2012年01月20日

青木は確かにスワローズに居た.

さて、ヤクルト不動のセンターにして切り込み隊長青木宣親のMLB移籍が決まりました。
行き先はミルウォーキー・ブリュワーズ。契約期間は二年+オプション。

正直、ホッとしている部分はあります。
別に西武の中島さんを腐す訳じゃあないのですが、あんな感じで残留、となったら、正直どんな顔で迎えればいいのか解りません。
残ってくれるのならば、それはそれでとても有難いし嬉しいのですが、やはり些細で微妙で、されど重大な何かを抱えたまま、来年と言う一年を過ごすことになったでしょう。だからデッドライン前にまだ移籍が成立して無かった時は、「勘弁してくれや」と思っておりました。



思えば、青木さんが彗星のように現れた頃は、まだ若松監督でしたねぇ。かの名監督の最終年に、ばばん、と登場して、200安打と首位打者を掻っ攫っていった訳なんですが、実を言うとその前年の方が、何故やらやけに強烈に記憶に残っているのですね。

その日は確か東京ドームの巨人-ヤクルト戦で、夕飯を食い終わった後、僕はいつもの様にポカンと野球中継を見ていたんですが、その時終盤で代打として出てきたのが青木でした。で、アナによるとチームトップクラスの俊足らしい。
おお、そんな奴おるのか、とちょっと気合いを入れ直すと、まあ小さい。実に小さく見える訳です。僕は一人、「なるほど、早そうだ」と納得しました。よく解らないですね。

でも、その頃の外野は真中、飯田、稲葉、ラミレスとかで固まっておりまして、内野も城石や土橋や鈴木健なんかがまだまだ頑張っている感じでした。チームはそこそこ強かったんですが、世代交代があんまり進んでないなぁ、なんて印象を受けたのもまた事実でして、要するにそんな状況で、僕は青木という選手を初めて認識した訳です。

まあ、確か結果は俊足を生かせもしないような凡打(たぶんセカンドゴロ)だった訳で、僕は握り拳で「ダメじゃん!」と叫んだのでした。




あれから九年ですか。それとも八年?

どちらにせよ、ちょっと早すぎるなぁ、と思います。



僕は彼を応援し続けるし、彼の居ないスワローズも僕は応援し続けるでしょう。
青木が居なくなってもスワローズは残ります。そして青木がスワローズに居たという事実は変わることはありません。どんなものであれ、彼の思い出がある限り、僕はそれを信じることが出来る。


スワローズで育ち、活躍し、そして去った青木宣親が、メジャーで旋風を巻き起こす日が来ることを、僕は願って止みません。





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posted by えんをる |14:38 | ヤクルト戯言集 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2012年01月15日

館山さんと複数年契約。

血行障害を発症し、CSが終わってすぐ手術していた館山さんですが、本人談では調整は順調に進んでいるようです。30メートル程度のキャッチボールも披露したということで、とりあえずは一安心と言ったところでしょうか。
復帰を焦る挙句、再度怪我をぶり返す、というのが一番恐ろしいパターンですが、「計画通り」「開幕には間に合わない」等、ある程度状況を客観視できているのでおそらく大丈夫でしょう!きっとそうに違いない。


気になるのは復帰後も同様の実力を維持できるのか、という点ですが・・・本人が「手術のペースは五輪より早い」と語るように、もともと怪我の多い選手です。10年で四回手術しています。その中には、「右肘靭帯断裂」なんちゅう血行障害よりよっぽどシャレにならん怪我もしております。

そんなこんあから復帰するたびに地道に実力を高め、ついには球界を代表する投手にまで上り詰めました。変な言い方ですが、「怪我のエキスパート」って奴ですな。だから、きっと今回も何事もなかったかのように復活してくれることでしょう。


