2008年07月31日
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大阪・バレーの退団に絡む中東については、こちらで書いてますが、こちらでは、サッカー「日本 対 中東」の別の構図について
今の趨勢、金のない日本から良い選手が出て行き、金のある中東に良い選手が集まる。…と見ても、あながち間違いではないが、日本に金がないということはない。金はあるけど、使わないだけでしかない。そもそも、日本におけるプロスポーツは投資対象ではなく、企業(ないし親会社)の宣伝材料でしかない。特に、アマチュアスポーツは、スポンサーがいないと競技活動さえままならない。企業としても、スポーツへ金を回すだけの余裕があるなら、他の開発資金や設備投資にまわすというのが今の考えであり、特に、Jリーグは(他のマイナースポーツとちがい)あの規模でありながら、金の流れの構造自体が、お粗末である。
そこへ行くと、中東は金持ちで、スポーツ市場へ札束をばら撒いているように見える。だが、ひとつ勘違いしてならないのは、中東がバブル時代の日本のように、金が有り余ってるから、ジャブジャブ使っているわけではない。彼らとて、きちんとした投資対象と認識しないと、たとえ安くても買わない。これはフットボールに限らず、リターンを計算できないものに投資はしない。価値があると判断したら、あっさり実弾攻撃で落としているに過ぎない。もはや、中東は、化石燃料を精製して売るだけでなく、売って出来上がった資産を運用する方向に舵は切られており、そういった意識は、スポーツビジネスにも浸透しているのではないか。
たしかに、彼らが日本からもって行く選手は、エメルソン、マグノ・アウベスと、良い選手ばかりだ。他にも良い外国人はたくさんいるが、ピカイチを買っているところをみると、売り込みにくる代理人の推す選手をよく吟味しているのかもしれない。もちろん、彼らは欧州からも選手を買っているし、自らオファーも出している。日本でも、浦和が小野を売った金でエメルソン買って、そのエメルソンを中東に売る例もあったが、クラブが意図せず、結果的にそうなっただけなので、まだまだ投資認識や移籍売買が成熟しているとはいえない。
つまるところ、良い選手には巨額を積む。その判断のダイナミックさが中東の武器でもある。日本が中東に金で負けることはない。だが、金は持っていても、使わなければ、おのずと差は(良かれ悪かれ)出るものだし、すでに、スポーツビジネスにおける資金流用、投資判断などの土壌では、日本は、大きく負けているかもしれない。
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2008年07月04日
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by 徒然フットボール
FIFAランキング 2008年7月2日最新版については、こちらで書いてますが、こちらでは、サッカー北京五輪について短めに。
日本のサッカー五輪代表(男子)は、オーバーエイジにおいて、大久保の取捨ですったもんだしたり、選ばれた遠藤の緊急入院と、ことさら順調にはいってない様子だ。元来、準備だけは得意な日本が、このような後手を踏んでいるのは珍しいかもしれない。そんな中、北京五輪サッカー優勝候補であるアルゼンチン代表のスクアッド・リストが発表された。大会を左右するリストともいえるが、オーバーエイジにリケルメ(ボカ)、マスチェラーノ(リバプール)、ブルディッソ(インテル)をはじめ、オーバーエイジ以外の23歳以下からも、メッシ(バルセロナ)アグエロ(Aマドリード)などが揃う。(欧州のような)妥協は微塵もなく、きちんと選んでいる印象だ。
正直、これはフル代表に近いといっても過言ではないし、このメンバーは、日本のフル代表より確実に強いであろう。もちろん、バルセロナがメッシの参加を容認はしてないため、このままのメンバーかどうかはわからない。もちろん、チームスポーツゆえ、調整や連携、コンディションなど含め、大会は蓋を開けてみないとわからない。ただ、南米は(直前に欧州選手権などのビッグな大会がなかった分)、選手の疲労、人選においてアドバンテージがあるだろう。欧州と違い、五輪に対してのモチベーションも高い。
(五輪に後ろ向きな)欧州では、これまで国内シーズン開幕を遅らせ、一応の布陣は見せていたイタリアも、今回の五輪は、地味な面子でオーバーエイジも一人。欧州選手権の兼ね合いでベストを組めないオランダも緒戦しだいというところであろう。すくなくとも、開催地が中国ということもあり、環境・気候も含め、今大会は欧州には分が悪く、おそらく、欧州勢にとっては、ドロ沼となった2002年W杯アゲインになる可能性は大きい。
