2008年07月19日

コンピュータ2000年問題とJリーグ・クラブ

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by 徒然フットボール

五輪のバックアップメンバーについては、こちらで書いてますが、こちらでは、クラブのリスクマネージメントについて短く。

2000年1月1日。この日、コンピュータの2000年問題は、結局、なにも起こらなかったが、なにもしなくても大丈夫だったかといえば、そうでもないであろう。事前準備し、大晦日、正月休みに、社員が会社に泊まりで出勤したりと、なにかしらの対策を講じていたため、結果的に何も起こらなかっただけである。なにもしていなかったら、なにか起きていたかもしれない。

フットボールの世界でも、クラブの事前対策は、もはや常識である。たとえば、東京ヴェルディの主力FWであるフッキの今回の離脱は、婚約者の出産に伴う一時帰国だが、すでに退団の可能性をにおわせ、もう、来日はないというのがもっぱらである。仮に、そうなると、ディエゴとのコンビネーションは解消され、東京ヴェルディの戦力ダウンは否めないが、(後釜になるかはさておき)きちんと、大黒を取っている当たりがリスクマネージメントとしてうまい。おそらく、組織内部で、そうなる動きを察知していた人物がいたのかもしれない。

シーズン中は、選手の造反、不測の怪我などで、クラブは事前にやりくりの対応をしなければならない。もはや、何かあってから動いていたのでは、手遅れになることすらある。そういう意味で、今季、もっともうまく立ち回って成功してるのは、京都かもしれない。シーズン前にシジクレイ、アタリバ、佐藤、柳沢などの補強を行い、シーズン途中でも水本、フェルナンジーニョを加入させ、うまくチームを循環させている。もちろん、この先、どうなるかわからないが、いまのところは降格圏から逸れている。

東京ヴェルディ、京都、共にJ1昇格初年度のクラブだけに、やはり、このあたりのリスクマネージメントの意識は、他のクラブよりは多少、高いのかもしれない。問題の先送りは、たとえ、ビッグクラブだろうが、足元をすくわれてしまうことすらある。あらゆる問題に対し、先手、先手を打てるクラブは、なかなかしぶとい。同じ落ちる場合でも、ナイアガラのように、あっけなく落ちることはない。

蛇足ながら、冒頭のコンピュータの2000年問題に付随した昭和100年問題というのがある。コンピュータの2000年問題を回避するために、(小規模ながら)昭和対応で行った裏の手であるが、今を昭和でカウントすると、今年で昭和83年になる。昭和100年までにあと17年。2026年1月1日以降に、何か起こるかもしれない。



posted by FOOTBALL NOTES |12:01 | J・」LEAGUE | トラックバック(0)
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