2008年10月29日
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リーグ「秋春シーズン構想」本格検討については、ここで書いてますが、こちらでは、高橋尚子の引退について。
女子マラソンの高橋尚子が現役引退を発表した。東京、大阪、名古屋の国内3大マラソンを走破するという計画もあったようだが、常にベストを出せるまでの高い維持には至らず、このたび、引退となった。彼女の引退が遅いか早いかといえば、ビジネスで言えば遅いかもしれないが、アスリートとしては、まずまずではないか。とりあえず、「お疲れさま」というところであろう。
昨今、女子ゴルフや女子フィギュアなど、若い女性アスリートがクローズアップされているが、高橋尚子を語る場合、かならず、もう一人の女性アスリート・女子柔道の谷亮子が思い浮かぶ。谷亮子と高橋尚子の二人ほど、ピンポイントで脚光の浴び、明暗を分けたアスリートはいないだろう。両者は共にシドニーで金メダルを取り、大会を終えた直後に国民栄誉賞の話が出た。高橋尚子と谷亮子(旧姓:田村亮子)が候補に挙がった。結果は高橋尚子が国民栄誉賞を受賞し、谷には茶を濁すような総理大臣賞が贈られた。
国民栄誉賞は、「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった方に対して、その栄誉を讃えることを目的とする」として福田赳夫内閣時代の1977年8月に創設されたが、最も受賞が疑問視される高橋尚子の受賞については、わたしも、いまだに彼女の受賞は適当でなかったと考える。国民栄誉賞は長島茂男、手塚治(手塚治虫)、藤子・F・不二雄ですら受けていない。他にも人材をさがせば、いくらでもいるであろう。
歴代の受賞者をかいつまんで見ると、千代の富士、衣笠、王、美空ひばり、長谷川町子、黒澤明…
国民栄誉賞は、授賞基準が曖昧だと指摘されることが多いが、こうしてみると、ひとつの傾向がある。すくなくとも、その道一本で最低で20年、平均で30年、40年、長いと50年、60年と、その世界で第一線(王者)を張ってきた者が受賞の対象となっている。ただし、高橋尚子は受賞時において、(陸上暦は長いものの)第一線(王者)での活躍は、5年にも満たない。受賞年齢も28歳で、柔道の山下泰裕(27歳)に次ぐ二番目の若さで、女性としては最年少受賞である。
もちろん、陸上競技での初の金メダルという快挙とタイムリーで、安易に受賞者を出してしまった内閣側のミスであることは明白だが、受けてしまう高橋にも、思慮が足りなかったのではないか。競技引退後ならまだしも、現役で脂の乗った時期に、功労賞のような賞を受けるのは、マイナスにはなってもプラスにはならない。ちなみに、受賞者15人のうち9人は没後の受賞である。ちなみに古関裕而などは、(没後に)授与が内定していたが、親族が辞退をしている。受賞当時、小出監督が傍にいながら、まるで誕生日プレゼントを貰うように軽々と受け取ってしまった高橋の行動はすこし軽率だったといわざるを得ない。(おそらく、彼女自体はなにも深く、重く考えていないかもしれないが)
国民栄誉賞を受けてしまった時、高橋尚子に、あまり良い未来はないとわたしは思った。スポンサー獲得やビジネスという観点からは成功してるかもしれない。惜しまれながら、早期引退すれば、その後の第二の人生は順調だったであろう。しかし、その後、続けた競技生活では、ベルリンで世界新記録をたたき出した以外は、さして良い結果に恵まれていない。アテネ五輪、北京五輪は出場さえ逃した。もはや、国内レースで優勝しても、当たり前と見られてしまう。彼女にとって、国民栄誉賞は(感謝はすれ)目に見えない重い十字架になったのかもしれない。
おそらく、国民栄誉賞が谷亮子であったら、何も問題なかったのではないだろうか。彼女は物心付く前から柔道の道に入り、ずっと負け知らずで第一線(王者)で闘ってきた。幼少期からマスメディアやプレッシャーに晒されてきた分、メディアの対応は日常生活レベルにあり、メンタルも強い。アトランタ、バルセロナでは本命視されながらいずれも決勝では、思わぬ伏兵に敗れ、惜しくも銀メダルに終わったが、生後から2000年までの戦跡で負けたのはその2度のみ。五輪はこれまでで銀、銀、金、金、銅とメダルを順調に獲得している。
おそらく、あの時、国民栄誉賞が谷亮子であれば、高橋尚子の命運もすこしは変わっていたのではないだろうか。内閣の掛けたボタンが微妙に違っただけで、一人の選手の潮流が大きく変わったといえよう。
そもそも金メダリストに国民栄誉賞というレール自体がおかしい。すでに、アテネオリンピックでは大会前より内閣府において金メダリストには紫綬褒章を与えるという方針が既に決められており、どのような形であれ国民栄誉賞は与えないという方針が決められていたようだが、その方針は今後も貫いた方がいいだろう。いちいち、金メダルを取った者に国民栄誉賞を与えていたら、清水、北島、荒川にも与えなければおかしくなる。(清水、荒川は競技初となる金メダルで、北島は二大会連続金2枚獲得)。
