2008年06月28日

三洋ラグビー祭

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なかなか忙しくて事前告知が出来ませんでしたが、本日、三洋電機ラグビー祭2008がワイルドナイツグラウンドで行われました。

朝9時からのラグビースクールの試合で始まった今年のラグビー祭は、懸念されていた雨の心配もなく、メインイベントであるNECとの練習試合まで、大体夕方5時ぐらいまで、ちびっ子から大人までラグビーとワイルドナイツを身近に感じ、目一杯楽しんだ一日となった。

それにしても晴れオトコ・飯島均恐るべしである。この日も数日前までの雨予報を吹き飛ばしてしまった。

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この日は朝9時から色々なイベントが用意され、ワイルドナイツグラウンドのA面とB面を使用して複数のイベントが同時進行されたため、あちこちで色々な歓声が挙がっていた。

Aグラウンドでは、この日メインゲームで対戦するNECグリーンロケッツとともに来群した、NECグリーンロケッツのジュニアチーム的な『あびこラグビースクール』、お隣栃木県からは『足利ラグビースクール』、そして地元の東毛ワイルドナイツラグビースクールと館林ラグビースクールの交流戦が行われ、その後、あびこラグビースクールと東毛ワイルドナイツラグビースクールの中学生が、ワイルドナイツの選手に指導を受けるラグビークリニックが行われていた。

Bグラウンドでは、神奈川から汐入小、豊岡小、横濱ラグビーアカデミー、地元からはぐんま国際アカデミーや薮塚本町南小、大泉北中、桐生シルクスラグビースクールなどが参加し、第3回三洋杯タグラグビー大会が行われた。
神奈川からのタグラグビーの参加は、第1回三洋杯の時から既に恒例となり、今年も釜利谷の子たちが、周りの大人を唸らせるほどのプレーを見せてくれた。
東毛地区の小中学校も、普段ワイルドナイツのメンバーがタグラグビー教室で授業を行っているところが多く、僕も何度か取材に訪れたこともあり、見覚えのある子供たちがいた。


とはいえ、僕はこの日、朝からチームのグッズ販売テントで何故かグッズ販売スタッフとして働いていて、グラウンドには一日中ずっとお尻を向けたまま、イベントを見る暇も全くなく、いつの間にかメインゲームの後半が始まっていたという状況で、写真もイベントの詳細もほとんどありません。
遠方や仕事など予定があってこの三洋ラグビー祭に参加できず、ブログで疑似体験しようと思っていた方がいらっしゃったらゴメンナサイ、僕もその場に居たけど居なかったような感じです。(笑)

それでも僕にとっては充分楽しい一日となりました。
グッズ販売テントには、販売スタッフとして朝から選手が代わる代わる続々と訪れてくれたのです。

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朝一の山下選手、飯島陽一選手、木川選手、宮本選手、ヒーナン選手から始まり、最後のブラウニーまで、ひっきりなしに続々と選手がやってきて販売を手伝ってくれるものですから、この日はかなりグッズの売り上げも良かったんじゃないでしょうか?
グッズを購入してその場で選手にサインを貰えるわけですから、ファンにしたらたまらないものです。というか、僕が一番顧客になりたかったです!

合間に色々な選手と少しずつお話しをさせてもらいました。
山下選手とはFBのポジション争いについて。FBはついこの間まで豊富なタレントを誇るBK陣のなかで、我々ファンからは唯一手薄と見られがちなポジションでした。それが昨シーズン、怪我から復帰した田邊選手が定着して一気にブレイク。一躍日本最高峰のバックスリーと言われるようになりました。田邊選手の他にも、今NZ留学中の“番長”田井中選手もいますし、先発争いが熾烈なポジションとなりました。
「田邊選手も田井中選手もいますが、頑張りますよ!」と力強くおっしゃってました。

キム選手とは、アジア5カ国対抗での韓国代表としての試合や韓国のラグビー事情について。
キムさんは驚くことに、会話するのにはほぼ日本語に支障がありませんでした。ワイルドナイツのクラブハウスにお邪魔したとき、練習の合間にコツコツと日本語の先生とマンツーマンで勉強している姿を度々見掛けていたのですが、いつのまにやら凄く上達していました。飯島均監督(当時コーチ)とともにマンツーマンで早朝トレーニングを重ねPRのポジションを獲得したことも合わせて考えると、キムさんは努力の人なんだと感じます。(時たま逃げ出すという噂はあるのですが…)
日本戦では、我がワイルドナイツの相馬選手と対戦。「スクラム、強イ。次の日クビ痛かった~。」と苦笑いしていました。韓国では社会人チームは少なく、競技環境が厳しいようです。今日本に来てプレーしている、プレーしようとしている同胞ひとりひとりを挙げ、みんなで頑張ると言っていました。
一緒にテントにいた劉永男選手はまだ日本語は出来ないようですが、キムさんがいますので、心強いと思います。キムさんよりチームにフィットするのは早いんじゃないかと思います。

水間選手は最近、地域のラグビースクール(クラブ)への普及活動について、チーム普及担当スタッフの池田誠悟さんと三宅選手とともに話しをする機会が多いのですが、さすが子供好きという感じで、自ら子供たちに声を掛けていきます。
「さぁ~少年、ラグビー頑張ったなぁ!そんなに汗をかいたら着替えのTシャツが必要やな!」と、少年とお母さんの購買意欲を煽るあおる。「もれなくサイン付きや!」と次々と売りさばいてしまうのです。

しかし、そんな水間選手のセールストークを、一気にぶち壊してしまったのはトニー・ブラウン様。
ラグビースクールの試合がほぼ終わって少年少女と保護者さんたちがグラウンドをウロウロしはじめた頃にやって来たもんだから、販売テントには一挙にファンが詰め掛けてしまいました。売れる売れる!何もしなくても立ってるだけで売れてしまう。ここでもブラウニー様は神だった。

そのお客さんをさばくのに僕らは大忙し。
気が付いたらメイングラウンドでは、赤いジャージとグリーンのジャージの試合が行われていました。

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・・・メインのワイルドナイツ×NECグリーンロケッツだった・・・orz

既に後半も半ばを過ぎていました。
販売テントからは、アナウンスも聞こえないんですよね。歓声も。

と思ったら、歓声が挙がらない理由があったようです。
あまり動きが多くない試合だったようです。
ちょっと詳しくは判らないのですが、どうもスコアは前半5-5、後半7-7で12-12の同点だったようです。

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僕は後半残り少ししか観られなくて、残念なのか逆に良かったのかわかりませんが、ひとつ嬉しかったのは、久しぶりに堺田選手のしつこい絡みが観られたことです。出場時間は短かったですが、久しぶりに堺田選手らしさを観た気がします。
外国人選手枠も増え、大体どのチームも2列3列にその補強をあてていますので、日本人選手がこのポジションを獲得するのは厳しくなってきましたが、インパクトプレーではない、いやらしいプレーというのかなんと言うのか、目立たないけど相手に嫌がられるような選手として存在感を持って欲しいです。


メインゲームの最後にはオークションが行われてお開き。
オークションの売上金は、毎年のことですが群馬のラグビー普及活動に寄付されるようです。
今年は残念ながら、驚くような金額が出ていなかったようです。ヒーナン選手ものなんて、もっと値段が釣り上がってもおかしくないと思ったんですが、たぶん、僕のようなマニアが少なかったのでしょうね。(笑)


