2008年06月30日
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スペインの優勝で終わったEURO2008・決勝の選評については、こちらで書いてますが、こちらでは、増えるであろう欧州選手権の出場枠について短めに。
UEFAは、欧州選手権の出場枠を現行の16から24に増やす方向で検討しているという。早ければ、次回の2012年の大会で実施したい意向のようだ。主催するUEFAからすると、安くない放映権料やスポンサー料を考えた上でのビジネス判断になるが、大会自体はどのようになってしまうのだろうか。枠が増えることで、本大会の試合数も増え、強豪の早期敗退はなくなり、半ば出場を諦めていた中堅国のモチベーションもあがるであろう。その分、欧州選手権(加盟53ヶ国)の予選はやや弛緩してしまうかもしれない。
仮に、増枠した分を今大会の予選に照らすと、(もちろん、モチベーションの問題で一概には言えないが)瀬戸際で敗退したセルビア、フィンランド、スコットランド、ノルウェイ、アイルランド、イングランド、イスラエル、北アイルランド、デンマーク、ブルガリアあたりにチャンスがあったということになる。
欧州選手権は、出場枠を現行の16に増やした1996年以降、ハズレの少ない大会品質が売りのような気もしていたが、仮にセルビア、フィンランド、スコットランド、ノルウェイ、アイルランド、イングランド、北アイルランド、ブルガリアが参加していたら、どうなっていたであろうか。マイナーカードは増えて、若干、マンネリ感を引き起こすかもしれないが、強豪、とりわけ、今回でいえばイングランドにはアシストになる。とはいえ、イングランドが出られない大会という価値が欧州選手権のストロング・ポイントのような気もする。
また、開催期間も、五輪より長く、W杯より短い3週間というコンパクトな大会期日が特徴だったが、試合数が現行の31試合から51に伸びて、過密日程になると、W杯が抱かえるクラブとの折り合い、選手のコンディション面での懸念は増えるであろう。
ホスト国の開催能力のハードルも上がり、先進国の開催でないと、開催は難しくなるかもしれない。(だから、現行において、小国の共催を先取り推進しているのか?)。規模においても、W杯に比べ、(ブラジル、アルゼンチンがいないだけで)ややかぶってしまう部分も否めないだろう。
スペインの優勝で終わった今大会だが、枠が増えれば、限りなく本質は本丸のワールドカップに近づく。将来において、欧州選手権がワールドカップを凌ぐ大会になってしまう日も、ひょっとしたら、やってくるのかもしれない。
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2008年06月29日
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EURO2008 決勝 <展望>については、こちらで書いてますが、こちらでは、浦和の優勝はかぎりなく難しくなった事について短く。
元来、クラブがリーグ優勝する場合、敗戦数はだいたい4敗から6敗、7敗くらいが目安である。リーグが一強による独走に近い状態なら0敗から2敗もあるだろう。二年前、大阪が10敗を喫しながらも優勝してるが、リーグが混戦だった場合でも、9敗くらいまでが限界であろう。
今季のJリーグは、浦和がすでに4敗、大阪、鹿島も3敗を喫しており、どこか大相撲のようだが、2敗クラブがいない。いまだに上位下位との勝ち点差が10以上に開いておらず、明らかな混戦状態といえよう。下位クラブは、2、3連勝するだけで、すぐに上位へいける。逆もしかりで、連敗すると、すぐに下位へ落ちる。
このような混戦模様になると、負けるより最低でも引き分ける、(格下に)負けないことといったノウハウより、問答無用で勝つことが重要になってくる。極論すると、引き分けでも負けに等しいということである。神戸などは、現時点で負け数が3にもかかわらず、順位で下位にいるのも、勝ちが少なく引き分けが多いためであるが、こういった負けない、戦いの上手なクラブも、混戦の展開では、アドバンテージにはなりにくい。
今後、どこかのクラブが凸のように独走状態で飛び出さなければ、今季の上位クラブの敗戦数は、増えるのではないだろうか。でなければ、すでにシーズン半ばも行かずに4敗を喫している浦和の優勝は、相当、厳しいものになる。首位の浦和は、稀に見るリーグの混戦にならない限り、または、シーズンのどこかで7連勝、8連勝でもしないと、優勝は難しいかもしれない。もちろん、浦和のみならず、上位にいるクラブは、皆、そうである。
