2007年08月31日

富士重工、快勝!

20070831-00.jpg

昨日は午後から東京で仕事の予定だったため、少し早く群馬を出て寄り道しました。

向かった先は東京ドーム。

第78回都市対抗野球大会が行われており、本県から富士重工が太田市代表として出場しているのです。

1回戦で強豪・ホンダ鈴鹿に4-3の僅差で勝利し、この日は四国銀行と対戦しました。

都市対抗を観るのは久しぶりだ。
5~6年前位だったか、久しぶりに富士重工が出場するということで応援に来た以来。
学生時代は結構、この都市対抗を楽しみにしていた。きっかけは、地元前橋の前橋商業出身の五十嵐章人選手の応援に行ったこと。当時、前商を卒業して日本石油でプレーしていた五十嵐選手を、たまたま五十嵐さんのご両親と僕の両親が知り合いで、東京ドームに行こうということで応援に行った。(ご存知だと思うが、その後五十嵐選手はロッテ-オリックス-近鉄でプレーする。)

今ではもう使用していないが、当時の社会人野球は金属バット。
ノンプロと言われる、プロ一歩手前の選手が、金属バットを持ったらどうなるか。まさに鬼に金棒、5点ワンチャンスなんていう大味なゲーム展開が、プレーヤーであったにも関わらず、さして観戦には興味の無い僕にも、応援の華やかさも加わって、興味の対象になっていた。


久しぶりに観る都市対抗は、緊迫した投手戦になっていた。

8回まではゼロ行進。
富士重工は序盤のチャンスを潰し、先発小出の好投で凌いでいた。
試合が動いたのは一瞬。
8回表の四国銀行のチャンスを、好投の小出に変わった平井の好リリーフで抑えた富士重工のその裏の攻撃、ワンアウト1塁という場面で3番岩元のレフト前ヒット。ボールの処理にもたつく間に、ワンアウト2,3塁の絶好のチャンス。
このチャンスに、1回戦のホンダ鈴鹿戦のヒーロー、4番林がタイムリーツーベース。2死後に代打として送られた植田が起用に応えタイムリースリーベースでこの回一挙に3点を挙げ試合を決めました。


20070831-01.jpg

20070831-02.jpg

写真:好投の先発・小出をリリーフした平井と、一瞬のチャンスに大盛り上がりのチアリーダー。


都市対抗の面白さのひとつに、応援の華やかさがあります。
応援するチームがあれば、社会人野球は面白いものです。
おそらく、根っからの野球ファンやメジャー通からは否定の大ブーイングだと思いますが、それでもあえて言いますが、社会人野球の応援は面白いです。
ハッキリ言えばウルサイです。NPBの応援よりウルサイです。
だって、東京ドームという閉鎖された空間で、ドラムセットを持ち込み、マイクを使って応援するわけですから。
応援している側も、ぶっちゃけて言うなら、試合内容なんて関係ないのですよ。都市対抗といって太田市とか各都市代表とはいえ、企業チームが主体で出てきます(一部、補強選手という枠があり、地方予選で敗れたチームの主力選手が助っ人として参加しますが)。その応援方法は、愛社精神のぶつけ合いみたいなもんなんです。各チームチアリーダーを主体に火花を散らします。
仕方ないのです。だって、野球の勝敗とは別に、応援にも大会審査があるのですから。マスコミだって、試合そっちのけでチアを前面に出してたりするし。


まぁ、それは良いとして、富士重工の次は正念場、東京代表・鷺宮製作所戦。
なんとか頑張ってほしいところです。



20070831-03.jpg

四国銀行のスタンド、やたら真っ白でした。
富士重工も会社のカラーの青と黄色のビブスを配っていたので、てっきり白のビブスを配ってスタンドを白い波に例えているんだろうと思ったんですが、帰ってきて写真を良く見たら、皆さんスーツのジャケットとネクタイを外してYシャツ姿で応援していたんですね。

さすが銀行マンです。。。



posted by みのる |20:02 | 野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年08月26日

ラグビースクール

一昨日、昨日とちょっと遠くに出張に行っていたのですが、今日メールをみてビックリ。
日本ラグビー協会のメールマガジンなのですが、W杯準備中の日本代表のポルトガルとのトレーニングマッチで、大畑選手と安藤選手が負傷し、W杯出場が絶望的だそうで…。

大きな怪我の後は、その箇所を無意識に庇ってしまう為か、別の箇所を傷めやすいようです。僕も野球をやっていた頃、肘を壊してしまった時期がありまして、一冬越して治ったものの、いつのまにか肘を庇っていて、腰を痛めてしまったという経験をしています。

