2008年05月20日
ラグビートップリーグ2008-2009シーズンの日程が発表されました。
詳しくはこちら。
我がワイルドナイツの初戦はというと、ここ数年のスケジュールを考えると当然のように、サントリーサンゴリアスとのシーズン開幕戦ですね。
9月5日(金)の秩父宮ナイトゲーム。
前シーズン1位2位が初戦で対戦してしまうのは勿体無い気がしますが、リーグ全体の盛り上げを考えると致し方ないでしょうか・・・。
昨シーズンは“魔の12月”という厳しいスケジュールがありましたが、今シーズンもまた違った意味で厳しいスケジュールでもありそうです。
まず、ワイルドナイツにとって苦手としていたり実力の拮抗するチームとの対戦が、頭の第1節、第2節と、終わりの12、13節にバラけます。この点は、パッと考えると選手の怪我など体調管理の面で有利だと思うのですが、どうやらそうでもないようなんですね。
先日、JP主将と話す機会があって、“魔の12月”に話しが及んだ時のことなんですが、それについてJP主将は、「確かに選手の体力的な面では大変でした。大きな怪我は幸いなかったですが、それでも毎試合みんな、どこかしら怪我はするスポーツなんで。でも、精神面ではあの連戦で逆に集中力が増して気持ちが充実しました。あのスケジュールが良かったんだと思います。ただ、その後はやっぱり疲れも出て調子を落としましたけど。」と話してくれました。今シーズンはそれと全く逆になります。それがどう出るかですね。どちらかというとスロースターターのイメージのある我がワイルドナイツ。開幕戦で日本選手権の雪辱に燃える(であろう)サントリー。そして次に苦手とするヤマハと“どアウェイ・ヤマハスタジアム”で対戦します。個人的にはこのヤマハ戦も楽しみです。ホーム&アウェイの意識があまりないラグビー、サイドを作らないラグビーの良さではありますが、やはりプロリーグのリーグ戦となると、ライバルチームとの対抗意識というのがファンとしては面白いもの。そのなかで、ファンや地域を巻き込んでホーム&アウェイを感じられるのは、トップリーグでは今のところ、このヤマハとワイルドナイツが一番なんじゃないかと思うのです。再び磐田のブルーに染まったスタジアムで我がワイルドナイツが迎えられるのを想像すると、ゾクゾク来ます。
そして、連戦の疲れが溜まったところでトヨタに東芝。これも効きますねぇ。
そしてもうひとつ気になることは、我がワイルドナイツのホーム・太田で行われる試合に、あまりホームアドバンテージを感じられないことです。
この点では、昨シーズンは正直に言って恵まれ過ぎていました。クボタ、サントリー、ヤマハと、危惧するチームを迎えられたわけですから。
今年の太田は、近鉄、横河、NECです。選手の移籍や外国人選手のビッグネームの加入などで、年々実力が伯仲してきているトップリーグですから、思い切ったことも言えませんが、近鉄と横河は再昇格と初昇格というチームです。しかも何人かは元同僚選手。昨年の九電が結構健闘したことを考えると決して侮ってはいけないとは思うのですが、まぁ計算はできるかなと思ってしまいます。
しかし、元三洋所属選手在籍チームとの対戦というのは楽しみがあります。近鉄なんか特に楽しみですね。バツベイ兄弟対決なんて実現したら笑えます。
アドバンテージを得られるのはNEC戦ですね。ブライス・ロビンス加入でどうなるだろうというのもありますし、ヤコもさすがに今年はやる気出すような気がしますし…。
太田の他、今年は前橋での開催もあります。“鬼門・敷島”です。(笑)
『敷島』という単語が出てくるたびに「俺は絶対に出ない!」と言い張るJP主将が出場するのか激しく心配です。(笑)
前橋の他にも、足利でコーラ、熊谷で九電と、こちらも広域ホームと理解しても良いかもしれません。これで6試合。近鉄、横河、NEC、IBM、コーラ、九電ですか。う~ん、さすがに太田での勝率を考えると、こちらが望むチームはなかなか来てくれませんよね。試されるシーズンといった感じでしょうか。
その他、トップリーグ公式サイトによると、ダービーマッチ紹介というのが出ていました。
府中ダービーとか千葉ダービーとか、同地域をホームとするチーム同士の対戦を指しているのがほとんどですが、最後に、『飲料ダービー』というのがありました。
飲料ダービー、コーラ×サントリー。(笑)
そんなこと言ったら、三洋×NECや三洋×東芝は家電ダービーじゃないですか。(笑)
それだったらまだ、三洋×神戸の方がダービーっぽい気がします。
まぁでも、こういった見方も面白いですよね。特に九州の人なんか良い時ですよ。
なんだか、いよいよという気がしてきました。
posted by みのる |09:20 |
三洋電機ワイルドナイツ |
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2008年05月17日
そういえば先日、ワイルドナイツの事務所に行く用事があったので、帰りにクラブハウスに行ってみた。
新シーズンスタートの数日後のことだったが、チームの皆さんが元気良く練習していました。
まだコンタクトはなく、タッチフットのような練習をしていました。楽しそうにやっていましたが、結構キツそうでした。特にPRの選手には。
昨シーズンの疲労で、結構怪我人が多いんじゃないかと想像していたのですが、心配していたほどではなく安心しました。
僕にとって何もより嬉しかったことは、長く怪我の調整をしている山内智一選手が元気良く走っていたこと。そしてダニエル・ヒーナン選手がヒョコッと顔を出していたことでした。
おそらくまだ全力では走れないとは思うのですが、「だんだんとですが、やってますよ!」と、山内選手らしく控えめに応えてくれました。
ヒーナン選手はまだ走っているといいことではなく、ウェイトかなにかやっていたんだと思いますが、たびたびグラウンドに顔を出して練習の様子を眺め、なにやらニヤニヤしていました。てっきりまだオーストラリアで怪我の調整をしているものだとばっかり思っていたので、少し驚きです。
そして、指の脱臼だとか骨折だとか聞いていましたが、ベテラン川口選手も、指にテーピングをグルグル巻いてはいましたが、「復活です!」と元気に走っていました。
この日初めて見る選手もいましたね。
新加入選手ですが、おそらく、川俣選手、朝見選手、日永田選手かな、あと、トゥキリ選手。
ここのところ新加入選手に当たってるワイルドナイツですが、今年も新メンバーの中からトップで活躍する選手が出てくるのでしょうか?