そうなると、このアルゼンチン代表、また、ブラジル代表の強さが際立つ大会になる可能性は高い。もちろん、若い世代が強いアフリカ勢も健闘候補だが、やはり、この南米勢を中心に、大会は動いていくだろう。そういう意味で、大会のクオリティ自体は極端に下がる心配はなさそうだ。前回大会同様、南米勢同士の決勝も十分に考えられる。
おそらく、金メダルはアルゼンチン、ブラジルが争い、銅メダルを(政治的工作を企む?)中国あたりが獲るのではないだろうか。中国などは、すでに2010年ワールドカップ南アフリカ大会は、アジア予選敗退で出場できないため、ここが目イチの勝負となる。すでにドローの段階で、そんな意図が見え隠れしているが、本大会でも、面子をかけて、あらゆる裏工作を仕掛けてくるのではないだろうか。
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2008年05月15日
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サッカーのスタジアム観戦とテレビ観戦については、こちらで書いてますが、こちらでは、フットボール観戦をダイジェストで済ます人について簡単に。
ダイジェストは忙しくて時間のない人には、これほどありがたいものはないだろう。実際、欧州サッカーともなれば、プレミア、ブンデスリーガ、セリエA、リーガ・エスパニョーラ等々、あれだけのリーグがあり、週末だけで何十試合もあるのだから、全部見ていたら、それは人間業を超えているといえよう。現状では、好きなチーム、見たい試合以外は、ダイジェストで済ますのが一般的なようだ。
また、サッカーをあまり見ない人にも、このダイジェストは、内容も美味しい所取りで、会話レベルの情報を知ることが出来るツールになっている。実際、日本の民放各局でも、実際の試合放送は少ないものの、スーパーサッカーなど、ダイジェストを中心としたサッカー番組は長寿番組となっており、忙しい日本において、ダイジェストのニーズは高いのかもしれない。
こうなると、実際、スタジアムで観戦したり、スカパーで90分試合を見てしまう人は、すこし、重くなってしまうのではないか。特に、現地のゴール裏に陣取るサポーターともなると、世俗とは、まったくの異質の人になってしまうのかもしれない。事実、視聴率、集客数においても、サッカーはまだまだ数字が大きい訳ではない。
今の所、ダイジェストが、お手軽なツールが主力のようだ。いや、今のスピード社会、情報過多の時代だからこそ、ダイジェストがメインになっているのかもしれない。
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2008年05月13日
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ワールドカップ決勝チケットの高い理由のからくりを、こちらで書いてますが、こちらでは、観戦チケットが、そのまま交通機関の切符になってしまう欧州について短く。
欧州では、(国にもよるが)当日の観戦チケットが、そのまま交通機関の切符代わりになるのは常識である。今季のチャンピオンズリーグ決勝では、チケットがモスクワの滞在ヴィザ代わりになるというから、もはやチケットでありながら、チケット以上の効力を持つといえよう。観戦チケットが、身分証明、切符になるのはそれだけ、フットボール文化が生活と密接にリンクして、根付いている証拠ともいえよう。
正直、日本から見れば、羨ましい限りである。一部、日本でも、やっているような話も聞いたような気もするが、まだまだ文化として根付いていない。Jリーグでアウェイ観戦している人の出費も意外と馬鹿にならないし、(無理とは分かっていても)何かやってくれたら、かなり助かるのだが…。そもそも、地方のアウェイ側も、チケット所有者に何かしらのサービス提供をもっと積極的にアピールした方がいいだろう。アウェイサポーターが来ても、おそらく、金を落さずに彼らを帰してしまっているのではないか。(やっているところはやっていると聞くが)せっかく来たアウェイサポーターを日帰りで返さないサービスも深く全国で浸透してもらいたい。
また、観戦チケットが切符になる以外に、交通機関のフットボールに対する対応も、欧州は、ケースよってはスペシャルコーチを出したりするが、日本は、駅周辺の混雑の対応だけにとどまっていて、ダイヤの調整まで十分ではない。たとえば、2004年のチャンピオンシップ終了後、横浜のサポーターが埼玉スタジアムからの帰路、終電に間に合わなかったなど、日本にしては、そういったことまでのシュミレーションが甘い。
また、ワールドカップのあった2002年の日本でも、交通機関は、それなりに融通を利かせて、増便したり、ダイヤを変えたりしていたが、あれですら完全なものではなかった。特に、鹿島のドイツ対アイルランド戦から都内に帰ってきた際、私鉄の終電はほとんど終わっていたはず。(あの山手線の車内、緑のアイルランド人だらけの光景は異様だった)
