2010年02月13日
下部組織の意味
ここ最近あらためてバルサの下部組織の話題がよく出てくる。 チームの結果、サッカーの内容だけでなく下部組織に関しても現在のバルサは世界最高峰のレベルだ。 下部組織が評価されているのは決して現在トップチームでプレーしている選手を輩出した事や、他の海外のクラブでバルサ下部組織出身選手であるアーセナルのセスク、フラン・メリダが活躍しているからだけではなく、これから先にも輩出する選手が数多くいる事だ。 ついこの間バルサのサテライトチームであるバルサB対GAVAの試合を観に行ってきた。 GAVAはバルセロナの隣町のクラブで1部リーグでプレーした経験をもつ様な選手達で構成されたチームだ。 バルサBはそんなGAVAに力の差をみせつけ5-0で勝った。 バルサBの試合を観た感想は目の前にある試合に自分の全てを出し切ろうという姿勢を全面に出している大きな夢を持った少年達のグループは近い将来いつでもグアルディオラがトップチームに招聘できる準備が出来ている事を感じさせられた。 ずば抜けたタレントを持っているジョナサン・ドスサントス、チアゴ・アルカンタラはすでにトップチームでリーグ、チャンピオンズでデビューしている。 さらにMarc Muniesa、Fontas、 Ruedaと言った選手達はこの調子で行けば本当に近い将来チャンスが到来するだろう。 人々はバルサの下部組織と他のチーム、例えばレアル・マドリッドとの力の差は大きいと考えているが、本当はその差はさほどない。 データだけで分析してみればマドリッドの下部組織はリーガエスパニョーラの1部にバルサの倍以上の選手を輩出している。 マドリッドも今まで下部組織から数多くの選手を自身のトップチームに輩出して成功している。 Michel、Butraguenyo、Martin Vazquez、Casillas、 Raul(ユースまではAt Madridだが)、 Guti。こういった選手は彼らが独自で輩出してきた。 マドリッド対デポル戦の後にスポーツディレクターであるバルダーノは公の場で自身のクラブの監督であるペジェグリーニに対しレアルの下部組織出身の若手を使わなかった事に対して批判した。 私はそのバルダーノの意見におおいに賛成する。 レアルはその試合75分まで0-2で勝っていて、内容から考えてもレアルの勝ちは確信できるものだった。 ペジェグリーニはその試合に下部組織出身の若手を3人ベンチ入りさせていたが一人も出場させる機会を与えなかったのだ。 その理由を知るのは彼しかいない。 今回のテーマで何が言いたいかというと、下部組織の成功というのはトップチームの監督次第であり、どれだけ自身の下部組織の若者たちを熟知し信用するかという事にある。 選手としてそして監督としてバルサで生きてきているグアルディオラはバルサのベースを知っている。 彼は数少ない下部組織のチャンスを生かしている監督だ。 現在のバルサとレアルマドリッドの下部組織の違いは「質」ではなく、「信用」だ!!!
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posted by Joan Salvans |03:11 |
欧州サッカー |
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