さて、そんなこんなでポジティブなことを書いてはおりますが、やはり不安が残るのは事実です。似た症状を発症した中日の朝倉さんのように、急速に力を落としてしまう例があるのは、やはり怖い。
しかし、球団はそんなリスクのある館山さんに四年契約を提示しました。それまでの契約が三年三億という安値(今思うと破格ですわね)だったこと、またその期間に十二分な成績を残したことなどから、球団側が””を見せた格好。球団と館山さんの間の信頼関係があるからこそ成り立つ契約でしょう。
ぶっちゃけ単年三億をもらってもいいくらいの投手だと思いますが、複数年の評価を負荷することで年俸を抑えている。そして、怪我の多い館山にとってみれば、手術をした直後の複数年契約提示は非常にポイントが高いはず。ある意味理想的な複数年契約なのかもしれません。

後は館山さんが復活すれば、この契約は球界史上に残る複数年契約の大成功例になるはず。去年までの契約は、多少館山さんサイドに損した感が残りますが、年俸が上がった今回の契約であればそれもありませんし、これがwin-winの素晴らしいものになるよう願っています。
というかなるに違いない。



そんな感じでポジティブに考えつつ今回は終わりです。頼むぜ館山さん。怪我に負けるな館山さん。そして頑張れ館山さん。





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posted by えんをる |13:00 | ヤクルト戯言集 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2012年01月05日

マイ・ノルマ。

さて、世の中ノルマってのがございます。

要するに、「てめえ愛悪でもこれくらいはやれよ」ってことです。まあ、要するにこれは、「最悪これくらいやってれば君に過失は無いよ」っていう話なわけです(極端に言えば、ね)。


ただ、まあいちいちデータ穿り出してですね、「むむ、こいつは今年活躍し無かったな。ちくしょうめ」なんてやるのはですね、なんとなく新年にふさわしくないですよね。気分も暗くなるし。

まあ、そんな訳でですね、こんな記事を引っ張り出してみました。



タイトルには、マイ・ノルマってのがある。


まあ随分と古い記事なのですね。こんな感じのテンションの時もあったのですね。いやはや、懐かしいです。

まあざっくり説明しますと、タイトルってのは素晴らしいものです。でも、やっぱり成績が伴っていてほしいですよね。極端なことを言えば、最多勝が9勝だったり、首位打者が.298だったりすると、まあ凄いには凄いんでしょうけど、なんだかなあって思いますよね。いや、まあ凄いんですけど。

そんな訳で、「こんぐらいやってくれればタイトルホルダーとして文句ねぇぜ!」って奴を決めたのが上の記事です。まあ主観なんですけど。


せっかくですから、打撃成績だけでも去年の結果と比べ合わせてみましょうか。



○首位打者:.340以上
 セ:長野 久義 .316
 パ:内川 聖一 .338

○本塁打王:40本以上
 セ:バレンティン 31本
 パ:中村 剛也  48本

○打点王:120打点以上
 セ:新井 貴浩 93点
 パ:中村 剛也 116点

○盗塁王:30盗塁以上
 セ:藤村 大介 28個
 パ:本多 雄一 60個

○最多安打:180本以上
 セ:マートン   180本
 パ:坂口 智隆 175本



・・・さて、こう見ると、パリーグのタイトルホルダーはみんな「それっぽいなぁ」という感じがします。反面、セリーグの方は、「なんだかなぁ」という感じがするんですよね。いや、もちろんタイトルを取ったことを腐すつもりは無いんですけど、でもなんとなく寂しいというか。
いや、まあ統一球になったとかいうエクスキューズがあるのは解るんですけど、だとしても寂しい訳ですよね。

ま、そんな訳でですね、セリーグの打者面々には、統一球に負けないよう頑張って欲しいものです。ていうか、今見ると結構基準たけー。まあいいや。終わり!

posted by えんをる |15:18 | 野球戯言雑記集 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2011年11月18日