なにはともあれ、まだまだ、フットボールが日本の生活に文化として密接に根付いていないのは確かだが、徐々にでもいいから進んでもらいたい。
- くれぐれも観戦チケットを切符にしなさいという記事ではございません。
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2008年05月11日
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欧州の移籍における不具合はこちらで書いているが、ここでは、イチローと中田英寿について、短めに。
イチローと中田英寿。
この二人の共通点は、野球、サッカー、それぞれのジャンルにおいて日本の代表格であること。そして、国際舞台で活躍し、ある意味、メジャー世界で活躍する本格的な開拓者でもあり、名前も世界に売れている。そして、まぎれもなく日本をひっぱる(ひっぱってきた)存在。つまり、日本の大黒柱である。
イチローは2006年のWBCで日本代表チームを引っぱった。彼のプレーやインタビューに興奮した人も多かったのでは。嬉しいなら嬉しい、悔しいなら悔しい。局面、局面で、彼は感情を明確に剥き出しにした。そして、彼の喧嘩腰なプレーに、われわれは頼もしささえ感じたかもしれない。しかし、中田英寿はイチローほど熱くはなく、いたってクールだ。感情など見せず、インタビューでも淡々としていた。よって、反発を買い、変人のようにも見られたし、中田英寿がいるから大丈夫とい安心感を提供していた部分もあった。
そんな熱と氷のような二人には、明確な違いがある。
イチローは野球がすべてであり、野球がプライオリティの一位であり、野球研究家といえるくらいに野球を極めようとしている。イチローの打撃フォームなどは、バッターというより、止まっているボールを打つゴルファーにさえ見えてしまう。言い換えれば、グラウンドで臨床実験をしている学者ともいえる。それでいて、土壇場でも頼りになる。あれほど期待して、期待通りの結果を出すイチローは、まぎれもなく野球人としても一流である。この先も、ひたすら野球を愛し、一生、野球をやっていたいはずだ。だから、彼に(やれる力がありながら)引退するという選択肢はない。そして、彼の原点は、ひょっとすると、永遠の野球少年である事にあるのかもしれない。
かたや、現役時代の中田英寿は、サッカーがプライオリティの一位にはなかったはず。そもそも彼には天才的なドリブル、驚異的なスピード、正確無比なシュートがあるわけではない。あくまで豊富なスタミナ、ボディコンタクトの強さ、頭の良さ(脳回転やイメージ)が武器であり、二手三手先を読むプレー、状況把握の柔軟さに長がある。また、現役時代の中田英寿にとってサッカーは食べるためのツールでしかなく、いろいろな人に出会い、簿記の資格を取ったり、社外経営者など、サッカー以外のことにもチャレンジし、自分を高めていくことをすべてとしている。よって、引退という選択肢も彼には、ひとつの切り替えポイントでしかない。もちろん。現役引退後は、サッカーのプライオリティは上がったかもしれないが、中田英寿はサッカー選手である前に、ひとりの人間としてプロフェッショナルといえよう。ここにイチローとの本質な差がある。
つまるところ、イチローは野球少年だが、中田はサッカー小僧ではない。
- 尚、イチローと中田英の競技実績を比較はしてません。比較したらイチローの方がはるかに上です。
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2008年05月03日
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by 徒然フットボール
五輪のオーバーエイジ枠については、こちらで書いているが、こちらでは、五輪サッカーの欧州勢について、辛口に触れてます。
おそらく、今回の北京五輪のサッカーは、欧州勢には、極めて辛い大会になるであろう。地球の反対側にある酷暑の中国で、ベストコンディションを維持するのは難しい。纏わりつく湿気に汚い大気。移動も距離があり、日程もタイトだ。選手村に入れば、高級ホテルとは違い、簡易ベッド、ビッグクラブより劣るビュッヘ、そして、むさくるしい集団生活になる。緒戦はともかく、おそらく、日を追うごとにパフォーマンスは著しく落ちるであろう。彼らは生活面でプチ・カルチャーショックを受け、五輪に参加したことを後悔するかはさておき、それなりのアウェイを体験する。欧州からすれば、極東で行われるフットボールなど、罰ゲームのなにものでもない。特に、中国と対戦するベルギーは、中国のアウェイを心底、思い知るであろう。わたしは、最悪の場合、欧州の出場四カ国すべてが、グループリーグ敗退になると見ている。