と、まぁ、イベント事には参加できなかった今回の三洋ラグビー祭ですが、僕にとって嬉しいことが最後にいくつかありました。

いくつかある出入り口のうちひとつの付近のテントにいたものですから、僕らがいたテントの前を通って多くの参加者が帰っていきました。
そのとき、よく知った顔がテントに来てくれました。
桐生シルクス1年生の子たちです。
森田兄弟や永井シンゴ君や尾花耕平君たちが、思いのほかニコニコ笑って挨拶していってくれました。話しによると、汐入ベアーズ(かな?)の女の子たちにタグラグビーで負けてしまったようですが(まぁ、ちょっとやそっとであの娘たちに勝てるわけがないのですが…)、彼らの最大の特徴であり持ち味であるタックルを封印されて不完全燃焼だったとは思うけど、彼らの明るい笑顔をみて、頑張ってるんだなと安心しました。

そしてもうひとつ、嬉しいというか関心したんですが、今回のラグビー祭は、千葉と神奈川という遠方からたくさんの子供たち、そして保護者さんがやってきてくれました。
その子供たちが全員、帰って行く際にみんな、僕らやスタッフさんたちに、『どうもありがとうございました~!』と口々に大きな声で御礼をして帰って行きました。
それぞれの指導者さんから「ホラッ!みんな挨拶をして!」なんて催促されることが全くなく、当たり前のような感じで自然に頭を下げて我々の前を通り過ぎていくのです。

なんだか、とても良い一日の締めくくりとなりました。






posted by みのる |19:47 | 三洋電機ワイルドナイツ | コメント(7) | トラックバック(0)
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2008年06月22日

中学生群馬選抜セレクションマッチ

今日は午前中、渋川市のあるグラウンドにいました。
以前に群馬県協会のジュニア委員の方よりお誘いを受けてまして、中学3年生の群馬県選抜チームを決める(U-15群馬選抜ってやつでしょうか?)セレクションマッチを観にいっていました。
マニアな僕としては、“セレクション・マッチ”なんて響きに妙に反応してしまいます。
セレクションとか、オールスターとか、ベストなんとかなんて聞くと、妙に血が騒いでしまうのです。どうでもいいことですが、CDも“BEST”と書いてあるとつい買ってしまいます。全然聞いたことのない歌手やバンドでも、“BEST”というだけで何故か買ってしまい、後で後悔することが非常に多いです。

おっと?ワイルドナイツ絡みじゃないのにエントリーにするのかですって?
先日の群馬ラグビー祭で、水間選手をリーダーにワイルドナイツメンバーが彼らに指導したじゃないですか。(笑)
いやいや、未来のワイルドナイツもいるかもしれないじゃないですか!
そんなタレントを観にいったわけですよ。(苦しいなぁ~。)


今にも雨が落ちてきそうな曇り空の下、前日降った雨のため少しぬかるんだグラウンドコンディションでしたが、グラウンドの地理的状況にもよるものか、U-15群馬選抜セレクションはヒッソリと行われました。(このヒッソリ感がセレクションっぽくて良い。)
以前にサッカーの群馬トレセンの取材に行ったことがありますが、そのとき感じた殺伐としたものを感じられなかったのも、ラグビーらしくて好きです。

セレクションマッチ前に、ジュニア委員の方々数名から、挨拶を兼ねて昨日のワイルドナイツのTMの質問を頂きました。なんだか、ホームタウンっぽくて非常に嬉しい。
各スクールやクラブには、地域特性や歴史、方針などあるとは思いますが、それとは別次元で、群馬のラグビースクール(クラブ)として、ワイルドナイツを群馬のトップリーグチームとして気に掛けてくれたらと願っています。


さて、セレクションマッチですが、選手たちが通う各中学校の部活の用事もあり、中学3年生全選手が参加することは出来なかったようですが、各スクールとクラブから参加した選手たちを2チームにわけ、試合を行いました。
チームわけを別にした2試合目が行われた頃には雨も降り出しましたが、子供たちは真剣に、それでいてどこか和やかに試合を行いました。

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プレーの精度はもちろんまだまだですが、気持ちの面では、昨日のワイルドナイツの試合よりもこもっていたように感じます。

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この年代は、以前からこのブログで度々紹介していますが、僕が雑誌『ENTRY』の記者として始めて群馬のジュニアラグビーに触れた、群馬ジュニアラグビーの一大イベント『カインズカップ』を取材した時に6年生だった世代。そしてその時から、↑の写真の黒崎将斗君と藤村龍君を追い続けているのですが、今日の楽しみは、彼らは既に別枠として、他の個性を見つけることでした。
この世代の群馬選抜の試合は、先日の水戸で一度観てはいるのですが、個々の選手をじっくり観るまでは出来ていませんでした。もちろん、今日も全てを観たわけではありませんが、それでも今後楽しみな個性を見つけられたことは事実です。

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降り出した雨とぬかるんでスリッピーなグラウンドとボールのおかげで、バランスを崩したりハンドリングミスが度々見られたりという感じで、選手たちはなかなかプレーし辛かったのではないでしょうか。個人的にはもうちょっとFWの接点のプレーやしつこいディフェンスを観たかったのですが、まぁこれからの楽しみにしておきましょう。


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今日はこの写真の選手を観るのも楽しみの一つでした。
確か前橋RSの子だと思いますが、先日のグリーンカップでも活躍していた選手ですね。力強さとスピードを兼ね備えた選手です。もう少しディフェンス力が付いてくれば、恐ろしいCTBになると確信します。ヘッドキャップから出る獅子のタテガミのような後ろ髪をなびかせながら走る大きいストライドは、松田努選手を彷彿とさせます。
(たぶん、個性を理解されない学校では、「髪の毛切れ!」とか言われてるんだろうなぁ・笑)

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この選手はサイズに恵まれたLOですね。
彼を使ったスクラムのサイド攻撃なんて見応えあります。黒いパンツだと、もしかしたら高崎RCの子なのかな?高崎は良いLOを輩出するクラブですねぇ。(笑)

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逆にこの子はサイズに恵まれてはいませんが、密集ではしつこくボールに絡むしステップワークもあるし、なかなかのセンスです。


このセレクションマッチを基に群馬選抜を組織してチーム作りを進めていくようです。
早くも来月には合宿の予定もあると聞きます。
群馬選抜に何人が、どのように選ばれるとか詳細は知りませんが、たぶん、これが最初で最後のチャンスということはないでしょう。選抜に選ばれた選手には、群馬代表として胸を張って頑張って欲しい。
残念ながら今回選ばれなかった選手には、今回が確かに篩いの一つにはなってしまいますが、選ばれなかったからといってモチベーションを落とすことなく、虎視眈々と次のチャンスを狙って欲しい。また、群馬選抜だけがラグビーじゃないんだし、各スクールやクラブで友情を育むのも大事なことです。なんせ一番多くのフィールドプレーヤーを必要とする競技なんですから、チームワークが大事です。個性が集まる代表チームでは輝かないけど、自チームには欠かせないプレーヤーっていうのも居る(要る)んです。考えてみれば、代表や選抜チームよりも、自チーム(各スクールやクラブ)で活動する時間の方が断然長いわけですから、その時間を大切に過ごすというのも大事なことです。そして、一番大事なことは、選抜だとかレギュラーだとかそんなことは関係なく、ラグビーが好きだという気持ちを持ち続けることだと思います。それだけで充分だと思います。ラグビーが好きでラグビーを楽しむ気持ちを持ち続けられることが最高だと思います。


しかし、それにしても群馬の中学生ラグビープレーヤーっていうのは大変ですね。
僕が中学生の時って、大きな声では言えないけど、野球だけやってれば良かった。
今の中学生ラガーって、勉強があって塾があって部活があって、それでラグビーでしょ?中学で野球部なんて入ったら、まずラグビーはさせてもらえないでしょ?
そんな環境でもラグビーを続けて、ラグビーを好きでいるんだもんなぁ。
偉いよ、みんな。


posted by みのる |14:03 | 少年ラグビー | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年06月21日

