2007年01月15日

Keep Dreaming On

昨日のラグビートップリーグ第13節東芝戦をもって、我が三洋電機ワイルドナイツの2006-2007シーズンが終わりました。

まずは選手の皆さん、宮本監督、飯島さん、松野さん、中嶋さん、グレッグ・コフィーさん、ガリー・ワレスさんのコーチ陣、そして裏方さんの、トレーナーの熊谷さんと千葉さん、主務の粟屋さん、総務兼広報の坂元さんと高木さん、通訳兼普及担当の池田さん、そしてそして、須田団長率いるワイルドナイツ大応援団のみなさんとボランティアスタッフさんに、ワイルドナイツファンのみなさん、シーズンお疲れ様でした。


結果は既にご存知のように、リーグ王者の前に大敗。

ですが、今のチーム戦力では、これ以上ない最高の出来だったと思います。

プランは今年のワイルドナイツのラグビーそのものでした。
多少の犠牲をはらっても、それを上回る得点を挙げる。この試合は(前のトヨタ×NECの結果もあって)もう、ボーナスポイントなど関係ない、最後に1点でも勝っていれば良い。とにかく点を獲る。獲られたら獲り返す。ディフェンスとボールを確保するキーマンが欠場してしまっているから、とにかく獲るしかない。それでも冷静さは失わない、単にトライを狙いに行くのではなく、ブラウニーのキックを中心に、チャンスを得点に変えていくだけ。


大きな誤算は、東芝が素晴らしいラグビーを魅せたこと。

あんな素晴らしく楽しいラグビーができるんだ。知らなかった。
後半の東芝のラグビーは、大いに讃えられて良いものだと思います。
もっとその継続性と展開力を見せてくれてたって良かったじゃない。


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プレーオフの残り2枠を賭けた戦いに、1試合目の開始2時間前から、多くのラグビーファンが秩父宮を訪れました。

秩父宮と神戸ウィングではプレーオフ争い、駒沢では残留争いと、前日の大学選手権決勝同様、ラグビーファンには興奮の一日となりました。
昨今はなんとかしようと努力の痕跡の見える協会のファン向けホスピタリティですが、JリーグやNPBと比較するとまだまだエンターテイメント性が確立されていない現状(オープン化に出遅れてますから仕方がないことですが)ながら、なんだかんだで注目の一戦にはそこそこお客さんが入るわけで、それが心強くもあり、逆にだからぬるま湯なのかと思ってみたり。しかし、7割方埋まりそうな8000人超入ったスタンドをピッチから見ると、やはり嬉しいですね。


第一試合はトヨタ×NEC。
試合前、何人かの顔見知りのNECファン(ファンというよりもすでに“サポーター”と称した方が正解かもしれない。協会のご推奨どおり、スタンドで共に戦ってるファンですから。)から、『三洋のためにガンバリマス!』と声をかけられる。
ここ数試合のNECのチーム状態や、すでに昇格レースから脱してしまった状況を考えると、素直に取れない言葉ではあったが、しかし、こちらも全てにすがりたい状況に変わりはなく、ある人には祈るように頭を下げ、またある人とは握手を交わした。
そしてNECはNECらしく、NECファンにもトヨタファンにもジレる試合をしてくれた。念願どおり勝利はならなかったけど、これぞNECな僅差で少得点の、身を焦がすラグビーを最後にみせてくれました。

これで勝つしかなくなりました。

いや、分かってます。他力本願はないんだってこと。
前節のリコー戦終了後の宮本監督の言葉を借りれば、『勝てば文句なしでしょ』。


細かく振り返ることは出来ないほどの10トライを獲られての大差でしたが、後半10分までよく食らいつきました。
前半、バツベイはやはりバツベイで、マクラウド選手も全く変わらないパフォーマンスで想像通り苦戦。絶対に手を抜かないどころか、太田の借りを倍にして返してやるという薫田監督&冨岡キャプテンの声が聞こえてきそうで、なんだか笑ってしまった。


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立ち続け、ボールを活かし続けどんどんアタックしてくる東芝に、最後まで何度も何度もタックルし続けました。
しかしボールは殺せない。

『(東芝を)下がりながら止めるのは難しい。倒すことも出来ない。』(ブラウニー)

タックルを重ねるたび、ゲインラインが下がっていきました。


しかし、同じワンサイドゲームでも、敷島でのサントリー戦のように、ただただ一方的に相手にやられたというわけではなかったと思います。

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前節のリコー戦で苦心していたラインアウトは再び安定し、東芝ボールのラインアウトも奪う場面もありました。

そのラインアウトから前半27分、FL赤井が押し込んでトライ。
今期、こんなシーンを何度観たんだろう?
昔とは違うシャイなカラーのワイルドナイツにあって、気迫を前面に出してくる赤井のプレースタイルは、ともすると首脳陣に誤解を与えるものであるかもしれない。
しかしワイルドナイツの第3列の熾烈な争いのなかで、少ないチャンスを掴み取った赤井のプレーには、感ずるものがあった。昨シーズンのワイルドナイツは、連勝街道まっしぐらのなかでも、つねに“?”が付きまとっていた。しかし今年はスッキリと強いと言える。いや、成績が伴わないのは承知している。でも、思い描いたスタッツで戦えた試合が一つもないなか、こうして赤井や新加入選手がチカラを出してTOP4を争うというのは、どんな状態でも勝つ東芝しかり、強いということだ。

