2010年05月20日
日曜日にバルサの2連覇でリーガエスパニョーラが終わった。
想像を絶する勝ち点99という新たなもの凄い記録を作った。
今までこれほどの勝ち点を稼いで優勝したチームはいない。
そして34得点でメッシがリーグ得点王に輝いた。
更に、バルデスはリーグ最少失点キーパー。
世界の半分から愛されてもおかしくない要素がつまったチームである。
ハードでコンペテティブなリーグになった。
最大のライバルであるマドリッドは最終節まで食らいつき、グアルディオラ率いるチームは最後の最後まで手を抜けない展開となった。
本当のところをいうとここまでくればバルサについて書ける事は少ない。
この丸2年素晴らしいサッカーをしていると言い続けているし、フィロソフィー、監督の仕事は何一つ変わらない。
チームがあのレベルのサッカーを実現しているのを見れるのは私にとって本当の一番の喜び、そして満足感を味わえる。
ボージャン、ジョナサン、チアゴ、ブスケッツと言った選手がプレーしているのを見る度にあのクラブの一員だった事を誇りに思う。
私はCULE(バルサファン)でその事を隠した事は一度も無い。
ただそれ以前にサッカーが大好きだ、
最高の選手で構成されているチームがプレーしているのを見た時、本当に楽しむ事が出来、更にスペクタクルを繰り広げ誰もがバルサを見て楽しんでいる時こそ一番CULEである事を誇りに思う。
バルサのタイトルを祝福している、しかしそれ以前に彼らのサッカーそしてフィロソフィーを祝福したい。
次のシーズンがどうなろうと、選手そして監督をはじめとするスタッフにこの数年サッカーファンを楽しませてくれた事に感謝したい。
サッカーの偉大さを素晴らしい形で表現し全てを出し楽しませてくれた。
ありがとう、本当にありがとうという気持ちでいっぱいだ。
そしてもちろん、おめでとうと伝えたい。
posted by Joan Salvans |03:15 |
欧州サッカー |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2010年05月14日
バルサとマドリッドは大事なタイトルがかかった残り1試合を控えている。
バルサはボールを持ち、常にプレスに行く自分達のフィロソフィーを基にプレーしており、世界から注目され、世界最強のチームにまで昇りつめたスタイルだ。
スペインそしてヨーロッパの中でも1年で最多のタイトルを勝ち得て、
サッカー以外のマーチャンダイジングにおいても世界1と言われたマンチェスターユナイテッドを抜いた。
最高の成功例と言える模範となっている。
選手も揃っている。
昨年、バロンドールを手にしたメッシは更に最高の状態で過ごしたシーズンでゴールを量産。
同じくはチャビはチームのブレインとなりチームの生命線を握っている。
チャンピオンズ、国王杯は逃したもののリーグでは強さを最初から落とさず、最後までファンの期待を裏切らないでくれている。
マドリッドはビッグクラブでありながら生涯のライバルチームに数々のタイトルを奪われ目の前で世界最高のチームと称され、彼らの後ろを走るのに疲れた。
今シーズンあり得ない投資で選手を獲得し全ての力を使ってバルサを潰しにかかった。
そして日々その差は縮まりつつある。
勝者で構成されるチームはバルサからリーグを奪還するというほぼ不可能な夢を諦めず自分達を信じて最後まで戦っている。
チームのクラック達はファンが愛想をつかさないように、出せるものを出し切っている。
クリスティアーノはマンチェスターで一番良かった実力を取り戻しつつあり、個人タイトルを獲ったシーズンと同じぐらいの仕事をしている。
イグアインはこのクラブと共に成長し、今では世界最高のフォワードの一人とも言える活躍ぶり。
リーグは残り1節。
ここ3試合両チームは常に3点以上入れて勝っている。
自分達に何がかかっていて、その大きさを理解し、全てを出し切っている。
1年前のブログに日本とスペインには大きな違いがある事について書いた。
それは・・・
スペインのビッグクラブはタイトルがかかっていれば、それを逃さないという事!!!
