2008年02月27日

僕らは幸せなんですよ

え~と…、
こんにちは。“たまたまやったら調子が良かった的なチーム”の熱狂的なファン、みのるです。(笑)


僕は先日のMS杯決勝の後から今日まで、昨シーズンの最終戦になった秩父宮での東芝戦を思い出していました。

最近の“シャイ”な野武士軍団には似つかわしくない、気合いを前面に打ち出すプレーヤー、赤井大介選手が人目をはばからず号泣し、北川智規選手は秩父宮の枯れ果てた芝生の上に仰向けになり、顔を両手で隠したまま長い間動かなかったあの最終戦。
敗北で終わったのですよ昨シーズンは。
まぁ、ファイナルを勝利した1チーム(ないし同点優勝した場合の2チーム)以外は全て敗北でシーズンは終わるものです。

しかし、今年はファイナルに敗れてもまだもうひとつファイナルが残っているのです。セミファイナルを勝利すればの話しではありますが…。

僕らは幸せなんですよ。


だから、『たまたまやったら調子が良かった的なチーム』とか『なんで本気でこなかったんだろう』とか言われても、まったく怒ったり致しません。

もうひとつの理由もあります。

『サンゴリアスがここまで積み上げて来た過去の歴史というもの』『こだわりの差』

とのことですが、積み上げて来た過去の歴史という意味では、我が東京三洋、三洋電機、ワイルドナイツの苦渋の比ではないのですよ。
宮地親父や五代義仁元監督の屈辱を知っているからこそ、宮本監督はファイナルであっても普段のワイルドナイツのアタッキングラグビーにこだわったのだと思うのですよ。

清宮監督がファイナルを戦った相手にそうまで言う気持ちは、じつは僕らは重々理解しています。昨シーズンのMS杯ファイナルに、サントリーは後半ロスタイムに逆転され涙を呑んでいます。
チームやファンがどんな思いをした1年だったかは、じつは我々三洋ファンが一番良く解っているのです。

だから全く怒りません。
宮地親父や宮本監督のような、穏やかさ(人の良さ?)が、ファンを含めた三洋のカラーです。(飯島コーチは判らないけど…)

そんなものは既に何度も通ってきた道。
それでも我々はここにいるのです。ファンを続けているのです。

怒りゃあしないけど、忘れることはないでしょう。

かつて加藤哲郎という投手が、今はもうない球団、近鉄バファローズにいたことを知っていますか?1989年の巨人との日本シリーズはどうなったかを知っているでしょうか?

その再現を観る機会も我々は手にしたのです。

やはり幸せ者ですよ、今年のワイルドナイツファンは。










posted by みのる |16:10 | 三洋電機ワイルドナイツ | コメント(8) | トラックバック(0)
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2008年02月25日

謝ることなんて全くない

表彰式の後、白いチャンピオンズTシャツを着てMS杯トロフィーを高々と掲げ、黄色く染まるバックスタンドにウィニングランに向かう勝者を尻目に、我がワイルドナイツのJP主将と霜村選手は精一杯の笑みを浮かべて、若松選手は両手を合わせて頭を下げながら、田邊選手は目を真っ赤にし、水間選手に肩を借り負傷した足を引きずりながら福永昇三選手は無表情で、しかし皆一様に『スイマセン』と繰り返しスタンドに向かって謝りながら引き上げていった。
北川選手と山本貢選手、三宅選手、そして一度会見のため引き上げたJP主将が再びフィールドに現れ、サントリーのウィニングランが終わり、バックスタンドにファンがまばらになっても尚長い時間、求める赤いファン一人ひとりにサインに応じていた。


謝ることなんてあるのだろうか?
僕はチームの皆さんにお礼を言いたい。ありがとう。



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前日の午後から群馬は大荒れの天気となった。
強風は翌日まで続き、全ての仕事が終わった夜中12時には考えていなかったが、朝起きたら外は一面真っ白だった。
この日一緒に秩父宮に向かう予定だった前橋より少し山間部に住んでいる友人からは、積もった雪のせいで待ち合わせの前橋まで降りてこられないかもしれないと連絡が入ったが、少々の危険を覚悟してノーマルタイヤでなんとか集合場所に辿り着いた。
関越自動車道は藤岡JCまでチェーン規制。今日は大丈夫と高速道路を都内に向け急ぐ。埼玉に入った途端、雪は強風へと変化し、砂埃が舞い、高速道路上の視界は10メートル。2台先の車は見えないほど辺りは茶色に染まっていた。

思えば今シーズン初戦は季節外れの台風で大荒れ。雪による予想外の日程延期もあり、簡単には勝たせてくれないラグビーの神様だ。

晴れ渡っているものの、やはり強風の秩父宮。チーム旗とTLフラッグが強くたなびく。
この強風はどちらに味方するのだろうか。トニー・ブラウン、田邊淳という飛び道具を持っている我がワイルドナイツか、それとも風の影響が少ないFWの接点と、ラインアウトに絶対的な自信を持っているサントリーか…。


