2008年07月21日

続・雑感

昨日は中学生選抜についての雑感を書いた。
本当は選抜のことばかりではなく、今日書くことも含めて書きたかったのだけれども、例によってどんどん長くなってきたので、ひとまず一回切りました。

今日はもうひとつ中学生の競技環境のこと。

先日、練習後のワイルドナイツのクラブハウスで、普及担当の三宅選手と話していた。

「みのるサン、群馬の中学生の競技環境(ラグビーね)って、みのるサンが以前に言ってたように、知ってみると難しいもんなんですね。」と三宅選手が話してくれた。

僕はワイルドナイツの選手や関係者と群馬のラグビーについてお話しする時に、中学生に関しては意識的にも難しさを話していた。

小学生は競技継続やカインズカップという大目標を目指して、各スクール(クラブ)がそれぞれの方針と歴史と特色のもとに熱心に指導を行っている。
高校生になるとチャンピオンシップとして勝利最優先であったりその先に繋がるラグビー、またはここで一旦卒業ということで総決算的なラグビー。やはりそれぞれの高校の方針にそったこちらはある程度厳しい指導が行われている。
それでは中学はとなると…?

たしかにそれぞれのスクール(クラブ)の指導方針を引き継ぎ、小学生時代と変わらず熱心な指導が行われている。しかし、傍から見ていると、強い目標が感じられないのだ。

以前に書いたが、中学校にラグビー部が存在しない群馬の中学生ラグビーは、長い間、高崎ラグビークラブの旧高崎ラガーズしかなかった。その後前橋に中学の部が出来て、桐生シルクスが出来て、昨年、東毛ワイルドナイツが出来た。ここ10数年間のことだ。
年に2回県内大会があるが、小学生のカインズ杯や高校の花園予選と比べると、何かが違う気がする。かといって、県外との試合は群馬選抜という限られた枠でしか戦えない…。

この辺の、中学生への普及と強化の難しさが、最近やっと三宅選手に通じ、先の発言になったのだ。
トップリーグでも中心選手になると、やはり群馬の中学生の環境は少し特異に映る。
三宅選手は、ラグビー部がある中学校が多く、学校同士がバリバリ試合をし、全国でも中学生の強化に熱心らしい京都出身ですからなおさら感じるのかもしれません。
群馬の各スクール(クラブ)の指導者さんの話しを伺ってると、なんだかラグビーが悪いことのようで、部活の顧問の顔色を見て、隙を見てコッソリ活動しているとさえ思えてくる。
先日、文部科学省から発表された、新学習指導要領・小学校学習指導要領解説「体育」の中で、「タグラグビー」が教科として正式に採用されたが、だからと言って群馬の中学生ラガーの競技環境が劇的に好転するとは考え難い。

群馬の中学生ラガーの何が一番問題かというと、『中学生に目標を持たせることが困難』ということではないだろうか?

ここで昨日の冒頭の話しにリンクしてくるが、何人かの指導者さんや選手、そして選手の保護者さんから実際に、目標を見失って少しふらふらしている様子が感じられる話しをうかがった。

小学生と違い、色々と刺激を受ける外部要因があったり、部活との兼ね合い、勝敗というモチベーションの希薄化など、なかなかラグビーに集中できない環境でもあるようだ。

まぁ、外部からの刺激は我々はどうすることも出来ません。情報は色々なところから入ってきますし、自分たちがそうだったように、子供の情報網と好奇心というのは侮れないものです。せいぜい多少フタをするとか遠まわりさせる程度しか出来ないでしょう。あとはとにかく上から(まぁ、お父さんということでしょうね。)圧力をかけることぐらいでしょうが、おそらく自分たちがそうだったように、まず素直に受け容れないでしょう。(笑)

僕が野球少年だった頃、星一徹のような野球バカ(自分の息子に対してだけ)の父親から言われた言葉で一番嫌だったのは、『そんなことにウツツをぬかさないで…。』というやつでした。なんやねん、ウツツって。凄い悪いことしてるみたいじゃないか、と。たかがおニャン子クラブのカセットテープを持っていただけですよ(笑)。

まぁ冗談はともかく、親の言うことは急激に聞かなくなってくるんでしょうなぁ。
そんな時に必要なのは、仲間と身近な他人でしょうね。相談とまではいかなくても、気軽に話せる仲間や知り合いの人。
それがラグビーに限らなくてもいいと思います。趣味の仲間であったり…。
知り合いの人がスクール(クラブ)の指導者さんであれば最高ですが…。


え~っと、随分脱線しちゃってますね。
そう、目標です。中学生のラグビー選手は何を目標にするのか。考えればたくさんあるんですよ。目の前の勝利でも、勝利関係なく技術、タックルを磨くとかパスを磨くとか…、限りなくあるはずなんです。ただそれを色々な要因で見失ってしまうという年頃であるようです。ヒントを与えられるのは、やはり周りのオトナたちなのかなと思います。
僕やワイルドナイツの選手も含め、全員が親となって見守るというのが、中学生時代なのかもしれません。







posted by みのる |16:32 | どうでもいいハナシ | コメント(2) | トラックバック(0)
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