2008年03月31日
桐生に笑顔が集まった日
昨日は、“桐生の笑顔が集まる場所”桐生ラグビー界の拠り所・POLE POLEに行っていました。 3月9日のカインズカップ終了からしばらくたったある日、桐生ラグビースクールの6年生の保護者の方から、このブログでも何度かご登場頂いておりますが、桐生の情報を細かく伝えている超ローカル夕刊紙『桐生タイムス』のK記者と一緒に、ラグビースクールの終了式にご招待頂いたのです。 ただのファンとして今年の桐生と高崎の6年生のライバル関係を楽しみに観ていただけで、K記者とは違って特別なことは何もしていないので恐れ多かったのですが、お祝いの場所ということなので、喜んで出席させてもらいました。 午前中は普段練習をしているグラウンドで、最後の練習と、指導者さんと父兄さん方のチームと試合をしていたようで、僕は午後からのパーティーを兼ねた終了式に出席させてもらいました。 場所は冒頭にも出ていた桐生菱町の『POLE POLE』。 このお店は、我がワイルドナイツの霜村選手のご家族が経営しているスポーツバーです。 僕は前橋在住ですので、小一時間離れている桐生にはなかなか伺えず、これで2度目の訪問ですが、オープニングに伺った時から比べて、薪ストーブが入ったり、大画面モニターが設置されたりと、また一段とグレードアップしていました。ちなみに最初の訪問の時のエントリーはこちら。 この日は桐生ラグビースクールの6年生とその父母さん、そして指導者さん方と僕らで総勢40人位集まったでしょうか。しかし、迎えるお店側も凄いですよ。なんと、ホスト役として我がワイルドナイツのフランチャイズ・プレーヤー、霜村選手がたびたび顔を出し、配膳作業をしているのです!(緊張して何も食べられないじゃないですか!笑)そんな桐生少年たちの憧れである大先輩・霜村選手の一言から終了式は始まりました。振り返って考えてみると、この霜村選手の挨拶が、一番少年たちが真剣に聞いていたんじゃないかと…(笑)。 POLE POLEの美味しい料理を食べながら、指導者さんはお酒をあおって早くもへべれけになりながら、式は進んでいきます。 各学年の指導者さん方が一言ずつ、6年生達に言葉を贈っていきます。彼らが小さい頃を担当した指導者さん、3~4年生時を担当した指導者さんと、それぞれの学年で数人ずつの指導者さんが、思い出と共に言葉を贈っていきます。野球出身の僕にとって、指導者さんがこんなにも多く居て、みんなが自分たちのことを見守ってくれているというのは、非常に羨ましく感じました。 3~4年生の担当の山崎コーチは、贈る言葉のなかで、選手達に2つのお願いをしていました。その一つが非常に印象に残りました。 彼らはほぼ全員、この後も桐生ラグビースクールの中学生の部である『シルクス』でプレーを続けます。だから今日でお別れではないのです。この先、シルクスでプレーする際には、桐生ラグビースクールばかりではなく、じつは現在のところ中学生の部がない伊勢崎ラグビースクールの子供たちとも一緒にプレーすることになります。山崎コーチの2つ目の願いはその点で、「優勝は今日で終わり。中学生になると伊勢崎と一緒にやることになる。違った環境、レベルでやってきた子達と一緒に、また強いチームを創って欲しい。」ということでした。 現在群馬のジュニアラグビーは、前橋、高崎、桐生、伊勢崎、東毛、渋川、館林と7つのスクールがあります。その現状をどこのスクールにも属していない、群馬協会の人間でもない、なんのシガラミもない僕の目から見ると、前橋、高崎、桐生の3スクールと、伊勢崎、東毛、渋川、館林の2ndティアとに分かれ、戦績も環境も残念ながら少し差があるように感じます。群馬という視点でラグビーを考えると、この群馬2ndティアがどれだけ3スクールに近づき追いつくかにかかっていると思います。 確かに勝利だけがラグビーではないし、勝敗よりも大切なことも多いと思います。ただ、なかには勝つ努力を怠ることをそれを理由にすり替えているように感じることもあります。子供はいつだって強い者が好きなのが大半ですし、勝てるなら勝ちたいと思うことが多いと思います。それを大人が摘んでしまうのもどうかと思う時があります。もし子供たちが強くなりたいと望むのであれば、それを叶える努力をしてあげる、環境を創ってあげるのも、義務とは言いませんが、大人たちの役割りなのではないかと思うのです。 シルクスには伊勢崎の子供たちが桐生に混ざり、前橋には渋川の子供たちが混ざってきます。昨年から活動を開始した東毛ワイルドナイツは館林の子も入ってくるかもしれません。そしてその先に、『群馬選抜』というカテゴリーも出来るのです。違う環境でラグビーをしていた子供達同士が、同じ環境でチームを作っていきます。ある部分ではまた一からというものもあるでしょう。でも、着実にレベルアップはしてもらいたいと思います。もしも、もしもですが、今年カインズカップ5~6年生の部の決勝を戦った桐生レオニスと高崎ポパイブラックスのこの熱き2チームが、中学に上がって熱さが無くなってしまったら、一ファンとして僕は非常に悲しいです。 食事の最中に、彼らが4年生の時のカインズカップの決勝と、先日の6年生の決勝の映像が流れました。 4年生の時も決勝の相手は高崎です。やはり同じように両チームとも低いタックルをバシバシ決めていてレベルの高い試合でした。思い起こせばこの試合から僕はこの両チームを見続けているのです。6年生の映像は、僕にとっては非常に嬉しいものでした。カメラのファインダー越しでしか彼らのプレーを観ていなかった為、改めて彼らのプレーを観る事が出来、再びの感動とレベルの高さに唸ってしまいました。拍手をしたり大声を挙げたりと、本人達が目の前にいるというのに僕はすっかりこの両チームのファンになっていたことに今更ながらに気付きました。 この学年の桐生と高崎は、ずっとライバル関係だったんですね。それは桐生の子供達ばかりでなく、父母さん、指導者さんも同じ気持ち。5~6年生のチームの監督である山上さんが、選手一人一人に言葉を贈っていましたが、そのなかで強く印象に残ったのは、やはりその事についてです。