もともと欧州では、アンダー代表(五輪サッカーなど)はレベルの低い大会と位置づけられており、クラブレベルで若手育成をしているため、(日本のように)代表のカテゴリーで若手育成をする必要はない。よって、代表ユースは、ある程度、クラブの若手育成の延長にあるのが一般的である。もし、欧州勢がアンダー世代代表の大会に本気で全力を注いでいるならば、ナスリ、ベンゼマのいるフランス、クリロナ、ナニ、ミゲウのいるポルトガルが五輪に出場しないわけがない。
今大会の勢力図は、そんな欧州を抜いた「アフリカ対南米」の構図になるのが有力だ。いかに疲弊した欧州をカモに出来るかが、各グループの国々にとってグループリーグ突破の鍵になるが、欧州と一緒にお付き合いして疲弊すれば、もちろん、彼らとて、パフォーマンスは著しく落ちるであろう。逆にそんな劣悪な環境で浮上してくるのが、アメリカ。彼らは国際舞台において、欧州開催の大会では冴えないが、日韓W杯、シドニー五輪など、欧州以外での開催で思いのほか強い。今回は、緒戦の日本に勝てば、波に乗るのではないだろうか(もちろん、日本に負ければ惨敗もありえる)。また、韓国もゴールデンエイジを揃え、メダルを狙える位置にはいる。準ホームも追い風だ。
最後に、今大会、最大のダークホースであり、目玉となる開催国・中国も、あらゆる手段を嵩じてベスト4に滑り込んでくるだろう。特に、中国は、北京五輪前には2010年ワールドカップ南アフリカ大会の敗退が決まっている分(推定)、面子を守るため、メダルは国家として必須になる。すでに、ドローでは、中国 ニュージーランド ブラジル ベルギーと、2勝を計算できる相手を抱きいれ、ブラジルとの対決で世界の目を集中させる裏工作?に出ている。おそらく、聖火のような茶番な様相も十分に考えられるのではないだろうか。
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2008年04月27日
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by 徒然フットボール
ワールドカップが中国に来るかもしれない記事は、こちらで書いてるが、こちらでは五輪サッカーの欧州のモチベーションについて。
長年、普通にフットボールを見ている人からすれば、欧州が五輪(アンダー世代)に力を100%注いでいないのは常識だ。分かっている人は分かっているのだが、欧州は100%本気モードだと思い込んでしまう人も、また、少なくないようだ。
欧州が五輪(アンダー世代)に力を100%注いでいない要因を整理してみた。
・欧州は、クラブレベルで若手育成をしているため、代表のカテゴリーで若手育成する必要がない。
・サッカーにおいて五輪はレベルの低い大会というのが欧州(サポーター)の認識。
・五輪出場について、クラブは拘束する権利がある。
・リーグ開幕前後と五輪時期が被る。(移籍市場、クラブの長期合宿にも皺寄せ)
・五輪がサッカー欧州選手権と同年に行われている。五輪に参加すれば、選手にオフがなくなる。
・金メダルを取っても、(日本のように)選手の年棒・待遇・ステイタスが上がるわけではない。
・選手は怪我したくないので、100%無理をしない。ほぼエキシビジョン・マッチ感覚になる。
- イタリアは五輪年に開幕時期をズラしてはいるが、移籍市場の時期やクラブの長期合宿を考えれば、半年ぐらいズラさないと、本来の効果は得られない。
- 昔に比べると、マシというレベルになりつつあり、国によっては真剣にやろうとしている国もあるが、まだまだ甘い。
欧州のモチベーションは0%ではないが、100%ではない。
日本のモチベーションは100%ある。そういうことである。
注:くれぐれも、五輪サッカーにおける欧州の本気度を完全否定する記事ではございません。
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2008年04月24日
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UEFAチャンピオンズリーグ準決勝1stレグの雑感はこちらで書いてますが、今日は、フットボールの日程のアヤについて短めに。
今週末、プレミアリーグにおいて首位攻防戦となるチェルシー対マンチェスター・ユナイテットの天王山がある。UEFAチャンピオンズリーグ準決勝でも試合のある2クラブが、ここにきてUEFAチャンピオンズリーグ準決勝を挟んで大事な試合を行う。4月上旬のアーセナル対リバプールの3連戦(プレミアリーグ1試合、UEFAチャンピオンズリーグ2試合)もそうだったが、今季は、こういったプレミアリーグの重要な試合がUEFAチャンピオンズリーグの2試合にサンドイッチされるケースが目立つ。(過去を調べれば、そういったケースはあるだろう)