大畑選手もコメントから想像すると、心配していたことが現実に起こってしまったという感じですね。


しかし安藤選手の負傷はJKジャパンにとって皮肉な事です。
周囲から常に心配の声が漏れていた選出。それでもSOに安藤選手を使い続けたJK。アレジ選手の骨折により、実質、SOは安藤選手を中心に組み立てることが決まって最後の調整段階というところでした。

大畑選手の場合、間に合うのかどうかという状況でしたから、仮に間に合わなかったと思えば我々ファンにはどうにか自分たちを納得させることが出来そうですが、司令塔の問題は深刻です。どう理解すれば良いのか。



まぁ、そんなことを考えていた今日、僕は桐生市にいました。
ちょっと用事があって、桐生ラグビースクールの練習にお邪魔していました。

前橋、高崎、東毛(太田)、伊勢崎、渋川、館林、そして桐生と、群馬県内には7つのラグビースクールがあります。
桐生RSの歴史は、ゴメンなさい、勉強不足でよく知りませんが、県内でも強豪チームを作るスクールで、ここ何回かの小学生大会において、5~6年生の部では連覇中です。

今日の群馬も非常に暑く、おそらく35℃を超し、日差しも強かったのですが、子供たちは元気に楕円球を追っていました。

この日は地元企業のグラウンドを借りての練習のようでしたが、2面ある芝生のグラウンドで、1~2年、3~4年、5~6年というように各学年に分かれて、僕が訪れた時には、アタックを中心にゲーム形式の練習をしていました。

猛烈な日差しのもと、指導者の方々も大変そうでした。

そして子供たちだけでなく、この桐生RSには女性チームもあります。
群馬には、桐生の他に、前橋と高崎にもレディスチームがあるのですが、この日は桐生レディスも子供たちと一緒に練習を行っていました。
確かチーム名は、桐生バーバリアンズだったと思いますが、女性には少し失礼なチーム名だとは思うのですが、チーム名には反比例する女性たちが、それでも力強く練習をしていました。桐生レディスは、前橋と高崎に少し遅れて立ち上がった後発チームですが、それでも昨年、目標であった1勝を挙げ、現在熱が入っているところです。


ボーっと少年たちの練習を眺め、自分の子供時代に思いを馳せていたのですが、自分が育った時分の少年野球の環境と比べ、色々と相違点があったのですが、ふと、『ラグビースクール』というだけあって、そのカタチは総合型スポーツクラブに近いのかなと感じました。

ラグビーしかやっていませんから、決して総合型ではないのですが、それでも、僕等が育った野球特有の、『一軍チームが頂点の』クラブではないのです。

僕の世界は今まで野球だけだったので、何の不思議も感じずにいたのですが、野球は、監督が中心となって少ない指導者のもと、いかに強い9人のチームを作るかという活動だったような気がします。
まぁ、甲子園でも継投が多くなり、サッカーのスーパーサブではありませんが、代打や守備固めなど分業制的な色が出てきた昨今では、この言い方は極端かもしれませんが…。
しかし冗談ではなく、公式戦はおろか、練習試合にも出場チャンスに恵まれず競技生活を終える子供はいたわけです。試合に出られるとしたら、練習試合のダブルヘッターの2試合目とか、10点差以上ついた消化ゲームとか。競技人口も多いしね。

それに対し、ラグビースクールはどうかというと、群馬の少年ラグビー大会は、『代表戦』と『交流戦』に分かれ、全員に出場機会が与えられるようになっています。これは少子化やラグビーのマイナー化が深刻になった現在になってからのことではないようです。ラグビースクール出身者の友人たちに聞いても、昔からそんな体制だったようです。

以前に何かの大会の時に、群馬協会の役員の方と話していた時に出てきたことだと記憶しているのですが、出場チャンスに恵まれた競技環境だと話したら、返ってきた言葉は、「『チーム』ではなく『スクール』だからね。」といったものでした。勝利を目指して競技力向上ばかりを目指すのではなく、教育でもあるというものです。
ラグビーという競技の特性でもあるかもしれませんね。一度もボールに触れずに、仲間のためにただ身体を張るという選手もいます。9人目には必ず打席に立ち主人公になれる野球とは大きな違いがあります。タックルやパスなど、より“教え”を重視しなければならないスポーツなんだと思います。

だからなんでしょうか、各スクールには、コーチも多いような気がします。
今はいなくなりつつある、“うるさいオヤジ”も健在です。

大会には、選手である小学生の他、OBである多くの中学生や高校生も集まります。そして最近ではその大会に女子チームの試合も組まれるようになってきました。

OBが後輩を気軽に指導し、その先輩が花園に出場、大学で活躍、トップリーグでも活躍なってなれば、スクールも益々活性化するのでしょうね。






posted by みのる |22:19 | 少年ラグビー | コメント(0) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年08月21日

チーム名 ケテーイ!