写真は別に子供とデュエットしている写真ではありません。 山上監督が、少し酔っ払ってではあるのですが(笑)、選手一人一人に寄り添い、触れながら言葉を贈ります。 そのなかで、「お前らがここまで強くなったのは、ポパイブラックスがあったからだ。あのチームが強かったからここまで成長できた。優勝してこの感動を得られたのは、あのチームがあったからなんだということを忘れてはいけない。」とありました。他の指導者さんや父母さん方の多くが強く頷いていました。 時折顔を出し、試合の映像を観ていた霜村選手もこの両チームのレベルの高さには驚いていた様子でした。 これからもシルクス×高崎として好ゲームを続け、そして群馬選抜で一緒にプレーしてもらいたいと切に願います。 『報道関係のお二方も』(大笑)と司会役のお母さんに即され、僕らも少しコメントさせてもらい、その後選手達が一言ずつ挨拶をしました。 緊張でシドロモドロになる子、照れて小声で話す子、やたらと場慣れしてる子…、色々とキャラクターがあって面白かったのですが、僕は最後に挨拶をした子の一言が、強く心を打ちました。それはただの『ありがとう』なんですが、あれほどハッキリとした口調の強く笑顔の『ありがとう』は無かったなー。 最後に父母さん方が一言ずつ挨拶をし、お開きとなりました。 お母さん方が一番感慨深かったのではないでしょうか。幼児の部や1~2年生の部なんて、ヘッドキャップを被ると3頭身ぐらいなんですよ。ボールもバスケットボール位に見えるほど大きく、そんな子達がただ真っ直ぐ前にボールを抱えて走るだけだったのが、いつしか指導者さんの身長を超える子も出てきて、ハードタックラーの霜村選手も驚かすほどのタックラーに成長しているんですから。お母さん方、お疲れ様でした。そしてこれからもお疲れ様です。 本当に祝賀的に会も盛大に終わり、僕は仕事に戻るはずだったんです。 しかし、なぜかその後も僕はPOLEPOLEにK記者と一緒に居座り続け、気が付くと辺りは真っ暗。桐生の指導者さんと一緒に、ラグビー談義を交わして数時間。いつの間にか店内には大勢のお客さんが…。 夜は中学生の卒業式の二次会も行われるということを聞いていたんですが、どうやらそれが始まってしまったようです。 なんと8時間以上そこに居たみたいです。(笑) 中学生にお兄ちゃんがいる6年生が再び店内に現れ、何人かの父母さんもやはりお兄ちゃんが中学生というご家庭があったようで、再び顔を合わせたのですが、「このおっさん達、まだいるよ。」というほぼ呆れた視線を感じました。 その間、色々と桐生のラグビーについてお話しを伺っていたのですが、みんな熱い熱い。霜村選手も呆れ顔。 それでもですね、霜村選手は僕らのために、POLE POLE一押しメニューの『四角いカレーピザ』を作ってくれたのですよ。
「こんなぐちゃぐちゃなトッピング、写真に撮っちゃダメ~!!」なんて、霜村選手のお母さんからは止められたのですが、僕とK記者にとってはこの上ないご馳走なわけです。 昼の小学生も、夜の中学生も、両学年の父母さんも指導者さんも、そして僕達も、全ての笑顔がこのPOLE POLEに集まりました。 その光景をカウンター越しから見ていた霜村パパは、「桐生ラグビーの火は消えないよ。」と、一番嬉しそうな笑顔を見せていました。 笑顔の集まる場所『POLE POLE』、みなさんも一度どうですか? 桐生ラグビースクールの6年生のみんな、おめでとうございました。そしてお招き有難う。
posted by みのる |14:04 |
少年ラグビー |
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そんな桐生少年たちの憧れである大先輩・霜村選手の一言から終了式は始まりました。振り返って考えてみると、この霜村選手の挨拶が、一番少年たちが真剣に聞いていたんじゃないかと…(笑)。
POLE POLEの美味しい料理を食べながら、指導者さんはお酒をあおって早くもへべれけになりながら、式は進んでいきます。
各学年の指導者さん方が一言ずつ、6年生達に言葉を贈っていきます。彼らが小さい頃を担当した指導者さん、3~4年生時を担当した指導者さんと、それぞれの学年で数人ずつの指導者さんが、思い出と共に言葉を贈っていきます。野球出身の僕にとって、指導者さんがこんなにも多く居て、みんなが自分たちのことを見守ってくれているというのは、非常に羨ましく感じました。
3~4年生の担当の山崎コーチは、贈る言葉のなかで、選手達に2つのお願いをしていました。その一つが非常に印象に残りました。
彼らはほぼ全員、この後も桐生ラグビースクールの中学生の部である『シルクス』でプレーを続けます。だから今日でお別れではないのです。この先、シルクスでプレーする際には、桐生ラグビースクールばかりではなく、じつは現在のところ中学生の部がない伊勢崎ラグビースクールの子供たちとも一緒にプレーすることになります。山崎コーチの2つ目の願いはその点で、「優勝は今日で終わり。中学生になると伊勢崎と一緒にやることになる。違った環境、レベルでやってきた子達と一緒に、また強いチームを創って欲しい。」ということでした。
現在群馬のジュニアラグビーは、前橋、高崎、桐生、伊勢崎、東毛、渋川、館林と7つのスクールがあります。その現状をどこのスクールにも属していない、群馬協会の人間でもない、なんのシガラミもない僕の目から見ると、前橋、高崎、桐生の3スクールと、伊勢崎、東毛、渋川、館林の2ndティアとに分かれ、戦績も環境も残念ながら少し差があるように感じます。群馬という視点でラグビーを考えると、この群馬2ndティアがどれだけ3スクールに近づき追いつくかにかかっていると思います。
