2008年09月10日
じつは先日のエントリーに続きがあったのですが、時間がなくて一旦切りました。今日はその続き。
トップリーグ第1節、我がワイルドナイツや2番目に応援しているクボタスピアーズの試合ばかりでなく、注目していた試合は他にもあった。
トヨタ自動車ヴェルブリッツ×東芝ブレイブルーパス
コカ・コーラウエストレッドスパークス×九州電力キュウデンヴォルテクス
そして、近鉄ライナーズ×横河武蔵野アトラスターズ
この3試合です。
まずトヨタ×東芝ですが、この2チームは今までのTLを観ていると、当然4強に入ってくるチームだと思います。
特にトヨタとは例年、1点差ゲームないし僅差のゲームを繰り返している我がワイルドナイツですし、スピードとインパクトのある選手が次々と襲いかかってくるような戦いぶりで、観ていてワイルドナイツ×トヨタというのが、個人的には今のTLで一番楽しいカードだと思っています。
今年のスケジュールを見ると、昨年のワイルドナイツがそうだったように、今年はトヨタが恵まれたスケジュールに当てはまった感想を持っています。このスケジュールを活かせるか、それとも例年のようにムラが解消されないのか、遠藤選手の動向は…、ライダーとセコベの使い方は…、と、色々な面で注目しています。
東芝は、FW主体のプランからELVに対応できるのかと、ホルテン&マクラウドという日本のラグビーを知り尽くしている助っ人不在と世代交代は進むのかという点で注目しています。
しかし、モールのイメージでFW一辺倒と解釈している東芝のラグビーですが、一昨年のワイルドナイツの最終戦となった秩父宮では、全くFWに偏ったラグビーのイメージはなく、どんどん展開していくボールがよく動くラグビーに我がワイルドナイツは翻弄され、じつはこれが本来の東芝の姿なんじゃないかとその先が怖くなった記憶があります。
デイビット・ヒル、ロアマヌの補強も、ネームバリューだけではなく、即戦力即対応な印象を受けています。
北海道合宿で我がワイルドナイツは東芝との練習試合に勝利していますが、あくまで練習試合ですから、18-7という僅差ですしあまりあてにはなりません。
結果は34-3で東芝の勝利。
やはり東芝強しの印象です。やっと訪れた三洋時代の気配ですが、また東芝が巻き返してきそうな予感がします。
東芝には、吉田大樹選手、櫻井寿貴選手と農大二、群馬出身選手がいますので、そういった意味でも注目しています。
トヨタはどうなんでしょう?やはりまだムラがあるのでしょうか。もうちょっと撃ち合いでも僅差を期待したのですが…。
コーラ×九電は、九州対決のオープニングゲームというところも注目しましたが、何と言ってもコーラのスターティングメンバーに、ワイルドナイツから移籍した香月武選手が名を連ねていたということです。
このブログでも何度か香月選手のことは採り上げていますし、移籍が決まった時にも「今がそのタイミング」とも書きました。こうやって移籍先でいきなり先発するとなると、やはりその決断が間違いではなかったんじゃないかと思います。
同じ理由で、近鉄×横河は最大の注目の一戦でした。
ルーク・トンプソン、山本健太、赤井大介、角濱嘉彦、佐藤明善、黒須夏樹、山田貴志と、元ワイルドナイツメンバーが大挙してベンチ入りしたのです。さらに、横河においては、チームディレクターが吉田義人さん、ヘッドコーチがレオ・ラファイアリさんと、いずれもかつて三洋でプレーした選手なのです。
もうね、選手入場シーンで、近鉄主将のトンプソン選手に続いて角濱選手、赤井選手、山本選手が入ってきたのを観た時、僕は涙しましたよ。それがどんな涙なのか、自分でもよく解りません。
それにしても、移籍後すぐを含め2~3年で先発入りや中心メンバーとして活躍するなんて凄いことです。我がワイルドナイツがトップばかりではなく、出場機会が少ない選手もレベルが高く、かつ高い意識で日々精進している証しですね。
開始1分しないうちに脳震盪でしょうかね?山本選手が倒れて退場しましたが心配です。
ヤマハ戦の次はコカ・コーラですし、地元太田で最初に迎え撃つのは、近鉄ライナーズです。特に近鉄戦は、経験したどのチームにも「もう絶対にイヤ」と言わしめる、太田スポレク祭での超ホームです。次節我々が経験する磐田開幕のヤマハ戦と同じぐらいの超アウェイです。
送り出した者としても、手痛い歓迎というのも、なかなかオツなものではないでしょうか?
