2008年07月08日

たとえ、岡田監督が辞任しても変わらないサッカー日本代表の面子

【関連記事】
by 徒然フットボール

サッカー北京五輪代表については、こちらで、チクリと書いてますが、こちらでは、JOMOカップの代表メンバーについて短めに。

JOMOカップの選出メンバーに注目はしていた。

鹿島のオズワルド・オリヴェイラ監督を中心に選出した面子が裏の日本代表メンバーというのは、言い過ぎかもしれないが、小笠原満男、岩政大樹、金崎夢生の選出には目を引く。当然、彼らは現代表に入ってもおかしくない存在である。逆に、鈴木啓太、かってのオシム枠の選手は選ばれなかった。

「私は日本代表を選んだわけではない。Jリーグで活躍している選手を選んだ」

オズワルド・オリヴェイラ監督はそう言う。だが、このJOMOカップ選出メンバーの7、8割方は、。(五輪代表の面々は外れているが)現代表と面子はかち合っているといえよう。今回は、単なるお遊びのエキシビジョンとはいえ、もし、岡田監督以外の外国人監督がサッカー日本代表監督に就任しても、選出される面子はほぼ変わらないのかもしれない。戦術、戦い方は違うかもしれないが、今、誰が監督になっても、この日本代表メンバーはさしてドラスティックに代わることはないのかもしれない。そういう意味では、オシムはかなり独自感があったといえる。

さらに特徴的なのは、日本選抜の方のFWはすべて外国人であり、今のサッカー日本代表の決定力不足を別の形で表現しているともいえよう。ここに、日本人FWが実力で入らないのは、残念でならない。

本来の日韓戦に助っ人を許可したような新・日韓戦だが、はたして今回限りになるのだろうか。それとも…。母国と戦う金南一のプレーにも注目したい。



posted by FOOTBALL NOTES |11:49 | サッカー日本代表 | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年07月07日

オーバーエイジなしで望むであろうサッカー北京五輪代表

【関連記事】
by 徒然フットボール

J・LEAGUEの15節については、こちらで書いてますが、こちらでは、サッカー北京五輪代表について短めに。

遠藤保仁が、オーバーエージ枠でただ1人、五輪代表候補入りしたが、入院先の検査の結果、ウイルス感染症と判明し、今のところ、退院のメドは立っていない。日本サッカー協会は、7日から始まるU-23日本代表候補合宿に遠藤が参加しないと正式発表した。

残念ながら、遠藤の五輪参加はきわめて難しくなったといえるだろう。たとえ、退院しても、大会までトップフォームに戻すには時間がなさ過ぎる。もちろん、五輪チームに合わせる時間もない。たとえ、起用したとしても、あまりにもリスクが大きいといえる。

たしかに、今のサッカー五輪代表には、ボールを預けて、ゲームを作ったり、急場を落ち着かせたりできる人材がいない。本来、梶山あたりがその役割なのだが、そこまでの絶対的存在ではない。現状では、(怪我で選出されなかった)柏木しかおらず、その柏木、遠藤がいないとなると、(水野、家長不在もあいまって)戦力ダウンは否めず、チームの構造も、(司令塔のいない、それでいて前やサイドにはアタッカーのいる)韓国代表に近い姿になるかもしれない。

もちろん、オーバーエイジには遠藤でなくとも、中村憲剛、小笠原といった人材がJリーグにいるが、時間が時間だけに、もう、追加でオーバーエイジを呼ぶのは不可能であろう。クラブにも迷惑がかかる。つくづく、オーバーエイジ選出の遅れが、こういった事態になるとは。だが、これまでの段取りの悪さから、そうなるべくしてなったともいえるだろう。

サッカー五輪日本代表がオーバーエイジ抜きで戦ったのは、オーバーエイジ初導入となった1996年のアトランタ五輪以来だが、このオーバーエイジなしという状況が、戦力以外で、チームにどう影響するのかがポイントになるだろう。選手の士気が上がるのか、それとも、そのままなのか。オーバーエイジ抜きで(戦力的に)難しいのは確かだが、五輪本大会は、短期決戦ゆえ、意外と善戦したりしても、不思議はない。現状としては、ぶっつけ本番で臨み、賽の目がどちらに転ぶかというところであろう。





posted by FOOTBALL NOTES |11:27 | サッカー日本代表 | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年07月05日

サッカー日本代表が2007年に置いてきた残滓

【関連記事】
by 徒然フットボール

開催国がグループリーグ敗退するという問題については、こちらで書いてますが、こちらでは、サッカー日本代表のアジアカップ予選について短めに。

去年、終了したアジアカップの次の大会の予選が来年早々に始まろうとしている。前回、日本は優勝(2004年に)したことで、予選免除だったが、今回は違う。それでも、もし、アジアカップ2007で3位以内に入っていれば、予選は免除だったが、3位決定戦で韓国にPK負けを喫し、アジアカップ2011に向けて、日本は、予選を戦うことになる。組み合わせで日本はAグループに入り、相手はバーレーン、イエメン、香港と、W杯の三次予選、最終予選で同組のバーレーンと再び同じ組になった。

