2008年05月15日
カンプ・ノウ ドリームマッチ
子供の頃のアイドルだったクライフが、バルサのユニフォームを着て活躍したカンプ・ノウに、選手として一度は立ってみたいと・・・そんな願いを叶えてくれる企画があるんです! 欧州サッカーの聖地『カンプ・ノウ』でプレイ出来る夢のツアー 夢のようなツアーに参加してみませんか! この動画は2007年にクラシコを観戦した時の映像
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子供の頃のアイドルだったクライフが、バルサのユニフォームを着て活躍したカンプ・ノウに、選手として一度は立ってみたいと・・・そんな願いを叶えてくれる企画があるんです! 欧州サッカーの聖地『カンプ・ノウ』でプレイ出来る夢のツアー 夢のようなツアーに参加してみませんか! この動画は2007年にクラシコを観戦した時の映像
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「今年もキッズキャンプを企画していますよ!」と案内をしたところ、また多くの問い合わせがありました。 5月中にはFCバルセロナキッズキャンプ2008のご案内が出来ると思いますので、詳細はもうしばらくお待ち下さい。 さて、去年の今頃を振り返ると国内で初めてFCバルセロナキッズキャンプ(以下、キッズキャンプ)を開催するにあたり、いろいろと準備で大変でした。 FCバルセロナ(FCBM)と3月に契約を交わしてから5月中旬過ぎには募集を開始したので、準備期間が約2ヶ月間しかなかったからです。 少ない準備期間でしたが、(社)横浜サッカー協会、(財)横浜市体育協会、東京・横浜リゾート&スポーツ専門学校、(株)ナイキジャパン、コカ・コーラ セントラルジャパン(株)、(財)日本ユニセフ協会のご協力を得ることが出来まして、キッズキャンプを成功させることが出来ました。 その節は、本当にお世話になりました。この場を借りてあらためてお礼申し上げます。ありがとうございました。 ところで、今年のキッズキャンプもバルサらしい戦術トレーニングをメインに行う予定にしております。 日本のジュニアサッカーでは「戦術は戦術が理解できる年齢(ジュニアユース)になってから」という指導方針があり、ジュニアでは戦術をほとんど指導されていません。 バルサコーチに日本の指導方針を伝えると「なぜ子供たちに戦術を指導しないんだ!」と頭を抱え込んでしまって回答に困るのですが、「日本の指導者は完璧主義者が多く、子供たちが完璧なテクニックを身に付けないとサッカーを指導してくれない。」と日本人の完璧主義を例に説明しています。 もちろん、バルサコーチたちが納得する訳がありませんが・・・。 子供たちに戦術を指導しない日本の指導方針にJFAアカデミーのデュソー氏が「日本では、テクニックは教えても、タクティクス(戦術)を教える文化がない。」と問題定義されていたのをご紹介しましたが、なぜ子供の頃から戦術を指導する必要性があるのでしょうか? 特に現代サッカーはプレッシングサッカーと言われるように昔と比べてプレイエリアが非常にコンパクトになり、ボールをもらってから考える「時間」と「スペース」がなく、シンキングスピードが求められています。 そして、「複数、少なくとも2つ以上の選択肢の中から最善な選択肢を判断し素早く実行する」ことが、現代サッカーで最も求められるプレイスタイルだからです。 日本のジュニアサッカーでは「個」の育成が重要視されていますが、 ・コンパクトな現代サッカーで最も必要な要素が「シンキングスピード」です。 ・グループやチームの中で子供たちに正しい判断を素早く実行させるトレーニングが重要です。 ・正しい判断をさせる為には、正しい選択肢(戦術)をまず与えてあげることが必要です。 なぜ正しい選択肢(戦術)をまず与える必要があるのか? ・子供たちに正しい習慣を身につけさせることが必要です。 ・一度身についた誤った習慣を修正するためには、その倍の時間が必要になります。 ・正しい習慣を身につけた上で子供たち自身が状況を読み取り、解決する力、解決する術を身につけさせる指導が重要です。 そこで、「戦術もきちんと指導しているよ!」と言う指導者が多いのですが、ボディシェイプなど個人レベルの戦術というよりも、4人もしくは5人ぐらいのグループ戦術やチーム戦術をまず与えてあげることが必要です。 サッカーはチームで戦うスポーツだからです。 「テクニックだけ教えて戦術を指導しないのは、車の運転の仕方だけを教えて交通ルールを指導しない」ようなことです。 交通ルールを知らない暴走車が街中を走っている光景を想像して下さい・・・。 そして、戦術を知らない日本の子供たちがドリブルで1人抜いて、2人抜いて、3人目でボール取られる・・・そんな暴走車のような子供たちを皆さんもよくゲームでご覧になると思います。 決して乱暴な例えではないと理解して頂けるでしょう。 「ゴールデンエイジで子供たちにグループやチームで正しい判断を素早く実行させる指導を行っているのかどうか」が、世界と日本の差だと強く感じています。 しかし、それ以前に各年代で1年間を通した公式リーグ戦がないことが問題であることは言うまでもありません(デュソー氏の提言)。 話が尽きませんが、昨年のキッズキャンプではバルサコーチたちから「賢い判断(複数、少なくとも2つ以上の選択肢の中から最善な選択肢を判断すること)」を日本の子供たちに要求させましたが、今年のキッズキャンプでも引き続き「賢い判断」と共に「素早い判断(シンキングスピード)」も要求するトレーニングをメインに行いたいと考えています。 楽しみに待っていて下さい!