posted by みのる |11:18 |
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2008年09月08日
ラグビートップリーグは第1節を終えましたが、各ゲーム結果を見て、妥当と思うものもあれば驚きの結果になったものもあり、今年も混戦の予感がします。
話しはちょっとラグビーから横道にそれますが、僕は金曜のワイルドナイツの試合から今日まで、気が気でない毎日をおくっていました。
というのも、野球の話しになりますが、今、東京ドームで社会人の都市対抗野球が行われています。
地元群馬からは、太田市代表として、我がワイルドナイツとも交流のある、富士重工業が出場しているのです。
今大会は1回戦から優勝候補と目されたチームが次々と敗退し、そのなかで富士重工は、1回戦TDK千曲川、2回戦JR北海道に快勝。3回戦の強豪・松下電器戦では、コーチ兼投手の阿部次男投手が好投し、2-1で勝利し準決勝に進みました。阿部投手は1回戦のTDK千曲川戦でも先発し、途中降板したものの、7回途中までで16奪三振という、あと三振ひとつで松沼兄やん(元西武ライオンズ)の記録に並ぶ快投を見せていました。阿部投手は今年36歳のベテランピッチャー。僕とも歳が近いのですが、彼が利根商時代のピッチングを覚えていますよ。
群馬のスポーツを応援する僕は、じつは金曜の我がワイルドナイツの開幕戦の翌日に、富士重工×JR北海道を観に行っていました。
学生時代から僕はこの都市対抗野球大会が結構好きで、なんだかんだ言って毎年のように観に行っています。初めて観たのは、うちの親が知り合いだったのですが、前橋商業からロッテなどで活躍した五十嵐章人選手の応援で日本石油(今は新日本石油ENEOSでしょうか?)です。
その頃、都市対抗野球大会は金属バットが使われていて、毎試合ぽんぽんホームランが出ていた。バッシュブラザーズに夢中になっていた僕は、『5点ワンチャンス』だった社会人野球がまるでメジャーリーグ、しかもDH制のアメリカンリーグのようで、おまけに華やかなチアガールや、試合経過なんて全く無視して盛り上げる応援団に面食らい、カルチャーショックを受けた。
今日行われた準決勝で富士重工は、王子製紙に残念ながら1-0で先ほど敗れてしまったようです。
しかし大健闘だと思います。昨日の試合なんか、非常にエキサイトしました。
さて、ラグビーに戻しましょう。
第1節を終え、何試合かJ SPORTSで眺めたんですが、どのチームもレフリングに翻弄されているように見えました。しかもそれが、新ルール(ELV)ではなく、『レフリングに関するIRB通達』だといのは皮肉なものです。
それが顕著だったのが、個人的には注目の一戦であるクボタ×ヤマハ戦の最後のワンプレーです。
わずか1点差で負けているヤマハがクボタ陣内で得たペナルティで選択したのはタッチに蹴ってラインアウト。ここでJ SPORTS実況陣的に言うと、“ショット”を選択しないでラインアウトを狙うというのが吉と出るか凶と出るか。
ライアウトを形成中にホーンが鳴り残りワンプレー。ここからじつにワンプレーが5分を超えます。自陣ゴール直前で守るクボタはもちろん、攻める立場のヤマハも、『シーリングオフ』によるオーバーザトップやハンドの反則を冒さないように、ゆっくりゆっくりとレフリーに『ボールはここですよ。』『僕らはラックでも立ってプレーしてますよ。』とでも確認するようにプレーを繋ぎます。じつに5分超。
最後にはクボタにターンオーバーとなりノーサイドとなったのですが、観ているこちらは非常に肩にチカラが入ったのと同時に、こんなにヒヤヒヤしながらレフリーの顔色を見てプレーしなきゃならないの?と感じました。まぁ、面白かったから別に良いんですが…。
クボタ、やってくれましたね!
