2007年12月29日
釜石、行ってみたいなぁ
ラグビーの縁って、不思議なものですよね。 先日の太田での我がワイルドナイツ×サントリー戦、普段県内のラグビーイベントで顔を合わせる方も沢山お見掛けしたのですが、よくお見掛けする方が、以前から絶対知ってる人だよなぁ~と感じていたら、案の定、中学の野球部の先輩であったり、僕が個人的に注目している、あるラグビースクールの選手のお母さんが、じつは高校の野球部の先輩の友達だったりで、世間は狭いなーというより、ラグビーの縁って凄いなと思いました。 お陰で僕の正体がバレはじめてきました。 一昨日、昨日と、じつは寝込んでいました。 突然39度熱が出まして、すわインフルエンザかとビビッたのですが、検査結果はマイナスで、風邪のようでしたが、平熱が35度あるかないかの低温人間ですから、そんな高熱あまり経験なく、立っていられなくなりました。 と言っても、年末で急ぎの仕事も多く、ほとんど無意識で仕事をこなし、やっと帰って寝たという感じ。さすがに翌日は起き上がれず、熱も下がらなかったので、仕事納め前日に誠に申し訳なかったのですが仕事を休みまして、体力温存していました。 まぁでも、悪いことばかりではなく、急激に回復してきまして、熱はあるけど目は冴えてるという時間帯があって、その間、寝ながらひたすら本を読んでいました。お陰で丸々1冊読破。その本がコレ。大友信彦著:『釜石ラグビーの挑戦』 大友さんは、藤島大さんと村上晃一さんと並んで僕が好きなライターさんです。 前から大友さんとお話しできる機会があったら伺ってみたいと思っていたことがあります。 「大友さんが一番好きなラガーマンって、プキですか?」 そう問いかけてみたくなるほど、我がワイルドナイツの試合にはよくいらしていて、しかも記者会見ではよくフィリップ・オライリー選手について質問してくれるんです。 そんなこともあって、大友さんは好きなんですよ。(笑) 僕は正直に告白してしまいますが、“釜石黄金時代”を知りません。 “松尾雄治”の凄さも知りません。 『13人トライ』は辛うじて、Numberのトライ特集のビデオで視ましたので知っています。 僕がラグビーを見始めたのは中学3年~高校1年あたり。 プロフィールに書いてある通り、ノフォムリ選手のタックルをみて。あとは慶應大学のLO山越選手がディフェンスを3人引きずって(るように見えた)トライをみてから。 当時の社会人大会といったら、釜石のV7は終わり、神戸台頭の前夜、トヨタだ東芝だが社会人王者として顔を覗かせていた時代。 釜石も確かに強かったけれど、『赤のジャージ』といったらなんと言っても我等が三洋か、ニックキ神戸だった。とはいっても、この頃はまだ憎いなんて感情は全く無い。ニックキ感情が沸き起こったのはそれから5年ぐらい経ってだ。 僕の釜石のイメージといったら、桜庭吉彦さんぐらいしかない。 あまりにもラグビーファンとしてそれはダメダメだろうと、以前に高田馬場にあるノーサイドクラブというラグビーバーに行って、「何でも良いから、松尾モノを。」と注文したことがある。出てきた一品は、アームズパークでのテストマッチ、ウェールズ戦。 だから正直に言って、松尾だ千田だ洞口だ、ヒゲの森だ、さぁどうだ!と言われてもピンと来ないのだ。 平尾だ林だ大八木だ、細川にイアンだ、さぁどうだ!と言われると過剰に反応するのだけれど…。 話しはまたもや大きく逸れそうだけど、そんなわけで僕は、『北の鉄人』を知らない。だけれどもなぜか『カマイシ』という響きに郷愁を覚える。 それはかつて赤いジャージを着ていたからなのか。それとも田舎で頑張る共通項があるからか。はたまた宮地組飯島派の僕が、昔は良かったとただ呆けているだけなのか…。 理由はどうであれ、ともかくこの本を買っていたのだけど、つい今まで読めていなかった。W杯に出掛けている最中の、長い移動の際に読もうと英国へも持っていっていたのだが、結局開かず終いだった。 この本を読んで、釜石の状態を勘違いしていた自分に気が付いた。 僕は日新製鋼や伊勢丹、ニコニコドーと同様、新日鐵釜石ラグビー部も廃部により解散、その後クラブチーム化へということだったと思っていた。 大きな誤解だった。マスコミの報道から当時僕が受けた印象はそうだったのである。しかし実際は違った。 地域密着型のクラブチームとして開放したのだった。 まぁ、地域密着型のスポーツクラブが日本で存在し続けるのがどんなに大変か、果たして現在の釜石シーウェイブスが成功なのかどうかは、是非ともこの本を読んで判断してもらいたいのだけれど、少なくとも僕は第4章『情熱-仙人峠を越えて』以降、特に心が動いた。 各人、幼稚園教諭や自動車セールスマンなど様々な仕事を抱えながらラグビーを続け、実業団チームと同じ土俵で戦う意義。「今のほうが親しみを感じますよね。」と応援者に言ってもらえる環境。そしてこの一文。 高橋(善幸チームディレクター)は、学校や関係者へ挨拶に行き、シーウェイブスの活動を紹介するたびに「我々のテーマは釜石市民が、岩手県民が元気になることなんです。シーウェイブスが、そのための役に立ちたいと思っているんです」と話した。ラグビーの普及、シーウェイブスの強化を訴えるのはこちらの理屈でしかない。大義は釜石という地域、岩手という地域の活性化であり、人々が元気になることにある。