今までは想像することしか出来なかったが、決勝の大舞台の入口はパニック。先シーズンの最終戦の8,600人強を経験しているが、比では無かった。

メインスタンドSS席前段には、この日ベンチ入り以外の選手と共に会社役員さんや選手OBと見られる多くの方々が取材陣に囲まれていた。
そこに『目だし帽』というのかなんというのか、顔の中心部だけ出ている毛糸の被り物に、そのまた上にワイルドナイツの赤いニット帽を重ねて被った我等が親父・宮地克実がニッコリ笑って登場。まったくこの人ときたら…、宮地親父が試合後も笑えるようにと心底願った。


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この日は前座でMicrosoft CUP ミニ・ラグビー交流大会が行われており、その参加選手たちが決勝を戦う両チームの選手をエスコートして入場。
この交流大会に出場したチームは、関東、関西、九州地区のミニラグビー交流会の参加111チームのなかから推薦された3チームなのですが、じつは関東で行われた交流戦には、我がワイルドナイツの地元群馬から、高崎ラグビークラブと桐生ラグビースクールの6年生たちも参加していたんです。
残念ながらこの日の舞台には推薦されなかったのですが、出来ることなら、我がワイルドナイツのエスコート役として、CTB霜村誠一選手の出身スクールである桐生ラグビースクールか、高崎ラグビークラブの子供たちが入場し、晴れの舞台に選手の後押しをしてくれるところを見たかったです。


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しかし代わりに選手を鼓舞してくれたのは、須田団長率いるワイルドナイツ・オフィシャル応援団の皆さんと、“赤い”ファンたち。いつもの赤いアフロ集団もバックスタンド最前列に陣取り、しかも人数が増えていた。
『サンヨー、カッコイイヨー!」といういつもの良く通る甲高い声援と、応援団も沈んでしまう程のピンチになると必ずゴール裏から聞こえる「三洋、ファイトー!」という声援を送る釜利谷の娘たち、いつもの『スタンドのレギュラー』も、選手を後押ししようと集まっていた。


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我がワイルドナイツが風上からキックオフ。
キックが良く伸びる風上の前半に、どれだけ相手陣内でゲームを進め得点を獲れるかが勝負のポイント。キーは今年のワイルドナイツの少ない弱点のひとつであり、サントリーの強みでもあるラインアウトのボール獲得率、そしてスクラム。要はセットプレイだ。

開始から5分程経った頃だろうか、たまたま僕ら4人の隣の席に並んだ某スポーツ衣料メーカーの方(ラグビー経験者のようだ)が、ほぼ僕と同時に同じようなことを口走った。
「トニー・ブラウン、なんだかちょっと違うね。」

ただ僕の思ったことと、彼が思ったことが、同じコトバではあるけれど、意味は少し違ったかもしれない。
僕は『行き過ぎている』と思った。
彼は『さすがにこういう時(プレッシャーのかかった試合)は自分が行くね。』という、どちらかというと肯定。『それがどう出るかね。』という注付けはあったものの。
ブラウニー自らがボールを持って切り込んでゲインを切っていく。そしてサントリーディフェンスに止められる。そんなフェイズを何度も繰り返すが、なかなか魅力的なゲインが切れない。(でも既にPGによる先制の3点は得てるんだけど。)

それでも多くの時間をサントリー陣内で戦っているワイルドナイツ。いつの間にかブラウニーも自ら切り込むのではなく、いつものキック主体の陣地獲得に変わっていた。その辺りからは、DGとPG失敗はあっても、『さすがトニー・ブラウンだね。』で隣席の方とは意見が一致していた。

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そのブラウニーのキックが活きるのも、ラインアウトが安定していればこそ。
この日のラインアウトも、前戦の東芝戦、そしてリーグ戦のサントリー戦同様、安定しなかった。
リーグ戦中盤まで制空権を圧倒していた立役者ダニエル・ヒーナン不在が効いているのか。

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最初のトライはそのマイボールラインアウトのミスから。
ジャンパーのコリニアシ選手の手をすり抜けたボールは、サントリーナンバー8竹本選手の手にスッポリと収まる。そのまま持ち込みトライ。均衡が破れる。心配していた弱点が、もっとも悪い形で露呈した。

どうでもいいことだけど、そういえば元申騎選手はリザーブにも入っていなかったけどどうしたんだろう?リーグ戦では14節全ての試合に出場していたのに…。


一気にサントリーペースになるかもしれないという流れを引き戻したのは、コリニアシ選手。相手ペナルティからクイックスタートしたボールをコリニアシ選手がBKプレイヤーと思わせるスピードとステップでゴールポスト真下にトライ。コンバージョンも決まり10-7。

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流れを引き戻し風上に立つ残り15分間に、相手陣内で試合を進めながらも得点に結び付けなかったことが非常に痛かった。

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あとはサントリーFWに、タップリとモールで時間を使われたことか。

余談であるが、今回4人で観戦した僕ら。そのうち2人はほぼラグビー初心者。1人は今回が初観戦だ。その2人が試合中から同じようなことを口にしていた。「グチャッといってゴリゴリ押して行くだけで面白くない。」
うん、解る。でもそれを含めてラグビーなのよ。今日のワイルドナイツはそれをやられたら勝てないという感じなのよ。


