2008年05月28日
サッカー日本代表の闘い方は二股で
【関連記事】 by 徒然フットボール 日本 0‐0 パラグアイの<戦評>については、こちらで書いてますが、こちらでは、サッカー日本代表の闘い方について短めに。 よく、日本代表が格上に好ゲームしたかと思えば、格下に無様な試合を演じてしまうことがある。06ドイツW杯前にやった、ドイツ戦、マルタ戦などがいい例であろう。ドイツに2‐2の結果を残したかと思えば、次のマルタ戦では、内容悪く元に戻ってしまう。 基本的に、日本には本当の意味での実力が伴っていないため(安定感がないため)、相手に左右されてしまう部分は否めない。格上でも、開き直ったり、相手に名前負けしたり、呑み込まれなければ、健闘もする。たとえば、親善試合でベストメンバーのチェコにも勝つし、05コンフェデレーションズ・カップでブラジルに引き分けたりもする。しかし、格下相手に、勝って当たり前という最低ハードルを与えられてしまうと、義務に摩り替わってしまい、なかなか上手く行かない。 フットボールで格上が格下に引き分けてしまうのは、なにも不思議ではない。ただし、日本の場合、アジアでの勝利は、義務になる。さらに日本の趨勢は期待値が高く、格下相手には快勝を義務付けられてしまう。その(勝たなければならない)義務感が日本人には強すぎるのか、プレッシャーに弱いせいか、良い結果になりにくい。(逆に、日本が世界の強豪に対して格上に好勝負するケースは、そういった無用な力が働いていない。)。 アジア各国も、日本に勝とうというモチベーションは高く、引き分けで金星になる国は、ドン引きに引いてくる。日本は、韓国のようなイングランドスタイルによるパワープレー、決定力があるわけではなく、パスを主体としたフットボールになるため、引いた相手にパスで崩すのは、かなりの労作業である。どうしても、格下に3‐0のような快勝は難しくなる。 よって、日本は、アジア仕様と、世界仕様の二つを装備することになる。アジアに対しては、個を主体とした強者のフットボール、世界に対してはパスを主体とした挑戦フットボール。二股をかけるかどうかは監督次第だが、すくなくとも、日本は二つの相手(アジア、世界)をしなければならないのは間違いないようだ。
posted by FOOTBALL NOTES |12:29 |
サッカー日本代表 |
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