2008年05月22日

歴史の証人になれた幸福

群馬県内では、ザスパ草津Jリーグ昇格後初の連勝で盛り上がったようですが、僕は別の場所で盛り上がっていました。
昨日は、三洋電機ワイルドナイツ日本選手権優勝感謝の会が都内ホテルで行われ、僕もご招待頂きましたので、喜んで出席させてもらったんです。

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僕は都内某ホテルの入口から既に汗だくになっていました。だって、ロビー付近で立ち話しをしていたりお茶を飲んでいたりしている人が、ラトゥさんであったり、宮地親父であったり、往年の三洋電機、東京三洋の名選手たちであったりするわけです。そればかりか、現立正大学監督のあの人や、TL強豪チームの監督のあの人とか、今はTLの要職に就いていますが往年の名選手なんて方もゾロゾロいるわけです。

会場入口に入ると、日本選手権で受け取ったトロフィーがズラーッと並んでいました。あらためて日本選手権の重みを感じました。

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トロフィーとともに歴代のジャージも展示されていました。さすがに#のマークのは記憶にありません。僕が三洋と聞くと連想するのは、やはり赤で胸に白でSANYOと書かれたジャージです。夢ジャージの隣に展示しているやつですね。このジャージの6番か7番が激しく欲しいな…。

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スーパー14に行ってるブラウニーやNZ留学組、怪我人などいて全員ではありませんでしたが、ズラーッと並んだ野武士軍団。久しぶりに宮本監督の顔も見えました。
選手の家族、選手OB、会社関連、パートナー企業、サンヨービッグスポーツ友の会会員などが中心に約600人が集まり、選手や監督、コーチと日本一の喜びを分かち合いました。

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偉い人たちの挨拶のほか、壇上では色々と催し物があったんですが、鏡開きも行われました。三宅リーダー、元総理大臣と真下専務理事に囲まれ緊張気味です(笑)。

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しばし歓談の後、TLベスト15やメディア選出のベスト15の紹介がありました。壇上に選出された山本貢選手、相馬選手、コリニアシ選手、田中選手、霜村選手、北川選手、田邊選手、そして宮本監督が上がっていたのですが、選手に一言と、J SPORTSの実況でお馴染みの矢野さんが北川選手に話しをふったのですが、北川選手は「田中で。」と。ここでも田中選手がいじられまくりです。

こうした挨拶など以外は、選手や監督、コーチも広いフロアに降りてきていますので、招待客の皆さんと自由に交流できます。そのため、選手も首脳陣も、もうはじから声を掛けられ、記念撮影やサイン、昔話などに引っ張りだこです。パーティーは立食形式でしたが、おそらく選手も首脳陣も、いえ、参加者みんな、あまり食べず飲まずで選手や監督、コーチたちとの会話に夢中だったんじゃないでしょうか。

と、僕も今日、どうしても気になることがあったので、思い切ってアタックしてみました。
たぶん、みんなも聞きたかったことでしょう。

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それは、先日無事にジャパン初先発を果たした田中選手の、カザフスタン遠征謎の不参加事件です!
日本協会の公式発表によると、『諸事情のため』とありました。その前にも腰を負傷して一時帰国などというニュースもあったため、非常に心配していました。しかし、あるスポーツ新聞紙上では、耳を、いえ目を疑う理由が掲載されていました。
『ビザ申請の際、パスポートを忘れてきたためにビザがおりなかった。』というもの。
このイジられキャラそのままのようなエピソードの真偽を確かめたく、ちょうど僕とこの日自費参加で取材に訪れていた桐生タイムスのK記者の前を通りかかった田中選手に直撃しました!
僕:「田中選手、一部マスコミで報じられたパスポート忘れというのは、本当なのですか?」
田中選手:「もう○○スポに出ちゃったから言っても大丈夫だと思いますが、ホンマに忘れたんですわぁ。(笑)。」

オイシイ、おいしすぎるぜ田中ちゃん。見た目そのままのエピソードじゃないか。あまりにもサンヨーっぽい。いや、でも大好きだ、そういうの。だから僕はサンヨーを応援してるんだ。


選手は家族も呼んでいましたので、普段はなかなか見られない一面を見ることができました。

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霜村選手、娘さんにメロメロな感じです。細い目が一層細くなっています。ガイジンにも臆することなくタックルに行く霜村選手とまるで別人です。そういえば、霜村選手の娘さんは確か、日本選手権決勝が1歳の誕生日だったとか。運命を感じますよね。
その他、相馬選手の息子さんが、まだヨチヨチ歩きなんだけど、必死にパパの後を追っていく光景が見られたりと、なかなかラガーマンは子供を大事にしているようです。


本当にあっという間の2時間なんですが、最後に再びチーム全員が壇上に上がり、新加入選手の紹介と新監督の飯島均監督の紹介がありました。
飯島新監督、就任の挨拶で非常に力強い言葉を発しました。
「どんなに辛い時でも決して諦めない!絶対に勝ちます!」と、飯島均らしく、熱く熱く断言しました。
ライバルチームの関係者さんも結構いたのに大丈夫かと…。

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しかし、OBの方を中心に、大きな声援と拍手がおこりました。
今回、こんな素晴らしい席にご招待頂き感じたことは、三洋電機ラグビー部の歴史の重さです。そして非常に多くの方がワイルドナイツを応援していて、まさしく悲願達成を心から喜んでいるんだなと思いました。この日もスタジアムと同じように『サンヨー、カッコイイヨ!』と会場中に響き渡る甲高い声や、真面目な挨拶をドスの効いた声で茶化しているただのヨッパライのような親父など、三洋らしさが随所に感じられ、三洋名物=日本ラグビーの名物でもあるような気がします。


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そして、この日僕が撮った写真の中で、最高だと思ったのがこの一枚です。
『嬉しいなー、嬉しいなー。』と何度も笑顔でおっしゃっていた方は、1960年創部当時のメンバーの方だと思います。

嬉しいのは僕のほうです。
三洋ラグビー史の、おそらく振り返ると重要な時である2008年を、一緒に過ごせた僕は非常にラッキーです。

そして、三洋電機ワイルドナイツが群馬に継続して存在するというのが重要で幸せなことです。


posted by みのる |15:58 | 三洋電機ワイルドナイツ | コメント(5) | トラックバック(0)
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2008年05月20日

2008-2009シーズン日程決定

ラグビートップリーグ2008-2009シーズンの日程が発表されました。
詳しくはこちら。

我がワイルドナイツの初戦はというと、ここ数年のスケジュールを考えると当然のように、サントリーサンゴリアスとのシーズン開幕戦ですね。
9月5日(金)の秩父宮ナイトゲーム。
前シーズン1位2位が初戦で対戦してしまうのは勿体無い気がしますが、リーグ全体の盛り上げを考えると致し方ないでしょうか・・・。

昨シーズンは“魔の12月”という厳しいスケジュールがありましたが、今シーズンもまた違った意味で厳しいスケジュールでもありそうです。
まず、ワイルドナイツにとって苦手としていたり実力の拮抗するチームとの対戦が、頭の第1節、第2節と、終わりの12、13節にバラけます。この点は、パッと考えると選手の怪我など体調管理の面で有利だと思うのですが、どうやらそうでもないようなんですね。
先日、JP主将と話す機会があって、“魔の12月”に話しが及んだ時のことなんですが、それについてJP主将は、「確かに選手の体力的な面では大変でした。大きな怪我は幸いなかったですが、それでも毎試合みんな、どこかしら怪我はするスポーツなんで。でも、精神面ではあの連戦で逆に集中力が増して気持ちが充実しました。あのスケジュールが良かったんだと思います。ただ、その後はやっぱり疲れも出て調子を落としましたけど。」と話してくれました。今シーズンはそれと全く逆になります。それがどう出るかですね。どちらかというとスロースターターのイメージのある我がワイルドナイツ。開幕戦で日本選手権の雪辱に燃える(であろう)サントリー。そして次に苦手とするヤマハと“どアウェイ・ヤマハスタジアム”で対戦します。個人的にはこのヤマハ戦も楽しみです。ホーム&アウェイの意識があまりないラグビー、サイドを作らないラグビーの良さではありますが、やはりプロリーグのリーグ戦となると、ライバルチームとの対抗意識というのがファンとしては面白いもの。そのなかで、ファンや地域を巻き込んでホーム&アウェイを感じられるのは、トップリーグでは今のところ、このヤマハとワイルドナイツが一番なんじゃないかと思うのです。再び磐田のブルーに染まったスタジアムで我がワイルドナイツが迎えられるのを想像すると、ゾクゾク来ます。
そして、連戦の疲れが溜まったところでトヨタに東芝。これも効きますねぇ。