確かに勝利だけがラグビーではないし、勝敗よりも大切なことも多いと思います。ただ、なかには勝つ努力を怠ることをそれを理由にすり替えているように感じることもあります。子供はいつだって強い者が好きなのが大半ですし、勝てるなら勝ちたいと思うことが多いと思います。それを大人が摘んでしまうのもどうかと思う時があります。もし子供たちが強くなりたいと望むのであれば、それを叶える努力をしてあげる、環境を創ってあげるのも、義務とは言いませんが、大人たちの役割りなのではないかと思うのです。
シルクスには伊勢崎の子供たちが桐生に混ざり、前橋には渋川の子供たちが混ざってきます。昨年から活動を開始した東毛ワイルドナイツは館林の子も入ってくるかもしれません。そしてその先に、『群馬選抜』というカテゴリーも出来るのです。違う環境でラグビーをしていた子供達同士が、同じ環境でチームを作っていきます。ある部分ではまた一からというものもあるでしょう。でも、着実にレベルアップはしてもらいたいと思います。もしも、もしもですが、今年カインズカップ5~6年生の部の決勝を戦った桐生レオニスと高崎ポパイブラックスのこの熱き2チームが、中学に上がって熱さが無くなってしまったら、一ファンとして僕は非常に悲しいです。
食事の最中に、彼らが4年生の時のカインズカップの決勝と、先日の6年生の決勝の映像が流れました。
4年生の時も決勝の相手は高崎です。やはり同じように両チームとも低いタックルをバシバシ決めていてレベルの高い試合でした。思い起こせばこの試合から僕はこの両チームを見続けているのです。6年生の映像は、僕にとっては非常に嬉しいものでした。カメラのファインダー越しでしか彼らのプレーを観ていなかった為、改めて彼らのプレーを観る事が出来、再びの感動とレベルの高さに唸ってしまいました。拍手をしたり大声を挙げたりと、本人達が目の前にいるというのに僕はすっかりこの両チームのファンになっていたことに今更ながらに気付きました。
この学年の桐生と高崎は、ずっとライバル関係だったんですね。それは桐生の子供達ばかりでなく、父母さん、指導者さんも同じ気持ち。5~6年生のチームの監督である山上さんが、選手一人一人に言葉を贈っていましたが、そのなかで強く印象に残ったのは、やはりその事についてです。
写真は別に子供とデュエットしている写真ではありません。
山上監督が、少し酔っ払ってではあるのですが(笑)、選手一人一人に寄り添い、触れながら言葉を贈ります。
そのなかで、「お前らがここまで強くなったのは、ポパイブラックスがあったからだ。あのチームが強かったからここまで成長できた。優勝してこの感動を得られたのは、あのチームがあったからなんだということを忘れてはいけない。」とありました。他の指導者さんや父母さん方の多くが強く頷いていました。
時折顔を出し、試合の映像を観ていた霜村選手もこの両チームのレベルの高さには驚いていた様子でした。
これからもシルクス×高崎として好ゲームを続け、そして群馬選抜で一緒にプレーしてもらいたいと切に願います。
『報道関係のお二方も』(大笑)と司会役のお母さんに即され、僕らも少しコメントさせてもらい、その後選手達が一言ずつ挨拶をしました。
緊張でシドロモドロになる子、照れて小声で話す子、やたらと場慣れしてる子…、色々とキャラクターがあって面白かったのですが、僕は最後に挨拶をした子の一言が、強く心を打ちました。それはただの『ありがとう』なんですが、あれほどハッキリとした口調の強く笑顔の『ありがとう』は無かったなー。
最後に父母さん方が一言ずつ挨拶をし、お開きとなりました。
お母さん方が一番感慨深かったのではないでしょうか。幼児の部や1~2年生の部なんて、ヘッドキャップを被ると3頭身ぐらいなんですよ。ボールもバスケットボール位に見えるほど大きく、そんな子達がただ真っ直ぐ前にボールを抱えて走るだけだったのが、いつしか指導者さんの身長を超える子も出てきて、ハードタックラーの霜村選手も驚かすほどのタックラーに成長しているんですから。お母さん方、お疲れ様でした。そしてこれからもお疲れ様です。
本当に祝賀的に会も盛大に終わり、僕は仕事に戻るはずだったんです。
しかし、なぜかその後も僕はPOLEPOLEにK記者と一緒に居座り続け、気が付くと辺りは真っ暗。桐生の指導者さんと一緒に、ラグビー談義を交わして数時間。いつの間にか店内には大勢のお客さんが…。
夜は中学生の卒業式の二次会も行われるということを聞いていたんですが、どうやらそれが始まってしまったようです。
なんと8時間以上そこに居たみたいです。(笑)
中学生にお兄ちゃんがいる6年生が再び店内に現れ、何人かの父母さんもやはりお兄ちゃんが中学生というご家庭があったようで、再び顔を合わせたのですが、「このおっさん達、まだいるよ。」というほぼ呆れた視線を感じました。
その間、色々と桐生のラグビーについてお話しを伺っていたのですが、みんな熱い熱い。霜村選手も呆れ顔。
それでもですね、霜村選手は僕らのために、POLE POLE一押しメニューの『四角いカレーピザ』を作ってくれたのですよ。
「こんなぐちゃぐちゃなトッピング、写真に撮っちゃダメ~!!」なんて、霜村選手のお母さんからは止められたのですが、僕とK記者にとってはこの上ないご馳走なわけです。
昼の小学生も、夜の中学生も、両学年の父母さんも指導者さんも、そして僕達も、全ての笑顔がこのPOLE POLEに集まりました。
その光景をカウンター越しから見ていた霜村パパは、「桐生ラグビーの火は消えないよ。」と、一番嬉しそうな笑顔を見せていました。
笑顔の集まる場所『POLE POLE』、みなさんも一度どうですか?