この日も赤井は最後まで、赤井らしく、目の前の敵に立ち向かい、点差の離れた後半、トライを獲られても獲られても、リスタートに向けて、ブラウニーと一緒に真っ先に前線に向かい、自群を鼓舞した。それはなんだか、『見てろよ後輩』と、一足早く結果を出した関東学院の後輩たちに投げかけている言葉のようだった。そして、『プレーオフには間に合うということなので、それまでは仲間を信じて治します。』と、手の骨折で戦列を離れた三宅選手に、『ちゃんと戻ってこいよ。』という返答だった。

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全く勝利を信じて疑わないブラウニーが、自らのトライやPGで着実に得点を重ね、30-33と詰め寄る。
しかし、リコー戦同様、獲ったら獲り返すのと同様、獲った直後に獲られてしまった。これが続くとたまらない。精神的な疲労は計り知れないものだ。
そしてバツベイ選手はペースが落ちなかった。フル出場のバツベイなんて…。

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ペースが落ちないどころか、軽やかになっていくよ。縦への突破だけじゃなくて、ステップをきったりしちゃってる。

しかし一点だけ。

バツベイ選手の突破へは、いつもながらどよめきが起こる。
絶対的なスターがいない、ゆえに露出の少ない今のラグビー界において、ボールを持つだけで歓声が挙がるタレントは歓迎されるものだ。しかし、笑い声ともなるとどうなのか。電光掲示板にリプレイが流れるたび、笑い声が挙がる。ちょっとだけ、気分が良くない。


きっと、きっとこれだけ大差をつけられると、気持ちがキレたと思うかもしれないが、僕はそうではなかったと思っている。
『ピッチをワイドに使っている分、近場が弱い。(オライリー&サミュ欠場で、経験の浅いコリニアシ選手やエペリ選手を使わなければならなかったため)ナンバー8のディフェンスシステムが出来ておらず、内側、一番破られてはいけないところを破られた。』(宮本監督)
弱点を見破られて、徹底的に突かれたが、それをカバーしようと個人個人は必死にディフェンスし、必死にアタックしていた。もう組織としては機能していなかったけれども。


そう、その要の近場の守護神であり、スナイパー、オライリー選手は、この日もリザーブにも入っていなかった。
試合後にはマスコミも、試合前にはファンも“ナゼ?”と声を挙げていたが、オライリー選手は怪我をしていた。
12月のヤマハ戦以降のいつだったか忘れたけど、故障していると聞いていた。
この日の試合前、スタッツに名前がないことに、文句のひとつも言ってやろうかと思ったのだが、駆け寄るファンに謝り続ける彼をみて、ヤメタ。
『ハ~イ、みのるサ~ン、ゴメンナサイー。ケガ、ダメ。スゴク残念ネー。出たいネェー、トウシバ。スゴク出たい。悔しいネ。NECの時、医者言った。出たら3ヶ月ダメね。でも、注射10本、オシリ、薬2個入れて出た。でも今日はダメネェー。出たいネェー。』

出たいのは本人が一番か。

他にもそんな選手はいる。

山内選手の出場は驚いた。
山内選手は足を怪我している。昨シーズンの酷使がまだ癒えてないのであるが、それをおして出場していた。言葉少く『大丈夫です!』としか言わない選手だけど、大丈夫ではなかったはず。ここ一番では頼らなければならない選手である。NEC戦、起死回生は山内選手のトライだった。



試合は負けました。TOP4を逃し、シーズンは終わりました。

しかし、伝わるものも多かったシーズンだと思います。

観ていて楽しいラグビーを、ワイルドナイツはしています。
日本のラグビーがこのまま、マニアだけの宝物でおくわけにはいかないはずです。
気軽に観られる環境をつくると同時に、気軽に観ても楽しいラグビーを魅せる機会を作らなければいけません。
マニアが唸る熱戦も大事ですが、分かりやすくエキサイトできるボールゲームもなければいけないと思います。それを担えるのは、我がワイルドナイツだと思います。


『三洋が達成しなければいけないスタンダードがはっきりした。若い選手がしっかりやってくれると信じています。』(ブラウニー)

北川智規、木川隼吾、飯島陽一、コリニアシ・ホラニ、入江順和、田井中啓彰と、今季加入の新人選手が全員、トップリーグに対応したと思います。
北川選手のトライ王という冠は、非常に嬉しいです。
トライという一番の華を、日陰なイメージを持つ三洋電機が獲ったというのはなんとも嬉しく皮肉なことです。

試合前、PRの山田選手とLOの佐藤剛選手が一緒にいるところに出くわしました。
『今日は出たかったですよ。今日は。東芝に勝ったのは我々ですからね。』
言葉少なく話した山田選手のこの自負心を、僕は非常に頼もしく思います。
昨シーズン、この両選手は代表スコッドに入り、佐藤剛選手はエリサルドジャポンの顔にまでなりました。その両選手が、ケガはあったにせよ、先発メンバーどころではなく、ベンチ入りメンバーからも漏れるという厳しい現実。
しかし、ファンは待っています。(僕が一番待っているわけですが)
佐藤剛選手はJP主将同様、ベンチ入りしていなくても必ず、ワイルドナイツの受付テントに立ち、復活を待ち望むファンの声を受け止めていました。
(この日は早くからオライリー選手と松野コーチと一緒にグッズ販売の準備をしていたのですが)

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きっと来シーズンはまた一段とパワーアップして戻ってきてくれると信じています。



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そして人目はばからず試合後に泣いた赤井選手。
天を仰いで動かない北川選手。

二人の悔しさを僕は信じます。


『スーパー14に行く予定はない。三洋で自分のラグビーキャリアを終わらせたいと思っている。』

ブラウニーの言葉に勇気付けられました。


あとは、三洋電機ワイルドナイツが、当然のように、三洋電機ワイルドナイツとして来期も継続し続けること。


Keep Dreaming On







posted by みのる |10:24 | 三洋電機ワイルドナイツ | コメント(9) | トラックバック(0)
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2007年01月13日

It's a SHOW TIME !!

