2008年03月20日

東日本U-15ラグビー選抜大会

今日は以前から予定していて遅れていた記事をアップしようと思います。

三洋電機ワイルドナイツが優勝した日本選手権の前日の15日土曜日、僕は水戸にいました。
第5回東日本U-15ラグビー選抜大会を観に行くためでした。
以前から群馬協会のジュニア委員会の方よりお誘いを頂いておりまして、日本選手権の前日と当日だったもので、ギリギリまでスケジュール調整し、15日だけならなんとか行けそうだと、水戸まで伺いました。
9日のカインズカップの時にも、何人かの顔見知りの方からこの大会のお誘いがあったのですが、仕事の予定もあったため、「聞かなかったことにしておきます。」と答えてぼやかしていたものですから、15日当日にグラウンド入口でお会いした、群馬ラグビートップレフリーのFさんには、「結局来てやがる。」と指を指されて笑われてしまいました。どんだけラグビー馬鹿かと…。


いやいや、じつは密かに観戦は熱望していたのですよ。
この大会は、群馬の中学生にとっては、新3年生で初めて組織する『群馬選抜』の最初の本格的なイベントだということなんです。群馬には現在、前橋RS、高崎RC、桐生シルクス、そして昨年から活動を開始した東毛ワイルドナイツと、4つの地域で中学生が活動しています。15日、16日のこの大会には、試合数も両日で5試合と多いため、前橋、高崎、シルクスの3チームから、まずは選抜入りを希望する全ての選手にチャンスをということで、30名を超す候補選手で群馬選抜を組織して挑みました。
この新中3生は、じつは僕が雑誌ENTRYでラグビー担当になり、それ以来、群馬のラグビーに深く足を突っ込むことになった最初のカインズカップを戦った時の6年生なのです。僕はその時幼児~低学年担当ではあったのですが、やはり最終学年は見応えありますし、何人かの選手は僕の脳裏に焼き付き、その後も機会があればその子達のプレーを観ていたので、その子達で初めて組織する群馬選抜ですから、期待も込めて見たかったわけですよ。

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楽しみにしている代表的な選手は前橋のこの2人。
前橋の黒崎将人君と藤村龍君のHB団です。
2人とも小学校時代は別々のチームでプレーしていて、カインズカップでは黒崎君が前橋で優勝、藤村君は渋川で準決勝で前橋に完敗だったと記憶しています。群馬のセカンドティアである渋川なので、前橋や高崎、桐生と互角に戦うというのはなかなか厳しいものがありますが、そのなかでも藤村君は少し面白い素材だったのを覚えています。そんな2人が同じチームでプレーする。これだから中学生や選抜チームとなると楽しいわけです。

僕が観に行った15日は、山形・宮城中学校選抜、神奈川中学選抜、茨城中学選抜との予選グループで、3試合を行ったのですが、最初の試合である山形・宮城中学選抜とのチャレンジゲームでは、HB団はこのコンビではなかったのですが、黒崎君は先発していました。

新3年生の群馬選抜初の試合ですからね、まだチームとして出来ていないし、緊張感もあるし、お互いの連携もなっていませんから、得点や試合の詳細はあまり意味を成さないと思いますので、細かいことは書きません。
まぁでも、最初の試合で緊張感があったにせよ、1試合目の特に前半は、こっちも緊張してしまうほど、ガチガチで何も出来ないといった感じの内容でした。連携は期待できないにしろ、もうちょっとなんとかなるんじゃないかなと観ていたのですが、残念ながらFWはどこにいるの?という感じで、BKの淡白な突破を繰り返し、小さなミスでターンオーバー、ディフェンスも甘いタックルという、その前の週にカインズカップで小学生の熱い試合を観ていただけに、少しヤキモキしてしまいました。
たぶん主将を務めていたんだと思いますが、黒崎君が「FW、何やってるんだよ!」と荒げた声だけがグラウンドに響いていました。ちょっと驚きました。僕のイメージでは、彼はナイーブなイメージがあったので、気合いとか声を荒げるという想像はしていませんでしたから。もしかしたら、じつは昨年の前橋の小池主将のように、人一倍熱かったりして…。小池君の気合いが尋常じゃないから今まで気が付かなかっただけなのかも…なんて。

でも、ハーフタイムのコーチの叱責が効いたのか、後半1本取ってからは落ち着いたようで、声も出てきてFWも前に出始めました。終わってみれば後半だけで33点取って33-12で群馬選抜の勝利。

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直後に行われた神奈川中学選抜戦は、このグループの1試合目で神奈川が茨城に勝利していましたので、1位通過を賭けた試合という感じになりました。
選手たちもその事は理解していたのか、それとも初めての試合を白星スタートとなって緊張がほぐれたのか、別チームのように最初から声が出ていました(事実、かなり多くの選手が入れ替わっていたので別チームかもしれませんが)。
この試合は1試合目よりもFWを中心にしたゲームプランだったのか、FWの仕掛けからBKに展開するという場面もみられました。
両チームとも決め手を欠き、攻守が激しく入れ替わりますが、群馬がなんとか逃げ切って12-5で連勝。