桐生ラグビースクールの6年生のみんな、おめでとうございました。そしてお招き有難う。
三洋電機ワイルドナイツは、チームミッション『次代を担う子供たちに夢を持つことの素晴らしさを伝える』ことを具現化するためにラグビーを通じた活動を積極的に行っています。
その普及活動のなかに、タグラグビー教室があります。
ボディコンタクトのないタグラグビーは、怪我の心配も少なく、男女混ざってプレー出来る事もあり、体育の授業に取り入れる学校も増えています。ワイルドナイツは、通訳兼普及担当の池田誠悟さんを中心に、現役選手や選手OBが先生役となり、太田市の小学校や中学校で通年で定期的に
田邊選手はまた書いちゃいますけど、顔は怖いけどホントに子供が好きなようです。絶えず子供に声を掛けて触れ合い、その時は優しい笑顔を見せています。
そういえば先日のカインズカップにも、息子さんが地元の東毛ラグビースクールで活躍しているということもあり、お忍びで応援に来ていたのですが、でもすぐにバレてしまい、ちびっ子や親に囲まれていて、僕はとうとう声を掛けられずに終わってしまいました。
参加者の中には、ワイルドナイツのレプリカシャツを着た子もいたりして、ワイルドナイツが地元に根付いていることが感じられます。
この日のタグラグビー教室は2時間の予定で、ゲーム性のあるタグラグビーの基礎動作から、最後の30分位は実際に試合をするという感じでいたが、参加した子供たちの様子では、もう終わっちゃうのという位、短く感じた様子でした。
恒例の「今日も楽しかっタグ~!!」で締めてタグラグビー教室は終わりです。参加者全員が、チームからお土産のチームグッズと参加選手のサインを貰って解散です。
こうしてワイルドナイツは、地元太田・大泉地区に地道に普及活動を行い、着実に根を伸ばしています。昨年は一年間で述べ10,375人にタグラグビーを教えたそうです。
マスコミウケのために行っているヤラセのような活動ではないため、なかなかその波及効果が表に出てこないのですが、先日行われたサントリーカップタグラグビー大会には、群馬県代表として、2年連続でこの太田・大泉地区から北関東大会に出場しています。
そして、どこだか、何の媒体だか忘れてしまいましたが、我がワイルドナイツについて、「なぜ三洋の試合には子供が多いんだろう?」と疑問を感じている人がいました。その方が言う(書く)には、太田ばかりでなく、秩父宮に行っても花園に行っても三洋の試合は子供の観客が多いということなんです。あまり僕もそういった目で見たことはないんですが、言われてみれば太田でのホーム戦なんか、東毛ラグビースクールの子供を中心にして、各スクール(クラブ)の子供たち、そしてタグラグビー教室で選手に教わっている子供たちなどが大勢詰め掛け、試合後には一気にピッチになだれ込み、サインや写真撮影をねだるという風景が恒例となっています。
子供の観客が多いというのは、もしかしたら、チームのこうした普段の普及活動の波及効果なのかもしれませんね。
その後もチームのスケジュールは続き、場所を移してテレビ局の制作会社の方たちと合流し、なにか撮影するということなので、僕も付いていきました。
何に使われるのか詳しいことは不明なのですが、ある焼肉屋さんで選手たちの食事風景の撮影でした。
このお店は、太田市の富士重工(スバル)の工場の真ん前にある焼肉屋さんで、『
赤城牛にニッコリの田邊選手。田邊選手の息子さんも飛び入り参加してまして、「オイシ~!!」と連呼していました。
それにしてもラグビー選手と焼肉って、これ以上ない取り合わせですね。
そういえばサンスポか何かに載っていましたが、今シーズン皆勤賞だったLO飯島陽一選手の原動力は『焼肉』だとありました。定期的に飯島コーチ(新監督)に「肉がきれました。」とおねだりし栄養補給。その甲斐あって全試合出場という活躍だったそうで。もしかしたら、その原動力の肉は、この赤城牛なのかもしれませんね。
これでスケジュール終了かと思ったら、さすが日本一チーム、まだその次がありました。もうひとつ撮影があるということで、今度はワイルドナイツグラウンドへ向かいました。
クラブハウスに向かうと、ロッカールームは整理されていて、普段は山のようになっている選手の荷物も全て片付けられており、少し寂しさを感じました。
しかし、ふと、歴代のトロフィーや楯が並ぶクラブハウス入口のショーケースを見ると、見慣れないトロフィーが置いてありました。サテライトリーグのトロフィーでした。そうです。今年は二冠なのです。JP主将が度々口にしていましたが、本当にチーム全体で勝ったシーズンでしたね。
グラウンドに出ると、誰もいないグラウンドは、芝の養生期間のようです。青々とし、秩父宮と太田陸上競技場の芝とはえらい違いです。
そこで選手たちが撮影をしていました。
CM撮影のようでした。
地元ローカルテレビ局の
楽しみにしている代表的な選手は前橋のこの2人。
前橋の黒崎将人君と藤村龍君のHB団です。
2人とも小学校時代は別々のチームでプレーしていて、カインズカップでは黒崎君が前橋で優勝、藤村君は渋川で準決勝で前橋に完敗だったと記憶しています。群馬のセカンドティアである渋川なので、前橋や高崎、桐生と互角に戦うというのはなかなか厳しいものがありますが、そのなかでも藤村君は少し面白い素材だったのを覚えています。そんな2人が同じチームでプレーする。これだから中学生や選抜チームとなると楽しいわけです。
直後に行われた神奈川中学選抜戦は、このグループの1試合目で神奈川が茨城に勝利していましたので、1位通過を賭けた試合という感じになりました。
選手たちもその事は理解していたのか、それとも初めての試合を白星スタートとなって緊張がほぐれたのか、別チームのように最初から声が出ていました(事実、かなり多くの選手が入れ替わっていたので別チームかもしれませんが)。
