2009年03月30日
前節のバルサの前半はスペクタクルで素晴らしい内容でした。
今のバルサは勢いが衰えず、日に日に突き進んでいます。
勢いに乗ったら羽を得た天使の様に止める事ができません。
何といっても3トップは3人で80ゴール、世界最強を数字で表しています。
チームとしてオーガナイズされており、効果のあるチームプレッシングはほとんどの対戦相手を翻弄。
トップの選手はゴールを入れるだけでは無く、他の誰よりもボールを奪う、もしくは相手のミスを誘う守備の第1線となっています。
中盤は守備のスピリットを持った選手と創造性豊かなイマジネーションを持った選手で構成。
Toure、Keyta といったバランスを取る選手と、オーケストラの指揮者となるXavi、Iniestaは攻撃のハーモニーを創り出す指揮官。
守備は他に比べるとウィークポイントになりがちだが、リスクを背負った攻撃参加と強いパーソナリティーでカバー。
Alves、AbidalそしてSilvinhoは常に攻撃参加を意識し相手チームを迷わせる。攻撃重視になりCB( Puyol,Marques,Pique)だけが残り危険なシーンもあるが、そこはサッカー、完璧なシステム等この世にはありえません。
しかし、言えるのは今のバルサのサッカーを見ている観客はこの様なサッカーを望んでいます。
素晴らしいGkであるバルデスと数多くの手段を持っているBojan、 Gudjonsen、Hleb,、Busquets、Caceres、Pintoといったサブの選手たちがいる今シーズンのバルサはタイトルの匂いを漂わせています。
しかし、まだ何も勝ち取ってはいません。何か一つでもタイトルを獲得する事を願っており、タイトル獲得はサッカー界にとってもプラスになる事だと思います。
posted by Joan Salvans |06:33 |
欧州サッカー |
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2009年03月28日
少し前になりますが、3月8日に千葉県で指導者講習会の講師を務めさせていただきました。
デモンストレーションに来てくれたのは柏レイソルU-14の選手達で、レベルの高さに本当に驚かされました。
対象はジュニアユース年代の指導者の方々でテーマは状況判断、サッカーを読むコンセプトでした。
内容はポゼッションの基本コンセプトから始め、一つ一つのコンセプトが出来ると次のコンセプトを付け足し、3つのエクササイズから最終的に実戦と同じ状況まで発展させる練習を行いました。
日本人の選手を指導していると、そのキャパシティーに驚かされる事がよくあります。
日本人選手は規律があり、テクニックレベルは良いレベルを持っています。
しかしサッカーを読むという事が忘れがちな部分があります。
この場を使って指導者の方々に伝えたいのが、ユース、ジュニアユース年代においてサッカーを読むという力を身に付けるという事が大事だということです。
講習会の時の柏レイソルU-14の選手たちのレベルは本当に高く一つの練習で数多くのコンセプトを伝え内容のレベルは高い様に感じられたかもしれませんが、行った内容はレベルの高い選手のための練習ではありません。
どのレベルの選手たちでも伝えるコンセプトは同じだという事をご理解していただきたいです。
選手たちのレベルに合ったコンセプトと、コンセプトを付け足していく進展状況は選手達のレベルによって異なりますが、状況判断、サッカーを読むコンセプトの内容は選手のレベルが高くても低くても変わりません。
選手のレベルに適応したコンセプトを伝えてあげ、そこからレベルに合った進展をしてあげる事が重要なのです。
そうする事により、選手たちはコンセプトを素早く理解して呑み込み、段階をふんでコンセプトを応用する事ができるようになります。
コンセプトというのは選手たちが一つ一つのプレーを考え、応用するヒントであり、サッカーを読む、考えるという事に繋がります。
講習会でデモンストレーションとなった柏レイソルの選手たちは実現する事ができました。
この度、講習会を依頼してくださった千葉県クラブ連盟の方々、参加してくださった指導者の方々、デモンストレーションとして参加してくれた柏レイソルの選手達にこの場を借りて改めてお礼を伝えたいと思います。
ありがとうございました。
posted by Joan Salvans |19:13 |
イベント等 |
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2009年03月20日
今日はチャンピオンズリーグ・ベスト8の抽選会です。
どの対戦カードでも目が離せない組み合わせになりそうですね。
私がベスト8で注目する一つに、どの国のリーグのチームが一番残っているかという事。
ここ10年を振り返れば、バルセロナ対マドリード、バレンシア対マドリードのリーガエスパニョーラの時代。
ACミラン対インテル、ACミラン対ユべントスといったセリエAの時代。
そしてここ近年は2年連続で4チームがベスト8に顔を出すプレミアリーグの時代が到来しています。
わたしはチャンピオンズリーグのベスト8に一番多く残っているクラブのリーグが欧州最強、そして世界最高のリーグだと思います。
今回も4チーム中4チームが残っています。
マンチェスターUは昨年の力は衰えず欧州2連覇を狙える実力を十分に備えています。
Liverpoolはチャンピオンズリーグのスペシャリストという存在を今年も証明。調子が良かったReal Madridを粉砕。
昨年、運悪く決勝でタイトルを逃したChelseaは生まれ変わり新たな歴史を作るためにセカンドチャンスを掴もうとしています。
エレガンテで「ジェントルマン」なArsenal。若さ、そして「Joga Bonito(美しくプレー)」なチームは危険なチーム。
この4チームが残っているのは間違いなく世界最高リーグだという事を証明していると私は思います。
プレミア3チーム対セリエA3チームの対決となったベスト16はリーグの力の差を証明した一つの結果です。
スペインの新聞に面白い比較が出ていたのでここに書きたいと思う。
まず両リーグの予算を比較すると愕然の差があります。
プレミア8億ユーロに対しセリエAは2億
平均観客動員数35382人に対し24800人等・・・各データを比較してもプレミアが上回っています。
このデータが直接結果に繋がっているとは決して思いませんが、ひとつの要因かもしれません。
私がプレミアがここ数年で強くなったのはGKにあると思います。
ビッグクラブが海外の優秀なGKで補強をしたのがポイントで、チェルシーのチェフ、リバプールのレイナ、マンチェスターUのファン・デルサール。
サッカーにおいて結果を残す為には優秀なFWとGKが重要です。
GKの補強も強さの一つの要因です。
しかしプレミアリーグが世界最高峰だからといってチャンピオンズリーグを優勝するとは限りません。
この大会には常に落とし穴がありサプライズがつきものです。
今までの歴史を見ても、レッドスター、マルセイユ、オポルトと言った優勝候補を退けて優勝する事もある。
スペイン代表を欧州優勝に導いたメンバー(Sena , Cazorla, Capdevila)がいるVillarealは年々チャンピオンズで結果を残しておりどこにとっても危険なチーム。
大舞台に戻ってきたBayernにはToni、Podolski、そして相手を翻弄するRiberyがおり規律が取れたドイツ特有のフィジカルも見もの。
Barcaももちろん優勝候補の一つです。今シーズンの好調ぶりをリオンの第2ラウンドで取り戻し実力を証明してくれました。
世界最高の3トップ( Eto, Messi, Henry...)ヨーロッパ最高のプレーゲームメークをする中盤 ( Xavi、 Iniesta)達はほんの数分で相手DFを崩すことができます。
残った8チームが死に物狂いでタイトルを奪い合う準備を整えています。
さらにチャンピオンズリーグから目が離せません!!!
posted by Joan Salvans |09:05 |
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