2008年05月13日

観戦チケットが切符になる欧州。

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by 徒然フットボール

ワールドカップ決勝チケットの高い理由のからくりを、こちらで書いてますが、こちらでは、観戦チケットが、そのまま交通機関の切符になってしまう欧州について短く。

欧州では、(国にもよるが)当日の観戦チケットが、そのまま交通機関の切符代わりになるのは常識である。今季のチャンピオンズリーグ決勝では、チケットがモスクワの滞在ヴィザ代わりになるというから、もはやチケットでありながら、チケット以上の効力を持つといえよう。観戦チケットが、身分証明、切符になるのはそれだけ、フットボール文化が生活と密接にリンクして、根付いている証拠ともいえよう。

正直、日本から見れば、羨ましい限りである。一部、日本でも、やっているような話も聞いたような気もするが、まだまだ文化として根付いていない。Jリーグでアウェイ観戦している人の出費も意外と馬鹿にならないし、(無理とは分かっていても)何かやってくれたら、かなり助かるのだが…。そもそも、地方のアウェイ側も、チケット所有者に何かしらのサービス提供をもっと積極的にアピールした方がいいだろう。アウェイサポーターが来ても、おそらく、金を落さずに彼らを帰してしまっているのではないか。(やっているところはやっていると聞くが)せっかく来たアウェイサポーターを日帰りで返さないサービスも深く全国で浸透してもらいたい。

また、観戦チケットが切符になる以外に、交通機関のフットボールに対する対応も、欧州は、ケースよってはスペシャルコーチを出したりするが、日本は、駅周辺の混雑の対応だけにとどまっていて、ダイヤの調整まで十分ではない。たとえば、2004年のチャンピオンシップ終了後、横浜のサポーターが埼玉スタジアムからの帰路、終電に間に合わなかったなど、日本にしては、そういったことまでのシュミレーションが甘い。

また、ワールドカップのあった2002年の日本でも、交通機関は、それなりに融通を利かせて、増便したり、ダイヤを変えたりしていたが、あれですら完全なものではなかった。特に、鹿島のドイツ対アイルランド戦から都内に帰ってきた際、私鉄の終電はほとんど終わっていたはず。(あの山手線の車内、緑のアイルランド人だらけの光景は異様だった)

なにはともあれ、まだまだ、フットボールが日本の生活に文化として密接に根付いていないのは確かだが、徐々にでもいいから進んでもらいたい。



  • くれぐれも観戦チケットを切符にしなさいという記事ではございません。

posted by FOOTBALL NOTES |12:12 | FOOTBALL・PAHNTOM | トラックバック(0)
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