この試合は1試合目よりもFWを中心にしたゲームプランだったのか、FWの仕掛けからBKに展開するという場面もみられました。
両チームとも決め手を欠き、攻守が激しく入れ替わりますが、群馬がなんとか逃げ切って12-5で連勝。
この選手は1試合目も含めて良い動きをしていました。
3試合目は茨城中学選抜。
この試合に敗れると、神奈川を交えて三つ巴になりますので、予断は許さないという試合です。茨城中学選抜も、頂いた大会パンフレットを見ると、清真中学や茗渓学園中学という、名門の名前が燦然と輝いていて、神奈川に負けているとはいえ、決して気が抜けない相手です。そんなところと試合するなんて、ファンとしてはラッキーです。
群馬選抜はこの試合にベストメンバーに近い選手を揃えたのでしょうか、選手の気合いの入り方も違いました。(ただ今日最後だからという理由だけかも…。)
この試合で、待望の黒崎-藤村コンビを観る事が出来ました。
黒崎君は一定したパフォーマンスは観られるんですけどね、藤村君はどんどんと楽しみな選手になっていっています。身体は小さいんですが、パワーはありそうですね。サイドを自ら突破していく場面も度々みられ、しかもペネトレーターのようにFWに正面から仕掛けていくんで驚きました。
このクラスで主張するスクラムハーフを久しぶりに見た気がします。でも、気合いが入り過ぎか、ポロッとミスもあり、なかなか決定機が訪れません。
FWにもサイズのある選手もいて、突破からBKへ、ラインアウトからBKへ展開
と仕掛けるのですが、やはり小さいミスもあり、得点には結び付かない場面が多かったです。
対する茨城も同じような展開で、両チームともミスによるターンオーバーの連続で、ハーフライン付近で長い時間試合が進みました。幾分、群馬が押し気味なんですが、茨城の粘り強いディフェンスにトライまでは結び付きません。清真中学が中心で組織されているとのことのようですので、連携という意味では群馬より上かもしれませんね。逆に群馬はまだ連携はなく、自陣インゴールで黒崎君が強引に放った長いパスがキャッチミスとなり、そのまま押さえられてトライを献上するという痛い失点もありました。
結局、12-12の同点でノーサイド。群馬は3試合を2勝1分けとし、このグループを1位通過で翌日の順位決定戦に回ることとなりました。
残念ながら、翌日16日の順位決定戦は、日本選手権決勝のため僕は観られず、そのまま群馬にとんぼ返りしました。
順位決定戦の結果は、
これを読んでくれているスクールやクラブの指導者さんも、もし、同意して下さるなら、プレーの向上や勝ち方ばかりでなく、子供たちにラグビーの意味を教えて欲しい。そして時には厳しく叱って欲しい。たとえ親が出来なくても、ダメな時は子供を怒鳴りつけて欲しい。
勝てるチームばかりではない。トライを獲れる子供ばかりではない。それでも続けて欲しいんですよ。それだけ思いやりを育むにはピッタリのスポーツですよ、ラグビーは。
何度でも書きますが、そこを間違って指導し、子供のうちからトライが偉い、勝利がだけが偉いとなったら、ラグビーはただの暴力だ。
注:文章と写真は特になんの関係もありません。
じつに良いチームだった。
関東学院出身のエリートたちや外国人選手、そして田中選手や飯島陽一選手などのフレッシュな選手が目立つが、↑写真のような選手、野武士のDNAを受け継いだ選手たちがサポートしているからこそだ。若松大志選手の献身的な働きも忘れてはいけない。古巣を相手の栄冠、どんな気持ちだったのだろう?
とやかく言われる外国人選手も、他のチームとはわけが違う。
ホラニ・龍・コリニアシ選手、エペリ・タイオネ選手、日本選手権決勝で大活躍だった二人にも、野武士の血が流れている。
我が三洋の外国人選手の草分けである、ノフォムリさんとホポイさんの血が流れているのである。どんなにもがき、苦しんでも手の届かなかった選手権、自らが叶わなかったその場で躍動するDNA、二人の爆発は偶然でもラッキーでも賭けでも何でもない。
スタンドには、宮地親父の他にも、シナリ・ラトゥさんの姿もあった。おそらく、その日僕が冷静に周りを見渡す余裕があれば、かつての三洋電機、東京三洋を支えたビッグネームもゴロゴロいらしたことに気が付いたろう。そんな余裕は全く無かったけど…。
“悲願”に対する想い、祈りは、どのチームより我々は強い。なんせ48年間待たされ、数度ぬか喜びさせられているのだから。
そうそう、この人も忘れちゃいけないな。
変わらずエキサイトしていましたね。
誇らしげに楯を持っているジーンズの少年は誰だろう?
田邊選手の息子さんかな?
こんな光景がみられるおおらかさが、この三洋電機ラグビー部という場所の良さである。ガサツで無愛想かもしれないけど、おおらかで情に厚いのが野武士たちである。龍舞グラウンドに行けば解ると思う。試合後のピッチで、陽が傾き、退場を促すアナウンスが流れても、サインに応じ続ける選手たちをみれば解る。それが三洋電機ワイルドナイツ。
軍神と小さな巨人。
一年間ありがとう。
1960年の創部から待ち続けた瞬間が、とうとうやってきました。
その瞬間、その場に居合わせたことを幸せに思います。
2月24日MS杯決勝後の屈辱も、全てこの歓喜の瞬間のための序章でした。
均等のスペースで一直線に並んだディフェンスライン。
自陣5mラインでも粘り強く守り続けターンオーバーの機会を待つ。
ブラウニーのキック、コリ、エピのペネトレートで陣地を獲得。
田中選手が密集から素早い球出し。JP主将、霜村選手が相手ディフェンスを引き付けてポイントになり、三宅選手、北川選手、田邊選手を走らせる。
ピッチをワイドに使い、ボールが継続し良く動く、観ていて楽しく、そして勝つラグビー。
どんな相手であろうとも、自分たちの楽しいスタイルを貫き通した今シーズン。これが僕らのファイナル・ラグビー。
