2008年08月28日
さして強くもない微妙な浦和レッズの立場
【関連記事】 by 徒然フットボール 五輪サッカー・イギリス代表の問題については、ここで書いてますが、こちらでは、浦和レッズについて。 今季、開幕からチームの容(かたち)もなく、気持ちだけで戦い、かつ、リーグの混沌とした状況に救われながら戦ってきた浦和にも、ようやく、ここにきて、それなりの戦う容が手にかかりそうなのだが、どうも、しっかり手にかからない様子である。むしろ、ベンチが手を放している感すらある。 ベンチがきちんと自らを客観的に見れていないというか、試合後の監督のコメントを聞いたりすると、判断に見えないズレが生じているのかもしれない。交代がすこし微妙だったり、布陣にしてもそうだ。どうも考えや気持ちと現実のピースがうまく嵌りきれていないようだ。今の浦和のベストスターターを上げると、堀之内、坪井、闘莉王のDFラインに、鈴木、阿部のボランチ、トップ下にポンテ、FWに永井と田中、サイドは、左は相馬、と、ここまでピースは埋まっているが、肝心の右サイドが… 昨日の東京V戦も、右サイドを張った平川は、気持ちが守りに入ったときの(サッカー日本代表の)駒野のようで、前方に広大なスペースがあるにもかかわらず、バックパスが目立った。よりによって、そんな平川にボールは多く渡るものの、勝負しない。当然、チームに攻撃の波動が出るはずもなく、これなら、右に細貝、永井、梅崎を使った方が、まだ、チームは動くのではないだろうか。 先にあげたベストスターターの中には、フロントが勇んで獲得してきたエジミウソン、高原、梅崎は入ってない。もはや、金魚鉢に入った熱帯魚がやたらまぶしく見えているだけで、高値つかみ確定といっていいだろう。使っても使っても、高原がなんとかしようとしているのは伝わってくるが、誰も、(生え抜きでもない選手の)もがいている姿を見たかったわけではない。もちろん、試合でも、高原は、いい動き出しをしてるが、浦和のイレブンはかっての磐田ではないから、誰も彼動きを見てくれていない。むしろ、高原が止まっているところにパスを出してしまう。かたや、エジミウソンだが、彼が仕事したのは、春の清水戦くらいで、趨勢が期待値にはほど遠い。他クラブの助っ人外国人に比べ、見劣りするのは否めない。逆に、パスなど意識せず、もっとエゴを出した方がいいかもしれない。あれではサッカー日本代表のFWと変わらないかもしれない。梅崎は、使い方次第でどうにかなるものの、ベンチが、その使い方すら会得していない。 こうなると、新戦力については、来期を見据えた見方しかできない。実際、浦和は、ワシントン、小野、長谷部とアウトしているわけで、それに対する補充がほぼ補強で出来なかった分、並みのチームに成り下がっているところを、選手の気持ちや、阿部などがなんとか支えているに過ぎない。今は、さして強くもない微妙な浦和レッズにもかかわらず、趨勢に、強敵、優勝候補と見られていることに、すこし違和感がなくはない。とりあえず、ベンチが客観的な視点を持てば…、ズレが消えさえすれば…、まだ、わからない余地も残されてはいる。前にも書いたように、9月の過ごし方が重要といえるだろう。
posted by FOOTBALL NOTES |12:10 |
J・」LEAGUE |
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