開幕からロケットスタートで独走し、シーズン半ばで息切れして落ちてしまうパターンは、過去にもあったが、シーズン半ばまで団子状態で、後半へ向けてロケットスタートしてしまうパターンは、あまり聞いたことがない。これも、長期中断期間のあるJリーグの副作用なのかもしれない。
*あくまで(負け数による)数字上の話です。
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2008年06月28日
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by 徒然フットボール
ワールドカップアジア最終予選ドローについては、こちらで書いてますが、こちらでも、すこしズラして短く。
趨勢では、「厳しい」、「楽だ」という二極に分かれているようだが、実際、厳しくもないが、簡単でもないというところか。普通に戦えれば、突破は難しくはないというところであろう。
かっては、北朝鮮、韓国、日本、サウジアラビア、イラン、イラクの六カ国で、たった2枠の椅子を争っていた1994年ワールドカップ・アメリカ大会アジア最終予選を考えれば、もはや、アジアでのワールドカップ最終予選が厳しいというのは、語弊があるかもしれない。それでいて、うまく予選の流れに乗れるか、一試合、一試合に最終予選としてのプレッシャー、厳しさは本質として内包している。
ただし、今回、特筆すべきなのは、日本がA組に入ったことで、これまでのアジア最終予選の様相とは、まったくカラーが変わるということである。なんといっても、(プレーオフに行かない限り)韓国、サウジアラビア、イラン、(すでに敗退した)イラクという、これまでのアジアのライバルと戦わないのだから、こんなアジア最終予選は初めてではないだろうか。今回のワールドカップアジア最終予選は本当に厳しいかどうかではなく、まったく体験したことのない異色ゾーンであり、むしろ、アジアカップのグループリーグのような様相に近いといえよう。
■2008年
9月6日 バーレーン 対 日本
10月15日 日本 対 ウズベキスタン
11月19日 カタール 対 日本
■2009年
2月11日 日本 対 オーストラリア
3月28日 日本 対 バーレーン
6月6日 ウズベキスタン 対 日本
6月10日 日本 対 カタール
6月17日 オーストラリア 対 日本
もし、日本がB組のサウジアラビアのところに入っていたら、始まる前から緊張感が漂ってくるだろう。もし、日本がB組だったら、こうなっていた。
■2008年
9月 6日 日本 - イラン
9月10日 UAE - 日本
11月19日 日本- 韓国
■2009年
2月11日 北朝鮮 - 日本
3月28日 イラン - 日本
4月 1日 日本 - UAE
6月10日 韓国 - 日本
6月17日 日本 - 北朝鮮
いずれにしても、どの国も緒戦必勝がすべて。良いスタートを切り、そして、年内3戦をいかに戦うかにかってくるであろう。幸い、日本がオーストラリアと戦うのは、来年になってからである。6月の3連戦も、中東→日本→中東というやっかいな日程は避けられた。
とはいえ、現時点では、A組、B組の違いは、始まる前のプレッシャーの度合いが違うだけで、蓋を開ければわからない。おそらく、日本はとんとん拍子に行くか、思いのほか苦戦するかだが、苦境に立たないと、なかなか実力を発揮しない日本としては、後者になる可能性は大いにあるだろう。そうなったらそうなったで「最終予選はやはり厳しい」という言葉が趨勢から出るかもしれないが、実際は、(相手に塩を送るように)日本が自滅しているに過ぎない。一番、勘違いしてならないのは、強いから勝ち抜ける、弱いから敗退するという考え方であろう。
posted by FOOTBALL NOTES |11:49 |
サッカー日本代表 |
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2008年06月27日
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by 徒然フットボール
ユーロ2008現地観戦の雑感については、写真つきでこちらで書いてますが、こちらでは、EURO2008の現地にいて感じた日本サッカー界について短く。
今回に限らないのだが、欧州にいると、いつも思うことがある。それは、欧州に比べ、日本は(フットボール市場においては)遠く小さな国であるということ。当然のことであるが、欧州でJリーグ、サッカー日本代表の話題をしても、肌感覚では、まったく通用しない。それをあらためて感じる。頭でわかっているレベル差があるという以前に、完全に日本がスルーされているような疎外感さえある。極論すると、欧州では極東の情勢など無視に近い。こちらの空気を吸っていると、相対的に日本はちっぽけで、国内ではあれだけ支配的な日本代表のニュースがことさら取るに足らない瑣末なコンテンツに思えてくる。