僕はワイルドナイツに次いで、このクボタスピアーズを応援しているのです!
荻原要、吉田英之、高橋銀太郎と、群馬ないし群馬の高校出身選手が在籍していますし、コリニアシ・龍・ホラニ選手の弟もいます。そしてなにより、僕は飯島監督を別枠に置いておいて、クボタの山神監督が大好きなんです。
僕がENTRYの記者時代に何度かお話しを伺ったことがあるのですが、その都度非常に丁寧に、優しく(易しく)答えて下さいました。それはもう、宮本監督(当時)以上に(笑)。
それ以来、我がワイルドナイツは分が悪いというのにクボタを熱烈に応援しているわけです。昨シーズン波に乗せてくれたのもクボタですし。
ヤマハというチームは、どこかで必ずやらかしてくれると思ってましたし、逆に必ずどこかで大物喰いをするチームです。でも、まさかここだとは思いませんでした。
いやいや、シェーン・ドゥラームの加入は大きいですね。ヤマハがやらかしたのではなく、クボタが確変の予感です。
山神監督は、ELVでキッキング・ゲームが多くなると予想してドゥラーム獲得を狙ったそうですが、ばっちり的中ということですね。
そうです、キッキング・ゲームが増えるんですよ。清宮監督、リンク貼っておいたんでよく読んでね。
良い試合でしたよ。クボタ。
posted by みのる |19:56 |
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2008年02月17日
“あのトライ”“あのゴール”以来、今日ほど、『行かなくて良かった。』と思う試合は無かったように思う。(あのトライあのゴールの時もいずれもその場所には居なかったけど。)
おそらく今日、僕が秩父宮に居たら、正気を失っていました。泣くか、叫ぶか…、いずれにしても最後の瞬間は迎えられなかったと思います。(川口~北川のトライで勝利を確信したはずなのですが。)
じつは今日、朝から高崎よりまた奥の安中という場所で仕事があり、とても午後2時秩父宮には間に合わず、観戦を断念。僕が行くと負ける時が多いという個人的に理解している負のジンクスもあり、わりとスンナリと観戦断念せざるを得ない現実を受け容れることが出来ている。
そのかわり、TVの前で正座をしてみた。
スカパー、スイッチオンである。
……『この番組はご契約いただくと視聴できます。』…。
いやいや、契約してるから。お金だってキッチリ支払ってるでしょうが。
慌ててカスタマイズセンターへ電話。既に14時5分である。
「お客様のICカードは期限が切れておりますので、先日お送りしているはずの新しいICカードを挿入して下さい。」
お~、そうですかそうですか、そういえば随分前にスカパーからそんなものが送られて来ていたような…、スッカリ忘れてましたぜ。ハイ、挿入っと。
「ありがとうございます。それではこちらから新しい電波をお送りしますので、それで受信になりましたら問題なくご視聴できます。なお、受信回復までには数時間は掛かると思いますので、本日はそのまま電源を切らずにお待ち下さい。明日からは問題なくご視聴できると思います。」
おっおい!明日からはって、今すぐ視なきゃいけないんだよ~!
脅しや懇願の末、「…(シ~ン)、できません。」
ということだったので、その場で呆然と正座のままでいた。
15分経過。
未だ画面は『契約いただくと視聴できます。』という冷たい文字のまま。
ヤケクソで次のチャンネルにしてみた。
サントリー×トヨタ戦。映ってるじゃないの!
