2008年09月21日
激勝!第3節~足利いいな~
トップリーグ第3節、我がワイルドナイツ×コカ・コーラウェストレッドスパークスは、ワイルドナイツの強力FWを中心に前半からとばしにとばし、75-15と圧勝。勝ち点差では東芝に譲るも2位に浮上、そしてトライ数と得失点差ではトップに躍り出た。この日試合が行われたのは、トップリーグ初開催となる栃木県足利市総合運動公園陸上競技場。 僕は隣の群馬県に住んでいながら、足利には行ったことがく、しかも元来方向音痴であるため、足利は非常に遠いイメージを抱いていて、水戸と同じぐらいの距離感だったのですが、調べてみてビックリ、群馬からは非常に近かったです。 駐車場が怪しそうだったため、ほとんどの移動はクルマな群馬県民の代表者のような僕ですが、この日は電車で移動してみました。 というのも、クルマだと太田まで前橋から約1時間、足利はその先ですから1時間半程度かかるわけです。混雑したら2時間コース。電車を調べてみたらまたビックリで、前橋からJR両毛線で一本50分程度なんです。そしてスタジアムも駅から徒歩15分とありましたので、まぁ、駅から徒歩15分というのは本気にしませんでしたが、電車を選択しました。 足利駅からスタジアムへの途中、史跡・足利学校があり、ちょっとしたトリップ気分です。(ちょっと食事をする場所を探すのに苦労しましたが。)
スタジアムに着いて迎えてくれたのは、ナント、対戦相手コーラのマスコット・スパーキーでした。 ちょっとニヒルなニクイ奴系な(どんなだ?)マッチョマン(死語)なスパーキー、カメラを持っていることに気付くと、遠くからビシッとポーズを決めて待ち構えていました。
そしてガッシリと握手を交わした後に差し出されたのは、FOR ALLチームバッジ!! 我がワイルドナイツからは未だ貰えないというのに、ヤマハのテンガロンハットに続き、バッジをGET! 両チームとも赤がチームカラーなため、赤いチームテントでファンを迎えていて、どっちがどっちなのか近くにいかないと分からない状態でしたが、この日は太田からも約30分と近いスタジアムだったため、まるでホーム戦のように、よく見る顔に出会いました。 東毛ラグビースクール関係者さんばかりでなく、桐生ラグビースクールの親子ファン、前橋ラグビースクールの関係者さん、そして高崎オリーブ(女子部)の選手など、多くの県内RS(RC)の方たち、子供達が応援に駆け付けてくれていたようで、別に僕は選手やチーム関係者ではありませんが、非常に嬉しかったです。
なかには、我がワイルドナイツと提携関係(最近忘れかけていますが)にある、J2チーム・ザスパ草津のレプリカユニフォームを着て応援に来て下さった方がいました。これも嬉しいですね。
いつもバックスタンドでチームオフィシャル応援団とともに熱い声援を送る謎の赤アフロ軍団も、スタンバイ万全の様子です。
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この日は小さいお子さんを連れた家族ファンが非常に多かった気がします。 そんな小さなワイルドナイツファンを見掛けると、プキ(オライリー選手)が、「Oh~、ドウモネェ~。」と駆け寄り抱き上げます。もう随分と長くワイルドナイツに在籍しているオライリー選手、非常に心優しく親しみやすい選手です。大体毎試合ヒョコッとグッズ販売テントに現れますので、選手に声を掛けてみたいけど緊張するという方、手始めに、どうせ難しい日本語は解らないので、オライリー選手に笑顔で「ハ~イ!」と声を掛けてみてはいかがでしょうか(笑)? (いや、結構、日本語解ってるか…笑) そして福永昇三選手が、「みのるサン、この子、凄いでしょ!」と言うのでよく見てみると、ほっぺたにチームロゴのタトゥーシールを貼ってるんです!おっと、福永昇三選手まで。 これはママさんのお手製のようです。凄いです。赤アフロ軍団といい、観戦を自分なりに楽しむファンが増えてきています。無性にジェラシーを感じます(笑)。
と、そうかと思えば、福永昇三選手、今度はフットワークよろしく何やらグッズテントでグッズのお見立てをしています。 昇三さん、フットワーク良過ぎです。そんなフットワークは良いから本職で早く復帰して下さい。