たとえば、(わたしはnumberなどはめったに読まないが、暇つぶしで)欧州にいて、numberなど日本語で書かれたサッカー関連の内容物を読んだりすると、妙な違和感を覚える事がある。きっと、東京の地下鉄などで読んでいれば、しっくりくるのであろうが、現地で読んでいると、旅行ガイドに思えてくる。
また、浦和のゴール裏は世界に出しても恥ずかしくないというが、(たしかにそうだが)さらに突っ込んで、埼玉高速鉄道の東川口から浦和美園までの一区間の車内風景を世界に出すと、(乗客は騒ぐことなく、皆、朝の通勤電車のように押し黙っていて)奇妙である。マナーという点では最高だが、すくなくとも活気、熱は感じられない。
当然のことながら、日本だけで見ていると、絶対評価の鎖国になるし、欧州と相対的に見ても、情報過多により脳内部での解釈になり、どのみち、鎖国状態になる。日本では、日本代表だ、海外組だ、CWCだ、ACLだと騒いでいても、欧州では無風状態。唯一、欧州で通用してるのはキャプ翼くらいか。
これをなんとかしたいとは思っても、なにも手立てはない。時が経つのを待つしかない。ただ、欧州の真似をしたりする必要はない。観戦マナーという点では、唯一、日本が欧州に勝っているストロングポイントであり、日本らしいオリジナルを確立し、いつか、欧州にいても日本サッカー界に違和感を感じなくなれば…。
*あくまで個人的な願望ですのであしからず
posted by FOOTBALL NOTES |12:45 |
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2008年06月05日
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by 徒然フットボール
EURO2008 ドイツ代表メンバー発表については、こちらで書いてますが、こちらでは、EURO2008全体の展望について短めに。
まもなく、EURO2008が開幕する。前回大会、スペイン、イタリア、ドイツの有力どころがグループリーグ敗退を喫している。前々回もイングランド、ドイツがグループリーグ敗退している。そして、今回は、オランダ、フランス、イタリアのうち、どこか一カ国のグループリーグ敗退が決まっている。やはり、このようにシビアであるゆえ、面白いのかもしれない。
一年の計は元旦にあるではないが、大会の計は、すべて開幕戦にあるのではないか。開幕戦で波乱が起きれば、大会も波乱に。開幕戦が順当なら、大会も順当に。という傾向があるようだが、今回の開幕戦はスイス対チェコで、すこし読みにくい。スイスが勝てば、大会自体の盛り上がりは高まるであろう。前回大会、開幕でポルトガルがコケるや、リスボンの街中は、ポルトガル代表の話題は禁句!のといった空気になったので、できれば、スイスに(最低でも)引き分けで、負けてもらいたくはない。
では、各組の展望をざっと掻い摘んで。
■A組 スイス、ポルトガル、チェコ、トルコ
おそらく、ここはポルトガルが頭抜けている印象だが、フリーでオープンな組といえよう。どこの国の組み合わせでグループルーグ突破しても、なんら不思議はない。タレント性ではポルトガル、チームのまとまり、完成度で言えば、スイスが一番かもしれない。チェコは主力が怪我で欠いて苦しいが、それでも、この相手なら…。トルコも、攻撃がハマれば…。それぞれ各国にチャンスがあるといっていい。そういう意味では、今大会で、一番面白いグループなのかもしれない。おそらく、グループステージ3回り目まで、いや、三戦目のロスタイムまで、行方はわからないのではないだろうか。
■B組 オーストリア、ドイツ、クロアチア、ポーランド
ドイツがほぼ勝ち抜け決定のような印象だが、それを裏切ってほしい願望はある。ポーランドは、次回ユーロ開催国として、ここで無様に敗退するわけにもいかないだろう。クロアチアもモドリッチのブレイクが期待される。オーストリアから取りこぼした国は、間違いなく、グループリーグ敗退となるが、ドイツ、クロアチア、ポーランドの各3チームが勝ち点はさほど開かないのではないだろうか。逆に、もし、ドイツが勝ち点9で一位突破となると、ほぼ大会のイニシアチヴを掴んでしてしまうかもしれない。
■C組 オランダ、フランス、イタリア、ルーマニア