そんななかで気になったのは、飯島新監督の顔が見えなかったこと。
新シーズンのスタートにあたって、一言二言頂きたかったのですが、この日は練習に不在でした。
つい先日にわかったことですが、飯島監督のお父さんがご逝去され、そのためご不在だったようです。
一番注目される時に監督交代、そしてお父さんの死と、想像ですが飯島監督にとって苦悩の時かもしれませんね。
しかし、苦難の先には栄光が待っていると信じています。
応援しています。
posted by みのる |17:51 |
三洋電機ワイルドナイツ |
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2008年05月12日
今日は予定通り、コメントへのお礼と雑感で、ひとつの区切りのエントリーとしたいと思います。
丸1ヶ月ぶりのエントリー『復活してみます。』に、非常にたくさんの温かいコメントを頂きました。皆さんどうもありがとうございます。
中断期間中も覗いて下さっていたようで、毎日のカウント数は500を下回らず、復活した途端に1000を超え、嬉しさ半面、怖いなという感情もあります。すでに一個人が無責任に好き勝手書いて許される範囲を超えてるんではないかと・・・。
『復活してみます。』のエントリーに頂いたコメントは、大きく分けて2通り。ワイルドナイツファンの方と、群馬のラグビー関係の方。
まず、ワイルドナイツファンの方々にお礼。
>松阪カウッ!! さん
>空っ風さん
>popotanさん
どうもありがとうございます。
我がワイルドナイツが冠をひとつ獲り、宮地親父が宙に舞うまでは続けようと心に誓い続けてきました。結構あっけなく目標達成となり、達成感とともに、ちょっと拍子抜けもあり、僕の使命もひと段落かなと思っていました。
雑誌『ENTRY』が休刊となり、記者としての肩書きが無くなり、その後チームの写真を撮ったりして残っていましたが、その役目も無事終了し、ただのファンに戻りました。よって昨シーズンは正式な取材は出来ずに、ネタはチームの公の情報と、個人的に選手や監督、コーチにアタックして得たものだけでやってきました。チームの成績も良く、あまり足を引っ張るようなことは書けないと、ブログも遠慮がちになり、おそらく読んでてつまらなかったと思います。
目標達成でどうしようかと思ったのですが、チーム飯島としては、飯島均監督再就任となったら、少なくてもその初年度は見つめていこうと、再び始めようと思い直しました。でも、たたのファンが得られる情報は少ないと思いますので、過度なご期待はしないよう(笑)。
>あまぬまさん
おそらく、僕と同様、チーム飯島均な方ですかね?
心に沁みる一行、どうもありがとうございます。
一緒に応援していきましょう。
そして、あとは群馬ラグビー関係の皆さんですね。
ワイルドナイツが勝ち星を重ねるにつれ、ワイルドナイツ情報を書くことが怖くなり、試合も観に行けなかったりで、ブログのネタはだんだんと、群馬のジュニアと女子ラグビーへとシフトしていきました。それはもう、宮本前監督から「最近はジュニアばかりやなぁ!」と突っ込まれるほど(笑)。
群馬県協会役員さんをはじめ、群馬のジュニアラグビー関係者さんや指導者さん、保護者さんには、大変親切にして頂きました。非常に居心地の良い場所でたまりません。
>橘人さん
先日の敷島杯の際、僕はスタンドから眺めていましたが、橘人さんが孤軍奮闘されている姿をみて考えたことも、もう一度やってみようかと考え直した理由のひとつです。
>p-chan mamaさん
>tougo mamaさん
mamaさんたちのお子さんの成長が、僕は何より楽しみです。
p-chanや tougoくんが幼児の時に出会い、ジュニアラグビーの取材に目覚めました。彼らの、周りの大人たちを和ますキャラクターは貴重です。天賦の才だと思います。どうかこれからもノビノビとラグビーを続けてくれるよう、環境を整えてあげてください。
>りきどうさん
はじめまして。
いつのまにか、こうるさいオッサンのようになっていますが、でも、ラグビーはマナーとロウ(ルールじゃなくてロウです)を守れなくなると、ただの暴力に成り下がってしまうと思うのです。だからうるさいオッサンも必要なんじゃないかと苦言ばかりを書いていました。
>兄貴分の兄貴分さん
いつもどうもありがとうございます。僕の一番知りたい視線からのコメント、有難く思っています。僕が見つめてきた選手たち、男子も女子も、ジャパンの可能性は本当に秘めていると思いますよ。カタチは変わるけど、応援は続けたいと思っています。
>あやめさん
ますます盛んになってきている群馬のレディス。楽しみですよ。
でも、思うがままには書けなくなりました。
そして最後に、
>・・・さん
ご指摘どうもありがとうございます。
そして、僕の稚拙な表現でご気分を害してしまい、誠に申し訳ありませんでした。
小学生から社会人の現在まで、20年にもおよび群馬のラグビーに携わっているなんて、ただただ感服致します。きっと色々とご苦労があるのでしょうね。そして社会人の今でもプレーヤーなのでしょうか。それは非常に羨ましいことです。ラグビーを(ラグビーばかりじゃないですが、どんな競技でも)生涯スポーツとして長く愉しめることは、非常に素敵なことです。どうぞ青春をおおいに謳歌して下さい。
僕がジュニアラグビーを傍観して気が付いたことは、スクール(クラブ)で育ったプレーヤーが、社会人でもプレーを続けながら何人も、育ったスクール(クラブ)に指導者として戻ってくることです。これは、基本的に監督ひとりコーチいるかいないかの野球出身の僕には、大変羨ましく、素晴らしいことと映っています。きっと、子供たちにも心強いと思います。そういった意味では、簡単に『興味がありません(笑)』と茶化したような書き方をした僕に重い責任があると思います。どうも申し訳ありませんでした。
しかし、群馬の社会人ラグビー(ここでの『社会人』は、旧東日本社会人リーグ所属の例えば三洋とかとは違う意味です。)とは、失礼ながら、県協会関係者でもなく、特定のラグビースクール(クラブ)に所属しているわけでもなく、また、子供も持ち合わせていないただの群馬のラグビーファンの僕が、時には仕事を休んでまで追い続けるほどのものなのでしょうか?
