2008年07月12日
群馬中学選抜合宿その1~第2回ワイルドナイツラグビークリニック~
春の練習試合も先日の三洋ラグビー祭でひと段落し、14日月曜日の練習再開までワイルドナイツはつかの間のオフのため、ネタがありませんでしたが、昨日今日は久々にワイルドナイツグラウンドに向かいました。 ワイルドナイツの試合や練習ということではないのですが、ワイルドナイツの選手が県内の中学生を指導するラグビークリニックの第2回目が行われるということで、ワイルドナイツグラウンドに行きました。 この日は、群馬県内の中学3年生で結成する群馬選抜チームの合宿がワイルドナイツグラウンドで行われるため、その練習を我がワイルドナイツの選手たちが直接指導しようということになりました。 群馬ラグビー祭のイベントで、『群馬テレビ&中央自動車ガラス Presents 三洋電機ワイルドナイツラグビークリニック』がスタートし、第1回目が行われたのですが、その際は企画決定からイベント当日までほぼ準備期間もなく、ぶっつけ本番的になってしまったため、クリニックというよりも体験的なイベントに終始してしまい、意図していた企画と少し変わってしまったために、今回の第2回の前に、県協会ジュニア委員会の方とチームから普及担当の池田さん、選手側普及担当の三宅選手、そして第1回目のリーダー役だった水間選手とで、入念に事前ミーティングが行われました。 そこでは2時間強、クリニックの方向性や普及、強化など非常に活発に意見交換されました。 選手側普及担当の三宅選手と、前回のリーダー役でその視点から2回目以降のアドバイザー役的な水間選手は、高校は伏見工業、大工大高と、日本有数のラグビー強豪校出身であり、高校日本代表や地区代表など『選抜』という経験をしている選手です。ご自身の経験から『普及と強化』という視点で積極的に意見を出してくれ、これには県協会ジュニア委員の方も、ただただ唸るしかないといった感じでした。 そんななかでの第2回です。この日集まったのは、先日のセレクションマッチで選ばれた群馬選抜18名と、残念ながら選抜には漏れてしまったけれども、各スクール(クラブ)で声を掛けた結果、志願して参加してくれた3年生が1名参加してくれました。 後からまた書きますが、この日の集合もなかなか大変だったようです。というのも、何度も書きますが、群馬の中学校には、ラグビー部が存在しません。子供たちは様々な部活に入り、スケジュールの合間を縫って、時には顧問の先生の顔色を窺って休みを貰ってラグビーを続けています。中学3年生にとってはこの時期、中体連という中学校生活最後の一大イベントがあります。選抜チームに選ばれる子供たちは、他の競技でも運動能力が高い子が結構いますので、どうしても部活を抜けられないという子もいるらしいのです。 先の話し合いのなかにも、『強化』を主眼のひとつに置くなら、選抜ともうちょっとで選抜、そして来年の有望選手(2年生ですね)もクリニックを経験させてあげた方が良いのではという意見も三宅選手と水間選手から出ましたが、そんな理由で今回は選抜チームと一部志願選手ということになったようです。 それに対し、チームからは、この日、故郷の京都で普及活動の予定があり三宅選手が欠席のため、第2回目も水間リーダーを筆頭に、堺田選手、野口選手、石井選手、山下選手、河野選手、川俣選手、茂木選手が先生役で参加してくれました。 「当日多少のサプライズもあるかも・・・。」と事前に話していた水間選手ですが、上記の先生方に続き、JP主将、入江選手が前半参加、後半にヒーナン選手が顔を出すというサプライズがありました。入江選手、NZ留学から無事に帰ってきたようです。「昨日帰ってきたばかりです。」ということで、帰国早々どうもありがとうございました。 先の話し合いで、三宅選手と水間選手から、「指導といっても、我々がただ練習を見てアドバイスをするということではなく、一緒に子供たちと練習をしながら、身体をぶつけ合って、一緒に走って、気が付いたことがあればその場で止めて意見をしたりと、積極的に参加させて欲しい。その方が良いんじゃないか。」というお申し出があり、今回、事前に選抜チーム監督の星野さんから練習メニューを提出してもらい、上記の写真のように逐一、監督と水間選手で確認を取りながらメニューが進みました。
簡単な挨拶の後、本当にアップのパントやランパスから選手は子供たちと一緒に、先輩格の水間選手、堺田選手がワイルドナイツの先頭になって走り始めたんです。
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ヒットシールドを用いたアタックの練習では、JP主将が先頭になってディフェンダー役をやっていました。手加減なく子供たちを跳ね返しちゃったりするもんですから、なかなか抜けません(笑)。若手選手が一緒に走り、後ろからフォローし、声を掛けながら進んでいきます。
はじめは子供たちと一緒に走っていた選手たちも、気が付いたことがあると時たまメニューを止め、集合させて動きのアドバイスを送り始めました。