あえて、順位をつけるとしたら、フランスが一番手、イタリアが二番手、オランダが三番手としておく。しかし、ここは強い弱いより、どれだけミスが少なく、自分たちのフットボールに集中できるかになるであろう。そういう意味では、ルーマニアにもチャンスはある。彼らは、(劇的だった)ユーロ2000の再来と行きたいところか。また、イタリアのカンナバーロの離脱は、イタリアのみならず、微妙にグループ全体にも、なにかしらの影響があるかもしれない。ここを勝ちあがる国が決勝へ行く向きもあるが、グループの消耗度にもよるだろう。ここで燃え尽きずに、決勝トーナメントへ行けるかが鍵になるだろう。
■D組 ギリシャ、スペイン、スウェーデン、ロシア
スペインがひとつ抜けている印象だが、D組の組み合わせは、前回大会のA組のポルトガルがスウェーデンに変わっただけで変わり映えはないが、4年の成長度を見る上で楽しいかもしれない。ここの台風の目は、ロシア。短期投資がどこまでというところだが、ハマれば、1位通過も。前回大会優勝のギリシャも、今大会で真価が問われるだろう。スウェーデンは、FW次第か。スペインは、すべて体の大きな相手になるため、かなり苦しいグループステージになるかもしれない。よって、ここも死の組に近いオープンな組ともいえよう。しかし、前回、ロシアのゴール裏はガラガラで、ロシア・サポーターがほとんどいなかったが、今回はどうだろうか。
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2008年06月05日
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by 徒然フットボール
FIFAランキング 2008年6月4日最新版については、こちらで書いてますが、こちらでは、監督ができないオシムについて短めに。
前サッカー日本代表監督のオシム氏が、先日の記者会見で、元気な姿を見せた。長島茂雄氏に比べると、後遺症もさほど目立たず、かなり回復具合は良いのではないだろうか。
日本サッカー協会が、そんな彼になにかの役職をつけたがっていたが、このたび、めでたくアドバイザー契約を締結した。契約は今年の12月までで、欧州を拠点に、指導者養成、ユース育成、情報収集の点で協力を仰ぐというもの。フル代表の監督をしている時から、五輪監督の方が向いてるようにわたしは考えていたが、もともと彼は、(プレーだけでなく、人間性も含めた)育成がうまいのだから、フル代表よりも、ユース世代に特化した、なにかしらの仕事が合っているのではないだろうか。
ユースや五輪代表監督に国際経験不足の日本人監督を起用している以上、そんな五輪を含めたユース世代のメイン・アドバイザーにでもなればいいのではないだろうか。今からでも、北京五輪のお目付け役にしても遅くはないだろう。正直、現在の反町監督では荷が重いのではないか。
また、現在のU-19は、Hey! Say! JUMPではないが、平成ゴールデンエイジにあたる。金崎、大竹、河野、山崎、香川、柿谷、比喜、金井、さらにその下には、宇佐美と、タレントは、かってないほど豊富である。昔から、この世代はクラブでは控え層が多いのだが、現在、クラブでレギュラーに定着している選手がいるのは特筆すべき点である。そんな彼らに(オシムのなにかしらの)影響を与えることができればと、わたしは考える。
早い段階で、オシムのアドバイス、指導を受けるのがベストだが、彼が現場に立つのが難しいのならば、間接的にでも、ユースに関われれば、日本代表のためにはなるのでないだろうか。もちろん、代表強化は、Jリーグのレベルアップが基本要因であるのは当然であるが。
posted by FOOTBALL NOTES |11:54 |
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2008年06月04日
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by 徒然フットボール
ワールドカップ・アジア三次予選の半分を終えての短観は、こちらで書いてますが、こちらでは、9月から始まるワールドカップ・アジア最終予選を見据えて短めに。
すこし気は早いが、ワールドカップ・アジア最終予選は、あっというま間に来る。北京五輪が終わったらすぐである。先日、オマーンに勝ったことで、日本の三次予選敗退は、限りなく無くなった。オマーン戦後は、アジア最終予選を見据えた戦いも視野に入れ、タイ戦、バーレーン戦の2試合を強化に当てられるのではないか。(手を抜くということではない)