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さぁ、勝負だ!!

今シーズン最後とは言わない、言わせない。

そのために獲りに行こう。

キップを獲りに行こう。


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去年、忘れてきてしまったモノを獲りに行こう!!


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溢れるサポートがあなた達のラグビー。
グラウンドの隅から隅まで、右へ左へ走りまくってやろう。
もう、キックオフから止まることなく。
なぁに、後ろには沢山、仲間がいるさ。

スタンドにもね。



頑張れ。


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posted by みのる |00:07 | 三洋電機ワイルドナイツ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年01月11日

山賀祭り

前々回のエントリーの最後に書いたように、8日の花園は、三洋×リコー戦のほかに、見逃せない戦いがあったのです。えぇ、超個人的な理由なのですが。

山賀敦之×西浦達吉のプロップ対決です。

セコム×コカ・コーラですよ。

セコムにとっては、降格の危機から脱するには、絶対に負けられない試合です。
さぞや気合いの入っていることだろうと、三洋、クボタに次ぐお気に入りであるセコムを観ようと、予定より早く花園に向かいました。

セコムには、我がワイルドナイツに在籍していた堀越健介選手が元気に頑張っていますし、群馬県出身者(樹徳高校)の下瀬央輔選手もいます。また、昨年までプレーしていた仲野コーチも農大二高出身、同じく昨年までプレーしていて、高校は秋田工業ですが、実家がじつは僕が住んでいる場所のすぐ近く(なんと歩いて3分)という阿部普及担当と、なにかと群馬県や個人的に縁のあるチームなわけで、応援にもチカラが入ってしまうのですよ。


そんなセコムで僕のお気に入りの選手は、何度も言いますが、なんといっても山賀敦之選手なのです。

一部、コアなラグビーファンの間では、すっかり有名人なのですが、彼を理解するには選手名鑑を見るのが一番です。噂では、この選手名鑑の写真撮影に、一年の全てを賭けているというハナシです。多くは説明しません。是非一度ご覧下さい。


さて、そんな山賀選手のプレーをじっくり観ようと、この日は1試合ずっと、山賀選手を追っていました。


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気合い十分で周りを鼓舞する山賀選手です。試合中ずっと大声を出していました。


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楽しみな直接対決、山賀選手のアタックに西浦選手のディフェンス。


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山賀選手が自信を持っているというスクラム。
日本代表のプロップ、西浦達吉選手との駆け引きも見もの。


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コーラのもう一人の成長株、WTB築城選手と小競り合いの山賀選手(というか、一方的に掴み掛かられています。ちなみに、築城選手の方がかなり年下)。


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勝負を決める後半30分のFL川口選手のダメ押しトライに駆け寄り祝福する山賀選手。このトライは、山賀選手の突破とラックが基点となった。


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ダイジな勝利を手にし、スタンドのセコムファンに挨拶する選手たち。
(なぜこの2試合、コーラ×セコム、リコー×三洋が花園で行われたのかがよく分からない。唯一、関係あるのは本社が大阪にある三洋。でもこの日三洋はアウェイ。福岡と銀座にある会社が花園をホームで戦うってどういうこっちゃ?)
大阪にも多くのセコムファンが訪れていました。


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試合後、スタンドのあちこちから声をかけられ、ファンに挨拶していた山賀さん。ピッチにセコムの選手が誰もいなくなってしまっても方々で話し掛けられていました。(選手に気軽に話し掛けられるのがラグビーの良いところです。)
話し終えて引き上げてきたところを、至近距離から激写です。


以上、山賀祭りでした。

セコムの皆さん、最終節も頑張って!!



posted by みのる |23:54 | ラグビー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年01月09日

勝負は最終節へと

ここまできました。遂にここまでこぎつけたんです。

どうあれ、とにかく勝った。
思惑通りの“勝ち点5”を勝ち取って。

初戦のトヨタに敗れ、クボタに敗れた時点で内心、ほぼ諦めていたTOP4。
それでもある時、『勝ち試合は勝ち点5、負け試合でもサントリー戦以外は勝ち点を挙げている』ということに気が付いて、薄氷ではあるが望みはあるかと信じ始めた。
NEC戦を経て、確かな感触を覚えた。



『まずは目の前の勝利ではなく、勝ち点5を意識したゲームだったのですか?』


試合後、ある選手に問いかけた、僕の少しイジワルな質問だ。観戦の疲労感へのせめてもの皮肉でもある。
慌てて否定されたゲームプランであるが、昨シーズンの第11節ヤマハ戦、迫る東芝に焦って採って失敗した作戦が、この勝ち点5を意識して獲るということだった。