来春の北信越BCリーグ入りを目指す群馬県民球団のチーム名が決定いたしました。

群馬ダイヤモンドペガサス

だそうです。

チーム名の由来は、群馬の象徴的呼称である「馬」をモチーフに、一層の飛躍と力強さを持ち合わせるペガサス(天馬)をイメージし、比類ない輝きと野球のシンボル的呼称であるダイヤモンドを掛詞として採用したということです。


馬でしたか。
僕は“雷”をモチーフにしたものになるかと想像していたのですが、さすがに富山サンダーバーズがあるので、避けられたのでしょうかね。しかし、雷鳥ってサンダーバードなのか?

しかし、やはり“雷”をモチーフにしたチーム名の応募は多かったようで、“馬”に次ぐ2番目に多かったのが雷だそうです。あとは“鶴”も多かったようですね。

チームは今後、8月下旬にトライアウトの開催方法を発表し、9月にチームロゴを発表、10月に監督・コーチが発表され、いよいよチームとしてのカタチが創られていく予定となっています。


いよいよ動き出したという感じですね。
僕の周りでもちらほらとこのプロ球団の話題が出始めてきて、野球への関心の高さを感じます。まぁ、季節が季節ですからね、一番野球に関心のある時期ですから仕方ありませんね。

我がワイルドナイツは18日から北海道合宿に行っております。
こちらもいよいよという感じになってきました。
俺は野球、私はサッカー、僕はラグビー、というのではなく、相乗効果で群馬のスポーツが盛り上がれば嬉しいですね。




posted by みのる |19:57 | 群馬ダイヤモンドペガサス | コメント(0) | トラックバック(1)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年08月12日

笑顔の集まる場所

日本で一番暑い場所となってしまった群馬県。連日猛暑が続いていますが、しかし、昨夜はそんな不快な暑さを吹き飛ばす、至福の時間を過ごしました。


我が三洋電機ワイルドナイツのフランチャイズ・プレーヤー、霜村誠一選手とご家族がスポーツバーを開くということで、そのプレオープンにお招きいただきました。

「誠一が今までラグビーを続けて、何度かジャパンにも選ばれて、色々なジャージが集まってきた。そんなジャージや映像や雑誌を、親父の私が独りで眺めて酒を飲むのは申し訳ない。お世話になった地元の桐生をはじめ群馬のラグビー界の皆さんに恩返しとして、群馬ラガーマンの拠り所になる場所を創りたいんだ。」

そんな構想を霜村選手のお父さんから伺ったのが1年半ぐらい前。
ご承知の方もいらっしゃると思いますが、このブログの前身は『前橋にスポーツバーを創ろ~会(いつか)』。
なかなか実現は困難ですが、個人的にスポーツバーを作りたい思っていることや、以前にスポーツカフェ情報というサイトで記事を書いていましたので、いろいろと各地のスポーツバーを取材してまわっていたため、霜村選手のお父さんにお目にかかる度に、その進捗状況を伺ってオープンを楽しみにしていました。


本格オープンはこれからの様子で、昨日は桐生のラグビー関係者向けに、桐生ラグビースクールの菅平合宿の打ち上げも兼ねて、プレオープンイベントとなったのです。

僕は仕事があって遅れてお店に着いたのですが、まさに“宴たけなわ”という感じで、三々五々、熱いラグビー談義で盛り上がっていました。
しかしみんな笑顔。本当に嬉しそうです。

お店は桐生市の中心街から少し離れ、中心街から歩いて行くには少し体力を使いますが(ラガーマンにはちょうど良いのかもしれませんね。ビールがすすみそうです。)、それだけに駐車場スペースは多くあり、お店のフロアも信じられないくらい広いです。

20070812-00.jpg

50人は優に着席出来る広さ(立食なら100人は入るんじゃないでしょうか)があり、テラス席も用意されているので、ちょっとしたパーティーにはうってつけのスペースです。

