2008年07月09日

浦和の首位、Jリーグの順位が健全であるかどうか

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by 徒然フットボール

サッカー日本代表に足りないものについては、こちらで書いてますが、こちらでは、Jリーグの順位について。

EURO2008の現地観戦から帰国して、わたしがまず、驚いたのは、阪神タイガースの貯金が増えていたことである。日本を留守にしていたのは、僅か2、3週間足らずであるが、てっきり、2位中日に詰められているか、さもなくば抜かれて首位の座を明け渡していると踏んでいたのだが、驚くことに貯金が20以上に伸びて、2位中日との差はむしろ開いていた。今日9日時点で貯金28、2位とは12.5ゲーム離し、もはや、いつ、優勝マジック(クライマックスシリーズ1位)点灯するのかという勢いである。

今の阪神には、一時期のバース、掛布、岡田、真弓のような馬鹿当たりがあるわけでもなければ、特にこれといった突出したものがあるわけではない。むしろ、チームホームラン数は少ない。ただ、数年前のリーグ優勝同様、地味に基本的なことを普通にやっているだけだ。特に何かが変わったわけではない。

今の阪神の強さは(繋ぐ打撃もそうだが)、やはり、投手陣に尽きるだろう。先発陣が、それなりに踏ん張り、あのリリーフ陣を背景とした「ゲームを壊さない」という安定感がすべてといえる。他には、新井の本塁打数が減り、打率が上がっていること。ショートを固定できていること。盗塁が赤星だけでないということ。もちろん、送りバントを失敗したり、チャンスにあと一本が出てればという試合もあるが、相手チームがそこまで付け込むほど強くはないという部分にも助けられている。これから迎える夏の高校野球に向けた「死のロード」も、日程に大阪ドームを挟んでいるゆえ、昔ほどの急ブレーキも考えにくい。

今、Jリーグで阪神のような(やっていることが一貫している)タイプは、名古屋、鹿島くらいであろうか。だが、彼らは首位にはいない。逆に、日替わりメニューでやることが確立できていない浦和が首位。横浜、神戸も、順位ほど悪いフットボールはしていない。

リーグとして健全であるかどうかは、やはり、強弱がきちんと順位に現われていることである。首位にいる理由が多岐にわたらず、単純で、明確に誰にでもわかるということだ。そういう意味では、現在のJリーグは、多少、正常さを欠いた順位といえるかもしれない。もちろん、フットボールは、野球ほど掴みどころのある競技でない。とはいえ、いずれ、リーグ順位は正常さを取り戻しに動くであろう。首位、上位にいるクラブが首位、上位にいる理由も、もっと明確になってくるはずである。


posted by FOOTBALL NOTES |12:12 | J・」LEAGUE | トラックバック(0)
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