2シーズン前のJリーグ。
シーズンが終わるという所でビッグクラブが負けていた。
どのチームもがリーグを勝ちたくないのかと感じさせられ、それはヨーロッパではあり得ない事だった。
チェルシーも、インテルも、バルサもしくはマドリッドも最後の最後にチャンスを逃すと言う事はほぼ無い。
勝者のメンタリティーというのは現代サッカーにおいて50%を占めている。
posted by Joan Salvans |10:42 |
欧州サッカー |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2010年05月10日
バルサがどうして先週チャンピオンズリーグで敗退してしまったかに関して百通りの意見がある。
多くはバルサのアウェー、ファーストレグでのインテルびいきの審判の笛の吹き方だと言う。その他は戦術の部分で理由を探し、グアルディオラの采配を批判している。
私はグアルディオラは数週間前から求めているものがみつかっていないと解釈している。
アンリのような選手を起用しなかったり、選手のポジションをコンスタントに変えるるもののマッチせず、チームのプレーに迷いが生じている。例えばケイタ、マクスウェルはどこのポジションでプレーしていたかも分からなくなっているかを感じさせる。
インテル戦に関して言えば最低な力しか発揮しなかったアウベスの攻撃。世界中の誰もがどうしてブラジル代表でマイコンのサブかが理解できた。良いセンタリングを一本も上げる事ができなかった。
シーズン後半から活躍が減ったイブラ。
バルサの鍵となる大事な時に灯が消えてしまったのには戦術、テクニックにおいて何百通りの理由があげられる。
しかし、皆さん戦術、テクニック以上にどんな世界にも通用し、バルサが大きな代償を払った3つの理由があります。
1. 準決勝なくして決勝には行けない。
バルサはミランを打ち砕く前に決勝会場となっているマドリッドのベルナベウばかりを見ていた。マスコミは決勝のベルナベウの話題ばかりを取り上げ、選手達はリーグのマドリッド戦に勝った後ピッチの真ん中に集まり「またここに戻ってる!!!」とはしゃいでいた。
マドリッドに行く前の一番大事なミラノの山を通り越さなければいけない事が忘れられていた。
2. 高すぎたモチベーション
バルサはインテル率いる指揮官のモウリーニョとの試合前に必ずといっていいほど戦争を繰り広げる。
モウリーニョが率いるチームの試合だからと言って大きく他の試合以上に大きく騒ぐ。
モウリーニョが指揮をとるチームだからといって過敏に反応するが他の対戦相手と同じだという事を忘れてしまっている。他の試合と同じように準備をしなければいけない。そして一番大事なのはモウリーニョはプレーをしないという事。
高すぎるモチベーションというのはコンセントレーションを下げてしまい、カギとなる時にバルサは大きな代償を払う事になってしまった。
3 お金では買えないのがサッカーの偉大な所
今のインテルはバルサ、マドリッドが放出した選手で構成されている。
エトー、モッタ、スナイデル、カンビアッソ、サムエル・・・。
サッカーは日々我々に教訓を与えてくれている。
おめでとうインテル!!!
posted by Joan Salvans |10:32 |
欧州サッカー |
コメント(2) |
トラックバック(0)
2010年04月10日
お久しぶりです。
今週火曜日に行われた欧州チャンピオンズリーグ準々決勝のバルサの試合をみれば今シーズンのバルサの調子については一目瞭然でしょう。
イブラヒモビッチ、アンリ、ヤヤ・トゥーレ、イニエスタ、プジョル、ピケがスタメンで出ていないバルサ・・・更にプレミアリーグでも優勝の可能性を持っているアーセナルが相手。
アーセナルのアウェー戦では2-2の同点だったが、あの試合の前半はバルサのアウェーゲーム史上最高のサッカーを繰り広げた1戦だった。
もちろん、90分間あのレベルを保ち続けるのは難しく、対戦相手もヨーロッパのビッグクラブともなれば、数分で追いつかれてしまうのも理解できる。
火曜日のバルサのホームではアーセナル相手にバルサはお祭りの様な試合を繰り広げた。
もちろんアーセナルはセスク・ファブレガスを欠いていたが、彼らの持っている全ての可能性を掴みかかる勇気ある戦いだった。
その部分はアーセナルが先制点を入れた所から感じられた。
