2008年09月23日

群馬中学生選抜最終セレクション

今日は休日ですが、事前にどこからもラグビー情報はなく、鬼のような勢いで朝から仕事をしていたんですが(いちおう仕事もしています)、携帯に電話が入りました。
県協会ジュニア委員の方から…。
「言ってなかったけ?今日、中学生の最終セレクション。」
「えぇ!?」
聞いてないよぉ~。全然聞いてないよ~。


entry-48212.jpg

というわけで、急遽高崎にいました。(←バカ)

この日行われたのは、来月あたりから始まる、東日本中学生大会へ出場する『群馬選抜』のメンバーを決めるセレクションマッチです。
2008年度の最終セレクションですね。
選抜候補メンバーリスト40人超から、この日は30人の候補選手が集まり、3チームに分けて20分の総当たり戦を行いました。

前橋RSの選手は一昨日の21日、第2回U-15ラグビーフットボール大会中学生クラブ選手権を戦っての参加ですね。お疲れ様。


entry-48215.jpg

entry-48216.jpg

entry-48217.jpg

entry-48218.jpg

entry-48219.jpg

entry-48220.jpg

entry-48222.jpg

entry-48225.jpg

entry-48227.jpg

この日はセレクションマッチですから、とくに勝敗とかは良いですよね?
写真も選抜選出になにか関わるものではありません。ただランダムに写りが良かったものを選んで並べているだけです。念のため。
というか、僕はただのファンですから、誰が選抜に選ばれるかなんて知る由もありません。逆にドキドキしながらその報を待っている状態です。(笑)

皮肉なことに、僕が写真を写しているサイドに攻め込むチームは、いずれのゲームも調子が悪く、この日はあまり良いシャッターチャンスが訪れず、消化不良気味です。だから今日はちょっと辛口になってしまうかもしれません。(笑)


県内ラグビー強豪高の関係者さんも視察に訪れた本日の選抜セレクションマッチですが、全体的な感想としては、残念ながら今ひとつ激しさが感じられなかったという感じです。
選抜チーム監督の星野さんからもゲーム中たびたび『激しさがない!』と声が挙がっていましたが、非常にアタックもディフェンスも淡白さを感じました。
まぁ、3チームということは、いずれかのチームが続けて試合を行わなければならず、暑さもあり、続けてゲームを行うチームはバテてしまったというところではあるのですが…。
ただ、個々のタックルが高かったのは気になりました。暑さとかバテたとかとは別問題だと思います。
個人的にはセレクションという、各々の可能性を見る機会でしたので、勝敗関係なく、もっとアグレッシブに攻めたりディフェンスを観たかったです。例えばペナルティを与えられた場面も、一度止めてタッチからラインアウトではなく、どんどん廻してボールを動かしてもらいたかったなと思いました。
あとはペナルティや簡単なミスの多さ。これは集中力でしょうか。

まぁでも、特に2試合目のゲームなんかは、ボールがよく動いていたり、ターンオーバーによるトライなどもあって、応援している父母さんたちが盛り上がる場面もありましたね。


さて、セレクションですから、当たり前のことですが結果が出ます。
群馬選抜枠は22人とのこと。今日の候補選手のなかから、約10名が残念なことですが選出されないことになります。
それは非常に残念なことだし、おそらく選出する側であるジュニア委員さんも皆さん悩むし苦渋の決断というところでしょう。可能であれば、候補選手みんなを『群馬選抜』としたいところだと思います。
ただ『選抜枠』という決まったものがあるので、どうすることも出来ません。
(いつその決定が出るのかは存じませんが)群馬選抜に選出された選手も、今回残念ながら選出されなかった選手も、そして選手たちの第一のファンである親御さん方も、これだけは覚えておいて下さい。
あるジュニア委員の方もおっしゃっていましたが、今回の選出は、あくまでも現時点での選出です。これからの君たちの伸びしろ、ポテンシャルを含めたセレクションではありません。
あくまで直近の、来月~来年1月の全国大会までの、たった3ヶ月を過ごすまでのセレクションです。

選抜に選出された選手は喜んで、この3ヶ月間思いっきり『群馬代表』として頑張ってプレーして下さい。
残念ながら選抜として残れなかった選手は、悲しいかもしれませんが、決して劣っているわけではなく、現時点ではまだまだ自身のプレーヤーとしてのピークではなかったと思って、来る受験にそなえて頑張って下さい。ある意味、というか学生である以上、受験勉強の方が大切です(笑)。そして高校生になってまた頑張りましょう。選抜選手ではないだけで、君たちは群馬選抜候補選手であって、県内のエリート・ラガーには変わりはないのです。高校生になって競技環境に変化があったり、良い指導者さんに恵まれたりして一気に立場逆転となることだって多いにあるわけです。

そして、来月には確か中学生大会が控えていますね。考えてみれば、普段活動しているスクール(クラブ)のチームで結果を残すことの方が凄いことかもしれません。
一喜一憂しているヒマはないのかもしれません。


posted by みのる |18:12 | 少年ラグビー | コメント(0) | トラックバック(1)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年09月18日

関甲信U-15ラグビー交流大会

この間の日曜日、僕は朝から高崎にいました。
第15回関東甲信越U-15ラグビーフットボール交流大会を観に行っていたのです。
群馬県協会ジュニア委員の方より、以前から先日の『中学生×高校生交流試合』と一緒に情報を頂いていたからです。
とは言っても、前日はヤマハスタジアムに居て帰ってきたのが夜中1時近く、そして朝9時過ぎには高崎に居たということになる。あるジュニア委員さんがポツリと言った。「いくら好きだからって…、(以下自粛)」

「三洋強いねぇ。」「やったね!」「テレビで観てたよ!」「もちろん行ったんでしょ?」…、様々な県内のラグビーイベントで顔を合わす県協会関係者さんや各スクール(クラブ)の役員さん、父母さん方が、僕を見るや声を掛けて下さる。ワイルドナイツがホームチームだという実感が感じられ、この上なく嬉しく感じる。


この大会は、10年以上前、当時今ほど日本協会や関東協会主催の中学生大会が無く、やはり中学生プレーヤーの試合機会が少ないことに悩んでいた県内スクール(クラブ)の指導者さんや県協会関係者さんが、なんとか試合機会を増やそうと近県のスクールに声をかけ始まった交流大会で、今回でじつに15回目になる。と、県協会ジュニア委員さんから聞きました(笑)。
(不足してたら補足して下さい。)

今大会に参加されたスクール(クラブ)は、群馬、埼玉、千葉、東京、栃木、茨城、長野、新潟から中学1年生~3年生の19チーム。
これだけのチームが集まり1日でイベントを行うので、もちろん総当たり戦はできませんが、グラウンドを3つに分け、27試合が行われました。事前に組み合わせを決めるのだけでもひと苦労ですね。

entry-47590.jpg

entry-47591.jpg


僕は途中、仕事(本業ね)があって中座する時間帯もありましたが、朝一のU13シルクス×新津RSの試合から最後の前橋×練馬Aの試合まで、同時に行われている試合のためにあちこち移動しながら、ザッピングのようなカタチでおよそ8試合位、撮影を兼ねて観ていました。

約半年ぶりにシルクスU-13の選手たちを観て、元気そうで安心し(尾花君がホッソリしてる!シンゴ君はここでもジャッカルか!竹澤君がプロップ!?森田兄弟は相変わらず激しい!)、高崎U-13の一段と力強さを増したランニングプレーに改めて驚いた。(堀越君は相変わらずのド迫力だ!)