そしてもうひとつ気になることは、我がワイルドナイツのホーム・太田で行われる試合に、あまりホームアドバンテージを感じられないことです。
この点では、昨シーズンは正直に言って恵まれ過ぎていました。クボタ、サントリー、ヤマハと、危惧するチームを迎えられたわけですから。
今年の太田は、近鉄、横河、NECです。選手の移籍や外国人選手のビッグネームの加入などで、年々実力が伯仲してきているトップリーグですから、思い切ったことも言えませんが、近鉄と横河は再昇格と初昇格というチームです。しかも何人かは元同僚選手。昨年の九電が結構健闘したことを考えると決して侮ってはいけないとは思うのですが、まぁ計算はできるかなと思ってしまいます。
しかし、元三洋所属選手在籍チームとの対戦というのは楽しみがあります。近鉄なんか特に楽しみですね。バツベイ兄弟対決なんて実現したら笑えます。
アドバンテージを得られるのはNEC戦ですね。ブライス・ロビンス加入でどうなるだろうというのもありますし、ヤコもさすがに今年はやる気出すような気がしますし…。

太田の他、今年は前橋での開催もあります。“鬼門・敷島”です。(笑)
『敷島』という単語が出てくるたびに「俺は絶対に出ない!」と言い張るJP主将が出場するのか激しく心配です。(笑)
前橋の他にも、足利でコーラ、熊谷で九電と、こちらも広域ホームと理解しても良いかもしれません。これで6試合。近鉄、横河、NEC、IBM、コーラ、九電ですか。う~ん、さすがに太田での勝率を考えると、こちらが望むチームはなかなか来てくれませんよね。試されるシーズンといった感じでしょうか。


その他、トップリーグ公式サイトによると、ダービーマッチ紹介というのが出ていました。
府中ダービーとか千葉ダービーとか、同地域をホームとするチーム同士の対戦を指しているのがほとんどですが、最後に、『飲料ダービー』というのがありました。
飲料ダービー、コーラ×サントリー。(笑)
そんなこと言ったら、三洋×NECや三洋×東芝は家電ダービーじゃないですか。(笑)
それだったらまだ、三洋×神戸の方がダービーっぽい気がします。
まぁでも、こういった見方も面白いですよね。特に九州の人なんか良い時ですよ。

なんだか、いよいよという気がしてきました。






posted by みのる |09:20 | 三洋電機ワイルドナイツ | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年05月19日

田中選手初先発を観てきました。

日曜日は、HSBCアジア5カ国対抗最終節、日本×香港を観に、ビッグスワンまで行っていました。

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高崎から新幹線で約1時間半、もしかしたら、前橋でも伊勢崎寄りに住んでる僕がザスパの試合で車&シャトルバスで敷島に行くのと同じぐらいの時間、もしくは、ワイルドナイツのホーム戦を太田で観るのと同じぐらいの時間で着いてしまうかもしれないお隣のビッグスワン。羨ましすぎる。

僕にとってはビッグスワンは今回で3度目の訪問。
初めての訪問は、新潟在住の人にお誘いを受け、アルビ×浦和を観に行った。ほぼ満員状態である。
2度目は一昨年のシーズン、ワイルドナイツ×ワールド戦。そして今回が3回目だ。
Jリーグでも観客動員1位2位を争う浦和&アルビとラグビーを比べるのも間違いなのだが、写真で見ても分かるように、果てしなく寂しい。
1万人位入るかなと期待したんですが、そこまで入らなかったようですね。結構入っているようには見えたのですが・・・。それでも相手が香港と地方開催ということを考えると入った方かと思います。新潟在住でこの日色々とコーディネートしてくれた方が教えてくれましたが、随分前から県庁に訪問したりアルビと色々やったり、数日前には選手がテレビやラジオで集客をアピールしたりしていたようですから、その辺の結果も多少出ているのでしょう。でも、42,300人収容のスタジアムに1万人弱はさすがにガラガラ感が漂う。今の日本のラグビーで1万人を超す観客を集めるのは、ビッグカードでも結構難しくなってますんで、4万人とかの箱でやるのは考えた方が良いような気がします。

今回僕は3人でこの試合を観ました。
僕以外はラグビー初観戦。香港が強いのかどうか、日本がどの程度なのかも全く解らない状態なので、とりあえず2通りの予想を伝えました。
日本が良かったと言われるとしたら、85-3ぐらい。ちょっと不満が残るなという試合だと75-25ぐらい。この2通り。同行者2人とも「そんなに差があるのか~!日本って強いんだな。」と…。それを聞いて苦笑い。


この試合、我がワイルドナイツからは、相馬選手は残念ながらメンバーに入っていなかったけど、コリニアシ選手と田中選手が先発。特に田中選手はこの日が代表初先発です!そうか、僕はトップリーグでも今シーズン初戦のクボタ戦も観ているし、田中選手の初先発をトップリーグとジャパンと両方観たことになるんだなぁ。
ハーフタイムでスタンドに相馬選手が見えたので、「折角来たのに出てないんだもんな~。」と声を掛けさせてもらったんですが、「出てるじゃないですか!2人も!」と逆に説教されてしまいました(笑)。

試合の方はどうなんでしょう。前半15分過ぎまでは香港が善戦していました。ナンバー8セミ・イアフェタ選手を中心にしてFWが頑張っていました。
後半残り10分あたりでバタバタっと香港にトライを獲られていましたが、インターセプトやチャージからのもので、どう理解して良いのか解りません。

JKのコメントから判断すると、田中選手は合格点だったようですね。
アタック面では自ら切り込んでいくところも何度か見られました。
コリもBKと一緒にライン参加する場面を何度も見ましたが、面白い使われ方です。BKにコリがいたら、それはやっぱり相手にしたらイヤだよなぁ。

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初代王者は日本。
今のアジアの実力差からすると、日本が獲って当たり前だし、大量点差での優勝が何年か続くと思います。だからといって意味が無いと数年で止めてしまうことのないように願っています。トップリーグにアジア枠ができ、うちのキムさんや劉さんのようにTLにも出場して母国代表でも活躍する韓国人選手が今後続々と出てくるでしょう。そうなれば良きライバルとして、アジアのラグビーが盛り上がることと思います。

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表彰式もW杯のように少し演出したのですが、いきなりドーン!と。
でも、みんな慣れていない為か、ビックリしてひいていました(笑)。田中選手も子供のように驚いてました。

小さなことですが、こういった演出も徐々に観客に向けて楽しませようという姿勢が感じられてきました。
アルビレックスサポーターも観に来ていた人が居たと思いますが、これがカップ戦というのに少し驚いたんじゃないでしょうか。Jリーグと比較して。僕から見たら、随分と垢抜けたんですが。
あ、でも、この日はアルビレックスの試合がアウェイ神戸でやっていたんですよね。期待していたほどアルビサポの動因は出来なかったでしょうか。タイミング悪いな。


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ここからはラグビーというよりも、群馬県民として羨ましいなというところなんですが、ハーフタイムに2009年に行われるトキめき新潟国体の告知をしていました。
国体羨ましいなぁ。やっぱり国体でもないとハコが造れませんからね。群馬で行われた『あかぎ国体』は、僕が小学校高学年の時ですよ。昭和58年ですからね。2004年の埼玉国体の際には熊谷にいくつも競技施設が造られました。埼玉と新潟と、群馬の上下でやるなんて、通り過ぎなくてもいいんじゃないかと…。

その次の工事中の写真は、ビッグスワンの隣で建設中の野球場です。
同行した新潟在住の方によると、BCリーグのアルビレックスBCのホームスタジアムになるんじゃないかとのことです。

そして最後の写真は、新潟駅に隣接しているアルビレックスのフットサルコート。

随分とインフラが整備されているもんだ。羨ましい。


posted by みのる |18:39 | 三洋電機ワイルドナイツ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年05月17日

苦難の先の栄光を信じる

そういえば先日、ワイルドナイツの事務所に行く用事があったので、帰りにクラブハウスに行ってみた。
新シーズンスタートの数日後のことだったが、チームの皆さんが元気良く練習していました。
まだコンタクトはなく、タッチフットのような練習をしていました。楽しそうにやっていましたが、結構キツそうでした。特にPRの選手には。