福永昇三選手がジャージをお見立てしていたのは、同じく太田をホームに活動している、先日行われた都市対抗野球大会でベスト4進出という好成績をおさめた、富士重工業野球部のみなさんじゃないですか!! 野球出身の僕は大興奮です! お互いのシーズン直前の壮行会で選手と監督が招かれ健闘を誓い、そこから交流が生まれた様子ですね。良いですよね、こういった交流は。本拠地を同じくするチームならではだと思います。 スタジアムの外観は想像していたよりも新しく見えたのですが、じつは平成11年に全面改修しているとのことです。スタジアムに入ってさらに驚いたのですが、陸上競技場ということで当然トラックがあったのですが、その割りには他の陸上競技場と比べて、フィールドが近く見えて非常に観戦しやすいスタジアムでした。前節のヤマハスタジアムといい、この足利陸上競技場といい、非常に羨ましいです。長野にはアルウィンもありますしね。この足利陸上競技場は、収容人員数が7,500人と、Jリーグの規格には合いませんが、今のラグビーにはこの位がちょうど良いかもしれません。 今回の運営も他の地方開催同様、地元ラグビー協会の方が主に動かれたのだと思いますが、地元高校のラグビー部という感じの子たちが手伝っていましたね。スタンドの席に着いてフィールドを見回したら、そんななかに僕がよく記憶している顔が・・・。藤掛三男さんでした。 藤掛さんは、飯島均、吉田義人と並び、僕の憧れの人。危うく試合に集中できなくなるところでした。(笑)
重複しますが、この試合、我がワイルドナイツのことばかりではなく、楽しみは他にもありました。それが写真↑の香月武選手です。 キックオフ直前、ストレッチをしながらグッと目の前のワイルドナイツの選手たちを見つめていた香月選手、何を思っていたのでしょう。 後半始まった所でリザーブの選手と交代するまで元気にプレーする姿を見せてくれました。期待の力強いタックルは残念ながら少し少なかったかな?? 試合は冒頭の結果が示すとおり、大量得点の激勝だったのですが、前後半ともに立ち上がりに不満を残すものでした。 前半4分、それまでの2試合同様、漠然とした安心感を抱いているものの、自陣に攻め込まれるワイルドナイツ。ラックでハンドの反則を犯しPGを献上。 しかしこれで落ち着いたのか、直後からワイルドナイツのエンジンがかかります。 6分、コリニアシ選手-山本貢選手が大きくゲインしてコーラ陣内ゴール前、FWが縦に数フェイズ重ねたところ、最後は若松選手が飛び込んで最初のトライ!ブラウニーのコンバージョンも決まって7-3と簡単に逆転。この日も前節同様、ブラウニーのコンバージョンは全て成功しました。 続く10分、モールからSH田中選手が出したボールがブラウニーに繋がるかと思ったところ、CTB入江選手にスイッチ。コーラディフェンスがつられたのか入江選手が抜け出し、そこから繋いで最後はPR相馬選手が押し込んでトライ。 13分にはジャスティン選手とヒーナン選手の華麗(?)なスイッチでヒーナン選手のトライ。18分にもこの日MOMに選ばれた山本貢選手のトライと、ここまではワイルドナイツのFWの強さが目立つ内容でした。 すでにここまででボーナスポイントをゲット! 圧巻だったのはその後の2つのトライ。 25分、コリニアシ選手がクラッシュしたボールがWTB吉田尚史に渡り抜け出し大きくゲイン。そのままトライに結びつくかと思われましたが、惜しくも残り5m付近で相手ディフェンスに押し出されタッチに出ます。 相手ボールのラインアウトになりますが、このラインアウトをヒーナン選手がスチール、そのまま押し込みなんとトライ。 ヒーナン選手のトライも驚きましたが、何と言っても吉田尚史選手。この日も前節同様キレてました。いや、前節以上かもしれません。この日は自らがトライという場面はありませんでしたが、吉田選手のゲインライン突破が起点になってのトライが他にもありました。個人的な今日のMOM予想は、ヒーナン選手か吉田選手だと思っていました。 圧巻その2はその4分後、ブラウニーがコーラディフェンスの裏にパントを蹴って走りこみ、カバーしたコーラディフェンダーに自らタックル。