実は、去年のJリーグでも、もし、浦和と川崎がAFCチャンピオンズリーグの決勝で激突していたら、ちょうどJリーグ1試合、AFCチャンピオンズリーグ2試合による浦和対川崎の3連戦(11月7日、11日、14日)が実現していた。
もちろん、こうなるなど誰にもわからないし、誰の責任でもない。ただ、当該クラブとしては、こういった日程のアヤで、闘わなければならない状況は歓迎しないであろう。ターンノーバー出来ず、ひと息すら出来ない。闘い方も難しくなる。もちろん、こうなると選手層がものをいうため、アーセナルのようなぎりぎりの戦力で闘うクラブには、むしろ、酷使にしかならない。
だが、見ているこちらからすれば、これほど面白い事はない。ビッグマッチが立て続けに続くのだから、たまらない。こうなった日程のアヤに感謝したいぐらいである。濃密な緊張感と本気度がゲームを面白くするのは、紛れもない。そして、ぎりぎりで闘う姿は格闘技の匂いにも近い。今後も、こういったサンドイッチ対決の実現を望む。
週末のチェルシー対マンチェスター・ユナイテットは、おそらく、引き分けになるのではないか。
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2008年04月23日
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by 徒然フットボール
サッカー北京五輪(男子・女子)のグループ展望は こちらで書いてますが、こちらは五輪そのものについて。
すでに暗雲が垂れ込めている。
五輪大会前から、世界各地で、聖火阻止の抗議行動や、不買運動の報復行動が起こり、大会を前にして、冷水をかけられているのは残念でならない。たしかに中国の(チベット民族に対して)やったことに対する批判は、世界から糾弾されて致し方ないが、スポーツにまで波及してしまうと、すこし行き過ぎである。(昔からそうだが)スポーツが政治に利用されてしまうのは、もはや宿命か。
なによりかわいそうなのは選手である。そもそもこのような騒動が起こること自体、ナンセンスであり、中国も国家の面子を重要視するあまり、参加選手の競技環境にまで気配りが行き届いていないのではないか。このような荒んだ雰囲気の中で開催される五輪そのものが、どうのように評価されるのか。いや、人々によって、どのように記憶されてしまうか。過去には、大会期間中に有名金メダリストのドーピング事件もあった。後味の悪い大会になり、サッカーでPKを外した選手のような面持ちになるのは、あまりよろしくはない。五輪の4年という各年開催が、ある程度、選手へのモチベーションとなり、それが大会熱の緊張感にもなっているが、選手は、気持ち良く競技をしたいはず。
われわれ日本人も、2004年のアジアカップまで、中国に対し、さほど嫌悪感はなかったはずだ。(歴史的背景とはいえ)反日感情で日本企業の店が殴打され、国家斉唱でのブーイングなど、あのような荒れた光景を見る限り、まだまだ、この中国は、十分に国際デビューできるレベルにはないと痛感する。たしかに市場や金はある。成長力もある。しかし、(ほんの一握りの上流階級を除き)そのマナーや考え方自体は鎖国的で自己中心的であり、その大衆の本質は、動物園のようなレベルでしかないということである。また、中国の過剰な情報規制も、大差あれ、北朝鮮とあまり変わりはない。
五輪大会中は、大会前のことは忘れ去られ、世界は一時的にでも、競技に熱狂、没頭するかもしれない。しかし、大会後、大会前のしこりから、残滓が燻るのではないか。おそらく、大会で中国のメダルラッシュになるのは間違いないが、むしろ、大会前後におけるニュースによって、中国社会の本質を世界に露呈するのではないだろうか。
いずれ、アジアにおけるサッカーワールドカップも中国で行われる可能性が高いため、今回の北京五輪は、査定ともいえる視点で見てしまいそうだ。
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2008年04月16日
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by 徒然フットボール
五輪サッカーは出場の年齢制限を下げることで、ますます「逆ユーロ状態」に拍車がかかるであろう。その記事はこちらで書いているが、ワールドカップ、オリンピックにおける開催国についても、すこし面白い現象がある。
サッカーのワールドカップ、夏季オリンピック(以下オリンピック)、両者とも、開催したい国や都市は、それこそ引く手あまたで、その開催争奪戦における水面下での駆け引きは凄まじい。開催する側のメリットとしては、その計り知れない経済効果はもちろん、世界へのアピールとしても満点である。その主催者たるFIFAもIOCも、そんな高い需要を背景にスポンサーを取り込んだ開催枠ビジネスを展開している。ただし、両者には微妙な温度差があるようだ。それは開催する場所についてである。