おそらくこの交流会は新ルールのもとで行われたのだと思うけど、特にU-13の子たちには、ボールがよく動く新ルールは相当キツそうでした。フィットネスというのか、基礎体力の強化が必要なんじゃないかと感じました。今後行われる小学生の大会は、よりミスマッチが多くなる可能性を感じて少し心配…。


entry-47592.jpg

entry-47593.jpg

entry-47594.jpg

entry-47595.jpg

entry-47596.jpg

entry-47597.jpg

entry-47598.jpg

entry-47599.jpg


中学生の試合は、群馬選抜をメインに観ていましたので、それぞれの所属チームに戻ってのゲーム、そして県外スクールの選手たちのプレーは、僕には非常に新鮮に映りました。
県内某ラグビー強豪校の関係者さんや、県外の超強豪校の関係者さんもこのイベントを観に来ていたようですね。良い素材が見つかったでしょうか?
ファインダー越しの僕の目にも数多くのタレントが映りましたよ。
5枚目の青いジャージを着た選手なんか、ボールを持つと非常にキレとスピードがありましてね、ピントがなかなか合わないんですよ。ファインダーの右にいたと思ったら、次の駒には左といった感じで、凄いステップをきってファインダーからいなくなる。そして写った写真の多くは手ブレ…orz

県内王者の前橋RSの3年生チームも、この日の2試合は両方とも苦戦していたようですね。藤村龍君の相手裏へのパントも不発で、相手FBにキックパスになってしまい、大ピンチを招くといった感じで…。
しかし、前橋のセカンドジャージなのかな?白一色に胸に薔薇のエンブレムというのはカッコいいなぁ。昔のイングランドみたい。

3年生のクラスでもやはり、新ルールの影響からか、ターンオーバーから大胆に切り返してのトライというプレーが多かったです。観ているのは楽しいけど、両チームの関係者さんや父母さんには心臓に良くないですね。相手陣内深く入っていても、一発でひっくり返されちゃう場面が多かったですから。
また、ちょっと気になったんですが、結構どのチームもタックルが高かったです。ネックタックルをとられているチームがかなり多かったです。「タックルは膝下に!」とは言いませんが、ラリアットのようなのはさすがにダメでしょう。
あと、キックや大きなランニングプレーが目立つゲーム展開が多いだけに、逆にマイボールをしっかりと確保する地味なプレーの大切さを感じました。密集で必ずマイボールは確保する、ラインアウトではしっかりと真っ直ぐに投げる、獲るというのが、いまさらですが大切だと思います。やはり派手なキックや展開プレーも、マイボールをしっかりと確保してからのものだと思いますから。どうしても次に展開を考えると、こうした地味な仕事が雑になってくるような気がします。


まぁでも、これだけ多くの地域から多くのチームが集まると面白いものですね。色々なチームのカラーを観ることができました。
僕らの世代には馴染みのある(笑)、非常に厳しい体育会のノリのチームもあれば、逆にのんびりとしたチームもあって、そして応援している父母さんも同様にいろいろでした。どこが良いとか悪いとか言うつもりも必要性も感じませんが、「なにやってるのよ!しっかりしなさいよ!」と激しい檄をとばすスパルタなお母さんが中心のチームもあれば、「みんな素敵よぉ~、今日は走れてるわよぉ~。」なんて、こちらが恥ずかしくなってしまう声援を送るお母さんのチームもあって、その対比が非常に面白かったです。
人数の足りないチームには、県の枠を超えて他チームの選手が助っ人として加わりゲームが行われたりと、非常に平和で、交流戦・対抗戦文化の本来のラグビーのカタチに触れたようでした。

中心となって準備から当日の運営・後片付けまで尽力された高崎RCのみなさん、お疲れ様でした。ピンクのジャージがいつの間にか土手沿いにズラーッと並んだ光景は壮観でした。男ばかりではなく、女子部の方たちかな?少年部の子供たちのお母さんかな?多くの女性陣もお疲れ様でした。そうそう、ヤカンを持って水汲みに走り回っていたり、ボールボーイをしていた子供たちもご苦労さま。君たちも立派なクラブのメンバーだったね。




posted by みのる |18:21 | 少年ラグビー | コメント(0) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年09月07日

中学生×高校生交流試合

今日は午前中、高崎の河川敷にいました。
群馬県協会ジュニア委員会の方より、中学生が高校1年生と交流試合をするという情報を頂いていたのです。
中学生とはもちろん、我がワイルドナイツの選手たちが時おり練習を教えている群馬県内の中学3年生選抜を中心にしたチームです。
今回は群馬選抜というカテゴリーではなく、U-16ラグビースクールという名称で出場希望者を募り結成され、高校1年生と交流試合を行いました。

今回中学生と対戦する高校生は、部員数が15名を満たず、残念ながら1年生大会に単独チームとして出場できない高校が合同チームとして数チーム結成された3チームです。
9月14日から始まる15人制1年生大会と並行して合同チーム同士の1年生大会が行われるのですが、それに先駆けての試合となります。
合同チームにしてみれば、試合経験が増えますし、また、合同チームとしてのチーム作りの準備にもなりますし、中学生にとっても、初めて15人制を試合として経験する機会になるようです。
先日書いた『雨天練習』は、この日のための練習だったわけですね。

高校生が結成された3つの合同チームは、以下のとおりです。
合同A : 伊勢崎興陽、高崎工業、関東学園附属高
合同B : 桐生工業、桐生高、伊勢崎高、前橋東
合同C : 渋川工業、渋川高、高崎高、安中総合学園、富岡高

高校ラグビー部が全国的にどんどん廃部になってきている昨今、安中総合学園など、ラグビー界では耳慣れない高校が出現し、僕は嬉しくなってある知り合いの高校ラグビー部の先生に「お!ラグビー部が増えたんじゃないですか?」とポジティブに声を掛けたのですが、「うん、頑張ってなんとか盛り上げてるんだけどな。でもその逆に、合同チームとしての参加が増えるということは、15人揃わない学校が増えてるんだよ。」と、なかなかポジティブではない返答が返ってきました…。
そう言われれば、県内屈指の古豪でもあり、農大二、県央高校に次ぐ県内上位進出高でもある高崎高校も、ここ数年は1年生大会ばかりでなく、3年生が抜けた後の新人戦など新入生が入ってくるまでは合同チームでの参加になっているんじゃないかと思います。
花園ばかりではないラグビーがここにあるというわけですね。


この日は、U-16RSの中学生も3チーム組むほどの人数はいませんから、1人が重複して2試合出るなどやりくりしながら、合同チーム3チームと20分ずつ3試合行いました。
久しぶりに強い日差しと、前日の強い夕立ちの影響でぬかるんだグラウンドという、決して良いグラウンドコンディションというわけではなかったのですが、ゲーム時間20分ですから、最初からトップギアで試合は進みました。


entry-46101.jpg

entry-46102.jpg

entry-46104.jpg

1本目の合同Aとの試合は、終始相手陣内でゲームを進めたU-16RSが、LO石関君やCTB黒崎君などこのブログですでにお馴染みの選手がトライを獲るなど、トライ数4-0でU-16RSが勝利しました。


entry-46110.jpg

entry-46111.jpg

2試合目の合同B戦は、他の2試合と比べると接戦という感じでした。この合同Bチームは、桐生・伊勢崎地区の高校が主体となって結成されていて、桐生シルクス出身のラグビー経験者が多く在籍しているとのことで、特に接点の強さは他の合同チームとは明らかに違い、中学生にとってはFWの消耗戦となりました。
しかし、この試合に出場したU-16RSの注目のWTB高君が2トライと、2-0でU-16RSの勝利。
1本目は黒崎君から高君へと渡るランニングプレーでトライ。
2本目はですね、あまりにも中学生としては相応しくないスーパープレイなため、教育上あまり書きたくはないのですが(笑)、膠着状態のなか、ラックから出たボールが黒崎君に渡り、SH藤村龍君へ。この時、藤村君がボールを手にする前、「ユウヤ!!(高君のことですね)」と声を張り上げました。なにかする気だなと思ったら案の定、遠くブラインドサイドにいた高君にキックパス。これを高君が相手WTBに競い勝ちボールをキャッチし、ディフェンダーをかわして走り切りトライという、前橋RS出身の3人の役者が演出したトライでした。

entry-46112.jpg

裏にショートパントを上げてではないですよ。完全なキックパス。オマエはトニーブラウンかって感じですよ(笑)。
「ユウヤを呼んだら、ユウヤも解ったみたいだったんで。」なんて涼しい顔して答えやがった!なんてヤツらだ、全然かわいくないぞ!!(笑)


最後の合同Cとの試合は、U-16RSに当初の予定より欠席者が多く、特にFWが足りないということで、少し休憩を取ってからスタートしました。

entry-46117.jpg

entry-46118.jpg

entry-46119.jpg

この試合もトライ数3-0でU-16RSが勝利したんですが、この試合の2本目(ん?最後のだったかな?)のトライが、個人的にはこの日のベストトライだったと思います。
FWが縦、縦と続けてペナルティを誘い、そこからクイック、最後は高君に展開してトライ。1列を中心にFWが泥臭くボールに絡み石関君がサイズを活かして突破、そこから展開して最後は高君というトライゲッターで取りきるというのがこのチームの特徴の一つだと思います。それが垣間見られたトライでした。

しかし、このチームの課題のラインアウトですが、今日もいくつかミスがありました。何人かスローワーをやってましたが、今日は選抜では見掛けない選手(前橋RSの立見君かな?)がノットストレートがなく一番安定していたかな?水間選手に怒られちゃうぞ!
立見君ばかりじゃなく、普段見慣れない選手をこの日は随分と観ることができました。結構みんな、選抜の選手と紙一重ですよ。頑張れ頑張れ!