これは相手ボールのスクラムになるのですが、相手スクラムからの切り返しのキックを吉田尚史選手がキャッチ、そして縦に抜け出しコリニアシ選手に渡りトライ。 前半で40点を挙げてある程度勝負あったという気配が漂ったのですが、その空気がフィールドに映ったわけではないのでしょうが、前半終了間際、コーラBKに展開され、最後はスピードに乗って走りこんできたCTBパエア選手の個人技でトライを献上。コンバージョンも決まって42-10で前半を折り返します。 前半の30分までの勢いを考えたら、これは100点ゲームになってしまうのかと甘く贅沢な考えでいた折り返し、そんなに甘くはないですよと、最初のトライはコカコーラ。 11分、ノットロールアウェイの反則からトライを奪われ、立ち上がりの心配を払拭できないスタート。 フィールド外では、松野コーチの「ノーペナルティ!」という檄が飛ぶ中でのトライでした。声の主を飯島監督と間違えるほどの大声でした。これまではこうした檄を飛ばすのは飯島コーチ(当時)の役割りで、この熱い人が監督になったら誰がその役割りをするのだろう?ここまで熱い人は他にいないからなと心配でしたが、それは杞憂だったかもしれません。そういえば、松野コーチは府中西高校出身と、飯島監督の直属の後輩だったなぁ。当時から檄の入れ方は近くで見てきたわけだ。(笑) 前半30分過ぎからこの後半最初のトライの後半10分過ぎまで、それまでのペースが嘘のように膠着状態でややコーラペース。 ここで飯島監督が動きます。 PR木川選手に変えてルーキー川俣選手、SH田中選手を高安選手にチェンジ。これが良かったのでしょうか?攻撃に再びリズムが生まれます。 17分、またもやWTB吉田尚史選手から北川選手に渡ってトライ。 19分には、その高安選手が持ち込んだボールを入江選手がトライ。高安選手、練習試合などを観ていると、激しいタックルでディフェンシブな選手だと思っていましたが、なかなかアタック力もありますね。スピードがあるので、ゲームのテンポを変えるという時には有効だと感じました。 川俣選手はPRですが、サイズを活かしてぺネトレーターとして使われた場面が目立ちました。面白い使われ方でした。まるでナンバー8のように見えました。 その川俣選手、早速ヒーローになる場面が訪れます。 22分、ヒーナン選手がコーラゴール前持ち込んだボールが川俣選手に渡りトライ!と思ったのですが、なんとインゴールノックオン。ぱらぱらときていた雨が急に本降りになってきましたので、滑ってしまったのでしょうか? ルーキー2試合目の見せ場という感じで残念でしたが、しかし25分、その川俣選手が起点となり、ジャスティン選手が縦に突いて最後は劉選手の縦へのスピードでトライ。 川俣選手、場馴れしてきたら一気にブレイクの予感です。 場馴れと言ったらもうひとり、初先発のFB山下選手です。 ここまで緊張のためか、立ち上がりはボールが手につかない場面やミスキックなど危うい場面が見られましたが、25分のトライ後のコンバージョンを決めて落ち着いたのか、一気に存在感が増しました。 34分のコリニアシ選手とホーンがなってからのトゥキリ選手のトライの2本には、いずれも山下選手が絡んでトライに繋がりました。 終わってみればトライ11本の75-17の完勝。もしかしてトップリーグ最多得点でしょうか? 奇跡の晴れ男・飯島監督にしては珍しく終了前10分間雨が降ってきての悪天候のゲームでしたが、訪れた赤いファンはこの爆発に満足したのではないでしょうか? (まぁ、台風で中止の心配もしていたんですから、それだけでも晴れ男の面目躍如なのですが・・・。) この日も色々な今後への可能性を見せてくれたワイルドナイツだったと思います。 高安選手、川俣選手もそうですが、注目したいのはキッカーです。 後半18分にブラウニーが退がった後、コンバージョンを蹴ったのは、入江-山下-トゥキリ-山下と入れ替わり立ち代りでした。一体何人キッカーが居るんだと言った感じです。ここにまだ田邊選手がいますし、田井中選手という大砲もいるわけです。キッキングゲーム大歓迎というところです。(笑) 今節はJ SPORTSの中継無しのようでしたので、ちょっと頑張っちゃいました。トライラッシュの雰囲気がちょっとでも伝われば嬉しいです。
