2007年08月10日
ワイルドナイツ、順調です。
連日の猛暑のなか、三洋電機ワイルドナイツは2007-2008シーズンのチーム作りに頑張っています。 昨日は練習がオフだったため、同じく群馬をホームに活動しているザスパ草津に、練習グラウンドを提供していました。 ご存知の方も多いと思いますが、三洋電機ワイルドナイツとザスパ草津は、同じ群馬をホームにするトップスポーツチームということで昨年、提携を結び、宮本監督と植木監督が共同会見をしました。 「提携って言っても、何してるの?」という声も多く聞こえますが、現時点でパッと思い付くとすれば、ファンのリンクなのですが、それは我々が思いつく表面上のものであって、じつは色々と両者にメリットになるようにと小さな動きがあるようです。 昨日のように、ザスパ草津にワイルドナイツの龍舞グラウンドを練習場としてたびたび貸し出していまが、これも提携があってのことです。練習場確保は、今のザスパにとっては大きな問題だというのはサポーターの間では周知のことだと思います。 我がワイルドナイツグラウンドは、植清園さんという造園土木会社さんが専属で芝の管理をしています。それはもう、そこらのスタジアムよりも管理状態は良いですよ。芝の管理は選手の怪我にも繋がる恐れがあることですからね、それはもう、植清園さんのグラウンドに対する気の使い方も凄いし、チームも大きな信頼を寄せています。 そのグラウンドを、前橋と太田ですから頻繁というわけにはいきませんが、練習場として使用できるということは、ザスパにとっては大きなメリットになるのではないでしょうか? また、龍舞グラウンドに練習に来た時、選手同士の交流もあるかもしれません。 日本のラグビー選手は、プロ契約選手と社員契約選手が混在する稀有な環境です。仕事を抱えながらトップチームの選手として競技生活を送る選手と、プロとはいえ、今ではマイナースポーツと揶揄されるようになってしまったラグビー、しかも非常に高い怪我の可能性を抱えながら、決して長いとは言えない現役生活とその後を考えながら競技生活を送る選手が一緒にプレーしているわけです。それでも『三洋電機』というラグビー界の伝統を受け継いでいかなくてはならないという自負心。もちろん、ザスパの選手も厳しいでしょう(よく解りませんが)。精神力という面では、選手同士の交流は良い勉強になると思います。 話しがヘンな方向にいってしまいましたが、一昨日はワイルドナイツグラウンドへ練習を観に行っていました。 個人的なことですが、横浜から従姉妹が来ていまして、ラグビーを観たことがないということだったので、練習だけど連れていったわけです。 ちょうどチームはその日から、激しいコンタクトのフィールド練習に入っていたため、初めて観るラグビー、しかも至近距離からでしたから、非常に驚いていました。 また、全体練習後には、宮本監督と飯島コーチが色々と話しをして下さって、初めてとはいえ、非常にラグビーを身近に感じたようで、楽しかったようです。 飯島コーチは、『三洋グラウンドの横の池には、オーストラリアの河童が住んでいる』とか、いつものようにくだらないネタ有難いお話しをいただきまして、いつもは厳しい話しをしている宮本監督も、このネタには同調するもんですから、大爆笑になりまして。 こんな雰囲気で話しを出来るのも、チーム状態が今のところ順調に来ているのだと思います。 「まだ合宿も練習試合の後半も始まってないから判らないけどね。(宮本監督)」とはいえ、JP主将、角濱選手と、昨シーズンの大半を怪我で失っていた選手が戻って来たこと、コリニアシ・ホラニ選手の日本帰化、ダニエル・ヒーナン選手の加入など明るい話題がそんな雰囲気を作っているのだと思います。 特にダニエル・ヒーナン選手の加入は大きいようです。この日のFWメンバーの激しいコンタクトでも、さすがワラビーズの経験もあるまだ若い現役バリバリの選手、格の違いを見せていました。 「コリとブラウニーとオライリー、またはコリとブラウニーとヒーナン、この3人を常時使えるのは大きい。(宮本監督)」とのこと。 今シーズン、個人的に非常に気になるのが、オライリー選手の怪我の状況とW杯への燃え尽き症候群です。オライリー選手は、少年時代の憧れの選手であるJKのもと、日本の代表としてW杯に出られるチャンスがあることを、非常に喜んでいました。それだけに、昨シーズン負った怪我の状態と合わせて、チームを考えると逆に非常に心配です。元気に戻ってきてシーズン本番を迎えてくれることを信じていますが、最悪の状態でも、ヒーナン選手とコリニアシ選手がカバーしてくれると思います。 ブラウニーさえも苦労した、1年目の外国人選手がチームにフィットするかという問題が心配ですが、メンバー誰しもが口を揃えて言うのですが、ヒーナン選手は非常に真面目で手を抜かず、且つ、メンバーと積極的にコミュニケーションを取ろうとする選手だということなので、その心配も少ないようです。コーチ役のブラウニーもいますし、通訳の池田誠悟さんはもちろん、英語が堪能な田邊選手がコミュニケーション形成には非常に良い役割をしていると思います。「真面目で勉強熱心だから、チームのシステムとかも既に把握してるよ。(飯島コーチ)」とのことですから、これは1年目から大爆発かもしれません。早く試合でそのプレーを観てみたいものです。 しかし何より嬉しいのは、我々ファンにとってはやはり、JP主将の復活ではないでしょうか?昨年の霜村選手復活同様、待ち望んでたことです。 一昨日の夕暮れ、全体練習が終わって個人練習も終わり、話しをする我々と飯島コーチと宮本監督しか残っていないグラウンドで、黙々と練習を続けるJP主将と野口選手。 野武士軍団の今を支えるJP主将と、将来きっと柱として支えてくれるだろう野口選手。 野口選手は、トップリーグでは今は珍しくなってしまった高校卒のトップリーガー。それだけに若い。BKに豊富なタレントを誇るワイルドナイツにあって、今のところ出場機会はなかなか無いのですが、考えれば彼は今年の大学卒の新人選手の田中選手や山下選手よりも若い。まだまだこれからの選手ですし、じっくりと育って欲しいところです。福永昇三選手や山内選手、相馬選手、池田渉選手、川口大選手たちの次の世代で“野武士”となると、木川選手や飯島陽一選手、そしてこの野口選手になるのではないかと思ってしまうのです。![]()
posted by みのる |09:24 |
三洋電機ワイルドナイツ |
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