そしてその広々としたスペースに、ズラ~~ッと霜村誠一コレクションが並んでいるわけですよ。


20070812-01.jpg

「まずこれを見てくれ!」と霜村パパに手を引っ張られて見せられたのが↑の写真。

霜村選手が始めて袖を通したラグビースクール時代のジャージ。

まず残ってるのが凄いなと、ご両親の愛を感じるのですが、これがまた小さくてボッロボロなんですね。
霜村選手を小学生の頃から見ているという、スクール時代の恩師・木村さんもそこに現れて、しばし霜村パパと一緒に誠一少年の話しになりました。
「抜群のセンスがあったわけじゃなく、前橋や高崎に勝てずなかなか結果も出ずによく泣きながら練習していた。」と、努力の子供だったことを話していました。

普段、霜村選手とお話しさせてもらう時も、どちらかというと落ち着いていて遠慮がちで、俺が俺がと話すタイプではなく、周りに気を遣うというのは、少年時代の努力に培われたものだったのかましれませんね。
この日も、ズラ~ッと並んだ誠一コレクションを前に誇らしげな霜村パパを前に、「霜村一色で、霜村記念館じゃないんだから恥ずかしくてイヤなんですよー。」と話していた姿に、恩師・木村さんも「これが誠一の良い所だ。」と目を細めていました。


20070812-02.jpg

それにしても凄い。僕みたいなマニアからしてみれば、確かに霜村パパのおっしゃるとおり、『これをツマミに永遠と酒が飲める』ほどのものです。

農大二高、関東学院大、もちろん三洋、そしてJAPAN。霜村誠一が所属したチームのジャージが至る所に。
ジャパンのジャージも段柄のいわゆる桜のジャージから一番新しいW杯モデルのものも。
スーパー14のクルセイダーズの選手全員のサイン入りジャージ、クラシックオールブラックスのジャージ、ブリティッシュ・アイリッシュライオンズのジャージなんていうのもある。霜村選手がNZに留学中に所属したチームのジャージもあれば、霜村パパイチオシのKGUで大学選手権優勝した時の選手全員のサイン入りジャージも…。
珍しいものではイタリア代表ジャージやルーマニア代表(霜村誠一が唯一の希望だった大失敗の欧州遠征時のものかな?)。

そんな一般のファンではあまりお目にかかれないお宝を、場合によっては触れてしまうのですよ。
これもまた霜村選手の凄いところというか、全然お宝なんていう感覚ないんですね。僕同様に、お宝ジャージを前にして倒れそうになってる桐生ラグビー関係者さんに、代表ジャージを着せてあげちゃってるし。

20070812-03.jpg

それに便乗して僕も着ちゃいました。(笑)
写真を撮っていただいた霜村パパに「凄い笑顔だよ!」とツッコまれましたが、当たり前じゃないですか~。


お店の名前は『POLE POLE(ポレポレ)』。
霜村選手によると、店名となったポレポレとは、スワヒリ語で『ゆっくり』とか『のんびり』という意味だそうです。
ご自分が育った桐生のラグビー界の方々に、ゆっくりのんびりと、ラグビー談義に花を咲かせてもらいたいということのようですね。

20070812-04.jpg
お店入り口の柵にさりげなく、店名のPOLE POLEが線対称でデザインされています。


20070812-06.jpg

また、流石だと思うのが厨房。
ドンドン!と並んだ業務用大型冷蔵庫は、全て三洋製!!


端から紹介していくと書ききれないのでこのあたりで止めておきますが、ホントにポレポレと過ごしたい場所です。

この日に訪れた40人以上の桐生ラグビー関係者の皆さん、桐生ラグビースクールから霜村選手を輩出したということを本当に誇らしく思っているんですね。また霜村選手自身が気さくで礼儀正しいので、エスコート役の彼を囲んで皆さん、笑顔、笑顔です。


イベントの最後に霜村選手とジャンケン大会をしてお開き。
賞品はなんと、霜村選手の私物、ジャパンの練習着やTシャツ、ポロシャツなど。
最後まで盛り上がって終わりました。




一番嬉しそうだったのは、霜村パパでしたがね。



posted by みのる |12:02 | スポーツバー | コメント(2) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年08月10日

ワイルドナイツ、順調です。

連日の猛暑のなか、三洋電機ワイルドナイツは2007-2008シーズンのチーム作りに頑張っています。

昨日は練習がオフだったため、同じく群馬をホームに活動しているザスパ草津に、練習グラウンドを提供していました。

ご存知の方も多いと思いますが、三洋電機ワイルドナイツとザスパ草津は、同じ群馬をホームにするトップスポーツチームということで昨年、提携を結び、宮本監督と植木監督が共同会見をしました。