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この選手は1試合目も含めて良い動きをしていました。


3試合目は茨城中学選抜。
この試合に敗れると、神奈川を交えて三つ巴になりますので、予断は許さないという試合です。茨城中学選抜も、頂いた大会パンフレットを見ると、清真中学や茗渓学園中学という、名門の名前が燦然と輝いていて、神奈川に負けているとはいえ、決して気が抜けない相手です。そんなところと試合するなんて、ファンとしてはラッキーです。

群馬選抜はこの試合にベストメンバーに近い選手を揃えたのでしょうか、選手の気合いの入り方も違いました。(ただ今日最後だからという理由だけかも…。)

この試合で、待望の黒崎-藤村コンビを観る事が出来ました。
黒崎君は一定したパフォーマンスは観られるんですけどね、藤村君はどんどんと楽しみな選手になっていっています。身体は小さいんですが、パワーはありそうですね。サイドを自ら突破していく場面も度々みられ、しかもペネトレーターのようにFWに正面から仕掛けていくんで驚きました。

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このクラスで主張するスクラムハーフを久しぶりに見た気がします。でも、気合いが入り過ぎか、ポロッとミスもあり、なかなか決定機が訪れません。
FWにもサイズのある選手もいて、突破からBKへ、ラインアウトからBKへ展開
と仕掛けるのですが、やはり小さいミスもあり、得点には結び付かない場面が多かったです。
対する茨城も同じような展開で、両チームともミスによるターンオーバーの連続で、ハーフライン付近で長い時間試合が進みました。幾分、群馬が押し気味なんですが、茨城の粘り強いディフェンスにトライまでは結び付きません。清真中学が中心で組織されているとのことのようですので、連携という意味では群馬より上かもしれませんね。逆に群馬はまだ連携はなく、自陣インゴールで黒崎君が強引に放った長いパスがキャッチミスとなり、そのまま押さえられてトライを献上するという痛い失点もありました。

結局、12-12の同点でノーサイド。群馬は3試合を2勝1分けとし、このグループを1位通過で翌日の順位決定戦に回ることとなりました。


残念ながら、翌日16日の順位決定戦は、日本選手権決勝のため僕は観られず、そのまま群馬にとんぼ返りしました。
順位決定戦の結果は、記録によると東京スクール選抜に21-19で1回戦を惜敗、1回戦の敗者同士の東京中学校選抜戦は、67-0の大敗で2日目を終えたようです。ちょっと2試合目は大差ですね。東京中学選抜は、初日のグループリーグでも圧勝してましたので、まさか敗者同士でぶつかるとは思いませんでしたが、でも大差になりましたね、残念です。

まぁでも、考え込んだり過度に悔しがる必要はまだ無いと思います。
これから半年、各スクール(クラブ)での活動ももちろんありますが、群馬選抜チームとして連携を整え練習して、全国大会を目指せばいいわけです。昨年はあと一歩で悔しい思いをしましたから、今年はよく指導者さんもよく準備が出来るのではないでしょうか?まずはポテンシャルを計る大会としては、グループリーグ1位通過はまずまずではないでしょうか。

僕は陽気も良かったので、非常に良い1日を過ごせました。
群馬選抜が試合をしたグラウンドは、茨城大学のすぐそばにあったのですが、2試合目と3試合目に2時間ぐらい時間が空いたので、少し周辺を散策しました。ちょうど合格発表が終わって、街は新入生を迎える時期だったんですね。大学周辺にはアパートを紹介する不動産屋さんもあって、学生アルバイトと思われる若者が客引きしていました。
なんだか大学時代を思い出し、ちょうど昼時でもあったので、茨城大学近くのある中華料理屋さんが目に入り、入ってみました。
そこには、初めて訪れたんだけど、なんだか懐かしくて涙が出てしまうほどの光景があり、学生や職員でごった返していました。
味はともかく、量だけは半端じゃなく、それでいて驚くほど安い定食を学生たちに混じって食べました。周りみんなジャージ(笑)。なかには、アパートを探しに来た新入生親子という感じの、両親とお兄ちゃんという家族もいて、お母さんがその量の多さに唖然としていたのを見て微笑ましかったです。
元体育会の僕でもさすがに食べきるのに苦労する定食を食べ外に出たのですが、食べすぎと油で少しムカムカし、冷たいものが飲みたいなと、自動販売機を探しました。
辺りを見回すと、幾つか販売機はあるものの、全て青い機械。サントリーしかありません。
MS杯決勝以来、独りサントリー製品不買運動を起こしていた僕にとっては苦渋の決断。どうするか、我慢するか、曲げるか…。しかし、どうにも我慢ならず、『1本だけなら…(ゴメンなさい)』と、1台の販売機へ。100円という、イマドキ無いさすが大学前という販売機に硬貨を入れ、『クソ~!』と呟きながらボスのボタンを押す。我がワイルドナイツの敗戦が脳裏をよぎり、謝りながら受け取り口に手を入れる。


出てきたのはダ○ドーのコーヒー!!


翌日のワイルドナイツの勝利を確信した瞬間だった。







posted by みのる |15:41 | 少年ラグビー | コメント(0) | トラックバック(0)
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