究極の晴れオトコ

待ちに待った、我がワイルドナイツの新シーズン第1戦、最大の収穫は、残念ながら試合結果や試合内容ではなく、飯島均新監督は究極の晴れオトコだと証明したことだった。

日本&関東代表召集組、NZ留学組、そして怪我によるリタイア組が重なり、予定していたTM2試合が中止となり、なかば強行した今回のTM初戦。しかし、この日は前日の天気予報では雨。しかも本格的な梅雨に入っての大雨。ところにより雷。これは中止もあるかもしれないと予感していました。晴れてくれとは言いませんが、なんとか天候が保ってくれないかと願いながら寝たのですが、やはり前橋の朝は雨。予報ほど激しくはありませんでしたが、しかし、太田に向かうまで雨。選手のやりくりに苦慮したであろう今日のメンバー編成同様、悩みながら車を龍舞グラウンドに向けました。

しかし、車が太田に入った途端、空が明るくなり始め、試合開始30分前に到着しましたが、全く雨の心配をしなくて良いような天気となりました。見事です。
そういえば、昨年もそんなことがあった気が…。


メンバーは以下のとおり。

PR  立川大介
HO  太田秀己
PR  宮本安正
LO  堺田純
LO  飯島陽一
FL  川口大
FL  若松大志
NO8 劉永男
SH  茂木大輔
SO  コリー・ブラウン
WTB 吉田尚史
CTB 野口裕也
CTB 三宅敬(ゲームキャプテン)
WTB 朝見力弥
FB  山下祐史


リザーブメンバー

水間良武
木川隼吾
河野悠輝
川俣直樹
金光模
石井健太
米元勇一郎
キーラン・ブラック
トニーブラウン
アイファイ・トゥイロア
山内智一 

(ワイルドナイツのだけで良いですか?)


グラウンドに行って驚きました。
ビックリするのは、SOに先発のコリー・ブラウンばかりでなく、他にもオフィシャルに発表されているメンバー以外の外国人選手がいたこと。
キーラン・ブラック??
一昨年いて、その後も時々顔を見ていた、アイファイ・トゥイロアの姿も。
お待ちかねのコリー・ブラウンの正体ですが、オフィシャルの書き間違いや、コリとブラウニーを足した選手ではなく、トニー・ブラウンの弟だということです。

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オライリーの双子の兄弟ほどではないですが、そう言われれば面影があるような気がしますね。プレーも似ているところがありましたよ。ディフェンシブでやはりFLのようにガンガン絡んでいく場面を多く見ました。ただ、兄トニーのように、いつの間にか戻ってまたボールに絡んでるってところまではなかったですが…。


さて、試合のほうですが、そうですねぇ~…、ボロ負けです。(笑)
いや、数時間経って『(笑)』なんて、やっと書ける精神状態になれました。
「まだ初戦、まだ初戦。」と自分に言い聞かせた数時間。

まぁ、結果どうこう言うよりも、元気に動ける選手が少ない中、試合が出来てスタートがきれたことを、ファンとしてはひとまず喜びましょう。(甘いか?)
ブラウニーの弟といい、見慣れない外国人選手もいて、遠いところ来てくれたサニックスさんには悪いけど、試合自体がネタかと思いましたよ。


KO直後から、今シーズン初の試合ということもあってか、FWを中心にサニックスにプレッシャーをかけていきます。なかなか動きも良く、まずまずの立ち上がりでしたが、細かいハンドリングミスがあったりで、サニックスゴール前に何度か入り込みますが、決定権をつかめずにいました。
それでも7分、サニックスゴール前5m付近のラインアウトから、モールを形成し押し込んで、最後はHO太田選手が持ち込んで今シーズン初のトライ。

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幸先の良いスタートをきったワイルドナイツですが、以降ガラリと態勢が逆転します。
リスタートからサニックスにボールを動かし続けられます。
これまで既に5試合を消化しているサニックス。今の段階ではチームとしての仕上がりはサニックスの方が先を行っているようです。
何度かハンドリングミスに助けられていましたが、11分にトライを返されます。5-7。

ここからゲームはしばし膠着状態になりました。といっても、ほとんど中盤は三洋陣内で耐えるというゲーム展開。たまに訪れるチャンスも、ノックオンなどのミスで潰してしまいました。両チームともハンドリングミスが結構目立ちましたが、グラウンドの状態はスリッピーには見えませんでしたが、多少雨の影響があったのでしょうか?

三洋ファンとしては、盛り上がる場面やシャッターチャンスらしい場面がほとんどなく、僕を含めカメラを構えていた人がサニックスゴール裏に3人いたんですが、3人ともカメラを置いて観戦する時間がしばらく続きました。(オフィシャルカメラマンの野本さんは除く。)

雨の心配があったにもかかわらず、多くのワイルドナイツファンが集まりましたが、自陣で釘付けのゲーム展開に歓声はなく、グラウンド上ではこの日ゲームキャプテンを務め、前半はCTBに入っていた三宅選手の声がけが響いていました。

38分、やっと来たチャンスに、その三宅選手が持ち込み大きくゲイン、しかし孤立してしまいます。逆にターンオーバーされ、サニックスにトライを献上。膠着状態が崩れます。
前半終了間際にも、サニックスにボールを廻し続けられ、BKが展開するボールを最後はFWが決めるという理想的なパターンで、ポンポンと獲られ、5-21で前半を折り返します。

後半の我がワイルドナイツは、何人か選手を変えてきました。
PR立川選手に代わり、木川隼吾選手。
PR宮本選手に代わり、河野悠輝選手。
WTBに三宅選手が移り(吉田尚史選手と交代)、CTB13に山内智一選手。
後半途中からも
LO堺田選手に代わり、石井健太選手。
FL川口選手に代わり、米元勇一郎選手。
FL若松選手に代わり、キーラン・ブラック選手。

後半は、前半終盤の勢いそのままに、サニックスにゲームの流れが動き、5分と12分にトライを獲られ、5-33と点差を広げられます。
後半最初のトライを挙げたサニックスの選手は、ケイリブ・ラルフ選手。元オールブラックスで、スーパー14のクルセイダーズでプレーしていた選手。
ちなみに、前半2つのトライを獲ったのは申東源(シン・ドンウォン)選手で、両名とも今シーズン加入した新戦力。個人的に僕は、フィフィタとかアラティニとか、サニックスの外国人選手が前からコワイ。

前半も出鼻を挫かれたカタチとなったワイルドナイツではあるが、前半の中盤からのように元気がなかったわけじゃない。
代わって入ったFL米元選手が結構良い動きをみせ、何度かサニックス陣内に切れ込む。途中に入ってきたナゾの助っ人外人、キーラン・ブラックもかなり激しい。

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スクラムサイド手前に写ってるのが、キーラン・ブラック選手(詳細不明。クライストチャーチボーイズハイスクール~カンタベリー大学という噂がある。)。その後ろで顔を出しているのが、先日韓国代表で鮮烈のデビューを飾った劉永男(ユ・ヨンナム)選手。この日もたびたび鋭い切れ込みをみせていて、キーラン選手が入ったらますます鋭さを増した気がしました。ここで終わったしまうのは少しもったいないコンビかもしれません。

後半27分、そのキーラン選手がキープしたボールを米元選手が大きくゲイン、最後は茂木選手に渡ってトライ。12-33。

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新戦力の茂木選手がいきなりトライです。
どうでも良いことですが、個人的にはこの茂木選手、かなりのオトコマエだと思います。マダムキラーの田中選手と面白い勝負になりそうです(って何の勝負だ!)。高安選手もオトコマエですから、ワイルドナイツのSHはポジション争いに注目です(だから何の勝負だって)。

そんなことを考えているうちに、ワイルドナイツの勢いというのはここまでで、33分、39分にサニックスにトライを獲られて、15-45というトリプルスコアで敗戦。飯島ワイルドナイツ苦悩の船出となりました。