簡単に言えば、そんな印象をうける試合だったのである。


打ち合い。しかもノーガードどころじゃない。大振りの右ストレートをジャブなしでいきなり打ち合う根性試しのドツキアイみたいな前半だった。


観ているこちらにも確かに、その次をみている“心ここにあらず”が存在していたんだと思う。ゴメンなさい、否定できない。
試合前、何組かのワイルドナイツファンと、『東芝が勝負だね。』『今日はともかく…。』なんて、試合中ずっとスタンドで、『リコー!ファイトだよー!いけるよ!リコー!!』と声を張り上げて80余分間鼓舞し続けた女性に非常に失礼な物言いを、僕はしていた。そんな緩みは会場を支配し、チームに必ずうつる。ゴメンなさい、僕が悪うございました、神様どうぞお許しを。

天に祈った前半。


キックオフは我がワイルドナイツ。
当然のように、ブラウニー。

さぁ、何分でトライを獲る?今日も何本獲ってくれるんだ?

そんな勝手な僕の想いの中、試合が動いたのは10分、マイボールラインアウトをLO飯島陽一がキャッチすると、ブラウニー-入江-霜村と渡りラックへ。左中間のラックから池田選手が右へ展開し、ブラウニー-堺田-エピへと渡る。大体、サミュの役割であるぺネトレートをこの日担ったエペリ・タイオネ選手は、期待どおりにゲイン、そして山本貢選手へパス。山本貢選手も個の強さをみせつけるようにトライし、幸先良く5-0。

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『よしよし、あと3つ。』


ブラウニーのコンバージョンは不成功ながら幸先良いスタートに満足していた僕は、そのたった数十秒後に起こったことが、なんだか理解できずにいた。
それは未だに不確かで、何が起きてそうなったか分らない。ただ、5-5の同点になったのが確かなこと。

ノーホイッスル・トライ。

おそらくこうだ。
リコーキックオフのボールを、ワイルドナイツディフェンスがノックオン。アドバンテージが与えられたところで、出足の良いリコーLOトロイ・ジャックス選手がそのままボールを拾い飛び込んだ。

『いやいや、これからこれから。』


17分、ペナルティを得たワイルドナイツは、ブラウニーがリコー陣内に大きく蹴りこむ。ボールをキャッチしたリコーディフェンスが、大きく蹴り返す。
このボールをキャッチしたFB田井中選手がカウンターを狙いラン。自陣22mライン付近右ラックから、池田選手が左に展開。ブラウニー-霜村-飯島とつなぎ、吉田尚史選手へ。10月第7節以来の先発出場となったベテランWTBは、このボールを約50m独走してトライ。コンバージョンは決まらず、10-5。

しかしその直後、19分、簡単にトライを献上し10-10。
雲行きが怪しくなってきた。

バックスタンドの三洋ファンから、そして僕の胸からザワザワとその後の試合展開を疑う声が挙がりつつあるなか、しかし、次の1プレーで、どうであれ必ず勝てると確信した。


突然ですが、覚えていてくれましたか?
以前にサントリー戦の敗戦について書いたエントリー『完全なる敗戦』を。
そのなかで、前半18分のブラウニーのPGについて、そのきっかけとなった、サントリーのトライ後のブラウニーの素早いキックオフ。そしてそれに反応した唯一人の選手、霜村誠一。この二人が誘ったペナルティ。


同じプレーがここで出たのです。
シンクロニシティ。いや、両方現実か。

タリオ

そんな言葉が浮かんだ。

そしてこの日は、このプレーに反応したのは、唯一人ではなかった。

コンバージョンの失敗を確認したブラウニーが、キックオフに向けてもの凄い勢いで走る。意を汲んだ霜村選手が同時にダッシュ。リスタートのボールが上がった時には既にブラウニーを追い越し、落下点に向かってスピードを上げた。そしてその直後に続くFL赤井大介と霜村とコンビを組むCTB入江順和。
サントリー戦同様、霜村選手の勢いがペナルティを誘い、サポートしていた赤井選手がリスタートしてそのまま持ち込みトライ。15-10。コンバージョンも決まり17-10。

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今シーズン、最も心が動いたトライかもしれない。


しかしまた直後、またも簡単にトライを返されてしまった。
17-17。

このあたりでもはや、この試合の前に行われたセコム×コーラ戦のセコム同様、リコーの勝利への執念、伝統あるこのチームが降格を免れようと必死で三洋戦に向けて“勝つ”準備をしてきたことを認めざるをえない。
そしてそれはその10分後に、いよいよもって現実味を帯びる。

前半30分、ゲームをリコーに支配される時間が続く。

34分、自陣ゴール前、リコーFWに圧し込まれトライ。遂に逆転を許す。17-24。

前半終了間際、ブラウニーがPGを決め3点を返し24-20で折り返す。


『前半、身体が張れてなかった。軽いゲームをしてしまった。(前節の)NEC戦までディフェンスが良かったが、今日は良くなかった。』(宮本監督)
『リコーは勝つ準備が出来ていて良いチームだった。』(ブラウニー)


今シーズンここまで、競った場面ではとことん結果がついて来ていないワイルドナイツ。後半戦の強さが本物なのかどうなのかは、この後半の試合振りで確かめられる。


緊張の後半のキックオフ。

木川、飯島、入江、田井中、そしてこの日後半途中から存在感をみせたコリニアシ・ホラニと、今シーズン新加入したメンバーの活躍は目覚しいが、やはりこういったシーソーゲームでの勝機を嗅ぎ分ける嗅覚を持つのは、ベテランなのかもしれない。

