2010年03月17日

CSKAの本田圭佑

昨日、チャンピオンズリーグベスト16のセビージャ対モスクワの試合が行われ、HONDAのGOLAZO(スーパーゴール)でモスクワはベスト8に勝ち進んだ。
私は以前から日本のサッカーは人々、特に日本人が思っている以上にレベルが高いと言い続けている。
昨日はある意味良い選手が良いレベルのチームでプレーすれば活躍できるかどうかの試験だったと言える。
HONDAはヨーロッパで経験を積んだ事により日々レベルが上がり良い選手になっている。
しっかりとしたキャラクターを持っており、自分の明確な目標を立て、その目標に向かって進むべき道を選択している。
彼にとってヨーロッパに来てプレーするのは正解だった。今、世界最高の大会である欧州チャンピオンズリーグで戦えているのは大成功と言える。
良いレベルの選手達に囲まれ、チャンピオンズリーグのベスト8まで勝ち進み、組み合わせ次第では更に上まで勝ち進める可能性も十分にある。そんな、チームはHONDAは絶対に欠かせない選手としてスタメンでプレーしているのは素晴らしい事だ。
彼のサッカーは見る度に良くなり、チームに効果をもたらす存在になっている。
しっかりボールをキープでき、プレスもかけ守備もする、チームの攻撃の起点になり、チームメイトの攻撃も支えている、2つ目のラインからクロスに合わせにいき自らもゴールを狙いに行く。
昨日の試合ではそのアクションをみることができた。
前半途中にはシュートを打った後のこぼれ球で更にシュート打ってあと少しでゴールという所でパロップに止められたシーンもあった。
昨日の試合で一番彼を評価したいのはCSKAのボールの出どこ、起点になっていた事だ。
セビージャのように全力でプレスをかけてくるチームからパスをつなぐのは簡単な事ではない。
HONDA良く動き、常にボールに対してサポートにいきCSKAのボールのでどこになっていた。
さらに守備においても力を入れていた。
自分に与えられている責任を全うしてプレスをかけにいき、規律もとれ、戻る所はしっかりと戻りチーム守備もしっかりとこなし、味方の守備もサポートしていた。
勇気のある選手でリーダーシップも持っている。
その姿が見れたのはゴールを入れたFKだ。
自らボールを持ち、代表選手やベテラン選手がいる中、何も気にせず自らが打つ。さらにミサイルシュートでゴールを入れてしまう姿は将来のリーダーとなり、強いパーソナリティーを持っていると確信させる場面であった。
HONDAは着々とワールドカップに向けて力をつけているのを実感させる試合だった。

posted by Joan Salvans |19:57 | 欧州サッカー | コメント(7) | トラックバック(0)
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2010年02月20日

チャンピオンズリーグ再開

待ちに待った世界最高の大会がやっと帰ってきた。
 チャンピオンズリーグ。
今年は特にベスト16からどの試合も目が離せない好カードばかりだ。

火曜日にあったリオン対マドリッドそしてミラン対マンチェスター。

お互いが限界を出し切るこの大会は毎試合サッカー好きに小さな秘密を教えてくれる。
どの試合も新たな違う歴史が生まれ、毎試合色々なサッカーを素晴らしい選手達が提供し、楽しませてくれる。

有力候補が常に勝つ大会では無い。
歴史を振り返ってみてもチャンピオンズリーグになってから2連覇を成し遂げたチームは未だ存在しない。
ベスト8まで勝ち上がるどのチームも世界最高のタイトルに相応しいと言える。
しっかりとした準備、そして試合に集中ができていなければどのチームでも姿を消してしてまう。

リオン対マドリッド
ジュニーニョ、ベンゼマ、ディアラがいた頃と比べると力は大分落ちてしまったがリオンだが、マドリッド相手に1-0で勝った。
1-0という結果だったが、かなりのゴール差で勝っていてもおかしくなかったゲームだと思っている。
マドリッドは次のホームゲームでこの結果をひっくり返せるポテンシャルを持っており、私はホームのベルナベウでそれを実現すると思っている。