posted by みのる |19:01 |
三洋電機ワイルドナイツ |
コメント(6) |
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この記事に対するコメント一覧
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F氏 へこんでました
慶応西川君の高校時代の監督F戦略コーチ曰く、「網走の時と違いすぎる」だそうです。
posted by mkr staff | 2008-09-22 09:41
激勝!第3節~足利いいな~
雨の中お疲れ様でした
私も一瞬「電車移動」を考えましたが、結局はいつもの通り車移動、路上駐車だったのですが運良く一台分のスペースが空いていて簡単に停車できました(^.^)
前後半の立ち上がりは相変わらずよろしくないですね
あまりにも点差が開いたためかもしれませんが、何となく丁寧さに欠けるような感じで、ミスが多かったとも思います。
次の試合まで少し間が空きますから、怪我人の回復とチーム力のさらなる向上を期待しています
posted by 空っ風 | 2008-09-22 11:38
激勝!第3節~足利いいな~
>mkr staffさん
合宿を参考にしてはいけませんね。あの時は怪我人多数で他の練習試合も軒並み中止だった頃ですから。
同じことが東芝にも言えそうですね。
>空っ風さん
昨日は他のイベントもあったようですね。
交通整理している人が沢山出てたので、初の栃木開催でチカラが入ってるな~と思っていたんですが、交通整理の人に「ラグビーはどこでやるんですか?」と聞いたら、「さぁ?もっと奥の方じゃないの?」という答えで、ちょっと戸惑いました。後で考えたら、ラグビーのための交通整理の人じゃなかったようですね。(笑)
立ち上がりとセットプレーは未だ課題ですね。
大差になるとメンタル面のコントロールが大変だと思いますが、油断はなくしてもらいたいですね。
posted by みのる | 2008-09-22 12:30
激勝!第3節~足利いいな~
なんだぁみのるさん来てんですかぁ。
でも足利はいいとこでしたね、三洋のセミフランチャイズにしてほしいです。
足利学校の論語の授業勉強になりましたよ、三洋の小旗を小脇に抱えた人もひとりいました。
秩父宮より地方のほうが純粋にラグビーと楽しめますね。
posted by 理事長 | 2008-09-22 17:18
激勝!第3節~足利いいな~
日曜日は圧勝でしたね!
相馬選手の初トライ、トモキ選手の今季初トライ、貢選手の華麗なステップ(笑)
バックスタンドがちょっと狭いんですが、太田同様に臨時シートを増設したら、良いスタジアムになるでしょうね♪
ちなみに隣の市民会館では藤あや子ショーをやっていたので、おそらく交通整理はそのためかと・・・。
posted by 部長@宇どう | 2008-09-22 23:22
激勝!第3節~足利いいな~
>理事長さん
そうなんです、行ってたんです。毎節、仕事の予定をみながら前日or当日に決断するという感じなので、事前にご報告できませんでした。
足利のセミフランチャイズ化については、早速そんな話しが出ていましたよ。良いスタジアムだと思います。
論語の授業?そんなのあったんですか?受けたかったなぁ。
地方開催は、まだアマチュア色の強い日本のラグビーらしい興行ですよね。ただ、あまりにも地方に注力すると、本当のチームのファンがなかなか追っていくのに苦労します。まだJリーグのようなコアなファンは少ないので。
>部長さん
相馬選手は初トライだったんですね。気が付きませんでした。機会があったらその辺、話しを聞いてエントリーにしたいと思っています。
バックスタンドはシートがなかったんですか。敷島のような芝生席なんですね?
まだ平均3000人程度の観客動員のトップリーグですから、あの位のハコが、盛り上がり感を出すにはちょうど良いのではないかと思います。
お隣は藤あや子ショーだったのですか!