起死回生は後半5分、自陣10mライン付近ラック、池田選手から放たれたボールは、ブラウニー-霜村-吉田尚史と渡り、吉田選手が前半のトライ同様走りきり、逆転。27-24。

そして13分、またも自陣から、霜村選手がビッグゲインし持ち込んだラックから、池田-入江-田井中-若松と繋ぎ北川選手へ。北川選手がリコーCTB河野選手のタックルを受けながらも振り切りゴールに飛び込みトライ。34-24と突き放す。

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八つ墓村のようなトライだ。



ここから残り25分、ワイルドナイツにとっては我慢のラグビーとなった。
数度、リコーゴール前まで迫るものの決め手を欠き、逆にリコーのアタックに必死のディフェンスをみせる場面も多く、一進一退。

25分、自陣ゴール前でリコーにPGを与え、34-27と1トライ差に詰め寄られる。

ペースはリコーがつかんでいる。

続くリコーのアタック。
後半20分過ぎから投入されたFL江原選手、コリニアシ選手の必死のタックル。

僕は電光掲示板の時計を、数十秒おきに何度も確認する。

ロスタイム突入直前、なんと、ブラウニーがノックオン。
軍神も焦っている。

ロスタイム2分、圧し込むリコー。リコーバックスに綺麗にボールが出る。
ハーフウェイライン
10mライン
22mライン
5mライン

万事休す。同点ならここで今シーズンは終わる。


しかし、ワイルドナイツの必死のディフェンスで(最後タックルにいったのは誰だろう?コリニアシ選手だと思うのだが)、リコーの望みを断ち切った。

ノーサイド。

34-27。勝ち点5。


『パフォーマンスが悪い日でも良いゲームをするのが強いチーム』(ブラウニー)。


そりゃそうだけど、こっちは生きた心地がしませんでしたぜ、ダンナ。


ノーサイド直後、ピッチには『神戸が負けた』という衝撃が走る。
NECもまだ死んではいなかった。(次節もお願い!!)

いよいよ分からなくなってきました、TOP4争い。

昨日の試合ぶりでは東芝相手には絶対に勝てませんが、今シーズン初めてシーソーゲームをものにしたワイルドナイツ。勢いは増してこそあれ、減少していることはありません。
勢いにノッた我がワイルドナイツの強さは誰もが認めるところ。

もう一度ディフェンスを立て直して、渾身のチカラを込めて、王者に臨んでいただきたい。


誇らしい。





posted by みのる |19:40 | 三洋電機ワイルドナイツ | コメント(4) | トラックバック(1)
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2007年01月07日

2つの頂上決戦と、見逃せない2試合

連日ラグビーをみてしまっています。(J SPORTSですが)

昨日はトップリーグの頂上決戦、そして今日は高校の頂上決戦。

どちらの試合も見応えがありました。
2試合とも、どちらの応援ということがなかったもので、一ラグビーファンとしてみていました。(トップリーグの方は、少々複雑な想いも絡んでいますが。)

東芝×サントリーは、出来ることなら良いコンディションでの試合を観たかったです。
あの雨の中、7,000強入ったことはなかなかのことだと思うし、実際に観戦に訪れたファンには頭が下がります。でも味スタに7,000人というと、非常に寂しく映りますね。“府中対決”ですから味スタが最善の選択だったとは思うのですが、約5万人収容のハコに7,000人は寂しいし、客席からピッチまでが遠い。接点の攻防が魅力の対戦ですから、ピッチまでの距離がより近いスタジアムが良かったんじゃないかと、個人的には思います。(だからといって、アミノバイタルフィールドにしろとは言えませんが。)

さてそのトップリーグの頂上決戦、“雨”“悪天候”と聞いただけで東芝有利と思っていたんですが、それだけではなく、やはり東芝は巧いですね。試合巧者という感じです。色々な意味でサントリーに風が吹いているように感じるなか(また薫田監督が噛み付きそうだ)、ブレずに自分たちのカタチを全うし勝利しました。
農大二高出身の吉田大樹選手は、開幕のNEC戦に続き、大舞台で印象的なトライを獲りました。もう一人の群馬県出身(明和県央高校出身)の石澤選手は、残念ながら昨日は出番がありませんでした。しかし、侍・バツベイ選手と大野選手がいて今のポジションは立派だと思います。

さすがに昨日の悪天候では、両チーム共ボールが手に付かない場面が多く、その点は残念でした。

なんだかヒール的な役割りになっている東芝(それだけ強いということでしょう)ですが、冨岡キャプテンの男気にはグッとくるものがあります。後半30分過ぎだったでしょうか、サントリーが持ち込んだボールをホルテン選手がタックルにいき、そのままボールというか選手ごとホールドし、ノット・リリースの反則を獲った場面では、冨岡主将はじめ東芝のメンバーたちが歓声を挙げました。なんだかマスコミはじめサントリー寄りなフラストレーションを一気に爆発させた瞬間だったような気がします。



そして先程、高校の頂上決戦をみていました。

これまで圧倒的な破壊力で“順当に”勝ちあがってきた両チームですが、今日の試合は全く今までとは様相が違ったゲームだったと思います。
突破できたものが突破できないというジレンマが多かったと思います。
といっても、過去の大会や練習試合などですでにお互いをライバル視している両チームですから、既に織り込み済みですかね。