しかし、今のバルサは個人だけの実力で構成されているチームでは無い事を証明。各ポジションで世界でトップの力を持っている6人と言っても過言ではないメンバーを欠いていても完璧なサッカーがチームで出来てしまう。
火曜日の試合はメッシの4点の活躍があったが、決して個人の力で勝ち取った勝利では無い。素晴らしいチームとしてサッカーをし、パスを回すだけでなく試合の流れを読んで忍耐強く攻撃を仕掛けるところは落ち着いてパスを回す、チーム全員が完璧なプレッシングをかける。
相手のカウンターを防ぐためにファウルをしなければいけない所はテクニカルファウルで阻止する。
チームとして、そして個人として出せる全てを出し切っていた。
更にそこにメッシがいる。
私は大分前からあのポジションにおいて彼が世界最高の選手だと言い続けている。今までの人生で見てきた選手の中で一番と言いきれる。
彼が14歳だった時に初めて見た時から、これほどの怪物は世界のどこを探してもいるわけがなく、世界最高の選手になると確信を持っていた。
彼がプレーしているのははサッカーという枠を飛び出し、サッカー以上の物だ。
彼の動きは人々を感動させ、スポーツを芸術に変えている。
彼はサッカーのマイケル・ジョーダンであり、彼が作りだしてる偉業は今後世界最高の選手として将来語り継がれていくだろう。
そんな選手の現役時代を見る事ができ、楽しませてくれる事を嬉しく思う。
posted by Joan Salvans |02:44 |
欧州サッカー |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2010年03月26日
日本のサッカーレベルは日本人の皆さんが思っている以上にレベルは高いと何度も言ってきたが、私は日本に移住して2年以上日本のサッカーを見てきた上で言ってきた事である。
特に日本の若手のレベルは十分に世界に通用できるレベルだと断言できる。
この2年間で数多くの高校生年代、中学生年代、そして小学生年代のサッカー選手を見てきたが数多くの原石がいる事は間違いない。
来週、カタルーニャ州でMICという国際大会が開かれる日本のチームも参加する。
ヨーロッパや南米のプロクラブや代表チームと対戦する事になるだろうが日本のレベルの高いチームは互角の戦いを繰り広げるだろう。
そんな日本の質の高い若手選手達に伝えたい事がある。
特に現時点で力を持っていて、発揮している内田、山田、原口そして宇佐美の様な選手は本田、森本そして指宿が歩んでいる道を進むべきだ。
それこそがふさわしい道だと私は思う。
質の高い日本人選手はビッグリーグ、そして世界でも大きい試合でプレーできる。
Jリーグに留まってしまっていては残念ながら彼らが持ち備えている到達できる実力まで成長する事はできない。
それはブラジル人、アルゼンチン人、そしてアフリカ人が自国から飛びだし世界最高のサッカーがある欧州でプレーしている事で証明されている。その国のリーグが選手の持っている実力を最大限に伸ばしきる事ができないのであればタレントは消え去ってしまう。
どうして日本では南米人やアフリカ人がやっている事が出来ないのか???
日本の我々のサッカーが成長する為には若手が世界に飛び立つ事こそが唯一の解決法だ。
日本の若者たちにはどんどん海外に飛び立って欲しい。
posted by Joan Salvans |07:53 |
欧州サッカー |
コメント(3) |
トラックバック(0)
2010年03月17日
昨日、チャンピオンズリーグベスト16のセビージャ対モスクワの試合が行われ、HONDAのGOLAZO(スーパーゴール)でモスクワはベスト8に勝ち進んだ。
私は以前から日本のサッカーは人々、特に日本人が思っている以上にレベルが高いと言い続けている。
昨日はある意味良い選手が良いレベルのチームでプレーすれば活躍できるかどうかの試験だったと言える。
HONDAはヨーロッパで経験を積んだ事により日々レベルが上がり良い選手になっている。
しっかりとしたキャラクターを持っており、自分の明確な目標を立て、その目標に向かって進むべき道を選択している。
彼にとってヨーロッパに来てプレーするのは正解だった。今、世界最高の大会である欧州チャンピオンズリーグで戦えているのは大成功と言える。