昨シーズンの疲労で、結構怪我人が多いんじゃないかと想像していたのですが、心配していたほどではなく安心しました。
僕にとって何もより嬉しかったことは、長く怪我の調整をしている山内智一選手が元気良く走っていたこと。そしてダニエル・ヒーナン選手がヒョコッと顔を出していたことでした。
おそらくまだ全力では走れないとは思うのですが、「だんだんとですが、やってますよ!」と、山内選手らしく控えめに応えてくれました。
ヒーナン選手はまだ走っているといいことではなく、ウェイトかなにかやっていたんだと思いますが、たびたびグラウンドに顔を出して練習の様子を眺め、なにやらニヤニヤしていました。てっきりまだオーストラリアで怪我の調整をしているものだとばっかり思っていたので、少し驚きです。
そして、指の脱臼だとか骨折だとか聞いていましたが、ベテラン川口選手も、指にテーピングをグルグル巻いてはいましたが、「復活です!」と元気に走っていました。


この日初めて見る選手もいましたね。
新加入選手ですが、おそらく、川俣選手、朝見選手、日永田選手かな、あと、トゥキリ選手。
ここのところ新加入選手に当たってるワイルドナイツですが、今年も新メンバーの中からトップで活躍する選手が出てくるのでしょうか?


そんななかで気になったのは、飯島新監督の顔が見えなかったこと。
新シーズンのスタートにあたって、一言二言頂きたかったのですが、この日は練習に不在でした。
つい先日にわかったことですが、飯島監督のお父さんがご逝去され、そのためご不在だったようです。

一番注目される時に監督交代、そしてお父さんの死と、想像ですが飯島監督にとって苦悩の時かもしれませんね。

しかし、苦難の先には栄光が待っていると信じています。
応援しています。



posted by みのる |17:51 | 三洋電機ワイルドナイツ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年05月12日

どうもありがとうございました。

今日は予定通り、コメントへのお礼と雑感で、ひとつの区切りのエントリーとしたいと思います。
丸1ヶ月ぶりのエントリー『復活してみます。』に、非常にたくさんの温かいコメントを頂きました。皆さんどうもありがとうございます。
中断期間中も覗いて下さっていたようで、毎日のカウント数は500を下回らず、復活した途端に1000を超え、嬉しさ半面、怖いなという感情もあります。すでに一個人が無責任に好き勝手書いて許される範囲を超えてるんではないかと・・・。

『復活してみます。』のエントリーに頂いたコメントは、大きく分けて2通り。ワイルドナイツファンの方と、群馬のラグビー関係の方。

まず、ワイルドナイツファンの方々にお礼。

>松阪カウッ!! さん
>空っ風さん
>popotanさん

どうもありがとうございます。
我がワイルドナイツが冠をひとつ獲り、宮地親父が宙に舞うまでは続けようと心に誓い続けてきました。結構あっけなく目標達成となり、達成感とともに、ちょっと拍子抜けもあり、僕の使命もひと段落かなと思っていました。
雑誌『ENTRY』が休刊となり、記者としての肩書きが無くなり、その後チームの写真を撮ったりして残っていましたが、その役目も無事終了し、ただのファンに戻りました。よって昨シーズンは正式な取材は出来ずに、ネタはチームの公の情報と、個人的に選手や監督、コーチにアタックして得たものだけでやってきました。チームの成績も良く、あまり足を引っ張るようなことは書けないと、ブログも遠慮がちになり、おそらく読んでてつまらなかったと思います。
目標達成でどうしようかと思ったのですが、チーム飯島としては、飯島均監督再就任となったら、少なくてもその初年度は見つめていこうと、再び始めようと思い直しました。でも、たたのファンが得られる情報は少ないと思いますので、過度なご期待はしないよう(笑)。

>あまぬまさん
おそらく、僕と同様、チーム飯島均な方ですかね?
心に沁みる一行、どうもありがとうございます。
一緒に応援していきましょう。



そして、あとは群馬ラグビー関係の皆さんですね。
ワイルドナイツが勝ち星を重ねるにつれ、ワイルドナイツ情報を書くことが怖くなり、試合も観に行けなかったりで、ブログのネタはだんだんと、群馬のジュニアと女子ラグビーへとシフトしていきました。それはもう、宮本前監督から「最近はジュニアばかりやなぁ!」と突っ込まれるほど(笑)。
群馬県協会役員さんをはじめ、群馬のジュニアラグビー関係者さんや指導者さん、保護者さんには、大変親切にして頂きました。非常に居心地の良い場所でたまりません。

>橘人さん

先日の敷島杯の際、僕はスタンドから眺めていましたが、橘人さんが孤軍奮闘されている姿をみて考えたことも、もう一度やってみようかと考え直した理由のひとつです。


>p-chan mamaさん
>tougo mamaさん

mamaさんたちのお子さんの成長が、僕は何より楽しみです。
p-chanや tougoくんが幼児の時に出会い、ジュニアラグビーの取材に目覚めました。彼らの、周りの大人たちを和ますキャラクターは貴重です。天賦の才だと思います。どうかこれからもノビノビとラグビーを続けてくれるよう、環境を整えてあげてください。


>りきどうさん

はじめまして。
いつのまにか、こうるさいオッサンのようになっていますが、でも、ラグビーはマナーとロウ(ルールじゃなくてロウです)を守れなくなると、ただの暴力に成り下がってしまうと思うのです。だからうるさいオッサンも必要なんじゃないかと苦言ばかりを書いていました。


>兄貴分の兄貴分さん

いつもどうもありがとうございます。僕の一番知りたい視線からのコメント、有難く思っています。僕が見つめてきた選手たち、男子も女子も、ジャパンの可能性は本当に秘めていると思いますよ。カタチは変わるけど、応援は続けたいと思っています。


>あやめさん

ますます盛んになってきている群馬のレディス。楽しみですよ。
でも、思うがままには書けなくなりました。


そして最後に、
>・・・さん

ご指摘どうもありがとうございます。
そして、僕の稚拙な表現でご気分を害してしまい、誠に申し訳ありませんでした。

小学生から社会人の現在まで、20年にもおよび群馬のラグビーに携わっているなんて、ただただ感服致します。きっと色々とご苦労があるのでしょうね。そして社会人の今でもプレーヤーなのでしょうか。それは非常に羨ましいことです。ラグビーを(ラグビーばかりじゃないですが、どんな競技でも)生涯スポーツとして長く愉しめることは、非常に素敵なことです。どうぞ青春をおおいに謳歌して下さい。
僕がジュニアラグビーを傍観して気が付いたことは、スクール(クラブ)で育ったプレーヤーが、社会人でもプレーを続けながら何人も、育ったスクール(クラブ)に指導者として戻ってくることです。これは、基本的に監督ひとりコーチいるかいないかの野球出身の僕には、大変羨ましく、素晴らしいことと映っています。きっと、子供たちにも心強いと思います。そういった意味では、簡単に『興味がありません(笑)』と茶化したような書き方をした僕に重い責任があると思います。どうも申し訳ありませんでした。

しかし、群馬の社会人ラグビー(ここでの『社会人』は、旧東日本社会人リーグ所属の例えば三洋とかとは違う意味です。)とは、失礼ながら、県協会関係者でもなく、特定のラグビースクール(クラブ)に所属しているわけでもなく、また、子供も持ち合わせていないただの群馬のラグビーファンの僕が、時には仕事を休んでまで追い続けるほどのものなのでしょうか?
実際に仕事の傍ら真剣にプレーしている方には非常に失礼な物言いだと思いますが、他に言葉が見当たらないので、トップリーグやトップチャレンジに挑み昇格を目指すような下部リーグ、そのほか釜石やノーザンブレッツ、ブルーシャークスのような旧社会人リーグから解散して再活動を始めた地域クラブと分けて、あえて暴力的に“草ラグビー”と表記しますが(『草野球』と言われても、僕ら野球のニンゲンで怒るヤツは居ませんので)、その草ラグビーまで掘り下げて細かく採り上げなければ、『群馬のラグビーファン』としてはもらえないのでしょうか?