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ポジション別の練習になると、その動きは顕著になっていきます。 水間&堺田の先輩コンビに押されていた若手選手たちも、時間を追うごとに積極的になっていき、グラウンドのあちこちでアドバイスする声が聞こえてきます。練習のはじめは指導者さんの叱咤する怒鳴り声が多かったですが、いつの間にか怒鳴り声よりもワイルドナイツの選手たちの指導する声、その声に元気よく返事をする声の方が多くなったような気がしました。 僕はプレーヤーではなかったもので、残念ながらプレーに対するアドバイスを満足に理解することはできないのですが、子供たちや指導者さん方には、目からウロコなアドバイスが多かったようです。特に野口選手がアドバイスしてくれたディフェンス面のアドバイスは非常に解りやすかったようで、この次のエントリーに出てきますが、翌日の試合に早速効果が現れたようです。 ラインアウトの練習では、HO水間選手、PR河野選手、LO堺田選手&石井選手と指導者が揃っていたためか、スローインやリフティングなど濃い練習ができたようです。スローインなんか、はじめは全然真っ直ぐ投げられていなかった感じでしたが、数分の水間選手のコーチングで、伸びのある真っ直ぐなボールを投げられるようになっていたのには感動しました。また、それまで練習を眺めていたヒーナン選手が突然そこに入ってきて、選抜チームのLOの子(石関君かな?)をリフティング。元ワラビーズにリフティングしてもらうなんて経験はなかなか無いでしょう。貴重な経験だったんじゃないでしょうか。
練習の最後はゲーム形式の練習。 非常に熱がこもっていました。選手も怪我をさせないように配慮しながらではありますが、時よりガチでやってる場面がありましたねぇ。特に水間選手。(笑) ココっていう時にはバチッと厳しいタックルしたりするもんですから、周りで見守っていたお母さん方から「ひゃぁ~!」なんて声にならない声が挙がったりしてました。これには再び様子を見守っていたヒーナン選手も、「ミズマ、イジメッコ~!!」と非難の声が挙がっておりました。(笑)
子供たちも非常にチカラのこもった攻防でですね、子供たちの必死のタックルで河野選手がKOされ、鼻血を出して一時退場という場面も。 というのはウソです。 密集でバッティングされちゃったみたいですね。決して中学生に負けたわけじゃありませんよ。 じつに今回の第2回ワイルドナイツラグビークリニックは、4時間にわたる熱血指導でした。午後1時から夕方5時までみっちり。これぞ合宿という感じです。ですが、時間の割りには非常に時間が短く感じられました。(おそらく、子供たちと選手、指導者さんは長いと思ったでしょうが・・・。) 大工大高出身の山下選手も「こんなに長くやったことないっス。やってたんかな~?」とさすがにお疲れの様子。 しかし、参加選手20名弱に対しワイルドナイツの選手が10人と、しかも全メニュー一緒に練習してくれたという、非常に贅沢なクリニックになったと思います。 選抜チームの子供たちには、きっと幾つかは大きなヒントになったのではないでしょうか? 残念だったのは、こんなまたとない機会、できれば選抜以外の3年生にもひとりでも多く経験させてあげたかったです。 このクリニックは今後も続くので、チャンスはまだ続きますが、それでも今回のクリニックは経験させてあげたかった。それだけ傍から見ていても濃く感動的な練習でした。選抜外から参加してくれた選手(渡辺君といったかな?)は、よく来てくれたと思います。でもおそらく、それだけのものを持って帰ってくれたと思います。 先生役の選手の皆さん、お疲れ様でした。 練習開始前の3連休の中日ということで、色々と予定も立てていたことでしょう。どうもありがとうございました。
posted by みのる |19:53 |
三洋電機ワイルドナイツ |
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この日集まったのは、先日のセレクションマッチで選ばれた群馬選抜18名と、残念ながら選抜には漏れてしまったけれども、各スクール(クラブ)で声を掛けた結果、志願して参加してくれた3年生が1名参加してくれました。
後からまた書きますが、この日の集合もなかなか大変だったようです。というのも、何度も書きますが、群馬の中学校には、ラグビー部が存在しません。子供たちは様々な部活に入り、スケジュールの合間を縫って、時には顧問の先生の顔色を窺って休みを貰ってラグビーを続けています。中学3年生にとってはこの時期、中体連という中学校生活最後の一大イベントがあります。選抜チームに選ばれる子供たちは、他の競技でも運動能力が高い子が結構いますので、どうしても部活を抜けられないという子もいるらしいのです。
先の話し合いのなかにも、『強化』を主眼のひとつに置くなら、選抜ともうちょっとで選抜、そして来年の有望選手(2年生ですね)もクリニックを経験させてあげた方が良いのではという意見も三宅選手と水間選手から出ましたが、そんな理由で今回は選抜チームと一部志願選手ということになったようです。
それに対し、チームからは、この日、故郷の京都で普及活動の予定があり三宅選手が欠席のため、第2回目も水間リーダーを筆頭に、堺田選手、野口選手、石井選手、山下選手、河野選手、川俣選手、茂木選手が先生役で参加してくれました。