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今年もFCバルセロナキッズキャンプを企画しています! 「今年は開催するのですか?」という問い合わせが多くなってきたので、 取り急ぎ、お伝えします。 日程やキャンプの内容はまだお伝えできないため、 もうしばらくお待ち下さい! FCバルセロナキッズキャンプ2007オフィシャルサイト
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ゼロックス・スーパーカップをテレビ観戦しました。 主審を良く見ると、なんと家本君! 「大丈夫かな・・・。」と心配してたら、案の定またやっちゃいました。 彼はある意味エンターテイナーです!
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ご無沙汰です! 1月~3月までは保険代理業の方が忙しい為、ブログを更新出来ませんでした。 遅ればせながらバレンシア遠征の報告をアップします。 FCバルセロナキッズキャンプ2007の優秀選手の中から選ばれた篠原君(11歳)がFCバルセロナスクール選抜チームの一員として、2007年12月28日~30日までスペインのバレンシア近郊のRIBARROJAという町で開催されたALEVIN(10歳~11歳)クラスの大会に出場しました。 【出場チーム】 ATLETICO DE MADRID(アトレチコ・マドリード) GETAFE CF(ヘタフェCF) VALENCIA CF(バレンシアCF) SEVILLA FC(セビージャFC) MALAGA CF(マラガCF) FC BARCELONA(FCバルセロナ) VILLARREAL CF(バレンシアCF) RIBARROJA CF (リバロッハCF)篠原君は、スペインの7人制サッカーの攻守の切り替えの早さに戸惑っていましたが、徐々に慣れてくると持ち前のテクニックを発揮し、チームに良く貢献していました。 残念ながらチームとして結果を残すことは出来ませんでしたが、バレンシアでの貴重な経験は篠原君のサッカー人生に大きな足跡を残したことでしょう。 現状に満足せず一流のフットボーラーを目指して、篠原君の今後の活躍を期待しています! ところで、今年もFCバルセロナキッズキャンプの開催を計画中です! 【世界へ挑戦する日本の子供たちを応援するプロジェクト】を楽しみに待っていて下さい!
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8月に開催したFCバルセロナキッズキャンプの優秀選手と一緒に本日よりバルセロナに出発します。帰国は1月3日となります。 12月28日から行われるジュニア大会でバルサスクール選抜チームの一員としてキッズキャンプ優秀選手が活躍出来るようにサポートして参ります。 では、よいお年をお過ごし下さい。
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先日のレッズvsミランの試合は自宅のテレビで観戦しました。 「実力的にJ1とJFLぐらいの差があった」と前浦和社長の犬飼氏(現Jリーグ専務理事)がおっしゃっていたそうですが、それ以上の差があったと私は感じられました。 誤解を恐れずに言えば、『レッズとミランの実力差』というよりも『日本とヨーロッパのサッカー文化の差』ではないかと痛烈に感じました。 しかし、セリエAで調子を落としているミランに以前の力強さを全く感じなかったので、レッズは勝てる可能性が十分あったと思います。 しかし、対ミランの戦略をオジェク監督がどう指揮したのか分かりませんが、前半20分過ぎからレッズのディフェンスが崩壊し始めたのがすぐ分かりました。 ミランの4-3-2-1システムに対して、レッズは3-4-1-2システムで数字だけ見ても明らかにレッズのバランスが良くないことが分かります。 ミランのジラルディーノ1人に対して、レッズは闘莉王、ネネ、坪井の3人。ミランのガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニの3人に対して、レッズは長谷部の1人。 ミランのガットゥーゾ、ピルロ、ジラルディーノの3人を長谷部1人でプレッシャーをかけ続けられるはずがなく、また本来ならばミランの攻撃の起点となるピルロをどう封じ込めるのか?がレッズの第1のポイントでしたが、ピルロをなぜ自由にさせたのか?よく分かりません。 また第2のポイントであるミランのカカとセードルフのシャドー2人に対しても、なぜ自由にプレイさせたのか?よく分かりません。 