例えばそれが、釜石やブルーシャークスのように、現状ではわずかな望みかもしれないけど、トップリーグ昇格を目指して地域に密着した活動をするラグビークラブとか、先日までトップリーグで活躍していた、例えば下瀬央輔選手がセコムから地元へ帰ってきて地元のクラブでプレーすることになったようですが、そういった選手が再びトップリーガーを目指して調整する受け皿になるようなクラブであったら別ですが、僕が『興味がありません』と言ってるのは草ラグビーですよ。
もちろん、楽しみでプレーをするのは素晴らしいことです。それを悪く言うつもりは微塵もありません。でも、余暇を楽しむ草ラグビーを、それを取材して、どこが勝った、誰が活躍した、注目プレーヤーは誰だと、全国に向けて逐一発信するものなのかどうかと思うんですよ。しかも僕が仕事をそっちのけにしてまで。僕は記者が本業でも、地元メディアの人間でもなんでもありません。『・・・さん』がご指摘の通り、プレーヤーでもなかったし、群馬に本格的に目を向けたのはここ3年ですから、群馬のラグビーを語る資格のないただのファンです。だから好きなことしか書いていません。

僕は『・・・さん』からコメントを頂いて、反省するとともに大きな脱力感におそわれました。
同じく群馬のラグビーを語り合う友人からは、『・・・』とHNさえもキチンと名乗れない者など相手にする必要はないと諭されました。他にも『気にすることないですよ』とメールを下さった方もいます。
僕はこれまで、このスポナビ+が始まる前にもブログをやっていたり、仕事でもHPを持っていたりで、また、某巨大掲示板なども時々覗いていますので、心無い書き込みや荒らしの類には慣れています。だから気分は悪いけど気にしないということも出来ます。しかし、名乗らなくても『私は20年群馬で小学生からラグビーを知り、社会人の現在もラグビーに携わってます。』これで充分だと思います。この方は荒らしでもなんでもありません。20年群馬のラグビーに携わっている、群馬ラグビー関係者さんです。それだけで充分です。残念ながら僕が応援している群馬ラグビーから、語る資格なしと断されたんだと思っています。


なぜ僕が、「社会人(草ラグビー)は興味がありません」と書いたか?
社会人を観ていなかったわけではありません。
先日も行われた、群馬の社会人クラブチーム、大学生、壮年チームが一堂に会すビッグイベント、群馬セブンズには、雑誌ENTRY時代に2度取材に訪れ、先日の第33回大会は、ワイルドナイツがゲストとして呼ばれ、また、僕が注目しているレディスの試合もありましたので、少しお手伝いの真似事もさせてもらいました。
そして、昨シーズンの社会人リーグ最終戦、優勝決定戦となったレッドバンクス×ダンボ戦を、ひとりのラグビーファンとして訪れました。

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寒風吹き荒び、雪でも降り出してくるのではないかと思う寒空のなか、県協会の広報担当さんはおろか、地元メディアも訪れない優勝決定戦に行きました。

選手か関係者さんか、目を合わせて会釈をしても挨拶すら返してもらえず、『なんだコイツ』というような一瞥を投げられる体験を経て、「あ~、ここは僕には興味がない。」と思ったんです。


さて、ご指摘のなかで、『もう少し群馬社会人ラグビーの現状を理解しては??』とありましたが、ラグビー関係者やマスコミ関係者でもない、ただのラグビーファンの僕に、群馬社会人ラグビーの現状の、ナニを理解しろとおっしゃるのですか?
たまたま最近のことですが、同じようなニュアンスのことを、ある方から言われた事があります。その時も正直に言って、ピンと来ませんでした。
県協会の公式サイトでもない、個人が楽しみで営んでいるブログに苦言を呈するなら、具体的に言ってもらいたい。一体僕に社会人の現状のナニを理解しろとおっしゃるのか?
慢性的な予算不足でしょうか?それとも競技人口不足でしょうか?それともグラウンドやレフリーなど、競技環境が恵まれていないということでしょうか??
それを僕がここで嘆くべきなのですか?

少子化や景気後退、余暇の過ごし方の変遷、仕事や家族の在り方などが変わって来ている現在、ラグビーばかりが競技環境に恵まれていないわけではありません。バブル弾け気味のサッカーでも同じことです。マイナーとはいえ、ラグビーなど球技はまだマシです。地味に頑張っている競技は多々あります。

厳しい予算と言われても、僕のような外部の人間に、『渉外部』や『広報』すらない組織でそれを言われても、「お金がない?当たり前ですよネェ。大変ですね。」としか言えませんよ。
細かくやるべきですか?皆さんの予算のうち、収入がどこからどう来てなんで厳しいのか。厳しいならなんで外に向かわないのか、渉外も広報もなく、はたまた関係者が個人ででもサイトを立ち上げるなどしてアピールもせず(スクールやクラブチームのサイトはありますけどね)、どうやって外に自分たちの現状や活動を理解してもらえるのか?
エンジョイするラグビーですから、運営だって試合の設営だって予算がないなら自分たちでやっていくのは当然ですよね。学生じゃないんだから。学生だって、例えば僕がやっていた日の当たらない大学の準硬式野球のリーグなんか、2部以下は顧問の先生の顔だって知らないし、運営は何から何まで学生がやってますよ。
働きながらやってるんだ?甘えないで欲しい。当たり前でしょう。余暇で愉しむレベルじゃない、アマチュアのプレーヤーでも皆そうですよ。
それとも、・・・さんが20年来携わっている世界は、部外者の僕のような者に理解をしろと訴えるほ酷いものなのでしょうか?それならば、責めるべきは僕ではなく、長く携わってそれを作っている貴方が猛省すべきだ。そして変えていくべきだ。冗談ではない。僕にはそこまでする理由がない。


僕は、このコメントは、たったひとつのものではあるけれども、重く受け止めます。
応援して下さる、温かいコメントを度々いただくく皆さんには非常に申し訳ないけれども、ENTRY休刊となり取材者としての立場ではなくなり、また、関係者さんであろう方から『どうなんでしょう?』と人間性を疑われるようなコメントをされた以上、ここで群馬のラグビーを語る理由は見つかりません。
一旦ここで、僕が群馬のアマチュアラグビーを追っていくのは終わりにしたいと思います。

今後はまず、このブログの最初と、その前にやっていたブログの目的である『三洋電機ワイルドナイツを応援する』ことに戻ろうと思います。そして、ワイルドナイツのイベントなどで群馬のラグビーと関わりが出来た時は採り上げさせて頂きたいと思います。


このブログで採り上げなくなったからといって、僕が群馬のジュニアラグビーや女子ラグビーを応援しませんということではありません。時間の許す限り、みんなの活躍を観続けて行きたいと思っています。ここ何年かで見付けた逸材が、花園で、大学選手権で、トップリーグで、そして日本代表や女子日本代表で活躍する姿を心待ちにしています。

どうもありがとうございました。
そして今後もワイルドナイツ関連記事を宜しくお願い致します。






posted by みのる |18:40 | どうでもいいハナシ | コメント(5) | トラックバック(0)
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2008年05月10日

良いチームってなんだろう・・・?

予定では今回のエントリーは、『復活してみます。』へのコメントのお礼と雑感を書いて締めとするはずだったのですが、急遽予定を変更(またか)致しまして、前回のエントリーで書ききれなかったことと発信した後に思ったことをちょっと書きたいと思います。

前回のエントリーを読みかえしてみると、問題提起やお願いで終わっている。もし、これを子供たちが読んだら、なんのこっちゃ全く解らないだろう。なんのこっちゃ解らないけど、とにかく怒られてる、責められていると感じるかもしれない。
「ズルイやオジサン、それで結局僕らはどうすれば良いのさ!」と、森田兄弟や尾花耕平君や竹澤君たちに悩まれたら、オジサン寝覚めが悪い。言っちまったオジサン責任重大である。オジサンなりの答えを書く。ひとつの参考程度に読んで欲しい。


僕の答えの前に既に、群馬ジュニアラグビー指導者の方であろうと思われる、“兄貴分の兄貴分さん”や“Fさん”から、凄く良いコメントを頂いている。
『脱落者を出さない』、『勝敗にこだわった結果、せっかく知り合った仲間を排除するようなことは実にくだらないことだ』、『チーム群馬』…、いずれも良い言葉だ。心に深く刻まれる。そうだ、オジサンが言いたいことはコレなんだ。って、それだとあまりにも調子が良いね。

僕は前回のエントリーで、意識的に『目的』『チーム』『ファミリー』という言葉を使った。
君たちの目的、良いチーム、良いファミリーってなんだろう・・・?