「提携って言っても、何してるの?」という声も多く聞こえますが、現時点でパッと思い付くとすれば、ファンのリンクなのですが、それは我々が思いつく表面上のものであって、じつは色々と両者にメリットになるようにと小さな動きがあるようです。
昨日のように、ザスパ草津にワイルドナイツの龍舞グラウンドを練習場としてたびたび貸し出していまが、これも提携があってのことです。練習場確保は、今のザスパにとっては大きな問題だというのはサポーターの間では周知のことだと思います。
我がワイルドナイツグラウンドは、植清園さんという造園土木会社さんが専属で芝の管理をしています。それはもう、そこらのスタジアムよりも管理状態は良いですよ。芝の管理は選手の怪我にも繋がる恐れがあることですからね、それはもう、植清園さんのグラウンドに対する気の使い方も凄いし、チームも大きな信頼を寄せています。
そのグラウンドを、前橋と太田ですから頻繁というわけにはいきませんが、練習場として使用できるということは、ザスパにとっては大きなメリットになるのではないでしょうか?

また、龍舞グラウンドに練習に来た時、選手同士の交流もあるかもしれません。
日本のラグビー選手は、プロ契約選手と社員契約選手が混在する稀有な環境です。仕事を抱えながらトップチームの選手として競技生活を送る選手と、プロとはいえ、今ではマイナースポーツと揶揄されるようになってしまったラグビー、しかも非常に高い怪我の可能性を抱えながら、決して長いとは言えない現役生活とその後を考えながら競技生活を送る選手が一緒にプレーしているわけです。それでも『三洋電機』というラグビー界の伝統を受け継いでいかなくてはならないという自負心。もちろん、ザスパの選手も厳しいでしょう(よく解りませんが)。精神力という面では、選手同士の交流は良い勉強になると思います。



話しがヘンな方向にいってしまいましたが、一昨日はワイルドナイツグラウンドへ練習を観に行っていました。

個人的なことですが、横浜から従姉妹が来ていまして、ラグビーを観たことがないということだったので、練習だけど連れていったわけです。

ちょうどチームはその日から、激しいコンタクトのフィールド練習に入っていたため、初めて観るラグビー、しかも至近距離からでしたから、非常に驚いていました。
また、全体練習後には、宮本監督と飯島コーチが色々と話しをして下さって、初めてとはいえ、非常にラグビーを身近に感じたようで、楽しかったようです。
飯島コーチは、『三洋グラウンドの横の池には、オーストラリアの河童が住んでいる』とか、いつものようにくだらないネタ有難いお話しをいただきまして、いつもは厳しい話しをしている宮本監督も、このネタには同調するもんですから、大爆笑になりまして。


こんな雰囲気で話しを出来るのも、チーム状態が今のところ順調に来ているのだと思います。
「まだ合宿も練習試合の後半も始まってないから判らないけどね。(宮本監督)」とはいえ、JP主将、角濱選手と、昨シーズンの大半を怪我で失っていた選手が戻って来たこと、コリニアシ・ホラニ選手の日本帰化、ダニエル・ヒーナン選手の加入など明るい話題がそんな雰囲気を作っているのだと思います。

特にダニエル・ヒーナン選手の加入は大きいようです。この日のFWメンバーの激しいコンタクトでも、さすがワラビーズの経験もあるまだ若い現役バリバリの選手、格の違いを見せていました。
「コリとブラウニーとオライリー、またはコリとブラウニーとヒーナン、この3人を常時使えるのは大きい。(宮本監督)」とのこと。
今シーズン、個人的に非常に気になるのが、オライリー選手の怪我の状況とW杯への燃え尽き症候群です。オライリー選手は、少年時代の憧れの選手であるJKのもと、日本の代表としてW杯に出られるチャンスがあることを、非常に喜んでいました。それだけに、昨シーズン負った怪我の状態と合わせて、チームを考えると逆に非常に心配です。元気に戻ってきてシーズン本番を迎えてくれることを信じていますが、最悪の状態でも、ヒーナン選手とコリニアシ選手がカバーしてくれると思います。

ブラウニーさえも苦労した、1年目の外国人選手がチームにフィットするかという問題が心配ですが、メンバー誰しもが口を揃えて言うのですが、ヒーナン選手は非常に真面目で手を抜かず、且つ、メンバーと積極的にコミュニケーションを取ろうとする選手だということなので、その心配も少ないようです。コーチ役のブラウニーもいますし、通訳の池田誠悟さんはもちろん、英語が堪能な田邊選手がコミュニケーション形成には非常に良い役割をしていると思います。「真面目で勉強熱心だから、チームのシステムとかも既に把握してるよ。(飯島コーチ)」とのことですから、これは1年目から大爆発かもしれません。早く試合でそのプレーを観てみたいものです。


