2008年03月28日

サッカー日本五輪代表の可能性は…

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by 徒然フットボール

27日の夕刻、駅のキオスク売店に並ぶ夕刊の広告見出しは、サッカー日本代表の「日本惨敗」「日本敗戦」ではなく、「松井結婚」だった。松井選手の結婚そのものはとても喜ばしい事だが、ゴシップチックな話題がサッカー日本代表、それもワールドカップ予選レベルを凌駕するとは、あらためてこの国のフットボール文化は…、と思わないでもない。(だからというわけではないが)、だから、バーレーンに負けても平気なのだろうか。

U23-日本代表 1-1 アンゴラ代表 の<戦評>はこちらです。

さて、そんなしょうもない兄貴分はさておき、弟分に該当する五輪チームだが、北京五輪出場国が次の通りに決まった。中国、日本、韓国、オーストラリア、ブラジル、アルゼンチン、カメルーン、コート・ジ・ボワール、ナイジェリア、ベルギー、イタリア、オランダ、セルビア、アメリカ、ホンジュラス、ニュージーランド。 

昨日のアンゴラ代表との親善試合の健闘で、すくなからず期待を抱かされるかもしれないが、日本の実力は下から数えた方が早いであろう。本大会では、かならずシード国(南米、アフリカ)とも当たる。現実として、グループリーグで2位抜け出きるかどうかが焦点となるが、そういう意味では、ニュージーランドと当たりたいところである。また、本来、強豪であるはずの欧州はあまり気にするほどでもないだろう。五輪に対する「欧州のやる気の無さ」については、こちらの『欧州サッカー界が代表ユースや五輪代表に力を入れない理由』で解説。

今回の五輪サッカー日本代表の可能性を見ると、実力云々以前に、やはり、運とドロー次第という部分が大きい。もちろん、日本にも未知なるポテンシャルはあるが、ベスト16から始まる大会の性質上、どうしても実力以外の外部要因で50%は決まってしまう。(これは前回大会でベスト4になったイラクを見ても明白である)。よって、本大会の結果で一喜一憂するものでもない。前回の山本監督が率いた五輪チームは、(銀メダルと銅メダルのいた)グループリーグでの敗退だったが、決して弱いから敗退したのではない。あくまで、ギャンブル性が高く、本質的な力を図るには、この五輪というステージは相応しくないのかもしれない。


今回の世代は、新黄金世代になりうるタレントが揃っているが、現実的には、メダルというより(グループリーグ突破の)ベスト8が妥当なところ。われわれ見る側としても、(過剰な期待もせず、投げやりな失望もせず)冷静に目標ハードルをセットしたいところだ。オーバーエイジについては、賛否両論あるかと思われるが、使えるのならば、使用したほうがいい。特に、この五輪チームには、試合を落ち着かせられたり、汗かき役となるボランチに安定感が無い。たとえば、小笠原あたりを入れたら、さぞ、チームは見違えるかもしれないが、おそらく、オーバーエイジでは(反町監督が違和感ある選出をして)有効に活かすことはないだろう。


しかし、兄貴分の日本代表が(万が一)ワールドカップ三次予選で敗退したら、その後に行われる五輪(の方向性や目標、モチベーション)はどう促えられるのだろうか。そうなると、五輪チームはハシゴを外され、まさに宙ぶらりんになるのだが、同じワールドカップ三次予選で(豪、イラクなどの)死の組にいる中国はそうなる可能性は高い。

posted by FOOTBALL NOTES |11:57 | サッカー日本代表 | トラックバック(2)
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