また授賞については創設当初から「支持率低迷に悩む、時の内閣の人気取りの道具ではないか」との批判がなされていた。美空ひばりなど没後追贈者が多いことについても「なぜ生きているうちに授与しないのか」との批判は多い。そういう意味では、内閣側の受賞選定は、賭けに近い。高橋尚子の場合は、アテネ五輪で金を取っていれば、何も問題なかったが、完全に目論見ハズレだったといえよう。そして、その内閣(森内閣)はもう今は存在しないのである。なんと無責任なことか。さらに性質の悪いことに、マスメディアは「彼女は国民栄誉賞ですから」と(なにもしなくても)すごいんですという論調に終始しては祭りたて、完全な悪循環を生んでいる。
いずれにしても、国民栄誉賞は、商売道具としては便利な道具だが、アスリートとしては、かならずしもありがたいものではない。イチローが、これまで国民栄誉賞を拒み続けているのも、そういったニュアンス、(満足から来る)モチベーション維持の難しさを物語っているのかもしれない。
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2008年10月28日
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サッカー日本代表・カタール戦の懸念材料は、ここで書いてますが、こちらでは、WBCの原監督就任について。
WBCも、前回は優勝したからというのもあり、今回のWBC監督問題も、その部分で注目が行ってるのは否定できない。また、目標も、北京五輪の敗退によるリベンジなのか、連覇なのかも曖昧だ。そんな中、監督で問題になっている段階でアウトであろう。もちろん、やってみないとわからないが、大会の結果は見えているといえよう。本来、大会ごとに監督が変わるのではなく、ずっと代表監督が数年、固定されて一本化してるのがベストだが、野球の国際大会がサッカーほどワールドワイドに統一されているわけではないので、難しい部分はある。
とりあえず、国民も、心からWBC優勝を願っているという気運ではない。北京五輪は金メダルのアドバルーンがあったため、国民総期待となったが、今回のWBCは、いや、前回もそうだったが、良い結果になるなら、それに越したことは無いという程度の印象だ。特に、前回は、韓国に2連敗してしまったという屈辱感が、あの優勝を引き立てた部分も否定できない。まだ、産声を上げたばかりの野球版ワールドカップでしかなく、サッカーでもウルグアイがワールドカップで優勝したことがあるのも、大会の創世記だったいう部分であったのがある。もちろん、日本もそうならないとは限らない。
さて、今回のWBCの原監督就任は、フレッシュ感では良いかもしれないが、本気度で言えば、(前回もそうだったが)どこか100%とは言い切れない。なにより、本人がやりたいとうものではなく、上からの命令に従っているのが、日本らしいといえば日本らしい。現場における原さんの采配については、なにも言うまい。期待しなければいいだけだ。だが、好きなだけオールスターを集められる日本代表監督も、すでに巨人において巨大戦力慣れしているという点では、(その部分においてのみ)原さんは合致しているかもしれない。これだけの選手を集めたのだからという「奢り」は無いはず。
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2008年10月27日
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J・LEAGUE★31節は、ここで書いてますが、こちらでは、日本シリーズの巨人優勝について。
これまで、セリーグは巨人で鉄板と書いてきた。ついでに…というわけではないが、日本シリーズも巨人で鉄板と書いておこう。しかも、緒戦を巨人が取ったら、そのまま4連勝で完全優勝する。西武相手には2002年から8連勝ということになる。
シーズンにおいて、巨人は開幕でコケて、最後、大逆転優勝という形にはなったが、最近のプロ野球球団を見ても、今の巨人ほど強いと思うチームは見当たらない。それこそ、石毛、清原、秋山、デストラーデ、辻、工藤、渡辺のいた西武黄金時代くらいまで遡らないと、記憶にない。もちろん、(チーム力で)あの西武には及ばないかもしれないが、今の巨人は、弱い相手に滅法強いだけでなく、一昔前の野球漫画のように強い。
最近では、地味でも投手力を背景に、地味な繋ぎでそつなく単打で勝つのが主流である。多少のミスがあっても、打棒で相手をねじ伏せてしまうチームは(86年阪神以外)少ない傾向にあった。それだけに、今の巨人は際立つ。常識やセオリーが通用せず、とにかく、投手が好投しない限り、巨人相手の3点、4点リードは、決してセーフティリードではなく、逆に、地味に勝負してくるチームには「やってられない」感を植えつけてしまう。
また、犠牲フライやタイムリーより、ホームランで決まるような馬鹿試合など、長いシーズンではあまり意味は無いのだが、日本シリーズのような短期決戦となると、話は別になる。CSでも中日のチェンはたった一球の失投に沈んだが、膠着した試合になれば、そういった一発という意味で、西武の投手陣は失投は許されない。(そのプレッシャーが、微妙に失投を誘う。)
おそらく、巨人にメンタルでなにか事故でも起きない限り、巨人の優勝に狂いは無い。西武が付け込むとしたら、巨人に気持ちよく試合させないことに尽きる。勢い、リズム、チームの空気で勝敗を分ける勝負に持ち込むしかないだろう。そういう意味でいえば、日本シリーズ7戦をすべてひっくるめて一試合なのかもしれない。
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2008年10月25日