だから交通整理の人はみんなJAの人だったんだ~!
posted by みのる | 2008-09-23 10:38

この日試合が行われたのは、トップリーグ初開催となる栃木県足利市総合運動公園陸上競技場。
僕は隣の群馬県に住んでいながら、足利には行ったことがく、しかも元来方向音痴であるため、足利は非常に遠いイメージを抱いていて、水戸と同じぐらいの距離感だったのですが、調べてみてビックリ、群馬からは非常に近かったです。
駐車場が怪しそうだったため、ほとんどの移動はクルマな群馬県民の代表者のような僕ですが、この日は電車で移動してみました。
というのも、クルマだと太田まで前橋から約1時間、足利はその先ですから1時間半程度かかるわけです。混雑したら2時間コース。電車を調べてみたらまたビックリで、前橋からJR両毛線で一本50分程度なんです。そしてスタジアムも駅から徒歩15分とありましたので、まぁ、駅から徒歩15分というのは本気にしませんでしたが、電車を選択しました。
足利駅からスタジアムへの途中、
スタジアムに着いて迎えてくれたのは、ナント、対戦相手コーラのマスコット・スパーキーでした。
ちょっとニヒルなニクイ奴系な(どんなだ?)マッチョマン(死語)なスパーキー、カメラを持っていることに気付くと、遠くからビシッとポーズを決めて待ち構えていました。
そしてガッシリと握手を交わした後に差し出されたのは、FOR ALLチームバッジ!!
我がワイルドナイツからは未だ貰えないというのに、ヤマハのテンガロンハットに続き、バッジをGET!
両チームとも赤がチームカラーなため、赤いチームテントでファンを迎えていて、どっちがどっちなのか近くにいかないと分からない状態でしたが、この日は太田からも約30分と近いスタジアムだったため、まるでホーム戦のように、よく見る顔に出会いました。
東毛ラグビースクール関係者さんばかりでなく、桐生ラグビースクールの親子ファン、前橋ラグビースクールの関係者さん、そして高崎オリーブ(女子部)の選手など、多くの県内RS(RC)の方たち、子供達が応援に駆け付けてくれていたようで、別に僕は選手やチーム関係者ではありませんが、非常に嬉しかったです。
なかには、我がワイルドナイツと提携関係(最近忘れかけていますが)にある、J2チーム・ザスパ草津のレプリカユニフォームを着て応援に来て下さった方がいました。これも嬉しいですね。
いつもバックスタンドでチームオフィシャル応援団とともに熱い声援を送る謎の赤アフロ軍団も、スタンバイ万全の様子です。
この日は小さいお子さんを連れた家族ファンが非常に多かった気がします。
そんな小さなワイルドナイツファンを見掛けると、プキ(オライリー選手)が、「Oh~、ドウモネェ~。」と駆け寄り抱き上げます。もう随分と長くワイルドナイツに在籍しているオライリー選手、非常に心優しく親しみやすい選手です。大体毎試合ヒョコッとグッズ販売テントに現れますので、選手に声を掛けてみたいけど緊張するという方、手始めに、どうせ難しい日本語は解らないので、オライリー選手に笑顔で「ハ~イ!」と声を掛けてみてはいかがでしょうか(笑)?
(いや、結構、日本語解ってるか…笑)
そして福永昇三選手が、「みのるサン、この子、凄いでしょ!」と言うのでよく見てみると、ほっぺたにチームロゴのタトゥーシールを貼ってるんです!おっと、福永昇三選手まで。
これはママさんのお手製のようです。凄いです。赤アフロ軍団といい、観戦を自分なりに楽しむファンが増えてきています。無性にジェラシーを感じます(笑)。
と、そうかと思えば、福永昇三選手、今度はフットワークよろしく何やらグッズテントでグッズのお見立てをしています。
昇三さん、フットワーク良過ぎです。そんなフットワークは良いから本職で早く復帰して下さい。
福永昇三選手がジャージをお見立てしていたのは、同じく太田をホームに活動している、先日行われた都市対抗野球大会でベスト4進出という好成績をおさめた、富士重工業野球部のみなさんじゃないですか!!
野球出身の僕は大興奮です!
