2009年11月27日
http://sports.yahoo.co.jp/news/20091127-00000012-spn-base.html
ドラフト指名されたのに,指名順位の低さに難色を示す選手は結構いる.
この行為自体は非難されることが多いような気がする.基本的には「プロに行きたくても行けない選手が居るのに,何を駄々こねていやがるんだ」的な意見を目にすることが多いんじゃなかろうか.僕もただ指名順位や評価に拘っている選手と言うのには違和感を覚えるのだけど,かと言って一概に「ふざけんな」と一刀両断するのもどうなんだろう,と最近思い始めた.
何故なら,ドラフトはリアルな評価の場だと思うからだ.選手を集め,順位を付けるという行為は,僕はプロ野球で最もシビアさに満ちた時間だと思っている.純粋な能力評価の場こそがドラフトの本質なのだと,僕は勝手に思っている.
順位が低いということは,そこまでどこの球団から取られなかったということだ.要するにそれは,彼より上位で取られた選手より,プロで活躍する確率が低い,と球団に思われている.少なくともプロからの評価は「当たったらラッキー」くらいのものなのだと予想が出来る.
プロで成功できない確率が高いのであれば,彼らは何故プロに行くのだろう?夢の為,それはそれで素晴らしく,僕も毛頭否定するつもりはないけど,可能性が那由多の彼方であっても進んでけるようなアレクサンドル・アンデルセンみたいな奴ばかりではないのである.
プロ入りと言う決断は,賭けである.これははっきりと,絶対に否定できない.様々な不確定要素が満ちている.他の選択肢と比べても,相対的なリスクはすげぇ大きい.だからこそ,ドラフトという場での結果を判断材料にすることは,僕は場違っていないと思うのだ.だからこそ「安定した生活を止めて,明日も解らぬプロ入りをしろ」などと,僕は無責任に言っていいものかと,最近思い始めたのであった.
日本ブログ村野球ブログランキング
↑参加中。クリックしてくれると嬉しいです。
posted by えんをる |12:21 |
野球戯言雑記集 |
コメント(10) |
トラックバック(0)
2009年11月19日
先日FA宣言をした選手の交渉が解禁されたのですが,去年相川の獲得に動いたヤクルトは今年も予想外に軽いフットワークを見せ,藤本を獲得するとかしないとか,そんな噂が駆け巡る.そんな感じの今日この頃,皆さまいかがお過ごしでしょうか.僕は普通です.
そんなこんなで藤本選手を取るそうです.個人的には,取って欲しくないなぁ,と思うんだけど,レギュラーが不在の間に川島を筆頭とした数多の候補が目を見張る活躍を見せられなかったのもまた事実.
今年は浩康までもが調子を落とし,宮本もおそらくフルシーズンの活躍は見込めない.ってな割とネガティブな状況を考えれば,仕方がないかなぁ.
その上,あいも変わらずサードの人材に窮する現状を鑑みれば,藤本の獲得に動くのは割合的を得ていると思うのよ.因みに僕は素人だから,ショートが出来れば基本内野は全部できると思っている(笑).
ただですね,過去三割打ったことがあるとはいえ打棒の方は正直未知数.ぶっちゃけた話打てなきゃ使えない訳で,ここで仮に貧打を露呈するようなら彼もまた数多の候補の一人に甘んじると思うし,そうでなければならない.で,正直その可能性は大いにあると僕は考えているのだ.
要するに,"層は厚くなったけど,それだけ"みたいな.それは一番の問題が解決してない.即戦力としてもあまり効果がないし,育成の面でもかなりのデメリットになっちゃう.
無論その競争で互いの能力が高まれば素晴らしいけど.そう上手くいくように人生出来てないような気がするんだよねぇ.まあこれは完全なる主観だけど.
だから,個人的には取って欲しくない.
FAなんだし,今年の年棒を下回る条件を提示する訳にもいくまい.正直言って,大きな期待を僕は持てないのだ.
無論優勝を経験していることとか,目に見えない価値もたくさんあるんだろうけど,なんというか,微妙だなぁ,という気がしてしまうのです.
獲得に乗り出すのも納得できる,でも僕自体はそこまでメリットは無いのではないかと思っている,という訳で割と複雑な気分なのですよ.
実際どうなんでしょう.皆さん,この移籍どう思います?
日本ブログ村野球ブログランキング
↑参加中。クリックしてくれると嬉しいです。
posted by えんをる |16:41 |
ヤクルト戯言集 |
コメント(13) |
トラックバック(0)
2009年11月06日
11月5日,日本シリーズ第五戦のお話.
僕はヤクルトファンということもあって,巨人を応援するということがほとんどない.現実にこの試合も完全に日ハム側に立って見ていた訳なんだけど,唯一巨人を応援した打席があった.まあ,実際に応援したのは巨人じゃなくて選手だったのだけど.
その選手は松本の代打として出てきた大道典嘉その人だった.
正直巨人には同点に追いついて欲しくは無かったのだけど,投手交代で左の林が出てきたときに,口を真一文字に引き結んで,ヘルメットを被りながらおもむろに出てくるのを見たら,何というかもう引き込まれてしまったんだよね.
大道は僕が昔から好きな選手だ.
こう書いていると,エラく好きな選手が多いもんだと自分でも思うんだが,事実だからしょうがない.縦にも横にもデカイ(小さい頃はそう見えた)体を小さく畳んで,バットをびっくりするほど短く持つ.で,ぽーんと右にヒットを打つ.その一連の所作がとにかく好きだった.や
けに簡単に左投手を打つし,なんやかんやスタンドにも放りこめるパワーもある.まあ守備は…うん.ねぇ.
職人的技術ってのは小学生の頃は歯牙にもかけないけど,思春期になると妙に魅力的に見えてくる.鮮烈な三連発に魅入られて小早川を好きになった僕も,少しずつ土橋の渋さに魅力を感じ始めたころだった.そんな経緯もあって,大道はでホークスで最もスタメンを張って欲しい選手の一人だったのだ.
そのホークスから戦力外通告を受けた彼が現在巨人で,正しく切り札と言うべき活躍をしている,というのはなんだかノスタルジックな魅力を持っている気がする.僕が昨日,一瞬だけ巨人を応援したのは,そんな感傷的な何かが籠っていたからこそ.
戦力外通告を受けて,ひょっとしたらもうなかったかもしれない彼の野球人生がまた少し伸び,その伸びた中に本人が言う『最も緊張した』その一打が入っていたことは,ほんの少し僕を幸せにしてくれたのだった.
日本ブログ村野球ブログランキング
↑参加中。クリックしてくれると嬉しいです。
posted by えんをる |16:29 |
野球戯言雑記集 |
コメント(6) |
トラックバック(0)