あいかわらず、日本のくじ運はいいかもしれない。もし、グループBだと、再びオマーン、難敵クウェートと戦うことになっていたところである。もちろん、日本がアジアカップの予選で負けることは心配していない。

ただ、やらなくていいような試合をわざわざやるような印象は拭えない。ワールドカップの最終予選の最中に予選を行うのだから、よけいにそう考えてしまいがちだが、日本とは正反対の国もある。イラクは、アジアカップ2007を優勝し、今回は予選免除だが、すでにワールドカップ予選を敗退しているため、逆に、彼らは、試合(予選)をまったく組むことがなくなった。具体的にいえば、(コンフェデ以外に)彼らは2011年まで代表の公式戦(予選)がない。

そもそも、予選免除のための三位以内といういうレギュレーションが微妙であり、アジア全体のレベルアップを考えれば、予選を厳しくするか、予選そのものを予備予選的にしてしまうかの二極しかない。具体的には、予選免除は前回本大会のベスト4(ないしベスト8)にするか、いっそのことホスト国以外の予選免除をなくせばいいのではないだろうか。

日本サッカー協会は、このアジアカップ予選をフル代表ではなく、若手などを中心としたB代表構想で望むようだが、意外と苦戦するのではないか。短期的な戦いの中、恣意的な読みは、ことごとく外れるものである。もちろん、それでも、日本が敗退するようなことは、微塵も考えないが、この予選は、サッカー日本代表が2007年に置いてきた残滓ともいえるだろう。

  

posted by FOOTBALL NOTES |11:52 | サッカー日本代表 | トラックバック(1)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年07月01日

サッカー五輪日本代表のオーバーエイジのすったもんだ

【関連記事】
by 徒然フットボール

Jリーグ14節については、こちらで書いてますが、こちらでは、サッカー五輪日本代表オーバーエイジについて短めに。


毎度、オーバーエイジについてはすったもんだする。前回も、高原選手のメディカルチェックの不味さから選出が見送られ、直前のチーム作りに支障を与えたが、今回も、大久保の召集断念という波紋が起こった。

これまで日本代表召集、五輪代表召集に対して、Jリーグ側は、ほぼ協力的であり、むしろ、「是非!」というスタンスだった。だが、今回、クラブ側による、はじめての代表召集拒否となった。表向きでは、大久保の怪我が表立った拒否理由となっている。たしかに、大久保はオーバーワークで、怪我もあるのは事実だ。だが、今回の拒否理由はそれだけではない。代表召集において、日本サッカー協会サイドから、なにかしらの根回しがなかったため、礼を通す通さないといった、いかにも日本らしい理由が内包している。

正直、くだらないといえば、くだらない。

日本社会において、礼節が通ってないという理由で、組織のトップが要求を突っぱねるのは、珍しいことではないが、すくなからず、五輪という世界が注目する大会にかかる事態において、そういったトップ、幹部の(度量の小さい)腹積もりが大きく影響してしまうのは、なんとも残念である。クラブ主体の欧州においては五輪召集を断るというのは、もはや定説であり、そもそもサッカー五輪はクラブに拘束権がないのだから、拒否そのものは不思議ではない。しかし、日本は、欧州とは違い、いまだクラブより代表偏重が主流である。組織幹部やトップの狭い思惑が優先されてしまうのは、なんとも。

だが、結局は、日本サッカー協会、反町監督のマネージメントの不味さが一番の原因にある。オーバーエイジ選出が遅れていること自体もそうだが、野球の星野監督のようなマネージメント能力に長けた人材はサッカー界には、(祖母井氏以外に)いないようだ。


  • 尚、オーバーエイジが必要かどうかは論じておりません。

posted by FOOTBALL NOTES |11:52 | サッカー日本代表 | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年06月28日

ワールドカップアジア最終予選は本当に厳しいか?

【関連記事】
by 徒然フットボール

ワールドカップアジア最終予選ドローについては、こちらで書いてますが、こちらでも、すこしズラして短く。

趨勢では、「厳しい」、「楽だ」という二極に分かれているようだが、実際、厳しくもないが、簡単でもないというところか。普通に戦えれば、突破は難しくはないというところであろう。

かっては、北朝鮮、韓国、日本、サウジアラビア、イラン、イラクの六カ国で、たった2枠の椅子を争っていた1994年ワールドカップ・アメリカ大会アジア最終予選を考えれば、もはや、アジアでのワールドカップ最終予選が厳しいというのは、語弊があるかもしれない。それでいて、うまく予選の流れに乗れるか、一試合、一試合に最終予選としてのプレッシャー、厳しさは本質として内包している。