おそらく君たちは先日までは、『カインズカップで優勝すること。』が目的だっただろう。
監督やコーチ、お父さんお母さん、周りのオジサンたちにはもしかしたら、『勝つばかりじゃダメだ!』というようなことを言われたかもしれない。でも、頭のなかはカインズカップでいっぱいだ。
細かいことを言うと、カインズカップ優勝は目的じゃなくて、目標なんだけどね。
君たちは見事に優勝した。目標達成だ。おめでとう。経験値ゲットだ。
じゃあ、次の目標は??
それが今の君たちだ。

中学生の君たちにとって目的・目標ってなんだ?
敷島杯の勝利か?U-15関東甲信越交流会での勝利か?中学生大会の勝利か?
敷島杯や中学生大会は、相手は3チームしかいないぞ。
周りのコーチたちはどうだ?カインズカップと同じようにその大会の勝利にアツイかい?

なんだか、ちょっと違くないかい??
確かにそれらの試合に勝つことは重要だ。嬉しい。経験値さらにゲットだ。
でも、こう、カインズの時のように、胸躍る、湧き上がる嬉しさ、誇らしさが、表彰式の時に感じられたかい?残念ながら君たちはカップを貰えなかったからわからないと思うけど、じゃあ、隣でカップを持ってたカイセイ君はどう見えた?3年生はどう見えた?
なんかちょっとカインズとは違うなぁ?
もちろん、嬉しくないわけないんだぞ。優勝は凄いことだ。
でも監督やコーチがそんなに大騒ぎしないのは、勝つことも大事だけど、勝利と同じぐらい大切で、身につけなければならないことが他にもあるんだと思う。
それは小学生とは違う、中学生のこの時期にしか身につけられないものなんだと思う。
中学生になると、部活もあってラグビーのことばかり考えてはいられない。でも、だから一生懸命考えるんだ。なんで他の部活やってるのにラグビーを続けるんだろう?続けたいんだろう?最初はお父さんに無理矢理連れて行かれて、逃げ出すことばっかり考えていたのに、今だって、あそこのチームのあのヤロウ、痛ぇタックルしやがって、こんなに痛いのになんでラグビー続けてるんだろう?でも勝つと嬉しい。なんで嬉しいんだろう?

考えろ。考えろ。
勝つことってなんだろう?ラグビーを続けるってなんだろう?

君たちは小学生じゃない。もう、自分だけが勝って嬉しいと思っていてはいけない。勝つと嬉しい。でも、自分の他にも喜んでくれている人がまわりにいないか?
監督やコーチ、コーチじゃないけどいつもいるオジサン、そしてお父さんやお母さん…。
みんな喜んでくれると気分が良いよな?
じゃあ、試合に出られなかった友達はどうだ?2人だったか?3人だったか?レオニスにいた5年生はどうだった?一緒に喜んだか?じゃあ、同じ6年生の友達の石田君はどうだった?

オジサンはこう思うんだ。
強いチームって、最高のチームって、試合に出ていない、出られない選手も君たちと一緒に勝利を心から喜べるチームなんじゃないかって。そして、出られない選手が出ている選手たちを『勝たせたい』って思わせるチームなんじゃないかって。そして、中学生の君たちが今学ぶのは、そういった『思いやり』なんじゃないかって。

竹澤君、いきなり名前を出してゴメンだけど、君は確か先日の中学生大会、まだ怪我が治ってなくて、試合に出ていなかったよね?オジサンはグラウンドに降りていなくて、スタンドから観ていたからよくわからなかったけど、ピッチサイドで心配そうに試合を観ていたのは竹澤君だろ?試合に出られないでどう思った?
「オレが出てればなぁ。」「出たいなぁ。」・・・、そう思ったろ?
「オレが出てないけど、勝たせてあげたいなぁ。」そう思ったかな??
2試合目の東毛ワイルドナイツに勝った時も出てなかったかな?その時はどう思った?勝って嬉しかったかな?


話しは変わるけど、君たちのすぐ近くには、凄く良いお手本があるんだよ。
君たちの憧れの霜村誠一選手が所属するワイルドナイツがある。身近に日本一のトップリーグチームがあるってことは、とにかく凄いことなんだ。
そのワイルドナイツの練習試合は観たことあるかい?
今年も6月から太田で何試合かやるから、一度観てみれば良い。
そこではね、練習試合だから色々な選手が出る。普段君たちがトップリーグの試合で観ている霜村選手やトニーブラウンではなく、こう言っちゃ悪いがあまり見かけない選手も出る。そんな練習試合の時、怪我とか調子が悪くて試合に出られない選手が、何をやってると思う?ボールボーイやタッチジャッジをやってるんだよ。プロの選手がだぞ。
あと、トップリーグに『サテライトリーグ』っていうのがあるのを知っているかい?
これは、君たちが太田や秩父宮で観ているトップリーグの試合とは別に、普段あまり試合に出ていない選手や怪我が治って様子を見ている選手や、まだ若くて経験を積ませなければいけない選手を試す試合のリーグ戦だ。太田でも去年、何試合かやっていたけど、これを観たことあるかい?
この試合の時、大体が前の日がトップリーグの試合だから、トニーブラウンや霜村選手や北川選手はお休みなんだ。だからこのサテライトリーグの試合を必死になって応援するんだ。トライなんか獲った時は、そりゃあもう大騒ぎだぞ!
そして僕らのワイルドナイツは、このサテライトリーグも去年、優勝したんだよ。トップチームとダブル優勝さ。
それを、トップもサテライトも両方優勝したことが何よりも嬉しいって言っていた選手がいるんだよ。たしか、今月のラグビーマガジンにも出てたぞ。もう一度読んでみな。

そして、この前のマイクロソフトカップ準決勝の東芝戦、知ってるかい?J SPORTSでみてたかな?トニーブラウンがロスタイムでトライをして勝った試合だ。
その時、トニーブラウンがトライをした瞬間、スタンドにいた試合に出られない選手がみんな、スタンドからグラウンドに一斉に降りてきて、試合に出てる選手も出てない選手も一緒になって抱き合って喜んで、泣いてたんだよ。ホントはいけないんだよ、試合に出てない選手がグラウンドに降りてくることは。でもそんなの関係ネェって降りてきちゃったんだよ。


なんでこんなことが出来ると思う?
試合に出ないのに、監督やコーチに命令されてないのにボールボーイやタッチジャッジをしたり、試合に出られなくて悔しいはずなのに、トライを出てる選手のように喜んだり、自分が出てない試合なのに勝って泣くほど喜ぶなんて。

どうしてだと思う?

それはね、気持ちがひとつだからだよ。信頼しあっているからだ。仲間を思いやれるからなんだよ。
試合に出られない選手の悔しさ、もどかしさを知って、みんなの代表で試合に出ているんだって、良く知ってるからなんだと思う。
もしかしたらね、こんなことを言う選手がいるかもしれないぞ。
「日本代表に選ばれるより、オレはワイルドナイツで試合に出ることを、ワイルドナイツが勝つことを選ぶ。」って。
自分だけ嬉しいという思いがしたいんだったら、日本で最高の日本代表に選ばれることを選ぶだろう?誰もが凄いって言ってくれるし。でもね、なかには、日本代表よりも自分のチームで勝つことを選ぶっていう選手もいるんだよ。
ホントはこんなこと言うと、みんなに怒られちゃうぞ、だから内緒だ。
でもな、その選手はきっと、日本で最高のところよりも、自分のチームで勝つことが何よりも嬉しいんだと思うよ。その選手にとっては、日本代表が最高なんじゃなくて、ワイルドナイツが最高のチームなんだよ。


桐生の新中学1年生、久しぶりの負けでしょぼくれてるかもしれない。迷ってるかもしれない。
でも、君たちの一番良いところは、“熱さ”だ。
それは君たちばかりじゃなくて、君たちのお父さん、お母さんや指導者の人たち、なんだかよくわからないけどいつもそばにいるオジサンたち、全てをひっくるめて桐生ファミリーの良いところ、それが“熱さ”だ。
それを失っちゃいけない。負けることになれちゃいけない。『負けても気にするな』『勝つことばかりが全てじゃない』と、『負けることになれる』は全然違う。負けた悔しさは忘れちゃいけない。
でも、勝っても負けても『熱さ』は失っちゃいけない。
今は、その熱さを勝利だけに向けるのではなく、『信頼しあえるチームを作る』ことに向けろ!
熱く、熱く信頼しあえる仲間を作れ。
そう、違うチームのコーチが書いてくれてるように、挫けそうになっている仲間がいれば、仲間同士で励まし、誘い合って取り組んでいけ!