すでにワールドカップは先進国以外での開催は難しいくらいのビッグイベントに成長した。開催コストで膨大な負担を強いられるため、もはや、経済不安を抱く国での開催は難しいとされる。一方、オリンピックは先進国でなくとも、マイナー都市での開催余地もあり、前回のアテネの成功はそれを証明している。開催コストはそれなりにかかっても、開催期間は2週間で、主に1都市(一部を除き)で運営するという手軽さが、小国、小都市での開催をいまだ可能にしている。しかし、開催国争奪の動きはワールドカップとオリンピックはそれぞれ逆になっているようだ。つまり、こうである。
先進国開催が好ましいワールドカップ = 非先進国での開催
非先進国開催も可能なオリンピック = 先進国での開催
つまり、ワールドカップ開催は小国で。オリンピック開催は大国で。というように、双方が真逆のベクトルを描いている。次回、次々回のワールドカップ開催国である南アフリカ、ブラジルは経済的にも厳しく、国内の交通、宿泊のインフラは先進国にはるか及ばない。あきらかにワールドカップには不向きな国であり、あきらかにワールドカップの開催招致は時代に逆行しているともいえる。
一方、オリンピックは経済発展著しい北京、ロンドンと開催がつづく。2012年の最終候補市を見ても、開催の決まったロンドン(イギリス)の他にも、パリ(フランス)、ニューヨーク(アメリカ)、マドリード(スペイン)と、それこそ並みいる先進国の顔ぶれで、「経済の不安な国では開催しません」というIOCのメッセージとも受け取れる。もはや、第三国や経済不安を抱く南米での開催は難しいというスタンスを明確に打ち出している。
FIFAにしてみれば、ワールドカップは放映権と広告で巨額の黒字を果たせるため、開催はどこでもかまわないというフレキシブルな立場にあるのかもしれない。かたや、IOCのオリンピックは、(どちらかといえばマイナー競技の集合体ゆえに)目立つ失敗は許されない。それだけに、コストがかかっても安心な先進国を選びたいようだ。
サッカーワールドカップとオリンピック、FIFAとIOCの思惑は、つまるところ、余裕があるかないかにあるといえよう。
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2008年04月13日
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by 徒然フットボール
『TOTOは日本サッカー発展のための道具であるべき存在では』でも書いたが、トトの販売が好調のようだ。だが、トト購入には、ギャンブル感覚より、寄付する感覚がもっと欲しい。販売側(日本スポーツ振興センター)も、もっとアピールすべきであろう。たとえ、トトが外れても、その売り上げからの助成金で日本のサッカー環境がすこしでもよくなるならば、ある程度の慰めというか納得はする。競馬のように問答無用でJRAに回収されるよりは良い。
実際、日本の若年層のサッカー環境はひどいものである。グラウンドはすべて土。ひどいと、野球の打球音のする中で練習したりしている。日本では日常的なそんな風景も、欧州ではあまり考えられない事である。英国のちびっ子サッカー教室でも芝で練習しているのだから、この時点で、日本は欧州には負けているといわざるを得ない。
実際、芝の運営管理、維持費は相当な額が必要になり、フットボールが国技ではない日本では、実際、無理な注文である。だが、すくなくとも、ゴルフ場のように増やす必要はない。質の高いピッチがいくつかあればいいのである。もちろん、プロ、ノンプロですら土の上でボールを蹴っていた大昔に比べれば、数段、環境は良くなっている。だが、それでも欧州の本場からすると、まだまだ距離は遠い。なにより、街の風景の中にピッチが溶け込んでいない。
はたして、日本で芝ピッチが当たり前になる日はくるのだろうか。
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2008年04月11日
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by 徒然フットボール
こちらでは、最新のFIFAランキング(1位~100位まで)を発表。
かって、「三本の矢は強い」と毛利元就は言ったが、たしかに数は多ければ強い。しかし、フットボールの世界では、数が足りていれば、強い(安心だ)というのは、あくまで日本だけの解釈でしかない。実際、(守備でなく攻撃で)数的優位を前提とした戦術を採る監督など、南米、欧州では皆無である。逆に日本では、守備や攻撃にかかわりなく、数的優位を前提とした戦術を採る傾向が強い。