ただし、今回、特筆すべきなのは、日本がA組に入ったことで、これまでのアジア最終予選の様相とは、まったくカラーが変わるということである。なんといっても、(プレーオフに行かない限り)韓国、サウジアラビア、イラン、(すでに敗退した)イラクという、これまでのアジアのライバルと戦わないのだから、こんなアジア最終予選は初めてではないだろうか。今回のワールドカップアジア最終予選は本当に厳しいかどうかではなく、まったく体験したことのない異色ゾーンであり、むしろ、アジアカップのグループリーグのような様相に近いといえよう。

■2008年
  9月6日  バーレーン 対 日本
10月15日  日本 対 ウズベキスタン
11月19日  カタール 対 日本

■2009年
 2月11日  日本 対 オーストラリア
 3月28日  日本 対 バーレーン
  6月6日  ウズベキスタン 対 日本
 6月10日  日本 対 カタール
 6月17日  オーストラリア 対 日本

もし、日本がB組のサウジアラビアのところに入っていたら、始まる前から緊張感が漂ってくるだろう。もし、日本がB組だったら、こうなっていた。

■2008年
  9月 6日  日本 - イラン 
  9月10日  UAE - 日本
 11月19日  日本- 韓国 

■2009年
 2月11日  北朝鮮 - 日本
 3月28日  イラン - 日本 
 4月 1日  日本 - UAE 
 6月10日  韓国 - 日本 
 6月17日  日本 - 北朝鮮



いずれにしても、どの国も緒戦必勝がすべて。良いスタートを切り、そして、年内3戦をいかに戦うかにかってくるであろう。幸い、日本がオーストラリアと戦うのは、来年になってからである。6月の3連戦も、中東→日本→中東というやっかいな日程は避けられた。

とはいえ、現時点では、A組、B組の違いは、始まる前のプレッシャーの度合いが違うだけで、蓋を開ければわからない。おそらく、日本はとんとん拍子に行くか、思いのほか苦戦するかだが、苦境に立たないと、なかなか実力を発揮しない日本としては、後者になる可能性は大いにあるだろう。そうなったらそうなったで「最終予選はやはり厳しい」という言葉が趨勢から出るかもしれないが、実際は、(相手に塩を送るように)日本が自滅しているに過ぎない。一番、勘違いしてならないのは、強いから勝ち抜ける、弱いから敗退するという考え方であろう。


posted by FOOTBALL NOTES |11:49 | サッカー日本代表 | トラックバック(1)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年06月05日

監督ができないオシムはユース世代を見るべき

【関連記事】
by 徒然フットボール

FIFAランキング 2008年6月4日最新版については、こちらで書いてますが、こちらでは、監督ができないオシムについて短めに。

前サッカー日本代表監督のオシム氏が、先日の記者会見で、元気な姿を見せた。長島茂雄氏に比べると、後遺症もさほど目立たず、かなり回復具合は良いのではないだろうか。

日本サッカー協会が、そんな彼になにかの役職をつけたがっていたが、このたび、めでたくアドバイザー契約を締結した。契約は今年の12月までで、欧州を拠点に、指導者養成、ユース育成、情報収集の点で協力を仰ぐというもの。フル代表の監督をしている時から、五輪監督の方が向いてるようにわたしは考えていたが、もともと彼は、(プレーだけでなく、人間性も含めた)育成がうまいのだから、フル代表よりも、ユース世代に特化した、なにかしらの仕事が合っているのではないだろうか。

ユースや五輪代表監督に国際経験不足の日本人監督を起用している以上、そんな五輪を含めたユース世代のメイン・アドバイザーにでもなればいいのではないだろうか。今からでも、北京五輪のお目付け役にしても遅くはないだろう。正直、現在の反町監督では荷が重いのではないか。

また、現在のU-19は、Hey! Say! JUMPではないが、平成ゴールデンエイジにあたる。金崎、大竹、河野、山崎、香川、柿谷、比喜、金井、さらにその下には、宇佐美と、タレントは、かってないほど豊富である。昔から、この世代はクラブでは控え層が多いのだが、現在、クラブでレギュラーに定着している選手がいるのは特筆すべき点である。そんな彼らに(オシムのなにかしらの)影響を与えることができればと、わたしは考える。

早い段階で、オシムのアドバイス、指導を受けるのがベストだが、彼が現場に立つのが難しいのならば、間接的にでも、ユースに関われれば、日本代表のためにはなるのでないだろうか。もちろん、代表強化は、Jリーグのレベルアップが基本要因であるのは当然であるが。


posted by FOOTBALL NOTES |11:54 | サッカー日本代表 | トラックバック(1)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年06月04日

日本代表はW杯最終予選でオーストラリアとぶつかるべき

【関連記事】  
by 徒然フットボール

ワールドカップ・アジア三次予選の半分を終えての短観は、こちらで書いてますが、こちらでは、9月から始まるワールドカップ・アジア最終予選を見据えて短めに。


すこし気は早いが、ワールドカップ・アジア最終予選は、あっというま間に来る。北京五輪が終わったらすぐである。先日、オマーンに勝ったことで、日本の三次予選敗退は、限りなく無くなった。オマーン戦後は、アジア最終予選を見据えた戦いも視野に入れ、タイ戦、バーレーン戦の2試合を強化に当てられるのではないか。(手を抜くということではない)