後半はほとんど覚えていない。
FWの局地戦で劣勢でもサントリー陣内で戦えたことは、強風が有利に運んだんだろう。だとしたら後半は逆だ。自陣で局地戦をやられたら…。
目の前で圧されるモールに僕ら4人(+隣席の方)は固まったまま。『うぅ』とか『ぐぅ』とか言葉にならない言葉を発するだけ。目の前のサントリーファンのオールドボーイたちは大盛り上がりだ。
モールのなかでオライリー選手が浮いているという信じられない光景。トライを覚悟した絶体絶命のピンチ。ブラウニーのターンオーバーでこの最大のピンチを脱出。しかし闘神トニー・ブラウン、モールに果敢に突っ込みスチールしてくるは、ビッグタックルを連発するは、今更ながらですが凄いよホント。
しかしその直後、やはりラインアウトから小野沢選手に走られトライを献上、逆転。

残り20分。
トヨタ戦でも先の準決勝東芝戦でも奇跡を起こしてきたワイルドナイツ。きっと思い切った展開力で1トライを獲ってくれるだろうと期待する半面、この日のサントリーディフェンスとセットプレーに打開策が見当たらない自分が居る。
そこにエペリ・タイオネ選手と吉田尚史選手投入。
普段は苦し紛れのロングパスに危機感を感じる僕も、諸刃の刃ではあるが、インパクトプレーヤーであるタイオネ選手のぺネトレイトにすがる思いでいた(なんて勝手な)。
タイオネ選手の突破を足掛かりになんとかBKに繋げようと、何度も何度もチャレンジするワイルドナイツ。タイオネ選手の突破を単発に留め、あざ笑うかのようにモールで時間をゆっくりと消費するサントリーFW。
そして時間切れのホーン。そこでもモール。万事休す。
SH田原耕太郎選手の、前半終了時と同じような、真横に蹴出したキックと同時に、サントリーフィフティーンが飛び上がり、抱き合い喜びを爆発させた。


またしても、またしても引き立て役になってしまった三洋。再び準優勝という枕詞がついてしまった。

勝負事とは残酷なものだ。
たった1敗しただけのこれまでの今シーズン、フィールド上で喜びを分かち合う逆サイドでは、我がワイルドナイツの面々が、これ以上ないほど打ちひしがれて佇んでいる。

しかし、我がワイルドナイツは決して今シーズンの敗者ではないはずである。主役なのである。それは本日発表されたベスト15を見れば明らかである。じつに9人の選出である。

そしてシーズンはまだ続くのだ。これで終わりではない。
ここでワイルドナイツの真価が問われる。今までの三洋とは違うのかどうかという真価が。
僕が間近で見た昨年までのワイルドナイツは、一度負けたら箍が外れたようにガタガタと崩れていくのが常だった。
選手の誰もが『今年は違う』と口を揃える今シーズン。
それならばもう一度、日本選手権の場で、ピッチをワイドに使い、ボールがよく動く、観て楽しく強いラグビーを魅せて下さい。

謝ることなんて全くない。まだ次がある。

皆さんが呆然としているなか、バックスタンドで居残り、試合中と同じ、いや、それ以上の大きな声でエールを送った赤いファンたちの『ワ・イ・ル・ド・ナ・イ・ツ!』が耳に届いたなら、どうか顔を上げて、今度はチャレンジャーとして挑んで欲しい。ワイルドナイツらしく。

次がある。



posted by みのる |09:09 | 三洋電機ワイルドナイツ | コメント(7) | トラックバック(0)
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2008年02月21日

オグシオでも来ないもんかねぇ

いやいや、折角のファイナルだしね。久しぶりだし。
磐田のヤマハの試合には長澤まさみが来たんでしょ?どうでしょ、オグシオ。あっ、ベトナム行ってる?ダメか。


さて、先日、ジャパンスコッドが発表されましたね。
我がワイルドナイツからは、相馬、貢、プキ、コリ、田中、霜村、北川の7人が選出されました。(敬称略、順不同)

今回のスコッドをみていると、非常に楽しみな選出です。先日のW杯を戦ったメンバー中心に、次回のW杯を睨んだメンバーも選出されている。コリや田中選手なんてそんな感じですよね。コリはまたなに?トンガ代表にも同時に選出打診があったんだって?それを蹴ってジャパン?嬉しいですよね。そういえば日本人ですもんね、今年から。
田中選手も凄いですね。代表経験のある、と言うか今でも代表でイケルんじゃない?と思える池田渉選手を押しのけて三洋でレギュラーポジションを獲得したと思ったら一気に代表スコッドまで登りつめちゃいました。あのベビーフェイスでガイジンまで騙して欲しいところです。

特に今回は文句もありませんが、個人的には、飯島陽一選手と田邊選手も選んで欲しかったなぁ。
僕のなかの今シーズンのMVPは、この2人なんですよ。
特に昨シーズンから飯島陽一選手には驚かされ続けています。ルックスも抜群なんですけどね、野武士らしい働きぶりを見せてくれています。
先日のブラウニーの奇跡のトライ、アシストは飯島選手なんですよ。飯島選手がブラウニーごと押し込んだと言っても良いようなトライ。地味に良い働きをしているんですよ。

今年のジャパンの試合は遠方ばかりですが、いくつか観に行きたいなー。



どうでも良い事だけど、BCリーグに参加する群馬ダイヤモンドペガサス。チームバスが発表されたようですね。
なんと、あだち充の絵をバスにラッピングしてるそうじゃないですか!
そうだよな、その手があるよな~、群馬に野球って言ったら。
これは強力だ。ダイヤモンドペガサス。



posted by みのる |20:41 | 三洋電機ワイルドナイツ | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年02月20日