実際に仕事の傍ら真剣にプレーしている方には非常に失礼な物言いだと思いますが、他に言葉が見当たらないので、トップリーグやトップチャレンジに挑み昇格を目指すような下部リーグ、そのほか釜石やノーザンブレッツ、ブルーシャークスのような旧社会人リーグから解散して再活動を始めた地域クラブと分けて、あえて暴力的に“草ラグビー”と表記しますが(『草野球』と言われても、僕ら野球のニンゲンで怒るヤツは居ませんので)、その草ラグビーまで掘り下げて細かく採り上げなければ、『群馬のラグビーファン』としてはもらえないのでしょうか?
例えばそれが、釜石やブルーシャークスのように、現状ではわずかな望みかもしれないけど、トップリーグ昇格を目指して地域に密着した活動をするラグビークラブとか、先日までトップリーグで活躍していた、例えば下瀬央輔選手がセコムから地元へ帰ってきて地元のクラブでプレーすることになったようですが、そういった選手が再びトップリーガーを目指して調整する受け皿になるようなクラブであったら別ですが、僕が『興味がありません』と言ってるのは草ラグビーですよ。
もちろん、楽しみでプレーをするのは素晴らしいことです。それを悪く言うつもりは微塵もありません。でも、余暇を楽しむ草ラグビーを、それを取材して、どこが勝った、誰が活躍した、注目プレーヤーは誰だと、全国に向けて逐一発信するものなのかどうかと思うんですよ。しかも僕が仕事をそっちのけにしてまで。僕は記者が本業でも、地元メディアの人間でもなんでもありません。『・・・さん』がご指摘の通り、プレーヤーでもなかったし、群馬に本格的に目を向けたのはここ3年ですから、群馬のラグビーを語る資格のないただのファンです。だから好きなことしか書いていません。
僕は『・・・さん』からコメントを頂いて、反省するとともに大きな脱力感におそわれました。
同じく群馬のラグビーを語り合う友人からは、『・・・』とHNさえもキチンと名乗れない者など相手にする必要はないと諭されました。他にも『気にすることないですよ』とメールを下さった方もいます。
僕はこれまで、このスポナビ+が始まる前にもブログをやっていたり、仕事でもHPを持っていたりで、また、某巨大掲示板なども時々覗いていますので、心無い書き込みや荒らしの類には慣れています。だから気分は悪いけど気にしないということも出来ます。しかし、名乗らなくても『私は20年群馬で小学生からラグビーを知り、社会人の現在もラグビーに携わってます。』これで充分だと思います。この方は荒らしでもなんでもありません。20年群馬のラグビーに携わっている、群馬ラグビー関係者さんです。それだけで充分です。残念ながら僕が応援している群馬ラグビーから、語る資格なしと断されたんだと思っています。
なぜ僕が、「社会人(草ラグビー)は興味がありません」と書いたか?
社会人を観ていなかったわけではありません。
先日も行われた、群馬の社会人クラブチーム、大学生、壮年チームが一堂に会すビッグイベント、群馬セブンズには、雑誌ENTRY時代に2度取材に訪れ、先日の第33回大会は、ワイルドナイツがゲストとして呼ばれ、また、僕が注目しているレディスの試合もありましたので、少しお手伝いの真似事もさせてもらいました。
そして、昨シーズンの社会人リーグ最終戦、優勝決定戦となったレッドバンクス×ダンボ戦を、ひとりのラグビーファンとして訪れました。
寒風吹き荒び、雪でも降り出してくるのではないかと思う寒空のなか、県協会の広報担当さんはおろか、地元メディアも訪れない優勝決定戦に行きました。
選手か関係者さんか、目を合わせて会釈をしても挨拶すら返してもらえず、『なんだコイツ』というような一瞥を投げられる体験を経て、「あ~、ここは僕には興味がない。」と思ったんです。
さて、ご指摘のなかで、『もう少し群馬社会人ラグビーの現状を理解しては??』とありましたが、ラグビー関係者やマスコミ関係者でもない、ただのラグビーファンの僕に、群馬社会人ラグビーの現状の、ナニを理解しろとおっしゃるのですか?
たまたま最近のことですが、同じようなニュアンスのことを、ある方から言われた事があります。その時も正直に言って、ピンと来ませんでした。
県協会の公式サイトでもない、個人が楽しみで営んでいるブログに苦言を呈するなら、具体的に言ってもらいたい。一体僕に社会人の現状のナニを理解しろとおっしゃるのか?