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2010年ワールドカップ・南アフリカ大会・アフリカ最終予選・組み合わせは、ここで書いてますが、こちらでは、巨人優勝の出来レースに抵抗することについて。
9月からセリーグは巨人の鉄板と書いてきたが、本当にそうなってもあまり面白くは無い。シーズン終盤に阪神が併走して粘ったように、現在、行われているクライマックスシリーズも、(どうせやっているのであれば)もうすこしもつれて欲しいというのもある。しかし、長期シーズン、短期決戦の両仕様になっている巨人に勝つというのは、至難の業であり、あれで主力の阿部がいないのだから、恐れいる。
とりあえず、ここまでの中日の1勝1敗1分はまずまずだし、3タテ喰らわないだけ、悪くないのかもしれない。とはいえ、巨人優勝の出来レースに強い抵抗をすればするほど、巨人の巨大戦力が批判の矢面には立たず、むしろ、頼れる補強ということになる。中日にも横浜、近鉄、西武の元クリーンナップがいるが、(松井退団後の)巨人の元クリーンアップ(ヤクルト、日本ハム、ロッテ、オリックス、近鉄、ソフトバンク *退団含む)に比べれば、その差は一目瞭然である。
さて、クライマックスシリーズだが、中日は緒戦となる2戦目をせっかく獲ったにもかかわらず、3戦目で大敗してしまい、あれで事実上、終焉した。相手がリズムに乗れていないうちにあれよあれよと勝つのが中日のしたたかさである。結果的に二桁安打で巨人を乗せてしまった。中日としては、ゲームをロースコアか接戦に持ち込み、ベンチの采配で差をつけたいところだが、いかんせん、ホームラン主体の乱打戦になると、分は良くない。加えて、3戦目のような大味な馬鹿試合になると、ベンチの采配はあまり関係なくなる。それでなくても、巨人の戦力ならば、逆に、ベンチは、特になにもしなくてもいいくらいで、投手交代起用さえ間違わなければ、磐石である。
だが、シーズンで10ゲーム以上離されていた中日が巨人に変わって日本シリーズに出場するというのも、どこか腑に落ちないというか、割り切れない部分はある。さすがに、ここは出来レースでいかないと、趨勢も納得しないか。順当に、日本シリーズが巨人対西武になっても、クライマックスシリーズに、さらなる改善(1位、2位にゲーム差ごとの勝利を与えるなど)が必要なのは言うまでもない。このあたりは釘を刺しておきたい。
巨人としては、残り3戦を1勝2敗でいいのだが、おそらく、明日か、早ければ今夜にも決めてしまうだろう。日本シリーズを見据えれば、最終戦まで行って、試合数をこなし、短期決戦のリズムに慣らしておくのも手ではあるのだが、(すでにシーズン開幕で投手温存したように)そこまで失敗できる余裕は無い。
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2008年10月24日
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<雑評> UEFAチャンピオンズリーグ 第3節は、ここで書いてますが、こちらでは、WBC監督の人選について短く。
すったもんだしているWBC監督の人選だが、どうすれば、WBCで連覇が出来るかという視点が欠落していて、逆に、どういった人が監督だと、世間的に不評も無く妥当かに重きが行われているようだ。それならば、どんな名監督を据えようが、連覇は難しいといえよう。
何事も人選は大事である。監督で言えば、(プロ、アマの違いこそあれ))かって能代工業バスケット部の初代監督・加藤廣志が、後任に元教え子の加藤三彦を選んだのが好例だ。選んだ基準は、いたってシンプルで、「勝てる監督」であること。もっといえば、「いかに勝ちにこだわる」かであった。
そんな意味で言うと、WBCの場合、すでにスタートでコケているといってもいい。サッカー日本代表監督なら、やりたい人は引き手数多であろうが、野球の場合は、(層と歴史が長い分)どうしてもリーグ重視になり、成り手は積極的ではない。むしろ、ババ抜きというか、罰ゲームのような様相でもある。とにかく、今回のWBC監督選任は、とてもではないが、やりたくない仕事の押し付け合戦に見えて仕方が無い。
イチローの発した「とても本気で最強チームを作ろうとしていない」というメッセージは、代表監督が、現役監督か現場から離れているかではなく、日本野球界に対して、「本気で勝ちに行こうとしてるのですか?」とシンプルに問うものである。星野氏とか日本シリーズ制覇した監督とか、そういうことではない。むしろ、甲乙つけがたい監督候補がすでに2、3人いて、誰にしようか決められないくらいに悩んでいるくらいが普通なのだが。
これでは、総裁選や選挙と変わらない。
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2008年10月23日
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浦和 1-3 大阪 AFCチャンピオンズリーグ準決勝の選評は、ここで書いてますが、こちらでは、本物の弱さを露呈した浦和レッズについて。