『中学生大会で勝つこと』が勝利じゃない。
『中学生大会で優勝したなぁ』という思い出が勝った証しじゃない。
『中学生大会で優勝した時な、お前こうだったよな~!』と、何十年経っても笑いあって話せる仲間が出来た時、その時が勝利した時なんだと思うよ。

頑張れ。






posted by みのる |18:38 | どうでもいいハナシ | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年05月08日

心配 ~ 敷島杯中学生大会~

コメントを頂いた皆さん、どうも有り難うございます。
コメントに対してのお礼は次のエントリーでたっぷりと・・・。


ブログ中断中の4月29日、前橋敷島サッカーラグビー場では、第19回敷島カップ争奪中学生ラグビーフットボール大会が行われました。

僕はその日、以前から県協会ジュニア委員会の方からお誘いは受けていたのですが、仕事の予定があり、直前まで色々段取りしたのですが結局は観戦を断念ということになりました。

ただ、ひとつだけどうしても気掛かりがあり、現場へ顔を出してはいます。

気掛かりとは、新中1生の試合。
他のスクールの関係者の皆さんには非常に申し訳ないのですが、その他がどうでも良いということではなく、とにかく、この2チーム、いえ、1チームが気掛かりだったんです。

それは、この日の第1試合、中学C(1年生の部)、シルクス(桐生)×高崎RCの一戦です。

このブログを以前から読んで頂いている皆さんには既にピーンと来ているとは思うのですが、先日のカインズ杯5~6年生の部代表戦決勝のエントリー『ただ、がむしゃらに。』の主役となった、桐生レオニスと高崎ポパイブラックスの子供たちです。
まだあれから1ヶ月あまりではありますが、彼らが中学生となり、新チームでいきなり対戦となったのです。

僕はひとつの心配事があり、どうしてもこの試合だけは見届けたかった。だって、僕は彼らを小学4年生から観続けていたのですから。

その心配事とは、『おそらく、桐生は負けるだろう。』ということ。
そして本当の心配事は、彼らがしばらくぶりに経験する敗戦ではなく、彼らを取り巻く環境がこの敗戦によって変化するであろう予想。

とにかく、運良く仕事は10時からでしたので、なんとか9時~9時27分の第1試合は観られると思い、敷島に駆けつけました。
当日の敷島はイベントが重なり混雑していましたが、なんとかキックオフ直後に現地に辿り着けました。

大会が終わってから『じつは・・・』なんて書くと結果論的で非常に嫌なのですが、この予想は、大会数日前から何人かの方に予測していました。最近とみに群馬のジュニアラグビーについて語り合う友人や、個人的にメールのやり取りをする、あるスクール(クラブ)の保護者さん方数人です。もちろん、そんな不吉な予想をズバリ言うわけにもいかず、『もしかしたら敗戦も有り得るよ』程度でしたが。

なぜ、カインズ杯チャンピオンで負け知らず(じつは小4の時に敗戦は経験しているようです。桐生タイムスのKさん、教えてくれてありがとう。さすが桐生通。)の王者・桐生の敗戦を予想していたかというと、ズバリ、環境の変化です。

変化について2つあります。

ひとつは競技環境の変化。
この1ヶ月で、小学生のミニラグビーの小さいフィールドから、いきなりフルコートへと変わります。変わりますって、僕もジュニア委員会の方から大会直前に教わって初めて気が付いたのですが(笑)、この差は大きいと思います。
詳しくはもう一度『ただ、がむしゃらに。』を読んで貰いたいと思うのですが、縦の圧力と接点を制圧してボールを継続し、こじ開けてBKの決定力で仕留める桐生に対し、高崎は、同じくFWの接点の強さとディフェンスから、魅力的なタレントを揃えるBKのスピードで揺さぶり、スペースを活かして走りきるというスタイルです。
狭いスペースでは森田兄弟というインパクトプレーヤーを揃える桐生に分がありますが、フルコートになってスペースが多くなったらスピードに勝る高崎に分があると感じていました。

もうひとつは、変化に対する免疫力です。
これも競技環境の変化になると思いますが、小学生の部卒業~中学生の部へと、まるっきり新しい環境に変化する“スクール”という体系のシルクス(桐生)に対し、ブルートという社会人のトップチームを頂点に、ジュニアと女子までピラミッドを形成している“ラグビークラブ”という体系の高崎は、そのトップから裾野まで一貫した指導が可能であるという点で、こうした環境の変革時には揺ぎ無い強さを発揮する。それがスクールとは違うクラブの特色だ。

特に今年の新中1生は、桐生は9人と、それだけでは中学生大会に出場するチームとしては成り立たず、必然的に、中学生の部が今のところ存在せず、隣の桐生に合流するというカタチになる伊勢崎ラグビースクールの子供達のチカラを借りなければならない。

そこが問題である。というか心配である。
僕ひとりが、個人的に感じたことであるが、『絶対的な強さを持っていた分、新しい環境に飛び込む準備が“出来ている”。』と。
文面がオカシイ。通常、『出来ていない』となるところではあるが、『出来ている』なのである。

カインズ杯終了後の謝恩会に、桐生タイムスのK氏と共に参加させて頂き、そこでの指導者さんや保護者さんとの会話、その後の関係者さんらからの伝聞をもとに想像すると、あまりにも伊勢崎スクールをエイリアン扱いしていると感じたからだ。
字面は非常に暴力的で桐生の皆さんにも、伊勢崎の皆さんにも失礼で憤慨することと思うが、ここはひとつ我慢して読んで欲しい。
桐生の誰もが、悪気は一切無く、逆に子供達に諭すように「新しく仲間になる伊勢崎の子達を歓迎しなさい。」と話していた。
一見、僕がラグビーで一番好きなところである、ウェルカムである。
しかし、根底には、『伊勢崎は今まで勝ち続けていたお前達とは違うのだぞ。その子達が“混ざってくるのだ”。』という想いを感じるのである。素直な子供達は敏感にそんな裏を察知する。伊勢崎から来る“仲間への心構え”準備万端である。


開始早々にポンッと獲られたトライによって、シルクス(桐生)は動揺する。縦の圧力で狭いスペースでも細かくボールを支配し繋げるのが持ち味であるので、スペースを見付けて華麗なステップで抜き去る技術なんていらない。役割りを理解しフォローを続ければ、技術・経験の差は埋まるのではないかと思う。しかしこの試合に限っては、どこのスクール出身に関係なく、ペネトレーターが孤立した。
「早く並べよ!」「なにやってんだよ!早く位置に着けよ!」
あるレオニス出身選手の叱責が飛ぶ。そのイライラが募った声調は、主将が仲間を鼓舞する檄ではなく、叱責の要素が多い。経験の少ない新しい仲間は、旧知の仲間には檄と思えるその声に狼狽し、余計にクルクル回ってしまう。

手が届きそうでも、どうしても超えられず、突き破れない分厚い壁であった“レオニス”を、意外にあっさりと抜き去り、走れることに高崎の子供達は戸惑ったかもしれない。高崎にも“エイリアン”が居たようだが、こちらは初の試合にも関わらずトライを得、ラグビーに目覚め、既に前からポパイブラックスに居たかのような“ネイティブ”になったようだ。


高崎にも、『新しい環境を迎える準備が出来ている』。
こちらは正真正銘『出来ている』のである。
僕は30歳代後半に差し掛かるところだ。僕が高校生の時、ラグビー部の友人が多かった(野球部とラグビー部は伝統的に仲が良いのだ。)。
ほとんどが高校からラグビーを始めるなか、1人だけスクール出身者が居た。現在は伊勢崎市になっている境のその友人は、高崎ラガーズ(当時。現高崎ラグビークラブ)出身であった。その頃群馬には、中学生は高崎ラガーズしかなかった。境という伊勢崎でも太田寄りのはずれから、その友人は高崎まで2時間近くかけて通っていたのである。
余談であるが、我がワイルドナイツ、桐生の、否、群馬の至宝・霜村誠一もそんな一人である。このブログでも再三、そして霜村選手ご本人も『桐生ラグビースクール出身』と公言されているが、じつは中学時代は高崎ラガーズで指導を受け、半分は高崎ラグビークラブ出身と言えるのである。
僕がここで『桐生RS出身の』と書く度、悶々とした気持ちでいる高崎関係者さんが、もしかしたらおられたかもしれない。だったらゴメンなさいだ。高崎の人たちはそんなこと全く持ち出さず、桐生に華を持たせている。