しかし、サッカーというのはどんな試合でも我々に教えてくれる事がある。
前節の試合を見て改めて考えさせられたのは、やはりサッカーは団体競技であり、チームとして良いプレーをしたチームが最後に笑う。
リオンは良かった、凄く良かった。
完璧なプレッシング、しっかりとしたディフェンスライン、チームとしての統一された守備意識、カカ、ロナウドに1対1の状況を作らせなかった守備のサポート、しっかりとしたマーク。
速いカウンターというゲームプランニングで試合に挑みしっかりとゲームを自分達のものにする事が出来ていた。

もう1試合のミラン対マンチェスター。
このゲームは素晴らしい選手達がスペクタクルを披露してくれたゲームだった。
ロナウジーニョ、セ-ドルフ、ルーニー(現在世界で一番調子が良いFWの選手かもしれない。)
ロナウドが抜けてもレベルが高く力強いマンチェスターを見る事ができた。今のルーニーを見ていると限界がなくこのまま更に飛躍する事を感じさせられる。
今年もこのタイトルを勝ち取ろうと意気込むマンチェスターとは対照的にヨーロッパの最高峰に戻る為にも早急に世代交代が必要と悲鳴をあげるミランをみる事ができた。

スペクタクルが帰ってきた今、これからは毎月チャンピオンズリーグから目が離せない!!!

posted by Joan Salvans |16:14 | 欧州サッカー | コメント(1) | トラックバック(0)
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2010年02月13日

下部組織の意味

 
ここ最近あらためてバルサの下部組織の話題がよく出てくる。
チームの結果、サッカーの内容だけでなく下部組織に関しても現在のバルサは世界最高峰のレベルだ。

下部組織が評価されているのは決して現在トップチームでプレーしている選手を輩出した事や、他の海外のクラブでバルサ下部組織出身選手であるアーセナルのセスク、フラン・メリダが活躍しているからだけではなく、これから先にも輩出する選手が数多くいる事だ。

ついこの間バルサのサテライトチームであるバルサB対GAVAの試合を観に行ってきた。
GAVAはバルセロナの隣町のクラブで1部リーグでプレーした経験をもつ様な選手達で構成されたチームだ。
バルサBはそんなGAVAに力の差をみせつけ5-0で勝った。

バルサBの試合を観た感想は目の前にある試合に自分の全てを出し切ろうという姿勢を全面に出している大きな夢を持った少年達のグループは近い将来いつでもグアルディオラがトップチームに招聘できる準備が出来ている事を感じさせられた。
ずば抜けたタレントを持っているジョナサン・ドスサントス、チアゴ・アルカンタラはすでにトップチームでリーグ、チャンピオンズでデビューしている。

さらにMarc Muniesa、Fontas、 Ruedaと言った選手達はこの調子で行けば本当に近い将来チャンスが到来するだろう。

人々はバルサの下部組織と他のチーム、例えばレアル・マドリッドとの力の差は大きいと考えているが、本当はその差はさほどない。
データだけで分析してみればマドリッドの下部組織はリーガエスパニョーラの1部にバルサの倍以上の選手を輩出している。
マドリッドも今まで下部組織から数多くの選手を自身のトップチームに輩出して成功している。
Michel、Butraguenyo、Martin Vazquez、Casillas、 Raul(ユースまではAt Madridだが)、 Guti。こういった選手は彼らが独自で輩出してきた。
マドリッド対デポル戦の後にスポーツディレクターであるバルダーノは公の場で自身のクラブの監督であるペジェグリーニに対しレアルの下部組織出身の若手を使わなかった事に対して批判した。 
私はそのバルダーノの意見におおいに賛成する。
レアルはその試合75分まで0-2で勝っていて、内容から考えてもレアルの勝ちは確信できるものだった。
ペジェグリーニはその試合に下部組織出身の若手を3人ベンチ入りさせていたが一人も出場させる機会を与えなかったのだ。
その理由を知るのは彼しかいない。