昨日、AFCチャンピオンズリーグ準決勝は、大阪が浦和に逆転勝ちをした。3月のリーグ開幕前から浦和には、アジア王者、巨大戦力、優勝候補とバイアスがかかっているが、浦和の実力はこんなものであろう。メディアの食い扶持になっているだけで、案の定、マスメディアは勝った大阪より負けた浦和の記事を大きく扱っている。
実際、浦和フロントは(オフの主力流出にもかかわらず)名前だけで選手を補強し、現場のベンチがその煽りを受けて、混乱し、自らを見失って、選手は、ただ労働者のように自らに鞭打って働くという悪循環。今季の浦和は容(勝ちパターン)がなく、すべては危機感がモチベーションになっていただけに、メンタルの破綻が訪れてもおかしくはない。ここにきての浦和の失速は、予想外でもなんでもなく、自然といえば自然である。(過密日程、面子固定した)去年とは失速の本質は深刻といえよう。
はたして、今季の浦和は本当に弱いのか。結果だけ見れば、弱いといえよう。容(勝ちパターン)がなにもないのだから、強いはずが無い。しかし、驚きなのは、今季の浦和が、怪我人、監督更迭、戦術なしという最悪の状況の中、(グループリーグ免除とはいえ)ACL準決勝まで進み、リーグも一時は首位になるなど、長く5位以内にいた。これは、浦和の持つポテンシャルと言っていいだろう。戦術ではなく、選手の能力と集中力と気迫のみ。それだけで、リーグ終盤まで成績を維持・持続させたのは、誰もが見逃しがちだが、忘れてはならない。並みのクラブであれば、残留争いをしていたであろう。(事実、リーグでは、かっての優勝クラブ、名門クラブが残留争いをしている。)
浦和については、勝負は秋からとここで書いてきたが、肝心の「勝負の秋」に勝てなかった。負けてはいけない試合に負けてしまった。そういう意味で、今季の浦和は終焉である。まだ、他力ながらリーグの可能性、天皇杯もあるが、ここから、上手に仕切りなおし出来るほど浦和が器用だとは思えない。まずは、代表レベルの選手を他クラブから獲る事ではなく、現場が、ベンチが何をしたいのかを決めて、仮説を構築し、それを修正しながら形成していく。そんな王道たる基本が出来るかどうかであろう。それは今からでも(来年を見据えれば)決して遅くは無い。今年、リーグ上位に来てる大分も、去年は残留争いをしていたが、実は、天皇杯で再構築し、調子を上げて、来季の伏線を作っていたのは、意外と知られていない。だから、オフに選手が出て行っても、あまり影響なかった。
補強すれば、チームが強くなるのは否定しないが、まずは、戦う骨子がないと、せっかくの補強も無駄になるだけだ。
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2008年10月22日
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AFCチャンピオンズリーグ 準決勝・「浦レッズ和対ガンバ大阪」の展望> は、ここで書いてますが、こちらでは、クライマックスシリーズをWBC監督決定に見立てて。
本日の水曜日は、スポーツで賑わいそうだ。日本勢クラブ同士のAFCチャンピオンズリーグ 準決勝が行われ、欧州でも本家チャンピオンズリーグをやっている。そして、セパ双方のクライマックスシリーズが行われる。フットボール、野球の2大スポーツが、他のマイナースポーツと同じテーブルに置かれている昨今、やはり、主力の戻りは欲しいところである。特に、AFCチャンピオンズリーグ 準決勝は、延長PKになれば、見ごたえある試合になるのは言うまでもない。
さて、ほぼ巨人のCS優勝で決まっているセリーグだが、ひとつ、注目の要素がある。来年行われるWBCの代表監督に落合か原監督の推挙がなされているようだ。今のところ、短期決戦の戦い方としては、落合監督が候補の一人として筆頭であろう。二度の日本シリーズ失敗、それから学んだものは大きく、去年、ついに日本シリーズを制した。とりあえず、戦力で巨人に劣る中日が、勝てないまでも、どこまで巨人を苦しめるかに注目が行く。
本来、短期決戦と長期シーズンは別物だが、今回の巨人の戦力は、長期シーズン、短期シーズン双方の仕様であり、一発のホームランでロースコアの試合を決めることも出来る。よって、監督の手腕はあまり関係ない。むしろ、オフに十分な補強をした読売フロントを評価すべきだろう。逆に、中日は、全体的に爆発力がなく、コツコツ型で、どちらかといえば、長期シーズン向きのチームである。阪神とあまり変わらない。そんなチーム仕様で、短期決戦に勝てば、それは、監督の手腕となる。すでに、クライマックスシリーズの(阪神との)第一ステージは、準備の良し悪しと監督の短期決戦の采配が大きく結果を分けた。(もちろん、選手の貢献もある。)
もし、クライマックスシリーズで巨人が3タテ快勝しても、落合監督の評価は変えるべきではない。巨人など、監督が誰でも、いや、むしろ、あの巨大戦力でシーズンをぶっちぎりできず、一時、首位から13ゲームも離され、逆転優勝をしなければならなかったのは、監督として、疑問視すべきかもしれない。特に、あの開幕投手のローテーションの温存は、監督としては甘い見方でしかなく、いただけない。
巨人ファン、中日ファン以外は、クライマックスシリーズに興味はないだろうが、WBCの代表監督としての評価試合として見るといいかもしれない。これまで、こちらで巨人鉄板とさんざん書いてきたが、中日の健闘度合いを見るクライマックスシリーズになるだろう。また、極論だが、日本を中日、キューバを巨人とした「日本対キューバ」と見立ててもいいかもしれない。
