2009年01月23日

■連載企画~「決定力」とは(4)~

第四弾


● 決定力とは(4)~ダイレクトシュート~

 今回の「決定力」は、ダイレクトシュートにスポットを当ててみようと思います。
 
 図1は、今季のJ1リーグで10点以上得点を挙げた全19選手の、ダイレクトシュートと2タッチ以上したシュートの総数とゴール数を比較したものです。


図1 タッチ別のシュート数とゴール数
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左の目盛りがシュート数。右の目盛りがゴール数


 図1よりシュート総数で大差はないですが、ダイレクトシュートの方が成功率は圧倒的に高いことが分かります。当然、ペナルティエリア内などのシュートチャンスではプレッシャーもきつく、トラップする時間もないことから、DFに寄せる時間を与えずに打つためにもダイレクトでシュートを打つことは少なからず重要だと思われます。

 では、J1で10点以上を記録した選手の中で、最もダイレクトシュートの成功率(ゴール数÷ダイレクトシュート数)が高いのは誰だと思いますか?


表1 ダイレクトシュートの成功率ランキング(上位9人)

dsinput2-67104.jpg
*割合は全シュート数に占めるダイレクトシュートの割合を示す


 正解は、表1にある通りF東京に所属する赤嶺選手です。

 赤嶺選手は全12ゴール中、11ゴールをダイレクトシュートで奪っています。また、頭だけでなく、左右どちらの足でも頭と同じくらいの点を取っていました。
 シュートの4分の3をダイレクトで打っていることからも、スペースを見つける力や競り合いの強さなどに秀で、俗にいうで合わせることに長けているのでしょう。

 ちなみに、2タッチ以上した場合で圧倒的なシュート割合を示したのが、ジュニーニョ選手とバレー選手でした。また、この場合で20パーセント以上の成功率を示したのは、札幌で得点を量産したダヴィ選手ただ1人。孤軍奮闘していたことがうかがえ、彼の能力の高さを証明したのではないでしょうか。

 ダイレクトシュートの精度を上げれば、
「押し込むだけで『ゴール』という状況で、あさっての方向へシュートが飛んでいく・・・」
というあの悪夢のようなこともなくなるかもしれませんね。



<使用データ>
2008年度J1リーグ




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執筆担当: サッカーチーム


posted by サッカーT |10:37 | Jリーグ | コメント(0) | トラックバック(1)
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