慢性的な予算不足でしょうか?それとも競技人口不足でしょうか?それともグラウンドやレフリーなど、競技環境が恵まれていないということでしょうか??
それを僕がここで嘆くべきなのですか?
少子化や景気後退、余暇の過ごし方の変遷、仕事や家族の在り方などが変わって来ている現在、ラグビーばかりが競技環境に恵まれていないわけではありません。バブル弾け気味のサッカーでも同じことです。マイナーとはいえ、ラグビーなど球技はまだマシです。地味に頑張っている競技は多々あります。
厳しい予算と言われても、僕のような外部の人間に、『渉外部』や『広報』すらない組織でそれを言われても、「お金がない?当たり前ですよネェ。大変ですね。」としか言えませんよ。
細かくやるべきですか?皆さんの予算のうち、収入がどこからどう来てなんで厳しいのか。厳しいならなんで外に向かわないのか、渉外も広報もなく、はたまた関係者が個人ででもサイトを立ち上げるなどしてアピールもせず(スクールやクラブチームのサイトはありますけどね)、どうやって外に自分たちの現状や活動を理解してもらえるのか?
エンジョイするラグビーですから、運営だって試合の設営だって予算がないなら自分たちでやっていくのは当然ですよね。学生じゃないんだから。学生だって、例えば僕がやっていた日の当たらない大学の準硬式野球のリーグなんか、2部以下は顧問の先生の顔だって知らないし、運営は何から何まで学生がやってますよ。
働きながらやってるんだ?甘えないで欲しい。当たり前でしょう。余暇で愉しむレベルじゃない、アマチュアのプレーヤーでも皆そうですよ。
それとも、・・・さんが20年来携わっている世界は、部外者の僕のような者に理解をしろと訴えるほ酷いものなのでしょうか?それならば、責めるべきは僕ではなく、長く携わってそれを作っている貴方が猛省すべきだ。そして変えていくべきだ。冗談ではない。僕にはそこまでする理由がない。
僕は、このコメントは、たったひとつのものではあるけれども、重く受け止めます。
応援して下さる、温かいコメントを度々いただくく皆さんには非常に申し訳ないけれども、ENTRY休刊となり取材者としての立場ではなくなり、また、関係者さんであろう方から『どうなんでしょう?』と人間性を疑われるようなコメントをされた以上、ここで群馬のラグビーを語る理由は見つかりません。
一旦ここで、僕が群馬のアマチュアラグビーを追っていくのは終わりにしたいと思います。
今後はまず、このブログの最初と、その前にやっていたブログの目的である『三洋電機ワイルドナイツを応援する』ことに戻ろうと思います。そして、ワイルドナイツのイベントなどで群馬のラグビーと関わりが出来た時は採り上げさせて頂きたいと思います。
このブログで採り上げなくなったからといって、僕が群馬のジュニアラグビーや女子ラグビーを応援しませんということではありません。時間の許す限り、みんなの活躍を観続けて行きたいと思っています。ここ何年かで見付けた逸材が、花園で、大学選手権で、トップリーグで、そして日本代表や女子日本代表で活躍する姿を心待ちにしています。
どうもありがとうございました。
そして今後もワイルドナイツ関連記事を宜しくお願い致します。
posted by みのる |18:40 |
どうでもいいハナシ |
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2008年05月10日
予定では今回のエントリーは、『復活してみます。』へのコメントのお礼と雑感を書いて締めとするはずだったのですが、急遽予定を変更(またか)致しまして、前回のエントリーで書ききれなかったことと発信した後に思ったことをちょっと書きたいと思います。
前回のエントリーを読みかえしてみると、問題提起やお願いで終わっている。もし、これを子供たちが読んだら、なんのこっちゃ全く解らないだろう。なんのこっちゃ解らないけど、とにかく怒られてる、責められていると感じるかもしれない。
「ズルイやオジサン、それで結局僕らはどうすれば良いのさ!」と、森田兄弟や尾花耕平君や竹澤君たちに悩まれたら、オジサン寝覚めが悪い。言っちまったオジサン責任重大である。オジサンなりの答えを書く。ひとつの参考程度に読んで欲しい。
僕の答えの前に既に、群馬ジュニアラグビー指導者の方であろうと思われる、“兄貴分の兄貴分さん”や“Fさん”から、凄く良いコメントを頂いている。
『脱落者を出さない』、『勝敗にこだわった結果、せっかく知り合った仲間を排除するようなことは実にくだらないことだ』、『チーム群馬』…、いずれも良い言葉だ。心に深く刻まれる。そうだ、オジサンが言いたいことはコレなんだ。って、それだとあまりにも調子が良いね。
僕は前回のエントリーで、意識的に『目的』『チーム』『ファミリー』という言葉を使った。
君たちの目的、良いチーム、良いファミリーってなんだろう・・・?
おそらく君たちは先日までは、『カインズカップで優勝すること。』が目的だっただろう。
監督やコーチ、お父さんお母さん、周りのオジサンたちにはもしかしたら、『勝つばかりじゃダメだ!』というようなことを言われたかもしれない。でも、頭のなかはカインズカップでいっぱいだ。
細かいことを言うと、カインズカップ優勝は目的じゃなくて、目標なんだけどね。
君たちは見事に優勝した。目標達成だ。おめでとう。経験値ゲットだ。
じゃあ、次の目標は??
それが今の君たちだ。
中学生の君たちにとって目的・目標ってなんだ?
敷島杯の勝利か?U-15関東甲信越交流会での勝利か?中学生大会の勝利か?