話しを元に戻して、もしかしたら、中学生の部では一日の長である高崎には、そんな環境の変化にフィットするプログラムが、高崎ラガーズ時代から伝統的に備わっているのかもしれない。それが今回の結果なのかもしれない。


さぁ、心配事の話しに戻るぞ。
後半、シルクスは流石に王者である。苦境にも自らの持ち味を活かし、信じ、再び試合のペースをもぎ取りにかかる。高崎ゴール前で何度も縦にフェイズを重ねる。高崎伝統の強いタックルも尽き、トライを奪われる。僕はこの時点でどちらがリードしているのか解らなくなっていた。
しかし、スペースを走れる楽しさは、もう高崎に刷り込まれた。なんと、傍から見れば明らかに足が速いと思えないサイズの堀越康介君までもが、シルクスディフェンスを置き去りにし走りきった。
26-27。この先も続くであろう好敵手の第2ステージの初戦は、高崎が勝ち取ったのである。

心配事はここからだ。

この両チームの対戦恒例、相変わらずの僅差。
負けたといってもじつに1点差である。壁を見事に破って意気上がる高崎には申し訳ない言い様だが、負けたうちに入らないのである。
しかし、かたやシルクスの選手たちや、彼らを取り巻く環境には、この久々の敗戦は非常に大きなインパクトであったと想像する。
そして、僕が心配する最悪の想像はこうだ。
『伊勢崎がもっと頑張っていれば・・・』 
そして『レオニスでは勝ち続けたのにシルクスになった途端にこうだ。なにを指導しているんだ。』・・・。


何度も書くが、僕はどこかのスクール(クラブ)の関係者ではない。まして県協会役員でもない。そして競技者でもない。ついでに子供もいない。ただの傍観者、ワイルドナイツ原理主義者であり、群馬のラグビーファン、おっと、群馬のジュニアおよび女子ラグビーファンである。だから偉そうにラグビーについて語る資格は無い。そんなこと、誰に指摘されるまでもなく、以前から何度もここで書き続けているし、自分でも解っている。でも聞いて欲しい、いや、読んで欲しい。
この時点での、君達のスタートラインを少し超えたばかりのラグビー人生において、今の段階で1点差なんか負けじゃない。なにかがひとつ狂えば結果は逆になってる。シルクスの子供たちが間違ったプレーなんかしちゃいない。1ヶ月前と変わらず、自分達の持ち味を理解し、繋ぎ、掴まってもダウンボールをきっちりキープしていた。
新たに加わった仲間を責めるべきではなく、自らのスタイルに磨きをかけた高崎の選手達を讃えるべきである。それが競技経験の無い僕が感じる、信じる、ラグビーである。ノーサイドの精神である。

『伊勢崎の子達にはもっと頑張ってもらわないと。』
『伊勢崎のレベルではなく、桐生のレベルに合わせるべきだ。』

仮にそう思っている、クチにしているのだとしたら、僕は異論がある。
そもそも、シルクスのレベル、目的はどこですか?
どの目的に向かってもっと頑張るのですか?
勝利か?絶対的な勝利か?アルティメット・クラッシュか?
確かに競技において勝利は大切だ。子供のモチベーション維持には『勝つ』『強い』という競争意識が大切だ。
勝利を第一にするんだったら簡単じゃないですか。レオニスの優勝時の指導者の皆さんがそのままシルクスにスライドすれば良いんだから。
しかしそれが許されていないのが現状です。だったら、勝利の他に何か目的があってのことでしょう。

ちなみにシルクスのサイトから抜粋。

スクールの活動方針 
1. ラグビーをとにかく好きになってほしい。そして,高校,大学,社会人になってもラグビーを続けられるほど好きになってほしい。 
2. ラグビーを通して積極性や連帯感を高めつつ,人間関係の自分の行動の取り方・在り方,絆を学んでほしい。 
3. 中学1年生から3年生まで仲良く。(仲間意識を強くもつ) 


既に伊勢崎も桐生も“シルクス”である。
どちらに合わせて、どちらに頑張ってもらうではなく、シルクスとして頑張ってもらうのではないだろうか?
目的のはっきりしない企画・提案は、ただの思いつきである。そこに次に繋がる方法論は無い。誰の賛同も得られない。仕事の常識である。
子供達は敏感である。目的がはっきりしなければ迷う。逆にマイナスでもはっきりとしたものに染まってしまう。しかもマイナスが発する威力はプラスを凌ぐ。「伊勢崎は・・・。」なんて言えば子供達はそのまま「伊勢崎が・・・。」と言い出す。
シルクスが賛同されていないわけがない。いつだったか、東日本大会の予選でしたか、群馬選抜に漏れてしまったシルクスの3年生が自らウォーターボーイを買って出たと、選抜チームの監督の胸を打ったとコメント下さいましたね。それは子供達がシルクスとラグビーが好きだからとった行動ではないですか?子供達もそれがシルクスなんだと理解しているからではないのですか?



午後3時過ぎ、仕事がひと段落したので、再び僕は敷島に戻った。ちょうど最終戦の前橋RS×高崎RCの3年生の試合がやっている頃だ。

そこで僕は心の霧が晴れるような出来事を見た。

既に自分達の全ての試合が終わり、時間を持て余したシルクスの面々が、見慣れた顔とそうでない顔が一緒になって、グラウンド隅でなにやらボールゲームに興じているのである。


子供達の心に仕切りを作ってしまうのは、僕らオトナたちなのではないだろうか?



桐生の皆さん、槍玉に挙げたようなエントリーで申し訳ありません。ご了承下さいとか許してくださいとは言いません。ご気分害されたら、ただただゴメンなさいです。
でも、旧レオニスは、ひとりひとり個性のある素晴らしいタレントで、チームでした。彼らが最初からチームであったわけはないはずです。色々なことがあり、切磋琢磨してあれだけのレベルになったはずです。だから伊勢崎の子だって、すぐに追いつき、チームになるはずです。幾つものステージがあるなかの、今はまだ第2ステージのスタートに着いたばかりです。どうか、どうかお願いです。たった数回の取材をしただけなのに、僕を桐生ファミリーのように扱って下さったように、伊勢崎の子供達を、保護者さんを、シルクスファミリーとして下さい。
お願いです。










posted by みのる |16:35 | 少年ラグビー | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年05月06日

復活してみます。

気が付けば、丸1ヶ月ぶりの更新になっています。
じつは、ブログをやめようと思っていました。
理由はいくつかあって、個人的な事情もそのなかに含まれますので多くは書きませんが、ブログやラグビーが嫌になったというよりも、『僕の役目はひと段落したかな?』という感じです。
群馬のスポーツを応援する雑誌『ENTRY』が休刊になり、個人的なブログというカタチで、ラグビーを中心に群馬のスポーツを応援してきました。雑誌が休刊したら何の肩書きも無いただのラグビーファンですから、本来ならば取材なども当たり前ですが不可能ですし、好き勝手なことを書くことも許されません。しかし、ワイルドナイツの懐の広さというのでしょうか、その後も変わらずチーム事情を見続けさせて頂き、また、ジュニアや女子を中心に、群馬ラグビーも自由に取材させて頂きました。
取材させて頂いた以上、一生懸命に記事を書いて応援していこうとブログを続けてきました。我がワイルドナイツにおいては、いつかも書きましたが、悲願達成までは続けようと思っておりました。(意外に早くその時が訪れ、感激の半面、驚きでもあります・笑)
もともとは、我がワイルドナイツを個人的に応援していく為だけに始めたブログですから、今でも僕の役目はひと段落と思っています。それがこの1ヶ月の想いです。

その間に、群馬ラグビーは例年通り、色々とイベントがありました。
我がワイルドナイツは、連覇に向けて新シーズンスタート。新加入選手も揃い、逆にチームを後にした選手の移籍先もほぼ決まったようです。
ジュニアラグビーでは、中学生の部が春の中学生大会、女子は7人制大会と、見逃せないイベントがありました。
僕はこれらを、今までのブログ主の取材としてではなく、いちファンとして観戦していました。
その際、非常に多くの方々から声を掛けて頂きました。ワイルドナイツの選手、群馬県協会役員さん、ある県内強豪高校の顧問の先生、ラグビースクール(クラブ)の指導者さん、そしてスクール(クラブ)の選手の保護者さん・・・。
そして、上記のイベントだけではなく、ラグビーの匂いのする場所にもいくつか訪れました。あるスクールの保護者さんにお誘い頂き急遽訪れた、山口良治元伏見工業監督の講演会、霜村選手のご家族が経営されているカフェ『POLE POLE』、あるスクールの選手の保護者さんがやってるお蕎麦屋さん・・・。
色々な方から色々なお話しを伺いまして、まだブログをやめるべきではないのかなと感じるようになりました。

