、そのうちの積雪と夏休みの問題は開幕を9月ではなく8月にする事で、ある程度は解決できるのではと考えていました。8月に試合をするのなら春~秋制から移行する意味がないだろう、と思われるかもしれませんが、春にスタートしたシーズンで疲労が徐々に蓄積されて来た頃に蒸し暑いコンディションで短い試合間隔で試合を行い、その結果パフォーマンスが低下しているのであれば、とりあえずシーズンがスタートした直後のリフレッシュな状態で試合ができれば、同じ暑い時期に試合をするのではあっても、パフォーマンス低下を全くとは言わないまでも軽減できるような気がします(我々の草サッカーのレベルでもきついのでJリーガーの皆さんはもっと大変だと思いますが…)。プロなのですから有る程度は興行面も考慮に入れても良いと思いますし、無理に9月開幕にして8月の試合を避ける必要はないと思います。

 また、シーズン終了はそのままで犬飼案より1カ月早く開幕しすることで、ウインターブレークを長めに取れば真冬の試合数を減らすことができます。

 開幕した8月は選手コンディションを考え週1試合の試合間隔を保ち(本当は8月中に試合数を多く取りたいのでしょうが、0が4になるだけでプラスです)、9月から2週で3試合、あるいは3週で4or5試合の試合間隔を保てば、12月の中旬までに25~28試合程度開催日を確保できます(もちろん代表戦やカップ戦があるのでその通りには行きませんが…)。12月後半から2月末までの約9or10週間をウインターブレークとし、3月から再開し前記のペースで日程を消化していけば、18~20試合分の開催日を取ることができます。

 これから代表戦やカップ戦の日程を差し引けば34節分のリーグ戦の試合開催日は確保しつつ、夏休みの開催と積雪時期の試合数の削減につながります。

 12月から2月のウインターブレークは長すぎるとか、その間も北国のクラブは練習するのだとかいろいろと意見はあるかと思います。その時期の練習に関しては、現在の春~秋制でもキャンプの時期になり、温かい九州や沖縄でキャンプをしているのですから、中盤の立て直しの為にミニキャンプを張っても良いのではないでしょうか…!

 そうしたら今日のどこかのスポーツ紙の記事に、日本協会・Jリーグ将来構想委員会が「7月下旬開幕・5月下旬シーズン終了」をシミュレーションしていることが分かった、ありました。まあ色々な問題や、人それぞれの意見はあると思いますが、いろいろな意見を取り入れて、日本のサッカーの為にベストな選択をしてもらいたいものです。

posted by erito23 |13:03 | Jリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年11月07日

【難題】G大阪と来年のACL

ACL決勝の第1戦はG大阪が3-0で完勝しました。私の知る限りでは88年のUEFAカップの決勝で(古~い話ですが)、レバークーゼンがエスパニョールとのアウェー初戦に0-3で敗れた後ホームの第2戦で3-0に追い付き、PKで優勝した例以外、大きな大会の決勝での3点差の逆転劇は記憶にないので、かなりの確率で日本勢連覇は堅いでしょう。但し、そう言った前例が有るのも確かなので、気を緩めずアウェーの第2戦を迎えてほしいと思います。

ところでここにきてひとつ問題が出てきました。もしG大阪がACLに優勝しても、来年ACLに出られない可能性があります。まずはJ1の順位表。

1位:鹿島(勝点53)
2位:名古屋(52)
3位:川崎(51)
4位:大分(51)
5位:浦和(50)
6位:FC東京(48)
7位:G大阪(47)
8位:清水(46)

来年度からACL前回優勝チームの出場枠がなくなりました。ACLに出場できるのは、天皇杯優勝チームとそれを除くJリーグ上位3チームです。まずはリーグで3位以内にはいらなければならないのですが、残り4試合で3位川崎まで勝点差4。数字的には追い付く事も可能ですが、川崎だけがライバルでは無い為、実際にはかなり厳しい状況にいる事は間違い有りません。もし3位以内に入れなかった場合は、天皇杯に優勝するか、あるいはリーグ戦で4位に入り3位以内のチームに優勝してもらう事を祈る、しか無くなります。来年度のACL出場権を失う可能性が高いのです。

これで思い出すのがリバプールの例です。2005年のCLに優勝したリバプールは、その年の国内リーグで5位になり、ACL出場権を得られる4位以内に入る事ができませんでした。結果的にはFAやUEFAを巻き込んだごたごたのすえ、リバプールは特例でCLの予備選から出場したのですが、G大阪の場合はどうなるのでしょうか?

来年度から前回優勝国のACL出場枠がなくなった事が決まった時点で、JFAはこのような事態を予測していなかったのでしょうか?早々にリーグ3位と天皇杯チャンピオンと決めてしまいましたが、リーグ戦での出場資格は2位までを確定とし、ACLに優勝したクラブが2位以内に入れなかったら残り1出場枠を与え、2位以内に入るか日本のクラブがACLに優勝できなかった場合は、リーグ3位に与えるとの含みをもたせておくべきだったのではないでしょうか?

その条件を決めた方々は、ACLに優勝するくらいなら前記の条件は当然満たすものだと思っていたのでしょうか?その条件を決めた方々の中にリバプールの例を知っている人や、その件が日本にも起こり得ると考えた人はいたのでしょうか?またはACLチャンピオンよりもJリーグの3位の方がACL出場にふさわしいとの考えで、分かっていたけどその条項を入れなかったのでしょうか?確かに日本に与えられた出場枠なのですから、日本国内のリーグや大会での成績を優先するのはわかりますが、一方でチャピオンズリーグなのですから、Jリーグで中位に終わったとしても、アジアで最も権威のある大会でのチャンピオンが出場する方がふさわしいようにも思えますが、皆さんはどう思いますか…?

まあ混戦のJリーグですから、G大阪が3位以内に入れないとも限りませんし、天皇杯は当然狙っているでしょうから、何の問題も起こらない可能性もあるのですが、そんな事を考えてしまいました…!

posted by erito23 |10:45 | Jリーグ | コメント(2) | トラックバック(0)
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