2007年03月19日
カンプ・ノウが見える生活 最終日
午前中は、FCバルセロナのある部署とあるプロジェクトについて交渉していました。ほぼ合意することが出来たので、バルセロナに来た目的の99%は達成することが出来て良かったです! バルセロナに来てから自分の目で見て体験出来たことは目的以上の収穫があり、その意味では200%の目的を達成したと言っても過言ではありません! 1、カンプ・ノウを毎日眺める生活が出来たこと。 2、スペイン人チームに飛び入りで参加してフットサルと7人制フットボールが出来たこと。 3、FCバルセロナ・ジュニアチームの練習がトップチームと変わらないフットボールをしていることが見れたこと。 4、ビックスタジアムであるカンプ・ノウと15,000人収容のノウ・アスタディでゲームが見れたこと。 5、クラシコの翌日の地元新聞でバルサの選手に対して厳しく点数をつけていたこと。など さて、バルサのフットボールは『攻撃的』であることは誰もが見て分かることですが、すごく『合理的』であることも有名です。クライフ監督以来、『相手の一番弱いところにバルサの一番強い選手をぶつける』というフィロソフィーは、今で言うとロナウジーニョとメッシーというクラッキをディフェンスが集中しているセンターではなく両サイドにポジションを取るという4-3-3(今は3-4-3?)システムに受け継がれています。 この『攻撃的』であり『合理的』なバルサのフットボールを文章だけでお伝えすることは難しい・・・。しかし、ここバルセロナに来てバルセロナの街や人々や実際にプレイして、『頭』で理解するだけではなく『体』で感じることが出来て、私の中でバルサのフィロソフィーに対する『想い』が『確信』へと変わりました!(どこかで聞いたセリフ?) まず『合理的』な部分をFCバルセロナ・ジュニアスクールで行われていた7人制フットボールでご紹介しましょう。7人制フットボールについてはこちらで説明しています。 なぜ、日本では合理的にジュニアサッカーをオーガナイズすることが出来ないのでしょうか?合理的に考えれば、コートやゴールやボールの大きさをスモールサイズにすることは当然ですが、『人数』をなぜ未だに11人制にこだわりスモールゲーム(7人制や8人制)にすることを日本は徹底できないのでしょうか? ゴールラインがなくゴールキックをペナルティエリアの何処からでも蹴ってかまわないところは日本にはないルールですごく合理的!さらに、バルサでは日本のようにゴールキックやゴールキーパーのパントキックを思い切り蹴るシーンは1回も見られなかったことは既にご紹介しました。 サイドバックにパスを『必ず』出してからゲームを組み立てるところがすごいのですが、日本でバルサと同じ事をしたとしても「サイドバックに必ずパスを出すんだったら、ディフェンスラインを上げてサイドバックにプレッシャーをかけてゴールキーパーからパス出させるな!」と考える指導者が間違いなく多いはず!しかし、バルサでは『子どもたちの育成を考えて』ディフェンスはゴールキックの際にサイドバックにプレッシャーをかけてパスを出させないようなことはしない!ゴールキーパーからサイドバックにパスが通ってからオフェンス、ディフェンスがスタートするところがサスガです! これは、FCバルセロナ・ジュニアスクール内のチーム対抗試合だから行えることなのかもしれない。当然、対外試合では敵ディフェンスはそんなルールを守りはしないし、バルサも当然どんどん前からプレッシャーをかけて勝ちにいく。だから・・・ではないが、日本でもトーナメントの対外試合よりも『仲間だけで行うリーグ戦』を行うべきであり、大人たちがそのような『育成を目的としたリーグ戦』をなぜオーガナイズ出来ず、トーナメントで勝った負けたと一喜一憂している指導者が日本では多いのだろうか? 付け加えておくと、『1日1試合』のルールも日本のジュニアサッカーで徹底すべきです!『1日1試合』は健康面だけではなくゲームが好きでプレイしたくてたまらない子どもたちを逆に押さえつけることで、子どもたちのゲームへのハングリー精神を育てることにつながっていると、バルサの子どもたちのゲームに対するハングリー精神を見て感じました!本当にスゴイの一言です! 『合理的』の次に『攻撃的』な部分について、スペイン人チームに飛び入りで参加してフットサルと7人制フットボールで実際に体験した私の感想は・・・さらに長くなるのでまたの機会に書こうと思います! とりあえず、日本のジュニアサッカーにイノベーションを起こす私達のプロジェクトがスタートし始めましたので、ご紹介出来る日を皆さん楽しみにしていてください! ※この記事は、日本に帰国してから書いています!
posted by enjoyfutsal |01:25 |
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