浮かれないようにしましょうね

え~と、ここにきてナニを書いて良いのか解らない自分が居ます。
奇跡的な勝利から一夜明け、月曜日。朝から色々な方から携帯に電話は掛かってくるはメールはくるはで、どこにこれだけワイルドナイツファンが隠れていたんだと…。いや、嬉しい限りである。

しかし!しかしである、同胞たちよ。今浮かれてはイケナイ。
ここで浮かれさせて蜂の一刺し、というのが、ラグビーの神様の手立てである。
この気まぐれな作戦に、田舎育ちの単純で純朴な、野武士軍団とその仲間たち(我々のことだ)は、過去に何度も面白いようにハマリまくってきたのである。
また試されているぞ!


まぁ冗談として。

堅かったですね、我がワイルドナイツの面々。
もの凄いプレッシャーを感じていたんでしょうね。
いつでもチャレンジャー、と宮本監督はおっしゃってますが、なかなか今の成績と見られ方では、そうは思えませんよねぇ。

川口選手、吉田尚史選手の交代直後の活躍には驚きました。これがベテランというものなんですね。もしかしたら、戦略的選手交代がぴたりとハマリ、最もチームが一体となったゲームかもしれません。

敵ながら、富岡選手の存在感には唸ってしまいました。
「一生悔やむだろう」とコメントしたミスはありましたけど、まさかのドロップゴールを決めたわけですし、何度も攻め込まれあわやという場面も数多く。
日本選手権で再び当たったら嫌だなぁ。


さて、カインズカップに向けて猛練習を続けている群馬の未来のトップリーガーたち。
あきらめないワイルドナイツをみただろうか?
強い相手でも決してあきらめてはいけない。
試合中に泣いちゃうほど、どうにもならない状況でもあきらめるな!
ワイルドナイツのように、一つのボールをチーム全員でおしこんでやれ!


posted by みのる |14:23 | 三洋電機ワイルドナイツ | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年02月17日

あっちもこっちも“いよいよ”

“あのトライ”“あのゴール”以来、今日ほど、『行かなくて良かった。』と思う試合は無かったように思う。(あのトライあのゴールの時もいずれもその場所には居なかったけど。)

おそらく今日、僕が秩父宮に居たら、正気を失っていました。泣くか、叫ぶか…、いずれにしても最後の瞬間は迎えられなかったと思います。(川口~北川のトライで勝利を確信したはずなのですが。)

じつは今日、朝から高崎よりまた奥の安中という場所で仕事があり、とても午後2時秩父宮には間に合わず、観戦を断念。僕が行くと負ける時が多いという個人的に理解している負のジンクスもあり、わりとスンナリと観戦断念せざるを得ない現実を受け容れることが出来ている。

そのかわり、TVの前で正座をしてみた。

スカパー、スイッチオンである。

……『この番組はご契約いただくと視聴できます。』…。

いやいや、契約してるから。お金だってキッチリ支払ってるでしょうが。
慌ててカスタマイズセンターへ電話。既に14時5分である。

「お客様のICカードは期限が切れておりますので、先日お送りしているはずの新しいICカードを挿入して下さい。」

お~、そうですかそうですか、そういえば随分前にスカパーからそんなものが送られて来ていたような…、スッカリ忘れてましたぜ。ハイ、挿入っと。

「ありがとうございます。それではこちらから新しい電波をお送りしますので、それで受信になりましたら問題なくご視聴できます。なお、受信回復までには数時間は掛かると思いますので、本日はそのまま電源を切らずにお待ち下さい。明日からは問題なくご視聴できると思います。」

おっおい!明日からはって、今すぐ視なきゃいけないんだよ~!
脅しや懇願の末、「…(シ~ン)、できません。」
ということだったので、その場で呆然と正座のままでいた。

15分経過。
未だ画面は『契約いただくと視聴できます。』という冷たい文字のまま。
ヤケクソで次のチャンネルにしてみた。
サントリー×トヨタ戦。映ってるじゃないの!
すぐにチャンネルを戻して必死の祈り。そして5分後に奇跡の復帰!
数時間から翌日までかかるものが、20分程度で回復!これ奇跡。思えば奇跡はここから始まっていたかも。

そのまま正座で固まって視聴。一発勝負にからきし弱いのがデフォな我が三洋。監督からして認めているこのカラー。東芝も東芝で、リーグ戦の時とは全く違う状態。なんていうチームだ。

そして奇跡的なエンディング。


謎のアフロ軍団やオフィシャル応援団の皆さんは狂喜乱舞だったでしょう。
スカパー観戦組の皆さんは視ましたか、宮本監督の隣で赤いワイルドナイツニット帽を被った宮地親父を!
いよいよここまで来ましたよ。歓喜まであとひとつ。



はじめに書いたとおり、今日も仕事で秩父宮には行けませんでした。
安中という場所は、前橋から行くと国道18号線を高崎を抜けて真っ直ぐ走るのです。
仕事は順調に終わり帰り道、18号線を前橋へと戻ります。高崎を通って…。
高崎?
高崎ラグビークラブのホームグラウンドは、国道18号線からすぐ脇に入った川沿いです。

寄ってみました。(笑・仕事しろって!)