良いレベルの選手達に囲まれ、チャンピオンズリーグのベスト8まで勝ち進み、組み合わせ次第では更に上まで勝ち進める可能性も十分にある。そんな、チームはHONDAは絶対に欠かせない選手としてスタメンでプレーしているのは素晴らしい事だ。
彼のサッカーは見る度に良くなり、チームに効果をもたらす存在になっている。
しっかりボールをキープでき、プレスもかけ守備もする、チームの攻撃の起点になり、チームメイトの攻撃も支えている、2つ目のラインからクロスに合わせにいき自らもゴールを狙いに行く。
昨日の試合ではそのアクションをみることができた。
前半途中にはシュートを打った後のこぼれ球で更にシュート打ってあと少しでゴールという所でパロップに止められたシーンもあった。
昨日の試合で一番彼を評価したいのはCSKAのボールの出どこ、起点になっていた事だ。
セビージャのように全力でプレスをかけてくるチームからパスをつなぐのは簡単な事ではない。
HONDA良く動き、常にボールに対してサポートにいきCSKAのボールのでどこになっていた。
さらに守備においても力を入れていた。
自分に与えられている責任を全うしてプレスをかけにいき、規律もとれ、戻る所はしっかりと戻りチーム守備もしっかりとこなし、味方の守備もサポートしていた。
勇気のある選手でリーダーシップも持っている。
その姿が見れたのはゴールを入れたFKだ。
自らボールを持ち、代表選手やベテラン選手がいる中、何も気にせず自らが打つ。さらにミサイルシュートでゴールを入れてしまう姿は将来のリーダーとなり、強いパーソナリティーを持っていると確信させる場面であった。
HONDAは着々とワールドカップに向けて力をつけているのを実感させる試合だった。
posted by Joan Salvans |19:57 |
欧州サッカー |
コメント(8) |
トラックバック(0)
2010年02月20日
待ちに待った世界最高の大会がやっと帰ってきた。
チャンピオンズリーグ。
今年は特にベスト16からどの試合も目が離せない好カードばかりだ。
火曜日にあったリオン対マドリッドそしてミラン対マンチェスター。
お互いが限界を出し切るこの大会は毎試合サッカー好きに小さな秘密を教えてくれる。
どの試合も新たな違う歴史が生まれ、毎試合色々なサッカーを素晴らしい選手達が提供し、楽しませてくれる。
有力候補が常に勝つ大会では無い。
歴史を振り返ってみてもチャンピオンズリーグになってから2連覇を成し遂げたチームは未だ存在しない。
ベスト8まで勝ち上がるどのチームも世界最高のタイトルに相応しいと言える。
しっかりとした準備、そして試合に集中ができていなければどのチームでも姿を消してしてまう。
リオン対マドリッド
ジュニーニョ、ベンゼマ、ディアラがいた頃と比べると力は大分落ちてしまったがリオンだが、マドリッド相手に1-0で勝った。
1-0という結果だったが、かなりのゴール差で勝っていてもおかしくなかったゲームだと思っている。
マドリッドは次のホームゲームでこの結果をひっくり返せるポテンシャルを持っており、私はホームのベルナベウでそれを実現すると思っている。
しかし、サッカーというのはどんな試合でも我々に教えてくれる事がある。
前節の試合を見て改めて考えさせられたのは、やはりサッカーは団体競技であり、チームとして良いプレーをしたチームが最後に笑う。
リオンは良かった、凄く良かった。
完璧なプレッシング、しっかりとしたディフェンスライン、チームとしての統一された守備意識、カカ、ロナウドに1対1の状況を作らせなかった守備のサポート、しっかりとしたマーク。
速いカウンターというゲームプランニングで試合に挑みしっかりとゲームを自分達のものにする事が出来ていた。
もう1試合のミラン対マンチェスター。
このゲームは素晴らしい選手達がスペクタクルを披露してくれたゲームだった。
ロナウジーニョ、セ-ドルフ、ルーニー(現在世界で一番調子が良いFWの選手かもしれない。)
ロナウドが抜けてもレベルが高く力強いマンチェスターを見る事ができた。今のルーニーを見ていると限界がなくこのまま更に飛躍する事を感じさせられる。
今年もこのタイトルを勝ち取ろうと意気込むマンチェスターとは対照的にヨーロッパの最高峰に戻る為にも早急に世代交代が必要と悲鳴をあげるミランをみる事ができた。
スペクタクルが帰ってきた今、これからは毎月チャンピオンズリーグから目が離せない!!!