5カ国2組に分かれるワールドカップ・アジア最終予選だが、おそらく、日本、バーレーン、オーストラリア、ウズベキスタン、サウジアラビアの最終予選進出は当確であろう。韓国、イランがややもたついている様子だが、おそらく、最終的には勝ち上がってくるのではないか。そんな中、最終予選では、結果のみを追求するか、結果と内容(強化)も追求するか。となれば、まず、前者であろう。だが、(4.5枠もあるので)本大会を見据えた戦いもアリかとは思う。結果と内容(強化)を同時にこなさなければ、前回とさほど変わらないのではないだろうか。すでに日本は、ワールドカップに出場して、うれしいレベルにはない。
これまでのアジアでは、韓国、イランなどが最大の強敵と謳われたが、彼らと試合をしたところで、結局はアジアレベルでの戦いでしかない。特に、日本のようにパスを回してゲームを組み立てるチームにとって、アジア予選の試合が、そのままワールドカップ本大会に直結しない。つまり、アジア予選そのものが、本大会に向けての強化にはなりにくい。そう、ワールドカップ本大会基準になるチームが、アジアに少ないというは、意外と見過ごされてきた盲点である。そこへいくと、オーストラリアは、ワールドカップ本大会に向けてベストな対戦相手といえよう。実際、前回大会は、本大会で日本と激突している。また、彼らは、仮想イングランド、アメリカにもなる。
もちろん、結果のみを追求すれば、格下との対戦を望むが、結果と内容(強化)の両方を追求するならば、日本はオーストラリアと当たるとよいだろう。オーストラリアに勝って、予選を勝ち上がるのと、そうでないのとでは、内容(強化)において、大きく変わってくる。オーストラリアも、長いワールドカップ予選は初めてであるが、過去、ウルグアイとのプレーオフなど、熾烈を潜り抜いてきた彼らとの戦いは、決して、ワールドカップ本大会で、無駄になるはずはない。また、シドニーはアウェイでも、ほかのアジアのアウェイと違い、英語圏であり、国勢、経済、食事ともに欧米に近く、やりやすいという面も見逃せない。
もちろん、オーストラリアに蹴落とされるリスクはあるが、それだけのリスクを負えないようでは、ワールドカップ本大会でも、さほどの結果は期待できないだろう。
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2008年06月03日
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by 徒然フットボール
日本代表 3‐0 オマーン代表の戦評については、こちらで書いてますが、こちらでは、ワールドカップ・アジア三次予選の各国について、相対的に。
過去記事にあるように、日本は、残り4試合ではなく、2試合。つまり、最終予選への切符は、オマーンとの勝負付けになる。そして、昨日、オマーンとの試合に勝ったことで、日本は、最終予選へ大きく前進したといえよう。当該対戦成績でも、かなり有利になった。仮に、次のアウェイのオマーン戦に負けたとしても、スコアが0-2、1-3ならば、日本が当該対戦成績でオマーンの上を行くため、日本の最終予選行きは、ほぼ決まったといってもいい。
そんなワールドカップ・アジア三次予選は日本だけでなく、各国のいる他のグループも白熱している。オーストラリア、中国、イラク、カタールのいる「死の1組」は、オーストラリアが抜け出しているが、アジア王者のイラクが思わぬ苦戦。また、北京五輪に集中したい中国も、次のホームのカタール戦に敗れると、赤信号である。
3組の韓国も、最終的には勝ち上がるであろうが、苦戦を強いられている。北朝鮮、ヨルダンとの三つ巴の様子だが、実は、韓国は、次のアウェイに負けてしまうと、かなり危険な状況になる。先日のホームでヨルダンに引き分けたばかりに、韓国は、三次予選で敗退の可能性がすくなからずある。
日本のいる2組同様、4組は、ウズベキスタン、サウジアラビアでほぼ決まりであろう。できれば、サウジアラビアの苦戦を期待したが、やはり、順当に勝ち上がってきそうである。
1組に次ぐ「死の5組」は、あいかわらず、熾烈だ。シリア、UAEの後塵を拝しているのが本命のイラン。彼らがここで敗退すると、かなりエキサイティングだが、イランは、この後、アウェイ2連戦であり、敗退の可能性が十分にある。
最終的に、日本が、この三次予選の3試合目で最終予選への目処をつけられたのはラッキーだった。強豪他国の苦戦を見ていると、そう思わざるをえない。日本は、次のアウェイで大敗しない限り、残りの試合を強化に摩り替えることもできるであろう。
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2008年06月02日
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EURO2008 フランス代表メンバー発表については、こちらで書いてますが、こちらでは、今夜、負けたら解任のサッカー日本代表監督の仕事について短めに。