無事是名馬、哉。

館山は、クライマックスシリーズが終わるとすぐに手術をした。


理由はもちろん血行障害のせいで、開幕に間に合うかどうかは定かではない。そして間に合っても、それが今の館山なのかも定かではない。
もちろんクオリティを保ったまま戻ってくるだろうと僕たちは期待するけれど、岡林であったり、伊藤であったり、川島であったり、というような姿、悪く言えば末路を想像してしまうのも、また無理からぬことだ。


怪我。そう、怪我だ。詰まる所、今年のヤクルトの最大の敵は、こいつだ。こいつに抗うべく抵抗を続けたのが、今季の終盤だった。追い抜かれ、追いすがり、仕舞に狂気を垣間見た。

小川監督はどこまでも冷徹でリアリズムに満ちた人物だった。言い換えれば、自分の目で見たものしか信用しないということだ。その結果が、あの継投だ。希望的な観測を捨て、先発陣の比較的高いクオリティに賭けたあの五試合。ギリギリの線で辛うじて保持した運用という思想。その裏に見え隠れする狂気。それらの危うさと覚悟を、一番・遊撃・山田という途方も無いギャンブルが、悲壮な背景と共に際立たせる。狂わねば勝てぬ、という現実は、なんとまあ、非情なことだろう。

それらが終わってもなお怪我人の情報が伝えられるとは、一体どういうことだろう。久古は血行障害で手術を行い、山本哲はひじの疲労骨折で離脱する。そういえばシーズン中にも、チーム内で肺炎が流行する、などという信じられない事態が垣間見えた。そういえばその二年前にも、クライマックスシリーズを前にしてインフルエンザが流行していた。


戦力が劣っているということは、ある程度無理をしなければならない。それを否定するつもりは無い。でも、今のヤクルトは狂わねば勝てぬ。いや、狂っても勝てはしなかった。狂気は愉快だ。しかし、結果も残せぬ狂気など、微塵ほどの価値も無い。

過ぎ去った狂奔の後には、虚しさと遣る瀬無さと、多少の悔いが残った。来季こそは狂わずとも他チームと競ることが出来ることを、願わずにはいられない。






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posted by えんをる |14:38 | ヤクルト戯言集 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2011年09月30日

石井弘寿。

石井弘寿が引退するそうだ。

なんとなく、何を書きたいのか自分でもよく解らないのだが、今書かないとたぶん書けなくなることもあるだろう。

だからとりあえず思うがままに書いてみることにした。



さて。

まあ、正直な所、全く予想できなかった、なんて人はいないと思う。

なにせ、左肩を痛め、手術してからは、一軍で一回たりとも投げていないのだ。長い長いリハビリの末復活、という選手もいるけれど、ヤクルトスワローズというチームには、哀しいことにより劇的な、伊藤智仁の幻影が見え隠れする。

だからたぶん、きっとみんな薄々解っていた。
石井弘寿はたぶん、復活できないだろうということを、たぶんみんな解っていた。150km/hのストレートを投げたり、キレのいいスライダーで相手をねじ伏せたりとか、そういうことを、また出来る様にはならないだろうと。

そして、本当に復活することは無かった。球速は134km/hしか出なかったそうだ。僕は観ていないけど、きっと五十嵐と二人、ロケットボーイズとして名を馳せていたころの投げっぷりなど、どこにも無かったに違いない。それはたぶん、見様によっては、居た堪れない姿だったりしたのかもしれない。


ただ、僕はそれでも、石井弘寿に一軍に戻ってきてほしかった。

たとえストレートが120キロしか出なくても。高速スライダーがカーブにしか見えなくても。打者を威圧出来なくても。あの頃の姿じゃなくても良かった。へろへろの球で、それでも抑える彼を観たかった。