5カ国2組に分かれるワールドカップ・アジア最終予選だが、おそらく、日本、バーレーン、オーストラリア、ウズベキスタン、サウジアラビアの最終予選進出は当確であろう。韓国、イランがややもたついている様子だが、おそらく、最終的には勝ち上がってくるのではないか。そんな中、最終予選では、結果のみを追求するか、結果と内容(強化)も追求するか。となれば、まず、前者であろう。だが、(4.5枠もあるので)本大会を見据えた戦いもアリかとは思う。結果と内容(強化)を同時にこなさなければ、前回とさほど変わらないのではないだろうか。すでに日本は、ワールドカップに出場して、うれしいレベルにはない。

これまでのアジアでは、韓国、イランなどが最大の強敵と謳われたが、彼らと試合をしたところで、結局はアジアレベルでの戦いでしかない。特に、日本のようにパスを回してゲームを組み立てるチームにとって、アジア予選の試合が、そのままワールドカップ本大会に直結しない。つまり、アジア予選そのものが、本大会に向けての強化にはなりにくい。そう、ワールドカップ本大会基準になるチームが、アジアに少ないというは、意外と見過ごされてきた盲点である。そこへいくと、オーストラリアは、ワールドカップ本大会に向けてベストな対戦相手といえよう。実際、前回大会は、本大会で日本と激突している。また、彼らは、仮想イングランド、アメリカにもなる。

もちろん、結果のみを追求すれば、格下との対戦を望むが、結果と内容(強化)の両方を追求するならば、日本はオーストラリアと当たるとよいだろう。オーストラリアに勝って、予選を勝ち上がるのと、そうでないのとでは、内容(強化)において、大きく変わってくる。オーストラリアも、長いワールドカップ予選は初めてであるが、過去、ウルグアイとのプレーオフなど、熾烈を潜り抜いてきた彼らとの戦いは、決して、ワールドカップ本大会で、無駄になるはずはない。また、シドニーはアウェイでも、ほかのアジアのアウェイと違い、英語圏であり、国勢、経済、食事ともに欧米に近く、やりやすいという面も見逃せない。

もちろん、オーストラリアに蹴落とされるリスクはあるが、それだけのリスクを負えないようでは、ワールドカップ本大会でも、さほどの結果は期待できないだろう。

posted by FOOTBALL NOTES |13:25 | サッカー日本代表 | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年06月03日

なにも苦戦しているのは、サッカー日本代表だけではない。

【関連記事】  
by 徒然フットボール

日本代表 3‐0 オマーン代表の戦評については、こちらで書いてますが、こちらでは、ワールドカップ・アジア三次予選の各国について、相対的に。


過去記事にあるように、日本は、残り4試合ではなく、2試合。つまり、最終予選への切符は、オマーンとの勝負付けになる。そして、昨日、オマーンとの試合に勝ったことで、日本は、最終予選へ大きく前進したといえよう。当該対戦成績でも、かなり有利になった。仮に、次のアウェイのオマーン戦に負けたとしても、スコアが0-2、1-3ならば、日本が当該対戦成績でオマーンの上を行くため、日本の最終予選行きは、ほぼ決まったといってもいい。

そんなワールドカップ・アジア三次予選は日本だけでなく、各国のいる他のグループも白熱している。オーストラリア、中国、イラク、カタールのいる「死の1組」は、オーストラリアが抜け出しているが、アジア王者のイラクが思わぬ苦戦。また、北京五輪に集中したい中国も、次のホームのカタール戦に敗れると、赤信号である。

3組の韓国も、最終的には勝ち上がるであろうが、苦戦を強いられている。北朝鮮、ヨルダンとの三つ巴の様子だが、実は、韓国は、次のアウェイに負けてしまうと、かなり危険な状況になる。先日のホームでヨルダンに引き分けたばかりに、韓国は、三次予選で敗退の可能性がすくなからずある。

日本のいる2組同様、4組は、ウズベキスタン、サウジアラビアでほぼ決まりであろう。できれば、サウジアラビアの苦戦を期待したが、やはり、順当に勝ち上がってきそうである。

1組に次ぐ「死の5組」は、あいかわらず、熾烈だ。シリア、UAEの後塵を拝しているのが本命のイラン。彼らがここで敗退すると、かなりエキサイティングだが、イランは、この後、アウェイ2連戦であり、敗退の可能性が十分にある。

最終的に、日本が、この三次予選の3試合目で最終予選への目処をつけられたのはラッキーだった。強豪他国の苦戦を見ていると、そう思わざるをえない。日本は、次のアウェイで大敗しない限り、残りの試合を強化に摩り替えることもできるであろう。

posted by FOOTBALL NOTES |12:12 | サッカー日本代表 | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年06月02日

