2008年08月29日
我がワイルドナイツとは特に絡んではいないので、ここで書こうかどうか迷ったのですが、非常におめでたいことなのでお知らせしようと思います。(あ、7月か8月にワイルドナイツが高校生に指導してたっけかな?)
先日、山梨県の御勅使南公園ラグビー場で行われた第63回国民体育大会関東ブロック大会において、ラグビー少年男子群馬県チームが、1回戦神奈川、代表決定戦で茨城に勝利し、見事国体へのキップを手にしたようです。
トーナメントと結果はこちら。
国体出場という単語は、群馬では最近はなかなか聞かないものでした。
昔は成年男子で三洋電機が単独チームとして出場していたりして、常連(たしか優勝したことがあったような気が…。)でしたが、三洋が出場しなくなってからはあまり聞かなくなり、少年に至っては、先ほど調べたところ、たぶん2000年の富山国体以来の出場になるようです。
たぶん、農ニ中心だと思いますが、2000年の農二には、早稲田からクボタに進んだ高橋銀太郎選手がいたと思います。お隣の埼玉には、埼工大深谷(現正智深谷)に我がワイルドナイツのコリニアシ・ホラニ選手がいたんじゃないかな…?
雑誌『ENTRY』休刊後、高校と群馬社会人リーグはあまり観る機会がないので、今年の少年男子群馬が、どんなメンバー構成になってるかとかは現時点では僕は全く把握していませんが、是非、本戦の大分でも頑張って欲しいです。
我がワイルドナイツのゲームから開幕するトップリーグ。開幕直前に嬉しいニュースで、なんか幸先良いですね。
posted by みのる |11:46 |
高校ラグビー |
コメント(2) |
トラックバック(0)
2007年12月30日
第87回全国高校ラグビー大会2回戦、群馬県代表・東農大二高は、大分舞鶴と対戦し、53-0で敗れ花園を去ることになりました。
僕はJ SPORTSでの観戦となりましたが、1回戦沖縄代表・名護を22-0と完封し、良い流れで2回戦に駒を進めましたが、今日は前評判の高い大分舞鶴に、逆に一方的な内容で零封され、残念な結果となりました。
大分舞鶴は今大会直前に大阪遠征を行い、東海大仰星、大阪工大高といった強豪を軒並み破り、昨年の東海大仰星や東福岡のような飛びぬけた存在がないなかで、一番高い前評判どおり、個々の選手の身体つきからして、農大二高の選手と比べ、ひとまわりもふたまわりも大きく、更に画面から映し出されるはためく大会旗が示す強い風のもと、前半風上に立ち、キックオフ直後からゲームを支配しました。
SO天坂を中心とした粘り強いディフェンスでなんとか踏ん張り、初戦で固さが見えるであろう大分舞鶴になんとか一泡吹かせようというところでしたが、チャンスらしいチャンスは巡らず、一矢報いることが出来ませんでした。
僕は昨年、雑誌『ENTRY』で高校ラグビーも取材させて頂いておりましたので、CTB小林君やSO天坂君など当時2年生で出場していたメンバーがいる農大二高は、少なからず思い入れのあるチームで、今年の農二、特にBKはここのところ全国的には低迷していた群馬勢ですが、少し期待が出来るかなと思っていたので、何も二回戦で大分舞鶴は無いんじゃないかと、正直組み合わせを恨みました。
昨年も「なんとかお正月を越したいですね。」とおっしゃっていた清水監督でしたが、残念ながら今年も正月越しは叶いませんでした。
3年生、どうもお疲れ様でした。零封ということで、悔しさは残るとは思いますが、それでも群馬の高校生で最後まで楕円球を追った3年生です。幸せだったんじゃないでしょうか?その先で競技を続ける選手たちは、悔いをその先で晴らして下さい。今後の活躍を期待しています。
ひとつだけ、悔しさをモチベーションへと替えて3年間頑張った選手とご家族のことを紹介させて下さい。それを今日のエントリーとしたいと思います。
強引な叔父(伯父?)さんに引きずられるように幼い頃からラグビーを続けた中3の秋、仲の良いチームメイトも選ばれ、当然のように自分も選出されるであろうと思っていた中学生群馬県選抜チームに自分の名前が無かった。
その後その選抜チームは順調に地域リーグを勝ち抜き、憧れの花園で行われた全国大会にまで出場した分、自身が選出に漏れた寂しさと悔しさは何倍にも増して募った。