ということで、3試合ともU-16ラグビースクールが勝利したのですが、チームとしての練習は、むしろ中学生の方が多くやっているのかもしれませんね。普段から高校生が合同チームとして練習していることはないでしょうから、その点では少し有利だったかもしれませんね。

また、この日は1年生ばかりではなく、多くの高校生がグラウンドにいました。僕はグラウンドに着いた時、あまりにも多くの高校生がいたので、ジュニア委員の方に「こんなに高校1年生プレーヤーっているんですか?」と聞いたのですが、じつはそうではなく、2年生や3年生もグラウンドに訪れていたんですね。
先輩やマネージャーたちがタッチジャッジやボールボーイなど裏方として働いていたり、試合に出ている1年生は、高校で初めて楕円球を触った選手も多く、選手の後方から多くの先輩たちが大きな声で檄を飛ばしたりアドバイスを送りながら試合が進んでいたのです。
先輩後輩、そしてマネージャーも含め、顧問の先生を中心に皆さんで群馬のラグビーを盛り上げてくれたらと思います。


entry-46123.jpg

試合では大きく逞しく見える子供達も、グラウンドを出るとカワイイものですよね。
腕を擦りむいた石関君を、中学生選抜チーム監督の星野さんが消毒をして治療していたのですが、良い光景でした。
「イテテ。」
「痛くない!」
「イタイ。」
「痛くない!!」
笑いあって言い合ってる姿は、親子のようです。



posted by みのる |16:07 | 少年ラグビー | コメント(2) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年08月25日

雨天練習

先日、ある方から「中学生群馬選抜の練習が土曜日(23日)に高崎で行われる。」と情報をいただきました。

中学生の群馬選抜と言えば、我がワイルドナイツの選手がクリニックを通して関わっていますので、非常に気になります。
ちょうどその日は、たまたま、たまたま、仕事で高崎に、しかも練習会場に近い所に行く予定がありましたので、仕事の帰りにちょこっと顔を出しました。


entry-44304.jpg

entry-44305.jpg

entry-44306.jpg

entry-44307.jpg

entry-44308.jpg

entry-44309.jpg


僕が夕方仕事帰りに寄った時にはすでに練習は終盤にさしかかっていましたが、8月にしては冷たい雨の降るなかでしたので、中三生たちは少しテンション下がり気味ではありましたが、悪天候にもかかわらず各スクール(クラブ)から集まった熱心な指導者さんのもと、懸命に練習をしていました。

僕が聞いた情報では、『群馬選抜』だったんですが、どうやらこれは誤りだったようで、今回の練習は、中学三年生の選手たちのうち、群馬選抜希望者全員参加の練習会ということだったようです。
本来の『群馬選抜』は、先日菅平で行われたジャンボリーで一旦解散されたはずですので、どうもオカシイなとは思ったんです…。解散から一か月で再招集orセレクションなんて早すぎますからね。

いつもお世話になっている県協会ジュニア委員の方々のお話しを総合すると、どうやら今回集まった選抜希望者は、来月に行われるイベント(試合)に出場してもらうメンバーで、これは何チームかに分かれて数試合行われるらしいので、群馬選抜1チームでは当然選手が足りないということで集まってもらったということのようです。だから、『群馬選抜』というよりは、『U‐15チーム群馬』という感じでしょうか??

何度かお邪魔した群馬選抜の練習と試合では見掛けない選手も結構いて、なんだか新鮮でしたね。
普段は桐生RSシルクスで活動している、先日の選抜チームのキャプテン役を務めていた石川君が、少し足を痛めて休んでいたので話しを聞いてみたのですが、シルクスからはほとんどの選手がこの練習に参加していたということですから、新鮮に映るはずですよね。

また、もうひとつ新鮮なことがあって、今回の練習の大きな目的のひとつに、『15人制』ということがあります。
普段の彼らは12人制で練習や試合を行っていますが、来月に行われるイベントが15人制で行われるらしく、そのため初めて15人制を体験するということなんです。

これ、面白かったですよ。
練習の最後にちょっとした2チームに分かれた試合形式の練習が行われたんですが、普段と違うもんですから、キックオフでの各ポジションの立ち位置が判らないようで、指導者さんから「違~う!お前はココ!お前はソッチ!」なんて声があちこちで挙がっていました。
子供達も15人制はテレビやスタジアムでよく観ていると思うので、自然と判ってるとばかり思ったんですが、意外と経験していないとマゴマゴしてしまうもんなんですね。

ジュニアラグビーというのは、訪れるたびに色々と発見があるものです。


夕方6時頃に練習が終わったのですが、前橋RSから参加してきている選手と親御さんがやけに急いで帰ろうとしていました。どうしたんだろうと思ったら、この後6時から(もう始まってますね)前橋でスクールのナイター練習があるということでした。
みんなどんだけラグビー好きなんだか…。

「みのるサンも一緒に連チャンですかぁ~?」(某選手のお父さん)


そんなわけないでしょう…。



posted by みのる |18:08 | 少年ラグビー | コメント(0) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年07月28日

タカ君爆発~菅平ジャンボリー~

学校が夏休みに入り、長野県菅平には続々と合宿のためラグビースクールの子供たちが集まっているようです。

以前に群馬県協会のジュニア委員の方に、中学生群馬選抜が27日にジャンボリーに参戦するとうかがっており、というより、そもそも今回の群馬選抜は、この第10回 東日本ジュニアラグビー菅平ジャンボリーのために結成されたものですから、非常に気にはなっておりました。
ただ、問題は、この日僕は11時から諏訪湖のほとりで会議(本業のね)があるため、どうしても菅平には行けないのです。
何人かのジュニア委員会の方からお知らせを頂いておりましたので、試合の直近までは、『どうしても行けません。』『行けるはずがありません。』とそれぞれにお答えしていました。
だって無理なんです。2試合ある予定でしたから、どうしても1日中のことになるし、諏訪湖に11時なんて、群馬をかなり早くに出なければなりません。諏訪までは菅平どころか、長野市、松本市を越してまだ先なんですから。
と、それは前日夕方までのこと。
土曜日の夜に、ジュニア委員の方とたまたまたまたま電話をしていて(もちろんジュニア委員会の方は菅平)試合時間を聞いてみたら、朝第一試合目と夕方の最後の試合にスケジューリングされたということでした。(しかし凄いスケジューリングだ。)

第一試合が朝8:50分、夕方が16:00。
8:50分から、おそらく15分ハーフか20分ハーフ。35分~45分ぐらいか。
というと、大体1試合目終了が9:30ぐらい。11時まで1時間半。菅平から高速で諏訪まで…、…、…。
間に合う??

ということで、菅平にいました。(笑)

グラウンドに着いたら、「結局着てやがる!」と、『無理です。』と事前に答えていたジュニア委員さんからは、遠くから指をさされて笑われました。それはそうです。自分でもバカだと思いましたから、サスガに。(笑)


群馬選抜の第1試合の相手は、静岡県Jr.ユース・A。
静岡は僕のイメージですと、年々ラグビーのレベルが上がっているところだというイメージ。高校では東海大翔洋があるし、なんといってもヤマハというトップリーグチームがあり、ラグビー熱を上げようと頑張っておられる。
だから結構良い勝負が観られるかもしれないと期待しました。(すでに仕事の事は忘れています。)

entry-40400.jpg

序盤、群馬選抜の中心選手のひとり、黒崎将斗君の突破やオフロードパスも、フォローが薄くなかなか繋がらなかったり、相手陣内深くに入った何度かのチャンスを、ハンドリングミスや判断ミスなどで決定機をつかめなかったのですが、均衡を破ったのはSH藤村龍君。いつものように、少々強引ながら、ディフェンダーを切り裂いてトライ。

このトライ、最後は藤村君の個人技ですが、基点はラインアウトから。
そう、この群馬選抜の大きな課題のひとつでもある、ラインアウトです。
先日の三洋グラウンドでの合宿2日目、農大ニ高1~2年生との練習試合で課題となったラインアウトですが、この日はなかなか良かったです。

entry-40406.jpg

いや、なかなかどころじゃないな。
この日はおそらく、ジャンパーの石関君は全てのボールをキャッチしていたと思います。
ひとつふたつノットストレートはあったものの、特に相手ゴール前の絶対的なチャンスにノットストレートを犯してしまったのは非常に残念でしたが、それでも逆にラインアウトからチャンスが生まれたという場面もありましたので、大きな進歩じゃないでしょうか。
もともと中学生にしてはサイズに恵まれているジャンパーですから、綺麗にキャッチできた時は、次の試合のアップ中の他スクールの選手や保護者さんから、「高~い!」と感嘆のため息がもれていましたね。
昨日は両足にテーピングががっしりされていましたが、足の具合が悪いんでしょうかね?少し心配です。

entry-40414.jpg

entry-40408.jpg

entry-40409.jpg

entry-40410.jpg

朝一の試合でしたし、スタートの掛かりが心配だったんですが、試合のペースは群馬選抜が握れた感じです。
「この間の高校生との試合を思い出せよ!」「マサト(黒崎君ですね)に頼るなよ!」と、キャプテンの石川君が時折仲間を叱咤する声が聞こえます。呼応するようにFWもボールに絡む意識が強かった気がします。HOの例のランバードのキャップの子なんか、たびたび出血をするのですが、なんと顔面にテーピングをして試合を続けていました。