posted by Joan Salvans |16:14 |
欧州サッカー |
コメント(1) |
トラックバック(0)
2010年02月13日
ここ最近あらためてバルサの下部組織の話題がよく出てくる。
チームの結果、サッカーの内容だけでなく下部組織に関しても現在のバルサは世界最高峰のレベルだ。
下部組織が評価されているのは決して現在トップチームでプレーしている選手を輩出した事や、他の海外のクラブでバルサ下部組織出身選手であるアーセナルのセスク、フラン・メリダが活躍しているからだけではなく、これから先にも輩出する選手が数多くいる事だ。
ついこの間バルサのサテライトチームであるバルサB対GAVAの試合を観に行ってきた。
GAVAはバルセロナの隣町のクラブで1部リーグでプレーした経験をもつ様な選手達で構成されたチームだ。
バルサBはそんなGAVAに力の差をみせつけ5-0で勝った。
バルサBの試合を観た感想は目の前にある試合に自分の全てを出し切ろうという姿勢を全面に出している大きな夢を持った少年達のグループは近い将来いつでもグアルディオラがトップチームに招聘できる準備が出来ている事を感じさせられた。
ずば抜けたタレントを持っているジョナサン・ドスサントス、チアゴ・アルカンタラはすでにトップチームでリーグ、チャンピオンズでデビューしている。
さらにMarc Muniesa、Fontas、 Ruedaと言った選手達はこの調子で行けば本当に近い将来チャンスが到来するだろう。
人々はバルサの下部組織と他のチーム、例えばレアル・マドリッドとの力の差は大きいと考えているが、本当はその差はさほどない。
データだけで分析してみればマドリッドの下部組織はリーガエスパニョーラの1部にバルサの倍以上の選手を輩出している。
マドリッドも今まで下部組織から数多くの選手を自身のトップチームに輩出して成功している。
Michel、Butraguenyo、Martin Vazquez、Casillas、 Raul(ユースまではAt Madridだが)、 Guti。こういった選手は彼らが独自で輩出してきた。
マドリッド対デポル戦の後にスポーツディレクターであるバルダーノは公の場で自身のクラブの監督であるペジェグリーニに対しレアルの下部組織出身の若手を使わなかった事に対して批判した。
私はそのバルダーノの意見におおいに賛成する。
レアルはその試合75分まで0-2で勝っていて、内容から考えてもレアルの勝ちは確信できるものだった。
ペジェグリーニはその試合に下部組織出身の若手を3人ベンチ入りさせていたが一人も出場させる機会を与えなかったのだ。
その理由を知るのは彼しかいない。
今回のテーマで何が言いたいかというと、下部組織の成功というのはトップチームの監督次第であり、どれだけ自身の下部組織の若者たちを熟知し信用するかという事にある。
選手としてそして監督としてバルサで生きてきているグアルディオラはバルサのベースを知っている。
彼は数少ない下部組織のチャンスを生かしている監督だ。
現在のバルサとレアルマドリッドの下部組織の違いは「質」ではなく、「信用」だ!!!
posted by Joan Salvans |03:11 |
欧州サッカー |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2010年02月01日
バルサとマドリッドは下位のチームを突き放し続けている。
と言っても何一つ驚く事ではなく、誰もがリーグ開幕前から予想していた事だし、ブログでも何度も言ってきている。
先週リーグ前半戦が終了したが、予想通りの結果をしっかりと出し切っているこの2チームは改めて凄いと思わせてくれる。
バルセロナは衰えを全く感じさせず、さらに新たな記録を達成しそうな勢いの無敗で前半戦を折り返し、後半戦の1試合目もきっちりと勝利をおさめた。
2位のマドリッドも首位と5ポイント差以上開くことなくしっかりとバルサを追いかけている。負けたバルサ、セビージャ戦は計算できるアウェーでの取りこぼしだ。
前回のコメントの中にもあったが、この2チームが国王杯を早期敗退した事によってチャンピオンズリーグが再開するまでは代表戦も無く、週末の1試合だけに集中できる。
この状況はビッグクラブにとって最高の状態で試合に挑める事は明らかだ。
両チームのスター選手は最高のレベルを維持でき、怪我人がいない両チームは(マドリッドは長期離脱しているぺぺを除く)毎週、理想のスタメンで戦える。
今のバルサはここ3試合で無失点。このデータは偶然だとは思わない。
選手がしっかりと前節の試合から回復できる時間というのは絶対に必要だ。更に選手のレベルが高ければスペクタクルなプレーに繋がる。