今回のテーマで何が言いたいかというと、下部組織の成功というのはトップチームの監督次第であり、どれだけ自身の下部組織の若者たちを熟知し信用するかという事にある。

選手としてそして監督としてバルサで生きてきているグアルディオラはバルサのベースを知っている。
彼は数少ない下部組織のチャンスを生かしている監督だ。


現在のバルサとレアルマドリッドの下部組織の違いは「質」ではなく、「信用」だ!!!

posted by Joan Salvans |03:11 | 欧州サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年02月01日

リーグでぬけ出すバルサとマドリッド

バルサとマドリッドは下位のチームを突き放し続けている。
と言っても何一つ驚く事ではなく、誰もがリーグ開幕前から予想していた事だし、ブログでも何度も言ってきている。
先週リーグ前半戦が終了したが、予想通りの結果をしっかりと出し切っているこの2チームは改めて凄いと思わせてくれる。

バルセロナは衰えを全く感じさせず、さらに新たな記録を達成しそうな勢いの無敗で前半戦を折り返し、後半戦の1試合目もきっちりと勝利をおさめた。
2位のマドリッドも首位と5ポイント差以上開くことなくしっかりとバルサを追いかけている。負けたバルサ、セビージャ戦は計算できるアウェーでの取りこぼしだ。

前回のコメントの中にもあったが、この2チームが国王杯を早期敗退した事によってチャンピオンズリーグが再開するまでは代表戦も無く、週末の1試合だけに集中できる。
この状況はビッグクラブにとって最高の状態で試合に挑める事は明らかだ。
両チームのスター選手は最高のレベルを維持でき、怪我人がいない両チームは(マドリッドは長期離脱しているぺぺを除く)毎週、理想のスタメンで戦える。
今のバルサはここ3試合で無失点。このデータは偶然だとは思わない。
選手がしっかりと前節の試合から回復できる時間というのは絶対に必要だ。更に選手のレベルが高ければスペクタクルなプレーに繋がる。

これは日本に与えられている一つの課題だと私は思う。
レベルの高い選手が試合の疲れからしっかりと回復するプログラムが必要。
先シーズンまでJ2はリーグ戦で3周戦わなければいけなかったし、J1にはリーグだろうがカップ戦だろうが常にベストメンバーで戦わなければいけないという変わったルールがある。
各チームがどの様な選手の回復方法をとっているのかは、分からないから決してチームを批判しているわけではないが、ベストな状況にもっていきづらい環境がある中での回復する重要性を伝えたい。

ビッグクラブにとってカップ戦などのタイトルが取れない事は決して良い事ではない。
しかし、公式戦が減るのは選手のフィジカルコンディションを良い状態に仕上げる事ができ、チームのサッカーに影響する。
先日アンリはこの様な事を言っていた。
「今は凄く良い状態だ。自分が一番良かった時のフィジカルコンディションを取り戻している感じがする。」
このアンリのコメントこそが今のバルサが調子を落とさない一つの大きな要因だ。
グアルディオラは毎週ベストなスタメンで試合を戦えており、更に良いサッカーが出来るようになっている。

レベルの高いサッカーから学べる事は多々ある。

フィジカルコンディションの重要性。
 
バルサとマドリッドがベストな状態であり続ける限り、リーガエスパニョーラのチームがこの2チームを倒す事はほぼ不可能と言える。

posted by Joan Salvans |00:47 | 欧州サッカー | コメント(3) | トラックバック(0)
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2010年01月20日