しかし何より嬉しいのは、我々ファンにとってはやはり、JP主将の復活ではないでしょうか?昨年の霜村選手復活同様、待ち望んでたことです。

一昨日の夕暮れ、全体練習が終わって個人練習も終わり、話しをする我々と飯島コーチと宮本監督しか残っていないグラウンドで、黙々と練習を続けるJP主将と野口選手。

野武士軍団の今を支えるJP主将と、将来きっと柱として支えてくれるだろう野口選手。
野口選手は、トップリーグでは今は珍しくなってしまった高校卒のトップリーガー。それだけに若い。BKに豊富なタレントを誇るワイルドナイツにあって、今のところ出場機会はなかなか無いのですが、考えれば彼は今年の大学卒の新人選手の田中選手や山下選手よりも若い。まだまだこれからの選手ですし、じっくりと育って欲しいところです。福永昇三選手や山内選手、相馬選手、池田渉選手、川口大選手たちの次の世代で“野武士”となると、木川選手や飯島陽一選手、そしてこの野口選手になるのではないかと思ってしまうのです。





posted by みのる |09:24 | 三洋電機ワイルドナイツ | コメント(0) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年08月05日

群馬県民球団設立へ

20070805-01.jpg

来年4月に北信越BCリーグ参画を目指す群馬県民球団設立準備委員会(糸井丈之代表)が7月31日に記者会見を開き、球団会社『株式会社群馬スポーツマネジメント』を12月に設立、来年4月に北信越BCリーグ参画を正式に発表した。


野球出身の僕は以前に、群馬にNPBの2軍を誘致できないかなんて漠然と考えていた時期もあったため、カタチは変わりましたが群馬発のプロ球団誕生を、非常に楽しみにしています。

球団理念や詳細については、群馬県民球団サイト新聞報道を検索していただければ、あれやこれやと出てきますので、詳しく書くことは省略したいと思いますが、期待感を込めて、いくつか気になる点を書いていきたいと思います。

繰り返しますが、群馬県民球団発足は嬉しいし期待しています。



1.独立リーグの事業性について

NPBとJリーグ以外の、bjリーグや『日本トップリーグ連携機構』に参加しているトップリーグや実業団スポーツリーグ、いわゆるスモールリーグの事業性について、その環境は厳しい。
JBLと袂を分かち、必死の覚悟で運営を続けているbjリーグは健闘しているが、僕の身近にあるラグビーを筆頭に、苦しいリーグ運営をしているスポーツ団体は多い。
野球の独立リーグの開拓者、四国アイランドリーグについては、その収益性に関してかねてより心配の声が上がっており、元西武ライオンズの石毛宏典元社長が昨年3月に退任し、抜本的な改革が進められているが明るい見通しがみられない。

プロスポーツチームの収入の3本柱は、チケット収入、スポンサーの広告料、グッズ関連販売益である。
チケット収入を考える上でひとつのヒントになるのが、観客動員数である。有料入場者と招待客とに分かれるので観客動員数を鵜呑みに出来ない点はあるが、ひとつの指針にはなる。

群馬県民球団が参加する北信越BCリーグは、有料入場者数を2,000人、招待客3,000人の計5,000人(平均単価600円)を1試合あたりの観客動員数の目標としている。
実際の数字はどうかというと、一番人気のある新潟アルビレックスBCで2,638人と目標の約半分程度。
これが損益分岐点上ではどうなのかよく解りませんが、非常に厳しいのは想像が付く。もっとも、選手はキャリアサポーター制度を導入して、シーズン中はプロ野球選手、シーズンオフは一社会人としての職業人として働き、月収は15万円としており、ザスパ草津のU-23(旧チャレンジャーズチーム)のような活動をするため、選手のサラリーはグッと抑えられると考えられ、また、Jリーグのような地方自治体には背伸びを超すスタジアム規約は無く、全県をホームとし、地方球場を転々としてホーム戦を続ける地方巡業的な興行は、スタジアム賃借料という面でもコストを抑えられるでしょう。

また、独立リーグの特徴として、全国規模ではなく、ある一定の地域でホーム&アウェイを繰り返しますので、例えばJリーグのように博多や札幌にまで行く必要はないわけです。バス移動が基本になりますので、遠征費が抑えられます。(北信越BCリーグは規模を拡大していますので、少し心配ですが。)