前半20分まではセードルフとカカの2人にネネと坪井が対応して上手くプレッシャーをかけていましたが、セードルフとカカが中盤に下がるようになってからネネと坪井がプレッシャーをかけられず、レッズのディフェンスが混乱し始めました。 ミランとレッズの中盤は基本的に5人対5人と数字では同数ですが、ミランの中盤はセンターにガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ、セードルフ、カカの5人に対して、レッズの中盤はセンターに阿部、鈴木、長谷部の3人。 サイドの細貝と相馬の2人がセンターに絞れば対応出来たかもしれませんが、ミランの両サイドバックが徐々に攻撃参加するようになると細貝と相馬はミランの両サイドバックの対応をせざるを得なくなり、明らかに中途半端なポジションでした。 ハーフタイムでミランの起点となるピルロにまず誰がつくのか?中盤まで下がってくるセードルフとカカを誰がつくのか?意思統一が出来ないまま後半を戦っていました。 ミランの中盤に翻弄され続けたレッズはディフェンスで体力を消耗させられて、とうとう後半22分にディフェンスが崩壊してカカのドリブルを止められず、セードルフのゴールを許してしまいました。 決して調子が良いとは言えないミランに対してプレッシャーをかけ続ける事が出来なかったのは、誤解を恐れずに言えばミランの4-3-2-1システムに対するオジェク監督の采配ミスなのか?オジェクの戦略を理解しきれなかった選手たちの能力なのか?今はまだよく分かりません。 ミラン戦をテレビで1回見ただけなのでまだ分析出来ていませんが、ミラン戦後に指導者からよく聞くのが『やっぱりミランとレッズでは個の力の差が明らかに違ったね・・・。』と単純に個の力の差だけでこの敗戦を総括してしまっていいのでしょうか?
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12月9日にフジテレビ系列で「日本サッカーの救世主を探せ」が放送され、JFA特任理事でいらっしゃる風間八宏氏が日本と世界の育成の違いをレポートする番組内容で、バルサの育成方法や風間氏とメッシのインタビューなどが紹介されました。 内容はレポートだけで日本サッカーをどう改革していくのか?という具体的なビジョンは示されなかったのが残念です。 しかし、番組のナビゲーターでる風間氏は、2004年4月から清水地域の若手選手育成プロジェクトとして「清水スペシャル・トレーニング」を立ち上げられて、日本サッカーの改革に努められていらっしゃいます。 風間氏の今後のプロジェクトやJFA内でのリーダーシップに強く期待しております。 ところで、私が行っている「子どもたちの夢と挑戦する気持ちを応援するプロジェクト」である「バルセロナの10番を日本から」では、8月に開催したFCバルセロナキッズキャンプに参加した子供たちの中から優秀選手を選抜し、その優秀選手の中から1人をピックアップして、12月28日からバレンシアで行われるジュニアの大会にFCバルセロナスクール選抜の一員として参加させる計画を進めています。※風間氏の「日本サッカーの救世主を探せ」とは全く連動はしていません。※画像はイメージです。
日本の少年がバルサのユニフォーム着てチームの一員として活躍する姿は、日本の子どもたちにとってものすごく夢が広がるプロジェクトになるでしょう。 バルサスクール選抜の一員として大会に参加させる子どもには、「めったにないチャンスなのだから、バルサに認められてカンテラに声がかかるぐらい、自分の実力を証明して来い!」とはっぱをかけました。 そして、「アジア人であるキミに対して、敵は激しくマークしてくるだろう。レアルのカンテラと対戦すれば、相手がバルサというだけではなくアジア人なんかに負ける訳がないと敵意剥き出しに削りにくるかもしれない。そんな敵に対して、狡猾に敵を翻弄してゴールを叩き込んで来い!」と言いました。 話が変わりますが、日本人が海外にチャレンジしてつぶれて帰って来るのが、『狡猾さが足りない』からと言われています。『ゲームを支配すること、精神的に優位に立つこと』がゲームにおいて重要だと私は考えているので、そのためには『狡猾さ』が必要だと指導してきました。 日本では『狡猾さ』と言うと、ゲームで勝っている時にファールを受けてワザと痛がって時間を稼ぐような変なイメージがあると思いますが、それは本来の『狡猾さ』とは違います。 『狡猾さ』を言葉にすると難しいのですが、フットサルを経験すればすぐに理解出来ると思います。日本人のフットサルはどちらかというと『ミニサッカー』ですが、本来のフットサルはすごく狡猾さが必要な知的なゲームで、だから私はフットサルが大好きです。 話を戻して、バルサスクール選抜の一員として大会に参加した様子は来年になりますが、動画で報告出来るようにします。 『バルサの10番を日本から』に期待してください!
