2009年11月21日

南アフリカ対日本代表

ワールドカップに向けて凄く良い強化試合が初めて見れた。 

まず始めにこの試合をオーガナイズした人たちを褒めたたえたい。
ああいった試合こそが代表として成長でき本当にワールドカップに繋がる試合だと思う。

ワールドカップが開催される国、そしてスタジアムでの試合。
代表は凄く良いサッカーの試合をした。
前半は南アフリカが引いて守り、日本に攻撃させてくれるスペースを与えてくれなかったためあまり面白い内容ではなかった。
岡崎のスペースでもらう動き、サイドから上がる内田の攻撃ぐらいしかチャンスは見られなかった。
しかし日本はチームとしてまとまり、ここ数試合で出来ていなかった忍耐強いパス回しが見られ、南アフリカの守備の体力を減らすことができた。
相手の疲れは試合終了間際に見られもう少しで日本は勝利を勝ち取れたと思う。

後半は松井と中村俊輔が入った事によりゲーム展開が良くなった。
攻撃チャンスは前半よりも増え、ゲームの流れも日本に良い方に流れた。
良いサッカーをしようとする姿勢が見られ、何よりも試合に勝ちたいと言う気持ちが表れていた。
残念ながら結果は0-0の引き分けに終わってしまったが、大事な事は自分達がしようとしているサッカーを表現する事であり、どの試合でもコンセプトを持った自分達のフィロソフィーを見せる事。
私がここ最近見た代表の試合の中ではベストといえる試合だった。
特に後半。
特に長谷部が良かった。チームを率先して引っ張っていた。彼の勝利に対する気持ちがチームに浸透しており、最後まで力を出していた。

新しいシステムを起用したり、色々な選手を試みた試合だったが、この試合一番大事だったと思うのはチームでのプレス。
前線から激しくプレスに行くのではなく、普段よりも低い位置からのプレスはチームとしてコンパクトになりゲーム終盤までフレッシュな状態でいる事ができた。

そしてポゼッション率を高めれたのは、長くボールを保持できた事が攻撃に時間をかける事ができ南アフリカの守備の体力を消耗する事ができた。

凄く良い強化だったと思う。
おめでとう。

posted by Joan Salvans |01:52 | 代表 | コメント(10) | トラックバック(1)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年11月12日

FW森本の動き分析

elpuente-123243.jpg
11月10日販売の週刊サッカーダイジェストにジョアン・サルバンスによる森本選手の動き分析のインタビュー記事が出ています。 日本代表とカターニャでの森本の違い等が搭載されています。


posted by elpuente |09:45 | 代表 | コメント(6) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年11月11日

ACL決勝を観に行って

まず、前回のブログに対して数多くのコメントを書いてくださりありがとうございます。
賛否両論な意見が書いてあり、皆さんがそれぞれの意見を書いてくださるのは本当に有難い。
これからも多くの意見をいただければと思います。

今回は先週末に友人に誘われ観戦しに行ったACL決勝について書こうと思う。

昨年は準決勝の浦和対ガンバの試合を観に行ったが、今年は決勝を国立に観に行く事ができた。
まず一番に感じた事はヨーロッパという大陸とアジアという大陸のチャンピオンズリーグという舞台の大きな差。改めてアジアという大陸はまだまだサッカーにおいて成長しなければいけない事を感じた。 

 私はヨーロッパの決勝の舞台を生で経験している。
92年Wenbleyでのバルサ対サンプドリア、05年パリでのバルサ対アーセナル、そしてチャンピオンズリーグではないがGlasgowであったUefa杯決勝のエスパニョール対セビージャ。
スタジアムは熱で溢れかえり、決勝が開催される街には両チームの多大なる数のサポーターがはるか遠くから足を運びその街を埋め尽くしその雰囲気は言葉では表せないぐらい24時間サッカー一色に染まる。

しかしアジアの決勝はと言うと・・・。
スタジアムは半分も埋まっておらず、両クラブのサポーターはゴール裏を軽く埋めるだけ。距離的に考えて韓国のチームの方が少しは多かっただろうか。
少ない観客のほとんどは私のようなサッカー好きもしくは、協会等から配られたチケットで来たサッカー少年たちばかりだった。

なんて残念な事だと思った。
なぜ観客が入らないと分かっていても試合が行われるのかが不思議でしょうがない。
もちろん、日本のチームが決勝まで勝ち進んでいたら話は別だ。
しかし、その保証は一つもなく現に日本のチームは勝ち進めなかった。
確かにアジアは大きいが決して試合を観に行くのに移動できない距離ではない。
ヨーロッパのチャンピオンズリーグでさえまともな時間にハイライトすらやらない国の人たちにアジアのチャンピオンズリーグの決勝で戦う日本以外のクラブチームの選手を知るわけがないはずだ。
試合を観に来ていた半数以上の人たちが両チームについての情報はなかったと思う。

まだまだアジアのサッカー人気がヨーロッパや南米ほどでは無い事ぐらい分かっているはずならば、いかにアジア全体の盛り上がりを考えると言う手段を考えないのかが本当に理解に苦しむ。