準決勝の試合ぶりから、“東福岡強し”にマスコミも論調が変わりつつあった感じがしましたが、残念ながら東福岡の初優勝はまたしても実現しませんでしたね。
決勝戦の緊張感からでしょうか、ノックオンなど簡単なミスが目立ち、自滅してしまった印象です。風上に立った前半に、1トライでも1ゴールでも獲っていたら流れは変わっていたと思いますが、凌ぎきったのは東海大仰星の強さでしょうか。
両校の全試合を見ているわけではないのでなんとも言えませんが、東福岡には、準決勝の終了間際に5~6人選手交代しても、その選手がトライ獲っちゃったりして、オプションは色々持ってるチームでしょうが、苦しくなった時の拠り所みたいなパターンがなかったような気がしました。逆に仰星は、自分たちのカタチを固持して勝ったような印象です。後半28分のトライはモロそんな気がします。スクラム1.5mルールのなか、スクラムを圧してマイボールにターンオーバーするのは驚きました。

しかし、高校生もいつの間にかデカくなったものです。
あ、我がワイルドナイツと同様のカリスブルック陣、健闘してますね。東福岡に京産大。


さて、明日は我がワイルドナイツの注目の一戦です。
ここ!って言う時に取りこぼしちゃったりするのがデフォの我がワイルドナイツだったりするので、片時も目が離せません。そんな意味で注目の一戦です。(リコーファンの皆さんゴメンなさい。)
次ぎの東芝戦に意識が言っちゃわないように、戒めであったりもします。
明日のゲームで次節が占えるような気がします。


そしてもう一つの注目の一戦。
超個人的にですが、山賀×西浦です。

セコム×コカコーラですよ。裏天王山。

ワイルドナイツを別にすると、2番目に好きなチームはクボタ、その次がセコムな僕としては、セコムの残留が気になるわけです。山賀サイコーなわけなんです。

トイメン対決ではないのが非常に残念なのですが、セコム山賀選手×コーラ西浦選手のプロップ対決が激しく楽しみなのです。

スクラム王はどっちだ!!



NEC×神戸も非常に気になる…。






posted by みのる |17:50 | ラグビー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年01月05日

プレーオフに向けて

ラグビートップリーグは、約2週間の中断を経て、明日の東芝×サントリーの頂上決戦からまた激戦が開始されます。
リーグ戦残り2試合、この2週間はどのチームも気が抜けないことでしょう。
東芝とサントリーはリーグ戦の頂点を争っての対決ですし、神戸、ヤマハ、トヨタ、そして我がワイルドナイツは、プレーオフの残り2枠を争って負けられませんし、NECだってそのチャンスはわずかですが残っています。逆にコカ・コーラからリコー、IBM、セコム、ワールドは降格圏内からの脱出に気が抜けません。
戦力が拮抗してきているトップリーグ、最後まで見逃せません。


見逃せないと言ったら、大学も高校も残りはあと1試合ですから、こちらも見逃せませんね。

そういえば、今日、東海大仰星×桐蔭学園を見たのですが、マスコミの高評価を鵜呑みにして見たのですが、残念ながら報道されるほど東海大仰星は良いチームに映りませんでした。個人的に好感が持てなかっただけのことではあるのですが。非常に残念でした。



横道にそれてしまいました。さて、トップリーグに話しは戻し、我がワイルドナイツにとって逃せない、リーグ戦残り2試合、はなはだ勝手ではございますが、そして突然ではありますが、この2試合のワイルドナイツの注目選手を、期待を持ってエールの意味を込めてご紹介したいと思います。
断っておきますが、ワイルドナイツファン以外の方には面白味もなく、且つ、全くの私見ですので、“???”な選出もあるかもしれませんが、あしからずご了承下さい。


ワイルドナイツのリーグ戦残り2試合の相手は、リコー・ブラックラムズと東芝ブレイブルーパス。
パッと考えると、可能性が高いのは1勝1敗。東芝には苦戦するかという感じでしょう。
しかしながら、僕は12月中のチーム状態と今のワイルドナイツというチームカラーを考えると、『2連勝を狙える。でもキーはリコー戦。』と考えるのです。

チームが上り調子だから怖いのは油断です。そう、昨シーズンのワールド戦のようにです。後追い取材で、選手や首脳陣に思っていたような油断がなかったので、これはどちらかというと、そんな空気を作ったのはむしろ我々だったかもしれません。あの敷島に集まった2000人あまりの観衆は、誰も三洋が負けるとは思っていなかったでしょう。
同じ空気感を我々ファンがリコー戦に持っていたら、非常に危険です。
ここはひとつ、鬼門・敷島にコカ・コーラを迎え撃った危機感を持ちましょう。(え?危機感持ってたのは僕だけだって??)

リコー戦も中断前の勢いを持続して乗り切れたら、東芝戦の光明も見えてくるような気がします。


さて、期待したい選手ですが、結構、FWだったりします。


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当然、この二人、ブラウニーと霜村選手の変わらぬパフォーマンスは絶対条件となるのですが、変わらぬパフォーマンスを期待できるだけに、ちょっと省略させていただきます。(スイマセン)
変わらぬパフォーマンスを期待できるということでは、オライリー選手と北川選手も同様ですので、このお二方も省きます。(ゴメンなさい!)