今夜、負けたら解任のサッカー日本代表監督は…

【関連記事】  
by 徒然フットボール

EURO2008 フランス代表メンバー発表については、こちらで書いてますが、こちらでは、今夜、負けたら解任のサッカー日本代表監督の仕事について短めに。


もし、今夜のオマーン戦に負ければ、(もしくは引き分けでも)解任という方向で趨勢は流れているようだ。だが、それも致し方ないだろう。まだ、最終予選を迎える前の三次予選で崖っぷちに立つことすら、今の日本には許されないのであるから。とはいえ、日本人監督だから、解任とはっきり言える部分も見え隠れする。もし、外国人で、有名な監督、実績のある監督だったら、日本サッカー協会の態度はどうだったであろうか。

本来、代表監督は、長期政権でない限り、リーグ視察をして、選手をチョイスして、(複雑ではない)大方の戦術、守備を短期合宿で授けて、親善試合で試して、あとは、本番の公式戦で、選手に発破をかけるぐらいしかできない。よって、唯一、テストとなる国際親善試合でも、前半はベストメンバーを組み、後半は交代で試したい選手を使う事になり、本来、(監督として一番やりたい)戦術の浸透などは、どうしても浅くなる。選手は選び放題だが、時間があまりにも少ない。試合が大一番になればなるほど、それはネックになる。

元来、代表監督のやれる範疇は、クラブ監督ほど大きくはなく、それでいて、プレッシャーも地域レベルではなく全国区で、責任も重いため、仕事としては、割に合わないかもしれない。(ただし、結果が良い方向に転がると、これほど楽で簡単な仕事もないということも稀にある。)


いずれにせよ、今夜、日本は大勝するか、辛勝するか、両極端の結果になるだろう。(わたしは引き分け、敗戦も織り込んで入るが)なにはともあれ、先制点の時間帯が鍵である。試合の入り方も難しくはならないだろう。もし、前半早々に先制できたら、そのまま逃げてもいいが、そうなったら、世論は日本代表にどんな反応を示すであろうか。まだ、趨勢にぴりぴりムードがない分、内容次第では、たとえ、勝っても解任騒動に発展しかねないであろう。

世論を黙らすには、快勝しかないようだ。







posted by FOOTBALL NOTES |13:30 | サッカー日本代表 | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年06月01日

サッカー日本代表の使うスタジアムは…

【関連記事】  
by 徒然フットボール

オーバーエイジを決められない五輪監督については、こちらで書いてますが、こちらでは、サッカー日本代表の使用するスタジアムについて短めに。


昨日の記事「サッカー日本代表のチケットが売れない理由」の続きではないが、サッカー日本代表の人気がかってほどでないのならば、今後、親善試合は(埼玉スタジアム、横浜国際など)なんでもかんでも大箱ではなく、身の丈にあった会場設定をしたほうがいいだろう。

パラグアイ戦は国立競技場でもよかったし、空いてなければ、もっと下げて、フクアリ、神戸ホームスタでもよかった。もはや、サッカー日本代表だから、大箱である必要はない。欧州で常時、4万人、5万人単位のスタジアムを使うのはイングランド代表くらいのもので、ポルトガル代表、イタリア代表、ドイツ代表、スペイン代表でさえ、対戦相手によっては、2万人単位ほどの小さな会場を使っている。日本代表も、これまでのレベルを標準と考えるのは、改めたほうがいいのかもしれない。

もちろん、これまでのサッカー日本代表は、過熱感が強く、バブルを演じてきた。おそらく、われわれの感覚は麻痺しているかもしれない。もし、ニッパツ三ツ沢や西が丘でサッカー日本代表戦が行われたら、違和感を感じるであろうが、大昔は、あのクラスで試合をしていたのである。今後、サッカー日本代表の試合は、味の素スタジアム、国立競技場をマックスに、地方のスタジアムに振ればいいのであろう。どのみち、日本代表が国内でマッチメイクをする際、欧州の強豪にはノーを突きつけられ、満足いく相手とのマッチメイクは難しいのが現実である。

たとえ、小さな会場でも、満員であれば、代表選手のモチベーションも下がりはしない。大きな会場でガラガラになるよりはいい。地方開催も、仙台ならば、宮城スタジアムではなく、ユアスタでいいし、これまで、ほとんどやっていない四国などに会場設定するのも、斬新かもしれない。

また、チケット販売の枚数制限も、よほどの人気カードでなければ、枚数制限を外してもいいだろう。また、逆に、ワールドカップ最終予選のような動員を見込める試合では、UEFAチャンピオンズリーグ決勝のように枚数制限を(指定席は)4枚から2枚に絞っても良い。観客も二人組みが圧倒的に多いのである。

とにかく、身の丈にあった展開が望ましいであろう。今のままでは・・・

posted by FOOTBALL NOTES |14:03 | サッカー日本代表 | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年05月31日