敷島杯や中学生大会は、相手は3チームしかいないぞ。
周りのコーチたちはどうだ?カインズカップと同じようにその大会の勝利にアツイかい?
なんだか、ちょっと違くないかい??
確かにそれらの試合に勝つことは重要だ。嬉しい。経験値さらにゲットだ。
でも、こう、カインズの時のように、胸躍る、湧き上がる嬉しさ、誇らしさが、表彰式の時に感じられたかい?残念ながら君たちはカップを貰えなかったからわからないと思うけど、じゃあ、隣でカップを持ってたカイセイ君はどう見えた?3年生はどう見えた?
なんかちょっとカインズとは違うなぁ?
もちろん、嬉しくないわけないんだぞ。優勝は凄いことだ。
でも監督やコーチがそんなに大騒ぎしないのは、勝つことも大事だけど、勝利と同じぐらい大切で、身につけなければならないことが他にもあるんだと思う。
それは小学生とは違う、中学生のこの時期にしか身につけられないものなんだと思う。
中学生になると、部活もあってラグビーのことばかり考えてはいられない。でも、だから一生懸命考えるんだ。なんで他の部活やってるのにラグビーを続けるんだろう?続けたいんだろう?最初はお父さんに無理矢理連れて行かれて、逃げ出すことばっかり考えていたのに、今だって、あそこのチームのあのヤロウ、痛ぇタックルしやがって、こんなに痛いのになんでラグビー続けてるんだろう?でも勝つと嬉しい。なんで嬉しいんだろう?
考えろ。考えろ。
勝つことってなんだろう?ラグビーを続けるってなんだろう?
君たちは小学生じゃない。もう、自分だけが勝って嬉しいと思っていてはいけない。勝つと嬉しい。でも、自分の他にも喜んでくれている人がまわりにいないか?
監督やコーチ、コーチじゃないけどいつもいるオジサン、そしてお父さんやお母さん…。
みんな喜んでくれると気分が良いよな?
じゃあ、試合に出られなかった友達はどうだ?2人だったか?3人だったか?レオニスにいた5年生はどうだった?一緒に喜んだか?じゃあ、同じ6年生の友達の石田君はどうだった?
オジサンはこう思うんだ。
強いチームって、最高のチームって、試合に出ていない、出られない選手も君たちと一緒に勝利を心から喜べるチームなんじゃないかって。そして、出られない選手が出ている選手たちを『勝たせたい』って思わせるチームなんじゃないかって。そして、中学生の君たちが今学ぶのは、そういった『思いやり』なんじゃないかって。
竹澤君、いきなり名前を出してゴメンだけど、君は確か先日の中学生大会、まだ怪我が治ってなくて、試合に出ていなかったよね?オジサンはグラウンドに降りていなくて、スタンドから観ていたからよくわからなかったけど、ピッチサイドで心配そうに試合を観ていたのは竹澤君だろ?試合に出られないでどう思った?
「オレが出てればなぁ。」「出たいなぁ。」・・・、そう思ったろ?
「オレが出てないけど、勝たせてあげたいなぁ。」そう思ったかな??
2試合目の東毛ワイルドナイツに勝った時も出てなかったかな?その時はどう思った?勝って嬉しかったかな?
話しは変わるけど、君たちのすぐ近くには、凄く良いお手本があるんだよ。
君たちの憧れの霜村誠一選手が所属するワイルドナイツがある。身近に日本一のトップリーグチームがあるってことは、とにかく凄いことなんだ。
そのワイルドナイツの練習試合は観たことあるかい?
今年も6月から太田で何試合かやるから、一度観てみれば良い。
そこではね、練習試合だから色々な選手が出る。普段君たちがトップリーグの試合で観ている霜村選手やトニーブラウンではなく、こう言っちゃ悪いがあまり見かけない選手も出る。そんな練習試合の時、怪我とか調子が悪くて試合に出られない選手が、何をやってると思う?ボールボーイやタッチジャッジをやってるんだよ。プロの選手がだぞ。
あと、トップリーグに『サテライトリーグ』っていうのがあるのを知っているかい?
これは、君たちが太田や秩父宮で観ているトップリーグの試合とは別に、普段あまり試合に出ていない選手や怪我が治って様子を見ている選手や、まだ若くて経験を積ませなければいけない選手を試す試合のリーグ戦だ。太田でも去年、何試合かやっていたけど、これを観たことあるかい?
この試合の時、大体が前の日がトップリーグの試合だから、トニーブラウンや霜村選手や北川選手はお休みなんだ。だからこのサテライトリーグの試合を必死になって応援するんだ。トライなんか獲った時は、そりゃあもう大騒ぎだぞ!
そして僕らのワイルドナイツは、このサテライトリーグも去年、優勝したんだよ。トップチームとダブル優勝さ。
それを、トップもサテライトも両方優勝したことが何よりも嬉しいって言っていた選手がいるんだよ。たしか、今月のラグビーマガジンにも出てたぞ。もう一度読んでみな。
そして、この前のマイクロソフトカップ準決勝の東芝戦、知ってるかい?J SPORTSでみてたかな?トニーブラウンがロスタイムでトライをして勝った試合だ。
その時、トニーブラウンがトライをした瞬間、スタンドにいた試合に出られない選手がみんな、スタンドからグラウンドに一斉に降りてきて、試合に出てる選手も出てない選手も一緒になって抱き合って喜んで、泣いてたんだよ。ホントはいけないんだよ、試合に出てない選手がグラウンドに降りてくることは。でもそんなの関係ネェって降りてきちゃったんだよ。
なんでこんなことが出来ると思う?
試合に出ないのに、監督やコーチに命令されてないのにボールボーイやタッチジャッジをしたり、試合に出られなくて悔しいはずなのに、トライを出てる選手のように喜んだり、自分が出てない試合なのに勝って泣くほど喜ぶなんて。
どうしてだと思う?