お互いのシーズン直前の壮行会で選手と監督が招かれ健闘を誓い、そこから交流が生まれた様子ですね。良いですよね、こういった交流は。本拠地を同じくするチームならではだと思います。
スタジアムの外観は想像していたよりも新しく見えたのですが、じつは平成11年に全面改修しているとのことです。スタジアムに入ってさらに驚いたのですが、陸上競技場ということで当然トラックがあったのですが、その割りには他の陸上競技場と比べて、フィールドが近く見えて非常に観戦しやすいスタジアムでした。前節のヤマハスタジアムといい、この足利陸上競技場といい、非常に羨ましいです。長野にはアルウィンもありますしね。この足利陸上競技場は、収容人員数が7,500人と、Jリーグの規格には合いませんが、今のラグビーにはこの位がちょうど良いかもしれません。
今回の運営も他の地方開催同様、地元ラグビー協会の方が主に動かれたのだと思いますが、地元高校のラグビー部という感じの子たちが手伝っていましたね。スタンドの席に着いてフィールドを見回したら、そんななかに僕がよく記憶している顔が・・・。藤掛三男さんでした。
藤掛さんは、飯島均、吉田義人と並び、僕の憧れの人。危うく試合に集中できなくなるところでした。(笑)
重複しますが、この試合、我がワイルドナイツのことばかりではなく、楽しみは他にもありました。それが写真↑の香月武選手です。
キックオフ直前、ストレッチをしながらグッと目の前のワイルドナイツの選手たちを見つめていた香月選手、何を思っていたのでしょう。
後半始まった所でリザーブの選手と交代するまで元気にプレーする姿を見せてくれました。期待の力強いタックルは残念ながら少し少なかったかな??
試合は冒頭の結果が示すとおり、大量得点の激勝だったのですが、前後半ともに立ち上がりに不満を残すものでした。
前半4分、それまでの2試合同様、漠然とした安心感を抱いているものの、自陣に攻め込まれるワイルドナイツ。ラックでハンドの反則を犯しPGを献上。
しかしこれで落ち着いたのか、直後からワイルドナイツのエンジンがかかります。
6分、コリニアシ選手-山本貢選手が大きくゲインしてコーラ陣内ゴール前、FWが縦に数フェイズ重ねたところ、最後は若松選手が飛び込んで最初のトライ!ブラウニーのコンバージョンも決まって7-3と簡単に逆転。この日も前節同様、ブラウニーのコンバージョンは全て成功しました。
続く10分、モールからSH田中選手が出したボールがブラウニーに繋がるかと思ったところ、CTB入江選手にスイッチ。コーラディフェンスがつられたのか入江選手が抜け出し、そこから繋いで最後はPR相馬選手が押し込んでトライ。
13分にはジャスティン選手とヒーナン選手の華麗(?)なスイッチでヒーナン選手のトライ。18分にもこの日MOMに選ばれた山本貢選手のトライと、ここまではワイルドナイツのFWの強さが目立つ内容でした。
すでにここまででボーナスポイントをゲット!