そのきっかけをつくることこそがシーウェイブスの存在理由、地域の人々に支えられて、自分たちがラグビーに打ち込ませてもらえる理由なのだ。 熱もあったので、唸って考え込んでしまいました。(笑) トップリーグを応援していても、どこか空虚な想いを感じるのはここだと、じつは我々は気が付いてはいるのです。しかし、じゃあ母体企業が撤退したら、果たして地域住民の我々だけで現状をカバーできるかと言えば、明らかに“NO”です。ラグビーの街だと感じる釜石でさえも、かつての栄光に及ばないのですから。 地域密着とは難しいものです。2,000人程度のコアなファンは付くでしょう。しかし、その他のファンはチームの勝敗に如実に左右されるものです。強くなければ良い選手は来ない。良い選手が来なけりゃ人気も出ない。 地域密着の総合型スポーツクラブなんていう土壌が無い日本では、人気は勝敗に左右されます。 このシーウェイブスや、ブルーシャークスや秋田ノーザンブレッツが、トップリーグに顔を出すぐらいになってくれば面白いのですが。選手補強という面でもかなり難しいでしょうね。 いっそのこと、ラグビーもレンタル移籍なんて出来れば面白いかもしれませんね。下部リーグに限ってで。 結構、どこのチームも、リザーブメンバーに入らないけど有望な選手っているじゃないですか? いつちゃんと試合が出来るかわからないサテライトリーグをやるよりも、下部リーグへ期限付きとか数試合限定でレンタル移籍した方が、自チームで燻ぶってヘンな火種になるより、チームにとっても選手にとっても良いような気がするのですが…。リリースレターってのがあるぐらいだから、難しいか。 まぁ、そんな話しはどうでも良くて、いつか釜石というところに、直接行ってみたいなぁ。 そうそう、釜石には今、石川安彦という男もいるんだよなぁ。
posted by みのる |17:39 |
ラグビー |
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残念!秋田中央・・・。 【ラグビー馬鹿日記-秋田ノーザンブレッツR.F.C.非公式ブログ-】
今日は、「秋田中央×青森北」の試合を、念願のライブ(スカパー)で見ました。最終的なスコアは、 「秋田中央 10×26 青森北」 と、結構開きましたが、チーム力にはスコアほど差を感じませんでした。 前半は、試合前に予想したとおり、青森北の重量FWに対して、中央が低く激しく刺さるという展開でした。でも、前半の最初からあれくらい体を当てていると、後半のマッスルダメージが心配でした。ま、それは現実のものとなってしまうのですが・・・。 後半になると、青森北のFWが威力を発揮してきました。モールで攻めてくると分
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釜石、行ってみたいなぁ
釜石の黄金時代・・・ということは東京三洋が負けていた時代ですよね^^
一番印象的だったのはやはり松尾選手で、一生懸命前進する三洋FWをタッチキック一発で振り出しに戻してしまうイメージが残っています。
そんな新日鐵釜石がクラブチームになりました。地域密着型のクラブチームはある意味理想なのでしょうが、運営資金の心配がつきまとってしまいます。他のクラブチームも含めて成功例が出てきてくれればいいですね。
posted by 空っ風 | 2007-12-30 08:42
釜石、行ってみたいなぁ
>空っ風さん
『無冠のジャージー』によると、その頃の東京三洋は、釜石と何度か対戦しことごとく捻られ、それがもとか苦悩するシーズンを重ねていたようですね。
地域密着型のクラブチームは理想です。運営資金も地元企業と行政を中心に、クラブメンバー(サポーターという表現でしょうか?)が捻出していけるのが理想ですね。それだけ存在価値を作って地元に愛されることが出来るかが問題ですが。
今の日本のラグビー界のように、実業団チームとクラブチームが同じ土俵でシーズン通して戦う可能性があるというのはかなり無理があると感じます。
そういう意味では、今の日本選手権のやり方はナンセンスかなぁと個人的には感じています。
posted by みのる | 2007-12-30 13:32
釜石、行ってみたいなぁ
明けましておめでとうございます
今年も詳細で面白い記事、楽しみにしています。
私も上記の3人のライターの方達の話を聞いたり読んだりするのが好きです。大友さんもピチョット選手のファンだそうだから(オライリー選手のファンならなおさら)、トークライブのような機会があればぜひ参加したいです。この本も探して読んでみます。なんといっても釜石は、自分にとってもラグビーの原点みたいなものですから。
クラブチームとしてぜひ生き続けてほしいものです。
posted by 縁 | 2008-01-01 22:28
釜石、行ってみたいなぁ
>緑さん
今年もなるべく頑張ります。どうかお付き合いに程、宜しくお願い致します。
ピチョット選手、マニアには人気でしたが、W杯で一気にメジャーになりましたね。ピチョット選手とエルナンデス選手がベンチで号泣&抱擁シーンは、僕も号泣しました。(笑)
緑さんの原点は釜石ですか。そんなお歳なんですか?
もし、釜石黄金時代が原点だったら、残念ながらこの本は寂しさを感じるかもしれません。
posted by みのる | 2008-01-03 20:02