試合終了直後は、色々と不安な点や不満な点がありましたが、試合後に数人の選手と話しをしているうちに、まずは試合が出来たことを喜ばなきゃなと思えるようになってきました。

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ゲームキャプテンを務めた三宅選手には、この日の試合内容ばかりではなく、新ルールについても結構長い時間お話しを伺うことが出来ました。
そういえば、三宅選手は苦しい時にキャプテン役を任される人ですね。一昨年、JP主将が怪我でシーズンを棒にふった年、リーグ戦序盤はブラウニーも顎の骨折で離脱しました。怪我人続出で苦しいリーグ戦序盤を引っ張ったのは三宅選手。そんな巡り合わせなんでしょうか?
その三宅選手、「日本代表召集組や怪我人がいるなかでの初めての試合ですから、難しいところがありました。新ルールに関しての解釈も、実際に何試合か既に経験しているサニックスの方がやはりフィットしてきていました。」と話していました。「代表組が戻れば随分違ってくる。」としながら、明るい材料として、「山内さんが戻ってきたのは心強い。」と話していた。

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そうです。戻ってきたのですよ。山内智一選手が!(sinshunさん、お待たせ!)
この日は10分間の出場でその後アイファイ選手に代わってしまいましたが、ディフェンスを中心に積極的に動いていました。
この人が走っているだけでも嬉しいのだけれども、僕と野本カメラマンは、山内選手の動きの同じところを見ていました。後半4分、10分と、残念ながら出場時間中にサニックスに2本トライを獲られてしまったのですが、トライ後のコンバージョンに独りでチェイスに行く姿、また、リスタートの際に、点差や暑さのため戻りの足取りが重いなか、誰よりも先に走ってリスタートに備える姿。なんだか、再びピッチに戻ってきた喜びをかみ締めるようなその動きを、僕と野本カメラマンは見ていました。「男が惚れる男っていうのは、ああいう人だ。」と三宅選手が言ってました。

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川口選手も元気に動いていました。指の骨折で心配しましたが、相変わらずのアタックセンスです。今日は先発フランカーは若松選手と川口選手でしたが、ベテラン二人、若いよなぁ。相馬、水間、福永昇三、川口、若松、吉田、そして山内と(敬称略)、このあたりのベテランが元気に頑張ってくれていれば、ワイルドナイツは強いよ。


また、僕が個人的にこの日楽しみにしていた、逆に若手選手もご紹介しておきましょう。

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WTB朝見選手とCTB野口選手。
朝見選手は速いですよ~。驚きました。
ディフェンスを抜くテクニックというのは僕にはよく分かりませんが、スピードという点ではトライ王・北川智規選手にひけをとらないのではないでしょうか?
今日は北川選手も顔を見せていて、試合前に話しを聞きましたが、肩の怪我の状態は、「まだもうちょっとですね。でもあと2ヶ月、開幕までには間に合わせます。」と力強い言葉をもらいました。きっと朝見選手は北川選手の復帰までの穴を埋められるスピードを持っていますよ。

そして野口選手。
じつはこの日僕が一番楽しみにしていたのは、山内選手の復帰と、この野口選手のプレーです。思えば、野口選手のプレーを観るのは初めてかな…。
相手CTBが外国人選手だったりして、なかなか思うようにプレーできなかったようにも見えましたが、なかなか頑丈そうで、JP主将を継ぐ頼れる12番になる予感がします。なんせまだ若いですからね。もう3年ワイルドナイツにいますが、それでも大卒の新人選手より若いんですから(笑)。以前、霜村選手も「そろそろトップリーグで出てもおかしくない。」と言ってましたからね、ちょっと今シーズンあたり期待したいですね。


試合後、木川選手とも少し話しが出来ました。
なんと、関東代表のNZ遠征から火曜日に帰国したばかりなんですって。帰ってきて3日で試合って…。しかし木川選手、「ワイルドナイツは今シーズン初めての試合でメンバー同士の戸惑いもあったようですが、僕らは何試合かでもNZで試合していましたからね、試合勘という意味では逆に初めての選手よりも動けたかもしれません。試合を重ねるなかで調整していくものがあるんですけど、例えばディフェンスとか、今日は個人としてもシステムとしても全然出来ていなかったですね。ワイルドナイツのディフェンスは前に出て行くシステムですけど、今日は後に引いてしまって、そこをサニックスにいいように走られました。」と答えてくれました。
初めて木川選手とプレーの話しをさせてもらいましたが、木川選手の話し、非常に判りやすかったです。

「まぁでも、一番キツかったのは、帰国直後にフル出場した飯島陽一サンじゃないですかぁ?」と木川選手。

そこにたまたま通りかかった飯島選手。
「キツイッす。でも人がいないから…。」
ボソッと呟いて立ち去りました…。

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フル出場だったなんて、気が付かなかった!


posted by みのる |17:20 | 三洋電機ワイルドナイツ | コメント(5) | トラックバック(0)
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2008年06月20日

明日のTMは注目だ!

明日のTM初戦、サニックス・ブルース戦のメンバーが発表されました。

1.立川大介
2.太田秀己
3.宮本安正
4.堺田純
5.飯島陽一
6.川口大   
7.若松大志
8.劉永男 
9.茂木大輔
10.コリーブラウン
11.吉田尚史
12.野口裕也
13.三宅敬
14.朝見力弥
15.山下祐史

リザーブメンバー

16.水間良武
17.木川隼吾
18.河野悠輝
19.川俣直樹
20.金光模
21.石井健太
22.トニーブラウン
22.山内智一 


コ、コリー・ブラウン!!!???

誰でしょうか?
コリのような風貌のブラウニーでしょうか?
トニー・ブラウンの書き間違えでしょうか?
いや、ブラウニーはリザーブに名を連ねています。
果たして!

先発メンバーを見ますと、茂木選手や朝見選手、そして野口選手と、注目の若手選手が出場します。そして先日のアジア5ネイションズの韓国戦で、鮮烈のデビューを果たした劉選手も先発です。
また、リザーブも、8人のうち5人が第1列という驚きのスタッツ。
そして山内智一選手が復活です!

雨が心配ですが、楽しみです。


話しは全然変わりますが、ここのところ僕は、我がワイルドナイツのフランチャイズ・プレーヤー、霜村誠一選手のご家族が営んでいる桐生のカフェ・POLE POLEへ行く頻度がなぜか増えています。

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どうでしょう?ここのところPOLE POLEで僕が食べたランチの写真です。
なんだか前橋にいるより桐生にいる方が多いような気がしてきた。

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そして今日行ったら、なんとお店のスタッフTシャツが出来ていました!
霜村ファンにはヨダレ物の一品です。



posted by みのる |17:51 | 三洋電機ワイルドナイツ | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年06月18日

業務連絡

今度の土曜日、21日に予定していますサニックスとのTMですが、今度こそ予定通り行われます(今のところ)。
正午12:00キックオフですので、お近くの方、シーズンまで待てないという方、龍舞の三洋グラウンドまで是非応援に駆けつけて下さい。
今シーズン最初の試合ですので、今シーズンを占ううえでも、熱い声援を送って下さい。


TMが出来るようになったということは、NZ留学組や関東代表NZ遠征組が戻ってきたということかなぁ?