それはね、気持ちがひとつだからだよ。信頼しあっているからだ。仲間を思いやれるからなんだよ。
試合に出られない選手の悔しさ、もどかしさを知って、みんなの代表で試合に出ているんだって、良く知ってるからなんだと思う。
もしかしたらね、こんなことを言う選手がいるかもしれないぞ。
「日本代表に選ばれるより、オレはワイルドナイツで試合に出ることを、ワイルドナイツが勝つことを選ぶ。」って。
自分だけ嬉しいという思いがしたいんだったら、日本で最高の日本代表に選ばれることを選ぶだろう?誰もが凄いって言ってくれるし。でもね、なかには、日本代表よりも自分のチームで勝つことを選ぶっていう選手もいるんだよ。
ホントはこんなこと言うと、みんなに怒られちゃうぞ、だから内緒だ。
でもな、その選手はきっと、日本で最高のところよりも、自分のチームで勝つことが何よりも嬉しいんだと思うよ。その選手にとっては、日本代表が最高なんじゃなくて、ワイルドナイツが最高のチームなんだよ。
桐生の新中学1年生、久しぶりの負けでしょぼくれてるかもしれない。迷ってるかもしれない。
でも、君たちの一番良いところは、“熱さ”だ。
それは君たちばかりじゃなくて、君たちのお父さん、お母さんや指導者の人たち、なんだかよくわからないけどいつもそばにいるオジサンたち、全てをひっくるめて桐生ファミリーの良いところ、それが“熱さ”だ。
それを失っちゃいけない。負けることになれちゃいけない。『負けても気にするな』『勝つことばかりが全てじゃない』と、『負けることになれる』は全然違う。負けた悔しさは忘れちゃいけない。
でも、勝っても負けても『熱さ』は失っちゃいけない。
今は、その熱さを勝利だけに向けるのではなく、『信頼しあえるチームを作る』ことに向けろ!
熱く、熱く信頼しあえる仲間を作れ。
そう、違うチームのコーチが書いてくれてるように、挫けそうになっている仲間がいれば、仲間同士で励まし、誘い合って取り組んでいけ!
『中学生大会で勝つこと』が勝利じゃない。
『中学生大会で優勝したなぁ』という思い出が勝った証しじゃない。
『中学生大会で優勝した時な、お前こうだったよな~!』と、何十年経っても笑いあって話せる仲間が出来た時、その時が勝利した時なんだと思うよ。
頑張れ。
posted by みのる |18:38 |
どうでもいいハナシ |
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2008年05月08日
コメントを頂いた皆さん、どうも有り難うございます。
コメントに対してのお礼は次のエントリーでたっぷりと・・・。
ブログ中断中の4月29日、前橋敷島サッカーラグビー場では、第19回敷島カップ争奪中学生ラグビーフットボール大会が行われました。
僕はその日、以前から県協会ジュニア委員会の方からお誘いは受けていたのですが、仕事の予定があり、直前まで色々段取りしたのですが結局は観戦を断念ということになりました。
ただ、ひとつだけどうしても気掛かりがあり、現場へ顔を出してはいます。
気掛かりとは、新中1生の試合。
他のスクールの関係者の皆さんには非常に申し訳ないのですが、その他がどうでも良いということではなく、とにかく、この2チーム、いえ、1チームが気掛かりだったんです。
それは、この日の第1試合、中学C(1年生の部)、シルクス(桐生)×高崎RCの一戦です。
このブログを以前から読んで頂いている皆さんには既にピーンと来ているとは思うのですが、先日のカインズ杯5~6年生の部代表戦決勝のエントリー『ただ、がむしゃらに。』の主役となった、桐生レオニスと高崎ポパイブラックスの子供たちです。
まだあれから1ヶ月あまりではありますが、彼らが中学生となり、新チームでいきなり対戦となったのです。
僕はひとつの心配事があり、どうしてもこの試合だけは見届けたかった。だって、僕は彼らを小学4年生から観続けていたのですから。
その心配事とは、『おそらく、桐生は負けるだろう。』ということ。
そして本当の心配事は、彼らがしばらくぶりに経験する敗戦ではなく、彼らを取り巻く環境がこの敗戦によって変化するであろう予想。
とにかく、運良く仕事は10時からでしたので、なんとか9時~9時27分の第1試合は観られると思い、敷島に駆けつけました。
当日の敷島はイベントが重なり混雑していましたが、なんとかキックオフ直後に現地に辿り着けました。
大会が終わってから『じつは・・・』なんて書くと結果論的で非常に嫌なのですが、この予想は、大会数日前から何人かの方に予測していました。最近とみに群馬のジュニアラグビーについて語り合う友人や、個人的にメールのやり取りをする、あるスクール(クラブ)の保護者さん方数人です。もちろん、そんな不吉な予想をズバリ言うわけにもいかず、『もしかしたら敗戦も有り得るよ』程度でしたが。
なぜ、カインズ杯チャンピオンで負け知らず(じつは小4の時に敗戦は経験しているようです。桐生タイムスのKさん、教えてくれてありがとう。さすが桐生通。)の王者・桐生の敗戦を予想していたかというと、ズバリ、環境の変化です。
変化について2つあります。
ひとつは競技環境の変化。
この1ヶ月で、小学生のミニラグビーの小さいフィールドから、いきなりフルコートへと変わります。変わりますって、僕もジュニア委員会の方から大会直前に教わって初めて気が付いたのですが(笑)、この差は大きいと思います。
