2010年02月20日
待ちに待った世界最高の大会がやっと帰ってきた。
チャンピオンズリーグ。
今年は特にベスト16からどの試合も目が離せない好カードばかりだ。
火曜日にあったリオン対マドリッドそしてミラン対マンチェスター。
お互いが限界を出し切るこの大会は毎試合サッカー好きに小さな秘密を教えてくれる。
どの試合も新たな違う歴史が生まれ、毎試合色々なサッカーを素晴らしい選手達が提供し、楽しませてくれる。
有力候補が常に勝つ大会では無い。
歴史を振り返ってみてもチャンピオンズリーグになってから2連覇を成し遂げたチームは未だ存在しない。
ベスト8まで勝ち上がるどのチームも世界最高のタイトルに相応しいと言える。
しっかりとした準備、そして試合に集中ができていなければどのチームでも姿を消してしてまう。
リオン対マドリッド
ジュニーニョ、ベンゼマ、ディアラがいた頃と比べると力は大分落ちてしまったがリオンだが、マドリッド相手に1-0で勝った。
1-0という結果だったが、かなりのゴール差で勝っていてもおかしくなかったゲームだと思っている。
マドリッドは次のホームゲームでこの結果をひっくり返せるポテンシャルを持っており、私はホームのベルナベウでそれを実現すると思っている。
しかし、サッカーというのはどんな試合でも我々に教えてくれる事がある。
前節の試合を見て改めて考えさせられたのは、やはりサッカーは団体競技であり、チームとして良いプレーをしたチームが最後に笑う。
リオンは良かった、凄く良かった。
完璧なプレッシング、しっかりとしたディフェンスライン、チームとしての統一された守備意識、カカ、ロナウドに1対1の状況を作らせなかった守備のサポート、しっかりとしたマーク。
速いカウンターというゲームプランニングで試合に挑みしっかりとゲームを自分達のものにする事が出来ていた。
もう1試合のミラン対マンチェスター。
このゲームは素晴らしい選手達がスペクタクルを披露してくれたゲームだった。
ロナウジーニョ、セ-ドルフ、ルーニー(現在世界で一番調子が良いFWの選手かもしれない。)
ロナウドが抜けてもレベルが高く力強いマンチェスターを見る事ができた。今のルーニーを見ていると限界がなくこのまま更に飛躍する事を感じさせられる。
今年もこのタイトルを勝ち取ろうと意気込むマンチェスターとは対照的にヨーロッパの最高峰に戻る為にも早急に世代交代が必要と悲鳴をあげるミランをみる事ができた。
スペクタクルが帰ってきた今、これからは毎月チャンピオンズリーグから目が離せない!!!
posted by Joan Salvans |16:14 |
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2010年02月13日
ここ最近あらためてバルサの下部組織の話題がよく出てくる。
チームの結果、サッカーの内容だけでなく下部組織に関しても現在のバルサは世界最高峰のレベルだ。
下部組織が評価されているのは決して現在トップチームでプレーしている選手を輩出した事や、他の海外のクラブでバルサ下部組織出身選手であるアーセナルのセスク、フラン・メリダが活躍しているからだけではなく、これから先にも輩出する選手が数多くいる事だ。
ついこの間バルサのサテライトチームであるバルサB対GAVAの試合を観に行ってきた。
GAVAはバルセロナの隣町のクラブで1部リーグでプレーした経験をもつ様な選手達で構成されたチームだ。
バルサBはそんなGAVAに力の差をみせつけ5-0で勝った。
バルサBの試合を観た感想は目の前にある試合に自分の全てを出し切ろうという姿勢を全面に出している大きな夢を持った少年達のグループは近い将来いつでもグアルディオラがトップチームに招聘できる準備が出来ている事を感じさせられた。
ずば抜けたタレントを持っているジョナサン・ドスサントス、チアゴ・アルカンタラはすでにトップチームでリーグ、チャンピオンズでデビューしている。
さらにMarc Muniesa、Fontas、 Ruedaと言った選手達はこの調子で行けば本当に近い将来チャンスが到来するだろう。
人々はバルサの下部組織と他のチーム、例えばレアル・マドリッドとの力の差は大きいと考えているが、本当はその差はさほどない。
データだけで分析してみればマドリッドの下部組織はリーガエスパニョーラの1部にバルサの倍以上の選手を輩出している。
マドリッドも今まで下部組織から数多くの選手を自身のトップチームに輩出して成功している。
Michel、Butraguenyo、Martin Vazquez、Casillas、 Raul(ユースまではAt Madridだが)、 Guti。こういった選手は彼らが独自で輩出してきた。
マドリッド対デポル戦の後にスポーツディレクターであるバルダーノは公の場で自身のクラブの監督であるペジェグリーニに対しレアルの下部組織出身の若手を使わなかった事に対して批判した。
私はそのバルダーノの意見におおいに賛成する。
レアルはその試合75分まで0-2で勝っていて、内容から考えてもレアルの勝ちは確信できるものだった。
ペジェグリーニはその試合に下部組織出身の若手を3人ベンチ入りさせていたが一人も出場させる機会を与えなかったのだ。
その理由を知るのは彼しかいない。
今回のテーマで何が言いたいかというと、下部組織の成功というのはトップチームの監督次第であり、どれだけ自身の下部組織の若者たちを熟知し信用するかという事にある。
選手としてそして監督としてバルサで生きてきているグアルディオラはバルサのベースを知っている。
彼は数少ない下部組織のチャンスを生かしている監督だ。
現在のバルサとレアルマドリッドの下部組織の違いは「質」ではなく、「信用」だ!!!