スペインリーグで頑張る日本人

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スペインリーグにいる日本人はエスパニョールの中村俊輔だけではない。 先週末はサラゴサBで頑張っている指宿洋史の成長ぶりを観に行ってきた。 Hiroshiがスペインに渡ってちょうど1年が経った。 ほんの1年前までは柏レイソルのユースでプレーしていた彼は、去年の1月1日にスペインリーグ2部のGironaFCの選手としてスペインに移籍した。 今シーズン途中からスペイン1部リーグのサラゴサのサテライトチームであるサラゴサBにレンタル移籍。 何回かすでにトップチームの練習にも招聘されており、着々と力をつけてきている。 Hiroshiは将来有望な日本人選手の一人だ。 現在18歳で日本だと不大学1年生だがスペインだとユース最後の年。しかしユースではなく、すでにサテライトでプレーしており、この年代からヨーロッパ、そして世界最高峰とも言えるスペインリーグでプレーしている事は大きい。 トップチームのチームメイトには世界で戦ってきた経験を持つ選手、そして将来を有望視されている選手達がおりそんなチームメイトとこの年代から一緒にプレーする事は本人にとって素晴らしい経験になり、多くの事を学び、将来この経験は絶対に生かされるはずだ。 自分で掴んだチャンスを最大限楽しんでいるのが彼のプレーを観ていて感じられた。 サラゴサのサテライトはスペイン3部リーグ(日本では4部にあたる)に所属しており、毎週末リーグ戦が行われている。 先週末の試合はリーグ首位との試合でサラゴサBが4-0で勝った。 そのうちの1点をHiroshiが決めた。 点を入れただけではなく、PKももらい、プレスもかけ、ボールを奪い、コンスタントにボールを要求しチームのボールの出どことなっていた。194cmの身体はピッチで存在感があり、攻撃の起点にもなっている。 空中戦も競れる、そして194CMという身長で足元でもボールがもてるテクニックが彼の持ち味だ。 例えば、もらったPKは相手に1対1をしかけてもらったPKだった。 何よりもHiroshiからは何としてでも成功したいという気持ちが全プレーに表れており、それが全試合に全力を出している証拠だ。 まだユース年代の選手だが日々プロフェッショナルなレベルに近づいている事を感じさせ、この1年スペインで大きく成長している事を観せてくれた。 同じ夢を追うチームメイトとの練習、そして毎週末のリーグ戦で身体の使い方を学び、空中戦の競り合いに強くなり、ボールの守り方、ボールの合わせ方、ボールの奪い方を身につけている。 彼のサッカーはこの1年、素晴らしいスピードで成長した。 この調子で成長できればスペインリーグ1部のエリートになる事も決して不可能ではないと確信している。 サラゴサでプレーしている事は選手として成長し、学ぶためでありこれからもっと上を目指すステップアップの場だ。 忘れてはいけないのは、サッカーに限界はなく日々学ぶ事ができるという事。 日本の若手タレントには本田、森本、そしてHiroshiが歩んでいる道をどんどん進んで欲しい。
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posted by Joan Salvans |01:57 | 欧州サッカー | コメント(6) | トラックバック(0)
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2010年01月12日

バルサ対マドリッド

前回のブログにも軽くバルサとマドリッドについて触れたが、この2つの今後の展望を予想してみたい。
シーズンが始まる前から予想されていた通り、今シーズンのリーガエスパニョーラはバルサとマドリッドの2強が周りと差をつけ、優勝争いはこの2つに絞られ、欧州制覇もこの2つのどちらかが達成すると言っても過言ではない。
先週末にあった両チームのリーグ戦。
 マドリッドはホームで相性の悪いマジョルカとのホームゲーム。
マジョルカはチームとして整った戦いをし、長年率いるスペイン人監督の中でも手腕と言われているマンサノが指揮をとっておりリーガの中でも低予算のクラブで今シーズン現時点では来シーズンの欧州圏内に入る成績を残している。
そんな相手に対してマドリッドは良いプレーをした、特に前半のサッカーは凄く良かった。
このチームは先日も書いた様に日に日に良くなってきている。
特に守備が強く、安定してきている事から前線の素晴らしい選手達が攻撃に集中できマドリッドファンが求めていたスペクタクルさが表れ始めている。
このチームは喉から手がでるほど勝ちを求め、タイトルを狙っている。世界のスーパースターが集まり日々お互いの理解が深まってきている。更にチームとして国王杯で格下に負けるなど苦しい時をもすでに過ごした事は地に足をつけ目を覚まさせた。
このチームはバルサを苦しめれるチームの一番候補だ。