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先日、クロード・デュソー氏の日本サッカーへの提言をご紹介しましたが、今回はJFA専務理事である田嶋幸三氏の日本サッカー界への提言をご紹介します。 現在、田嶋氏はJFAアカデミーで「ディベート」の授業を取り入れて、サッカーから日本の教育の欠点、ひいては国際社会における日本社会の欠点にアプローチしています。 その田嶋氏が最近出された書籍が「言語技術」が日本のサッカーを変えるです。 JFAアカデミーのエリート教育の是非はありますが、私は田嶋氏の試みに強く共感しています。残念ながら、田嶋氏の書籍にまだ目を通していないので、田嶋氏の書籍の感想を伝えることは出来ませんが、私も予てから日本人の言語技術(コミュニケーション・スキル)は、サッカーに限らず生きていく上で必要不可欠なスキルだと伝えてきました。 そこで、FCバルセロナキッズキャンプ中のコーチと子どもたちのやり取りをちょっとご紹介したいと思います。 キッズキャンプではピッチ上のトレーニング以外に昼休みを利用してバルサコーチが先生となってスペイン語講座や戦術を学ぶ講座も行いました。 講義中バルサコーチが子どもたちに質問した際に、質問に答えた子どもに必ず「ポルケ?(どうして?)」と答えの理由を述べさせていました。 答えが正しくても、間違っていても子どもたちに自分の答えの理由を述べさせることは、スペインだけではなく欧米の教育では「当たり前」で、子どもたちに論理的思考を身につけさせることが重要だからと聞いています。 それに比べると日本では、サッカーに限らずスポーツシーンで未だに多くみかけるのが、「監督やコーチの指示に理解しても、しなくても「はい!」と返事をする子どもたち」「返事はするが監督やコーチに一切意見や反論をしない子どもたち」 日本サッカー界では『個性(ユニークさ)』を重要にしていますが、そもそも日本の教育や組織や文化が『同調性』を尊重する歴史である以上、「この矛盾をどうすれば克服出来るのか?」と考えていくことが私たちの役目でもあり、そういう点から田嶋氏の試みに強く共感しています。 ところで、バルサコーチやヨーロッパの指導者たちが日本の子どもたちを見て「日本人はテクニックは高い、でもサッカーは下手!」という意見が多かったことを以前ご紹介しました。 バルサコーチやヨーロッパの指導者たちから日本の子どもたちの「サッカーべた」と聞くたびに、日本人の「英語べた」と共通する部分があると私は考えています。 そこで、言語とサッカーという内容に関連して「日本人の英語べたとサッカーべた」にいてご紹介します。 日本人の英語力として、「インプット(読み・書き)は優秀、でもアウトプット(英会話)がダメ」と海外から来た英会話教師たちは評価しているそうです。 さらに、日本人の美意識として「完璧になってから」という意識があり、「完璧に英語で話せるようにならないとアウトプットしようとしない(英会話しようとしない)」ということも、英会話教師たちは日本人をするどく分析しています。 確かにイチローがアメリカに渡ってから全く英語を話しませんでした。(話せない訳ではありません)アメリカの小学校をイチローが訪問した際に日本語でスピーチをした最後に「英語を完璧にマスターしてからまた君たちと会いたい。」とイチローが言ったそうです。完璧主義のイチローらしいコメントでした。 イチローに限らず、日本人の美意識である『完璧主義』と関連しているのでしょう。 話をサッカーに戻して、日本のジュニアサッカーの指導方針として「戦術の指導は戦術を理解出来る中学生年代になってから」があります。バルサコーチやヨーロッパの指導者たちが日本の指導方針に首を傾げ、さらに日本の指導者たちが盲目的に指導方針をなぜ受け入れるのか疑問に思っていることを以前ご紹介しました。 『なぜ子どもたちに戦術を指導しないのか?』というバルサコーチやヨーロッパの指導者たちの疑問に誤解を恐れずに回答すると、『サッカーをサッカーらしく行うためには、完璧なテクニックを身に付けてから』という日本人の美意識である完璧主義が少なからず悪い影響を与えているのだろう・・・と。 完璧に英語を話せるようにならないと話したがらない日本人。 完璧なテクニックを身に付けてから子どもたちにサッカーをさせようとする日本サッカー。 私は日本人の美意識である完璧主義を否定している訳ではありません。日本人の美意識をどう日本サッカーに応用すれば良いのか?と常に考えています。 