致命的な怪我をしても、それでも、持ち得る道具を使い尽くしてでも投げる姿が見てみたかった。

きっと野球は、殊に投手という職業は、それが可能であると僕は思う。
結局、そんなことは実現しなかったけれど。



引退後の彼に球団は、なにか経験を生かせるようなポストを用意するらしい。
となれば、やはりコーチだろうか。伊藤智仁も、リハビリの経験を生かせるようにと、確かリハビリ担当コーチ、というようなポストに初期はついていた記憶があるから、ひょっとしたらそんな立場になるのかもしれない。
何にしろ、彼の野球人生は、たぶんまだ続くのだろう。だから、怪我で苦しんだ分も、彼にいいことがあるといいな、と思う。


お疲れさまでした。

あなたの投球は、最高でした。

また神宮で見れるのを、僕は楽しみにしています。




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posted by えんをる |12:09 | 選手の話。 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年09月12日

西口文也。

西口が好きだ。


もちろん西武ライオンズの西口文也のことだ。東尾の系譜を受け継ぐような、芸術的なスライダーを投げる、あの西口だ。

ノーヒットノーランを、あと一人で二回も逃したあの西口だ。
完全試合をしたのに、味方が楽天・一場に抑えられて、延長戦に突入し、沖原にヒットを打たれて参考記録になってしまった、あの西口だ。

なのにひょうひょうと試合を振り返る、そんな西口文也が好きだ。というか、嫌いな人などいるのだろうか。



松坂がまだ日本に居たときだって、僕の中で西武のエースは西口だった。松坂はあの時日本のエースだったかもしれないけど、西武ライオンズを引っ張っていたのは、きっと西口だった。

そう思うのは僕が西武ファンではないからで、西武ファンの人から見たら違うのかもしれない。だとしても、自分の認識を変えるつもりは無い。西口はエースだった。少なくとも2005年までは。



そんな彼も年をとった。あんなに躍動感があったフォームも少し小さくなったように見える。いつ間にか、勝ち星も二桁までいかないのが当たり前になった。先発してもなかなか抑えられなくなった。
でも、その間も西武は強かった。世代交代の香りが、そこにはあった。



先日、バイト終わりにワンセグでスポーツニュースをザッピングしていると、西口の飄々とした顔が映った。慌ててチャンネルを戻すと、西口がヒーローインタビューを受けていた。六年ぶりに完封勝利をあげた、その時のニュースだった。

それは、下位に沈んで苦しむチームの中で、そして実に素敵なタイミングで復活を遂げた、エースの姿だった。


僕は急いで家に帰って、ネットで西口のインタビューを探して、観た。
三回観た。心から、カッコいいな、と僕は思った。






投げ放つ勇姿は 全てを越えて 今日もみんなの胸に 刻み込まれゆく。

そんな西口文也が、好きだ。





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posted by えんをる |15:17 | 選手の話。 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2011年09月11日

ヤクルト釣り野伏せ。

釣り野伏せ、とは―。


釣り野伏せ(つりのぶせ)は、戦国時代に九州の戦国大名島津義久により考案・実践されたと言われている戦法の一つ。釣り野伏せり・釣り野伏と呼ばれることもある。なお、大友氏配下の立花道雪など同じ九州の武将も類似した戦法を用いた記述がある。

野戦において全軍を三隊に分け、そのうち二隊をあらかじめ左右に伏せさせておき、機を見て敵を三方から囲み包囲殲滅する戦法である。 まず中央の部隊のみが敵に正面から当たり、敗走を装いながら後退する。これが「釣り」であり、敵が追撃するために前進すると、左右両側から伏兵に襲わせる。これが「野伏せ」であり、このとき敗走を装っていた中央の部隊が反転し逆襲に転じることで三面包囲が完成する。

基本的に寡兵を以って兵数に勝る相手を殲滅する戦法であるため、中央の部隊は必然的に敵部隊とかなりの兵力差がある場合が多く、非常に難度の高い戦法である。(wikipedhiより引用)