一報バルサはテネリフェのホームで0-5で勝ったが難しい内容だった。相手は下位を走るバルサ優位の内容が予想されたが、そう簡単にはいかなかった。
リーグ戦、国王杯と良くない結果が続いていた上に中盤2人のアフリカ杯での離脱。バルサの試合前にマドリッドの試合が終わっていたため試合が始まる時点ではマドリッドが首位にいる状況だった。
試合はテネリフェが支配するところから始まり数々のゴールチャンスでバルサを脅かした。前半の時点で1点どころか数点入れられていてもおかしくない内容。
しかしバルサには世界唯一の兵器を抱えている、そうメッシだ。
先日の試合内容であれば90%のチームは勝ち点を取りこぼしているがバルサはどれだけ内容が悪く、相手に支配をされていても一人の選手で試合の流れを変えれてしまう。
メッシが先制点をいれ0-1のスコアになってからゲームが変わった。チームは息を吹き返し、またたく間にテネリフェとの力の差をみせつけた。
バルサは本当に良いサッカーをしているが日々戦う相手はバルサ対策をしており難しい試合となっている。
バルサの強さはその様な相手でもチームとして成長し相手を切り崩せている所にもあり、それはここ数カ月の戦いぶりをみても進化しているのが分かる。
しかし、カペッロにしろマンサノにしろ今のバルサとマドリッドの力の差はほとんど無いに等しいと言っている。
バルサは自分達のレベルを維持できている。
このレベルというのは今まで誰も到達できていなかったレベルだが、そのレベルにマドリッドも近づいてきている。その差は皆が想っている以上に無いだろう。
シーズンが始まった当初とは違う楽しみがリーグ後半戦には待っている。
この2強のタイトル争いからは目が離せないスペインリーグだ。

posted by Joan Salvans |15:00 | 欧州サッカー | コメント(1) | トラックバック(0)
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2010年01月10日

勇気ある決断

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ヨーロッパのサッカーに年明け休みはない。スペインでは2010年になって3試合目が今日行われる。 バルサもマドリッドも2010年のスタートにちょっとつまづき気味だが、後半戦に入り今シーズンのタイトル獲りが本格的になってくるはずだ。 そんな中、シーズンが始まる前にブログでも書いたバルサの今シーズンの難問が1月にある。 中盤の核となっているケイタとヤヤ・トゥーレの二人がアフリカ選手権に参加するため離脱する。 バルサのトップチームの選手層はヨーロッパの中でも選手層が薄い(21人)と思われがちなチームだ。 日本のプロチームではなかなか理解しがたい事ではないだろうか。ほとんどのチームが30人ぐらいの選手を抱えているが私は決してそれが良いとは思わない。サテライトの抱え方の違いもあるがお金も余分にかかってしまうし、3分の1にあたる選手が試合に出るチャンスが無い。 バルサの話に戻ると、選手層の薄さから日々チームとしてまとまりサッカーも良くなってきているマドリッドとの差を縮めさせない為にもこの冬に補強の話題も出ていた。 マドリッドはリーガでもチャンピオンズでも最多得点で、何としてでもタイトルを勝ち取る姿勢が表れており、私は2010年このマドリッドが何かしらのタイトルを勝ち取る事を予想する。 しかしバルサはこの冬のマーケットで補強をしない事を決断した。 勇気あるリスクを背負った決断であるかもしれないが私は正しい決断だと考えている。 バルサのこの冬の補強は新たにカンテラから選手を上げる事となった。すでにビジャレアル戦、そしてセビージャ戦で起用したジョナサン・ドスサントスとチアゴ・アルカンタラだ。 現時点で世界最強のチームはタイトル、サッカーだけでなく勇気を持った決断という形で世界にその力を証明しているのではないだろうか。 こういった形こそが他のクラブの鏡、道しるべとなって、若いタレントある選手にチャンスを与える重要性を証明してくれるはずだ。 バルサのようなビッグクラブだからこそできるのではなく、バルサのようなビッグクラブでも自分達の若手の至宝にチャンスを与えられるのであれば他のどのチームでも実力を持った若手がいればチャンスを与えられるはずだ。 最初からタイトルを狙うのではなく、そういった積み重ねこそがタイトルに繋がる。 勇気があるクラブこそが最終的に成功する。


posted by J |20:31 | 欧州サッカー | コメント(3) | トラックバック(0)
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2010年01月06日