「当日多少のサプライズもあるかも・・・。」と事前に話していた水間選手ですが、上記の先生方に続き、JP主将、入江選手が前半参加、後半にヒーナン選手が顔を出すというサプライズがありました。入江選手、NZ留学から無事に帰ってきたようです。「昨日帰ってきたばかりです。」ということで、帰国早々どうもありがとうございました。
先の話し合いで、三宅選手と水間選手から、「指導といっても、我々がただ練習を見てアドバイスをするということではなく、一緒に子供たちと練習をしながら、身体をぶつけ合って、一緒に走って、気が付いたことがあればその場で止めて意見をしたりと、積極的に参加させて欲しい。その方が良いんじゃないか。」というお申し出があり、今回、事前に選抜チーム監督の星野さんから練習メニューを提出してもらい、上記の写真のように逐一、監督と水間選手で確認を取りながらメニューが進みました。
簡単な挨拶の後、本当にアップのパントやランパスから選手は子供たちと一緒に、先輩格の水間選手、堺田選手がワイルドナイツの先頭になって走り始めたんです。
ヒットシールドを用いたアタックの練習では、JP主将が先頭になってディフェンダー役をやっていました。手加減なく子供たちを跳ね返しちゃったりするもんですから、なかなか抜けません(笑)。若手選手が一緒に走り、後ろからフォローし、声を掛けながら進んでいきます。
はじめは子供たちと一緒に走っていた選手たちも、気が付いたことがあると時たまメニューを止め、集合させて動きのアドバイスを送り始めました。
ポジション別の練習になると、その動きは顕著になっていきます。
水間&堺田の先輩コンビに押されていた若手選手たちも、時間を追うごとに積極的になっていき、グラウンドのあちこちでアドバイスする声が聞こえてきます。練習のはじめは指導者さんの叱咤する怒鳴り声が多かったですが、いつの間にか怒鳴り声よりもワイルドナイツの選手たちの指導する声、その声に元気よく返事をする声の方が多くなったような気がしました。
僕はプレーヤーではなかったもので、残念ながらプレーに対するアドバイスを満足に理解することはできないのですが、子供たちや指導者さん方には、目からウロコなアドバイスが多かったようです。特に野口選手がアドバイスしてくれたディフェンス面のアドバイスは非常に解りやすかったようで、この次のエントリーに出てきますが、翌日の試合に早速効果が現れたようです。
ラインアウトの練習では、HO水間選手、PR河野選手、LO堺田選手&石井選手と指導者が揃っていたためか、スローインやリフティングなど濃い練習ができたようです。スローインなんか、はじめは全然真っ直ぐ投げられていなかった感じでしたが、数分の水間選手のコーチングで、伸びのある真っ直ぐなボールを投げられるようになっていたのには感動しました。また、それまで練習を眺めていたヒーナン選手が突然そこに入ってきて、選抜チームのLOの子(石関君かな?)をリフティング。元ワラビーズにリフティングしてもらうなんて経験はなかなか無いでしょう。貴重な経験だったんじゃないでしょうか。
練習の最後はゲーム形式の練習。
非常に熱がこもっていました。選手も怪我をさせないように配慮しながらではありますが、時よりガチでやってる場面がありましたねぇ。特に水間選手。(笑)
ココっていう時にはバチッと厳しいタックルしたりするもんですから、周りで見守っていたお母さん方から「ひゃぁ~!」なんて声にならない声が挙がったりしてました。これには再び様子を見守っていたヒーナン選手も、「ミズマ、イジメッコ~!!」と非難の声が挙がっておりました。(笑)
子供たちも非常にチカラのこもった攻防でですね、子供たちの必死のタックルで河野選手がKOされ、鼻血を出して一時退場という場面も。
というのはウソです。
密集でバッティングされちゃったみたいですね。決して中学生に負けたわけじゃありませんよ。
じつに今回の第2回ワイルドナイツラグビークリニックは、4時間にわたる熱血指導でした。午後1時から夕方5時までみっちり。これぞ合宿という感じです。ですが、時間の割りには非常に時間が短く感じられました。(おそらく、子供たちと選手、指導者さんは長いと思ったでしょうが・・・。)
大工大高出身の山下選手も「こんなに長くやったことないっス。やってたんかな~?」とさすがにお疲れの様子。
しかし、参加選手20名弱に対しワイルドナイツの選手が10人と、しかも全メニュー一緒に練習してくれたという、非常に贅沢なクリニックになったと思います。
選抜チームの子供たちには、きっと幾つかは大きなヒントになったのではないでしょうか?
残念だったのは、こんなまたとない機会、できれば選抜以外の3年生にもひとりでも多く経験させてあげたかったです。
このクリニックは今後も続くので、チャンスはまだ続きますが、それでも今回のクリニックは経験させてあげたかった。それだけ傍から見ていても濃く感動的な練習でした。選抜外から参加してくれた選手(渡辺君といったかな?)は、よく来てくれたと思います。でもおそらく、それだけのものを持って帰ってくれたと思います。
先生役の選手の皆さん、お疲れ様でした。
練習開始前の3連休の中日ということで、色々と予定も立てていたことでしょう。どうもありがとうございました。


