2007年07月18日

アジアカップ2007・日本代表 その6 ~オーストラリア戦に向けて~

オーストラリア戦を前にして、選手からのコメントに
どこか自信を伺う事ができる。

監督への信頼感、チームの和、やっているサッカー自体への自信、
リベンジの情熱・・

昨年のW杯に聞かれた言葉とは全く逆だ。

選手のスキル自体よりも、選手のコンディション・自信がゲームを
左右するゲームは多くあるが、今回もそういうゲームになるのでは
ないだろうか。

選手のコメントから伺えるように、コンディションはW杯の時よりずっと
良さそうだ。
誇張して報道される事はないが、移動がない事は大きなメリットであり、
精神的にも随分違うだろう。

これは些細な事ではない。

ケーヒル、アロイージ、グレッラ、ビドゥカ、キーウェル
ブレシアーノ・・
元々知っていたが、覚える必要の無い名前を、W杯で鮮明に記憶
させられた。

中村俊輔はW杯後、やるせない思いをリーグ戦にかけ、CLでも活躍し
メジャーな選手になった。
高原も移籍し、充実したシーズンを送った。
だがしかし、それはオーストラリアの選手も同様で、移籍に伴う
新たな経験をしている。
そういう意味で、今回ゲームの差別化を図るのは、コンディション
と自信だと思う。

昨年のゲームは、監督の采配と指示次第で、容易に勝てるゲーム
だった、と個人的には思う。
ただ、昨年はそのような原因を含め、日本の選手は100%で
なかったと思う。
今回、自信が選手のスキルを100%にする。

要するに持っている能力を出せる、という事だ。

オーストラリアに劣っていた日本が、成長し優れるわけでなく、
元々の力関係を証明する、という試合にして欲しい。
一過性の力は文字通り、永遠ではない。

試合展開としては、ブレシアーノやグレッラは悪質なファールを
浴びせ、フィジカルを前面に出してくるだろう。
日本は真ん中よりはややサイドをより活用して欲しい。

W杯と同じゲーム展開になる可能性もある。
リードした日本に対し、空中戦が弱いとされる日本に対し、
ロングボールを浴びせ続けてくる、という事だ。

昨年の試合ではボールをキープする事ができず、凡ミスにより
相手にボールを奪われた。
ロングボールをこれでもかと放り込まれ、日本の牙城は砕け散った
が、今回はボールをきちんと保持するか、チームとして追加点を
奪いに行くか、状況を見極め、チームとして意思統一して欲しい。
「なんとなく」プレーをして欲しくない。

そういう状況の時、「ワイパー」と化すボランチには、職場の
役割を全うして欲しい。
このあたりは、オシムが細かく指示をしてくるのではないだろうか。
試合前日までに、あらゆるシチュエーションを考え、細かく、
入念にやってくるはずだ。

あらゆる展開を想定しておかなくては均衡したゲームには
勝てないし、今の監督であれば、そうするはずだ。

posted by 栄一郎 |07:23 | 日本代表 | トラックバック(0)
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