これは日本に与えられている一つの課題だと私は思う。
レベルの高い選手が試合の疲れからしっかりと回復するプログラムが必要。
先シーズンまでJ2はリーグ戦で3周戦わなければいけなかったし、J1にはリーグだろうがカップ戦だろうが常にベストメンバーで戦わなければいけないという変わったルールがある。
各チームがどの様な選手の回復方法をとっているのかは、分からないから決してチームを批判しているわけではないが、ベストな状況にもっていきづらい環境がある中での回復する重要性を伝えたい。
ビッグクラブにとってカップ戦などのタイトルが取れない事は決して良い事ではない。
しかし、公式戦が減るのは選手のフィジカルコンディションを良い状態に仕上げる事ができ、チームのサッカーに影響する。
先日アンリはこの様な事を言っていた。
「今は凄く良い状態だ。自分が一番良かった時のフィジカルコンディションを取り戻している感じがする。」
このアンリのコメントこそが今のバルサが調子を落とさない一つの大きな要因だ。
グアルディオラは毎週ベストなスタメンで試合を戦えており、更に良いサッカーが出来るようになっている。
レベルの高いサッカーから学べる事は多々ある。
フィジカルコンディションの重要性。
バルサとマドリッドがベストな状態であり続ける限り、リーガエスパニョーラのチームがこの2チームを倒す事はほぼ不可能と言える。
posted by Joan Salvans |00:47 |
欧州サッカー |
コメント(3) |
トラックバック(0)
2010年01月20日
スペインリーグにいる日本人はエスパニョールの中村俊輔だけではない。
先週末はサラゴサBで頑張っている指宿洋史の成長ぶりを観に行ってきた。
Hiroshiがスペインに渡ってちょうど1年が経った。
ほんの1年前までは柏レイソルのユースでプレーしていた彼は、去年の1月1日にスペインリーグ2部のGironaFCの選手としてスペインに移籍した。
今シーズン途中からスペイン1部リーグのサラゴサのサテライトチームであるサラゴサBにレンタル移籍。
何回かすでにトップチームの練習にも招聘されており、着々と力をつけてきている。
Hiroshiは将来有望な日本人選手の一人だ。
現在18歳で日本だと不大学1年生だがスペインだとユース最後の年。しかしユースではなく、すでにサテライトでプレーしており、この年代からヨーロッパ、そして世界最高峰とも言えるスペインリーグでプレーしている事は大きい。
トップチームのチームメイトには世界で戦ってきた経験を持つ選手、そして将来を有望視されている選手達がおりそんなチームメイトとこの年代から一緒にプレーする事は本人にとって素晴らしい経験になり、多くの事を学び、将来この経験は絶対に生かされるはずだ。
自分で掴んだチャンスを最大限楽しんでいるのが彼のプレーを観ていて感じられた。
サラゴサのサテライトはスペイン3部リーグ(日本では4部にあたる)に所属しており、毎週末リーグ戦が行われている。
先週末の試合はリーグ首位との試合でサラゴサBが4-0で勝った。
そのうちの1点をHiroshiが決めた。
点を入れただけではなく、PKももらい、プレスもかけ、ボールを奪い、コンスタントにボールを要求しチームのボールの出どことなっていた。194cmの身体はピッチで存在感があり、攻撃の起点にもなっている。
空中戦も競れる、そして194CMという身長で足元でもボールがもてるテクニックが彼の持ち味だ。
例えば、もらったPKは相手に1対1をしかけてもらったPKだった。
何よりもHiroshiからは何としてでも成功したいという気持ちが全プレーに表れており、それが全試合に全力を出している証拠だ。
まだユース年代の選手だが日々プロフェッショナルなレベルに近づいている事を感じさせ、この1年スペインで大きく成長している事を観せてくれた。
同じ夢を追うチームメイトとの練習、そして毎週末のリーグ戦で身体の使い方を学び、空中戦の競り合いに強くなり、ボールの守り方、ボールの合わせ方、ボールの奪い方を身につけている。
彼のサッカーはこの1年、素晴らしいスピードで成長した。
この調子で成長できればスペインリーグ1部のエリートになる事も決して不可能ではないと確信している。
サラゴサでプレーしている事は選手として成長し、学ぶためでありこれからもっと上を目指すステップアップの場だ。
忘れてはいけないのは、サッカーに限界はなく日々学ぶ事ができるという事。
日本の若手タレントには本田、森本、そしてHiroshiが歩んでいる道をどんどん進んで欲しい。
posted by Joan Salvans |01:57 |
欧州サッカー |
コメント(6) |
トラックバック(0)