2本目のトライは、自陣から黒崎君がビッグゲインをして、そのまま走りきるという個人の強さを見せてトライ。

しかし、このトライの後だったかな?先だったかな?
一瞬、群馬選抜にスキが見られて、静岡ジュニアユースに綺麗に繋がれてトライを献上しました。この場面はなんだか一瞬気が抜けたようで、良くなかったです。

でも、完全に危ない場面はここぐらいだったかな?もちろん、タックルがイマイチ高かったり、もうちょっと確実に繋げようよというハンドリングが雑に見える場面もあったりで、満点というわけではないのですが、それでもこの日はかなりの合格点をあげたい試合でした。
後半の2本目のトライだったかな?相手ゴール前、ゴールポスト付近でFWが縦縦に行って最後に高君が決めたトライなんて、FWとBKが一体となったトライという感じで素晴らしかったと思います。

そう、その高(タカ)悠也君、前半の群馬選抜3本目となるトライを挙げてから、エンジン全開となりました。

entry-40412.jpg

相変わらずの松田努選手のような大きなストライドで、静岡ディフェンスをグングン抜いていきました。
後半の群馬選抜3トライは、全て高君が決めるという大爆発。
なにか鬱憤を晴らすような快走ぶりでした。
遠くから高君を見ていると、あまり仲間に自分から話すようなタイプではない感じに見えるのですが、ボールを右手に掴んで(抱えてというより掴んでという感じです。)走る顔は、非常に嬉しそうに、気持ち良さそうに見えます。小さい頃から鈍足の僕には解らないのですが、こう、なんと言うんでしょう、全てを抜き去ってパッと目の前が開けた世界というのは、きっと気分が良いんでしょうね。
そうそう、高君の走りで驚いたところがあるのですが、誰もが「トップスピードに乗ったアイツは止められない。」と評価するのですが、この日一度、『凄く速い第一歩』を見たんです。
高君の走りで不思議に思うことがあって、2~3人のディフェンダーに囲まれた場面でも、そんなにスピードが乗っていないのに捕まらずに抜けるという場面が結構あるんです。
よほどスペースを見つけるのが巧い子なのか、ズラすテクニックのある子なのかと思っていたのですが、もしかしたら、この第一歩の速さが関係しているのかなぁ??足の遅い僕には解りません。(笑)


entry-40415.jpg

entry-40416.jpg

後半に入り、先発メンバーと交代して入ってきた選手たちもなかなか気合いが入っていました。
ラグビーはいつ怪我をするか判らないスポーツですからね。特にルールが年々ハードなボールゲームになるように変わってきていますし、リザーブや選抜選出外の選手がいかに頑張り、選手層を厚くするかが、群馬全体のレベルの底上げに必要です。今のラグビーは、15人きっかりでは出来なくなってきています。先発外の選手が、いつでも先発の選手と変わらないパフォーマンスを発揮できるように、たえず準備しておくことが大事だと思います。先発選手になれなかった、選抜に選ばれなかった、なんてクヨクヨしている暇は無いのです。たえず準備すること。絶対にチャンスは訪れる、訪れているはずなんです。


entry-40418.jpg
スコアは36-7で群馬選抜の勝利。
試合が終わり、相手チームとレフリーに挨拶。
『敬意と感謝』は忘れないようにしないとね。


予定されていたもう1試合は、悪天候のため中止となったようです。
夕立ですかね?諏訪湖も結構雷が鳴って凄い雨でしたから。

ん?1時間半で諏訪に着いたかって??

内緒です。(笑)


posted by みのる |19:56 | 少年ラグビー | コメント(2) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年07月14日

群馬中学選抜合宿その2~農大二高との試合~

昨夜、一回今回のエントリーを書いたんですが、なぜがアップされず、一から書き直しとなってしまいました。2時間以上かけて結構長く書いたのですが、全て消えてしまいました。なんでだろう?時たまあるんですよね、こういうこと。

ということで、書いた内容を覚えてないのと再び書く時間もモチベーションもありませんので申し訳ありませんが短めで。

20080714-00.jpg

群馬中学選抜合宿の2日目は、県内ラグビートップ高の農大二高の胸を借りて練習試合です。
と言っても、高校3年生を中心にしたレギュラーメンバーとでは試合になりませんし、怪我をさせてしまいますので、農大二高は1年生を中心としたメンバー編成だそうです。
中学にラグビー部が存在しない群馬県ですから、高校からラグビーを始める生徒も多く、そんな子たちはまだプレーを始めて3ヶ月ですから、身体の大きさや毎日練習できる環境の違いはありますが、県協会の方の話しでは、良い勝負になるということでした。

昨日のワイルドナイツによるクリニックの効果か、それともその後のスタミナタローでの夕食や選手同士の交流の効果か、朝から気合いが入っていた中学生チーム。時折、「先輩なんか関係ねぇんだ!」という叫び声が聞こえ、この子たちは果たして無事にワイルドナイツグラウンドを帰ることができるのかと少々心配に…。

この日も非常に暑いなかでしたが、20分を2本、15分を2本ということで、中学生は選手が18名ぐらいしかいないため、熱中症やスタミナを少し心配しましたが、最後まで集中力が切れることなく4本を終えました。

中学生と高校生ということで、フィットネスの違いを心配しましたが、驚くことに接点は中学生が圧倒。かなりのパーセンテージで農二陣内で試合が進みました。

1本目は中学生が終始押し気味に試合を進めましたが、ラインアウトでのミスやハンドリングエラーで決定打をつかめず0-0。水間リーダー、残念ながらラインアウトに関しては練習の成果が出ませんでした。(笑)

20080714-01.jpg

1本目終了後に、この日も朝から子供たちの様子を観に来てくれたJP主将からアドバイス。
子供たちや保護者さんは嬉しいでしょうね。トップリーグプレーヤーが自分たちや自分のお子さんを見ていてくれるんですから。芝生のグラウンドでプレーできることや、トップリーグプレーヤーが教えてくれることを当然と思ってはいけません。地元にトップリーグがあるっていうことは凄いことなんです。どうか9月からワイルドナイツを応援することで、このご恩を返してください。(笑)

20080714-02.jpg

20080714-03.jpg

JP主将のアドバイスの効果が早速表れたのか、2本目の20分で中学生選抜にトライが生まれました。
このトライ良かったなぁ。
↑の写真2枚がそのトライのシーンなんですが、白キャップの子が自陣からビッグゲイン、ラックになって繋いで青キャップの子がトライになるんですが、いずれの写真にも中心で写っていませんが、ランバードの黒キャップの子がぼやけて写ってるのが判りますか?彼はプロップなんですが、この場面、長い距離をBKの選手に着いて良くフォローしていたんです。この選手が確実にマイボールとして確保して繋げたために、このトライが生まれたと思います。

20080714-04.jpg

この日は3本目に他のプロップの選手もトライを挙げたんですが、両PRともよく走っていました。このトライの場面でも、ランバードの黒キャップの子は写ってますね。中学生はスクラムの押しがない分、こういったフォローは大きいですね。

20080714-05.jpg

20080714-06.jpg

4本ともこの日はFWが頑張っていました。
水戸での東日本U-15セレクションマッチを観て、このチームはFWが弱いのかなと感じていましたが、どうしてどうして、良い選手がいますよ。サイズに恵まれた石関君というLOの子の突破力は魅力です。また、この時点でこのチームのキャプテンのようですが、グレーのキャップの石川君は、絶えず前線でボールに絡んでいましたね。ラインアウトではスローワーの役割をしていて、その点では残念ながら今後の課題という感じですが、その失敗にめげることなく執拗にボールに絡んでいました。

結果的に4本やって高校生チームをトライ0で完封しましたからね。ディフェンス面は褒めるべきだし、特に最後1本、15分のうち、最後の5分ぐらいは自陣ゴール前に釘付けにされて防戦一方でした。相手チームのノックオンなどのミスにも助けられましたが、最後まで凌ぎきったのは彼らにも大きな自信になったのではないでしょうか?
このディフェンス面は、もしかしたら昨日のクリニックの効果、特に野口選手のアドバイスが大きかったのかもしれません。そんなことを選抜監督の星野さんがおっしゃっていました。

20080714-07.jpg

胸を貸してくれた農大二高も、さすがに2年生が出てくると、身体も格段に違いますし、厳しいタックルが飛んできました。
さらに、中学選抜がキック処理やハンドリングに難があるとみると、すかさず裏にパントを多用したりと、厭らしさ(悪い意味ではないです)を見せ、さすが巧者だと思わせる場面が多々ありました。
僕にとっては、昨年中学選抜の取材をしていて出会った、野口俊樹君など久しぶりに元気な姿を見ることができて、なんだか嬉しかったです。