ヨーロッパのサッカー

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少し遅くなりましたが、 明けましておめでとうございます。 昨年も多くの方々にお世話になり充実した1年を日本で過ごす事ができました。 特に本の出版、そして数々の雑誌に取り上げていただけたのは皆さんのおかげです。 今年も更なる活躍ができるよう頑張りたいと思います。 私はクリスマス前から故郷スペインに戻ってきており、年末年始は約3年ぶりに家族と過ごす事ができました。 日本にいればなかなか感じませんが、自分の故郷で家族と過ごせるのは幸せな事ですね。 さて、スペインに戻ってきて一番感じている事はヨーロッパ人にとってのサッカーの重要性を改めて肌で感じています。 生活の1部分にサッカーがあり、毎日、そして24時間サッカーがある。 ニュース、テレビ番組、家族との食事の会話、友人とお茶をしている時。スペイン、バルセロナにとってスポーツとはサッカーの事を示しています。 特に昨年1年はバルセロナの人たちにとって特別な1年でした。 全てを勝ち取った1年。 次々と記録を更新し、新たな歴史を築きあげた。 サッカーが好きな人間にとって、こういった出来ごとの近くにいれると言う事がどれだけ運がよく、羨ましい事なのかは外に出ないと気付かない。 何が言いたいかというと、私が日本を拠点にして2年以上の月日が経つが、今回久しぶりに長期バルセロナに滞在しているとどれだけ欧州サッカーの現状、進展から遠ざかっていたかが分かる。 バルセロナにいる事で自分のサッカーの復習ができ、更に新たな知識を取り入れる勉強ができあらためて指導者として成長する事ができる。 日々レベルの高いサッカーと共に生活できる環境というのは多くの者が味わえる事ではない。 日本は自分達のサっカーがまだ無いと聞きます。 しかし、日本でサッカーを学ぶ事、どの様に練習するか、どの様に育成するかを身につけるかは十分に可能です。 日本のサッカーが成長するのに一番足りない物はサッカーに対する情熱、そして日々生活の中でサッカーが生きる事ではないのだろうか。 この二つはお金で買える物ではないし、他から取り入れる事でもない。 今のバルセロナというのはサッカー界において世界でも特別な場所。 時間はかかるだろうが日本で少しでもサッカーというスポーツが発展し、生活の一部になる事を願っているし、私が少しでも貢献できるのであれば日本サッカーの役に立ちたいとスペインに戻って強く感じています。 最後に今年も昨年以上に活躍できるよう頑張りたいと思います。 よろしくお願いします。 Feliz 2010!!!


posted by Joan Salvans |15:06 | 欧州サッカー | コメント(1) | トラックバック(0)
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2009年12月05日

バロンドール

最近はサッカーの話題が多く、ブログで書きたい内容が多くて悩まされる。
先日あったチャンピオンズリーグのバルサ‐インテル
バルサが勝ったバルサ‐マドリッド
今から始まるワールドカップ抽選後の組み合わせについて。
今日決まるJリーグのシーズンチャンピオン・・・
来週から始まるクラブワールドカップ

しかし、今回の話題は先日メッシが選ばれたバロンドールについてまず書きたいと思う。

若干22歳にして受賞したメッシのこの1年の活躍はバルサの3冠の立役者の一人として受賞するに相応しく、何の文句もないだろう。

しかし、今回の受賞に関して面白い記事を読んだ。
「1位になったメッシのバルセロナでの活躍は素晴らしかった。
2位のクリスティアーノ・ロナウドのマンチェスターでの活躍も素晴らしかった。
しかし、3位のチャビはこの2人よりも評価できる事がある。
バルセロナのメッシとアルゼンチン代表のメッシは同じ力を出し切れていないしチームの結果も決して良くはない、そして同じ事がクリスティアーノ・ロナウドにも言える。
しかし、バルセロナのチャビとスペイン代表のチャビは何も変わらない。」

チャビのプレーはバルセロナでも代表でも変わらず、チームの核となり両方に多大なる貢献をしている。
チャビがいないバルセロナ、スペイン代表は大きくサッカーが変わってしまう。

