2008年05月02日

UEFAチャンピオンズリーグは根性と運

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by 徒然フットボール


英国クラブ同士の対決によるUEFAチャンピオンズリーグ決勝実現は初のようである。ベスト4に3つの英国クラブが入ったことで、趨勢も決勝の英国対決には、さほど驚きはないようだが、来年は、バイエルン・ミュンヘン、ユベントスもUEFAチャンピオンズリーグの舞台に帰ってくる。はたして、この英国天下がいつまで続くのか。そんなUEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグの<雑評>については、こちらで書いているが、ここでは高いステージにおける勝敗のファクターについて短めに。

先日のUEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグの2試合は、意地と意地のぶつかり合い、強い気持ちの激突による激しいものだった。やはり、UEFAチャンピオンズリーグともなると、準決勝、決勝のステージまで来れば、強い弱いというより、別のファクターが勝敗を分けているかもしれない。もちろん、チームの出来、状況(怪我人の有無)も重要なファクターだが、勝敗を分けるものの中心は、意外と地味なものかもしれない。

それは一言で、格好つけずに古めかしく言えば、根性。

上手さ、高い技術、選手の身体能力といったモノは当然あって、その上で、勝つには、強いメンタル、つまり根性が必要になる事もある。その上で、さらに運まで必要になる。UEFAチャンピオンズリーグ決勝ともなれば、中立地における90分(+延長30分+PK)の一発勝負のため、かなり運や展開に左右される。かならずしも実力通りの展開や結果にはなるとは限らない。去年のミランにしても、リーグで不調ながら、UEFAチャンピオンズリーグでは、勢いと流れに乗って、まんまと優勝を掻っ攫った印象が強い。


運はいつの時代でも大きなファクターとして存在するが、根性なんてファクターは、今の趨勢では死語に近いかもしれない。だが、最終的には強いメンタル、強い意志、気持ち、闘志は、すべてそこへ帰結する。

かつて神戸製鋼、日本代表で活躍したラグビーの平尾氏が、過去のインタビューで試合で勝つ要素とは?という質問に対し、「まず、根性でっせ」と語っている。あのスマートで汗が似合わないイメージの平尾氏が、根性と言っているのだからというわけではないが、高いレベルまで昇華してしまうと、勝負を分ける要素も、シンプルに立ち返るのではないだろうか。

実際、サッカー日本代表でも、(根性とは言わないまでも)気持ちの入った試合を期待して見ているのだが、近年、そういったシーンに立ち会えるのは少なくなっている。技術も能力も日本より上である欧州の選手が、根性丸出しで勝負を勝ち取っているのを見ていると、技術や能力以前に、一番、基本的な部分で日本は負けているのだなと痛感する。それ以前の、持ってて当たり前の部分で負けているのである。

posted by FOOTBALL NOTES |11:50 | 欧州FOOTBALL | トラックバック(0)
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