20080714-08.jpg

そして今後ますます楽しみなタレントがこのチームにいます。
昨日はWTBをやっていた高(タカ)君です。
彼のポテンシャルは非常に高いですね。彼がボールを持つとワクワクしてくるんです。そんな感覚を持たせるプレーヤーは滅多にいないですよ。うまく育って欲しいです。


20080714-09.jpg

「先輩なんて関係ねぇんだ!」とやっていた子供たちも、4本目のノーサイドの笛が鳴った途端、急に子供の顔に。それまでの不遜ととられそうな態度はどこへやら、ペコペコお礼をしているもんですから、その態度の違いに保護者さん方が大爆笑。
やっぱり高校生はコワイのです。


posted by みのる |11:03 | 少年ラグビー | コメント(3) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年06月22日

中学生群馬選抜セレクションマッチ

今日は午前中、渋川市のあるグラウンドにいました。
以前に群馬県協会のジュニア委員の方よりお誘いを受けてまして、中学3年生の群馬県選抜チームを決める(U-15群馬選抜ってやつでしょうか?)セレクションマッチを観にいっていました。
マニアな僕としては、“セレクション・マッチ”なんて響きに妙に反応してしまいます。
セレクションとか、オールスターとか、ベストなんとかなんて聞くと、妙に血が騒いでしまうのです。どうでもいいことですが、CDも“BEST”と書いてあるとつい買ってしまいます。全然聞いたことのない歌手やバンドでも、“BEST”というだけで何故か買ってしまい、後で後悔することが非常に多いです。

おっと?ワイルドナイツ絡みじゃないのにエントリーにするのかですって?
先日の群馬ラグビー祭で、水間選手をリーダーにワイルドナイツメンバーが彼らに指導したじゃないですか。(笑)
いやいや、未来のワイルドナイツもいるかもしれないじゃないですか!
そんなタレントを観にいったわけですよ。(苦しいなぁ~。)


今にも雨が落ちてきそうな曇り空の下、前日降った雨のため少しぬかるんだグラウンドコンディションでしたが、グラウンドの地理的状況にもよるものか、U-15群馬選抜セレクションはヒッソリと行われました。(このヒッソリ感がセレクションっぽくて良い。)
以前にサッカーの群馬トレセンの取材に行ったことがありますが、そのとき感じた殺伐としたものを感じられなかったのも、ラグビーらしくて好きです。

セレクションマッチ前に、ジュニア委員の方々数名から、挨拶を兼ねて昨日のワイルドナイツのTMの質問を頂きました。なんだか、ホームタウンっぽくて非常に嬉しい。
各スクールやクラブには、地域特性や歴史、方針などあるとは思いますが、それとは別次元で、群馬のラグビースクール(クラブ)として、ワイルドナイツを群馬のトップリーグチームとして気に掛けてくれたらと願っています。


さて、セレクションマッチですが、選手たちが通う各中学校の部活の用事もあり、中学3年生全選手が参加することは出来なかったようですが、各スクールとクラブから参加した選手たちを2チームにわけ、試合を行いました。
チームわけを別にした2試合目が行われた頃には雨も降り出しましたが、子供たちは真剣に、それでいてどこか和やかに試合を行いました。

20080622-00.jpg

プレーの精度はもちろんまだまだですが、気持ちの面では、昨日のワイルドナイツの試合よりもこもっていたように感じます。

20080622-01.jpg

20080622-02.jpg

この年代は、以前からこのブログで度々紹介していますが、僕が雑誌『ENTRY』の記者として始めて群馬のジュニアラグビーに触れた、群馬ジュニアラグビーの一大イベント『カインズカップ』を取材した時に6年生だった世代。そしてその時から、↑の写真の黒崎将斗君と藤村龍君を追い続けているのですが、今日の楽しみは、彼らは既に別枠として、他の個性を見つけることでした。
この世代の群馬選抜の試合は、先日の水戸で一度観てはいるのですが、個々の選手をじっくり観るまでは出来ていませんでした。もちろん、今日も全てを観たわけではありませんが、それでも今後楽しみな個性を見つけられたことは事実です。

20080622-03.jpg

20080622-05.jpg

20080622-06.jpg

20080622-07.jpg


降り出した雨とぬかるんでスリッピーなグラウンドとボールのおかげで、バランスを崩したりハンドリングミスが度々見られたりという感じで、選手たちはなかなかプレーし辛かったのではないでしょうか。個人的にはもうちょっとFWの接点のプレーやしつこいディフェンスを観たかったのですが、まぁこれからの楽しみにしておきましょう。


20080622-04.jpg

今日はこの写真の選手を観るのも楽しみの一つでした。
確か前橋RSの子だと思いますが、先日のグリーンカップでも活躍していた選手ですね。力強さとスピードを兼ね備えた選手です。もう少しディフェンス力が付いてくれば、恐ろしいCTBになると確信します。ヘッドキャップから出る獅子のタテガミのような後ろ髪をなびかせながら走る大きいストライドは、松田努選手を彷彿とさせます。
(たぶん、個性を理解されない学校では、「髪の毛切れ!」とか言われてるんだろうなぁ・笑)

20080622-08.jpg

この選手はサイズに恵まれたLOですね。
彼を使ったスクラムのサイド攻撃なんて見応えあります。黒いパンツだと、もしかしたら高崎RCの子なのかな?高崎は良いLOを輩出するクラブですねぇ。(笑)

20080622-09.jpg

逆にこの子はサイズに恵まれてはいませんが、密集ではしつこくボールに絡むしステップワークもあるし、なかなかのセンスです。


このセレクションマッチを基に群馬選抜を組織してチーム作りを進めていくようです。
早くも来月には合宿の予定もあると聞きます。
群馬選抜に何人が、どのように選ばれるとか詳細は知りませんが、たぶん、これが最初で最後のチャンスということはないでしょう。選抜に選ばれた選手には、群馬代表として胸を張って頑張って欲しい。
残念ながら今回選ばれなかった選手には、今回が確かに篩いの一つにはなってしまいますが、選ばれなかったからといってモチベーションを落とすことなく、虎視眈々と次のチャンスを狙って欲しい。また、群馬選抜だけがラグビーじゃないんだし、各スクールやクラブで友情を育むのも大事なことです。なんせ一番多くのフィールドプレーヤーを必要とする競技なんですから、チームワークが大事です。個性が集まる代表チームでは輝かないけど、自チームには欠かせないプレーヤーっていうのも居る(要る)んです。考えてみれば、代表や選抜チームよりも、自チーム(各スクールやクラブ)で活動する時間の方が断然長いわけですから、その時間を大切に過ごすというのも大事なことです。そして、一番大事なことは、選抜だとかレギュラーだとかそんなことは関係なく、ラグビーが好きだという気持ちを持ち続けることだと思います。それだけで充分だと思います。ラグビーが好きでラグビーを楽しむ気持ちを持ち続けられることが最高だと思います。


しかし、それにしても群馬の中学生ラグビープレーヤーっていうのは大変ですね。
僕が中学生の時って、大きな声では言えないけど、野球だけやってれば良かった。
今の中学生ラガーって、勉強があって塾があって部活があって、それでラグビーでしょ?中学で野球部なんて入ったら、まずラグビーはさせてもらえないでしょ?
そんな環境でもラグビーを続けて、ラグビーを好きでいるんだもんなぁ。
偉いよ、みんな。


posted by みのる |14:03 | 少年ラグビー | コメント(4) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年05月08日

心配 ~ 敷島杯中学生大会~

コメントを頂いた皆さん、どうも有り難うございます。
コメントに対してのお礼は次のエントリーでたっぷりと・・・。


ブログ中断中の4月29日、前橋敷島サッカーラグビー場では、第19回敷島カップ争奪中学生ラグビーフットボール大会が行われました。

僕はその日、以前から県協会ジュニア委員会の方からお誘いは受けていたのですが、仕事の予定があり、直前まで色々段取りしたのですが結局は観戦を断念ということになりました。

ただ、ひとつだけどうしても気掛かりがあり、現場へ顔を出してはいます。

気掛かりとは、新中1生の試合。
他のスクールの関係者の皆さんには非常に申し訳ないのですが、その他がどうでも良いということではなく、とにかく、この2チーム、いえ、1チームが気掛かりだったんです。

それは、この日の第1試合、中学C(1年生の部)、シルクス(桐生)×高崎RCの一戦です。

このブログを以前から読んで頂いている皆さんには既にピーンと来ているとは思うのですが、先日のカインズ杯5~6年生の部代表戦決勝のエントリー『ただ、がむしゃらに。』の主役となった、桐生レオニスと高崎ポパイブラックスの子供たちです。
まだあれから1ヶ月あまりではありますが、彼らが中学生となり、新チームでいきなり対戦となったのです。