すぐにチャンネルを戻して必死の祈り。そして5分後に奇跡の復帰!
数時間から翌日までかかるものが、20分程度で回復!これ奇跡。思えば奇跡はここから始まっていたかも。
そのまま正座で固まって視聴。一発勝負にからきし弱いのがデフォな我が三洋。監督からして認めているこのカラー。東芝も東芝で、リーグ戦の時とは全く違う状態。なんていうチームだ。
そして奇跡的なエンディング。
謎のアフロ軍団やオフィシャル応援団の皆さんは狂喜乱舞だったでしょう。
スカパー観戦組の皆さんは視ましたか、宮本監督の隣で赤いワイルドナイツニット帽を被った宮地親父を!
いよいよここまで来ましたよ。歓喜まであとひとつ。
はじめに書いたとおり、今日も仕事で秩父宮には行けませんでした。
安中という場所は、前橋から行くと国道18号線を高崎を抜けて真っ直ぐ走るのです。
仕事は順調に終わり帰り道、18号線を前橋へと戻ります。高崎を通って…。
高崎?
高崎ラグビークラブのホームグラウンドは、国道18号線からすぐ脇に入った川沿いです。
寄ってみました。(笑・仕事しろって!)
ちょうど高崎RCは、新潟の新津ラグビースクールを招いて試合を行っていたようです。
3月9日のカインズカップにむけ、高崎がどんな仕上がりをみせているか気になって、しばし見学しておりました。結果は…、
といきたいところなのですが、グラウンドに訪れた際、顔見知りのある指導者さんがいらっしゃって、挨拶をしたのですが、突然の訪問でビックリしていたので、「あるスクールのスパイとして偵察に来ました!」と軽い気持ちで声を掛けたら、「どこだ!吐け!」と凄い剣幕で詰め寄られてしまい、シャレじゃ済まされない雰囲気でしたので(笑)、内容は控えます。
こちらもいよいよですね。
どこのスクール(クラブ)も、特に最上級生のチームは指導者さんも選手のご家族もピリピリしているのではないでしょうか。
練習も残りわずか。
勝利だけを目指して一生懸命になる数週間。それも悪くないでしょう。
めいっぱい勝ちを意識しながら、それでもどの学年もチームとしてシーズン最後のイベントです。そのチームで仲間として戦う最後の一日。よくかみ締めて過ごして下さい。
posted by みのる |18:05 |
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2008年01月04日
2日の大学選手権、出掛ける用事があったので、家を出る寸前に少しテレビで視ていたのですが、スタンドが結構がらがらだったのにショックを受けました。行かない自分が言うのもなんなのですが…。
20代後半までの僕にとって、1月2日は国立競技場に居るのが恒例でした。
高校時代の野球部のOBが故郷に集まり呑んでいようがお構いなしに国立。
携帯電話なんか無かった時分、「冬場にアイツと連絡取りたいなら、土日の秩父宮か国立か熊谷に行った方が早いよ。」と言われるような奴だった。
ちょうど1990年あたり、東武東上線坂戸駅付近(ホントはそこから奥にカナ~リ入るのだけれど)に住んでいた僕は、始発で新宿に向かい、大学選手権のチケットを買いに出掛けていた。始発で行っても間に合わない時もあり、もちろん、早明戦なんか抽選で当たったこともなかった。
いつも4枚買って、残りの3枚を賭けて大学の野球部の連中が争奪戦。自分たちと全く関係の無い大学の選手を、『元木のトモダチ』『永友のトモダチ』と称する沢山の人たちに囲まれながら、肩身の狭い想いをしながら観戦していた。
飯島均、青木忍、ラトゥ、ナモアの大東快進撃。
雪の早明戦。
今泉まさかの独走。
吉田義人の雪辱。
まさかの法政×明治。伊藤剛臣選手、鮮烈の突破。
試合後、物議を呼んだトライに拘った同志社…。
華やかだった80年代後半~90年代前半の大学ラグビーの想い出は次々と出てくる。そして秩父宮や国立はいつでも満員で、“うわぁ!”という一瞬のスタンドのどよめきが名勝負を演出した。
余暇の過ごし方が色々とありますし、僕自身も国立からすっかり足が遠のいてしまったのでなんとも言う資格がありませんが、寂しいですね。
この入りならば、秩父宮で満員にして行った方が良いような気がします。
そして狭い箱でチケットプラチナ化を目指した方が良いような…。
まぁそれでも、トップリーグの試合よりも入ってはいるんですよね。
posted by みのる |18:58 |
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2008年01月03日
群馬のラグビーファンの皆さん、そして三洋電機ワイルドナイツファンの皆さん、今年も宜しくお願い致します。
“おめでとう”は念願成就までとっておきたいと思います。
さて、群馬の中学生と高校生の最終学年は、ともに最大のイベントが終わってしまい、抜け殻のようになっちゃってますかね?