サッカー日本代表のチケットが売れない理由

【関連記事】
by 徒然フットボール

EURO2008オランダ代表メンバー発表 については、こちらで書いてますが、こちらでは、サッカー日本代表のチケットが売れない理由について。

スポーツ、コンサート、映画など、前売りチケットの最大のメリットは、入手難のチケットが先行で手に入る。割引になる。極論すると、その二つしかない。かってのサッカー日本代表チケットは、入手難ゆえ、前売りが前者(先行入手)の役割を果たしていたが、現在は、前売り段階で完売しないため、そうでもない。また、後者の割引もないため、特に前売りで急いで買う必要性にも迫られていない。

一般的に、前売りチケットの販売経過は、購買意欲を左右する。そこそこ売れていれば、人気があると判断し、購買欲が上がるかもしれない。「即日完売」という単語が購買欲をそそるのは事実である。逆に、売れていなければ、不人気と判断し、(テレビなど)ほかのなにかで済まそうとする人もいるであろう。現在、代表スポーツ・レベルで、企業並の数字、実績を上げているのは、いまのところ、日本ではサッカーくらいで、これはこれで驚くべきことではある。それゆえ、サッカー日本代表の前売りチケットの売れ行きが悪いと、ニュースになるようだ。

前売りチケットが完売しないという報道は、それだけでマイナス印象になる中、人気回復に努めたい日本サッカー協会も、プレミアチケットを設定したり、入場口でグッズを配ったり、試合球の抽選プレゼントなどの努力をしているようだが、根本的に、どうして売れないかの原因が、現場、市場レベルで分析されていないのではないだろうか。たとえば、中田英寿氏が主催する6月7日の世界選抜戦『+1フットボール・マッチ』は、6万7357枚を完売した。いったい、何が違うのだろうか。

わたしのような素人でも思い当たる理由をいくつか挙げてみよう。

・試合の会場設定が悪い。日本代表戦が首都圏に集中し、地方開催が少ない。
(平日に埼玉スタジアムは購買欲を削ぐ)
・価格設定が不適当。カテゴリー1はまだまだ高い。前売りでの割引もない。
・対戦相手に魅力がない。見たくなる有名選手がいない。
・コア層が日本サッカー協会の体質にあきれてしまっている。
・ドイツW杯惨敗後に、浮遊層が離れた。
・ワールドカップに出られて当たり前という空気になっている。
・ワールドカップのアジア枠が4.5枠もあり、厳しさが削がれている。
・日本代表戦よりJリーグの方に魅力を感じている人がすくなからずいる。
・中田英寿引退後、海外組の訴求力が減退している。
・試合の中で、選手から気持ちが見えない。伝わってくるものがない。
・他に見たいスポーツ・コンテンツがある。


外部要因が大きく占めるが、決して、それだけではなく、日本サッカー協会が身の丈にあった施行・運営をしていないともいえよう。会場は遠くて大きすぎたりしてやしないだろうか。チケットの価格、カテゴリー分けは適当か。キックオフ時間は適切か。マッチメイクは受身でなく、能動的にオファーしているのか。海外組のバリューに依存してないか。来た客のマーケティング(どの年代層がどこから来たのかなど)をしっかり行っているか。少なくとも、公式戦でない世界選抜戦『+1フットボール・マッチ』は、上限の価格を抑えてある。あれが金目当てで6000~8000円に設定されていたら、完売はしなかったであろう。

また、どうしてこれまで人気があったのかを反芻してみると、サッカー日本代表が、海外組の充実などを含め、W杯出場、W杯16強と、目標をひとつひとつクリアしていく過程を、我がことのように重ねて見ていた部分もある。右肩上がりに打ち止め感が出てしまえば、また、新たな目標設定が必要だが、日本サッカー協会は「ALL FOR 2010」というキャッチコピーで曖昧にしてしまっている。

元来、本当につまらないコンテンツであったら、客は一万人も来ない。前売りチケットが完売しなくても、それなりに、サッカー日本代表ファンは確実に存在しており、運営サイドである日本サッカー協会は、浮遊層の大衆より、そんなコア層を一番に大事にすべきであろう。足元を見据え、彼らが離れないような真剣勝負の試合、サービスを展開していくべきである。

posted by FOOTBALL NOTES |11:58 | サッカー日本代表 | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年05月30日

サッカー日本代表の高原か、浦和レッズの高原か。

【関連記事】  
by 徒然フットボール

五輪日本代表が参加したトゥーロン国際の総括については、こちらで書いてますが、こちらでは、不調を極める高原選手について短めに。


あの時は、開幕直前だっただけに、「浦和優遇」と叫ばれたが、今はそうでもないようだ。昨日、一度発表されたワールドカップ・アジア三次予選のメンバーから高原が外れた。事実上の“代表落ち”である。実質的にはコンディションが戻らない限り、最終予選も招集しないようだが、それが当たり前といえば、当たり前であろう。あきらかに本来の調子とはほど遠く、今季のJリーグの成績は、京都戦の2得点のみで、チームメイトのDF闘莉王の3分の1である。

本来、Jリーグや海外で結果を出している者が代表に呼ばれるべきであり、今回の彼は、ようやく、そうなっただけにしかすぎず、さして驚くことではないだろう。今までは、実績をリスペクトされて、周囲のやさしさに救われていただけである。