ちょうど高崎RCは、新潟の新津ラグビースクールを招いて試合を行っていたようです。

3月9日のカインズカップにむけ、高崎がどんな仕上がりをみせているか気になって、しばし見学しておりました。結果は…、

といきたいところなのですが、グラウンドに訪れた際、顔見知りのある指導者さんがいらっしゃって、挨拶をしたのですが、突然の訪問でビックリしていたので、「あるスクールのスパイとして偵察に来ました!」と軽い気持ちで声を掛けたら、「どこだ!吐け!」と凄い剣幕で詰め寄られてしまい、シャレじゃ済まされない雰囲気でしたので(笑)、内容は控えます。

こちらもいよいよですね。

どこのスクール(クラブ)も、特に最上級生のチームは指導者さんも選手のご家族もピリピリしているのではないでしょうか。
練習も残りわずか。
勝利だけを目指して一生懸命になる数週間。それも悪くないでしょう。
めいっぱい勝ちを意識しながら、それでもどの学年もチームとしてシーズン最後のイベントです。そのチームで仲間として戦う最後の一日。よくかみ締めて過ごして下さい。










posted by みのる |18:05 | ラグビー | コメント(10) | トラックバック(1)
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2008年02月13日

密かに動いているらしい

今日の地元地方紙『上毛新聞』のスポーツ面トップに、今春からプロ野球独立リーグBCリーグに参加する群馬ダイヤモンドペガサスの特集記事が載っていた。

オフィシャルサイトと上毛新聞紙上以外では、なかなか我々群馬県民にその動きが伝わってこず、本当に今春スタート出来るのだろうか?と心配になって来てしまうのだが(なにしろ、メインスポンサーが決まったという話しも聞いていない。)、たびたび上毛新聞には、糸井代表の談話を中心に勢いのある言葉が並ぶ。なんとも予想は難しいが、高校野球のことを考えると、野球人気は群馬では根強いですから、そこそこの人気は出るのかもしれない。なにしろ、上毛新聞のホームページには、既にダイヤモンドペガサスの特集コーナーも出来ていて、それはザスパ草津のそれより早かったほどだ(ザスパの現社長は上毛新聞社から出向しているのに関わらずだ)。

今日はいよいよ開幕を前に、本格的に動き出したというような記事が載っていた。
高崎を中心に、グッズショップやスポーツバーも立ち上げる予定だという。


“スポーツバー”と聞いたら僕は黙っちゃいられない。
何しろ、このスポナビのブログに変更する前は、アメブロでブログを書いていて、その名も『前橋にスポーツバーを創ろ~会(いつか)』でしたから。そして、以前にはスポーツカフェ情報というサイトで、各地のスポーツバーを取材して紹介する記者もしていましたから。

群馬県内でもですね、いくつか過去に取材をしましたよ。しかし残念ながら僕が取材させてもらった県内のお店は、ほとんど現存しません。残っているお店は、もともとブリティッシュパブとしてきちんと営業していて、たまたまそこにプロジェクターもあったという感じ。だから特にスポーツばかりを流しているわけではなく、音楽の映像なども流しているというお店でした。飲食として1本通っていなければ、スポーツの映像だけでは群馬県では続かないようです。(当然といえば当然かもしれませんが。)
毎日試合が行われるわけではありませんからね。試合の無い日や放映の無い日はどうするのか、ソフトに頼っていると客足は試合のある日と無い日では全く違うことになるし、代表が開業すると言うからには、オフィシャルショップということになりますし、放映権の問題はどうするのでしょうか?紙上でも触れているけど、群馬テレビやBS放送ならまぁ問題はなさそうですが、群馬テレビはおそらくホーム戦のみ、BSもダイヤモンドペガサスの試合ばかりを放送することは無いでしょう。おそらく、新潟中心。

とは言ってもですね、群馬のスポーツファンが集まる拠り所は欲しいですよね。
できれば野球だけ、サッカーだけとかいうのではなく、県内のスポーツを全て応援するというスタンスであれば最高なのですが。

シーズン開幕まで2ヶ月。頑張って欲しいなぁ。

posted by みのる |22:36 | 群馬ダイヤモンドペガサス | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年02月12日

呪縛は解けた!

2月10日、第2回ラグビーマガジンカップ・サテライトリーグ・ファイナル、三洋電機ワイルドナイツ×リコーブラックラムズが行われ、我がワイルドナイツは40-21と勝利し、リーグチャンピオンに輝いた。

僕はこの試合も残念ながら仕事で行けなかったのですが、リコーの砧グラウンドまで駆けつけた熱いワイルドナイツファンもいたようです。優勝の瞬間、見たかったなぁ。というより、喜びを分かち合いたかった。


何より嬉しいのは、普段なかなかTLリーグ戦に出場機会が恵まれない選手たちが、試合に出ているメンバーよりも先に結果を出したこと。
香月選手や野口選手など、我々ファンが『そろそろ上で観たいな~』と話している若手選手たちには、ひとつの自信になったんじゃないでしょうか。