1年生や2年生は学年が上がるので、気持ちも新たというところでしょうか。
そして小学生は、3月のカインズカップへ向けて、着々と準備を整えていることでしょう。カインズカップまであと2ヶ月、特に6年生は小学生時代最後の試合です。悔いのないように準備して下さい。
さぁ、我がワイルドナイツファンの皆さん、いかがお過ごしでしょう。
試練の12月を、最高のカタチで乗り切った我がワイルドナイツ。おそらく、正月気分も返上して汗を流してTL再開準備に余念がないことだと思います。
我々ファンも再び気を引き締めましょう。
まだ折り返しただけです。これからですよ、これから。
相性の悪いヤマハ、いつの間にか2位に浮上していて、いつも良い勝負をしているNEC、そして不気味なコーラに九電と、気の抜けない対戦は続くんです。
思えば2年前、8連勝を記録して足をすくわれたのは次節にあたる正月明けの一戦でした。相手も失礼ながら当時格下と思われたワールド。
現状と同じなのですよ。気を抜いてはイケマセン。
まずは目の前のコカコーラ戦に集中しましょう。
もちろん、選手・スタッフはそのつもりでしょう。
先日のサントリー戦、僕らファンや群馬ラグビー関係者誰もが浮かれているなかで、堺田選手はいつにも増して厳しい表情で呟きました。
「やっと2年前に並びました。2年前に並んだだけです。それだけです。」
そうです。僕等が浮かれてはいけません。
posted by みのる |19:34 |
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2007年12月29日
ラグビーの縁って、不思議なものですよね。
先日の太田での我がワイルドナイツ×サントリー戦、普段県内のラグビーイベントで顔を合わせる方も沢山お見掛けしたのですが、よくお見掛けする方が、以前から絶対知ってる人だよなぁ~と感じていたら、案の定、中学の野球部の先輩であったり、僕が個人的に注目している、あるラグビースクールの選手のお母さんが、じつは高校の野球部の先輩の友達だったりで、世間は狭いなーというより、ラグビーの縁って凄いなと思いました。
お陰で僕の正体がバレはじめてきました。
一昨日、昨日と、じつは寝込んでいました。
突然39度熱が出まして、すわインフルエンザかとビビッたのですが、検査結果はマイナスで、風邪のようでしたが、平熱が35度あるかないかの低温人間ですから、そんな高熱あまり経験なく、立っていられなくなりました。
と言っても、年末で急ぎの仕事も多く、ほとんど無意識で仕事をこなし、やっと帰って寝たという感じ。さすがに翌日は起き上がれず、熱も下がらなかったので、仕事納め前日に誠に申し訳なかったのですが仕事を休みまして、体力温存していました。
まぁでも、悪いことばかりではなく、急激に回復してきまして、熱はあるけど目は冴えてるという時間帯があって、その間、寝ながらひたすら本を読んでいました。お陰で丸々1冊読破。その本がコレ。
大友信彦著:『釜石ラグビーの挑戦』
大友さんは、藤島大さんと村上晃一さんと並んで僕が好きなライターさんです。
前から大友さんとお話しできる機会があったら伺ってみたいと思っていたことがあります。
「大友さんが一番好きなラガーマンって、プキですか?」
そう問いかけてみたくなるほど、我がワイルドナイツの試合にはよくいらしていて、しかも記者会見ではよくフィリップ・オライリー選手について質問してくれるんです。
そんなこともあって、大友さんは好きなんですよ。(笑)
僕は正直に告白してしまいますが、“釜石黄金時代”を知りません。
