2007年04月01日

選手層の厚さではチェルシーに軍配が上がるが

バレンシアvsチェルシー

リーグ戦も残すところ10試合あまりとなる4月のこの時期、選手たちには肉体的にも精神的にも疲労が溜まっている。
フレッシュなコンディションと高いモチベーションが無ければ、そのチームが持てる最高のサッカーを披露することはできない。
そこで重要になるのが選手層ということになる。

一般的に言うターンオーバーシステムを使うのは、監督としては難しい仕事なのではないだろうか。
選手はプレーしてこそ価値がある。
同じような実力を持つ選手をベンチに常時置いておくということは、控え選手のメンタル面でのケアが大事になる。
誰だってベンチで満足する選手はいない。
いかにチームを結束させるか、不平不満を取り除くことができるかということを、より深く考えなければならない。

そういう点で、特にモウリーニョ監督は他のチームの監督たちより大変な仕事をこなしていると言えよう。
チェルシーは同じ実力のチームが2チーム組めてしまうチームだ。
他のチームへ行けば間違いなくレギュラーとなれる選手がベンチに何人も座っているほか、ベンチにすら入れない選手すらいるわけだ。

しかし、チェルシーの選手たちからは不満の声がでることはあまり無かった。
挑発的な言動や傲慢な態度には賛否両論があるが、選手たちからは一様に信頼されている。
非常にまとまったチームである。
だから誰が出場しても一定のパフォーマンスを残す。
安定して強いチームだ。

呪われたように怪我人が出るシーズン

バレンシアの今シーズンの怪我人の数は異常だった。
カンテラから4人の選手を呼んでベンチ入りさせた試合もあったほどだ。

ここにきて、モリエンテスが怪我をしてしまった。
ヨーロッパでの経験豊富なベテランストライカーの離脱はかなり大きい。
モリエンテスは今シーズンのチャンピオンズリーグで5得点を挙げ、チーム内では最も得点を取っている選手である。

また、インテルとの決勝トーナメント1回戦第2戦後の乱闘騒ぎの処分が確定し、ダビド・ナバーロは8ヶ月の出場停止(2ヶ月は2年間の執行猶予)とマルチェナは4試合の出場停止(2試合は2年間の執行猶予)ということで、マルチェナはチェルシー戦2試合に出場できない。

話はそれるが、リーガ・エスパニョーラではひざの靭帯を断裂してしまう選手が異常に多く、その原因は解明されていない。
選手生命に関わることであるので、早急に原因を究明してもらいたいものだ。

似たような両チーム

チェルシー、バレンシアともにカウンターサッカーが基本的な戦術である。
キケ・フローレス、ジョゼ・モウリーニョは共に、勝つためにはこの戦術が必要だと考えている。
しかし、両チームとも相手、状況によってはポゼッションサッカーを展開することもある。
チェルシーの場合は、ウイングプレイヤーを2枚配置し、サイドを起点に攻撃的な戦いをすることも少なくない。
バレンシアの場合もビセンテ、ホアキンといったサイドのスペシャリストの強烈な突破からの攻撃がある。
試合の流れにより、試合中に巧みに戦術を変更できる高いチーム力を持ち合わせたチームだ。

1点を争うゲームとなるだろうが、チェルシーの優位は動かないだろう。

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posted by e-3_inc |16:17 | チャンピオンズリーグ | トラックバック(0)
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