2008年04月01日

UEFA チャンピオンズリーグでのイングランド勢躍進は偶然か実力か

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by 徒然フットボール


UEFA チャンピオンズリーグ 準々決勝1stレグ<展望> は、こちらで。

さて、こちらでは、チャンピオンズリーグにおけるイングランドの躍進について短く述べてみる。すでにベスト8にイングランドの4クラブがそっくり残っているが、おそらく、今年については、バイエルン・ミュンヘン、ユベントスなど常連が出場していないのも多分に影響しているだろう。ただし、ここ数年は、リバプール、アーセナル、リバプールと、3年連続で決勝にはイングランド勢が進んでいる。

イングランドのフットボールはゲーム展開が速いため、見ていて(イタリアより)面白いのだが、やっているのは、最先端でもなんでもなく、総じて古典的なフットボールである。個人が接点で激しく行くものの、組織でボールを取りに行かず、相手のミスや毀れ球からチャンスメイクしたり、前線へ放り込んでのパワープレーが目立つ。モダンなパスサッカーしてるのは、しいてアーセナル、チェルシーくらいのもので、リバプールなどは力任せの典型的なイングランド・フットボールである。また、日本のように組織で個のミスをカバーする考えは無く、各自にかかる責任、プレッシャーの度合いは他国リーグより遥かに重い。よって、韓国人選手がプレミアリーグにフィットしやすいというのも、この辺の背景が影響しているともいえよう。日本人の得意とする細かい技術は、プレミアリーグでは、あまり必要ない。

そんな古典的なイングランド・フットボールが最強だとは思わないし、むしろ、周辺他国のレベルがやや下降気味と見ることも出来るのではないか。それこそ、レアルマドリードはここ数年はベスト16止まり、ミランは勝ったり、負けたりで、インテル、バレンシアは試合中に乱闘沙汰を起こしてしまう始末。仮に、バルセロナのような美しい完成形、ビッグゲームを作り上げるミランの完璧さなどに、かち合わない限り、イングランド勢が勢いで相手を撃破してしまう。

また、イングランド勢はリーグで4強を形成出来ていることも大きな要因といえよう。他国リーグはどちらかといえば、1強の独走か、2強まで。切磋琢磨できる相手がまるでいないのは問題だし、いるにしても1つよりは2つ3つあった方が、すくなくとも、より密度の高い試合を国内で経験できる。イタリアなどが中途半端な強豪形成をなし、どこか自滅しているのとは好対照である。また、マンチェスター・ユナイテットについては、もはやイングランド云々というレベルを超えているかもしれない。


posted by FOOTBALL NOTES |12:07 | 欧州FOOTBALL | トラックバック(0)
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