2008年04月06日

サッカー選手が海外から帰国するタイミング

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by 徒然フットボール

『中村俊輔が帰国するその日』はこちらで書いてます。こちらでは、それに関連して、サッカー選手が海外から帰国するタイミングを短めに。

階段を上るのは険しいが、降りるのは簡単である。スポーツに限らず、なんであれそうである。早々に引退した中田英寿氏も、あれが良かったのか悪かったのかはわからない。ただし、引退ではなく、現役選手として、海外から日本へ帰国するタイミングとなると、引退より難しい場合がある。これまでも大勢の選手が欧州に渡り、帰国しているが、その際、おおむね3つの帰国ケースが考えられる。

①自己都合(不満解消、日本代表になるためなど…)
②実力不足(戦力外)
③他的背景(怪我・家族・事故など)

どこか会社の退社理由に近いものがある。帰国理由として、③他的背景は致し方ないとして、②の実力不足(戦力外)は一見、厳しそうに見えるが、実力不足は相応でなかったのだから、場所を変えれば解決する。実は一番、危ないのが①の自己都合である。自己都合は失敗すると、建て直しが難しい。

あくまで自己都合だから、運も左右するし、必ずしも好転するとは限らない。日本での知名度が抜群に高かったり、海外でそこそこ活躍していたとすると、周囲の期待もおのずと高くなり、プレッシャーも激しくなり、さらに状況は難しくなる。帰国して、自己都合をメインに行動した場合、ほとんど上手く行っていないケースが多い。

ただし、唯一、自己都合で成功の道があるとしたら、帰国後、すべてを捨てることである。驕りもプライドも、すべて捨て、真っ白なスタートラインに経ったならば、道は開けるであろう。日本代表になることを度外視し、チームの縁の下で働くことを覚悟した小笠原のようにチームの黒子に徹するか、もしくは後身のため力を尽くせば、なにかしらの道は開けるはずである。

自己都合である限り、サッカー選手が海外から帰国するタイミングは引退より難しい。本来は、将棋の香車のように、前にしか進めず、後退は一切出来ないのだが、と金にすらなれず、途中、自己都合で帰国すると、あまり良い未来は待っていないのかもしれない。趨勢でも、会社を退社する者はゴマンといるが、ステップアップしていく者は、ほんの一握りの人間でしかない。




posted by FOOTBALL NOTES |12:04 | FOOTBALL・PAHNTOM | トラックバック(1)
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