2008年04月02日
サッカー情報がコンビニ化していく慣れの果てに…
【関連記事】 by 徒然フットボール 以下、辛口で書いてますが、こちらでは、息抜きで『日本サッカー界のダメ出しランキング』を作成してます。 さて、ネットが氾濫している趨勢、テレビの視聴率がすべてとはいえないが、視聴率が人気の指標のひとつであるのは否定できない。サッカーのテレビ放送において、特にJリーグの試合の視聴率は総じて悪く、だいたい5%前後で、まず、2桁は行かない。日本代表の試合においても、最近はすこし元気が無く、ワールドカップの最終予選にでもならなければ、大きな数字は取れない。しかし、その反面、芸人を司会に起用するサッカー番組は各局で乱立しており、放送枠まで拡大し、TBSのスーパーサッカーなどは、すでに10年以上の長寿番組になっている。 実際の試合放送が低調にもかかわらず、ダイジェスト番組は息が長いというのも、不思議な現象である。本来はダイジェスト番組が良ければ、試合放送もそこそこ良いはずなのだが…。ただし、今の忙しい趨勢、90分間もだらだらと試合を見せられるより、ダイジェストで結果だけ見ればいいという人が大半である裏返しともいえよう。ダイジェスト番組では、Jリーグのみならず日本代表から海外情報まで網羅し、45分という時間で一週間分のサッカー情報をパッケージしているため、コンビニのようなお手軽さがある。 とにかく、今は実際の試合放送よりダイジェストが主流になってるのが現状で、そんなコンビニ化が齎す影響として、試合結果は知っているが、内容は知らない。選手の名前は知っているが、その選手がどこに所属しているのか知らない。有名選手を知っていても、どのポジションなのか知らないといった現象がちらほら起こっている。さらに踏み込めば、決して多くは無いVTRの中、スーパープレーばかりが取り扱われ、オフザボールの動きはまったく使われない。また、逆説的に、試合を見た人が試合を見てない人を俯瞰するような現象も起こっている。 これらは、時の言葉でいう「ねじれ」とも取れるが、ひとつ確実にいえることは、試合よりダイジェストが主流になることで、試合の中の流れ、リズムを読む力は落ち、結果や有名選手の名前を把握する情報収集にとどまってしまう。(議論などの元となる)ゲームがわかる試合眼は、試合を見れば見るほど、正比例して身につくのだが、それが停滞してしまうと、単純に結果から好き嫌いを撒き散らしたり、的外れな意見が氾濫し、その果ては、フットボール文化の底の浅さを助長する危険性も大いにあるであろう。
posted by FOOTBALL NOTES |11:53 |
FOOTBALL・PAHNTOM |
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