2010年11月26日
■J準加盟のS.C.相模原は敗退
第34回全国地域サッカーリーグ決勝ラウンドは、11月23日に1次ラウンドが終了。AグループではJリーグ準加盟クラブのS.C.相模原が敗退し、同じ神奈川県に本拠地を置くNPO横浜スポーツ&カルチャークラブが、昨年に続き決勝ラウンドへの進出を果たしました。混戦のBグループでは関西の王者である三洋電機洲本サッカー部が、3節で敗れながらも首位に。Cグループは1位のカマタマーレ讃岐に加え、AC長野パルセイロが2位での通過を決めました。![]()
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決勝ラウンドの日程は下図の通り。 12月3日から5日に掛けて市原緑地運動公園臨海競技場で行われます。
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執筆担当: 小野 正太郎
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posted by 小野 |23:18 |
サッカー |
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決勝ラウンドの日程は下図の通り。
12月3日から5日に掛けて市原緑地運動公園臨海競技場で行われます。
さて、福岡は11月20日に5位の東京Vと対戦します。この一戦は、ライバルに勝ち点の差を詰めさせないことや、リーグ戦では2試合連続で白星を飾れていない流れを断ち切るためにも重要であるといえるでしょう。
そこで、今回は福岡にとっての東京V戦の見どころを、「シュート」を中心にして挙げていきます。
●フィニッシュの特徴は?
図1では、セットプレーで直接放ったものを除き、90分あたりの値に換算した(試合数がチームによって異なるため)シュート数の多い上位5チームを載せました。福岡と東京Vはともに上位5チームに入っており、流れの中から比較的多くのシュートを放っていることがうかがえます。とはいえ、異なる部分もあります。
項目別のシュート数の割合を示した図2を見ると、東京Vはボールを保持してからシュートを放つまでに時間や手数を掛けていることが分かります。また、その割合(12秒以上:52.4%、4プレー以上:58.8%)は、ともにリーグで最も高い値。一方、福岡はペナルティエリア(以下、PA)内で多くのシュートを放っていることが特徴として挙げられます。その割合である64.5%を上回るチームは、リーグ全体で見てもほかにありません。
このように、シュートを多く放っているという点では同じでも、それまでの展開やシュートを放つ場所で見ると、特徴は異なることが分かります。福岡としては、東京Vのフィニッシュへ至る主な形であり、得点のパターン(セットプレーで直接決めたものを除く33得点のうち、12秒以上掛けて決めた割合は57.6%、4プレー以上掛けて決めたのは60.6%)でもある、時間と手数を掛けた攻撃を封じ込めること。それとともに、PA内に入り込んでシュートを放つ(セットプレーで直接決めたものを除く50得点のうち、PA内から決めた割合は94.0%)回数を多くすることが、ポイントの1つに挙げられるでしょう。
ただ、その点で懸念されているのが、あるプレーヤーの不在です。
●永里の穴を埋められるか
この一戦を警告の累積で出場できない永里は、チーム内で最多の13得点を挙げているように、大きな得点源です。主力として多くの時間でピッチに立ち、主に左サイドのMFとしてプレーしながらも、PA内でシュートを放つフィニッシャー(チーム全体のPA内シュートに対して自身が占める割合は21.3%)としてチームに貢献してきました。PA内に自ら持ち運ぶだけでなく、ゴール前に進入して味方からボールを受け、多くのチャンスに関与していた彼が抜けた穴をいかにして補うのか。ほかの選手が積極的にゴール前に進入してシュートを放つことや、それを促す指揮官の人選を含めたさい配などが、カギを握っているでしょう。
また、永里の代わりに左サイドのMFとしてピッチに立つ選手は、重要なタスクを担うことになります。それは、主に対面するであろう右サイドバックとしての出場が予想される福田への対応です。
多くのチャンスを生み出してきた選手の1人である彼に、自由にプレーをさせないことが求められます。果敢に攻撃を仕掛けて彼を高い位置に上がらせないことや、周囲の味方と連係しながら守ることなどが、手法の1つに挙げられるでしょう。
果たして、前回の対戦では1-1と引き分けた相手から勝利を収め、06年以来となるJ1の舞台に近付けるのでしょうか。
<使用データ>
2010年度J2リーグ