そして、高崎経済大学や上武大学と連携事業を考えるとあり、おそらく、インターンシップを導入するのではないかと考えられます。
MLBでは、学生がスポーツの現場を経験できるインターンシップは広く活用されており、大学のMBAコースでは学位修得にインターンを必修にするところもあります。
ザスパ草津のホーム戦や我がワイルドナイツの試合時には、多くの善意のボランティアスタッフが運営の中核を担っています。インターンシップを活用することにより、より責任が明確になり、また将来のチームマネジメントに関わる人材を育てることが出来る“可能性”もあります。

これらを念頭におけば、コストという面では低く抑えられ、他のプロスポーツの興行と比べると、収益分岐点はグッと低くなるでしょう。

それにしても、1試合平均観客動員数5,000人というのは凄い数です。
1万人規模ですぐに集まってしまうNPBやJ1ではピンと来ない数字ですが、例えば、群馬初のプロスポーツチームであるザスパ草津の2007年シーズンのホーム戦平均観客動員数は32節終了現在で3,416人。我がワイルドナイツの2006-2007シーズンの平均入場者数は4,937人です。
群馬は野球が根強い人気があり、年に1回のイースタンリーグの公式戦でも満員になってしまうようなところがあるが、それはまがりなりにもファームとはいえNPBだから。また、群馬出身選手が故郷に錦を飾るように大々的に花束贈呈なんてやってくれるし、行政が中心に宣伝してくれるからでもある。
「NPBに選手を送り込むことだけを目標としているわけではない。(糸井代表)」という気になる発言もあり、人気が定着するかどうかは不透明なところだ。この点、高崎商工会議所が中心となっているようだが、如何に球都・桐生や富士重工の地元・太田を巻き込むかにかかっているのではないだろうか。

もっとも、独立リーグの先駆であるアメリカのインディペンデントは、スタジアムのキャパは6,000人台が多く、5,000人も入っていれば大人気チームと言っても良いぐらいで、スポット的に言えば、5,000人も入るチームはメジャーを凌ぐ人気チームと言える。平均単価は解らないが、1,500~2,000人が損益分岐点だとも言われており、その点は楽観視している。



2.ファンは何を見に来るのか?

先に挙げた糸井代表の気になる発言「NPBに選手を送り込むことばかりを考えてはいない」。
同様な発言を先日、FM群馬の『エナジスタ』という番組で聴いた。

理念は別にして、四国アイランドリーグにしろ、北信越BCリーグにしろ、実情はどうかといえば、実力的にとてもNPBに人材を送り込むほどのレベルではない。先輩である四国アイランドリーグからは5名、NPBへ輩出している(育成選手としての契約を含める)が、目立った活躍はしていない。

理念は地域貢献、地方活性とはいえ、人気が定着してからのこと。まずは観客動員を確保しなければならない。

アメリカの独立リーグの面白さと言えば、たしかに地元にメジャーが無い地方では、それに代わる3Aや2Aなどの下部傘下チームやインディペンデントを地元チームとして応援するという機運もあるだろう。しかし、メジャーリーグへの調整機関としての面白さもあるもの事実。
アメリカの独立リーグでは、選手は当然のようにMLBを目指している。元MLBの名選手で、マイナー契約を受け入れずに独立リーグでプレーして再びメジャーへという選手もいれば、未来のメジャーリーガーも数多い。そんな有望選手を地元チームで応援できるというのは楽しみなことだろう。

アスレティック・ビルバオではないが、全員が群馬県出身選手で固めるという超閉鎖的高理念チームなら別だが、選手も誰だか分からない、実力も伴わない、NPBを目指すわけでもないチームを、最初からただ群馬のチームだからというだけで無償の愛で応援するファンというのは少ない。

確かにチームマネジメントという点では、選手が絶えず入れ替わってしまう流動的なものではチーム作りは難しい。ある一定の選手に人気が集中してしまうと、その選手が移籍した後のことを考えるのは恐ろしい。

ただ、それでは何のために、何を目指して選手とチームは戦うのか?それをファンは見に行くのか?
ただ単に地域貢献を念頭に、普及活動をするのならば、すでに太田では富士重工野球部がやっている。年に1度のイースタンリーグの前後にも、少年野球チームを招いて野球教室はやっているし、NPBのOB選手もたまにやってきて同じことをしている。

ある人が言った。
「サッカーには『Jリーグ加盟』とか『天皇杯でJと戦う』というモチベーションがあるけど、独立リーグはNPBにはなれない。交流戦以外ではNPBと戦う機会も無い。どこにモチベーションを持っていくんですかね?」