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2008年10月21日
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2010年ワールドカップ・南アフリカ大会・欧州最終予選は、ここで書いてますが、こちらでは、リーグ3位同士の日本シリーズ実現の可能性について。
ここでも書いてきたが、予想通り、阪神はCSの第一ステージで敗退した。(すこしだけ期待した)岡田監督辞任もさしたる起爆剤にはならず、せめて通算連敗中だったCSで1勝したのが救いか。中日戦も、最後、(余裕さえあれば)ウッズは歩かせてもいいくらいでよかったが、投手の性か、カウント・ツースリーで気持ちが乗っかってしまった。それ以前に、(一安打零封していた)岩田を代えてしまい、(あの交代自体は間違いではないが)中日はラッキーと思ったであろう。阪神は、自分を貫くか、相手の嫌がることをするかだったが、前者で打って出て、結果、玉砕した。余所行きの戦いで負けるよりは、スッキリした負け方かもしれない。
さて、中日の勝ち上がりで雲行きがすこし違ってくるのが、巨人である。今も巨人の鉄板に変更は無いが、巨人としては、中日より阪神の方がよかったであろう。巨人は中日相手に、接戦ではなく、乱打戦、大味な試合展開にしないと、苦しむであろう。かたや、中日は、巨人戦で山本の先発が予想され、すでに川上、チェン、吉見と阪神戦で先発ローテをまわしており、特に阪神との3戦目で短期決戦特有の緊迫感を経験して、巨人戦を迎えられる。中日のすべきことは、緒戦をきっちり獲って勝敗をタイにして、あとは、つまらないミスやエラーをなくすことくらいか。逆に、巨人が緒戦を取ったら、そのまま巨人が4連勝してもおかしくはない。すべては緒戦にかかってくるであろう。
いずれにしても、セパ共に第二ステージは、リーグ1位対3位の戦いになっている。こうなると、ひとつの可能性として、3位同士の日本シリーズ実現もなきにしもあらずである。しかも、去年と同じ組み合わせばかりか、3年連続中日対日本ハムというのも、可能性はゼロではない。
もし、巨人が日本シリーズに出られなかったら…。そして、リーグ4位になっていたかもしれない中日が日本シリーズに出られるようになると、シーズンはまるで意味の無いものに感じられる人は少なくないのではないだろうか。シーズン優勝チームに1勝を与えるという対応だけでは、あまりにも単純すぎて、たとえ、西武、巨人が日本シリーズに出られたとしても、仔細な改善は必須のようだ。
今後の改善策としては、こちらにも書いてきたが、まず、1位、2位のゲーム差で、勝敗のアドバンテージを決め、一定の大差が出来たら、クライマックスシリーズをなくす。これは2位、3位も該当させる。(たとえば、3ゲーム、5ゲームごとに1勝のアドバンテージを課すなどして、順位決定後の調整試合を防止させる)。あくまで試案に過ぎないが、6球団しかない特殊上、さらなる1位、2位の上位陣に優遇措置は必要であろう。
シーズンで白黒決着をさせている以上、(当該ファン以外)誰も、下克上を楽しみにしているわけではない。あくまでプレーオフの発端は、パリーグの人気回復、プロ野球人気減速の抑止のためである。セ・パともに(10球団とか)球団数が多ければ、クライマックスシリーズもそれなりに意味を成すが、現在の6球団というのは、かなり無理がある。もっと、本質を見たほうがいいかもしれない。
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2008年10月20日
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J・LEAGUE★第29節 <最後まで混戦>は、ここで書いてますが、こちらでは、WBC監督に就任するかもしれない星野監督について。
わたしは、たとえ、北京で日本が金メダルを獲っていたとしても、(短期決戦における)星野監督の評価は変わらない。基本的に、氏は短期決戦は上手ではない。すでに、中日監督時代、日本シリーズで郭や関川と心中したり、阪神監督時代にも、(ランナーにモーション盗まれて走られまくった)伊良部を再登板させたり、ブレーキの広沢を使ったりと、どちらかというと、人を信じ、座して死す的な、いわゆる典型的な大和侍である。おまけに、北京五輪では、7月に入院していた新井をモチベーションだけで強行召集し、結果的に阪神をはじめ、中日、ソフトバンクにダメージを与えた。(まあ、これも代表招集と割り切れば仕方は無い)
(国際舞台での短期決戦において)星野監督を評価しない点は、以下。
・短期決戦の成功経験が少ない。
国内の長期シーズンの戦い方しか知らない。短期決戦のノウハウが蓄積されてない。
・ミスした選手を再起用する。
長期的な人材育成としては良い選択だが、ワンマッチでは有効ではない。むしろ、実績ある選手には無効。
・地味な作戦を取らない。
つまるところ、(韓国のような)走る高校野球をしない。タイムリー待ちのプロ野球しかしない。
・選手の人選において、すっぱり断念することが出来ない。
モチベーションを大事にするのは否定しないが、選手の強行召集をする。