もし、今夜のオマーン戦に負ければ、(もしくは引き分けでも)解任という方向で趨勢は流れているようだ。だが、それも致し方ないだろう。まだ、最終予選を迎える前の三次予選で崖っぷちに立つことすら、今の日本には許されないのであるから。とはいえ、日本人監督だから、解任とはっきり言える部分も見え隠れする。もし、外国人で、有名な監督、実績のある監督だったら、日本サッカー協会の態度はどうだったであろうか。
本来、代表監督は、長期政権でない限り、リーグ視察をして、選手をチョイスして、(複雑ではない)大方の戦術、守備を短期合宿で授けて、親善試合で試して、あとは、本番の公式戦で、選手に発破をかけるぐらいしかできない。よって、唯一、テストとなる国際親善試合でも、前半はベストメンバーを組み、後半は交代で試したい選手を使う事になり、本来、(監督として一番やりたい)戦術の浸透などは、どうしても浅くなる。選手は選び放題だが、時間があまりにも少ない。試合が大一番になればなるほど、それはネックになる。
元来、代表監督のやれる範疇は、クラブ監督ほど大きくはなく、それでいて、プレッシャーも地域レベルではなく全国区で、責任も重いため、仕事としては、割に合わないかもしれない。(ただし、結果が良い方向に転がると、これほど楽で簡単な仕事もないということも稀にある。)
いずれにせよ、今夜、日本は大勝するか、辛勝するか、両極端の結果になるだろう。(わたしは引き分け、敗戦も織り込んで入るが)なにはともあれ、先制点の時間帯が鍵である。試合の入り方も難しくはならないだろう。もし、前半早々に先制できたら、そのまま逃げてもいいが、そうなったら、世論は日本代表にどんな反応を示すであろうか。まだ、趨勢にぴりぴりムードがない分、内容次第では、たとえ、勝っても解任騒動に発展しかねないであろう。
世論を黙らすには、快勝しかないようだ。
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2008年06月01日
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オーバーエイジを決められない五輪監督については、こちらで書いてますが、こちらでは、サッカー日本代表の使用するスタジアムについて短めに。
昨日の記事「サッカー日本代表のチケットが売れない理由」の続きではないが、サッカー日本代表の人気がかってほどでないのならば、今後、親善試合は(埼玉スタジアム、横浜国際など)なんでもかんでも大箱ではなく、身の丈にあった会場設定をしたほうがいいだろう。
パラグアイ戦は国立競技場でもよかったし、空いてなければ、もっと下げて、フクアリ、神戸ホームスタでもよかった。もはや、サッカー日本代表だから、大箱である必要はない。欧州で常時、4万人、5万人単位のスタジアムを使うのはイングランド代表くらいのもので、ポルトガル代表、イタリア代表、ドイツ代表、スペイン代表でさえ、対戦相手によっては、2万人単位ほどの小さな会場を使っている。日本代表も、これまでのレベルを標準と考えるのは、改めたほうがいいのかもしれない。
もちろん、これまでのサッカー日本代表は、過熱感が強く、バブルを演じてきた。おそらく、われわれの感覚は麻痺しているかもしれない。もし、ニッパツ三ツ沢や西が丘でサッカー日本代表戦が行われたら、違和感を感じるであろうが、大昔は、あのクラスで試合をしていたのである。今後、サッカー日本代表の試合は、味の素スタジアム、国立競技場をマックスに、地方のスタジアムに振ればいいのであろう。どのみち、日本代表が国内でマッチメイクをする際、欧州の強豪にはノーを突きつけられ、満足いく相手とのマッチメイクは難しいのが現実である。
たとえ、小さな会場でも、満員であれば、代表選手のモチベーションも下がりはしない。大きな会場でガラガラになるよりはいい。地方開催も、仙台ならば、宮城スタジアムではなく、ユアスタでいいし、これまで、ほとんどやっていない四国などに会場設定するのも、斬新かもしれない。
また、チケット販売の枚数制限も、よほどの人気カードでなければ、枚数制限を外してもいいだろう。また、逆に、ワールドカップ最終予選のような動員を見込める試合では、UEFAチャンピオンズリーグ決勝のように枚数制限を(指定席は)4枚から2枚に絞っても良い。観客も二人組みが圧倒的に多いのである。
とにかく、身の丈にあった展開が望ましいであろう。今のままでは・・・
posted by FOOTBALL NOTES |14:03 |
サッカー日本代表 |
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