低迷する入場者への活性策として、NPBのファームと定期的に交流戦を行うようになったが、やはり、イースタンリーグ優勝チーム、ウェスタンリーグ優勝チーム、四国アイランドリーグ優勝チーム、北信越BCリーグ優勝チーム、都市対抗優勝チームでの天皇杯のようなトーナメントが観たい。
そして選手たちは、絶えずNPBやMLBを狙ってギラギラして欲しい。



3.エンターテインメント性をどう打ち出すのか。

北信越BCリーグの拡大路線は、おそらく根底にbjリーグ運営の健闘があるのだと思う。いずれもアルビレックス新潟関連が運営の主体になっているので、Jリーグとbjリーグの成功例である程度の先は見えているのだろう。

権利集約・利益分配型型(シングルエンティティ)とサラリーキャップ制度で一極集中的なチーム出現を抑え、且つ戦力を均衡してリーグ自体の面白さを打ち出す。

bjリーグは確かに観ていて面白いです。エキサイティングですしね。
インドアという囲まれた空間だから、エンターテインメント性も打ち出しやすいでしょう。JBLとはルールも変えて、ゲーム自体によりエンターテインメント性を上げることに成功しています。それらはどこに効いてくるかというと、まさしく僕のような、バスケをよく知らない観客。
ふらっ(あまり初心者がふらっと行くところではないですが)と立ち寄った人間が、ヘビーな観客になり得る可能性のあるものでした。

サラリーキャップ制とはいえ、主力は外国人選手でしかも外国人枠がない。僕が初めて観にいったセミファイナルではたまたまリーグベスト5や個人表彰の発表があったのですが、ほとんど外国人選手で、ラグビー界では考えられない、なんじゃそれっていう事態になっていました。しかしそれがまた、競技レベルやスピード感という意味では非常にワクワク感のあるもので、サラリーキャップ制度を感じさせないものなんです。

DJ音楽や光の演出、チアリーディングなどでもエンターテインメント性を打ち出して奏功していますが、野球にそれは通用するのでしょうか?

群馬県民球団の理念にボールパーク計画もあります。

結構ね、これって難題だと思うんです。
解るんですよ。スタジアムの近くまで来るとですね、かすかに歓声が聞こえて、ナイター照明の光が見えてくるわけです。道端に屋台が並んで、「冷たいよ、球場の中じゃ高いよ!」なんて言いながら生ぬるい缶ビールを売りつけているオバチャンとかがいるわけです。球場に向かう足がなぜか駆け足になって…。生で見る球場のナイターの照明で光った芝生って綺麗なんですよ。

そういった気持ちを県民で是非共有したいと思うのですが、NPBでさえも抱える課題でもあるわけですよ。
球場の一体感って、じつは高校野球の応援の経験から引っ張ってる、鳴り物の応援だったりするわけです。
また、一番のエンターテインメントは、質の高いプレーです。

「カネを払ってまで観たい選手(プレー)はあるか?」
NPBでも叫ばれていることです。

子供たちの始球式やストラックアウト、野球クリニックもマスコットのホットドッグレースも良いでしょう。
しかしプレーで魅せてこそのプロ球団だと思います。

一定の時間で終わらないのも野球というスポーツ。
どう飽きさせないで『また行きたい』と思わせるか。

つい先日の北信越BCリーグ公式戦、石川ミリオンスターズ×新潟アルビレックスBCの観客数459人をみて考える。



4.スポンサー企業にメリットをどう打ち出すか。

ザスパ草津のパートナー一覧と成績を見れば、群馬の企業がプロスポーツに対してカネを払う慣習が定着していないことが解る。
色々とあるのだろうが、企業がカネを出すほどメリットを感じさせられないのだろう。

チケット収入と並んでスポンサー収入は大きな柱である。
県民球団のサイトにある後援会費だけではチーム運営はできないだろう。

球団にカネを出すことで、どこをターゲットに、自社にどんなメリットを与え、その効果がどうなのか位は訴えて欲しいものである。
『良い宣伝になります。』『企業価値が上がります。』『皆さんの、群馬のチームなんですから。』『皆さんと同じユメが見たい。』『球団をどんどん利用してください。』というコトバはおそらくどこも聞き飽きていると思います。



以上、漠然としかも長々と書き連ねてしまいましたが、最後にもう一度繰り返します。


それでも新しく発足する群馬県民球団には、大きな期待をしています。











posted by みのる |16:29 | 野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加