ということで、徐々に復活してみようかと思います。


まずはやはりワイルドナイツ。
中断前の最後のエントリーがワイルドナイツを去った選手への惜別でしたが、その後、2選手が残念ながら追加となりました。WTB角濱選手とLO山本健太選手。
両選手とも、近鉄への移籍が決定したようですね。
山本選手はなかなか出場機会に恵まれませんでしたが、TMなどではキレのある動きをみせてくれていましたし、まだ若いですから、香月選手同様、移籍をチャンスに変えて欲しいです。
角濱選手は池田渉選手同様、今更説明する選手ではないでしょうが、某ジャパン監督が大好きな『サイズのある』WTB。この1~2年は怪我がちだったイメージがありますが、その突破力はやはり楽しみで、今シーズンのWTBやFBでの活躍を期待していました。正月にお母さんを亡くした際も、すぐにチームに合流し活躍するなど、今シーズンもやってくれるだろうと期待していただけに残念です。僕は2005-2006シーズンの東芝戦前半25分のサミュ・バファフォラウ選手のトライに繋がった角濱選手のビッグゲインが忘れられません。

さて、チームは4月21日から新スタートがスタート。
軍神・ブラウニーがストーマーズ、その他にも日本代表召集組、NZ留学組、怪我人等で、全員が顔を揃えるということはまだありませんが、それでも初日からいきなりトラックでの走力のタイム測定もされるという、結構ハードなスケジュールだったようです。


ワイルドナイツの新シーズンスタート前日の4月20日には、女子の試合とワイルドナイツのイベントがありました。大変遅くなりましたが少し報告しましょう。
その日は、第33回群馬セブンズが行われたのですが、そのプログラムのなかに、レディス7人制の試合とワイルドナイツのイベントが組み込まれていたのです。

この群馬セブンズは、今年で33回を数える社会人と大学生の7人制の一大イベントなんですが、今年からその大会名を『CARISBROOK CUP 群馬セブンズ』とすることになりました。
地元群馬を拠点にするトップリーグチーム・我が三洋電機ワイルドナイツのオフィシャルジャージサプライヤーであるカリスブルックが、ワイルドナイツの地元群馬のラグビーためにと、大会に協力頂いたようです。

社会人に関しては僕は興味がありませんので(笑)、県協会に譲りますが、そこでワイルドナイツのイベントとレディスの試合も合わせて行われました。
ワイルドナイツは、日頃東毛地区で普及活動を行っているタグラグビーで、この日は女子チームと真剣勝負というカタチで対戦しました。
チームからの参加者は、普及担当の池田誠悟さん以下、JP主将、霜村選手、若松選手、宮本選手、太田選手、野口選手、石井選手の8人。
真剣勝負とはいってもやはり、トップリーガーにかなうわけもなく、各レディスチームは人数を多くしたり、いつの間にかご自分たちの子供を混ぜるという作戦に出ましたが、やはりかなわずという感じでした。

これで打ち解けたのか、レディスチームの選手やそのお子さんたちはイベント終了後もワイルドナイツの選手たちと長い時間話したり遊んだりしていましたね。選手たちも予定ではイベント終了後にすぐ帰ると聞いていましたが、結局大会終了まで全員残っていたようです。子供達が選手とたっぷりと遊ぶことが出来て大喜びだった様子。


タグラグビーの後は、ワイルドナイツの選手と7人制大会のベスト4に残ったチームとレディス3チームの選手が二人一組で組んでのキッキングゲームが行われました。
詳細はこちらで確認して頂きたいのですが、驚いたことがひとつ。
離れたターゲットに選手がキックして近づけるというゲームなんですが、ワイルドナイツの選手以外で素晴らしいキックを見せた選手がいました。言葉は悪いですが、いわゆる草ラグビーのレベルじゃないキックをする選手がいたんです。後で聞いたら、なんと先日までセコムでプレーしていた、群馬の樹徳高校出身の下瀬央輔選手でした。地元に帰ってきていたなんてビックリです。下瀬選手には一昨年、雑誌ENTRYの取材で群馬出身のトップリーガーという趣旨でお世話になった思い出があります。


さて、そんなイベント後には、僕が注目するレディスチームの試合が行われました。
7人制大会にはここ数年、群馬の女子チームはエキシビションマッチとして参加していましたが、前橋だけでなく高崎、桐生と女子の部があるチームがいよいよ活動が本格化してきましたので、今年から冠の付いた大会とすることになりました。10月のローズ杯(前橋市長杯)とともに、群馬女子ラグビーの風物詩になれば嬉しいです。
この日少し驚いたことがありました。前橋と高崎に新メンバーが何人か増えたようなんです。高崎はクラブの女子メンバーが助っ人として入ってきている感じでもありましたが、前橋は高校生が2人新しく参加したと後から聞きました。
群馬のラグビーシーンが盛り上がるのは、中学生の部と女子次第というのが僕の持論です。女子が盛り上がってくるのは非常に嬉しいです。

この7人制の女子大会は『フットボールマークカップ』と名前が付きましたが、女子の部には、お祭り的要素のあるセブンズらしく、MVPも設定されました。誰がヒーロー(ヒロイン)というのが無いのがラグビーの良い所ではありますが、セブンズはお祭りです。MVPがあった方が盛り上がる気がします。

前橋MLS、高崎オリーブ、桐生BBSの3チーム総当りで行われたレディスセブンズは、女子ラグビーでは一日の長である前橋が優勝。第1回のフットボールマークカップを手にしました。

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MVPは同じく優勝チームから、僕も以前から注目している前橋の3人娘のひとり、ノゾミちゃん。

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MVPトロフィーの他に、副賞として三洋電機のエネループセットが贈られました。さすが地元です。

このMVP選出決定には結構苦労したようですよ。
ノゾミちゃんの選出理由は明らかで、全チーム中最多の3トライということで決定的なんですが、途中まで2トライで並んでいる選手がいたり、トライは少ないけど、スタンドを沸かせていた選手がいたりで、なかなか決めかねたようです。

2トライで並んでいた選手は、これも前橋3人娘のひとりで、以前からこのブログでも度々紹介しているアイちゃん。
試合前、順当に行けば一番MVPに近い選手かなと予想していたんですが、前橋初戦の高崎オリーブ戦では気合いが空回りしてしまったのか、エンジンがかかる前に試合が終わってしまったという感じ。そして試合後にアイちゃん悔し泣き。相変わらず良い向上心です。落ち着いて状況を見てプレーしてもこの子のポテンシャルなら余裕でプレー出来ると思うんですけどね。前掛かりになってオフサイドをとられたりポロッとボールをこぼしちゃったりで決定機を作れませんでした。
その間にノゾミちゃんはトライを量産。小さい娘なんでなかなか分からなかったんですが、足の速い娘ですね。掴まらない掴まらない。大胆なサイドチェンジは見応えありました。
前橋の2試合目の桐生戦では、前述のアイちゃんが2トライと本来のチカラを発揮して存在感をアピールし、MVP争いは混沌としました。
ノゾミちゃんのトライのうち2本は、前橋FWの働きによって、バックスをフリーにさせたところ、決定力のあるノゾミちゃんがトライに持ち込んだという感じでしたから、この時点では他の選手でもおかしくはなかったと思います。
力強いタックルを何度もみせていた桐生の選手や、ウルトラCで前橋のFW全員というのもあったかもしれません。
そんななかでも、スタンドを沸かし、注目を引いたのが高崎のモモコちゃん。

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この写真の娘だったと思いますが、高崎オリーブで14番をつけていた娘ですね。
この娘はまだ中学生だと聞いていますが、この日一番歓声を受けたのではないでしょうか。
キレのあるステップを踏んで大きくゲインしていきますし、ディフェンスでも諦めないタックルを連発。群馬のレディスに素晴らしいタレントが1人増えたと思いました。


あいかわらず長くなってしまいました。
1カ月分一気に書いたらとんでもなく長くなると思いますので、この辺にしておきます。


posted by みのる |11:56 | ラグビー | コメント(11) | トラックバック(0)
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