余談ですが、みなさんベストキッドという映画をご存知ですか? いじめられっ子でガリガリのアメリカ人のダニエルが、日本人のミヤギさんから教えてもらったカラテを通して成長していく姿を描いた青春映画。 その第1作目のベストキッドで面白かったのは、カラテを教えてもらいたかったダニエルにミヤギさんがまず指導したのが、ペンキぬり、車のワックスがけ、床みがき・・・。いつまでもカラテを教えてくれないミヤギさんに抗議するが、ミヤギがダニエルに拳をつきだすと、反射的に防禦していた。単純な作業によって知らず知らずのうちに、基本的な防禦の構えを取得していた・・・というシーンをみなさん覚えていますか? 本物のカラテをすぐ指導せず、なぜかカラテ以外のトレーニングをさせるミヤギさんの指導方法に多くの日本人が共感したと思いますが、「一見無意味に思えることの中にも意味を見出す」という日本人の美意識なんでしょうね。 私は現役時代「この無意味に思えるトレーニングには意味があるんだ」と無理やり信じてトレーニングを行ってましたが、今振り返ればやっぱり無意味なトレーニングの方が多かった気がします。 いわゆる、トレーニングのためのトレーニング。 だからこそ、『子どもたちに意味のあるトレーニングをさせて、ゲームを楽しませてあげたい!』という気持ちが人一倍強いのかもしれません。
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8月に横浜で開催したFCバルセロナキッズキャンプで使用したサッカーボールを神奈川県下の各養護学校に寄贈するため、各養護学校の代表として瀬谷養護学校にボール60個寄贈してきました。 経緯を簡単に説明をすると、キッズキャンプ終了後にキッズキャンプで講義をして頂いた(財)ユニセフ協会神奈川県支部の谷杉様にボールの寄贈先を相談し、横浜市教育委員会を通じて瀬谷養護学校をご紹介して頂きました。谷杉様のご協力に大変感謝しております。 さて、当日はキッズキャンプでアシスタントコーチを努めてもらった平川正城くん(元ザスパ草津)と一緒に瀬谷養護学校へ訪問し、体育の授業時間をお借りして瀬谷養護学校の子どもたちに代表としてサッカーボール寄贈するセレモニーと寄贈したサッカーボールで子どもたちと一緒にボール遊びを行いました。 最初、子どもたちは戸惑っている様子でしたが、徐々に打ち解けてきて最後は私と正城くんがゴールキーパーになって子どもたち全員のシュートを受け止めました。 障害の差でボールをしっかり蹴れる子と蹴ることが難しい子がいましたが、「やれば出来るんだ!」という達成感を感じて欲しかったので、子どもたち一人一人にゴールに向かってシュートをしてもらいました。 最後は子どもたち全員と握手とハグをして私たちも楽しい一日を過ごすことが出来ました。 瀬谷養護学校の先生、スタッフの皆様、子どもたちに感謝します! 子どもたちと別れてからその足でキッズキャンプを後援して頂いた横浜サッカー協会にもサッカーボール11個を寄贈してきました。![]()
FCバルセロナキッズキャンプで使用したサッカーボールがこれからどのようにつながっていくのかすごく楽しみです! ところで、キッズキャンプでは子どもたちに「夢を叶えるためには運が必要」という話をしました。「運を引き寄せるためには、サッカーだけ一生懸命するのではなく、勉強も同じように頑張り、親の手伝いもして、困った人がいたら助けてあげるんだよ。神様はそういう頑張っている人を見て運をプレゼントしてくれるんだよ。」という話もしました。 過去に、養護施設に餅つきに行ったり、パラリンピックをサポートしたり、ブラインドサッカーをサポートしたりしてきましたが、キッズキャンプに参加してくれた子どもたちがプロサッカー選手になることよりも、社会に貢献する良い大人になってくれることを一番に願っています。
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今まで子どもたちの指導方針として「ヨーロッパのサッカー(特にバルサ)と日本のサッカー」を対比させてきましたが、角度を変えて日本国内における「ヨーロッパのサッカーと日本のサッカー」を紹介したいと思います。 本日発売のJ'sサッカーVol.9に掲載されている前フランス国立サッカーアカデミー校長、現JFAアカデミー・テクニカルアドバイザーのクロード・デュソー氏の記事を紹介します。 前置きとして、JFAアカデミーの「エリートプログラム」について是非が問われていますが、私がここで取り上げたいのは制度ではなく、あくまで指導方針についてです。デュソー氏のコメントを謙虚に受けとめることが重要だと思います。