アジアの決勝は南米の様にホーム&アウェーで戦う方式の方がスタジアムも数多くのファンで埋め尽くされ、断然盛り上がり本当のサッカーの雰囲気が成り立つだろう。
 その方が両者のファンにとってもありがたいはずだ。

試合は韓国のチームが勝った。
試合内容は良く質も良かった、日本のチームが決勝までたどり着けなかったのが残念でならない。
サウジアラビアのチームはレベルの高い選手が集まっていた、特に前線の選手達。そしてチームのフィロソフィーも凄く良かった。
しかし決定的な攻撃が欠いていたのと、守備のミスを減らす必要がある。特にペナルティーエリア前での必要無いファールは命取りとなってしまった。
逆に韓国のチームはしっかりと守り、数少ないチャンスを相手のミスから生かす事が勝利に大きく繋がった。
タイトルを勝ち取れた要因となったのはしっかりとしたリスタートの準備がされていた証だ。
優勝おめでとう。
アジア代表として世界大会で少しでも良い結果を期待している。

posted by Joan Salvans |02:11 | その他 | コメント(1) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年11月01日

U-17W杯日本代表から学ぶ事

ナイジェリアで開催されているU-17のワールドカップで日本の敗退が決まった。
本当に悲しい結果だ。
U-17の大会であってもW杯に出場するのは決して簡単な事ではない。
そしてこの結果により日本代表がW杯に出場した中でも弱いチームというイメージで終わってしまった事は本当に残念でならない。
 
 3試合戦って3敗。
ブラジルに負け、スイスに恥をかかされ、そしてメキシコに希望を断たされた。

 3試合を振り返ると大事な鍵となる試合はスイス戦だったと思う。
日本と同じく予選敗退したブラジルだが、ブラジル戦での負けは計算できた事だ。
決勝トーナメント進出がかかる本当の1戦こそがスイス戦だったといえる。
スイス戦。
良いスタートで試合を運び早い時間で先制点を取り、リラックスしているスイスから前半25分には2点のリード、そして数々のゴールチャンスを作りながら試合を運ぶ事ができた。
日本のチャンスだけで見れば前半だけで大差をつけれていてもおかしくはなかった。
しかしスイスの1点からこじれだし、恐怖心、緊張が出始めた。
何度も言ってきている日本のサッカーの欠点が現れだした。
チームのフィロソフィーも無い。
守備におけるアグレッシブさの無さ、特に相手CFにやりたいようにやられ近寄って邪魔をする事もなかった。
リスタートの致命的なミスにより、相手のリスタートの度にゴールチャンスを作られる。
そして何より想定外の展開になった時のリアクションを起こすキャパシティーの無さ。 

サッカーにおける歴史も無い国。
国の人口が東京の半分ちょっとしか無い国。
ヨーロッパの中でもレベルの低い小さいリーグの国。
そしてこれから先、5年経ってもレベルの高いプロフェッショナルな選手を輩出する事がないような国。(CFの選手だけは順調に成長し、運があれば可能性はあるだろう)
我々はそんなスイスに壊されてしまった。

しかし我々日本は違う。
タレントはいる。
しかしそのタレントを我々自身で潰している。
飼い殺している事によりタレントの将来の可能性を潰してしまい、それだけでなく持っている力をも失わせてしまっている。
特に誰の事を言っているかは言うまでもないはずだ。

宇佐美 貴史

日本が生んだ最高のタレントの現状は平凡な選手になる寸前だ!!!
チームの顔ともなれる逸材をガンバはトップチームで起用する事を拒む。
リスクを背負ったプレーは減ってしまった。
戦う姿勢も前よりも感じられない。
ほんの1年前までは周りとの違いを見せつけるタレントだったが、今は見る度に周りの選手と変わらなくなってきてしまっている。
W杯に敗退してしまった今、彼は落ち込みサッカーへの気持ちを失ってしまっているだろう。
彼のプレーを初めて見たのは彼が15歳の時。
スペインならばすでにトップチームの主力となっているはずだ。
日本で人気のある野球は高校を卒業した選手が起用される事はよくあると聞く。
私は野球の事は分からないが、どうしてサッカーでは起用されないのかが不思議に思う。

皆さん、これこそがサッカーで自分達の国のタレントに起こっている現状であり、自分達で未来の至宝を潰してしまっているのです!!!
日本のサッカー人気は落ちていると聞きますが、その理由は自分達自身にあるのです!!!
この危機感を感じていないのであれば、日本のサッカーに良い未来があるとは私は思わない。
今こそ、動きだし、変える時なのではないだろうか。

私はこの国のサッカーに可能性があると何度も言っている。
しかし、この現状には納得する事ができない。
辛口な内容になってしまったが、可能性を信じているだけに伝えたい。
 
それともう一つ。
U-17代表でのW杯での結果、起こった事はA代表への警告だという事に気づかなければいけない。
W杯までの準備期間に本当に起こっているA代表の問題を見つけ解消する事ができなければ同じ事の繰り返しとなってしまうだろう。

posted by Joan Salvans |21:09 | 代表 | コメント(27) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加