まぁ、ひとまず安心ですね。

以上、業務連絡でした。

posted by みのる |13:51 | 三洋電機ワイルドナイツ | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年06月14日

元ワイルドナイツの活躍

我がワイルドナイツのオープン戦の中止が続き、ちょっと暇だったんで(仕事しろって)、ネットでラグビー情報を色々見ていました。

そうしたら、結構嬉しい情報が続々と…。

これまでワイルドナイツで頑張っていたけど、色々な事情で移籍した選手たちの活躍が出ていたんです。

横河武蔵野アトラスターズでは、PR山田選手とHO佐藤明善選手が。
近鉄ライナーズでは、LO山本健太選手WTB角濱嘉彦選手が。
ホンダヒートでは、LO佐藤剛選手が。
そして、コカコーラウエストレッドスパークスでは、香月武選手が。

元野武士たちが、それぞれの移籍先で元気に頑張っているようです。
特に、コカコーラに移籍した香月選手は、サイトのデータから見ると、TM全てにSHとして出場しています。ワイルドナイツでは、TMでもなかなかSHとしての出場機会が少なく、ほとんど僕が観ていたのは、WTBでの出場でした。是非ともこの調子で頑張って、ガッチリと先発メンバーを掴んで欲しいですね。

先日TMが中止になったリコーでは、池田渉選手はまだ出てないようですね。


ホンダヒートとリコー以外のチームは、全て今年のリーグ戦で戦うことになります。
それも観戦の楽しみのひとつになるのではないでしょうか?
偶然にも、横河、近鉄、コカコーラとは、太田や栃木で試合が行われます。観に行けるチャンスもグッと高まります。


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2008年06月12日

業務連絡

今度の土曜日に行われる予定でした、リコーブラックラムズとの練習試合は、ワイルドナイツのチーム事情(怪我人等)のため中止になりました。


残念ながら、ブラウニー×ラーカムのマッチアップは、今回は実現しませんでした。
(試合が行われていても、ブラウニー出場の可能性は低かったようですが・笑)

ファンとしては残念ですが、この際ですから、28日の三洋祭まで調整してもらっても…なんて思ったりします。無理して怪我人が出てもね。
我々ファンは辛抱強く待ちましょう。あと2ヵ月半なんて、あっと言う間です。

昨季サテライトに出ていたメンバーや新加入選手にとっては、ここがチャンスです。頑張って下さい。


ということで業務連絡でした。


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2008年06月10日

今日もどこかでワイルドナイツ

予定通りにいけば、今度の土曜日から我がワイルドナイツのTMが始まります。
7日予定だったヤマハとのTMは残念ながら中止になり、今度の土曜のリコー戦から、予定通りにいけばいよいよスタートです。

リコー戦は注目ですよねぇ~。
おそらく、我がワイルドナイツやリコーファン以外の、多くのラグビーファンにとっても注目されていることでしょう。
神・トニー・ブラウンとラーカムのマッチアップ。
そして、池田渉選手の凱旋ゲームとなるか。

このカードは、本番のリーグ戦で観るには最低でも来シーズンまで待たなければなりません。(あ、日本選手権で実現する可能性はあるのかな?)
リコーは先日のクボタとのTMでも勝利していますし、そして状態が心配されていたラーカムも出場したようですし、注目です。
(って、僕はまだ観に行けるかどうかは微妙なんですが。)

そのリコー戦を皮切りに、今月は連続して試合があります。
毎週どこかでワイルドナイツが観られるということになります。

このTMの他、4月後半から先週の6月8日まで、ホントに毎週、どこかでワイルドナイツに触れ合う機会がありました。
群馬セブンズや県民フェスタや群馬ラグビー祭・・・。
県内で行われるイベントにワイルドナイツの選手が登場し、ちびっこを中心に触れ合っていました。
なかなかメディアに取り扱われないラグビーですが、こうした地道な地域での広報活動は大事ですよね。


昨日は読み方によっては(まぁ、普通に読めば)多分にネガティブになってしまう気になる点を書きましたが、今日はポジティブ(?)な気になる点を書きましょう。

我がワイルドナイツは、ちょっとクドイかもしれませんが、『次代を担う子供たちに、夢を持つことの素晴らしさを伝える』というチームスローガンのもと、地域に密着した様々な活動を行っています。おそらく、ゆっくりゆっくりとですが、徐々にこういった活動が花開き、いつか地元で行われるワイルドナイツの試合には、それまで触れ合った群馬のちびっこや父母さん方でスタジアムがいっぱいになる日が来ることでしょう。

僕らがプロスポーツチームやクラブを応援する理由のうち、大きな要因となるのは、好きな選手がいたり、知り合いであったり、同級生だったり、同郷だったり、直接触れ合って言葉を交わしたことがあるとか、そんなところが多分にある。
おそらく、群馬の少年少女ラガーには、ワイルドナイツ株が最近は急上昇していることだろう。

素晴らしいのは、今年、三宅選手がバイスキャプテンの他、普及担当を兼務することになったことです。
三宅選手は、太田大泉地区の小中学校で行われているワイルドナイツのタグラグビー教室に、池田普及担当と共に中心的な役割を担っていて、生徒たちからは『ミッキー先生』と親しまれています。
今回の普及担当就任について、以前に三宅選手からこんなコメントを頂きました。

「昨年、優勝できた要因の一つとしてやはり欠かせないのが地元群馬の人たちの応援でした。 
メディアを使っての宣伝活動も大事ですが、地元の人たちの心を掴むのはやはり地域活動です。 
その一つがタグラグビーということです。 
目的は子供たちにラグビーの魅力を知ってもらい、一人でも多く群馬生まれのラガーマン、ゆくゆくはワイルドナイツになってもらうことが出来ればなと思います。 
プラス、僕たちを知ってもらうことで試合を応援してくれる大きな力になってもらうのも目的の一つです。 
こういう地道な活動が一番の近道だと思います。 
だから今年は、去年以上に普及活動をしていくことでもっともっとワイルドナイツの魅力も理解してもらえるでしょうし、去年以上の力を僕たちも発揮できることでしょう。 」

素晴らしいですよね。今後もワイルドナイツは普及活動にチカラを入れていくのではないでしょうか。


もうひとつ、僕が嬉しいなと感じるのは、今年の補強。
まだTLでの実力的には未知数だが、今年も大学ラグビーでは有名どころが入ってきている。
そのうち、川俣選手と朝見選手が正智深谷、茂木選手が熊谷工業出身なのである。

我がワイルドナイツの所在地は太田(大泉)。
もちろん群馬がホームであるが、地理的には埼玉北部もホームと言って良いだろう。
なんせ、太田(大泉)からだと前橋・高崎1時間~1時間半、熊谷・深谷30分、みたいな距離感(by車)だ。
そして地域に密着したスポーツチームには、なんといってもフランチャイズ・プレーヤーの存在が必要。
ワイルドナイツの選手で嫌いなプレーヤーなんてもちろんいないが、個人的に顔を合わすと声を掛けて頂くなど仲良くしてもらっている選手の他、よりチカラを入れて応援するのは、個人的にはやはりフランチャイズ・プレーヤーだったりする。霜村誠一選手や野口選手、コリニアシ選手、木川選手であるわけです。
こういった、群馬出身、埼玉北部出身選手が多くなれば多くなるほど、地元関係者も増えてくるわけだし、より熱のこもった応援となるわけです。そういった意味では、今年の補強は大正解なんじゃないかと思うのです。
群馬出身で昨年の慶應大学主将の金井選手は残念ながらサントリーでしたが、先日の西川選手や加藤選手、KGUの木村啓輔選手や三輪選手など、群馬出身で大学で活躍しているプレーヤーが将来、ワイルドナイツでプレーしてくれたら夢がありますよね?