“松尾雄治”の凄さも知りません。
『13人トライ』は辛うじて、Numberのトライ特集のビデオで視ましたので知っています。
僕がラグビーを見始めたのは中学3年~高校1年あたり。
プロフィールに書いてある通り、ノフォムリ選手のタックルをみて。あとは慶應大学のLO山越選手がディフェンスを3人引きずって(るように見えた)トライをみてから。
当時の社会人大会といったら、釜石のV7は終わり、神戸台頭の前夜、トヨタだ東芝だが社会人王者として顔を覗かせていた時代。
釜石も確かに強かったけれど、『赤のジャージ』といったらなんと言っても我等が三洋か、ニックキ神戸だった。とはいっても、この頃はまだ憎いなんて感情は全く無い。ニックキ感情が沸き起こったのはそれから5年ぐらい経ってだ。
僕の釜石のイメージといったら、桜庭吉彦さんぐらいしかない。
あまりにもラグビーファンとしてそれはダメダメだろうと、以前に高田馬場にあるノーサイドクラブというラグビーバーに行って、「何でも良いから、松尾モノを。」と注文したことがある。出てきた一品は、アームズパークでのテストマッチ、ウェールズ戦。
だから正直に言って、松尾だ千田だ洞口だ、ヒゲの森だ、さぁどうだ!と言われてもピンと来ないのだ。
平尾だ林だ大八木だ、細川にイアンだ、さぁどうだ!と言われると過剰に反応するのだけれど…。
話しはまたもや大きく逸れそうだけど、そんなわけで僕は、『北の鉄人』を知らない。だけれどもなぜか『カマイシ』という響きに郷愁を覚える。
それはかつて赤いジャージを着ていたからなのか。それとも田舎で頑張る共通項があるからか。はたまた宮地組飯島派の僕が、昔は良かったとただ呆けているだけなのか…。
理由はどうであれ、ともかくこの本を買っていたのだけど、つい今まで読めていなかった。W杯に出掛けている最中の、長い移動の際に読もうと英国へも持っていっていたのだが、結局開かず終いだった。
この本を読んで、釜石の状態を勘違いしていた自分に気が付いた。
僕は日新製鋼や伊勢丹、ニコニコドーと同様、新日鐵釜石ラグビー部も廃部により解散、その後クラブチーム化へということだったと思っていた。
大きな誤解だった。マスコミの報道から当時僕が受けた印象はそうだったのである。しかし実際は違った。
地域密着型のクラブチームとして開放したのだった。
まぁ、地域密着型のスポーツクラブが日本で存在し続けるのがどんなに大変か、果たして現在の釜石シーウェイブスが成功なのかどうかは、是非ともこの本を読んで判断してもらいたいのだけれど、少なくとも僕は第4章『情熱-仙人峠を越えて』以降、特に心が動いた。
各人、幼稚園教諭や自動車セールスマンなど様々な仕事を抱えながらラグビーを続け、実業団チームと同じ土俵で戦う意義。「今のほうが親しみを感じますよね。」と応援者に言ってもらえる環境。そしてこの一文。
高橋(善幸チームディレクター)は、学校や関係者へ挨拶に行き、シーウェイブスの活動を紹介するたびに「我々のテーマは釜石市民が、岩手県民が元気になることなんです。シーウェイブスが、そのための役に立ちたいと思っているんです」と話した。ラグビーの普及、シーウェイブスの強化を訴えるのはこちらの理屈でしかない。大義は釜石という地域、岩手という地域の活性化であり、人々が元気になることにある。そのきっかけをつくることこそがシーウェイブスの存在理由、地域の人々に支えられて、自分たちがラグビーに打ち込ませてもらえる理由なのだ。
熱もあったので、唸って考え込んでしまいました。(笑)
