2009年05月23日
『藤井秀悟への郷愁』
昨日あったヤクルト-日本ハム第一戦。
こちらヤクルトの先発は館山だった。次の日に、つまり今日投げるだろうダルビッシュを避けるんじゃないかって話があって、実際その通りになった。館山は実績こそダルビッシュに劣るけれど、ヤクルトの右のエースと言っても過言では無い。
でもまあ、しょうがないよね。単なるリスクマネージメント。幸いどちらも「何とかして二連勝を」なんていう立場では無かったから、こういうことだってある。でもだからこそ、次の日のことを考えても、今日はあまり落としたくない試合だった。
さて、そのダルビッシュを回避した末にかち合った投手。つまり相手日本ハムの先発は誰だったかというと、藤井秀悟だった。つい二年前までヤクルトにいた、彼だ。
移籍の仕方もトレードという手段だった訳で、喧嘩別れをした訳でもない。ついでに言えば彼はヤクルトが最後に優勝した時の印象がとても強い。大怪我をした後、彼が持っていたキレのようなものはだいぶ衰えてしまった気もするけれど、僕の好きな投手の一人だった。
画して、またもや双方を応援しながらもヤクルトの勝利を願う、という悩ましい状況に、再び置かれることになってしまった訳です。
結果は館山が七回二失点とエースの貫禄を見せて無傷の五勝目を挙げる。
藤井は5回2/3を投げて三失点とピリッしない投球で、万事丸く収まるとは言えなかったけど、それでも割りとポジティブなシナリオだ。ヤクルトは勝ったし、藤井は致命傷になるくらい打たれた訳でもない。
とはいえ、藤井が致命傷にならないくらい抑えるのは今に始まった話では無く。
悪いなりに粘り、要所は締めていく。でも抑えきれずに失点して、それが続くうちに、いつの間にか何かが悪い方へ向かってしまう。良くは無いけど、かといって悪くは無い成績を残す。僕の中で藤井秀吾は、何かを支えようとしたその手から、少しずつ何かを零してしまうような、そんな勿体無い投手だった。
エースは何かを支え続ける人間だ。
彼はエースになることをずっと期待され続けて、本来ならばなるべきで、でも最後までヤクルトでエースになれなかった、そんなピッチャーだった。怪我が無ければ違ったのかな、なんて考えるのは、きっと下らない事なんだろう。
今の彼は日本ハムで先発ローテーションの一角を締めている。
その姿は、昔見ていた”エースになりきれなかった”藤井秀悟とあまり変わっていないように見えた。変わらないことは悪くなくて、どこか郷愁を誘ってくれるから、僕は嫌いではないのだけれど、彼にとってはいろいろと良くないことなんじゃないかと思えて仕方が無い。
そんな説明できない思いを抱き、僕はやっぱり少しだけ複雑な気分だ。難しいな。いろいろと。
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posted by えんをる |10:21 |
ヤクルト試合見たフリ集 |
コメント(4) |
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『藤井秀吾への郷愁』
コメント投稿者ID :
×藤井秀吾
○藤井秀悟 のようです。
http://ameblo.jp/yakyukozo/entry-10266193780.html
posted by 失礼します | 2009-05-23 10:53
『藤井秀悟への郷愁』
コメント投稿者ID :
>失礼しますさん
直しました。ありがとう。
でも恥ずかしくて死にたくなったお・・・
posted by えんをる | 2009-05-23 11:12
『藤井秀悟への郷愁』
コメント投稿者ID :
去年藤井は日本ハム川島との3対3のトレードでヤクルトから移籍した。日本ハムが藤井を獲った直後に、彼をヤクルトに返却して福地獲り(石井一の人的補償で西武から移籍したばかり)か、あるいは小田とともにGG佐藤との交換で西武にトレードされるうわさがあった。
posted by 耳より情報 | 2009-05-23 14:04
『藤井秀悟への郷愁』
コメント投稿者ID :
>耳寄り情報さん
へー。
posted by えんをる | 2009-05-24 11:03
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