勝負の分かれ目は、プレースキッカーを田邊選手に変更したことと、ノット1mやアーリージャンプなど、今まで流されていたラインアウトのグレーゾーンが、今日はクロと判断されたこと。そしてもう一つ。コアなファンになればなるほど、先発起用に冷や汗が出てしまうタイオネ選手が、初めてといって良いほどシステムにマッチしたこと。
以前にも書いたことを再び書くが、もし、未だに外国人で勝ったと公にコトバを発する人がいたならば、それは自らのスカウティングの失敗、または三洋電機ワイルドナイツをあまり知らない、特にファンでもないという方です。
まぁ、ブラウニーは神です。それはなんと言われようと認めます。でも、各チームに一人は神がかった外国人選手は在籍しているはず。昨日大活躍だったインパクトプレーヤー・タイオネ選手はどうだかというと、システマチックなことが出来ない突貫プレーとノールックのロングパスというトリッキーなプレーで我々ワイルドナイツファンが冷や汗をかいて観なければいけない、別の意味でインパクトを与えてくれるプレーヤー。そして『日本人』コリニアシ選手は、昨シーズンから急成長した選手です。
日本一を勝ち獲ったのは、そんなことばかりではない。
田邊選手とJP主将と霜村選手がシーズン通して一定したパフォーマンスで出場し続けたこと。そしてFWがボールによく絡み、BKに劣らぬ働きをしたことです。北川選手が全くボールを持たせてもらえなかった。それでも40点を獲れたのは、どこからでも、誰からでも点が獲れるスタイルを、信じてボールを繋ぎ続けたことです。北川選手が走れなければ三宅選手が、ブラウニーのキックが不調ならば田邊選手が変わって働きを発揮する。それがワイルドナイツです。
そしてプレースタイルと同様に変わらず、バックスタンドにはオフィシャル応援団、ゴール裏には釜利谷の子供たちが声援を送り続けたことです。
そして多くの先人たちが、温かくチームを見守ったことでしょう。
感無量です。
先の桐生のトライと同じように、ラインアウトを基点として高崎のスピードスター・齋藤浩太君が走りきりトライ。
落ち着きを取り戻したようにここから高崎の反撃が始まる。
堀越康介君のサイズを活かした突破から司令塔・笠原開盛君が左右に揺さぶりをかけてバックスを動かす。
そして前半も後半に差し掛かった時、勝負を分けるようなプレーが飛び出す。
やはり齋藤君がスピードを活かして持ち込み、桐生・石川君のタックルを引き付けて堀越君にパス。堀越君が力強いステップを切り、桐生ディフェンスを4~5人交わして外についていた井野彰紀君にラストパス。
井野君は桐生キャプテン・森田一正君のタックルを受けたままトライゾーンに飛び込み同点トライ!!
しかし!ここで群馬ラグビートップレフリーのFさんが笛!
なんと、堀越君が放ったラストパスがスローフォワード。
僕の写真を見返すと、しっかり写っていました。
堀越君に最後にタックルにいったのが、スナイパー・永井慎吾君。彼のタックルの勢いで、放したボールが前に行ってしまったようです。
「低学年の試合ならね~。このレベルだとあそこ(スローフォワード)は流せないよ。」(Fレフリー)しっかり見ています。
絶体絶命のピンチを尾花君のキックで逃れた桐生、なんとそのままボールを生かし、背番号9竹澤正祥君が齋藤君を交わして逆にトライを奪い、前半終了。
桐生は後半もその勢いを持続し、後半開始早々、桐生のペネトレーター・森田芳正君が突破を図り高崎のペナルティを誘います。そこからまた森田君が縦へ速攻、そして展開。
最後は竹澤君が高崎ディフェンダー2人のタックルを受けたまま飛び込みトライ。値千金のトライです。彼は身体は小さいのに、勝負時で力強さを発揮します。先の高崎城ライオンズクラブ杯の残り1プレイで押し込んでトライしたのも彼です。ちょうどこのトライと同じような感じでしたが、身体の小さい彼が、高崎ディフェンスをぶら下げたまま飛び込んだのです。
ここで点数的にはやや勝負あったかなと感じましたが、逆にそこから試合の激しさは増します。
先にも書きましたが、激しいディフェンスが持ち味の両チーム。一進一退の攻防というより、意地の張り合いになります。
必殺のハンドオフで走りこむ森田主将に笠原君の激しいチェイス。
その笠原君の突破を3人がかりで止める桐生。試合中もにこやかな永井君の必死の形相。
ここで抜かれたらスピードのある高崎バックスをフリーにさせるという場面でみせた尾花君のタックル。
彼は12月の高崎城ライオンズクラブ杯から、苦悩の中この日を迎えました。両チームとも司令塔が機能しないプレッシャーのなかの同点劇。彼の脱皮がカインズ勝利の鍵と見られていました。この日みせてくれたこの一発のタックルとキレのあるパスダミーは、彼がこの3ヶ月で大きく成長した証しだったと思います。
桐生の縦の突破もなかなかその効力が発揮されなくなり、高崎の厳しいディフェンスの前に反則を繰り返します。
なかなかそのチャンスをものに出来なかった高崎ですが、なんとかペナルティを足がかりに堀越君がトライを挙げ、なんとか追いすがります。
しかし、烈士・石川郁人君ら桐生の意地のディフェンスではねかえします。
この辺で僕はもう、涙でファインダーが雲って、ピントが合っているのか合っていないのか解らず、それでもシャッターを切り続けました。後で数えると高崎は井野君かな、あと桐生が森田芳正君がトライを挙げてるとおもうんだけど、どこでどう獲ったのか覚えていません。
そしてノーサイドです。
遂に彼らの決着が着きました。
最終スコアは27-19。想像通り、僅差の勝負でした。
後半途中で、値千金のトライを挙げた竹澤君がプレー中のアクシデントで鎖骨を骨折するというハプニングがありましたが、それだけ激しく、そして両チームとも厳しいゲームだったというところでしょう。
グラウンドやスタンドのあちこちで、「この2チームはレベルが違うよ。」という声が聞こえました。その通りです。『2チーム』なんです。お互いが高めあってきたのです。
