2008年04月19日
平山相太は「終わった選手」か。それとも…
【関連記事】 by 徒然フットボール 注目の北京サッカー五輪代表候補が発表されたが、リストには平山相太の名前があった。その五輪代表の記事については、こちらに書いてあるが、ここでは、その平山について短めに。 よくよく考えてみると、これまで平山は一度もフル代表に呼ばれていない。内田、安田、水本が普通にフル代表に呼ばれているのを見ても、すでに下の世代から抜かれてしまっている。所属するFC東京でも、試合出場はおろか、レギュラーすら取れていない。失意のオランダから日本に帰国して、逆にレベルが落ちたのかと思えるぐらい、そのコンディションやパフォーマンスは悪い。 最近では、阿部祐大郎など、大器と呼ばれて萎んでいった選手がいる。逆に考えれば、消えていってしまう選手が多い中、まだ、潰れていないとも取れるが、現在、彼が伸び悩む原因は、本人の実力とは違うところにあるといっていいだろう。 つまるところ、「出会い」がないだけである。間違いなくポテンシャルは持っているが、それを上手に開花させるかどうかは、自分の努力だけではなく、周囲の協力が必要になる。高校時代の恩師・小峰監督の傍を離れてから、彼を叱ったり、彼を(人間的に)育てる指導者がいない事が、大きな伸び悩みの原因であろう。また、平山選手本人も日本のぬるま湯に浸かり、自分に甘い性格をそのまま放置している。若いから、どうしても遊びたい年齢であるが、この大事な時期にすべてをサッカーへ捧げる覚悟がないと、将来を平凡にさせてしまう危険性はある。 また、マスメディアが、若いからといって、さも、中田英、中村俊輔クラスで報道してしまったのも大きな障害になっていたかもしれない。 たしかに2003年のワールドユース(現U-20W杯)は、鮮烈な代表デビューを飾った。超アウェイのエジプト戦ではスピードで振り切って決勝ゴール、大敗したブラジル戦でも高い打点でゴールをぶち抜き、ロングフィードからの空中戦では、屈強な外国人に勝っていた。あのポテンシャルを見て、将来を渇望しないわけがない。 それゆえ、人によっては、今の平山は、「終わった選手」と見られてもおかしくはない。だが、まだ、22歳。世間では、新卒の新人社員に相当する。今後、なにかの「出会い」から、急にブレイクしてもおかしくはないし、Jリーグで得点王になっても、わたしは驚かない。もちろん、自分に甘えた状況に居続ければ、このまま、時だけが過ぎ去ってしまうであろう。気が付けば、あっという間に三十歳だ。
posted by FOOTBALL NOTES |12:47 |
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