状況はなかなか好ましくなかった。

いつの間にやら4ゲーム差まで詰め寄られた、ホームでの対阪神3連戦。
今季は対阪神成績が3勝10敗と非常に分が悪かった。しかも直近の阪神戦では見事に3タテされ、一気にゲーム差を詰められる切欠となっていた。

阪神ファンの友人も、「これで3タテすればゲーム差1だ」などと鼻息を荒くしていた。
結構な確立で3タテいけるやん!と思っていたようだし、悪くても勝ち越しと踏んでいたはずだ。


それが逆にこっちが3タテである。一気に7ゲーム差だ。
阪神ファンにとっては激痛であろう。

しかも勝ち方がえげつない。
対ヤクルト戦9連勝と、阪神とって対ヤクルト最大の切り札であった久保をKOし、今日に至っては八回表に同点へ追いついた直後に2ランホームランである。しかもリリーフエースの榎田から打っている。
これで藤川も打ち崩していれば完璧だったが、まあそこまでは願いすぎか。


ひょっとしていけるんじゃないか、と思わせといて叩き潰す。
まさに釣り野伏せである。
相手の心を折るような、そんな大きな大きな三連戦だった。



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posted by えんをる |21:11 | ヤクルト戯言集 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年09月11日

日高起用に痺れる。

昨日の日高起用には痺れた。


ワンアウト一塁二塁。四点差がある、とはいえ相手は苦手阪神で、正直なところまだ不安だった。
しかも苦手・久保を打ち崩してつけた点差である。絶対にモノにしなければならない試合だったのだ。


そこで、日高である。防御率54点左腕の投入である。びっくりだ。


無論あの防御率が、彼の能力をそのまま表したものではないことは知っている。とはいっても、素人なのだから数字でしか判断できないのである。


結果はどうなったかと言えば、たったの八球でジ・エンド。二者残塁で無失点だ。なんとなく、とんでもないものを見た感じすらした。


というか、僕は(おそらくヤクルトファンの多くも)この三連戦はペナントを争う超重要な試合だと思っていた。石川を五回で下げたのも、その意気込みの表れだと勝手に思っていたのだが、この起用である。
いくら能力を熟知していると言っても、ぽっと出の若手にこの重要な場面を任せるその胆力たるや尋常なものでは無い。まあ、今振り返れば思いのほか理屈立った起用なのだが、その時はそんなこと欠片も思わなかった。

阪神戦を特に意識して居ないのか、若しくは日高の能力を完全に見極めているのか。どちらにしろ、小川監督の底知れない器のでかさを感じさせた昨日の日高起用であった。褒めすぎ?







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posted by えんをる |11:32 | ヤクルト試合見たフリ集 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年08月22日

増渕の話。

やっと好投してくれたな、という感じである。

言っておくが僕は増渕が大好きである。何が好きかって言えば、あのふてぶてしさである。実際にそうなのかは別にしておいて、こう、遠めで見ているとそんな感じがする。
そこが、素人目に見ると器の大きさに見えなくも無い。なんとなく、石井一久を髣髴とさせるのだ。

ゆえに、現在の先発候補の中ではモノになって欲しい選手No.1である。因みに野手No.1は川端だ。有り余る能力をもてあましてる感じが、ハムストリングスを手術する前のジェラードを彷彿とさせる。きっとすばらしいミドルシュートが打てることだろう。


何の話をしてるこっちゃ、という感じなので、話を戻す。

ここまで、やたらと増渕に対する評価は辛かった。まあ、あの成績じゃしょうがないな、とは思わなくも無いのだが、まだ23歳である。
そこかしこにあるブログを見るたびに「最後通牒」だとか、「戸田に行け」とか、「小川さんは試合を投げている」とか、「先発適正が無いのは明白」とか、「時間の無駄」とか、やたらあらぶった言葉の数々を見るたびに悲しくなり、「おのれいまにみておれよ!」などと握りこぶしを掲げつつ逆襲を誓うのが近頃の常であった。

というか、若手を使え使えという割りに、結果を出すまで待つことをしないという一部ファンの気質はなんなのだろう。最低でも半年くらい待ってやれよと思う。
「以前と比べ改善が見られない」というが、たった一週や二週でそんなことが出来れば一年後には完璧超人である。超人オリンピックを無血優勝するのも不可能ではあるまい。育成というのは、一年二年のスパンでステップを踏んでいくことが必要であろうと勝手に考えているのだが、この考えは誤っているのであろうか?


