2007年02月12日

バブルへGO!!

昨日は早めに仕事を切り上げ、久しぶりに映画を観に行きました。

オトナのオトコを気取る僕としては、インファナル・アフェアをリメイクした、ディカプリオ&マット・デイモンWキャストの『ディパーテッド』や、ケビン・コスナー主演の『ガーディアン』を観なければいけないところかもしれませんが、選択したのは『バブルへGO!!~タイムマシンはドラム式~』。

ホイチョイプロダクション制作というだけで、僕は観てしまうのですよ。

“マーケティング天国”を視ながら受験勉強をし、大学の野球部のヤツ等と一番搾りやモルツを飲ながら、また、女子マネージャーや合コンで知り合った医療短大や看護学校の生徒はまるごとバナナやチーズ蒸しパンを食べながら“カノッサの屈辱”を視て、なにをするわけでもないのにただ愉快で、“私をスキーに連れてって”を観て苗場に憧れ、“彼女が水着に着替えたら”を観てハイラックス・サーフに憧れ、“波の数だけ抱きしめて”を観てAORを集めだし、クリストファー・クロスやボビー・コールドウェルを聴いてオトナの階段を上り始め、就職して東京に飲み込まれるものかと最初に買った本が“東京いい店やれる店”だった僕にとっては、絶対に見逃せない一作であるし、10日封切りの11日に観ているということでも、その気合いの入れ様は感じてもらえると思います。

夜8時過ぎの最終の回ということもあってか、場内は30半ば~40代というカップルばかりで、笑いのポイントや“鉄骨飲料”など小物に反応するポイントが同じで心地良い。

製作:亀山千広、原作:ホイチョイプロダクションズ、脚本:君島良一、監督:馬場康夫(ホイチョイプロダクションズ)とくれば、面白くないわけないのです。

舞台は2007年3月の東京と1990年の東京。「バブルを知らない女の子がタイムマシンに乗って1990年に行き、バブル崩壊を食い止めようとする」。ストーリーはただこれだけなのですが、そこには、誰もが浮かれ、永遠に続くと信じて疑わなかった享楽の風俗が散りばめられ、能天気にハイスピードで物語が進んでいくのです。

ワンレン・ボディコン、ティファニーのオープンハート、ポケベルと当時出始めの弁当箱のような携帯電話、ティラミス、学生がクルーザーでパーティー、タクシー争奪戦、ドンペリ、赤プリ…。

僕は当時、まだハタチで、大学1年生(といっても、群馬から出てきた埼玉の山奥の誰も知らない学校のイナカモン丸出しの山ザル。ケミカルウォッシュのジーパンがオシャレだと信じて疑わなかった。)でしたから、バブルを謳歌するなんてことはなかったのですが、それでも兄貴がちょうどこの頃就職活動をしていて、某地方マイナー銀行に内定を貰ったら、1週間箱根の温泉に軟禁されたという話しを聞き、また、バイトしていた某クレジットカード会社で、僕が配属されていた債権回収部門では、不良債権がその会社だけで数十億だと所属長の課長に聞き、尋常な世界ではないなと感じて頃、バブルの波は埼玉の山には届かなかった(だって、学生運動の波も届かなかったらしいから)ものの、それでも野球部の合宿は沖縄なんて、罰当たりなことをしていました。

そんなことを思い出しながら映画を観ていたのですが、ポイント、ポイントで、あの頃を思い出させてくれる登場人物が本人そのままで出てくるのです。

ラモス瑠偉もそのひとりなんですが、そんなことしてる場合かってなもんです。ディスコにラモスがいてドーハがキーポイントになり、エンディングで驚くオチがついています。


映画の感想はこの位にしないと、『基本的にスポーツに限る』スポナビ+ですから、事務局の方に怒られてしまいます。

ちょうどラモスが出てきたので、スポーツに移行しましょう。


そのスポーツを風刺する場面、出来ることならラグビーにいただきたかった。


万人に解ってもらえるようにというのは仕方の無いことなのですが、ラモス瑠偉と言っても、1990年に代表初選出ですし、ドーハもJリーグ開幕もその3年後です。当時を風刺するならラグビーですよ。