posted by Joan Salvans |03:11 |
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2010年02月05日
2月4日に販売された「ワールドサッカーダイジェスト」に「バルサキラーはここだ」という題名でジョアンの記事が搭載されています。
このブログでバルサの記事を多く書かせていただいていますが、今回のダイジェストの記事ではジョアンの視点から見たバルサのライバルとなるチーム、そしてバルサの攻略法を依頼されました。
バルサを倒すための手段・・・毎週バルサと対戦するどのチームもが悩まされています。
バルサのベストメンバーでの試合にはほとんど穴が無いとジョアンは言いますが、その反面サッカーには完ぺきなシステムは存在しないと言います。
そんなジョアンの考えるバルサの攻略法。
是非チェックしてみてください。
posted by elpuente |01:39 |
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2010年02月01日
バルサとマドリッドは下位のチームを突き放し続けている。
と言っても何一つ驚く事ではなく、誰もがリーグ開幕前から予想していた事だし、ブログでも何度も言ってきている。
先週リーグ前半戦が終了したが、予想通りの結果をしっかりと出し切っているこの2チームは改めて凄いと思わせてくれる。
バルセロナは衰えを全く感じさせず、さらに新たな記録を達成しそうな勢いの無敗で前半戦を折り返し、後半戦の1試合目もきっちりと勝利をおさめた。
2位のマドリッドも首位と5ポイント差以上開くことなくしっかりとバルサを追いかけている。負けたバルサ、セビージャ戦は計算できるアウェーでの取りこぼしだ。
前回のコメントの中にもあったが、この2チームが国王杯を早期敗退した事によってチャンピオンズリーグが再開するまでは代表戦も無く、週末の1試合だけに集中できる。
この状況はビッグクラブにとって最高の状態で試合に挑める事は明らかだ。
両チームのスター選手は最高のレベルを維持でき、怪我人がいない両チームは(マドリッドは長期離脱しているぺぺを除く)毎週、理想のスタメンで戦える。
今のバルサはここ3試合で無失点。このデータは偶然だとは思わない。
選手がしっかりと前節の試合から回復できる時間というのは絶対に必要だ。更に選手のレベルが高ければスペクタクルなプレーに繋がる。
これは日本に与えられている一つの課題だと私は思う。
レベルの高い選手が試合の疲れからしっかりと回復するプログラムが必要。
先シーズンまでJ2はリーグ戦で3周戦わなければいけなかったし、J1にはリーグだろうがカップ戦だろうが常にベストメンバーで戦わなければいけないという変わったルールがある。
各チームがどの様な選手の回復方法をとっているのかは、分からないから決してチームを批判しているわけではないが、ベストな状況にもっていきづらい環境がある中での回復する重要性を伝えたい。
ビッグクラブにとってカップ戦などのタイトルが取れない事は決して良い事ではない。
しかし、公式戦が減るのは選手のフィジカルコンディションを良い状態に仕上げる事ができ、チームのサッカーに影響する。
先日アンリはこの様な事を言っていた。
「今は凄く良い状態だ。自分が一番良かった時のフィジカルコンディションを取り戻している感じがする。」
このアンリのコメントこそが今のバルサが調子を落とさない一つの大きな要因だ。
グアルディオラは毎週ベストなスタメンで試合を戦えており、更に良いサッカーが出来るようになっている。
レベルの高いサッカーから学べる事は多々ある。
フィジカルコンディションの重要性。
バルサとマドリッドがベストな状態であり続ける限り、リーガエスパニョーラのチームがこの2チームを倒す事はほぼ不可能と言える。
posted by Joan Salvans |00:47 |
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