まあ、実際半年待ってこの成績であったのだから、増渕は今季使わない、という判断が下ってもおかしくはなかった。それに、増渕よりも赤川を使う、という判断がつい三日前にあった。

が、ここに来て館山が離脱して出番が回ってきた。並大抵の運ではない。
そしてその試合で好投である。持っていると言わざるを得ない。

得てして、優勝するチームにはシンデレラボーイ的な存在が現れるものである。彼がその一人となれるよう、ぜひこのチャンスを掴んでいただきたいと、願って止まないのである。



・・・なんとなく乱文である。が、まあいいや。終わりです。頑張ってくれヤクルト。





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posted by えんをる |17:25 | ヤクルト試合見たフリ集 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年06月23日

理想のセカンドを探る。

ものすごく個人的な趣味の話をする。


前にも同じようなことを書いた気がするのだが、僕の理想の選手とは「八番・セカンド」である。

なんのこっちゃ、という感じだが、ポイントを列挙すると


①打ち過ぎない
八番セカンドは.270くらいがちょうどよい。良くて.285である。キャリアハイが.300を超えるのは構わないが、常に.300前後をうろうろしている打者は打ち過ぎである。

②あんま盗塁しない
盗塁は多くても二桁乗るくらいで良い。盗塁王獲るくらい早いのはよろしくない。あくまで気を抜いたら盗塁されちゃうぞくらいの雰囲気が重要である。そんな雰囲気さえあれば、実際足が速かろうが遅かろうが盗塁が下手だろうが構わない。無論0でも良い

③ファインプレーやり過ぎない
ファインプレーとかはあんまり必要ない。ポジショニングが良くて、堅実であればそれで良い。エラーは論外だが、かといってあんまり守備範囲が広すぎてもなんだかなぁ、という感じだ。もうちょっと慎ましい方向でお願いします。

④小技が上手い
やはりバントは失敗してはならんと思う。右打ちが上手く、併殺が少ない。走塁が上手ければなお良い。絶対に必要なのは打席での粘りで、きわどいところをカットし続けて四球が取れれば素晴らしい。

⑤地味
すごく重要である。タイトルとか要らない。突出した武器もダメ。
でも必要とされる。そういう選手が良い。


こんな感じである。

そんな訳で土橋が好きだった。この条件全部に当てはまるかは微妙なとこだが、まあ理想だから仕方が無い。


んで、だ。

現在のプロ野球界に、僕の理想の選手は居るのだろうか。
という訳で、一人ひとり見ていってみた。まあ、偉そうな物言いなのはいい選手だからこそということで、お納めください。選手を貶したりはしてないから、あんまり怒らないでね。あとほとんどイメージでしか語って無いからそういうのダメな方は読まない方がいいかも。


SB:本多
まず第一に速すぎる。盗塁王のタイトルは、僕の理想としては必要ない。スピードスターのオーラが出ていてよろしくない。もう少し打率を下げ、盗塁を控え目にして、全体的に身体能力を下げて再度やってきて頂きたい。

日ハム:田中
何を差し置いても打ち過ぎである。というか、去年の打率だけが気に食わない。.290をギリギリ超えないくらいだったら十分許容範囲なだけに惜しい。守備も堅実でよろしい。盗塁が多いのもちょっとマイナスポイントだが、それ以外は割とポイントをクリアしてる気がする。
でもやっぱり去年は打ち過ぎである。