彼にとって、そして誰よりも、そう、もしかしたら彼の両親よりも熱く応援している、彼をラグビーに引きずり込んだ張本人であるオジサンにとって大きな挫折となったこの一件はその後、『県下ナンバー1の高校でレギュラーの座を掴み、花園に出場する。』というモチベーションへと変化する。
しかし、雪辱を誓った高校進学後も、彼(とオジサン)の苦悩は続く。
1年生の冬、それまでのBKからFWへの転向を命じられる。
ポジションはLO。
FWのなかでもサイズ、運動量が必要とされ、170cm60kg足らずの、当時の彼ではとても太刀打ちできるものではないと落ち込んだ。
更なる失意にあった彼であるがしかし、それでも彼とオジサンはそれをまた大きなモチベーションへと変化させた。
『3年の冬』、そう、花園への最後の県予選に照準を絞り、以降2年間、猛練習と筋トレで努力を重ね、悲願であるレギュラーの座を勝ち取った。
そして支える家族も彼と同様、2年間一緒に戦い続けた。
彼の家から農大二高がある高崎までは約2時間近くも掛かる。朝6時の電車に乗るために、彼の母親は毎朝5時前に起きて弁当を作った。筋肉増強にはタンパク質だと鳥の笹身など毎日のメニューを工夫し、彼の身体作りをバックアップした。太田から早稲田実業まで通ったハンカチ王子ほどではないかもしれないが、並みの親では出来ない援助である。
そして彼と、おそらく彼の両親、そして彼の一番のファンである強引なオジサンは、花園の地を27日と今日と二度踏んだのである。
見事モチベーションは昇華したのである。
紹介したのはたった一例。
部員の数だけ努力と挫折とモチベーションがある。
なかにはもっと大きな挫折を味わった選手もいるかもしれない。大きな怪我を抱えながらプレーをした、またはプレーを諦めなければならなかったという選手もいるかもしれない。だとしたら許して欲しい。
みんなご苦労様。
そして特にお母さん方、どうもお疲れ様でした。
posted by みのる |15:37 |
高校ラグビー |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2006年12月30日
第86回全国高校ラグビー大会2回戦が行われ、群馬県代表の東京農大二高は、大阪第一代表の大阪工大高に43-7で敗れました。
体格、タレントに劣る農大二高でしたが、立ち上がりから前半のディフェンスは素晴らしかったです。
新人戦県優勝校の明和県央に勝ち、群馬県王者の座を取り戻した春の大会を取材し、その後、この花園への群馬県予選大会決勝・明和県央戦の農大二高の試合ぶりをみて、数ヶ月で伸びたな~と感じていたのですが、それから1ヵ月半で、彼らはまた伸びていました。
高校日本代表選手を擁する大工大高の攻撃を、前半15分まで低く激しいタックルで防ぎ、工大高の野上監督の首を捻らせていました。
春から僕が注目していた農二FL・野町君はこの日も激しいディフェンス、そしてよくボールに絡んでいました。
野町君の他にも、ナンバー8中山君も、そして山上君・田中君の両WTB、CTB小林大晃君、FB天坂君ら2年生選手たちもよくタックルに行っていたと思います。
しかし、やはり工大高は強かったですね。
時間が経過するにつれ、農二にミスが目立つようになりました。
そのミスがことごとく致命傷に繋がってしまいました。
これは農二フィフティーンを責めると言うよりも、工大高プレッシャーと、ミスを見逃さない集中力を褒めるべきですね。
農二ディフェンスのキックミスやパスミスは、工大高FWのプレッシャーに焦って、苦し紛れのプレーだったようにみえました。
後半12分にWTB田中翔吾君がトライを獲るも、43-7の大差で敗れてしまいました。
点差は開いてしまいましたが、しかし、農二も高校日本代表選手に低く突き刺さるタックルや、体格に劣るFWが押し込んだモールなど、存在感をアピールできたのではないかと思います。
そして、残念ながら花園の地で正月を越せなかったですが、第1グラウンドで試合が出来たことは、選手たちには思い出になったのではないでしょうか。
今年の農大二高には、2年生選手が多くスタメンに名を連ねています。今日の敗戦も含め、来シーズンの農二には、非常に良い経験となったのではないでしょうか。
来年の農二は大変楽しみです。
皆さん、お疲れ様でした。
P.S.