詳しくはもう一度『ただ、がむしゃらに。』を読んで貰いたいと思うのですが、縦の圧力と接点を制圧してボールを継続し、こじ開けてBKの決定力で仕留める桐生に対し、高崎は、同じくFWの接点の強さとディフェンスから、魅力的なタレントを揃えるBKのスピードで揺さぶり、スペースを活かして走りきるというスタイルです。
狭いスペースでは森田兄弟というインパクトプレーヤーを揃える桐生に分がありますが、フルコートになってスペースが多くなったらスピードに勝る高崎に分があると感じていました。
もうひとつは、変化に対する免疫力です。
これも競技環境の変化になると思いますが、小学生の部卒業~中学生の部へと、まるっきり新しい環境に変化する“スクール”という体系のシルクス(桐生)に対し、ブルートという社会人のトップチームを頂点に、ジュニアと女子までピラミッドを形成している“ラグビークラブ”という体系の高崎は、そのトップから裾野まで一貫した指導が可能であるという点で、こうした環境の変革時には揺ぎ無い強さを発揮する。それがスクールとは違うクラブの特色だ。
特に今年の新中1生は、桐生は9人と、それだけでは中学生大会に出場するチームとしては成り立たず、必然的に、中学生の部が今のところ存在せず、隣の桐生に合流するというカタチになる伊勢崎ラグビースクールの子供達のチカラを借りなければならない。
そこが問題である。というか心配である。
僕ひとりが、個人的に感じたことであるが、『絶対的な強さを持っていた分、新しい環境に飛び込む準備が“出来ている”。』と。
文面がオカシイ。通常、『出来ていない』となるところではあるが、『出来ている』なのである。
カインズ杯終了後の謝恩会に、桐生タイムスのK氏と共に参加させて頂き、そこでの指導者さんや保護者さんとの会話、その後の関係者さんらからの伝聞をもとに想像すると、あまりにも伊勢崎スクールをエイリアン扱いしていると感じたからだ。
字面は非常に暴力的で桐生の皆さんにも、伊勢崎の皆さんにも失礼で憤慨することと思うが、ここはひとつ我慢して読んで欲しい。
桐生の誰もが、悪気は一切無く、逆に子供達に諭すように「新しく仲間になる伊勢崎の子達を歓迎しなさい。」と話していた。
一見、僕がラグビーで一番好きなところである、ウェルカムである。
しかし、根底には、『伊勢崎は今まで勝ち続けていたお前達とは違うのだぞ。その子達が“混ざってくるのだ”。』という想いを感じるのである。素直な子供達は敏感にそんな裏を察知する。伊勢崎から来る“仲間への心構え”準備万端である。
開始早々にポンッと獲られたトライによって、シルクス(桐生)は動揺する。縦の圧力で狭いスペースでも細かくボールを支配し繋げるのが持ち味であるので、スペースを見付けて華麗なステップで抜き去る技術なんていらない。役割りを理解しフォローを続ければ、技術・経験の差は埋まるのではないかと思う。しかしこの試合に限っては、どこのスクール出身に関係なく、ペネトレーターが孤立した。
「早く並べよ!」「なにやってんだよ!早く位置に着けよ!」
あるレオニス出身選手の叱責が飛ぶ。そのイライラが募った声調は、主将が仲間を鼓舞する檄ではなく、叱責の要素が多い。経験の少ない新しい仲間は、旧知の仲間には檄と思えるその声に狼狽し、余計にクルクル回ってしまう。
手が届きそうでも、どうしても超えられず、突き破れない分厚い壁であった“レオニス”を、意外にあっさりと抜き去り、走れることに高崎の子供達は戸惑ったかもしれない。高崎にも“エイリアン”が居たようだが、こちらは初の試合にも関わらずトライを得、ラグビーに目覚め、既に前からポパイブラックスに居たかのような“ネイティブ”になったようだ。
高崎にも、『新しい環境を迎える準備が出来ている』。
こちらは正真正銘『出来ている』のである。
僕は30歳代後半に差し掛かるところだ。僕が高校生の時、ラグビー部の友人が多かった(野球部とラグビー部は伝統的に仲が良いのだ。)。
ほとんどが高校からラグビーを始めるなか、1人だけスクール出身者が居た。現在は伊勢崎市になっている境のその友人は、高崎ラガーズ(当時。現高崎ラグビークラブ)出身であった。その頃群馬には、中学生は高崎ラガーズしかなかった。境という伊勢崎でも太田寄りのはずれから、その友人は高崎まで2時間近くかけて通っていたのである。
余談であるが、我がワイルドナイツ、桐生の、否、群馬の至宝・霜村誠一もそんな一人である。このブログでも再三、そして霜村選手ご本人も『桐生ラグビースクール出身』と公言されているが、じつは中学時代は高崎ラガーズで指導を受け、半分は高崎ラグビークラブ出身と言えるのである。
僕がここで『桐生RS出身の』と書く度、悶々とした気持ちでいる高崎関係者さんが、もしかしたらおられたかもしれない。だったらゴメンなさいだ。高崎の人たちはそんなこと全く持ち出さず、桐生に華を持たせている。
話しを元に戻して、もしかしたら、中学生の部では一日の長である高崎には、そんな環境の変化にフィットするプログラムが、高崎ラガーズ時代から伝統的に備わっているのかもしれない。それが今回の結果なのかもしれない。
さぁ、心配事の話しに戻るぞ。
後半、シルクスは流石に王者である。苦境にも自らの持ち味を活かし、信じ、再び試合のペースをもぎ取りにかかる。高崎ゴール前で何度も縦にフェイズを重ねる。高崎伝統の強いタックルも尽き、トライを奪われる。僕はこの時点でどちらがリードしているのか解らなくなっていた。
しかし、スペースを走れる楽しさは、もう高崎に刷り込まれた。なんと、傍から見れば明らかに足が速いと思えないサイズの堀越康介君までもが、シルクスディフェンスを置き去りにし走りきった。