※記事を全てご紹介出来ないため、雑誌を購入して是非一読下さい。 ~~~~~~~~~~~~以下、デュソー氏の記事抜粋~~~~~~~~~~~~ ■日本には、まだポテンシャルを生かすシステムが確立されていない 【私の目には、日本の今のシステムもまだ完全にではないように見えています。ですから、フランスで行われていることがヒントになればと提言していますが、協会のほうでそれをまだ完全に吸収しきれていません。 もし日本がW杯優勝という夢を実現したければ、まずは各年代のリーグ戦を全国各地に作ってもらわなければなりません。クラブやアマチュア。中体連に高体連。そういう垣根を排除してリーグ戦を作ってほしい。そのためにそれに関わる人が議論のテーブルについてほしいですね。 日本は、フットボールの文化にしても、選手のクオリティにしても、面白いポテンシャルを持っています。だけれども、一年間を通したリーグ戦がないと、何も始まりません。モチベーションだけでは不十分です。】 ■日本人の子どもは、組織的ではない 【日本人の子どもは決して組織的ではありません。なぜかと言うと、日本の子どもはドリブルばかりします。東北でナショナルトレセンがあったんですが、ボールを受け取った瞬間に前にドンドン個人的に仕掛けていく。それを12歳でやるということは16歳でも18歳でもやるということ。今は通用していても、子どもの将来を考えた場合、オーガナイズされた相手に通用しなくなる日が必ず来るはずです。個人の突破もありながら、組織でも展開できるという選手を早く育てなければなりません。 (中略) 日本では、テクニックは教えても、タクティクス(戦術)を教える文化がない。例えば組み立てをする時は中盤が主体となるのでそこに人数を割くのですが、日本のコーチはこの面においてまだ向上していません。FWは前に張り付き、DFはほとんど攻撃の組み立てに参加していない。 (中略) コーチたちは子どもたちに考えさせてきたと思うんです。だけども考えさせる前に、子どもたちが考えるための基礎的な知識を教えてあげなければならない。 (中略) 日本では、指示を出すと子どもの判断を限定しまうのではないかと懸念されていることも知っています。でも、彼らにはまだ知識がないのです。フランスでも彼らにプレーさせろとは言うのですが、その前提として指示を出しています。その上で自由を与えているのです。】 ※赤文字:注目記事 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 私はデュソー氏を尊敬していますし、デュソー氏の指導方法やフィロソフィーは素晴らしいと思っています。 しかし、残念なことは日本国内で「エリート・プログラム」の是非が議論の中心となってしまい、私が見ている限り「JFAアカデミー対トレセン」という軋轢が生じているように思えます。 「どちらが(JFAアカデミー対トレセン)が正しいのか?」という議論ではなく、謙虚にデュソー氏の言葉に耳を傾けて議論することは出来ないのでしょうか? 日本人は、謙虚さを忘れてはいけません。
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12:35
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サッカークリニック増刊号の「サッカーU-12 コーチングブック 」で8月に開催されたFCバルセロナ キッズキャンプの取材レポートが約40ページにもわたって掲載されています。是非、一読下さい。 「大切なのは、考えてプレーすること」 「テクニックをいかに試合で応用するか、そのためには「戦術」が必要」 「重要なのは、子供が考えて、判断すること。『賢さ』というのは非常に重要になってくる。」 バルサコーチたちのアドバイスが多数紹介されていますが、その中で「なぜ日本の指導者は子供たちに戦術を指導しないのか?」と日本の指導方針に対する疑問についてコメントします。 バルサコーチたちから日本の子供たちの印象を聞くと一様に、「高いテクニックを持っているし、吸収力が早く、とてもまじめ」と高く評価しています。しかし、その反面「テクニックは高いけど、状況判断が悪い。戦術を理解しているとは思えない。」という評価もしています。 「なぜ日本の子供たちは状況判断が悪いのか?」というバルサコーチたちの質問に「日本では子供たちに戦術を指導しない。戦術は戦術を理解できる年齢(ジュニアユース)になってから指導するという協会の指導方針があるため。」と答えました。 