2008年04月03日

「日本のサッカーはレベルが高い」と褒める外国メディアたち

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by 徒然フットボール

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たまに、外国メディア(や外国人選手)が日本のサッカーや日本人選手を見て、「非常に技術が高いので驚いた」というニュアンスのコメントを残すことがある。お世辞や社交辞令が多少含まれていたとしても、あれは素直な驚きのトーンを持っている。もちろん、それを受ける我々も、聞いていて悪い気はしない。むしろ、誇らしげに感じたり、日本も世界に比べて、まんざらではないと思うかもしれない。しかし、彼ら外国メディアのほとんどは、日本のサッカーなど、まともに見たことも無ければ、もともと興味も無いため、(東南アジアのような)雑で蹴りあうフットボールを勝手にイメージしている。だから、細かくパスを繋ぐ日本のサッカーに驚くのは、いたって普通のレスポンスなのかもしれない。よって、決して、日本のサッカーのレベルが世界クラスというわけではなく、思っていたより悪くないというニュアンスが本音であろう。

アジアでも、ヨーロッパのようにパスを繋げてやっている国は、日本か北朝鮮くらいだが、実際、スペインのリーガの中堅以下のクラブや二部リーグのクラブと比べると、Jリーグの方がボールを繋ぎ、きちんと丁寧にゲームを作る意識が高い。むしろアジア特有の放り込みやカウンター、パワープレーは得意としないため、外国メディアには日本のほうがとっつきやすい部分もあろう。

選手個々で見てみると、近年、ゲームの進め方だけでなく、日本人選手の一つ一つのプレーそのものは上手くなっている。FK、リフティングなども、その最たる例で、FK、リフティングだけの大会があれば、日本はかなり上位に行くのではないか。ただし、リフティングは、バスケットのボール股間八の字回し、卓球の選手が剣玉のようにラケットのどこでもボールを打てるのと同様、ボールの馴染み感覚と同じで、実際にリフティングの技術そのものは試合には直結しない。FKも接触プレーがない分、中村俊輔が成功しているが、かなり稀な例といえよう。

外国メディアは一様に、日本のサッカーに驚きを示すものの、世界との差は確実にあることも否定しない。経験が足りない、決定力不足、シュートせずにパスしてしまう、接点が弱いなど、いくらでも理由はあるが、最終的には、上手い下手は、強い弱いにはあまり関係ないということである。つまり、上手い選手だけを集めれば、それだけで強いということではなく、下手な選手でも、闘いの上手な選手は、実際、試合で仕事をするものである。局面で仕事をするかしないか、決めるか決めないかは、上手い下手ではなく、その選手の闘う本質に依存するといえる。クレスポ、バティなどは、その最たる選手かもしれない。
 
 

posted by FOOTBALL NOTES |11:57 | FOOTBALL・PAHNTOM | トラックバック(2)
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