1990年、ラグビーはどうだったかというと。
今をときめくサントリー・清宮監督が早稲田からサントリーに入社し、早明戦は国立を満員にし、チケットはプラチナ化。埼玉の山奥に住んでいた僕は、始発で東武東上線に乗って赤木屋チケットや三角ビルに並んでもチケットが買えるかどうか。“前へ”全盛の時代、吉田義人メイジに今泉の“あの”独走同点トライ。神戸製鋼全盛に、我が三洋の“あの敗戦”…。



思えば、タイムマシンに乗って向かわなければいけないのは、その時代の日本ラグビー協会内なのかもしれません。



posted by みのる |13:22 | どうでもいいハナシ | コメント(4) | トラックバック(2)
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彼女がボディコンに着がえたら 【営業日記∀ (商品化権資料センター)】

日立さんのHPより映画「バブルへGO!!タイムマシンはドラム式」、多くの企業さんと上手にタイアップされています。ドラム式のタイムマシンは映画本編でも登場する日立家電研究所が開発した「日立の最新 ドラム式洗濯乾燥機 BD-V1」がベースとなっています。キャ..

2007-02-15 17:23 | 続きを読む
『バブルへGO!!~タイムマシンはドラム式~』 【天網快快】

磯崎さんのブログを読んだら急にこの映画を見たくなり、早めに仕事を切り上げて見に...

2007-02-22 01:22 | 続きを読む
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Re:バブルへGO!!

私この映画の予告編を観て、ホイチョイプロダクションがまだ存在していたことに驚いてしまったのだけど、私をスキーに連れて行っては永遠の2分の1という作品と2本立てで公開されたんですよね、当時年間100本以上映画を観ることをノルマとしていた私にとって根岸吉太郎監督の永遠の2分の1が神だったなぁ。。。
でも当時とまったくおんなじ運営をしているラグビー協会ってすごいなぁ、時代に流されてないというべきか。(まぁ時代に乗り遅れすぎているだけなのだけど)
でもバブルを経験していない世代の人の考え方ってあまりにまじめで現実的すぎて、ちょっと可哀想に感じてしまう今日この頃です。

posted by 理事長 | 2007-02-14 08:06

Re:バブルへGO!!

>理事長さん
ここんところラグビー漬けらしいじゃないですか。
私をスキーに連れてってはビデオで観たので永遠の1/2という映画と二本立てというのは記憶にありませんねー。二本立てと言ったら、黒いドレスの女と恋人たちの時刻の二本立てしか記憶にありません。今となっては、二本立てって贅沢ですよね。
ここのところ、佑ちゃんフィーバーやトレセンに主眼を置いたJFAを見ていて、全ての波に乗り遅れているラ協会って、じつはとてつもないポリシーを持っているのではないかと疑い始めています。

posted by みのる | 2007-02-14 15:46

Re:バブルへGO!!

普段ほとんど映画を見ない私ですが、みのるさんの描写を読んで、その当時のことを思い出しました。
バブル景気が始まるちょっと前に社会に出て、子供が生まれる頃にバブル崩壊・・・と言う感じですが、世の中の価値観が変わったような気がしました。

> 神戸製鋼全盛に、我が三洋の“あの敗戦”…。

三洋電機のあれはその頃だったのですよね。
都合でビデオ観戦だったのですが・・・
みのるさんのプロフィールに書かれているあの情景はすぐに蘇ってきます。

posted by 空っ風 | 2007-02-16 15:42

バツベイの代打

怪我のバツベイに代わって群馬出身の石沢健太郎選手が出場の情報!
みのるさん的には、「がんばれ~!」
ですよね。

posted by エケロマ | 2007-02-17 16:57

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