バルサコーチたちが頭をかかえて「理解不能」という様子に、世界と日本の差を強く感じました。 私も「なぜ日本では子供たちに戦術を指導しないのか?」理解出来ません。 戦術とは「戦う術(たたかうすべ)」と書きます。「戦う術」を知らずにどうやって「ゲームを戦う」と言うのでしょうか? そこで、日本の指導者は可能であればジュニアからユースまで指導経験を積むのが良いと思っています。ジュニアからユースまで俯瞰すると見えなかった事が見えてくるようになるし、見えていたことが実は間違っていたということも気づくかもしれません。 しかし、日本では「ジュニアの指導者はジュニアだけ」「ユース(高校)の指導者はユース(高校)だけ」指導しているケースが多いのが残念です。 さらに、世界に視点を向けることも大切だと思います。バルサのメッシやドス・サントスやボージャンなど16、17歳で世界デビューする時代になり、『世界の育成スピード』という視点から考えてみても「戦術は戦術を理解する年齢になってから・・・」という日本の指導方針が少し時代とマッチしてないように感じるはずです。 「バルセロナと日本ではサッカーの環境が違うんだから比べてもしょうがない!」と思われる方が多いかもしれませんが、まず世界との差を指導者が埋めようという情熱がなければ、世界との差は絶対に埋めらないはず。 誤解を恐れずに言えば、「日本と世界を比べて子供たちに大差はない。あるのは大人たちの情熱やフィロソフィーの差だけ」と言いたい。
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今週発売の週間サッカーマガジンの「蹴辺の人々」というコーナーで私の記事が掲載されています。 私の記事のほとんどが高校生ぐらいから現在まで、私のユニークな人生を取り上げてもらうことが多いのですが、確かに自分の人生はとてもユニークだと思うし、私自身が「ユニークな存在でありたい」と願っています。他人とは違う自分のユニークさを追求していくことで、自分の天命が見えてくると考えているからです。 実は、天命という言葉は使いませんでしたが、キッズキャンプの私の講義で「人事を尽くし、天命を待つ」という話を子供たちにしました。 「プロサッカー選手になるという夢を叶えるためには運が必要」「運をつかむためには、サッカーだけ、勉強だけでもダメで、全てのことにチャレンジをして、ベストを尽くすことが大切。全てのことに対してベストを尽くした人だけに神様が運をプレゼントしてくれるんだよ。」と子供たちに伝えました。 時間の関係で子供たちにこれ以上話をすることが出来ませんでしたが、「人事を尽くして神様から運をプレゼントしてもらえなかったとしても、自分の夢に一歩近づくことが出来ているんだよ。」という大切な話もありました。 いろいろな人生経験を積んでいくと「自分の人生はこれだ!」と思える瞬間と出会う時があります。逆に、「これだ!」と思える瞬間と出会うためには、いろいろな人生経験が必要です。 いろいろな人生経験を積むことで、いつの日にか「人事を尽くし、天命を待つ」から「天命のもと、人事を尽くす」人生に変わっていくと考えています。 私は、プロサッカー選手になるという夢は叶えました。でも、叶えてみて分かったことは、「これは本当の夢じゃない!」ということでした。 「自分の天命に生きる!」ことが私の本当の夢だと気が付きました。 レッズを解雇された後、サッカーしか知らなかった人生を悔やみ、いろいろなことにチャレンジしてきました。 今、自分の天命だと思える人生に向かって生きていることが幸せです。 でも、この人生が自分の天命なのかどうか本当のところは分かりません。 しかし、「天命のもと、人事を尽くす」実感を感じながら、子供たちの夢や挑戦する気持ちを応援出来ていることがとても幸せです。
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久々のブログ更新です。 先週、子供たちに夢の大切さを分かってもらうことを目的とした『JFAこころのプロジェクト』の夢先生として、品川区の小学校で夢教室を開催しました。 ※実は夢教室の準備が大変で、ブログの更新が全く出来ませんでした! 夢教室は、体を一緒に動かす体育の授業が35分間、夢の大切さを伝える授業が55分間、合計90分間の授業となります。 先月、JFAから夢先生の依頼を快く引き受けましたが、内心はすごく不安でした・・・。 普段は、「バルセロナの選手になりたい!」「Jリーガーになりたい!」