野町京一郎君は大学でも観てみたいな。
posted by みのる |20:57 |
高校ラグビー |
コメント(1) |
トラックバック(0)
2006年11月11日
第86回全国高等学校ラグビーフットボール大会群馬県予選(平成18年度群馬県高等学校ラグビーフットボール大会)決勝戦は今日、敷島ラグビーサッカー場で行われ、東京農大二高が優勝し、3年連続22回目の花園出場を決めた。
王者・農二に新興勢力の明和県央が4度目の挑戦。成るか花園。
と見出しを付けたいところだが、周囲の反応は少々違っていた。
“完全決着”
予選リーグを勝ち上がった10校による決勝トーナメントが進むにつれ、誰もが口を揃えてそう発していた。
なぜなら、今日の決勝を戦う両チームの主力である3年生が1年生の時の、2年前の1年生大会、そして彼らが最上級生になった冬の新人戦は、明和県央高校が農大二高を破って優勝している。
『今年は県央』
そんな周囲の声を掻き消したのは、伝統校の自力である。
春に行われた総体において、王者をも寄せ付けないだろうと予想された県央を破って農二は優勝した。
しかしながらスコアは12-7、わずか1トライ差。勝敗はどう転んでもおかしくはなかった。
完全決着
繰り返すが、誰もが口を揃え、そして誰もがそれを期待した。
再びリベンジを誓う立場になった県央高校の成田監督は、決勝トーナメントが終盤に差し掛かったある日、こう語った。
「春に負けた事で、照準が農二一本に絞られた。十分に準備をして立ち向かいたい。」
周囲の下馬評はそれでも県央有利。
豊富なタレントを擁して、重量FWでプレッシャーをかけていく。
SO木村のキックで陣地を獲得し、ラインアウトからのモールを基点に、PR杉崎、No8植木ら個性あるFWで仕留めるのがパターン。BKにもWTB神尾など粒が揃っている。
対する農二は、春の総体でみせたFL野町京一郎の低いタックルが象徴する、組織的ディフェンスに、小林、磯田の両CTB、WTB田中など伝統であるBKの展開力で迎え撃つ。
ラグビーの醍醐味がスタイルを貫き通す戦いだとすれば、この一戦ほど今年の群馬のラグビーシーンで注目のカードはない。
試合は県央のキックオフで始まった。
期待のWTB神尾が農二ディフェンスに鋭く切れ込む県央上々の立ち上がり。
開始早々、農二のペナルティを得た県央は、タッチに蹴ってラインアウトからモールへと、得意のパターンに持ち込む。
しかし、最初のチャンスをパターンに出来ず、マイボールを失う。
そして注目の1stスクラム。
ほとんどの予想に反し、農二FWが県央の重量FWを圧した。
結果的に、この2つの1stプレーを握れなかったことが、タレント集団・県央のペースを狂わせたのかもしれない。
その後12分にも県央は農二陣内でマイボールラインアウトのチャンスを得るが、得意パターンであるはずのモールでマイボールを失ってしまう。
ターンオーバー。
この日の農二ディフェンスは冴えた。
春の総体決勝後、優勝した農二の清水監督、野口主将、そしてFL野町の3人が奇しくも口を揃えたことを思い出した。
「FWが合格ならば勝てると信じていた。」
やはり農二にとっても、リベンジはまだ途上だったのである。
完全決着は、農二にとっても強い願いであった。
前半23分の県央のチャンス、再三のFWによる縦への突破もことごとく対応する農二FW。たまらずBKに展開するが、農二ディフェンスの早い出足に阻まれる。
冷静さを欠く県央に、落ち着き払う農大二。