トップリーグを応援していても、どこか空虚な想いを感じるのはここだと、じつは我々は気が付いてはいるのです。しかし、じゃあ母体企業が撤退したら、果たして地域住民の我々だけで現状をカバーできるかと言えば、明らかに“NO”です。ラグビーの街だと感じる釜石でさえも、かつての栄光に及ばないのですから。
地域密着とは難しいものです。2,000人程度のコアなファンは付くでしょう。しかし、その他のファンはチームの勝敗に如実に左右されるものです。強くなければ良い選手は来ない。良い選手が来なけりゃ人気も出ない。
地域密着の総合型スポーツクラブなんていう土壌が無い日本では、人気は勝敗に左右されます。
このシーウェイブスや、ブルーシャークスや秋田ノーザンブレッツが、トップリーグに顔を出すぐらいになってくれば面白いのですが。選手補強という面でもかなり難しいでしょうね。
いっそのこと、ラグビーもレンタル移籍なんて出来れば面白いかもしれませんね。下部リーグに限ってで。
結構、どこのチームも、リザーブメンバーに入らないけど有望な選手っているじゃないですか?
いつちゃんと試合が出来るかわからないサテライトリーグをやるよりも、下部リーグへ期限付きとか数試合限定でレンタル移籍した方が、自チームで燻ぶってヘンな火種になるより、チームにとっても選手にとっても良いような気がするのですが…。リリースレターってのがあるぐらいだから、難しいか。
まぁ、そんな話しはどうでも良くて、いつか釜石というところに、直接行ってみたいなぁ。
そうそう、釜石には今、石川安彦という男もいるんだよなぁ。
posted by みのる |17:39 |
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2007年12月27日
前回のエントリー、空っ風さんに頂いたコメントを読んでて気が付いたのですが、結論というか結末というか、結びを書いていませんでしたね。
歓喜の太田でおかしくなっちゃってます。(笑)
前回、何が言いたかったかというと、宮本監督もインタビューでおっしゃっていた、“トラスト”なんです。
そのトラストが、先日のサントリー戦の残り5分に凝縮していたと思ったのです。じつはそれが書きたかったのです。
シーソーゲームのうえ、残り5分で5点差。1トライ1ゴールで逆転。圧され気味。
過去幾度の辛酸を味わった我々三洋ファンには、『またか』が脳裏によぎったはず。
それがですよ、あれほどまでに圧されていたFWが、ラインアウトを確実にキープし、スクラムをターンオーバー。そしてコリニアシ選手の突破にこだわるかと思ったところ、BKに展開し北川選手に。
サントリーFWに苦戦を続けたセットプレイ。
しかしあの瞬間、FWとBKの信頼感がひとつになったように感じた。
この間のラグビーマガジンの相馬選手特集のなかにもあったように、ラグビーはボールを持っていなくてもいくらでもやること、チームに貢献できることがある。
そんなこと言いながら、このブログではボールを持ってトライをとる、身体能力に優れた選手ばかりを中心に写真を撮り、取り上げているのが非常に申し訳ないのですが、それでも僕は、足が速いわけじゃないからボールが回って来なくてポツンとしている姿。密集に入りたいんだけど怖くて入れないジレンマ。少しは観ているつもりです。
そう、いつか化けるんじゃないかと、トラストしながら。
頑張れ。
posted by みのる |12:33 |
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