たしかに数的優位は、フットボールでは大きなウェイトを占める要素だが、実際、局地戦の縮図である。攻撃はさておき、日本人が守備で数的優位を保っていても、相手がクリスチャーノロナウドやカカでは、易々と突破されてしまうだろう。つまるところ、一対一に勝てる前提があって、はじめて数的優位が力を発揮する。一対一に勝てないから数的優位を作るというのでは、本末転倒である。日本における数的優位の現状は、あくまで保険か気休めでしかない。守りの数は足りているのに、ゴールされたり、攻撃の数が多いのにゴール出来ないシーンをよく見かけるが、あれなど、その最たるシーンである。
では、どうすればいいのか?。
答えは意外と単純で、数的優位ではなく、一対一に重きを置けばいい。もちろん、ひどい惨状にあるであろう。それが嫌だから、数的優位に縋る。だが、数的優位で取り繕っても、ごまかせるのは100回に数回くらいであろう。守りの数は足りているのにゴールされたり、攻撃の数が多いのにゴール出来ない数的優位など、意味はない。
フットボールで日本が世界と戦うには、数的優位という安心を一度は捨てるしかないのかもしれない。現在の日本における絶対的な戦術理論と、まったく逆のことを言ってるようだが、結局、いつかは捨てるしかないのである。もちろん、意図して捨てても、われわれ日本人は目的を目的に摩り替えてしまう。つまるところ、捨てざるを得ない状況(試合)をたくさん積むしかない。そもそも数的不利から、ディフェンスしたり、得点したりするのが世界標準である。果たして、日本が数的不利を個で突破する時代はやってくるのであろうか。
- あくまで概念での話であり、数的優位を否定するものではありません。
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2008年04月09日
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by 徒然フットボール
死の組に入った平成世代のU―19アジア選手権の組み合わせ雑感についてはこちらで書いてます。
サッカーが行われているスタジアムで、試合の後半の30分~40分を過ぎると、席を立って帰りだす人がいるのを見かける。特に満員の試合ほど、それが顕著である(特にバックスタンド)。試合展開によっては、ロスタイムに入ると、ぞろぞろと入口が混み始める。そういった光景は、今も昔も見かけるし、日本ではよくある光景である。
試合が終了していないのに席を立つ。これは日本のみならず欧州でも見られる。ひどいと、試合終了前のわずか数分でスタジアムにいる群集の半分が剥がれ落ちることさえある。
だが、日本と欧州の席を立つ理由はすこし違うようだ。日本は、明日の仕事や学校がある、人混みが好きでない、スムーズに帰りたい、帰宅時間が遅くなりたくない、子供がいる、終電、家庭事情、そういった諸々の事情で各々席を立っていると推測できるが、欧州は、自己都合ではなく、自分のサポートしてるチームが大敗していたり、プレーがふがいないと、一気に席を立つ。これは都市のクラブになればなるほど顕著である。ある種、だらしないクラブへの抗議的な意味合いもあるのだが、逆に日本は(応援してる)クラブが大きく負けていても、さほど席を立つ人は(いるにはいるが)多くは見かけない。
ようするに、日本はゲームとは関係ないところで席を立ち、欧州はゲーム展開に左右されて席を立つといえよう。総じて、日本は、代表であれ、クラブであれ、満員であればあれほど、勝っているにもかかわらず席を立つシーンは必ず見受けられる。欧州では、勝っている場合、席を立つ人はほとんどいない。
日本の場合、それが慣習ともいえる。もともとプロ野球でも、昔から8回の裏、9回に入ると、席を立つ人がいるように、われわれ日本人は、そういった先を考える傾向が顕著である。だからこそ、日本は経済大国を張っていられるのか知らないが、なにも考えず、今、目の前のことを全力で楽しむ無邪気な余裕はないのかもしれない。
ちなみに、わたしはラグビーにおいて、試合途中で席を立つことはあるが、サッカーは何が起こるかわからないので、スコアにかかわらず席を立つことはない。不思議と、ゲーム途中にトイレへ立つと、かならずゴールが生まれ、ゴールシーンを見逃す事が多いのは、いまだに謎であるが。
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2008年04月08日
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by 徒然フットボール
UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝 2ndレグの展望は、こちらで書いてます。こちらでは、フェネルバフチェでUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト8(今夜、ベスト4になるやもしれない)ジーコ監督の本質について。