わたしの予想では、おそらく、高原のコンディションは、短期的に戻ることはあっても、中長期的に戻ることはないだろうと見ている。現在の不振も、そうなるだろうと1月に、こちらの記事で書いているが、やはり、欧州から帰ってきた段階で、いや、挑戦の階段を降りた段階で、彼の成長は止まったといっていいだろう。別に高原だけではないが、厳しい欧州の環境から、一度、居心地の良い日本の環境に安住してしまうと、そこにある水に馴染んでしまうか、濁るしかなくなる。同期の小野のように、再び、チャレンジするには、もう、タイミングも厳しい。

では、高原が、去年のアジアカップのように躍動することはないのだろうか?

あるといえばある。難しいかもしれないが、答えは簡単である。

まず、(気持ちの中で)日本代表をあきらめて、浦和に専念することである。(代表引退を宣言してはいないが)小笠原のように、クラブに専念する。彼のように、腐らず、欲を出さず、自分のできることだけを着実にきちんとやる。日本代表のことは、頭の中から、一度、消去することである。さすれば、おそらく、大きく変わるであろう。だが、本人自身、望んでいないため、そうなる可能性は低いであろう。

元来、彼は、反骨心をバネに這い上がってくるが、それも限界がある。とにかく、日本代表のレギュラー、浦和のレギュラー、どちらも欲しいような中途半端のままでは日本代表はおろか、クラブ内でも、永井や田中に負けてしまうだろう。サッカー日本代表の高原、浦和レッズの高原の選択を(公式発表はしなくていいが、本心で)することである。簡単に言えば、初心に帰り、ふんぎりをつけることである。





posted by FOOTBALL NOTES |11:38 | サッカー日本代表 | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年05月29日

サッカー五輪本大会の命運は今夜で決まる

【関連記事】
by 徒然フットボール

ワールドカップ3次予選メンバーについては、こちらで書いてますが、こちらでは、トゥーロン国際大会に参加している五輪代表のコート・ジ・ボワール戦について短めに。

去年のトゥーロン国際大会で、日本はU-20で参戦し、フランスに0‐5の大敗を喫し、グループリーグで敗退したが、今大会はU-23で臨み、無事、決勝トーナメントへ進んだ。結果、5試合出来たので、強化、経験、連携ではまずまずの成果を得られたのではないだろうか。なにより、一時期に集中して合宿できたのは大きなメリットといえよう。

日本は、準決勝で惜しくもイタリアに敗れたが、この結果は、むしろ、五輪本大会でイタリアと対戦する韓国に嬉しい結果といえよう。日本は、3位決定戦で日本はコート・ジ・ボワールと対戦する。五輪本大会で日本がグループ1位で突破すれば、当たる可能性のある相手でもある。仮に当たらなくとも、仮想ナイジェリアになるであろう。今大会で、一番、実のある試合といえる。当然、ここでの内容や勝敗は五輪本大会でも、大きなポイントになるであろう。ここで彼らに善戦できれば、グループリーグ最強のナイジェリアともそこそこ組み合えるし、逆に、チリ戦のような力負けを喰らえば、ナイジェリアには信じられない完敗を喫する。

五輪本大会において、日本は、オランダ、ナイジェリア、アメリカと対戦するが、そこそこ組み合えるかは、今夜のコート・ジ・ボワールにかかってくるといっていい。わたしは、このトゥーロン国際大会の力と結果が、ある程度、五輪本大会でも、(半分くらいは)イコールになると見ている。相手チームがベストでない、二軍というのはあるが、違う民族が、肌と肌でぶつかりあった感触の結果は、そうそう覆るものではない。もちろん、試合は水物なので、多少のブレは生じるであろうが、大筋ではイコールだと考えている。よって、今夜は単なる3位決定戦ではなく、重要な一戦ともいえる。今夜、コート・ジ・ボワールに力負け、大敗しない限り、五輪本大会で、日本が無様な姿は見せないとわたしは踏んでいる。


posted by FOOTBALL NOTES |21:51 | サッカー日本代表 | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年05月29日

サッカー日本代表は残り4試合ではなく、残り2試合 <ワールドカップ・アジア三次予選>

【関連記事】
by 徒然フットボール

サッカー日本代表のワールドカップ・アジア3次予選メンバーが発表については、こちらで書いてますが、こちらでは、ワールドカップ三次予選に向けたサッカー日本代表の闘い方について簡単に。


まもなく、ワールドカップ・アジア3次予選が始まる。3次予選は、残り4戦だが、基本的には、オマーンとの直接対決2試合にすべてがかかるといっていいだろう。この2試合において、日本は当該対戦成績(勝敗、得失点差、総得点)でオマーンより上に行かなければ、地力突破が消滅し、日本の事実上の敗退が決まる。つまり、2試合を合わせた180分の試合と考えたほうが良い。