オリックス:後藤
大島という僕の理想にどストライクの選手を輩出した球団であるが、現在のセカンドであると思われる後藤はちょっとパワーが有り過ぎる。二桁HRをコンスタントに打てるような打力はノーセンキュー。中軸を打たれては困る。あくまで八番・セカンドが理想である。

西武:片岡
足が速すぎる。
以上、と言ってもいいくらい速い。あと案外淡白な印象もある。ポップフライが多い、と西武ファンの友人が嘆いていたから、たぶんそうなのだろう。まあ、難にしろ盗塁王を獲るようでは、僕の理想にはそぐわない。

ロッテ:井口
論外にも程がある。トリプルスリーが出来るセカンドなんぞ、反則的ではないか。
でも大リーグ時代の彼には心躍るものがあった。

楽天:高須
良い。とても良い。
まずチャンスに強いのが素晴らしい。打率も許容範囲だし、足も速すぎない。長打力も有り過ぎないし、何よりスター的なオーラが無い。守備も届く範囲ならば堅実である。塁に出たときの怖さはそこまで無いが、それでも己が仕事をしっかりとこなすその姿。かなり僕の理想と近い所に居る選手である。

ヤクルト:田中
実際かなり理想に近い。併殺が多いイメージはあるが、今年はそうでもない様である。得点圏もそこまで悪くは無い…と思う。比較的四球が少なく三振が多い、という点は、あるかもしれない。まあ、でも割と近い。無いようである走力とか、届きそうで届かない3割とか(去年届いたけど)、割と素敵なセカンドである。
でもなんか違う気がする。彼は彼で土橋以上に良い選手だとは思うが、やっぱり土橋に似た選手ではない気がする。どこが違うかは、正直よく解らない。

中日:井端
アライバと祭り上げられる程の選手である時点でダメである。もうちょっと地味な感じでお願いします。だいたい足速いし打撃にそつないしでいい選手過ぎるじゃないですか。というかあなたがたが居るからウチのヒロヤスが全然ゴールデングラブを…いや、なんでもないです。はい。

巨人:脇谷
成績だけ見ると、結構いい感じである。
でも小技微妙じゃないですか?いや、まあ確かに印象でしかないんですけど。
あと守備もあんま安心感が無い感じ。いや、まあ確かに印象でしかないんですけど。
でも悪い選手じゃ無いよね。いや、まあ印象でしかないんですけど。

阪神:平野
悪くない。というか、寧ろとても良い。
三振も少ないし、小技もうまい。走塁もいい感じである。
しかし…しかし、何故去年.350も打ってしまったんだ…。

広島:東出
成績だけ見ると、非常にいい感じに思える。
それでも何故か心の琴線に触れないのは、広島おける列記としたスターだからだと思われる。間違っても脇役などでは無い。いい選手故にという話。


横浜:渡辺
良い。とても良い。
盗塁はすこし多めだが、ここ三年はそうでもない。打率も申し分なく、パワーの無さも光る(変な言い方だけど)。守備も堅実で良い。何よりチームで脇役として徹して居ながら頼られているのが素晴らしい。外様で未だ完全なるリーダーになりきっていないのも良い。
敢えて言えば四球がちょっと少ない感じがするが、まあいいや。世の中、細かいことを突っこむのは野暮ってもんである。




・・・そんな訳で、僕が理想とするセカンドに近いのは、高須と渡辺であることが判明した。

判明した、というか、ぶっちゃけ完全なイメージである。実際最初のポイントをちゃんと満たしているかは、正直疑わしい部分もあろう。
それでもやはり、突出したものが無くても、目立たなくても、チームに貢献できている選手というのはやはり応援したくなってしまう。

そんなことを考えた僕なのでした。おわり。


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posted by えんをる |13:07 | ヤクルト戯言集 | コメント(14) | トラックバック(0)
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