25分、県央のお株を奪うように農二がモールからBK左に展開、トライと思いきや、県央はこの絶対的なピンチをノックオンに救われる。
ここまでスコアレスで緊迫したなかでも、序盤からボールがよく動くゲーム展開であったが、このプレーから試合は大きく動き出す。
決定的なチャンスにノックオンという致命的なミスに、気落ちするどころか、農二フィフティーンの集中力が高まった。それはあたかも、ミスをした選手を、14人が全力でカバーするかのようなフォロー。
29分、FL野町京一郎が見事なボディバランスで県央ディフェンスを3人抜き、SHから最後は25分のプレーでインゴールに飛び込んだCTB小林大晃へと渡り、今度は正真正銘のトライ。コンバージョンも決まり7-0。ついに試合の均衡が破れた。
その後県央もロスタイムに、PR杉崎の突破から農二のペナルティを誘い、ゴール正面のPGを得る。これをきっちりと決め3点を返し折り返す。
農二FWの周囲を驚かす健闘はあったが、まだ試合の行方はどちらに傾いてもおかしくはない状況でハーフタイムを迎えた。
ハーフタイムを得て落ち着きを取り戻すかと思われた県央だが、後半最初のチャンスは農大二。後半開始から県央の防戦が続く。
県央陣内でのピンチは、農二のミスもあり救われる。このあたりから心配していた雨が強く降り始め、FWにチカラのある県央に流れが傾くと思った。
しかし、僕のそんな単純な予想を吹き飛ばすかのように、後半7分、農二がBKに大きく展開し、WTB田中翔吾が県央DFを7人束にして抜き去る個人技を魅せてトライ。12-3。
その後、雨のためか、両チームともボールが手につかなかったり、不用意なミスが続くが、一進一退の攻防が続く。
19分、県央にとって大きなチャンスが訪れる。ラインアウトからPR杉崎にボールが渡り縦へ突破、農二DFのペナルティを呼び込む。県央はタッチに蹴りだし再びラインアウト。杉崎を基点としたモールからの攻撃に賭けたが、無常にもボールは農二にターンオーバーされ、逆に農二No8中山に大きくゲインを返されてしまう。
王者は最後まで冷静だった。ピンチで幾度ものターンオーバー、PR杉崎を中心とした県央FWの突破にも、低く鋭いタックルで決定的なゲインを許さなかった。
逆に県央は、最後まで自らのスタイルとしてこだわり続けたラインアウトを基点としたモールでのFWの押し込みは、残念ながら報われず、インゴールを割ることはなかった。
25分からの決定的なチャンスも生かすことはできずノーサイド。
12-3
予想通りの拮抗した点差での勝負だった。
この一戦での農大二FWの集中力は見事だった。
そしてBKの一発の爆発力も見事だった。
県王者に相応しい戦いぶりだったと思います。
おめでとうございます。
また、敗れはしたが県央高校の選手の皆さん、良い試合でした。
後半14分の自陣ゴール前のディフェンスと、残り5分の農二陣内での攻防は素晴らしかった。
誰も君たちを責めるものではない。
願わくは、魅力的な君たちの才能をこの先、上でも観てみたいと思うよ。
杉崎君、植木君、神尾君、やり残したことがあると思わないかい?
そして、チームは15人ずつで成り立ってるものではない。
残念ながら試合に出られなかった選手たち、ベンチに入れなかった選手たち、そして父兄の皆さん、お疲れ様でした。
熱い試合をありがとうございました。
posted by みのる |21:26 |
高校ラグビー |
コメント(1) |
トラックバック(0)