星野氏の人柄は嫌いではない。だが、もし、WBCで星野監督が誕生したら、本当に最悪の何物でもない。WBCをリベンジの舞台に設定したら、連覇という本筋を見失うも同然であろう。おそらく、要請があっても、就任しないとは思うが、仮に、星野監督でWBCを獲っても、それは氏の手腕ではなく、選手の力量という見方になるしかない。事実、前回WBCで日本を率いた王監督も、韓国に2敗し、代表監督としては求心力だけだったのも忘れてはならないし、結果的に日本は第一回大会を優勝したが、(アメリカ有利な)レギュレーションに助けられただけでしかない。現状、今のプロ野球界で向いているのは、(完全試合をしている投手を代えられる)落合監督くらいだろう。
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2008年10月19日
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2010年ワールドカップ・南アフリカ大会・アジア最終予選 <第3節>は、ここで書いてますが、こちらでは、弱い阪神と浦和レッズについて。
「結果がすべて」といわれれば、言葉通り、阪神タイガースと浦和レッズは弱いということになるだろう。
阪神は世紀のV逸にCS7連敗。浦和レッズは、この重要な時期に下位チームに連敗し、首位とは勝ち点差6。真の実力は、ここぞというところ、負けていけないところで負けないことである。内容度外視でもよい短期決戦、終盤の終盤で、勝ちきれないのは、優勝する資格が無いともいえよう。特に、阪神は、岡田監督に有終を飾るべき状況にもあるにもかかわらず、無様なCS緒戦の敗戦。
しかし、阪神はシーズンにおいてひとつの容(勝ちパターン)を持ち、80勝以上もした。新井、平野を補強でしたが、巨人のような優勝するという意思を漲らせた大補強はしていないにもかかわらず、阪神のシーズン成績そのものはすばらしいことである。ただ、(ジャンボ宝くじに当たるかのような)奇跡的な巨人の追い上げに会い、世紀のV逸をしてしまい、すべて否定されてしまっただけに過ぎない。おまけに、阪神は、本当に短期決戦が上手くない。状況にもよるが、ノーアウト1塁2塁で点が入らないチームは、どこであれ、短期決戦で勝てない。
かたや、浦和も、今季は、監督交代、フロントの名前(ブランド)だけの無思考補強、怪我人続出、シーズン半分はポンテ不在、現場の空気が濁るような状況の中、リーグの上位に居たということは、奇跡に近い。もちろん、リーグが混戦で団子状態だったというのもあるが、客観的に見たら、7位~10位くらいが妥当なはず。
今季の浦和は、これまでさんざん書いてきたが、容(勝ちパターン)もなく、ただただ、集中力と戦う気持ちだけでここまで来たにすぎない。よって、実力以外の外部要因が、ある程度、結果を左右する稀有なシーズンともいえよう。もちろん、戦術が無く、集中力・気持ちだけで戦うならば、短期決戦やカップ戦でも上り詰めることも可能だが、長いシーズンを戦うには、あまりにも出来すぎた順位に浦和はいた。ここに来て、浦和が勝ちきれないのは、なにも不思議なことではない。最終的に、浦和は浦和のいるべき順位に落ち着くであろう。気持ちを整理して、チームの気持ちがひとつにまとまれば、来年のACL出場圏である3位以内に届くかもしれない。
浦和の場合、マスメディアが飯の種として、アジア王者として書きたてるため、「浦和=強い」というバイアスがかかりやすい。そういう意味では、浦和は、「実は弱い」と言っておこう。今のところ、阪神、浦和の両チームに必要なのは、新たな気持ちの注入と流れの修正。悪い空気の入れ替えでしかない。強い弱いではなく、メンタルな部分であることはいうまでもない。
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2008年10月18日
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サッカー日本代表監督マラドーナ? は、ここで書いてますが、こちらでは、サッカーと野球の岡田監督について。
しかし、同じ年に二人の岡田監督が辞任する可能性はなくはない。すでに、阪神の岡田監督は辞任を表明し、すでに監督後任には、真弓氏で決まっている。かたや、サッカー日本代表の岡田監督も、(負けてはいけない試合で)ひとつでも負けたら辞任という腹積もりでやっているようだ。次のアウェイ・カタール戦に負ければ、予選グループでプレーオフ圏の3位に後退してしまう。代表監督としての精神的重圧を考えれば、辞任するのではないかと見ている。ちなみに、日本サッカー協会会長は予選期間中の更迭はないと牽制しているように、こちらは後任監督で、まったく候補が居ない。
さて、野球の岡田監督は、最後の戦いが今夜から始まる。あと、何試合出来るかは、阪神の選手の奮起次第であろう。今の阪神に巨人に勝てる要素はまるでない。前から書いているように、CSも巨人で鉄板だが、ひとつ、勝算があるとしたら、それは(辞任効果による)勢いを作った時しかない。中日に連勝し、巨人とのCS緒戦を制すれば、そのまま波に乗れる。もちろん、これは(連勝した場合の)中日にも言えることだ。