圧巻だったのはその後の2つのトライ。
25分、コリニアシ選手がクラッシュしたボールがWTB吉田尚史に渡り抜け出し大きくゲイン。そのままトライに結びつくかと思われましたが、惜しくも残り5m付近で相手ディフェンスに押し出されタッチに出ます。
相手ボールのラインアウトになりますが、このラインアウトをヒーナン選手がスチール、そのまま押し込みなんとトライ。
ヒーナン選手のトライも驚きましたが、何と言っても吉田尚史選手。この日も前節同様キレてました。いや、前節以上かもしれません。この日は自らがトライという場面はありませんでしたが、吉田選手のゲインライン突破が起点になってのトライが他にもありました。個人的な今日のMOM予想は、ヒーナン選手か吉田選手だと思っていました。
圧巻その2はその4分後、ブラウニーがコーラディフェンスの裏にパントを蹴って走りこみ、カバーしたコーラディフェンダーに自らタックル。これは相手ボールのスクラムになるのですが、相手スクラムからの切り返しのキックを吉田尚史選手がキャッチ、そして縦に抜け出しコリニアシ選手に渡りトライ。
前半で40点を挙げてある程度勝負あったという気配が漂ったのですが、その空気がフィールドに映ったわけではないのでしょうが、前半終了間際、コーラBKに展開され、最後はスピードに乗って走りこんできたCTBパエア選手の個人技でトライを献上。コンバージョンも決まって42-10で前半を折り返します。
前半の30分までの勢いを考えたら、これは100点ゲームになってしまうのかと甘く贅沢な考えでいた折り返し、そんなに甘くはないですよと、最初のトライはコカコーラ。
11分、ノットロールアウェイの反則からトライを奪われ、立ち上がりの心配を払拭できないスタート。
フィールド外では、松野コーチの「ノーペナルティ!」という檄が飛ぶ中でのトライでした。声の主を飯島監督と間違えるほどの大声でした。これまではこうした檄を飛ばすのは飯島コーチ(当時)の役割りで、この熱い人が監督になったら誰がその役割りをするのだろう?ここまで熱い人は他にいないからなと心配でしたが、それは杞憂だったかもしれません。そういえば、松野コーチは府中西高校出身と、飯島監督の直属の後輩だったなぁ。当時から檄の入れ方は近くで見てきたわけだ。(笑)
前半30分過ぎからこの後半最初のトライの後半10分過ぎまで、それまでのペースが嘘のように膠着状態でややコーラペース。
ここで飯島監督が動きます。
PR木川選手に変えてルーキー川俣選手、SH田中選手を高安選手にチェンジ。これが良かったのでしょうか?攻撃に再びリズムが生まれます。
17分、またもやWTB吉田尚史選手から北川選手に渡ってトライ。
19分には、その高安選手が持ち込んだボールを入江選手がトライ。高安選手、練習試合などを観ていると、激しいタックルでディフェンシブな選手だと思っていましたが、なかなかアタック力もありますね。スピードがあるので、ゲームのテンポを変えるという時には有効だと感じました。
川俣選手はPRですが、サイズを活かしてぺネトレーターとして使われた場面が目立ちました。面白い使われ方でした。まるでナンバー8のように見えました。
その川俣選手、早速ヒーローになる場面が訪れます。
22分、ヒーナン選手がコーラゴール前持ち込んだボールが川俣選手に渡りトライ!と思ったのですが、なんとインゴールノックオン。ぱらぱらときていた雨が急に本降りになってきましたので、滑ってしまったのでしょうか?
ルーキー2試合目の見せ場という感じで残念でしたが、しかし25分、その川俣選手が起点となり、ジャスティン選手が縦に突いて最後は劉選手の縦へのスピードでトライ。
川俣選手、場馴れしてきたら一気にブレイクの予感です。
場馴れと言ったらもうひとり、初先発のFB山下選手です。
ここまで緊張のためか、立ち上がりはボールが手につかない場面やミスキックなど危うい場面が見られましたが、25分のトライ後のコンバージョンを決めて落ち着いたのか、一気に存在感が増しました。
34分のコリニアシ選手とホーンがなってからのトゥキリ選手のトライの2本には、いずれも山下選手が絡んでトライに繋がりました。
終わってみればトライ11本の75-17の完勝。もしかしてトップリーグ最多得点でしょうか?
奇跡の晴れ男・飯島監督にしては珍しく終了前10分間雨が降ってきての悪天候のゲームでしたが、訪れた赤いファンはこの爆発に満足したのではないでしょうか?
(まぁ、台風で中止の心配もしていたんですから、それだけでも晴れ男の面目躍如なのですが・・・。)
この日も色々な今後への可能性を見せてくれたワイルドナイツだったと思います。
高安選手、川俣選手もそうですが、注目したいのはキッカーです。
後半18分にブラウニーが退がった後、コンバージョンを蹴ったのは、入江-山下-トゥキリ-山下と入れ替わり立ち代りでした。一体何人キッカーが居るんだと言った感じです。ここにまだ田邊選手がいますし、田井中選手という大砲もいるわけです。キッキングゲーム大歓迎というところです。(笑)
今節はJ SPORTSの中継無しのようでしたので、ちょっと頑張っちゃいました。トライラッシュの雰囲気がちょっとでも伝われば嬉しいです。