各チームとも怪我人の状況やスケジュールなどの関係で、なかなか思うとおりに日程をこなせないサテライトリーグですが、怪我人の調整の場、若手の経験を積ませる場として、今後も続けて欲しいです。可能であれば、今回のワイルドナイツの『練習生』のように、例えばどこかの大学生とかを出場させるとかも出来れば面白いですよね。“JAPAN”という視点では、18~22歳という一番良い時期にトップリーグのレベルを経験させるというのは貴重なことだと思います。世界的には20歳そこそこで代表でプレーする選手は出ているわけですから。


まぁ、そんなことどうでも良いのですが、僕はこのサテライトリーグの冠を獲ったこと、大きく評価したいと思っています。
なぜなら、たぶん初めてなんです。単独優勝。

僕らのジェネレーションの『三洋ファン』であれば、何を言わんとしているか想像つきますね?
もうね、ボストンの“バンビーノの呪い”ではないですが、我が三洋に単独優勝が出来ないのは、何者かの呪縛ではないかと思ってしまうのですよ。
 
20080212-00.JPG

分かりますか?この写真。
平成8年2月11日、全国社会人大会に我が三洋電機が優勝した時の写真です。
松野コーチの表情、全然優勝チームの選手の顔じゃないでしょ?
そのとおりで、同点優勝でトライ数の結果、日本選手権にはサントリーが出場しており、ファンとしても全然『優勝の実感』が無いのです。
“あのトライ”“あのゴール”以降、ことごとく『いざという時に弱い』と評される我がワイルドナイツ。しかし、これで呪縛は解けたと思っています。なんせ文句なしの単独優勝。

普段、公式戦の出場機会に恵まれないメンバーが挙げた大きなアシスト。
チーム全体で戦っている今年のワイルドナイツの、特徴的なアシストです。
これでMS杯、日本選手権に大きな弾みがつきます。






posted by みのる |19:19 | 三洋電機ワイルドナイツ | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年02月11日

ヒヤヒヤしてみています。

僕は昨日から、繰り返しTL最終節のNEC戦を録画DVDで視ています。ちなみに今夜も夜7時からの群馬テレビの録画中継を視る予定です。

すごくヒヤヒヤして視ています。

なにがって、再三書くようですが、秩父宮のピッチ状態です。
ゲーム前に谷口さんと深緑郎さんのゲームの見所とかやってる際に、遠目にグラウンド全体が映っていて、その時にももうハーフライン付近を中心に、芝が枯れているというよりも無い状態で土色に映っていてヤバイと思ったのですが、試合をみていてもう冷や汗をかきました。

三宅選手がディフェンスに行こうとする第一歩で滑ってバランスを崩すシーンを度々目にし、精密機械のようなブラウニーのキックも決まらない。局地戦を仕掛けてくるNECに有利とさえ思えてくる。
公式記録にはグラウンド状態『良い』とあるのが寒い。

この後、マイクロソフト杯、日本選手権とほとんど秩父宮で試合を行う出場チーム。我がワイルドナイツばかりでなく、出場する全てのチームの選手が、それが要因の怪我なくシーズンが終わってくれることを願う。

トップリーグチームはおろか、強豪大学や高校でも、それぞれのチームに天然芝であったり人工芝の整備された専用グラウンドを持つ時代。試合を行うグラウンドが一番酷かったなんて笑えない。

間違っても、W杯を招致しても、来てくれないだろうなぁ。




posted by みのる |11:32 | 三洋電機ワイルドナイツ | コメント(6) | トラックバック(0)
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2008年02月10日

初の全勝でトップ通過

ジャパンラグビートップリーグは2月9日、最終節を終え、我が三洋電機ワイルドナイツはNECグリーンロケッツを34-7で一蹴し、トップリーグ開幕5年目で初の全勝という成績でリーグ戦を終えた。

これはプレーオフトーナメントへの通過点であるとは理解している。マイクロソフトカップを獲ってこそチャンピオンだということも解っています。しかし僕はこの全勝でのリーグ戦1位通過を、マイクロソフトカップ獲得、日本選手権獲得というトーナメント戦奪取よりもファンとして評価したいと思います。
逆に言えば、僕にはマイクロソフトカップも日本選手権も単なる付録でしか思えない。それだけこの『全勝』での1位通過は価値あるものだと思うのです。昨シーズンまでの、どのチームも敗戦を経験してのMS杯であれば、それはプレーオフトーナメントの価値はあると思うのですが、全勝でリーグ戦を終えたというのは、昔の全国社会人大会を優勝したのと同じような価値があるのではないかと、個人的には思っています。
(トーナメント戦に弱いから今のうちに言っておこうということでは決してありません。)


なぜ僕がこんなことを書いているかというと、それは“姿勢”です。
宮本監督率いるワイルドナイツのリーグ戦への姿勢です。
早々にプレーオフ進出が決まり、しかも1位通過というのも決定した後で、外から見れば『消化試合』と映る試合にも、怪我人以外はほぼ年間を通して出場しているメンバーで戦い続けたこと。
これは宮本ワイルドナイツが近年掲げる、“ボールがワイドに動く観て楽しく強いラグビー”、ファンを楽しませるラグビーを具現化したものだと思う。
『サポーター』という『一緒に戦う』熱心なファンが定着しないラグビーにおいて、地方開催含め全ての試合を観戦するというファンは少ない。熱心なファンで半分、7試合程度観ているというのが天だと思う。(オフィシャル応援団は除く)
なかには地方開催の1試合を心待ちにしている、逆に都内の秩父宮、関西の花園しか観戦に行けないというファンも少なくないでしょう。我がワイルドナイツだと地元太田開催しか観られないというファンやラグビーキッズは多いと思います。
その貴重な観戦機会に、『いつでも楽しいラグビーをお見せしましょう。』という気概が近年の宮本ワイルドナイツにはある。