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魅力的なBK陣をスピードを持って走らせるには、FW陣の奮起にかかってます。
特にこの二人!
PR木川隼吾選手とLO飯島陽一選手。
今シーズン加入のNew Faceですが、見事にチャンスをモノにし、今では堂々としたプレーぶりです。


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そしてそんな若手二人を引っ張るベテランFW選手の二人、PR相馬選手とFL若松選手です。
相馬選手の動きが軽快な時、ワイルドナイツは大勝しています。
先日のNEC戦後には、『年寄りが目立つようじゃダメなんですよ。』なんておっしゃっていましたが、どうしてどうして、まだまだ活躍してもらわないと困りますよ。低迷期を知っている数少ない選手ですからね、相馬選手や山内選手、福永昇三選手同様、その時を知っている選手に輝いて欲しいですね。

若松選手は、今年ワイルドナイツに加入した選手ですが、ラグビーファンには既にお馴染みの選手ですよね。数年前の吉田尚史選手同様、優勝請負人として来てもらったような感じですが、そのプレーぶりは流石です。目立たないけど絶えず前線でボールに絡んでいるという、第3列の鑑のようなプレーぶりです。


20070106-00.jpg

そしてサミュ。
今シーズンは精彩を欠いていますが、そろそろ、特に東芝戦あたりでその爆発力を期待したいと思っています。オライリー選手の堅実なプレーももちろん重要ですが、ここ一発のペネトレートはやはり、サミュです。同様な理由で、エペリ・タイオネ選手も期待します。そして、サミュとオライリー選手の中間という感じなら、コリニアシ・ホラニ選手も。おそらく、他の新人選手が全て活躍していますので、コリニアシ選手はここまで、非常に悔しい想いをしていると思います。出場機会があれば、それを是非ぶつけて欲しいですね。


以上がFW。
多くなってしまいました。
堺田選手とかまだまだ期待する選手はいるのですが、限度がなくなるので、この辺で。FW好きだから仕方ないのです。


そしてBK。

ずばり、一人に絞ります。


20070106-01.jpg

入江選手です。

WTB三宅選手がNEC戦で怪我を負ってしまい、残り2試合の出場が微妙なため、北川選手とコンビを組むWTBが誰なのか興味があるところです。三宅選手が間に合うのか、山内選手か、それとも吉田尚史選手か。それともまたサプライズ?
いずれにしても、霜村選手とコンビを組むCTBの存在が、WTBを活かせるかになると思います。可能性を秘めているのは、入江選手ではないかと思うのです。


先発選手ということで言うと以上なのですが、もうひとつ、リザーブメンバーにも期待したいところがあります。

この2試合、特に東芝戦、総力戦になると思います。
昨シーズンの太田での東芝戦は、前半から飛ばしに飛ばして、最後に息切れしていた感じがしました。
同様に、東芝に勝つには、走って走って走りまくってボールを大きく動かさなければならないのではないかと思います。
そうなると、リザーブメンバーが交代して先発と同じ、いやそれ以上のパフォーマンスをみせてくれなくてはと思います。

そういった意味で、強く期待したいのは、“不動の先発メンバー”という印象がある、HO山本貢選手とSH池田選手のリザーブである、HO水間選手とSH高安選手です。
このあたりの選手が、後半早々から交代して入ってくるような試合展開に出来れば、非常に強いワイルドナイツだと思うのです。


さぁ、いきましょう!!



posted by みのる |22:16 | 三洋電機ワイルドナイツ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年01月01日

今年も宜しくお願いいたします。

熱闘@群馬(またの名をスキャンたる群馬)をいつも読んで下さっている皆様、明けましておめでとうございます。今年も『群馬のスポーツを盛り上げる』という視点から、色々とエントリーしていきたいと考えています。どうぞ宜しくお願い致します。でも、基本的にはラグビーからですので、その辺、どうぞ宜しくご了承下さい。

さて、ラグビートップリーグは今週末開催まで束の間のオフ、高校ラグビーは農大二高が残念ながら2回戦敗退と、特にネタがないものですから、ブログの更新を数日サボっちゃおうと思っていたのですが、興味深いコメントを頂いたので、返事を代わりに今日のエントリーとしたいと思います。

その前に、高校生と並行して花園で第12回全国ジュニアラグビー大会を戦っていた、群馬県中学生選抜チームは、第2ブロック準決勝で、このブロックを優勝した近畿選抜に敗れましたが、なかなか頑張ったようです。

群馬にはラグビー部がある中学校がなく、これが高校での競技人口と競技レベルを低下させているひとつの大きな要因とされています。
そんななか、桐生ラグビースクールと高崎ラグビースクール、そして前橋ラグビースクールが中心となり、ジュニア(中学生)層を強化しようと熱心に活動を始めました。活動自体は前橋RSと高崎RSとで以前から行っていましたが、チーム数が少ないため、目立ったリーグ戦や大会はなかったのが現状でした。

我がワイルドナイツの群馬県内出身の霜村選手も、小学生時代は桐生RSに在籍していましたが、当時は桐生に中学生チームがなかった為、高崎で活動していたという話しを以前にインタビューで伺っています。

地元に小・中いずれのカテゴリーでも活動できるラグビーチームがあれば、よりラグビーが身近なものになりますね。


さて、本題。

本日、12月30日分の『農大二高2回戦で敗退』のエントリーに、ひとつのコメントを頂きました。どうもありがとうございます。

そのコメントをご紹介して、今日のエントリーにしたいと思います。

(以下、コメントを転載します。)