地元チームのワイルドナイツでプレーする選手の多くが地元選手。そしてそんなチームがリーグ優勝を争う常勝チーム。スタジアムも地元ファンと有料入場者で満員。そんな日が来たら、そりゃあもう、太田にフットボール専用スタジアムのひとつやふたつ、ポーンと出来てしまうのではないでしょうか?(笑)





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2008年06月09日

気になること

ここのところ気になることがいくつかあります・・・。

ザスパ草津のオフィシャルサイトで、『最新クラブ情報』というコーナーがありますが、『弊クラブ・・・』という文章には必ず、『幣クラブ・・・』という誤字が使われている。もう何年も使われているので、たぶん気付いてないんだろう。
あんなに苦しんだ連勝を、一度達成したらスンナリとまた達成してしまい、おそらくここのところオフィシャルサイトのカウントも上がっていると思うので、早く気が付いた方が良いかと・・・。

って、そんなことはどうでも良いんです。

気になることは、当然我がワイルドナイツについてです。

昨日は仕事をしながら、ジャパン×豪Aや、南ア×ウェールズをスカパーで視ていたのですが、実況&解説でどちらの試合もたびたび『新ルール』に関して話していました。

解説者の話しを何度か聞き、変更点は大体判ってきました。タッチキックだとか22mライン周辺のキックとかモールの崩しとか・・・。
言ってることはなんとなく判るんですが、プレーヤーじゃなかった僕にとっては、『だからナニ?』となってしまいます。

今回のルール改正は、神・ブラウニー様に言わせると、『ワイルドナイツにとっては有利(感謝の会でのコメント)』らしい。

先日、水間選手やJP主将や福永昇三選手に、更に具体的に解説してもらって、なんとなく『ワイルドナイツにとっては有利らしい』というのが解ってきた。

しかしその反面、『選手にとっては無茶苦茶ハードじゃない?』と思った。いや、『有利』よりも『ハード』の方が強い。
外国人選手のスタミナに関しては知らないが、このルール改正で、フルタイム全試合出場し続けるのは、日本人選手にとっては試練だと思う。
外国人選手3人制も導入され、ますますハードになる。怪我の心配が増える・・・。
観ている方にとっては非常にエキサイティングになり、宮本元監督が標榜していた『ピッチをワイドに使いボールがよく動き、観ていて楽しいラグビー』が実現するのだろうけど、プレーしている選手にとっては、より体調管理に気を使うことになるだろう。
ここで我がワイルドナイツにとって気になることが2つ。
怪我人の問題と選手層の問題だ。

今シーズンスタートの、ヤマハとのTMが先日、我がワイルドナイツに怪我人が多いため中止と発表された。(公式サイトより)
実際は、怪我人の問題もたしかにあるが、ジャパン召集組(7人制含む)やNZ留学組、S14終了待ちというのもあり、選手がいないということだ。今やるとしても、新加入選手中心のメンバー構成になってしまうだろう。

心配は、思い起こせば2年前、ちょうどこの時期。同じように元気に動ける選手が少なかった。
その前のシーズン、我がワイルドナイツはリーグ戦2位と躍進。その影響からか、JP主将、山内選手、霜村選手など主力選手に怪我が相次ぎ、8人選出された日本代表スコッドがほとんど辞退ということになった。あ、霜村選手はその前からの怪我だけど。
その怪我が皆さん意外と長引き、次のシーズン序盤に影響が出て、開幕ダッシュに躓き、5位という結果に終わった。まぁしかし、新加入選手に頼らざるを得ないシーズンとなり、その後の結果的には飯島陽一選手や木川選手や入江選手が育って昨シーズンの結果に結びつくのだが…。

なんだか、似てるんですよね、その頃と。
昨日のジャパンでも、後半の最後の方、コリが足を痛めててヒヤヒヤしました。

まぁだからなんだ、シーズン初っ端にという感じだけど、ヤマハ戦が中止になったのは、少しホッとした感じでもある。
(ヤマハの補強も非常に気になるところだ。そのまま残るのなら、タレントという意味では数年後には恐ろしいことになる。益々どアウェイでの対戦が楽しみである。)


そしてもうひとつ、選手層の問題。

これは難しい。
年々スピードと激しさを増し、面白くなっているトップリーグ(ホントね、もっと多方面にみせる努力をした方が良いと思うよ。)。それだけに選手を酷使することになる。
これは誰と話した時だったかなぁ?ワイルドナイツの人だったかな、他のチームの方だったかな、覚えてないんだけど、「SHやHOなど専門職は、欲を言えば3枚欲しいよね。」と言っていたのを思い出す。
確かにね、監督やコーチ、我々ファンはそう思う。いくらでもカードは欲しいですよ。まさにどこかの野球チームのような思考だ。
まぁでも、選手自身にはたまったもんじゃないですね。
アスリートたるもの、試合に出てなんぼ。試合でのパフォーマンスが自身の存在価値になるわけですから。会社丸抱えではなくなってきた日本ラグビー界では、ますますその色が濃くなってきています。試合出場への願望。それに伴う移籍。

HB以降、TLでも1,2を争う絶対的なタレントを誇る我がワイルドナイツ。
でも、よ~く考えてみると、絶対的な選手が多い分、その選手に怪我があったらチーム力が落ちてしまうような気が・・・。BKで怪我をしなそうな選手っていったら、三宅選手ぐらいでしょ。そういった意味では、我がワイルドナイツは逆にFWの方が選手層が厚いような気がします。
あんなに快進撃を続けていた2005-2006シーズン、年が変わってブラウニー、サミュ、プキが怪我で出られなくなり、外国人選手はルークトンプソンただひとりになって急激に戦力ダウン。プレーオフと日本選手権にはコロッと負けてしまいました。
絶対的な選手が君臨するというのは、決して喜ばしいことではない。チーム全体の底上げが必要。今シーズンは、ルール改正により、その要素が濃いシーズンになるでしょう。
戦略的選手交代が鍵のひとつになると思います。
昨シーズンは、プレーオフに入り宮本采配がスバリ!という場面が多かったけど、シーズン通して考えると、僕には戦略的選手交代を上手く使ったようには映らなかった。
JP主将や三宅選手が『チーム一丸』とよく言っていたが、本当に一枚岩にならないと、今シーズンは(も)厳しいと思う。






posted by みのる |18:21 | 三洋電機ワイルドナイツ | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年06月02日

群馬ラグビー祭

6月1日に前橋敷島サッカーラグビー場で『第26回群馬ラグビー祭』が行われました。

今回のラグビー祭で我がワイルドナイツは、県内の中学生プレーヤーに向けてイベントを行うということで参加しました。僕もその模様を取材するということで、前日からチームと行動を共にしていました。

前日からという理由は、今回の群馬ラグビー祭では前夜祭が行われたのですが、そこにワイルドナイツからも数名が招待されていたので、僕もくっついて行ったという感じです(笑)。

どの地区でも行われているラグビー祭同様、群馬もメインゲームを主体として、様々なイベントや試合が計画されたのですが、今回のメインゲームは、慶応義塾大学×同志社大学の試合でした。どなたかに聞いた気がするのですが、二年に一度行われているらしいこの群馬ラグビー祭、一昨年はワイルドナイツと合同で行い、群馬ラグビー祭兼三洋ラグビー祭で、大体、メインゲームはワイルドナイツの試合が組まれていたようですが(前回は対クボタ)、今回は珍しくワイルドナイツは試合では絡まないということでした。

しかし、我がワイルドナイツの試合は行われないというものの、今回のメインは慶應×同志社の定期戦。しかも今回で96回目という伝統的なイベントです。そんな由緒正しきイベントを、前橋なんかでやっちゃって良いんだろうかと…。
なんで慶應と同志社なんだろうと思うのですが、両校とも、少なからず群馬やワイルドナイツに縁が深いのです。
まず慶應大学ですが、今年は慶應義塾創立150周年の年にあたります。1899年、日本でラグビーを初めて導入したのがこの慶應です。そして、8年後の1907年、慶應の次にラグビー部が創部されたのは、なんとこの群馬なんです。旧制太田中学、今の太田高校が、日本で2番目にラグビーをプレーしたルーツ校ということになります。そして3番目が同志社。つまり、今回群馬協会が招待した定期戦は、日本最古の定期戦ということになります。
ちなみに、現群馬県知事の大澤正明知事は、慶應のラグビー部出身だそうです。(だったらもっと地元のラグビー環境、いえ、スポーツインフラ整備にチカラを入れてくれ)
そして記憶に新しいですが、昨年の慶應のキャプテンは、群馬出身の金井選手でした。昨年はあと、岡田選手というLOも群馬県出身選手でした。今も群馬出身選手が在籍しています。ちょうど今、ジュニアワールドチャンピオンシップウェールズ遠征に行っているU20日本代表の加藤選手、そしてこの日、事前に発表されたメンバーには入っていませんでしたが急遽出場が決定した西川選手。