よって、(2勝1敗でもいいが)第一ステージを2連勝して、巨人とのCS緒戦を取れるかどうか、ほぼ直近の3、4試合で、CSは決まる。巨人に分がよく、CSなどの短期決戦を心得ている中日の方が、巨人を破る可能性はあるであろう。だが、試合巧者や勢いではなく、本当に強いかどうかが勝敗のポイントに現れるようだと、巨人で間違いない。逆に巨人がCS優勝を逃すと。13ゲーム差から逆転優勝した意味が無くなる。せめて、もつれるような展開を期待したいところだが、おそらく、あっさり巨人に決まってしまうであろう。ほぼ巨人の鉄板、出来レースと言っていい。
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2008年10月17日
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韓国に敗れたU-16サッカー日本代表は、ここで書いてますが、こちらでは、岡田監督を解任できるタイミングについて。
日本サッカー協会会長は、予選期間中に代表監督の解任をしないと明言したが、これは立場、政治的なもので絶対ではない。先日のホーム引き分けであの騒ぎだから、オーストラリア以外の敗戦は、進退問題に趨勢は揺れるであろう。
その岡田監督の進退について、時期的なチャンスは、予選期間中は2回しかない。ちょうど、時間的に余裕のある11月~2月、3月下旬から6月頭になる。逆に、97予選のように時間の無い中でのバタバタ劇になれば、かなりの致命傷になる可能性は高い。
■その①
2008年11月19日 カタール 対 日本
約3ヶ月
2009年2月11日 日本 対 オーストラリア
■その②
2009年3月28日 日本 対 バーレーン
約2ヶ月
2009年6月6日 ウズベキスタン 対 日本
2009年6月10日 日本 対 カタール
2009年6月17日 オーストラリア 対 日本
すでに今予選でも、アジアは3カ国が監督交代を推し進めている。カンフル剤としての役割が大きいが、使いどころを間違えると、とんでもない事態にもなるので、出来れば、使わない方が言いに越したことは無いが、日本の今の閉塞感が拭えないだけに、微妙なところか。
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2008年10月16日
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by 徒然フットボール
日本代表 対 ウズベキスタン代表の選評は、ここで書いてますが、こちらでは、派生的に勝てないサッカー日本代表ついて。
阪神の岡田監督は辞意を表明したが、こちらの岡田監督はどうなるだろうか?
5-0でリードしていたヤクルト戦で、(好投していた安藤を温存交代で)余裕をみせてしまい、見事、逆転負けを喫した阪神タイガースだったが、<試合展望>でも書いたように、2010年ワールドカップ・南アフリカ大会・アジア最終予選のウズベキスタン戦は、ベンチの余裕が見せたようなものであろう。基本的に、上手く行ってるときほど、前がかりに全力に行くところなのだが。機会を待って、後でやるというのは○流のすることである。
ウズベキスタン戦におけるホームチームのベストな戦い方は、(できるかどうかさておき)序盤から圧倒するような攻めを15分間行うのが定番だ。相手も負けられないため、迂闊に前へは出られず、ギャンブルもできず、逆に戦い方がこじんまりとしてしまうものだ。事実、彼らはロングボールは使わず、ボールを取ったらサイドからの展開を一貫していた。序盤から圧倒すれば、彼らのプランは崩れ、もちろん、点が取れればOK。点が取れなければ、一度引き、やり方を変えるというところ。すくなくとも、裏の試合だったオーストラリアはホームでカタールを迎えて、そういう戦いをした。ゴールを決められるかどうかではなく、両者のゲームへ向かう意識の差が、結果の違いを見せたといっていいだろう。逆に、今日の相手がカタールであったら、日本は負けていたのではないだろうか。
日本のスタメンを見ても、内田、香川は面白いのだが、こういった本番では、やはり、経験ある選手が望ましい。オーストラリアの主要ポジションに新顔がいたであろうか。かっての(若い)中田英のような中心選手であるなら我慢して使えるが、彼らは、まだ、その域に無い。今の日本に、そこまでの余裕があるとは思えないし、すべては、(監督含めた)ベンチの国際舞台における経験不足にあるといっていい。
また、ACL組の選手を使ったのも、どうであろう。阿部、闘莉王、遠藤はたしかに中心選手だが、怪我持ち、過密日程の疲労度からベストパフォーマンスは100%望めない。彼らの気持ちの切り替え(ACL←→日本代表)も難しい。失点シーンは、闘莉王のミスが取りざたされているが、(たしかにあれは彼の100%ミスだが)あれは、起こるべくして起こっており、あきらかに、強行出場させたベンチの責任と言っていいだろう。むしろ、見ているわれわれは、あれは起こるはずのミスと見なければならない。
ブラジル、オランダで無い限り、こういった真剣勝負の舞台は、選手の力量より、ベンチの力量が問われる。負けるべくして負けるという言葉があるが、つまるところ、今のサッカー日本代表は、勝てずして勝てないだけでしかない。
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2008年10月15日
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by 徒然フットボール
