2008年04月23日

大会前からコケてる北京五輪

【関連記事】
by 徒然フットボール

サッカー北京五輪(男子・女子)のグループ展望は こちらで書いてますが、こちらは五輪そのものについて。


すでに暗雲が垂れ込めている。
五輪大会前から、世界各地で、聖火阻止の抗議行動や、不買運動の報復行動が起こり、大会を前にして、冷水をかけられているのは残念でならない。たしかに中国の(チベット民族に対して)やったことに対する批判は、世界から糾弾されて致し方ないが、スポーツにまで波及してしまうと、すこし行き過ぎである。(昔からそうだが)スポーツが政治に利用されてしまうのは、もはや宿命か。

なによりかわいそうなのは選手である。そもそもこのような騒動が起こること自体、ナンセンスであり、中国も国家の面子を重要視するあまり、参加選手の競技環境にまで気配りが行き届いていないのではないか。このような荒んだ雰囲気の中で開催される五輪そのものが、どうのように評価されるのか。いや、人々によって、どのように記憶されてしまうか。過去には、大会期間中に有名金メダリストのドーピング事件もあった。後味の悪い大会になり、サッカーでPKを外した選手のような面持ちになるのは、あまりよろしくはない。五輪の4年という各年開催が、ある程度、選手へのモチベーションとなり、それが大会熱の緊張感にもなっているが、選手は、気持ち良く競技をしたいはず。


われわれ日本人も、2004年のアジアカップまで、中国に対し、さほど嫌悪感はなかったはずだ。(歴史的背景とはいえ)反日感情で日本企業の店が殴打され、国家斉唱でのブーイングなど、あのような荒れた光景を見る限り、まだまだ、この中国は、十分に国際デビューできるレベルにはないと痛感する。たしかに市場や金はある。成長力もある。しかし、(ほんの一握りの上流階級を除き)そのマナーや考え方自体は鎖国的で自己中心的であり、その大衆の本質は、動物園のようなレベルでしかないということである。また、中国の過剰な情報規制も、大差あれ、北朝鮮とあまり変わりはない。

五輪大会中は、大会前のことは忘れ去られ、世界は一時的にでも、競技に熱狂、没頭するかもしれない。しかし、大会後、大会前のしこりから、残滓が燻るのではないか。おそらく、大会で中国のメダルラッシュになるのは間違いないが、むしろ、大会前後におけるニュースによって、中国社会の本質を世界に露呈するのではないだろうか。

いずれ、アジアにおけるサッカーワールドカップも中国で行われる可能性が高いため、今回の北京五輪は、査定ともいえる視点で見てしまいそうだ。


posted by FOOTBALL NOTES |11:54 | FOOTBALL・PAHNTOM | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/dukaeeq2008/tb_ping/31