2008年04月28日

Jリーグ2008の流れは早くも正念場に

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by 徒然フットボール

Jリーグ・第8節の短評はこちらで書いてるが、こちらでは、Jリーグ2008の流れについて。

夏を制すものが受験を制す、一年の計は元旦になり、といわれるが、Jリーグの一年のキモは、開幕ではなく、ゴールデンウィークから6月のブレイクになるのではないだろうか。ちょうど今が、最初の疲労がたまる頃である。調子の良い選手、そうでない選手、怪我人の有無がはっきりし、チームの方向性を含め、一通りの目処が付くのがゴールデンウィーク前になる。そのゴールデンウィークも毎年、連戦が組まれ、ここをうまく通過したクラブは、良い6月のブレイクを迎えられる。

ここまでのリーグの流れを見てみると、優勝候補と目された大阪、浦和、川崎が開幕ダッシュに失敗したものの、その後、ずるずる行かず、勢力図を崩壊させなかったため、リーグの様相は波乱含みではない。半ば独走ぎみだった鹿島、名古屋も一息入り、開幕時には見えなかったリーグの形勢も、ようやく、落ち着きを見せてきている。

現在のJリーグ全体の順位を見ると、上限下限に対して、中ほどが拮抗している。特に6位から17位の勝ち点差がわずか5。首位も独走状態ではなく、すぐ上に留まっており、いまだ勝ち星のない千葉だけがすこし千切れて最下位になっている。今年の特徴として、試合展開がワンサイドになるか、拮抗するかのいずれかに偏っている。各クラブの勝敗を見ても、1勝5分2敗、2勝4分2敗というような引き分けのヤマが大きいクラブはなく、今のところ、引き分けるより、勝ち負けがはっきりしている。引き分け試合の内容も、どちらに転んでもおかしくはない展開が見受けられる。

また、強豪クラブ、中堅クラブ、昇格クラブの星取りは、必ずしも弱肉強食の世界ではない。たとえば、東京Vが柏に大敗したと思ったら、首位名古屋に勝ったり、磐田が大阪に勝ったと思えば、札幌に負けたり、また、鹿島が横浜に勝ち、横浜がナビスコで大宮に勝ち、その大宮が鹿島に引き分けるなど、円に連なる蛇が尻尾の食い合いをしているようだ。これは、各クラブが対戦相手をよく研究している現れであるかもしれない。

ACLに参加している大阪、鹿島も、ACLでの成績は上々だが、ここに来て勝ちきれず、外国への遠征や日程面の疲労から、リーグでの闘いに、すくなからず影響は出ているかもしれない。

すでにゴールデンウィークに入っているが、ここの連戦を上手く通過することが出来れば、6月で、しばらくリーグは休止期間に入る。この間、代表に選手を取られるクラブもあれば、代表とは無縁のクラブもある。おそらく、代表選出がクラブの建て直しに大きく関わってくるであろう。特に、連携が芳しくない浦和は、代表に選手を持っていかれると、6月のブレイク後も、あまり進展はないかもしれない。よって、今、このゴールデンウィーク中しか、クラブとして連携を整える時間はない。そういった意味では、上手く行ってないクラブは、今が正念場なのかもしれない。

  

posted by FOOTBALL NOTES |11:45 | J・」LEAGUE | トラックバック(0)
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