次に同志社ですが、こちらは群馬県と我がワイルドナイツ、いえ、東京三洋と言った方が良いかもしれません、縁は非常に深い大学です。
まず、大学の創始者は群馬出身の新島襄。安中市というところに新島学園という高校があるが、ここも新島襄が創設者。ザスパ草津や日本代表のゴールキーパーとして活躍した小島伸幸さんはこの新島から同志社へ進み、三洋の宮本勝文元監督と同志社で同級生だったということです。ちょうど今年が同志社大学ラグビー部創部100周年ということで、創始者の墓参りを兼ねて今回の訪群ということらしいです。
“東京三洋”と聞くとジ~ンと来るというオールド三洋ファンには、三洋電機ラグビー部と同志社大学の関係は、もう説明するまでもありませんが、三洋OBには同志社出身者が非常に多いです。ノフォムリ・飯島均経由で三洋ファンになった僕は『三洋=大東文化大学』というジェネレーションですし、結構ここに訪れてくれる方は若いワイルドナイツファンの方も多いようで、そんな方たちは『ワイルドナイツ=関東学院』と連想するかもしれませんが、三洋黎明期は、じつは同志社なくしては語れないものなのです。
1960年、夢の始まりである東京三洋ラグビー部創設メンバーの畑敏郎さんと平尾隆雄さん(初代主将・副主将)は共に同志社大学出身。そして我らが親父・宮地克美も同志社の名プロップだったわけである。
今では同志社出身の選手はHOの水間良武選手しかいなくなってしまいましたが、いつしか野武士軍団と称された頃も、軸には同志社出身のプレーヤーがいたのです。

そんなわけで、特に同志社と縁が深い群馬および三洋、前夜祭にも三洋OBの方々が数多く出席されていました。
我がワイルドナイツからは、JP主将と同志社出身の水間選手、そして総務兼広報の坂元さんが招待されました。坂元さんも同志社から三洋で活躍されたプレーヤーです。ちょうど外国人プレーヤーの先駆けとなったノフォムリさんやホポイさんと同じ時期に活躍されていました。

僕もオマケでついて行ったのですが、こういった席は初めてで超緊張。だからというわけではないのですが、またやってしまいました!
自他共に認める方向音痴で人の話しを最後まで聞かない僕、過去にも試合会場を間違えて取材に遅刻したことが2度3度ありましたが、この日も前夜祭会場を間違え、全然違うホテルに行ってしまいました。(笑)

遅刻して入っていった会場では、最近は大学の試合をあまり観ていないので現役選手はよく解らないのですが、出席者を眺めてビビリました。往年の三洋OBの他、先日同志社のヘッドコーチに就任した綾城高志さんもいるじゃないですか!
僕らのジェネレーションの三洋ファンには綾城さんはガッデムな選手なわけですが、それでも僕ら世代の三洋ファンの特徴として、なんだかんだ言っても裏では神戸を愛してるみたいな感情があって、綾城さんをチラチラ見てしまうわけです…。

そんなチラチラしながらですね、顔見知りの県協会の方々と、JP主将や水間選手を囲んで談笑したり、非常に楽しいときを過ごしました。

20080601-00.JPG

参加者と記念撮影なんかもしたんですが、やはり僕らはJP主将と水間選手を中心に、宮地親父と写真を撮りたいわけで、親父にお願いするのですが、「ほうか~、ほな撮るでぇ~!」って自分がカメラ奪って撮っちゃって、みんなにツッコまれるというお茶目な行動をとるのでした。


さて、いよいよ群馬ラグビー祭当日。
この日は朝から色々とイベントが企画されていました。
9:00~  群馬惑惑×三洋OB×金沢不惑
10:00~ ワイルドナイツラグビークリニック
11:00~ 石川県高校選抜×群馬県高校選抜
13:00~ 慶應義塾大学×同志社大学
というスケジュールです。

僕は三洋がらみの取材で行ってますんで、朝から会場である敷島ラグビーサッカー場にいました。
早朝野球っていうのはよく聞きますが、朝の9時からラグビーの試合は大変だろうなと思ったんですが、最初のイベント、金沢不惑×群馬不惑(三洋OBチーム、群馬惑惑倶楽部)の試合では、とても素晴らしい光景を見ることが出来ました。

20080601-01.JPG

何人ぐらい参加されたんですかね?名簿をみると70人以上になるんですが、非常に多くの現役オールドプレーヤーが参加されていました。
僕はこの朝イチのイベントを非常に楽しみにしていました。頂いたパンフレットを見ると、往年の三洋OBの名前が並んでいるんです。そう、大草良広なんて名前が。
しかし、写真でご紹介したいのは元日本代表のWTBでもある斎藤功さん。

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1960年創部の第一期メンバーの方なんですよ。おんとし67歳!当時3部から全国社会人大会出場に意欲を燃やし、打倒・松戸自衛隊に心血注いだ伝説のWTB。
金沢不惑ボールの密集からLO成田勝利がジャッカル、そのボールがWTB斎藤功さんに渡ってトライを挙げました!
試合後に着替えている斎藤さんを見掛けたんですが、腹筋が割れてました!40歳目前ですがまだ30代の僕のおなかと比べると…。

三洋OBチームの次は、群馬惑惑倶楽部と金沢不惑の試合。

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こちらは三洋OBチームより若干平均年齢が若いのでしょうか?先程の試合よりもブレイクダウンがより激しく感じました。

いつぞや、草ラグビーに興味なしとして反感を買った僕ですが、不惑チームなどの試合は別問題です。ここにはラグビーが凝縮されているように思います。
パンツの色で年代が分かれていて、ある色のパンツをはいた選手にはタックルしてはいけないなどの特別ルールがあったりするのですが、皆さん真剣に、そして楽しそうにプレーしています。

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試合は真剣で時にはエキサイトしてしまう場面もあるのですが、ノーサイドの笛が吹かれた途端、両チームが混ざり、肩を抱き合い笑顔で健闘を称えあっているのです。レフリーにも敬意が払われていて、次々に笑顔で握手が交わされました。
ノーサイドと同時に、「さぁ、ファンクション、ファンクション!」なんて言ってる人もいて、昨日は暑かったですから、ビールが美味しかったのではないでしょうか?僕は残念ながらその場を見ることは出来ませんでしたが、取材中にもファンクション会場から大きな笑い声が聞こえたりと、非常に盛り上がっていた様子です。
こういったラグビーの原風景を、もしかしたら子供たちに見せるべきなのかもしれません。少しでも時間が空くと、屋外であってもすぐにゲーム機をいじりだす今の子供たちには、きっと退屈で、大人のだらしない面ばかりが映るかもしれませんが、それを含めてラグビーであるというのは、教えるべきだと思います。世界的にも対抗戦の文化ではなく、プロクラブのリーグ戦とチャンピオンシップが主流になり、より勝敗を重視するようになっています。だからこそ、ノーサイドというラグビーだけが持つ文化を再認識しなければならないと思います。