と夢を抱いている子供たちに、現実の厳しさや戒める話を聞かせていますが、夢を追いかけている子供たちと違い夢があっても気持ちが弱くなってしまっている最近の子供たちに、夢に向かって諦めずチャレンジしていく話をどう伝えれば良いのか?正直悩みました。 また夢先生の多くは、元日本代表やJリーグで活躍した選手たちがほとんどですが、子供たちにとって雲の上の存在の人たちが子供たちに夢を語っても、子供たちは雲の上の話として「○○さんだから出来たんです。私には無理。」と割り切る子供たちが最近は多いと、教師をしている友人から聞かされていました。 なので、JFAから夢先生を依頼されたときに「部活で3軍だったサッカー選手がどうしてJリーガーになれたのか?」自分がダメなサッカー選手だったことを正直に伝えて「こんな僕でも夢をつかむ事が出来たんだよ!だから、君たちにだって夢をつかむチャンスはあるんだよ!」と子供たちに伝えようと考えました。 考えて、考えて、考え過ぎて・・・、当日の夢教室では、30分間で自分の想いを子供たちにうまく伝えることが出来ませんでした・・・が、そんな私の話を子供たちは真剣に聞いてくれて、体育の授業では積極的に参加してくれました。素直で素晴らしい子供たちに感謝しています。 ところで、体育の授業では『ブラインドサッカー』を子供たちに体験させました。ブラインドサッカーは、視覚障害者と晴眼者が一緒になって行う究極のコミュニケーションスポーツと言われていて、ブラインドサッカーの普及を私はサポートしています。 授業では、子供たちにアイマスクをさせて目が見えない状態で「コミュニケーション(指示)の大切さ」や目が見えない不自由さを体験させて「普段の生活で視覚障害者の方を見かけたら積極的に声をかけてサポートしてみよう」という意識付けを学ばせました。 実は、普段私はブラインドサッカーをサポートする側で指導や仕切りをしたことがなかったので、ブラインドサッカー協会の方に夢教室での指導や仕切りをお願いしていたのですが、諸事情で私が行うことになりました。 授業で必要なブラインドサッカー専用ボールやアイマスクやヘッドギアを前日まで準備するのを忘れていたり、指導内容を当日の朝まで寝ずに考えたり、初めてのことばかりで段取りが悪く本当に大変でした・・・。 当日の授業で子供たちがすごく楽しそうにブラインドサッカーに取り組んでくれたのが何よりです。 最後に、JFA主催のイベントでブラインドサッカーを行うのは初めてのことだと思いますが、ブラインドサッカーがフットサルやビーチサッカーと同じようにサッカーファミリーとして認めてもらうきっかけになることを心から願っています!
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引き続き、FCバルセロナキッズキャンプのリポートです。 私が受け持った第3クールの夜の講座で、若干13歳でバルセロナに渡って挑戦した高野一也くんから直接、貴重な体験談を話してもらいました。 高野くんは、若干13歳でバルセロナの某クラブにスカウトされ、渡航費用や生活費をクラブが負担する契約で移籍し、約3年間もバルセロナでサッカー選手として奮闘された経験を持つ素晴らしい好青年です。現在は、日本の某大学でサッカーをプレイし続けながら、語学(スペイン語、英語)の修得やジュニアユースの指導をされています。今回、キッズキャンプでは第2、第3クールの通訳として活躍して頂きました。 「バルサの選手になりたい!」と夢を抱いている子供たちは、バルセロナに渡ってチャレンジした高野くんの体験談を真剣に聞いていました。 そんな高野くんの体験談の中で私にとって印象的だったのは、 「君たちは、日本で差別を受けたことはある?スペインでは日本人や韓国人は中国人と一緒に【チーノ】って呼ばれるんだよ。アウェイの試合中、タッチラインのすぐ側から【チーノは国へ帰れ!】って、子供からおじいさんまでみんなから言われるんだよ・・・。バルセロナや海外でプレイしたいのであれば、差別されてもヘコタレない強いハートが必要だよ!」 ※あくまで、その当時のお話になります。 私もアウェイの経験はありますが、淡々と話す高野くんからは想像も出来ない辛く苦い経験をしたんだろうな・・・と感じました。その他の高野くんの貴重な体験談は、子供たちを釘付けにしていました。 高野くんの体験談を聞いて子供たちはどう受け止めたんだろう・・・と気になりましたが、講座終了後に高野くんからさらに話しを聞きだそうとする積極的な子供たちの姿を見て、良かったと思いました。 高野くん、グラシャス!
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