桐生レオニスの選手たち、指導者さん、父母さん、おめでとうございました。
おそらく、子供たちは大きなプレッシャーと戦っていたことでしょう。数人の選手が一緒にプレーしていたようですが、前年やはり無敗でカインズカップを獲った鹿野世代の背中を追い、比較され、期待されたことでしょう。よく頑張りました。
高崎の皆さん、残念でした。本当に残念でした。
でも、ポパイブラックスも素晴らしいチームに仕上がりました。
ラグビーはスタイルの戦いですよね?両チームとも、同じようなスタイルであったら、こんなに拮抗したライバル関係にはならなかったと思います。小学生総体から高崎城ライオンズクラブ杯、そしてカインズと、いずれも僅差に仕上げたのは脱帽です。本当に、少しの差だったと思います。
今日のエントリーの題名『ただ、がむしゃらに』は、試合後、新聞社の取材に対応していた森田一正主将の傍らで、僕の質問に答えてくれた双子の兄弟、芳正君の言葉です。
試合が終わってヘッドキャップをとると、まだあどけなく、こんなに小さかったんだと思わせる大きなプレーヤーは、『高崎はどうだった?』という僕の質問に、あの気迫を前面に出す突破とタックルに似つかわしくない照れた笑顔で、「高崎がどうではなくて、ただがむしゃらに自分たちがやることをやりました。がむしゃらに。」と答えてくれました。
やはり彼らも、自分たちのスタイルを貫き通したということです。
さて、彼らの第一ステージである小学生時代はこれでノーサイドとなりました。
寂しいことではありますが、しかし、またすぐに新たなキックオフを迎えることでしょう。
中学になったら、『選抜チーム』という新たな概念が生まれます。
昨日の敵は今日の友。鎬を削ったライバル同士が、『群馬』というカテゴリーで一緒にプレーするのですよ。
想像してみて下さい。
相手ボールの密集から永井慎吾君がジャッカルしてボールをスチール。そのボールを堀越康介君が持ち込んでクラッシュ。さらにフォローした森田芳正君が更に縦へと突破して展開。尾花耕平君が笠原開盛君にパス。笠原君が相手ディフェンダーを充分に引き付けたところで、森田一正君へパス。森田君が必殺のハンドオフで向かってくるディフェンダーを次々と地面に叩きつけて齋藤浩太君へラストパス。齋藤君はサイドを一気に駆け上がってトライ…。
こんなシーンが実現することを、僕はすでに心待ちにしている。
みんなラグビーを続けて欲しい。
申し訳なかったが、今回は代表戦が中心になってしまった。桐生、高崎ばかりでなく、魅力的なプレーを見せてくれた選手たちは多くいた。彼らがみんな、この先もプレーを続けて欲しい。そして『群馬』を背負って一緒に戦って欲しい。
楽しい一日を、どうもありがとう。
そして特に選手たちのお母さんと、各スクールとクラブの指導者さん方、どうもお疲れ様でした。
不利な戦況のうえに大きなハンディキャップでしたが、伊勢崎は大きな相手桐生に対し、ジャージが示すとおりアイルランドばりの魂のタックルで応酬。チームの要が不在のなか、プランなど関係ないとばかりにモールを形成。全員の力でトライを獲るんだと何度もモールを押し込みました。
なんとかモールをもとに一矢報いることが出来ましたが敗戦。僕の期待は叶いませんでした。
写真が消えてしまったので申し訳ないのですが、伊勢崎のほかにも、歴史では群馬では一番古いと言われている、ワイルドナイツの地元太田の東毛、東毛に近い館林、そしてタグラグビーの群馬代表に輝いた渋川と、これらのスクールが前橋、高崎、桐生との差を埋められれば、群馬のラグビーはもっと盛り上がるはずです。
過去のカインズカップの歴史をみると、第16回大会では5~6年生の部で伊勢崎が優勝しています。夢よもう一度です。
もうひとつの注目、高崎はどうだったか。
代表戦準決勝は、その高崎と前橋が激突しました。
順当であれば前橋。
じつはこの試合、1~2年生の部のヒトシ君の試合と重なっていました。
ヒトシマニアの僕としては、ヒトシ君に釘付けなわけで、それどころじゃないという感じでした。
ヒトシ君の試合が終わった頃、3~4年生の部のグラウンドが異常に盛り上がっていました。残り時間あと少しというところで駆けつけましたが、どうやら高崎がリードしている様子。
前橋のスピードあるバックスになかなか良いボールが回りません。
残り1プレイで前橋のランナー・トシアキ君に渡りますが、高崎ディフェンスに阻まれノーサイド。
前橋、まさかの敗戦となりました。
決勝は高崎ネイチャーキッズ×桐生ペガサス。
前橋を破った勢いそのままに高崎が攻めるのか。それとも桐生が勢いを止めるのか。全く勝敗の見当がつかない対戦でした。
高崎は写真の6番の子がスピードを活かしゲインを切っていきます。
桐生は堀井君というインパクトプレーヤーにボールを集めようとしますが、細かいミスもあり、逆に高崎にカウンターを仕掛けられ、押され気味に試合は進みます。
高崎は写真の子と、あとミノリちゃんという女の子がプレーしていましたね。
ミノリちゃんはサイズに恵まれていて、写真の7番の子はスピードに恵まれたプレーヤーでした。
余談ですが、高崎は1~2年の部、3~4年の部の代表戦決勝にそれぞれ2人の女子が混ざってプレーしていました。ただ混ざるだけなら容易いですが、ちゃんと結果を残して決勝まで残るのですから大したものです。
中学生にも女子で良いプレーヤーがいるとも聞いていますし、群馬の女子ラグビーは、今は前橋中心になっていますが、次世代はもしかしたら高崎が中心になってくるのかもしれませんね。
話しを戻して決勝戦です。
時間を追うごとに試合は激しく、スピーディになっていきました。
高崎のディフェンスとスピード。
桐生のパワー。
後半は激しく攻守が入れ替わります。
どちらがリードしているのかは全く分からず。それほどまでに激しい試合展開です。僕の印象では、高崎がリードしているように思いました。
試合は混戦のままノーサイド。
笛と共に高崎が号泣。
???