僕はひとつの心配事があり、どうしてもこの試合だけは見届けたかった。だって、僕は彼らを小学4年生から観続けていたのですから。

その心配事とは、『おそらく、桐生は負けるだろう。』ということ。
そして本当の心配事は、彼らがしばらくぶりに経験する敗戦ではなく、彼らを取り巻く環境がこの敗戦によって変化するであろう予想。

とにかく、運良く仕事は10時からでしたので、なんとか9時~9時27分の第1試合は観られると思い、敷島に駆けつけました。
当日の敷島はイベントが重なり混雑していましたが、なんとかキックオフ直後に現地に辿り着けました。

大会が終わってから『じつは・・・』なんて書くと結果論的で非常に嫌なのですが、この予想は、大会数日前から何人かの方に予測していました。最近とみに群馬のジュニアラグビーについて語り合う友人や、個人的にメールのやり取りをする、あるスクール(クラブ)の保護者さん方数人です。もちろん、そんな不吉な予想をズバリ言うわけにもいかず、『もしかしたら敗戦も有り得るよ』程度でしたが。

なぜ、カインズ杯チャンピオンで負け知らず(じつは小4の時に敗戦は経験しているようです。桐生タイムスのKさん、教えてくれてありがとう。さすが桐生通。)の王者・桐生の敗戦を予想していたかというと、ズバリ、環境の変化です。

変化について2つあります。

ひとつは競技環境の変化。
この1ヶ月で、小学生のミニラグビーの小さいフィールドから、いきなりフルコートへと変わります。変わりますって、僕もジュニア委員会の方から大会直前に教わって初めて気が付いたのですが(笑)、この差は大きいと思います。
詳しくはもう一度『ただ、がむしゃらに。』を読んで貰いたいと思うのですが、縦の圧力と接点を制圧してボールを継続し、こじ開けてBKの決定力で仕留める桐生に対し、高崎は、同じくFWの接点の強さとディフェンスから、魅力的なタレントを揃えるBKのスピードで揺さぶり、スペースを活かして走りきるというスタイルです。
狭いスペースでは森田兄弟というインパクトプレーヤーを揃える桐生に分がありますが、フルコートになってスペースが多くなったらスピードに勝る高崎に分があると感じていました。

もうひとつは、変化に対する免疫力です。
これも競技環境の変化になると思いますが、小学生の部卒業~中学生の部へと、まるっきり新しい環境に変化する“スクール”という体系のシルクス(桐生)に対し、ブルートという社会人のトップチームを頂点に、ジュニアと女子までピラミッドを形成している“ラグビークラブ”という体系の高崎は、そのトップから裾野まで一貫した指導が可能であるという点で、こうした環境の変革時には揺ぎ無い強さを発揮する。それがスクールとは違うクラブの特色だ。

特に今年の新中1生は、桐生は9人と、それだけでは中学生大会に出場するチームとしては成り立たず、必然的に、中学生の部が今のところ存在せず、隣の桐生に合流するというカタチになる伊勢崎ラグビースクールの子供達のチカラを借りなければならない。

そこが問題である。というか心配である。
僕ひとりが、個人的に感じたことであるが、『絶対的な強さを持っていた分、新しい環境に飛び込む準備が“出来ている”。』と。
文面がオカシイ。通常、『出来ていない』となるところではあるが、『出来ている』なのである。

カインズ杯終了後の謝恩会に、桐生タイムスのK氏と共に参加させて頂き、そこでの指導者さんや保護者さんとの会話、その後の関係者さんらからの伝聞をもとに想像すると、あまりにも伊勢崎スクールをエイリアン扱いしていると感じたからだ。
字面は非常に暴力的で桐生の皆さんにも、伊勢崎の皆さんにも失礼で憤慨することと思うが、ここはひとつ我慢して読んで欲しい。
桐生の誰もが、悪気は一切無く、逆に子供達に諭すように「新しく仲間になる伊勢崎の子達を歓迎しなさい。」と話していた。
一見、僕がラグビーで一番好きなところである、ウェルカムである。
しかし、根底には、『伊勢崎は今まで勝ち続けていたお前達とは違うのだぞ。その子達が“混ざってくるのだ”。』という想いを感じるのである。素直な子供達は敏感にそんな裏を察知する。伊勢崎から来る“仲間への心構え”準備万端である。


開始早々にポンッと獲られたトライによって、シルクス(桐生)は動揺する。縦の圧力で狭いスペースでも細かくボールを支配し繋げるのが持ち味であるので、スペースを見付けて華麗なステップで抜き去る技術なんていらない。役割りを理解しフォローを続ければ、技術・経験の差は埋まるのではないかと思う。しかしこの試合に限っては、どこのスクール出身に関係なく、ペネトレーターが孤立した。
「早く並べよ!」「なにやってんだよ!早く位置に着けよ!」
あるレオニス出身選手の叱責が飛ぶ。そのイライラが募った声調は、主将が仲間を鼓舞する檄ではなく、叱責の要素が多い。経験の少ない新しい仲間は、旧知の仲間には檄と思えるその声に狼狽し、余計にクルクル回ってしまう。

手が届きそうでも、どうしても超えられず、突き破れない分厚い壁であった“レオニス”を、意外にあっさりと抜き去り、走れることに高崎の子供達は戸惑ったかもしれない。高崎にも“エイリアン”が居たようだが、こちらは初の試合にも関わらずトライを得、ラグビーに目覚め、既に前からポパイブラックスに居たかのような“ネイティブ”になったようだ。


高崎にも、『新しい環境を迎える準備が出来ている』。
こちらは正真正銘『出来ている』のである。
僕は30歳代後半に差し掛かるところだ。僕が高校生の時、ラグビー部の友人が多かった(野球部とラグビー部は伝統的に仲が良いのだ。)。
ほとんどが高校からラグビーを始めるなか、1人だけスクール出身者が居た。現在は伊勢崎市になっている境のその友人は、高崎ラガーズ(当時。現高崎ラグビークラブ)出身であった。その頃群馬には、中学生は高崎ラガーズしかなかった。境という伊勢崎でも太田寄りのはずれから、その友人は高崎まで2時間近くかけて通っていたのである。
余談であるが、我がワイルドナイツ、桐生の、否、群馬の至宝・霜村誠一もそんな一人である。このブログでも再三、そして霜村選手ご本人も『桐生ラグビースクール出身』と公言されているが、じつは中学時代は高崎ラガーズで指導を受け、半分は高崎ラグビークラブ出身と言えるのである。
僕がここで『桐生RS出身の』と書く度、悶々とした気持ちでいる高崎関係者さんが、もしかしたらおられたかもしれない。だったらゴメンなさいだ。高崎の人たちはそんなこと全く持ち出さず、桐生に華を持たせている。

話しを元に戻して、もしかしたら、中学生の部では一日の長である高崎には、そんな環境の変化にフィットするプログラムが、高崎ラガーズ時代から伝統的に備わっているのかもしれない。それが今回の結果なのかもしれない。


さぁ、心配事の話しに戻るぞ。
後半、シルクスは流石に王者である。苦境にも自らの持ち味を活かし、信じ、再び試合のペースをもぎ取りにかかる。高崎ゴール前で何度も縦にフェイズを重ねる。高崎伝統の強いタックルも尽き、トライを奪われる。僕はこの時点でどちらがリードしているのか解らなくなっていた。
しかし、スペースを走れる楽しさは、もう高崎に刷り込まれた。なんと、傍から見れば明らかに足が速いと思えないサイズの堀越康介君までもが、シルクスディフェンスを置き去りにし走りきった。
26-27。この先も続くであろう好敵手の第2ステージの初戦は、高崎が勝ち取ったのである。

心配事はここからだ。

この両チームの対戦恒例、相変わらずの僅差。
負けたといってもじつに1点差である。壁を見事に破って意気上がる高崎には申し訳ない言い様だが、負けたうちに入らないのである。
しかし、かたやシルクスの選手たちや、彼らを取り巻く環境には、この久々の敗戦は非常に大きなインパクトであったと想像する。
そして、僕が心配する最悪の想像はこうだ。
『伊勢崎がもっと頑張っていれば・・・』 
そして『レオニスでは勝ち続けたのにシルクスになった途端にこうだ。なにを指導しているんだ。』・・・。