日本代表 対 ウズベキスタン代表の展望は、ここで書いてますが、こちらでは、今予選の負け方について。
今夜、日本代表 対 ウズベキスタン代表があるが、ここで日本が負けると思っている人は少ないだろう。しかし、サッカー日本代表は、2010年ワールドカップ・南アフリカ大会・アジア最終予選のどこかでかならず負ける。1敗か2敗か。まず、予選を無敗で行くのは、かなり難しい。過去、世界的に見ても(大陸間の差はあれ)、無敗で予選突破したチームはそうそうない。運も大きく左右する水物の予選で負けることなく勝ち続けるには、強いだけでは勝ち抜けない。もちろん、全勝などは論外である。無敗や全勝があるとしたら、強い弱いではなく、流れやリズムが長いスパンで良い方向へ一本調子に向いた時にのみ限る。
もちろん、2010年ワールドカップ・南アフリカ大会・アジア最終予選は、チャンピオンズリーグのような二試合の合計スコアをアウェイゴール方式で争うのではなく、あくまでパイを取り合う勝ち点勝負のため、守りがよくても、勝ちぬけられない。なんであろうが、点が取れないと勝ちあがれない。よって、(点の取れる)強いチームに分があるのはいうまでもない。
それでも、予選全試合を全勝、無敗するのは難しい。代表は寄せ集めであり、外部要因でも、気候の違う国のアウェイ、主審、怪我、事故など、あらゆる要因が絡んでくるため、すべて勝つというのは、現実的ではない。大陸間予選で(強豪対格下の試合で引き分けなどの)波乱が出たりするのは、なにも珍しいことではないのである。
むしろ、ポイントは、どこで上手に負けるかであろう。負けていいところで負けてもいいのだが、負けてならないところで負けてしまうと、敗退の危機にすらなる。その辺のボタンの掛け違いをしたのが、97年の1998年ワールドカップ・フランス大会・アジア最終予選の日本であろう。第三節のホーム国立で、日本は韓国に逆転負けを喫した。あれで日本は茨の道へ、逆に、韓国は連勝街道を築き、7節のホームで日本に負けてもいいような状況を作った。今予選において、日本が負けても問題ないのは(2強を形成する上で)オーストラリアになるが、現在、好調のカタールに負けたりすると、日本の立場は苦しくなるだろう。
日本は、今予選において、緒戦のアウェイ・バーレーン戦を勝利でスタートした。出来すぎのスタートと言っていいくらいだ。はたして、この波に乗っていけるのかどうかだが、一応の波は来ているといえよう。この波をどうするかは、今夜の試合にかかっているといっていい。逆に、相手のウズベキスタンは、今夜は負けてはならない試合である。その辺の立場が試合結果にどう作用するかに注目である。
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2008年10月14日
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by 徒然フットボール
高円宮杯決勝 浦和ユース 9-1 名古屋ユースは、ここで書いてますが、こちらでは、サッカー日本代表が苦戦する可能性について短く。
おそらく、明日の2010年ワールドカップ・南アフリカ大会・アジア最終予選ウズベキスタン戦で日本代表が負けると考えている者は、マイノリティであろう。悪くて引き分けか。かくいうわたしも引き分けを予想しているが、展開次第では快勝も含んでおくくらい楽観している。
サッカー日本代表が苦戦する可能性は、先制点の時間によるであろう。それと、ウズベキスタン側の危機意識の深度。今予選でウズベキスタンは2連敗したが、手も足も出ないほどの完敗ではなかった。中盤ではそれなりにパスをまわし、若干、FW陣が孤立してゴールに結び付けられないに過ぎない。彼らが、明日、どの程度まで出来るのかは、ぶっつけ本番だが、先制すれば、乗っていけるし、失点すれば、そこで切れてしまうかもしれない。日本は、そんな微妙な立場のチームを相手にする。正直、あまり得意とはいえないだろう。
日本は立ち上がりから、ボール支配するのは予想できる。ウズベキスタンもリスクはとれず、下手なギャンブルも出来ない。おそらく、日本がポゼションしながら、ゴールが生まれるかの綱引きになるが、ウズベキスタンとしては、失点せずにカウンター一発、CK、FKなどのセットから先制できたら、あとは守ってカウンターで凌ぐしかない。よって、前述したように、日本の先制点が遅ければ遅いほど、流れはウズベキスタンへ傾いていくであろう。ウズベキスタンの懸念は、空気の悪さと監督交代だが、ひとつ、空気が変われば、今後、どんと乗っていける。
日本が負ける展開があるとしたら、そういった流れの狭間に置かれ、窮屈になった時。そんな時は、なにをしてもうまくいかないものだ。あと、杞憂だが、岡崎を使えるくらいベンチがやや余裕を見せている点であろう。新戦力として起用するのは、データ戦では常套句だが、こういった試合は、選手よりむしろ、ベンチの気持ちが、立ち上がりから攻撃的に圧倒するぐらいでいかないと、なかなかモノにできない。ピッチの選手より、ベンチが強気でいなければ、あとは流れと運任せになる。つまるところ、イニシアチヴとは気からである。
日本には塩を送る文化があるが、明日、埼玉スタジアムに塩を撒くのであろうか。
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