圧していたように見えましたが、桐生の勝利だったようです。
スコアはなんと、19-17。
スコアでは高崎は敗れましたが、決して負けではなかったと思います。
どちらが勝ってもおかしくない試合でした。前橋に勝ち、そして決勝でもこの点差です。胸を張って良いと思います。
僕のなかでは今日一番のチームでした。
このクラスが6年生になる2年後が非常に楽しみです。
優勝した桐生、2点差で敗れた高崎、先日までは王者だった前橋。かれらが6年生になって最上級生となって対戦する日を楽しみにしています。
さて、残るは5~6年生の部ですが、それはまた明日以降に致します。
今日は朝から群馬ラグビーの聖地・敷島サッカーラグビー場に行っておりました。
この日をフリーにするため、ここのところ連日深夜までの仕事を重ね、ブログの更新はおろか、昨日の花園にも行けなかったという感じです。それほど僕にとって大事なイベント。今日は天候にも恵まれ、絶好のラグビー日和となりました。隣の陸上競技場ではザスパ草津の今シーズン開幕戦も行われ、敷島周辺は非常に賑わっていました。なんだか嬉しいことです。
さて、はじめに謝っておきたいのですが、この日のために僕は昨夜、デジタルカメラ用の大容量のコンパクトフラッシュを買いました。4ギガのやつ。
僕は1試合で大体4~500枚撮ってしまう為、何試合も行われる今回のようなイベントでは、従来持っている2ギガのCF2枚では到底足らないだろうと急遽購入したんです。しかし、それが裏目に出ました。
なんだか不良品だったようで、大体100枚程度撮ったところで「フォーマットされてません」というコメントが出て撮影不可能。泣く泣く写したデータを初期化してまたチャレンジしますが、また100枚位で同じ結果。帰ってPCに落としてみたら全くデータが残っていないということになってしまい、従来持っているCFでカバーしたのですが、それまで撮っていた主に幼児の部と各学年の交流戦の写真は、手元に全く残っていないという状態です。
ですから、ブログも各学年の代表戦が中心になってしまいます。どうもスイマセン。
今日は3つに分けてカインズカップをお伝え致します。
まずは1~2年生の部から。
会場に着き、顔馴染みの群馬協会役員さんやレフリー、ドクター、各スクール(クラブ)の指導者さんや父母さん方とご挨拶したり談笑したりしていたところ、ふと低学年や幼児の部が行われているフィールドを見ると、各スクール(クラブ)の新しげなジャージを着た子供が目に映った。
今大会の参加選手の人数は、575人で、昨年と比較して15人増加したそうです。年々マイナー化している日本のラグビーですが、群馬は頑張っていますよ。そしてその575人のなかに、35人の女児が含まれています。35人!多くなりました。
その女の子たちが、1~2年生の部と3~4年生の部の代表戦決勝でスタンドを沸かせました。後ほど書きます。
1~2年生の部の代表戦決勝は、高崎スキルフルポパイと桐生フェニシス1の対戦だったのですが、その前の準決勝戦が非常に熱い試合となりました。
この学年では、高崎スキルフルポパイが順当に決勝に上がって来るだろうと予想されたのですが、それに食い下がったのが前橋ミッキー1。
前橋は中野ようすけ君を中心に激しいディフェンスと継続ラグビーで高崎に善戦しました。
エンジ色のキャップをかぶったようすけ君、小学2年生ながらオフロードパスを使うのです。ようすけ君のオフロードで、高崎ディフェンスを1人ないし2人引き付けておいてフリーになったバックスを走らせるという、小学校低学年にしてはニクイプレーを見せてくれました。
また、背番号100番りく君は、身体が小さいながらも力強いタックルを連発。何度も頭を地面に打ちつけながらも、次々とタックルを繰り返していました。
しかし善戦も届かず、高崎が勝利し、決勝に駒を進めました。
開始早々、高崎5番の子のトライで幕を開けた1~2年生の部決勝戦は、すぐに桐生もトライを返すという動きの激しい序盤でしたが、高崎伝統の力強いタックルに徐々に流れが高崎に向いていきました。
背番号5番の子が再三大きくゲインを切っていきます。
そしてこの試合、ひと際スタンドを沸かせたのは、2人の女の子。
一人はこのブログではすっかりお馴染みのキララちゃん。
この試合は自らボールを持ち込んで走りきるプレーは観られなかったものの、もうひとつの武器であるビッグタックルを連発。スタンドはおろか、写真を撮っている僕のそばで撮影していたテレビクルーが、おそらくキララちゃんのプレーを初めて観たのでしょう、「なんだあの子は?」と驚愕の声を挙げていました。
もうひとりはモエちゃん。
後半途中から入ってきましたが、直後にキレのある動きで切れ込み、スタンドから歓声が挙がっていました。
このクラスは40-20で高崎スキルフルポパイが優勝。
まぁ、順当かなというところです。
この1~2年生の部は、僕が一番楽しみにしているクラスでもあります。
キララちゃんやモエちゃんの他にも、成長を楽しみにしている子供たちがいます。
アサヒちゃん、そして僕のアイドル・ヒトシ君です。
今日はヒトシ君に驚かされました。
11月に行われた小学生総体では、ヒトシ君はなかなかプレーに参加出来ていなかったように見えました。足が速い方じゃなさそうというのは想像つきますが、優しい性格なのか、密集にも進んで入っていこうという感じではありませんでした。スクラムを組んでいるのでプロップなんだろうと思いますが、いつの間にかフルバックの位置にいて、通り過ぎる選手を追いかけるという感じでした。
それが、今日のヒトシ君は、序盤こそいつものとおり遠慮がちにいたのですが、ピッチの外から「ピーちゃん(ヒトシ君のニックネームのようです)入れ!」という掛け声が挙がった途端、密集に入って行き、ボールに絡むようになりました。ボールに絡むどころか、僕の記憶では幼児の部以来だと思うボールを持っての独走も見せてくれました。結果を言うと、慣れないためかボールを相手に奪われ、逆にトライに結びついてしまったのですが、大いに盛り上がった一瞬でした。
彼のこの数ヶ月での成長は、何があったのでしょうか?
密集を傍観していた子が、密集の中心に入っていくというのは、何がそうさせたのでしょう。
日曜日も仕事があり、試合を観に来られないお父さんとお母さんが、この日だけはと休みを取り、ジッと見つめていたからでしょうか。