26-27。この先も続くであろう好敵手の第2ステージの初戦は、高崎が勝ち取ったのである。
心配事はここからだ。
この両チームの対戦恒例、相変わらずの僅差。
負けたといってもじつに1点差である。壁を見事に破って意気上がる高崎には申し訳ない言い様だが、負けたうちに入らないのである。
しかし、かたやシルクスの選手たちや、彼らを取り巻く環境には、この久々の敗戦は非常に大きなインパクトであったと想像する。
そして、僕が心配する最悪の想像はこうだ。
『伊勢崎がもっと頑張っていれば・・・』
そして『レオニスでは勝ち続けたのにシルクスになった途端にこうだ。なにを指導しているんだ。』・・・。
何度も書くが、僕はどこかのスクール(クラブ)の関係者ではない。まして県協会役員でもない。そして競技者でもない。ついでに子供もいない。ただの傍観者、ワイルドナイツ原理主義者であり、群馬のラグビーファン、おっと、群馬のジュニアおよび女子ラグビーファンである。だから偉そうにラグビーについて語る資格は無い。そんなこと、誰に指摘されるまでもなく、以前から何度もここで書き続けているし、自分でも解っている。でも聞いて欲しい、いや、読んで欲しい。
この時点での、君達のスタートラインを少し超えたばかりのラグビー人生において、今の段階で1点差なんか負けじゃない。なにかがひとつ狂えば結果は逆になってる。シルクスの子供たちが間違ったプレーなんかしちゃいない。1ヶ月前と変わらず、自分達の持ち味を理解し、繋ぎ、掴まってもダウンボールをきっちりキープしていた。
新たに加わった仲間を責めるべきではなく、自らのスタイルに磨きをかけた高崎の選手達を讃えるべきである。それが競技経験の無い僕が感じる、信じる、ラグビーである。ノーサイドの精神である。
『伊勢崎の子達にはもっと頑張ってもらわないと。』
『伊勢崎のレベルではなく、桐生のレベルに合わせるべきだ。』
仮にそう思っている、クチにしているのだとしたら、僕は異論がある。
そもそも、シルクスのレベル、目的はどこですか?
どの目的に向かってもっと頑張るのですか?
勝利か?絶対的な勝利か?アルティメット・クラッシュか?
確かに競技において勝利は大切だ。子供のモチベーション維持には『勝つ』『強い』という競争意識が大切だ。
勝利を第一にするんだったら簡単じゃないですか。レオニスの優勝時の指導者の皆さんがそのままシルクスにスライドすれば良いんだから。
しかしそれが許されていないのが現状です。だったら、勝利の他に何か目的があってのことでしょう。
ちなみにシルクスのサイトから抜粋。
スクールの活動方針
1. ラグビーをとにかく好きになってほしい。そして,高校,大学,社会人になってもラグビーを続けられるほど好きになってほしい。
2. ラグビーを通して積極性や連帯感を高めつつ,人間関係の自分の行動の取り方・在り方,絆を学んでほしい。
3. 中学1年生から3年生まで仲良く。(仲間意識を強くもつ)
既に伊勢崎も桐生も“シルクス”である。
どちらに合わせて、どちらに頑張ってもらうではなく、シルクスとして頑張ってもらうのではないだろうか?
目的のはっきりしない企画・提案は、ただの思いつきである。そこに次に繋がる方法論は無い。誰の賛同も得られない。仕事の常識である。
子供達は敏感である。目的がはっきりしなければ迷う。逆にマイナスでもはっきりとしたものに染まってしまう。しかもマイナスが発する威力はプラスを凌ぐ。「伊勢崎は・・・。」なんて言えば子供達はそのまま「伊勢崎が・・・。」と言い出す。
シルクスが賛同されていないわけがない。いつだったか、東日本大会の予選でしたか、群馬選抜に漏れてしまったシルクスの3年生が自らウォーターボーイを買って出たと、選抜チームの監督の胸を打ったとコメント下さいましたね。それは子供達がシルクスとラグビーが好きだからとった行動ではないですか?子供達もそれがシルクスなんだと理解しているからではないのですか?
午後3時過ぎ、仕事がひと段落したので、再び僕は敷島に戻った。ちょうど最終戦の前橋RS×高崎RCの3年生の試合がやっている頃だ。
そこで僕は心の霧が晴れるような出来事を見た。
既に自分達の全ての試合が終わり、時間を持て余したシルクスの面々が、見慣れた顔とそうでない顔が一緒になって、グラウンド隅でなにやらボールゲームに興じているのである。
子供達の心に仕切りを作ってしまうのは、僕らオトナたちなのではないだろうか?
桐生の皆さん、槍玉に挙げたようなエントリーで申し訳ありません。ご了承下さいとか許してくださいとは言いません。ご気分害されたら、ただただゴメンなさいです。
でも、旧レオニスは、ひとりひとり個性のある素晴らしいタレントで、チームでした。彼らが最初からチームであったわけはないはずです。色々なことがあり、切磋琢磨してあれだけのレベルになったはずです。だから伊勢崎の子だって、すぐに追いつき、チームになるはずです。幾つものステージがあるなかの、今はまだ第2ステージのスタートに着いたばかりです。どうか、どうかお願いです。たった数回の取材をしただけなのに、僕を桐生ファミリーのように扱って下さったように、伊勢崎の子供達を、保護者さんを、シルクスファミリーとして下さい。
お願いです。
posted by みのる |16:35 |
少年ラグビー |
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