これは年々激しさを増すトップリーグ、しかも今年はW杯のあおりで中断期間が無い、そして地方開催が増えたスケジュールのなかでは、チーム状態、選手のコンディション管理など考えると非常に困難なことだったと思う。そのなかでも相手はどこであれ、調整や様子見などせずワイルドナイツであれと、そして最多得点、最少失点、フェアプレーランキングでも同数2位を記録した。


まだ総括するわけではないが、このまま順調にワイルドナイツがプレーオフと日本選手権を奪取したらおそらく、強力な外国人助っ人と日本人帰化した選手、アジア枠を巧く使った勝利と書く、または話す評論家がいると思う。しかし、僕はその論評には全く賛成しない。そんなことをしたり顔で話す評論家がいたとすれば、それはラグビーは知っていても三洋電機ワイルドナイツを知らないということである。もしくは、他チームが好きな評論家ということである。
確かにワイルドナイツにとって、トニー・ブラウンとフィリップ・オライリーは絶対的な存在である。ダニエル・ヒーナンも今年の外国人選手の補強という意味では、どのチームに比べても最も成功したものだろう。しかし、外国人選手によって左右されてしまうのは、他のどのチームも同じ。逆に他チームよりも今年のワイルドナイツはその特色は薄いと思う。
『トニー・ブラウンのチームである』というのは、昨年のチームだ。
昨シーズンのブラウニーにとっては初戦の、ビッグスワンで行われたワールド戦。開幕ダッシュに失敗しもたついたチームが全く違うチームになり、ブラウニーのキックでボールが広く動きBKがノビノビと走りまくった光景を観て、『ブラウニーのチームだ』と感じた。
今年もどうかと言えば、確かにブラウニーのパフォーマンスは素晴らしいものである。ワイルドナイツのMVPは誰かと問われれば、ブラウニーに異存はない。対抗馬がいるとしたらJP主将だ。しかし、それではブラウニーが飛び抜けているのかといえば、精密機械も少し調子が悪いようにも見える。それよりも周りの選手が呼応し、完全にブラウニーのプランにフィットしているように見える。ブラウニー加入初年度の、チームのプランにブラウニーがフィットしなくて精彩を欠いていたのとは正反対だ。

ホラニ龍コリニアシ選手が帰化し、外国人枠外になったのがズルイという声もある。確かにそれはデカイ。ただそれではコリニアシ選手の悔しさは解らないと思う。

コリニアシ選手は昨年、もしかしたらチームの中で誰よりも悔しさを抱えた選手であったかもしれない。
北川智規、木川 隼吾、飯島 陽一、入江順和、田井中啓彰と、昨シーズン加入した新人選手に早くもチャンスが訪れ、北川選手、木川選手、飯島選手がシーズン終了までポジションを勝ち取り、入江選手もブラウニーの代わりや層の厚いCTBで出場し、尚且つブラウニー不在時にはプレースキックを任せられるという重責、田井中選手も怪我に泣いたが我々ファンにロングキックという大砲を印象付けてくれた。『新人の当たり年』と言われたなかで、ただ一人、コリニアシ選手だけが蚊帳の外という気分を味わったようである。何かのインタビュー記事でそんな文章を読んだ。外国人選手としては、3番手から4番手、ブラウニーやプキに怪我が無ければ出られないという状態。他の日本人選手に比べれば突破力はあるかもしれないけど、ブラウニーやプキを押しのけて出るほどのものはなかった。僕は昨シーズンの写真を見返してみたが、今年のコリと昨年のコリでは、身体つきが全く違うのである。髪形だけではない。一回りもふた周りも違う。そして怪我がない。昨年のコリは突破役というのもあったけど、常に怪我をしているイメージがあった。それが今年は大きな怪我なくリーグ戦を守り抜いた。今のコリが、仮に外国人枠であったとしても、おそらくプキやエピを押しのけて、出さざるを得ない選手になっている。

そしてキム選手。
アジア枠というものにラグビー識者が最も惑わされているのがキム選手だ。
アジア枠や帰化制度に救われているのではない。コリニアシ選手とキム選手の努力である。
昨年までのキム選手であれば、アジア枠があろうと無かろうと、全く関係なく試合に出られる選手ではなかった。
失礼ながら、僕がこの今のワイルドナイツの状態を見て、一番驚き、想定外で、全く見抜けなかったのが、キム選手が最後まで出続けることだ。それほどまでに昨年までの『キムさん』は僕の中では『無かった』。
身体は大きいけど荒く、良い時は良いけど悪い時は非常に悪く、その割合がほとんど悪い方だったのである。
『努力』の一文字だと思う。早朝4時起きをして飯島コーチとマンツーマンの厳しいトレーニング。 何度か母国韓国に逃げ帰ったという噂が出るほど厳しい練習を重ね、シーズン前に練習を見た時には「あれ?キムさん違うんじゃないですか?」と飯島コーチに質問するようなことになっていた。その辺りから飯島コーチは再三、「今年のキムさんはやるぞ!」と僕に言い切っていた。「ヒーナンいいぞ!」というのと同じ位の頻度で。そこにアジア枠が出来た。それだけのことである。アジア枠がキム選手を救ったのではなく、キム選手が努力の結果ポジションを掴んだのである。