以前、サッカーの代表監督とクラブ監督の違いについて書いたが、監督には、もうひとつ父性と母性という違いがあり、これについて短めに。父性の監督、母性の監督を単刀直入に分けるとすれば、
父性監督は、叱る。
母性監督は、許す。
両者、おおむね、この解釈に落ち着くと思われるが、これはサッカーに限らず、他のスポーツにも共通しているかもしれない。母性監督には、野球では落合監督、星野監督、(次点で野村監督)があげられる。彼らは選手を信頼し、選手を守り、最終的に選手を許す。時として、自滅したり、選手に情が入リ、判断がブレて、結果的に試合に負けてしまうこともある。
かたや、父性監督は、家長といえよう。最近は少ないようだが、昔の星野監督、漫画「巨人の星」の星一徹?などがあげられる。ファイタータイプで情熱や激しさで周囲を引っ張る。よって、ゲンコツもあるし、選手を縛る場合もある。また、選手とは、そりの合う合わないがあり、有能な選手でも、排除する場合がある。その反面、見込んだ選手を不器用に愛したりもする。
ジーコ氏は、一貫して、母性監督といえるだろう。あれほど選手を信じる監督も珍しく、彼の人生哲学には、信じることが基盤になるようだ。(よって、ドイツW杯で体調のよくない中村俊輔を使い続けたのも、彼には必然だったのかもしれない)
日本代表監督をしていた頃より、現在、フェネルバフチェの監督において、その素質は、より開花しているのかもしれない。普段から、人生で一番に大事なのは、サッカーでなく家族であると公言しているように、そもそもファミリーを大事にするラテン社会の典型的な方でもある。チームをファミリーと見立てれば、代表監督より、クラブ監督のほうが一日の長があるだろう。なにより選手達と過ごしている時間が違うため、信頼関係はより厚いのではないか。彼が、このまま母性監督としている限り、大小の失敗を繰り返しながら、緩やかに成長していくのではないだろうか。
また、ジーコ氏には運がある。ドイツW杯では日本代表監督として敗れはしたものの、アジアカップ2004優勝、今回のチャンピオンズリーグの快進撃など、もともと勝ち運のある監督なのかもしれない。もちろん、この勝ち運は、その人が持って生まれたものであるが、能力のある監督でも、この勝ち運があるかないかで、結果も大きく変わってくる。
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2008年04月06日
【関連記事】
by 徒然フットボール
『中村俊輔が帰国するその日』はこちらで書いてます。こちらでは、それに関連して、サッカー選手が海外から帰国するタイミングを短めに。
階段を上るのは険しいが、降りるのは簡単である。スポーツに限らず、なんであれそうである。早々に引退した中田英寿氏も、あれが良かったのか悪かったのかはわからない。ただし、引退ではなく、現役選手として、海外から日本へ帰国するタイミングとなると、引退より難しい場合がある。これまでも大勢の選手が欧州に渡り、帰国しているが、その際、おおむね3つの帰国ケースが考えられる。
①自己都合(不満解消、日本代表になるためなど…)
②実力不足(戦力外)
③他的背景(怪我・家族・事故など)
どこか会社の退社理由に近いものがある。帰国理由として、③他的背景は致し方ないとして、②の実力不足(戦力外)は一見、厳しそうに見えるが、実力不足は相応でなかったのだから、場所を変えれば解決する。実は一番、危ないのが①の自己都合である。自己都合は失敗すると、建て直しが難しい。
あくまで自己都合だから、運も左右するし、必ずしも好転するとは限らない。日本での知名度が抜群に高かったり、海外でそこそこ活躍していたとすると、周囲の期待もおのずと高くなり、プレッシャーも激しくなり、さらに状況は難しくなる。帰国して、自己都合をメインに行動した場合、ほとんど上手く行っていないケースが多い。
ただし、唯一、自己都合で成功の道があるとしたら、帰国後、すべてを捨てることである。驕りもプライドも、すべて捨て、真っ白なスタートラインに経ったならば、道は開けるであろう。日本代表になることを度外視し、チームの縁の下で働くことを覚悟した小笠原のようにチームの黒子に徹するか、もしくは後身のため力を尽くせば、なにかしらの道は開けるはずである。
自己都合である限り、サッカー選手が海外から帰国するタイミングは引退より難しい。本来は、将棋の香車のように、前にしか進めず、後退は一切出来ないのだが、と金にすらなれず、途中、自己都合で帰国すると、あまり良い未来は待っていないのかもしれない。趨勢でも、会社を退社する者はゴマンといるが、ステップアップしていく者は、ほんの一握りの人間でしかない。
posted by FOOTBALL NOTES |12:04 |
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