何度も書くが、僕はどこかのスクール(クラブ)の関係者ではない。まして県協会役員でもない。そして競技者でもない。ついでに子供もいない。ただの傍観者、ワイルドナイツ原理主義者であり、群馬のラグビーファン、おっと、群馬のジュニアおよび女子ラグビーファンである。だから偉そうにラグビーについて語る資格は無い。そんなこと、誰に指摘されるまでもなく、以前から何度もここで書き続けているし、自分でも解っている。でも聞いて欲しい、いや、読んで欲しい。
この時点での、君達のスタートラインを少し超えたばかりのラグビー人生において、今の段階で1点差なんか負けじゃない。なにかがひとつ狂えば結果は逆になってる。シルクスの子供たちが間違ったプレーなんかしちゃいない。1ヶ月前と変わらず、自分達の持ち味を理解し、繋ぎ、掴まってもダウンボールをきっちりキープしていた。
新たに加わった仲間を責めるべきではなく、自らのスタイルに磨きをかけた高崎の選手達を讃えるべきである。それが競技経験の無い僕が感じる、信じる、ラグビーである。ノーサイドの精神である。

『伊勢崎の子達にはもっと頑張ってもらわないと。』
『伊勢崎のレベルではなく、桐生のレベルに合わせるべきだ。』

仮にそう思っている、クチにしているのだとしたら、僕は異論がある。
そもそも、シルクスのレベル、目的はどこですか?
どの目的に向かってもっと頑張るのですか?
勝利か?絶対的な勝利か?アルティメット・クラッシュか?
確かに競技において勝利は大切だ。子供のモチベーション維持には『勝つ』『強い』という競争意識が大切だ。
勝利を第一にするんだったら簡単じゃないですか。レオニスの優勝時の指導者の皆さんがそのままシルクスにスライドすれば良いんだから。
しかしそれが許されていないのが現状です。だったら、勝利の他に何か目的があってのことでしょう。

ちなみにシルクスのサイトから抜粋。

スクールの活動方針 
1. ラグビーをとにかく好きになってほしい。そして,高校,大学,社会人になってもラグビーを続けられるほど好きになってほしい。 
2. ラグビーを通して積極性や連帯感を高めつつ,人間関係の自分の行動の取り方・在り方,絆を学んでほしい。 
3. 中学1年生から3年生まで仲良く。(仲間意識を強くもつ) 


既に伊勢崎も桐生も“シルクス”である。
どちらに合わせて、どちらに頑張ってもらうではなく、シルクスとして頑張ってもらうのではないだろうか?
目的のはっきりしない企画・提案は、ただの思いつきである。そこに次に繋がる方法論は無い。誰の賛同も得られない。仕事の常識である。
子供達は敏感である。目的がはっきりしなければ迷う。逆にマイナスでもはっきりとしたものに染まってしまう。しかもマイナスが発する威力はプラスを凌ぐ。「伊勢崎は・・・。」なんて言えば子供達はそのまま「伊勢崎が・・・。」と言い出す。
シルクスが賛同されていないわけがない。いつだったか、東日本大会の予選でしたか、群馬選抜に漏れてしまったシルクスの3年生が自らウォーターボーイを買って出たと、選抜チームの監督の胸を打ったとコメント下さいましたね。それは子供達がシルクスとラグビーが好きだからとった行動ではないですか?子供達もそれがシルクスなんだと理解しているからではないのですか?



午後3時過ぎ、仕事がひと段落したので、再び僕は敷島に戻った。ちょうど最終戦の前橋RS×高崎RCの3年生の試合がやっている頃だ。

そこで僕は心の霧が晴れるような出来事を見た。

既に自分達の全ての試合が終わり、時間を持て余したシルクスの面々が、見慣れた顔とそうでない顔が一緒になって、グラウンド隅でなにやらボールゲームに興じているのである。


子供達の心に仕切りを作ってしまうのは、僕らオトナたちなのではないだろうか?



桐生の皆さん、槍玉に挙げたようなエントリーで申し訳ありません。ご了承下さいとか許してくださいとは言いません。ご気分害されたら、ただただゴメンなさいです。
でも、旧レオニスは、ひとりひとり個性のある素晴らしいタレントで、チームでした。彼らが最初からチームであったわけはないはずです。色々なことがあり、切磋琢磨してあれだけのレベルになったはずです。だから伊勢崎の子だって、すぐに追いつき、チームになるはずです。幾つものステージがあるなかの、今はまだ第2ステージのスタートに着いたばかりです。どうか、どうかお願いです。たった数回の取材をしただけなのに、僕を桐生ファミリーのように扱って下さったように、伊勢崎の子供達を、保護者さんを、シルクスファミリーとして下さい。
お願いです。










posted by みのる |16:35 | 少年ラグビー | コメント(2) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年04月02日

スクラム会

先日、日頃僕に群馬県内ラグビー事情を色々とご教授下さる県協会ジュニア委員の方から、『スクラム』という冊子が届きました。
(あ、まだ直接お礼を言ってなかった!どうもありがとうございました。)

20080402-00.JPG

B5版45ページからなるその冊子は、高崎ラグビークラブが定期的に発行しているクラブ会報のようです。それを発行しているのがスクラム会、いわゆるクラブの保護者会のようですね。
(“スクラム会”というから、FW選手の会とか、プロップマニアの会だと楽しみに覗いたウホッ!な方がいたらゴメンなさい。)

スクラム会会長さん(保護者会長さんかな?)のご挨拶から始まるその冊子は、時節柄、小学6年生と中学3年生の保護者さんや指導者さん、そして選手たちの高崎ラグビークラブでの思い出の寄せ書きで埋まっている。

僕は群馬のラグビーファンであるから、それほど各スクールやクラブの事情や選手、指導者さんを熟知しているわけでもないが、それでも試合のグラウンドに行くと度々声を掛けて下さる指導者さんや保護者さん、そして注目している選手など、顔と名前が一致する方々がいて、その方や子供たちが書いた文章を、顔を思い浮かべながらニヤニヤしながら読んでいた。

小学校低学年の子供も文章を寄せていたりしているのだけど、小3~中3まで、本当にこの子が書いたのかな~と思うほど大人びたものもあれば、あ~、この子はそういったキャラなのかというものもあり面白い。

小6の子達の文章を読んでいると、どうやらこれは小学校最後の試合、カインズカップの直前に編集されたもののようで、その意気込みや勝利への願いが至るところにあり、少しチクッと胸が痛むのだが、後は小学生の部修了を前にしての想い出とクラブや親御さんへの感謝の文章が詰まっていました。

大体の子供たちが、最初は半ば親の強引な勧めでラグビーを始め、嫌で辞めたかったというのが笑ってしまう。
しかしいつしか子供ながらに楕円球の魅力にとりつかれ、仲間の大切さを学んだ様子が書き綴られている。

そして後半、中学生の部の吉井コーチが、中学の部修了生ひとりひとりにこの子はどんな選手なのかというプロフィールと共に、贈る言葉を綴っているのだが、僕はこれを読んでいて泣きそうになりました。というより泣いたのですが。

残念ながら、この年の高崎RCの中学生は、前橋と桐生シルクスとの対戦は、春の敷島杯、秋の中学生大会ともに思うような成績は収められませんでした。僕のブログでも、決勝戦あたりからしか観ていなかったこともあり、採り上げることもなかったと思います。ゴメンなさい。
しかし、成績はどうあれ、指導者さんは一人一人の個性をしっかり見ていました。おそらく、中3生の文章を読むと半分ぐらいはそう想像できますが、この子達の多くが高校でもプレーを続けることでしょう。
先日、桐生の修了式にお邪魔させてもらった時にも、6年生はほぼ全員シルクスでプレーを続けると聞きました。最高のライバルである高崎の6年生もそのようだと耳にしています。
このことは、スクール(クラブ)の指導者さんや親御さん方など、周りの環境が子供たちにそうさせているのでしょう。

それはそうでしょう。これだけ一人一人の個性を見守ってくれている大人が傍にいると解っているのですから。

素晴らしい冊子を、どうもありがとうございました。




posted by みのる |19:44 | 少年ラグビー | コメント(2) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年03月31日

桐生に笑顔が集まった日

昨日は、“桐生の笑顔が集まる場所”桐生ラグビー界の拠り所・POLE POLEに行っていました。
3月9日のカインズカップ終了からしばらくたったある日、桐生ラグビースクールの6年生の保護者の方から、このブログでも何度かご登場頂いておりますが、桐生の情報を細かく伝えている超ローカル夕刊紙『桐生タイムス』のK記者と一緒に、ラグビースクールの終了式にご招待頂いたのです。
ただのファンとして今年の桐生と高崎の6年生のライバル関係を楽しみに観ていただけで、K記者とは違って特別なことは何もしていないので恐れ多かったのですが、お祝いの場所ということなので、喜んで出席させてもらいました。

午前中は普段練習をしているグラウンドで、最後の練習と、指導者さんと父兄さん方のチームと試合をしていたようで、僕は午後からのパーティーを兼ねた終了式に出席させてもらいました。