 群馬のスポーツ振興は、他の県に比べて遅れていると思います。残念ながら、レベルも低いのではないですか。
 以前農二ラグビーが、花園の決勝まで行ったのに、県からは何もありませんでしたね。
 前橋育英や前橋商業がサッカーで国立競技場に行ったときも、農二の駅伝が全国3位になったときも、桐一の野球が甲子園で優勝したときでさえも施設は既存のままだったし、県をあげて高まったレベルを維持しようとすることはしませんでした。
 これに比べて、お隣の埼玉はどうでしょう。野球の優勝経験こそありませんが、熊谷工業のラグビーが花園で優勝すると熊谷市は早々と「ラグビータウン熊谷」を宣言し素晴らしいラグビー場をつくりました。選手は、県大会レベルでもここでプレーできるのです。その結果今では、正智深谷や県立深谷をはじめ各校がレベルアップし、再び花園で優勝が狙えるまでになりました。
 サッカーは、ワールドカップ戦を招致すべくサッカー専用の「さいたまスタジアム」を建設し、昨年は浦和レッズがJリーグ初優勝を果たしました。
 群馬はどうでしょう。敷島の古いサッカー兼用グランドを使ってラグビーもサッカーも県準決勝と決勝のみが行われるだけなのです。高崎の八千代グランドにあっては、河川敷を均しただけのものでもはやグランドとはいえません。埼玉には大きな差をつけられてしまいましたね。
 スポーツに限りません。吹奏楽はやはり埼玉が圧倒的に強く、伊奈学園や埼玉栄の演奏には農二や市立前橋では遠く及ばないのが現状です。
 生徒の中には、プロで通用するとても素晴らしい選手が輩出されているのに、なぜでしょう。
 例えばラグビー場やサッカー場と同様、高崎の音楽センターは大変古い。群馬の音楽の殿堂とはいえ、所沢の「ミューズMUSE」や「大宮ソニックシティホール」に比べると古くて見劣りします。
 これでは一生懸命結果を出している選手、生徒が可愛そうです。
 そこで高崎市長へのお願いです。是非、高崎競馬場跡地に、各競技専用のグランドを持った「総合運動公園」を建設して、群馬のスポーツのレベルアップを計ってほしいのです。
 農二や高商、明和県央や高高等が花園でもっと活躍したり、前橋育英や前商が国立競技場を沸かせる、中之条高校が駅伝の全国大会でゴールのテープを切る、そんな夢を持たせて下さい。

posted by 群馬水準向上 | 2007-01-01 14:50 (転載コメント以上)


群馬水準向上さん、コメントどうもありがとうございます。

『何も言うことありません。』と言うぐらい、ほぼ同じ気持ちです。

僕も、ラグビーでは農二と明和県央、高商、タカタカ、樹徳あたりが切磋琢磨し、再び群馬県勢が東のシード校となり、サッカーでは前橋育英と前商が絶えず正月に国立でプレーし、野球ではかつてマエタカ、キリタカ2校同時に関東代表としてセンバツに出場し、夏は前工としのぎを削ったように、桐一をはじめとして、甲子園でも活躍して欲しいと思いますよ。

スポーツ以外は疎いので、スイマセン、吹奏楽でも農二が強い(強いっておかしいか?)のは知りませんでした。


まぁ、難しい面も確かにあると思います。
箱モノ行政が今一番ツライ時期ですから、建築費ウン十億円、維持費ウン億円なんていうものに税金が使えるかというのは、非常に難しい議論になると思いますよ。(昆虫に何億円もかけてるだろうというのは別の議論で。)

また、高崎競馬場跡地は、地権者の問題も広く知られていますよね。

それと、隣の埼玉と比較するというのは、決して行政の味方をするわけではないのですが、それはちょっと行政が可哀相な気がします。どこをどうとっても、浦和と前橋、大宮と高崎を比べても比較にならないと思います。
比べるとしたらそうですね、お隣の栃木県や茨城県、山梨や長野、ちょっと頑張って新潟ではないでしょうか?神奈川や埼玉相手はちょっと無謀じゃないかな~。


それでも、アルウィンやビッグスワンは羨ましいですね。

アルウィンなんて勿体無いですよね~。

えーと、ちょっと横道に外れてしまいましたが、ハコは欲しいです。喉から手が出ています。脚も出しちゃうくらい欲しいです。
でもまぁ、それだけを見て、何もしていないというのはどうなのかと思います。群馬水準向上さんがおっしゃるように、『生徒の中には、プロで通用するとても素晴らしい選手が輩出されている』ということは、プロレベルの選手を輩出できるインフラがあるともとれますよね。
以前にある市役所に取材に行った時、全国大会に出る競技団体には特別予算が組まれるという話しを伺ったことがあります。

なんだか、折角のコメントに批判的な事を書いていると取られてしまうかもしれませんが、そうではありませんので、ご理解下さい。
僕もあの場所に20,000人規模のフットボール専門スタジアムと野球場とアリーナが出来たら素晴らしいと思います。

その機運が盛り上がったら最高だと思います。

確か、2年前位に、アルテ高崎の選手やスタッフたちが中心となって、高崎競馬場跡地にスタジアムをという署名活動をしていましたね。あれ、どうなったのでしょうね。


正月早々、とりとめのないことを書いてスイマセン。


今年も宜しくお願い致します。



posted by みのる |21:58 | 群馬のスポーツ | コメント(6) | トラックバック(0)
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