長くなってきたのでそろそろ止めるけど、NEC戦の最初のトライ、コリニアシ選手のトライを観て、今年のワイルドナイツが強い理由が改めて解った気がした。
繰り返されるビデオでのトライシーンは、ほとんどのNECディフェンダーを引き付けてラストパスを送った霜村選手~コリニアシ選手のシーンであるが、北川選手のショートパントの直後から既に決まっていたような気がする。
北川選手のショートパントに呼応してフォローしマイボールにした飯島陽一選手と福永昇三選手の両LO、そして相馬選手。この大ベテランとフレッシュマンの取り合わせが、そしてその後の一度目のコリニアシ選手のクラッシュからブラウニーにまわるまでのJP主将のマイボールの確保。目立たずも確実な働きをするこのあたりの選手の仕事量が今年の強さの象徴だと思っている。


あ~、それにしても悔しいなぁ~。
こんな素晴らしい最終戦に行けなかった。
準備万端整えて、雪に備えてクルマはやめようと電車の時刻も調べてその気でいたんだけど、試合前夜遅くに仕事のトラブル。急遽予定は全て白紙。
僕が観に行くと負けることが多かったので、今年はなるべく遠慮していたんだけど、オープニングと最終戦だけは行こうと決めていたんだけどな…。

飯島コーチと笑顔で握手をし、「どうだ!強ぇだろ!なっ!」と言って欲しかったんだけど…。





posted by みのる |14:38 | 三洋電機ワイルドナイツ | コメント(5) | トラックバック(0)
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2008年02月04日

良かったんじゃないでしょうか?

昨日のエントリー『珍事?』の続きになってしまいますが、その後コメントやメールや電話で、色々な方から延期の驚きとUターンへの労いの言葉を頂きました。どうもありがとうございます。

本当にラグビーで天候不順を理由に試合を延期や中止は珍しいですよね。
かつて1998年の日本選手権1回戦、サントリー×明治大学で降雪のため延期というのがあったようなんですが(Y・Kさん情報ありがとうございます)、それ以来のことでしょうかね。
確か一昨年のトップリーグだったと思いますが、台風でも強行したり、盛岡(だったかな?)で行われる予定だった試合が、盛岡の豪雪のため急遽熊谷に変更になって、ファンが全然知らずに観客が集まらなかったことや、必死の雪かきの結果強行したマイクロソフトカップなど、天候不順でも絶対に強行するものだと思っていましたが、そうじゃなかったんですね。

雪だとピッチの白線が見えないだろうとか、雪の上には墨でラインをとかコメントでも頂きましたが、それはおそらく、大学生や高校生ラガーが召集され、必死の雪かきで雪をどけてしまうでしょうから、延期・中止の決定的な理由にはならないと思います。おそらく、観客の安全面と選手の安全面を重視してということなんでしょうね。特にファンに事故があったら大変ですからね。確かに、昔とは違うのでしょうね。

僕は、個人的には途中でUターンとかあって大変でしたが、延期になって良かったと思っています。防寒など取材準備はしていましたが、そんなことよりも選手の状態です。寒さで身体も思うように動かない、ぬかるんだピッチで足を滑らすなど、大きな怪我に繋がる可能性は非常に高いからです。

ファンの間では既に言われ続けていましたが、昨年あたりからマスコミでも書かれるようになって来たのですが、ただでさえ秩父宮の芝がボロボロで酷い状態ですから、それに雪や水が含まれたら絶対に怪我します。僕らは東芝の立川選手の怪我を見ていますからね。脚の状態に不安を抱えてプレーを続ける選手は各チームにいると思いますが、例えば、我がワイルドナイツでは昨年まで長いリハビリで苦しんでいたJP主将がボロボロの芝に脚を取られたら…。想像するだけでゾッとします。

その日のカードには、三洋、NEC、サントリー、トヨタと、今の日本のラグビーを引っ張る選手や世界の代表クラスがプレーするチームが揃っていました。我がワイルドナイツの選手だけでなく、それら4チームどの選手が怪我をしても日本のラグビーには痛いものになってしまうはずです。だから延期で良かったと思っています。


ついでに話しは変わってしまいますが、芝の話しが出たついでに言ってしまうと、芝生に関しては群馬県のスポーツファンはみんな苦しんでいます。
我がワイルドナイツの超ホームスタジアムである太田市運動公園陸上競技場の芝はまっ茶色。ザスパ草津のホームである敷島陸上競技場もトラ模様。どちらもその様子がJ SPORTSや群馬テレビで映し出され、他チームのファン、サポーター、関係者から『ありゃぁ、無ぇな。』と酷評されているんです。
おそらく、県内どこの老朽化したハコよりも、ワイルドナイツグラウンドの芝が一番良いんじゃないかという状態です。

芝の管理には手間もお金も掛かるでしょう。ただ、それがもとで選手が怪我をしたら、誰が責任をとるのでしょう?

posted by みのる |15:10 | 三洋電機ワイルドナイツ | コメント(3) | トラックバック(0)
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