不惑チームの試合の次は、僕にとってはこの日のメインである、我が三洋電機ワイルドナイツの選手による、ラグビークリニックです。
『群馬テレビ&中央自動車ガラスpresents三洋電機ワイルドナイツ・ラグビークリニック』と題されたこのイベントは、文字通り、群馬県内の中学生プレーヤーに向けて、ワイルドナイツの選手がラグビー教室を行うというもので、その第1回目です。
これまで各スクールやクラブに別々にワイルドナイツが訪問したり、選手が個人的に遊びに行って軽く指導したりというのは行われてきましたが、このラグビークリニックでは、希望する県内スクール(クラブ)の中学生プレーヤーに向けて、ある程度課題を持って実践的な練習をして指導します。通常、こういったイベントは1回限りのものですが、今回のラグビークリニックは年間通して数回予定しており、継続性を持たせることにより、より実践的な指導と子供たちの成長を期待しています。
これは、『次代を担う子供たちに夢を持つことの素晴らしさを伝える』というチームミッションのもと、タグラグビー教室など地域に密着した活動を続ける我がワイルドナイツが、より群馬に根ざした活動を行いたいという意識に、地元メディアである群馬テレビと地元零細企業が賛同し実現した企画です。

第1回目の今回は、同志社大学出身の水間選手がリーダーとなり、飯島陽一選手、野口選手、河野選手、石井選手が参加しました。また、イベントには直接参加できませんでしたが、JP主将もグラウンドに顔を出してくれました。

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前橋RS、高崎RC、シルクス(桐生RS)の3チームから、総勢98名の中学生ラガーが参加してくれました。約100人に先生役の選手が5人ですから、時間も1時間に限られていましたし、結構大変だったと思います。
しかしながら、地元太田大泉地区でタグラグビー教室やラグビー教室を頻繁に行っているワイルドナイツ、その辺は慣れたもので、アップも兼ねた運動から最後の密集での身体の使い方まで、流れるようにメニューをこなしました。

今回のテーマはコンタクト。
ヒットシールドを使ってコンタクトの練習や、2対2、3対3の練習など、普段ワイルドナイツグラウンドで行われている練習を子供たちが行いました。
1年生から3年生までが一堂に会して行われたので、この間まで小学生だった1年生にはかなり戸惑いもあったようです。というのも、3年生は群馬選抜で各スクールやクラブ同士ある程度話していたり合同練習をしていたりで、比較的スンナリと他のスクールやクラブの選手とでもチカラを入れたコンタクト練習が出来るのですが、1年生は、先日までは他のスクール(クラブ)の選手とはほとんど話しをしたこともないですし、逆に、にっくき敵同士だったものですから、一緒に練習なんて恥ずかしくてなかなか混ざれない感じでした。また、ある指導者さんが「低学年の子には、この練習が何のために行われるのか、どういった局面のための動きなのかを事前に教えてあげないと戸惑うのかな?」とおっしゃっていましたが、なるほど、そんな感じもしました。
この辺はリーダー役の水間選手も心配していたところで、「3年生と1年生では身体も全然違いますから、一緒には出来ないと思いますし大変ですね。」と話していました。
イベント後に、1年生数人に少し話しを聞いてみたんですが、「3年生は凄い。」という感想。
確かに、そう思わせるものが3年生にはありました。

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このブログではお馴染みの前橋RSの3年生、黒崎将人君と藤村龍君のコンビ。
やたら気合い入ってました(笑)。非常に声が良く出ていて真剣に取り組んでくれていましたね。飯島陽一選手もクチカズ少ない印象の選手ですが、時折アドバイスを送ったりしながら熱心に指導していました。
そうそう、飯島陽一選手、このイベントの最後の挨拶の中で、良いことを言っていたなぁ。

ワイルドナイツの普及担当の池田誠悟さんが言うには、「オールブラックスの練習メニューを基にワイルドナイツで取り組んでいる練習を取り入れました。」というものらしいですから、各スクールやクラブに戻っても続けてくれたら良いですね。


その次は、石川県高校選抜×群馬県選抜の試合。
石川県高校選抜は、日本航空第二高校、鶴来、羽咋工と、花園に出てくる高校の選抜チームで組織されていました。3人の外国人選手もメンバー入りしていました。
対する群馬選抜は、関東高校大会を来週に控える東農大ニ高と明和県央高校以外の県内校の選手で組織しました。

スイマセン、ちょっとこの時間、中座していたんで、詳しい内容が解りません。
戻って来た時に知り合いの方に結果を聞きましたが、戦前の予想では群馬選抜厳しいかと思ったのですが、26-10で見事に勝利したようです。やはり苦戦はしたようですが、チャンスをしっかり生かしたり、相手のミスをチャンスにして得点に繋げたようですね。


そして最後はメインゲームの慶應×同志社。

先日のTMで早稲田を破って評判の良い慶應。中心選手数名はウェールズ遠征に行っているものの、僕以上にマニアのうちの兄貴に言わせると、「それでも強い。」というメンバーですが、地元・高崎高校出身の西川選手も急遽先発で期待が寄せられました。
対する同志社。ここのところ少し低迷している印象で、前夜祭の同志社関係者の挨拶では「昔の栄光と言われないよう頑張って欲しい。」と檄を飛ばされての登場です。OBの水間情報によると、怪我人も多く調子が上がらないようで、「ヤバイッすよ。」という感じらしい。三洋OBの同志社出身のオジサンたちも口々に悲観的な言葉を漏らしていました。

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試合は前半、同志社の動きが良く先制するものの、20分過ぎから慶應ペース。前半のトライはほとんど1列の選手が獲るほど、慶應FWの動きが良い。期待の西川選手もトライを挙げました。ある情報筋によると、「慶應に行って最近バケた。」らしいです。

僕は日当たりの関係もあって(なんせ安物のレンズ使用ですから)、前後半とも同じ場所で写真を撮っていました。前半は同志社サイド、つまり慶應が攻めてきて慶應を正面から撮れる方、同志社は背中。後半は逆。これがいけなかった。出だし調子の良かった同志社を撮り損ねました。(ともこさん、ゴメンナサイ。)
後半に入ると、慶應の一方的なペース。同志社につまらないミスも目立ち始めます。あまり言いたくないけど、スタンドから笑い声が挙がるようなプレーも…。シャッターチャンスらしい場面があまりなく…。

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判官贔屓の県民性というのか、同志社OBが多く来場したからか、スタンドから『同志社頑張れ!』の声が頻繁に挙がりました。その甲斐あってか、26点という得点は獲りました。しかし、失点が76点。ちょっと一方的で、慶應強しというよりは、同志社が心配になりました。まぁ、まだ春なんで。


すべてのイベントが終了した後、高崎RC関係者の方が西川選手を囲んで話しをしていました。

20080602-06.JPG

お母さんと一緒のところをパチリ。
じつは僕は、西川選手の高崎高校時代を取材していました。高崎RC関係者さんに教えられるまで気が付かなかったのですが、西川選手が高崎高校3年生の時の春の大会を、僕は雑誌『ENTRY』で記事にしているんですよね。この時優勝したのは東農大二高で、準優勝が明和県央、3位が高崎商業で4位が高崎高校でした。残念ながら関東大会枠が3位までで高崎高校は出場出来なかったんですが、この時の高崎高校のバックスリーは非常に魅力的で、ここの前にやっていたブログか雑誌『ENTRY』の記事かに、『高崎高校の大会』という趣旨の文章を書いた記憶がある。その時のWTBだった黒石選手の親御さんが教えてくれて気が付いたのですが、FBで出場していた選手が、じつはこの西川選手だったんです。今でも慶應の選手紹介には、ポジションがLO、ナンバー8、FBになっています。
とすると、慶應に行ってバケたんじゃないなぁ。ポテンシャルが開花したんじゃないですか。僕は高校時代から注目していましたよ!ハッハッハ~!(言われるまで気が付かなかったクセに…。)

西川選手、ちびっ子に早速サインをせがまれていて、群馬の少年たちにかなりの印象を残したようです。



posted by みのる |19:28 | ラグビー | コメント(7) | トラックバック(0)
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