一昨日、スペイン代表のサッカー談議になりチャビとイニエスタの動きに関しての話になった。
この2チームのサッカーが似ているのはチャビとイニエスタがいるおかげだ。
彼らの才能はメッシやクリスティアーノ・ロナウドの様にスペクタクルなプレーで相手を抜き、ゴールを入れる目に見えやすいプレーではないが、ポジショニング、ゲームメークで証明している。
ボールのもらうポジショニング、視野の広さ、テクニックの正確さ、ボールをもらいに行く絶妙のタイミングは他の選手には真似できない飛びぬけた才能を持っている。
ポジショニングだけで言えば同じ中盤のバラック、ランパード、ピルロに求めても彼らの動きは出来ない。

例えば、メッシがバルサで最大限持っている力を出し切れているのは最高の中盤に支えられているからとも言える。

メッシが1対1で相手を抜きにいけるのは、チャビ、イニエスタがメッシが1対1を仕掛けにいける状況でパスを提供するからだ。

そして同じように周りの選手がゴールを入れ、アシストをしやすい形を作ってくれている。

目に見えない、分かりにくい形ではあるもののコンスタントに力を発揮している世界最高の中盤2人のどちらかがいつかは世界最高の選手と称される日が来る事を願っている。

posted by Joan Salvans |02:25 | 欧州サッカー | コメント(3) | トラックバック(0)
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2009年09月27日

リーガのShunsuke Nakamuraに求められる事

リーガも開幕からすでに5節目。前回は2強の話を書いたが、かなり前から中村俊輔のリーガでの冒険についても書きたいと思っていた。

クラブの問題や、代表戦での負傷などで本領発揮できていない、もしくは発揮するチャンスがまだ巡ってきてないとも言える。
そしてチームが思うような結果が出せていない。
考えられる要因は2つ。
プレシーズン中に起きた事故であるキャプテン・ハルケの死は今でもチームに響いている。
彼の死は、生きていられる喜びと、一日一日を楽しまなければいけない事を教えてくれた。
そして、もう一つは中村そしてチームがまだリーグに乗りきれてない状態であること。

しかし中村がチームに合流してから約丸2カ月。
チームには溶け込み、チームメイトも腕を広げて彼を迎え入れていると思える。
そして監督は彼のためにスタメンの穴をあけて待っており、彼のサッカーを良く評価している。
つい最近まで私は1カ月ほどバルセロナに戻っていたのだが、その時にエスパニョールの元同僚、や友人に会いに行く時間ができた。
仲良い友人の一人であるトップチームのフィジカルコーチRamosn Catalaが言うにはチームメイトもスタッフ陣も本当に中村を受け入れていて、満足しており、本当に良いシーズンになるとチーム内でも話題になっていると言っていた。, 
チームは開幕こそつまづいたものの、やっとエンジンがかかってき、毎試合機能仕出してきたようだ。チームが機能すると共に中村のサッカー選手としての質もいかされ更なる活躍が期待できる。

ここ4節までで怪我の影響もあり未だ中村が活躍する試合はできていない。
しかし、リーガエスパニョーラというリーグそしてそのファン達の要求は高い。
次なるステップは公式戦でのゴールと試合での活躍。
リーガを戦い抜くにはチームメイト、スタッフの信頼を勝ち取るだけでは生きていけない、何といってもファンのハートも掴まなければいけないのだ。
エスパニョールが中村に抱いている希望は、バルサのイブライモビッチ、マドリッドのカカ、C・ロナウドに求められている物と一緒だ。
先ほど名前を挙げた選手たちはすでにその実力を証明し、チームのリーダーとして引っ張りすでにファンのハートを掴んでいる。
中村は世界最高リーグで名前を響き渡らせようと思ったら彼らと同じ道を歩まなければいけない課題が与えられている。  
私は中村はエスパニョールでそれだけの活躍ができる実力があると信じている。
中村は迷いなくエスパニョールのファンにとってCRACK(スター)であり、チームに馴染んだ今こそ、新チームでCRACKとしての活躍が求められる。

posted by Joan Salvans |08:23 | 欧州サッカー | コメント(5) | トラックバック(0)
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