場所は冒頭にも出ていた桐生菱町の『POLE POLE』。
このお店は、我がワイルドナイツの霜村選手のご家族が経営しているスポーツバーです。
僕は前橋在住ですので、小一時間離れている桐生にはなかなか伺えず、これで2度目の訪問ですが、オープニングに伺った時から比べて、薪ストーブが入ったり、大画面モニターが設置されたりと、また一段とグレードアップしていました。ちなみに最初の訪問の時のエントリーはこちら。

この日は桐生ラグビースクールの6年生とその父母さん、そして指導者さん方と僕らで総勢40人位集まったでしょうか。しかし、迎えるお店側も凄いですよ。なんと、ホスト役として我がワイルドナイツのフランチャイズ・プレーヤー、霜村選手がたびたび顔を出し、配膳作業をしているのです!(緊張して何も食べられないじゃないですか!笑)

20080331-00.jpg

そんな桐生少年たちの憧れである大先輩・霜村選手の一言から終了式は始まりました。振り返って考えてみると、この霜村選手の挨拶が、一番少年たちが真剣に聞いていたんじゃないかと…(笑)。

POLE POLEの美味しい料理を食べながら、指導者さんはお酒をあおって早くもへべれけになりながら、式は進んでいきます。
各学年の指導者さん方が一言ずつ、6年生達に言葉を贈っていきます。彼らが小さい頃を担当した指導者さん、3~4年生時を担当した指導者さんと、それぞれの学年で数人ずつの指導者さんが、思い出と共に言葉を贈っていきます。野球出身の僕にとって、指導者さんがこんなにも多く居て、みんなが自分たちのことを見守ってくれているというのは、非常に羨ましく感じました。
3~4年生の担当の山崎コーチは、贈る言葉のなかで、選手達に2つのお願いをしていました。その一つが非常に印象に残りました。
彼らはほぼ全員、この後も桐生ラグビースクールの中学生の部である『シルクス』でプレーを続けます。だから今日でお別れではないのです。この先、シルクスでプレーする際には、桐生ラグビースクールばかりではなく、じつは現在のところ中学生の部がない伊勢崎ラグビースクールの子供たちとも一緒にプレーすることになります。山崎コーチの2つ目の願いはその点で、「優勝は今日で終わり。中学生になると伊勢崎と一緒にやることになる。違った環境、レベルでやってきた子達と一緒に、また強いチームを創って欲しい。」ということでした。
現在群馬のジュニアラグビーは、前橋、高崎、桐生、伊勢崎、東毛、渋川、館林と7つのスクールがあります。その現状をどこのスクールにも属していない、群馬協会の人間でもない、なんのシガラミもない僕の目から見ると、前橋、高崎、桐生の3スクールと、伊勢崎、東毛、渋川、館林の2ndティアとに分かれ、戦績も環境も残念ながら少し差があるように感じます。群馬という視点でラグビーを考えると、この群馬2ndティアがどれだけ3スクールに近づき追いつくかにかかっていると思います。
確かに勝利だけがラグビーではないし、勝敗よりも大切なことも多いと思います。ただ、なかには勝つ努力を怠ることをそれを理由にすり替えているように感じることもあります。子供はいつだって強い者が好きなのが大半ですし、勝てるなら勝ちたいと思うことが多いと思います。それを大人が摘んでしまうのもどうかと思う時があります。もし子供たちが強くなりたいと望むのであれば、それを叶える努力をしてあげる、環境を創ってあげるのも、義務とは言いませんが、大人たちの役割りなのではないかと思うのです。
シルクスには伊勢崎の子供たちが桐生に混ざり、前橋には渋川の子供たちが混ざってきます。昨年から活動を開始した東毛ワイルドナイツは館林の子も入ってくるかもしれません。そしてその先に、『群馬選抜』というカテゴリーも出来るのです。違う環境でラグビーをしていた子供達同士が、同じ環境でチームを作っていきます。ある部分ではまた一からというものもあるでしょう。でも、着実にレベルアップはしてもらいたいと思います。もしも、もしもですが、今年カインズカップ5~6年生の部の決勝を戦った桐生レオニスと高崎ポパイブラックスのこの熱き2チームが、中学に上がって熱さが無くなってしまったら、一ファンとして僕は非常に悲しいです。


食事の最中に、彼らが4年生の時のカインズカップの決勝と、先日の6年生の決勝の映像が流れました。
4年生の時も決勝の相手は高崎です。やはり同じように両チームとも低いタックルをバシバシ決めていてレベルの高い試合でした。思い起こせばこの試合から僕はこの両チームを見続けているのです。6年生の映像は、僕にとっては非常に嬉しいものでした。カメラのファインダー越しでしか彼らのプレーを観ていなかった為、改めて彼らのプレーを観る事が出来、再びの感動とレベルの高さに唸ってしまいました。拍手をしたり大声を挙げたりと、本人達が目の前にいるというのに僕はすっかりこの両チームのファンになっていたことに今更ながらに気付きました。
この学年の桐生と高崎は、ずっとライバル関係だったんですね。それは桐生の子供達ばかりでなく、父母さん、指導者さんも同じ気持ち。5~6年生のチームの監督である山上さんが、選手一人一人に言葉を贈っていましたが、そのなかで強く印象に残ったのは、やはりその事についてです。

20080331-01.jpg

写真は別に子供とデュエットしている写真ではありません。
山上監督が、少し酔っ払ってではあるのですが(笑)、選手一人一人に寄り添い、触れながら言葉を贈ります。
そのなかで、「お前らがここまで強くなったのは、ポパイブラックスがあったからだ。あのチームが強かったからここまで成長できた。優勝してこの感動を得られたのは、あのチームがあったからなんだということを忘れてはいけない。」とありました。他の指導者さんや父母さん方の多くが強く頷いていました。
時折顔を出し、試合の映像を観ていた霜村選手もこの両チームのレベルの高さには驚いていた様子でした。
これからもシルクス×高崎として好ゲームを続け、そして群馬選抜で一緒にプレーしてもらいたいと切に願います。

『報道関係のお二方も』(大笑)と司会役のお母さんに即され、僕らも少しコメントさせてもらい、その後選手達が一言ずつ挨拶をしました。
緊張でシドロモドロになる子、照れて小声で話す子、やたらと場慣れしてる子…、色々とキャラクターがあって面白かったのですが、僕は最後に挨拶をした子の一言が、強く心を打ちました。それはただの『ありがとう』なんですが、あれほどハッキリとした口調の強く笑顔の『ありがとう』は無かったなー。

最後に父母さん方が一言ずつ挨拶をし、お開きとなりました。
お母さん方が一番感慨深かったのではないでしょうか。幼児の部や1~2年生の部なんて、ヘッドキャップを被ると3頭身ぐらいなんですよ。ボールもバスケットボール位に見えるほど大きく、そんな子達がただ真っ直ぐ前にボールを抱えて走るだけだったのが、いつしか指導者さんの身長を超える子も出てきて、ハードタックラーの霜村選手も驚かすほどのタックラーに成長しているんですから。お母さん方、お疲れ様でした。そしてこれからもお疲れ様です。


本当に祝賀的に会も盛大に終わり、僕は仕事に戻るはずだったんです。
しかし、なぜかその後も僕はPOLEPOLEにK記者と一緒に居座り続け、気が付くと辺りは真っ暗。桐生の指導者さんと一緒に、ラグビー談義を交わして数時間。いつの間にか店内には大勢のお客さんが…。
夜は中学生の卒業式の二次会も行われるということを聞いていたんですが、どうやらそれが始まってしまったようです。
なんと8時間以上そこに居たみたいです。(笑)

中学生にお兄ちゃんがいる6年生が再び店内に現れ、何人かの父母さんもやはりお兄ちゃんが中学生というご家庭があったようで、再び顔を合わせたのですが、「このおっさん達、まだいるよ。」というほぼ呆れた視線を感じました。


その間、色々と桐生のラグビーについてお話しを伺っていたのですが、みんな熱い熱い。霜村選手も呆れ顔。
それでもですね、霜村選手は僕らのために、POLE POLE一押しメニューの『四角いカレーピザ』を作ってくれたのですよ。
20080331-02.jpg

「こんなぐちゃぐちゃなトッピング、写真に撮っちゃダメ~!!」なんて、霜村選手のお母さんからは止められたのですが、僕とK記者にとってはこの上ないご馳走なわけです。


昼の小学生も、夜の中学生も、両学年の父母さんも指導者さんも、そして僕達も、全ての笑顔がこのPOLE POLEに集まりました。
その光景をカウンター越しから見ていた霜村パパは、「桐生ラグビーの火は消えないよ。」と、一番嬉しそうな笑顔を見せていました。

笑顔の集まる場所『POLE POLE』、みなさんも一度どうですか?


桐生ラグビースクールの6年生のみんな、おめでとうございました。そしてお招き有難う。






posted by みのる |14:04 | 少年ラグビー | コメント(0) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加