日本としては、ホームから再スタートできるのはありがたいが、直接対決2試合のホーム第三戦において、引き分け以下になると、限りなく敗退に近いといっても過言ではない。特に、4戦目のオマーンのアウェイは酷暑と聞く。おのずと、この第三戦の重要性が増してくる。とにかく、日本は、内容度外視で、オウンゴールであろうがなんであろうが、ホームで勝つしかない。繰り返すが、残りの4試合で考えるのではなく、オマーンとの当該対戦成績による闘いである。残り4試合というより、この直接対決2試合に集中するしかない。

日本は、オマーンとの対戦成績は、4勝2分と悪くない。だが、快勝はしておらず、1‐0の辛勝が多い。第三戦も、日本が立ち上がりから攻め立てることが予想できるが、ポイントは先制点の時間といえよう。オマーンが先制したら、そこでジ・エンドだが、日本の先制点が遅くなればなるほど、日本には焦りとプレッシャーが圧し掛かるであろう。なるべく、早めに先制し、気持ちを楽にしてゲームを進められるのが鍵になる。

先日のキリン杯でも、日本は連携面で、多少の不安を残したが、中盤の構成は、ぶっつけ本番に近いため、蓋を開けてみなければわからない。ドン引きに引いてくるオマーンに対し、日本は、山瀬の突破、中村憲剛のミドル、中村俊輔、遠藤のセットプレー(CK、FK、PK)で得点チャンスを伺う。決定力に欠けると、かなり厳しいだろう。

オマーンは、アルハブシが成長し、現在、ポーツマスの正GKにまでなっている。堅守から、おそらく、アウェイの横浜で0‐0、ホームで1‐0を狙っているだろう。すでに、オマーンは韓国で長期合宿をしており、時差調整は済み、準備に抜かりはない。おそらく、モチベーションでいえば、勝って当たり前の日本より、挑戦者の立場であるオマーンの方が、見えない追い風が吹いているかもしれない。また、一発勝負に近いため、強いか弱いかより、気持ちの差が結果に出るのではないだろうか。

最後に、ひとつ、日本の懸念を上げると、本来、メンバー23人からベンチ入り18名になるが、怪我、アウェイの連戦を考慮し、通常より2、3人多い25人をメンバーに選んだあたりは、指揮官の慎重さと不安を表しているといえよう。直前で、切られた選手のモチベーション低下がチームに波及するの見誤ったのが、98フランスW杯におけるの三浦カズ落選事件だったが、このあたりがどちらに転ぶかだが。当然、三浦カズを切ったように、不調の高原が切られる可能性は高い。この辺は、杞憂に終わることを祈る。
  

posted by FOOTBALL NOTES |11:44 | サッカー日本代表 | トラックバック(1)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年05月28日

サッカー日本代表の闘い方は二股で

【関連記事】
by 徒然フットボール

日本 0‐0 パラグアイの<戦評>については、こちらで書いてますが、こちらでは、サッカー日本代表の闘い方について短めに。

よく、日本代表が格上に好ゲームしたかと思えば、格下に無様な試合を演じてしまうことがある。06ドイツW杯前にやった、ドイツ戦、マルタ戦などがいい例であろう。ドイツに2‐2の結果を残したかと思えば、次のマルタ戦では、内容悪く元に戻ってしまう。

基本的に、日本には本当の意味での実力が伴っていないため(安定感がないため)、相手に左右されてしまう部分は否めない。格上でも、開き直ったり、相手に名前負けしたり、呑み込まれなければ、健闘もする。たとえば、親善試合でベストメンバーのチェコにも勝つし、05コンフェデレーションズ・カップでブラジルに引き分けたりもする。しかし、格下相手に、勝って当たり前という最低ハードルを与えられてしまうと、義務に摩り替わってしまい、なかなか上手く行かない。

フットボールで格上が格下に引き分けてしまうのは、なにも不思議ではない。ただし、日本の場合、アジアでの勝利は、義務になる。さらに日本の趨勢は期待値が高く、格下相手には快勝を義務付けられてしまう。その(勝たなければならない)義務感が日本人には強すぎるのか、プレッシャーに弱いせいか、良い結果になりにくい。(逆に、日本が世界の強豪に対して格上に好勝負するケースは、そういった無用な力が働いていない。)。

アジア各国も、日本に勝とうというモチベーションは高く、引き分けで金星になる国は、ドン引きに引いてくる。日本は、韓国のようなイングランドスタイルによるパワープレー、決定力があるわけではなく、パスを主体としたフットボールになるため、引いた相手にパスで崩すのは、かなりの労作業である。どうしても、格下に3‐0のような快勝は難しくなる。

よって、日本は、アジア仕様と、世界仕様の二つを装備することになる。アジアに対しては、個を主体とした強者のフットボール、世界に対してはパスを主体とした挑戦フットボール。二股をかけるかどうかは監督次第だが、すくなくとも、日本は二つの相手(アジア、世界)をしなければならないのは間違いないようだ。


posted by FOOTBALL NOTES |12:29 | サッカー日本代表 | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

« 前